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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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GW突入も生憎のお天気が続くここ札幌である。
というか、北海道ほぼ全域かな?
斯くいう私のお天気もいまひとつぱっとしない。
理由は例の春天である。
まさか2,3番人気で3000円もつくとはなあ。
やっぱこええわ、一本被り。
それだけ、本命党でも取れている人が少ないのだろうがな?
馬連三角買いで投資金額の十倍になるとか、本命党には堪えられない馬券だと思うのだがな。
ま、本当の本命党はそういう買い方しないのかも知れないね。
いずれにせよ、ちょっと悔しい結果でありましたと。


さて、前述のとおりGWであります。
このGW、非リア充を言い訳にネトゲばっかりやっているあなた、たまには外に出て映画でも見てきませんか?
というわけで、私はGWでもなんでもない先週の封切りに見てきたこの『藁の盾』をお勧めさせていただこうかという次第である。
結論から言おう。
これはヤバい。
何がやばいって、映画見て泣いたのはこれが初めてかも知れないというね?
もうね、見に行く前は
「ちげーし、踊らされてる訳じゃねーし。ただちょっと松嶋確認に行くだけだし!?」
とか、変な言い訳しながらだったのだが。
その松嶋菜々子もまあよかったが、何せ大沢たかおと藤原竜也が全部喰ってしまった印象が強い。
すごいね、大沢たかおの一人語りも、藤原竜也のクズっぷりも。
藤原君は、こっから先しばらくは人間のクズ役しかこなくなるかもという心配を抱かせるほどクズが板についています。
ま、総体としてけっこう嫌い!という人が多いかも知れない映画であり、具体的な理由としてはハリウッドのアクション映画に代表されるよう、次第次第に大掛かりになっていく映像の逆張りをしていたりするところがあるだろうか。
ちょっと珍しいかもね?
お話が進むにつれてアクション部分がどんどん地味になっていくタイプの映画って。
ただ、私に言わせればこの映画はアクション映画では断じてないので、そもアクション映画として評価するのは間違っているのである。
だから逆張りが許される。
外側のアクション部分からじわじわ画面的に地味になるにつれて人間の内側に入り込んでいく、そういったヒューマンドラマであるのだな。
中でもラスト前の大沢の語りが秀逸と感じたし、またラストの藤原の「すっげえ…」という台詞にシビれたりするのだな。
アクションシーンは序盤の”つかみ”という意味合いが大きいだろうね。
あとは、藤原の露骨な変態野郎描写だろうかな?
世のおかあさんたちはあれで結構ドン引きになってしまうかも。
おとなしいっちゃおとなしいが、逆にね、それが結構生々しくて露骨に感じたのは私だけだろうかね。
あの家の中覗き込むシーンとか、結構ドーンとくるのだね。
こいつきめえ!って。
1000人斬りで有名な藤原君の勇名に傷がつかないか心配である。
つまり、この人物としてまったく対比をなしている二人が、非常によく描かれているのが印象深いのであるな。
私がこの映画アクション映画ならず、というのは、このあたりにも理由があるのである。


というように、私的にかなり評価の高い作品となってしまっている。
踊らされるのはご免だねというあなたも、ぜひ見てもらいたい映画である。
好き嫌いどちらに振れるとしても、平凡という評価にはならない作品であるはず、つまり見て損したとは思いにくい作品だ。
ちょっといって、ドリンク込みで二千円ほど落としてきてくださいよ。
あと、なんかね、『SWAT』からの盗作疑惑とか出てるけど、あんな駄作と一緒にすんなと言ってやりたい。
コリン・ファースだっけ?
ジェイミー・フォックスとかも出てた、っけな?
ノリと勢いだけの三文オサレ映画ですよね。
というか、あんな内容すら覚えていない映画。
ま、あんま気にするもんでもないよ。

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さて、どうやら風邪もひと段落である。
もっと悪化するかと思ってたんだが。 
基本的にそういうタイプだからね、風邪ひいたら行き着くところまでいっちゃうという。
実害と言えばティッシュの消費量の増大、そして鼻の下の崩壊くらいなものであったろうか。
やっぱり、煙草やめたのがいいのかな?
どうだろう、なんともいえないがそう思えばちょっとうれしいのでそう思っとくこととしようかな。
と、近況はこんなところである。


表題の無情とシェフであるが、これは年前にすでにみてしまっていた映画である。
結論から言えば、まあそれなり?
というか、やはりミュージカルは苦手、の一言に尽きてしまったミゼラービレである。
いい映画であるとも思うし、ベタはベタなりに言い換えれば王道であり、なんだかヒュー・ジャックマンとかラッセル・クロウとか、主役二枚がやたらマッチョなのがおかしかったりするのは私だけかもわからんが、盛り上がるべきところは盛り上がるし、楽曲の偉大さを感じさせるある意味とてもストライクなミュージカル映画である。
鑑賞したこちらがミュージカル苦手という一点を除けば、な。
ほめていい仕上がりだと思われるね?
ただ、苦手にしても入りきれなかった理由がもう一つ。
それは、隣の席のおっさんの所業にある。
なんかね? 手ぇこするんですよ、しきりに。
しゅりしゅりしゅり、ってね?
五分おきくらいのペースで、奴ぁ。
その音がさ、あんだけガンガン楽曲かかってラッセルの美声が流れているなかで、みょ~~に響くんだよねえ。
ハエか!と。
おまいはハエか!と。
もーうそれが気になって気になって。
個人スペックとしては、あんまり気にしない男なんですよ?私は。
よく「映画館で映画見ながら笑うな!」とか言う人がいるけど、それくらいは全然気にしないです。
いいんですよ?面白ければ笑っても。
まあ、大声でおしゃべり始めたり携帯で話し始めたりしたら容赦なく椅子蹴っ飛ばすけどね。
そんな極端な例以外はほとんどオッケー牧場。
それが、なあ。
あのしゅりしゅりにあんなに過敏に反応してしまうとは。
何とか入れるかなー?というところでとなりのしゅりしゅりが始まってしまい、ゲンナリということを繰り返すうち、終わってしまったというまさにミゼラービレである。
苦手な分なかなか入れず、その分余計に普段気にならぬような物音が気になってしまったという悪循環じみたもの、であったのが実際でしょう。
まあね、前述したとおり、キャストもいいし、ラッセルの美声もあるしで、いい映画であるのだろうな、とは思う。
見に行くというなら、止めはしないぜ?


次にシェフ!であるが。
これはねえ、面白いドラマではあるのだよ?
コメディ色が強くて飽きさせず、サラサラ見られて気がつけば100分終わっているというね。
こういうのがウケるトレンドなのかとも思うが、ついでに一緒に見てきた最強のふたりね、あれとそっくりな空気を醸しているように感じたのは私だけだろうか。
ひたすら軽やかすぎて何も残らない、というね。
同じフランス映画だからかなあ。
一つの潮流みたものかも知れないね?
ま、それはそれで、コメディもいいものだとは思うし。
それにしても、レノまんまるだな。
そりゃドラえもんにもなるよなあこんだけ丸けりゃ。
クリムゾンリバーとかのときの硬質に尖った雰囲気というのが全然見当たらないのだが…。
コメディでそんな訳わからんモノ出されても、という向きはあるだろうが、一抹の寂しさも感じてしまう男心であったという。
帰ってきてくれ!レオソ! ってな感じで。
がんばって腹筋して牛乳飲まないとね?
ま、この映画に関しては少なくともああ無情よりは楽しめた。
あくまで個人的にね。
見たいっつーなら、止めはしないよと。
それくらいのシロモノである。
というか、まだやってたっけ?シェフって。
さて、あと今月はライフオブパイとボス・その男シヴァージと、そしてデット寿司あたりだろうかな?
とりあえずラジニカーントの三時間ちょいが相当な強敵であろうと思う。
終わる前に見てこないとねえ。 今週末あたりかな。 それではまた。

ことしもそれなりに映画を見た一年であった。
先週『Don’t stop』と『Hick ルリ13歳の旅』を見て来たが、まあどちらもそれなりに面白かったですよ?
ドンストはねえ、ぶっちゃければ DQNとリア充 のお話だね。
良いと思うよ、アレはアレで。
DQNでリア充がただのDQN姉妹にズバズバ説教垂れるところとかね?
一番キャラ立ってたのがキャップのお母さんの友達とか。
いやあ、あのおばあちゃんは良かったなあ。
あのキャラを感じるためだけに1200円払ってもおつりが来るな。
なんにせよ、みな楽しそうでなによりの似非くさいドキュメンタリー映画である。
Hickはといえば、いきなりクロエの変顔で始まったときはどうなることかと思ったが、まあそれなりに形にはなっていた様子である。
いい女優さんになれるといいがねえ、クロエたん。
あの年頃はむつかしいだろうからね、色々と。
この映画では年相応の表情を見せたかと思えば、時折とても大人びた表情を見せる事もあり、いい役者さんの片鱗は見せていたと感じた。
ただ、周りがうまい、というか比較的濃い人ばかりだったからなあ、エディ・レッドメインはじめとして。
少しかわいそうといえばかわいそうか。
精進して欲しいものであるな、これからも。
そういえば、その年令不詳エディ君だが、次の大作は大丈夫だろうかな?
まあ、当然見に行くんだけども、『レ・ミゼラブル』。
やっぱ合唱は卑怯だよね。
あれだけでおなかいっぱいになっちゃうからなあ、私なんかは。
今年の締めにしてミュージカル映画は二本目となる。
さて、果たして満足できる出来となっているかな?
今のところ一切情報は入れていないので、当日がとても楽しみである。
というか、もう明日かよ。
仕事抜けられっかな?まあ、無理っぽいな。
週末にでも『シェフ』とかと一緒に見てこようかなとおもっとるよ。


さて、今年私が一番楽しめた映画はというと、今年見たミュージカル映画の最初の一本、『ロックオブエイジス』であった。
まあ、トム・クルーズとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの存在感だよなあ。
最近とみに(殊日本においては)キャサリンは見かけなくなっていたから、無事を確認できて何よりであったし。
基本馬鹿っぽいぶっとんだ役のはずのトムが、何と言うかね、どうしようもない悲哀みたものを画面に滲ませるのが流石と思わせるのである。
全編通してロックンロールに彩られた作品であり、既存のミュージカル映画はもういいや、と言う人にもお勧めできる作品である。
あとは…何かあったかな?
ああ、ラッセル・ブランドとアレック・ボールドウィンな。
アレは笑ったなあ、いやお前ら何してんのん?って。
ラッセル・ブランドとか結構マニアックだよなあ。
ほとんど本邦未公開だし。
面白い役者さんでありコメディアンなのだがね。
音楽もいいしね、思い出したらアルバムが欲しくなってきたな。
トムの名曲カヴァー、買っちゃおうかな~。
そして、対抗といえばやっぱアレかな?
そうアレです、『アパートメント143』。
趣味に走ってるなあ。
あちらは果たして今見ても怖いのかなあ。
ま、DVDでもまとめて買ってみてみようかな?
いずれ、私的にはこの2本が抜けていた印象であるが。
あくまで自分的なので異論は受付けない。
あとは『最強のふたり』あたりがスゲー面白かったのだが、まあ、やっぱりちょっといい話過ぎてね。
これもDVD出たら買うさ。
さて、この三強に『レ・ミゼラブル』と『シェフ』は肉薄する事が出来るのか?
今週末も楽しみです。

さて、映画ばっかり見ている昨今である。
家にいても寒いしなあ、この時期は気づけば外で過ごしていることが多い私である。
日付が変わって今日はお休み、しかも映画千円の日ということで、いろいろ見てこようかと思っている。
具体的には『HICK』や『声をかくす人』、『ボディハント』、『ロックアウト』あたりが気になっているところだ。
はしごもアリかもね。
アリかなあ?

先週末は人生の特等席である。
「積極的に役を探すことはないだろう」といっていた俳優イーストウッドの最新作にして最終作になるかもわからん作品である。
自称イーストウッドマニアとしては見ずばなるまい。
いいや、見ぬ訳にはいかぬ。
というわけで満喫してきました。
作品として考えると・・・まあ、凡作止まりだろうなというのが私の見解だ。
ストーリーはあってないようなもの、ご都合、場当たり、とってつけたようなエンド・・・とまあネガティブさ全開であり、あまりにほめるべきところが見当たらない。
が、不思議と見られてしまうのが恐ろしいところ。
というよりむしろ、何処に映画の力点を置くか、ということだろうか。
この映画は、圧倒的に人物が良く撮れている映画である。そこに八割がたのプライオリティを割いた代物なのであろう。

のっけから小便が出ないイーストウッドで始まり全編硬骨アナクロの人物描写が非常に心地よい、まさしくこれこそイーストウッドと拍手を贈りたくなる存在感。
非常にチャーミングに描写される娘役エイミー・アダムス、親娘の絡みも心地よく流れていく。
主人公ガスを敬愛し尊敬するジャスティン・ティレンバーグと長年の付き合いのジョン・グッドマン。
そして『ファミリー・ツリー』のマシュー・リラードが敵役と、脇を固める俳優陣も非常に上手な人がそろい、作品の空気をつむいでいく。
イーストウッドを頂点とした、役者の魅力を余すところ無く引き出す、というただ一点において、非常に優れた映像であることは疑いが無い。
だからするすると見られてしまう、特に退屈も不満も感じずに、である。
ある意味究極かもしれないな、映像としては。

で、見終わった後に思い返して
「アレッ?この映画なんだか・・・」
となる訳だが。
まあ、それはそれで。
稀代の名優クリント・イーストウッドをおなかいっぱい堪能したい、そんな人には間違いなくお勧めできる映画である。
逆に、作品性や稠密なストーリーなどを求める人にはちょっとお勧めできかねるな。
ま、ファンであれば見ておけ、な一本である。





以上のように、今月十六日に映画を見て来た次第である。
タイトルは『アパートメント143』、ホラー映画だ。
以前からいささか気にはなっていたのだが、なかなか見る気になれず、見送りが続いていたのだ。
まあ、この上映回が最終であったこともあり、一念発起して仕事上がりにディノスに駆け込んだのであるが。
まさか、あのようなことになろうとは、そのときの私は、思いもしなかったのである・・・。

駆け込んだ二番シアターには、私のほかに客の姿は無かった。
まあ、まだ上映には十分ほど時間もあるし、パンフでも眺めながら待つとするか。
とか、引っこ抜いてきた『レ・ミゼラブル』や『HICK』のパンフを眺めていたのだが、いっかな誰かが入ってくる気配が無い。
そのうちに後ろの扉が「バタン!」と閉まり、あたりが暗くなり・・・。
「いやいや、俺だけかよ!」
ねえ。
いずれはこういうこともあるかな?とは思っていたが、まさかよりにもよってホラー映画でその機会が廻って来るとは!
いやいやいや、まあ、最終上映であるにもかかわらず、私一人しか入らないようなごとき映画である。
そんなホラー映画が、怖いわけが無かろ!
・・・そんなふうに思っていた時期が、私にもありました。

いやあ、おっかなかったなあ。
泣きそうになった、本気で。
ああいうベタなのが苦手なんだな、私は。
初めて自分の弱点を認識してしまった次第である。
自分以外誰もいない映画館でホラー映画を見ながら
「ぁぁぁあああぁ・・・・」
「ちょ、おま、待っ・・・・」
「ううううううう!」
とか、蒼白の顔面を引きつらせてビクンビクンしながらうめくおっさん一人。
いやな絵だな。
もうね、傍から見たら満喫し過ぎですよね?
そうして訪れるクライマックス。
もう、あのカメラだけがその場に残されて自動的にパンした瞬間には
「ああ、やめ、来るから絶対なんか来・・・うああ!」
怖すぎて吐きそうになるという希有な経験をしてしまったおっさんであったという。

私がビビリーであることも確かだが。
実際問題、雰囲気もあったと思うんだ。
まさか、誰もいないとはねえ。
札幌は薄野のど真中でねえ。
いまだに天井見たらアレが・・・アレがいるのでは・・・という光景ががが。
どっかでまだ上映してたりするのかな?
不人気映画ではあるが、機会があったらお試しいただきたい作品である。
インパクト的には今年No、1だったな、いろんな意味で。
あくまで私的に、だが。
大事ですね、雰囲気って。



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