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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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今回が一連の”選挙公報に突っ込みをいれよう”シリーズ最終回である。
いや、辛い辛い。
こんな愚にもつかない企画に睡眠時間随分削っちゃったよ。
しかし、それも今日までである。
さて、最終回は民主党の候補だ。

民主党候補(68歳 ♂)

今回の一区の候補者としては、唯一公約を実現する力と状況がありそうな一人である。
一応、民主党のドンの内の一人だが、しかしまあ、やはりと言うか何と言うか、旧社会党系の政治家で正直それほど才走ったところも無いおやじなので、党内ではいささか影が薄い。
かつては社会党のプリンスなどと言われていた人間なのだが、いまではプリンスというより妖怪じみてるといったほうが正しいだろう。
猫も百年生きると猫股になるくらいである、政治屋もこれだけ続ければ妖怪じみてきてもおかしくはない。
知事時代から、北海道では人気のある政治家だが、知事を降りて国政に転出した途端中央では政変の嵐が吹き荒れ、北海道では知事時代の道政のひずみが一挙に噴出し、次の知事がもろにあおりを喰らった形となったりと、どうにも地味ながら波乱万丈である。
それでもなんとか漕ぎ渡って、ここまで生き残っているのだから、ある意味筋金入りの古だぬき。
広報に載ってる写真も、これっくらいの年季となればごく自然体で、面白くも何とも無い。
ただのヌボーとした親父である。
では、この人の主張を聞いていきましょうか。

────

生きがい、働きがいを実感できる社会へ──
だから、政権交代。
人を大切にする政策、しっかり進めます。

────

まあ、民主党のアナウンスである。
これだけでも、いかにつまんねえ事言ってるかがわかろうというものだ。
没個性ここに極まれり、である。
突込みどころもありゃしねえ。

────

生活を立て直す重点政策

①年金制度の不安を無くします。
「消えた年金」解決に全力で取り組み、月額七万円の最低保証年金、国民全員が受け取れる年金制度を実現します。

②安心の医療と介護を提供します。
後期高齢者医療制度は速やかに廃止。
医療、介護に従事する人の労働条件を改善し、高齢社会を支える体制を確立します。

③若者の雇用と収入を守ります。
中小企業、地域産業の振興で、雇用拡大と働く人の均等待遇を実現。
安心して結婚、子育てができる収入を確保します。

────

ごらんのありさまだよ。
言ってる事はいいことだらけだが、ほんとに出来んのか?
思わず、そういってしまいたくなる美辞麗句である。
それにこの文章から漂う旧社会党臭。
重福祉、というより超重福祉である。
さぞかし負担も超重負担となるのだろうなあ。
実際、民主のマニフェストをみると、予算の組替えで十七兆円ほどがたちまちのうちに目の前に現れるのだそうな。
十七億の間違いじゃね?
まあ、確かに壮大な夢のある話であるが、やっぱり胡散臭いと思ってるのは当方だけではあるまい。
年金に関しては、調査が終わり次第、一元化に変更ということなので、いずれ消費税上げ議論は避けられないという事だろうが、はたしてこれだけの事を全部こなすために、どれほどの財源が必要になるのか。
考えるだけでいやになるな。

────

安心して働き、暮らせる社会を実現。

●医療、介護、障害者福祉の充実で、誰もが住み慣れた地域で生活できる「地域福祉」を実現します。
●パートや派遣労働者の雇用環境の改善、また、医療や介護の現場で働く人の待遇を改善します。
●最低賃金を千円に段階的に引き上げます。
●育児休業給付金の増額、保育所の整備、拡充など子育てしながら働きつづけられる条件を整え、仕事と家庭、生活の両立支援を進めます。

────

改めて見るとすごいなあ。
大盤振る舞いである。

>>最低賃金を千円に段階的に引き上げます。

さすがに最低賃金千円はいいすぎじゃね?
それは無理という声が各界から排然と湧き上がっているとかいないとか。
当方も絶対無理だと思う。
ただ、この「段階的に」という部分にさすがに古だぬきならではの老獪さを感じる。
突っ込まれても逃げ道は用意してるぜ!
当面の努力目標である、と。
困ったもんだ。

────

経済、景気対策と地域振興のために。

●税金の使い方、国の予算の組み方を変えます。
●国の補助金制度を改め、事務事業の権限と財源を地方に移します。
●中小企業への融資の個人補償撤廃や連帯保証人制度に見直し、公的融資の充実(特別信用保証制度)で地域産業の振興を図ります。
●郵政事業の利便性と公共性を高めるために、株式売却の凍結や一体的サービスの提供など、抜本的な見直しを行います。
●暫定税率をゼロにし、高速道路を無料化します。

────

さてさて、全体的に言ってる事は所謂”大きな政府”論に聞こえるのだが、それでも尚地方分権を強調するあたり、いささか矛盾を感じてしまう。
郵政然り、福祉然り。
どう考えてもルートマップが煩雑にすぎる。
いよいよという段になって混乱が起きるのは、火を見るより明らかであろう。
そして暫定税率の問題である。

>>暫定税率をゼロにし、高速道路を無料化します。

どうにも暴走気味だ。
まず暫定税率撤廃ありきになっている。
まず、財源委譲を確実なものにしてからでなければ、多くの自治体があっというまに再建団体入りの憂き目をみる事必定である。
現状、暫定税率は地方にとっては命綱なのだ。
もちろん、そのあたりは当然考えているのだろうが、選挙向けアナウンスとはいえ、限りなく人を不安にさせる所だ。
高速道路無料化に関してはある程度希望が持てる案と思っている。
現状の政府、公団の言っている道路使用料での高速道路建設費の返済はいささか穴が大きすぎると考えるからだ。
また、高速道路まわりの維持、管理などには独法や族議員の親族企業などが網の目の様に入り込んで切り離せなくなっている。
無料化にすれば当然、管理コストを見直す事となり、連中をまとめて干殺しにできるという副産物もついてくるだろう。
そのあたりが、自民などでは逆立ちしても肯んじ得ない理由であろう。
流通などの経済効果も見込め、環境問題に絡めて批判する向きもあるが、それこそエコカー普及とのセットで考えれば更に面白くなること請け合いである。
人口集中地域のこともあり、簡単に全面実施とは行かないだろうが、これこそ段階的にしっかりとテストを重ね、じっくりと取り組んで形にして欲しいものである。

────

未来の担い手を育てるために。

●一人当り月額2万6千円の「子ども手当」を中学卒業まで支給します。
●高校の授業料を実質無償化し、奨学金制度の拡充などで学ぶ機会を保障します。

────

子供手当てに関しては、賛否両論あるようだ。
当方としても、不安七、期待三くらいである。
まず、決定的なのはやはり財源の問題。
果たして、民主党が言っているように、予算の組換えでそれほどの財源が飛び出るものなのかどうかである。
一般の子供の居ない家庭ではやや負担増となるようなことを言っているが、その程度は止むを得まいとあきらめている。
それさえ除けば、案外面白い制度のように感じている。
まあ、そもそも実施できるかどうかが大きな問題なのだが・・・。
公明党が「我々の制度の流用だ」と叫んでいるようだが、あれとて決定的に問題なのが財源である。
赤字国債を発行して子供手当てとやらに当てているようじゃ、まあ、国家としてオワットルわな。
半信半疑であるが、結果を見守りたい。

─────

食の安全、環境を守るために。

●農林漁業を守って食糧自給を高め、食品安全行政を確立して偽装事件などを防ぎます。
●太陽光パネル、エコカー、省エネ家電などの購入を助成し、自然エネルギーの普及、地球温暖化対策と新産業育成を進めます。

────

では、このくだりである。

>>農林漁業を守って食糧自給を高め、食品安全行政を確立して偽装事件などを防ぎます。

前の連載でも触れたが、結局は根本的なところがわかっていない言い種である。
たしかに、これまで起こった多くの偽装事件は、制度上の欠陥のあることも否定はしない。
しかし、根本的な問題は現状、安いものしか売れないという事なのである。
ただの十年で国民一人あたりの可処分所得が100万円目減りした事、安くて安全が当たり前という国民の意識が結局は問題なのだ。
偽装しなくても正しい利益を挙げられるなら、だれも好き好んで偽装などしないわな。
食品安全行政などとねむてえこと言って役人の天下り先せっせと作る前に、まずは全力を持って国家の経済と疲弊した制度の立て直しをすることである。
そうすれば結局は、小さな問題など自然に解決していくものである。

────

憲法9条を守り、平和な世界を作る。

●近隣アジア諸国をはじめとする多面的な外交で、戦争やテロの無い国際社会を築きます。
●憲法9条を守り、非核、軍縮をめざします。

────

>>憲法9条を守り、非核、軍縮をめざします。

まあ、これも先に述べたとおり。
軍縮なら軍縮のための取るべき道筋があるわな。
非核、軍縮叫んだところで、日本だけ軍縮する事など所詮自殺行為でしかない。
9条を修正し、集団的自衛権行使に道筋をつけ、それをもとにアジア諸国と非戦、平和条約を締結し、その上で段階的に軍縮を目指すべきである。
どうにも、食品偽装のところでも述べたが、これはこの国の国民性なのであろう。
安全はロハというちゃんちゃらおかしい考え方の人間が多いこと多いこと。
「集団的自衛権など許してみろ、アジアのどこかに戦争があったら、日本は戦争に巻き込まれるんだぞ」
9条原理主義者はそのように叫ぶであろう。
まあ、そうだわな。
だが、戦争を起さないために政治があり、外交があるのである。
それに、上記は、日本が戦争の当事国になる可能性をまず考えていない穴だらけの論調だ。
「おまえのところが攻められても助けてやらないが、こっちが戦争になったら助けてくれ」
そんなジャイアニズムが通用すると思っているのが連中の愚かしさである。
9条は確かに、世界に誇る平和憲法である。
が、その運用においてはあまりに柔軟性がなく、また穴も多い。
戦後六十年、自民政権では手のつけられなかった聖域。
完全な戦後の幕引きのため、新しいアジアに時代を拓く為、そろそろ本腰を入れて議論しなければならない問題である。

以上が民主党候補の主張である。
すげえばら撒き。
大きな政府ここに極まれリ、である。
さすがに政治家として年季が入っているだけの事はあり、当方の浅薄な知識では、なかなか踏み込めない上言葉尻のとりにくい公約が多い。
よく言えば無難、悪く言えばくそつまらねえ、だな。
大体がこの人の主張というよりは、党そのものの主張である。
まあ、自分=民主党という自負も、あるていどあるのかもしれない。
FTAに関してきっちり完全スルーなのがステキなところだ。
今回はどうしても、この党が政権をとると踏んだ上での突っ込みが多くなったが、まあそのあたりは許していただきたい。
実際、現状ではその気配が濃厚である。
大まかに見て、不安は大きいが、それでも、自民では決して出来ないだろう公約も垣間見える。
戦後、営々と築き上げてきた自民のシステムの牙城は相当のものだろうが、それでも、もし政権をとったならば、新しい夢を国民に見せて欲しいものである。

これで四回にわたってお送りした
「選挙公報に突っ込みをいれよう」
シリーズは終了である。
当方はまだ誰に、どの党に投票するかは未決の状態にある。
が、あほらしいことを書きながらも、なかなかに考えさせられることもあったことは、収穫と言ってよいだろう。
先だって、若い衆にこのように聞かれた。
「××さん。投票先ってどうやって決めるんですか?」
まあ、十九歳で投票権も無い若者である。
いささか日本の行く末が不安にもなったが、そんなものかとも思う。
答えて曰く
「そんなもん、ムナクソ悪い奴落っことすためにしかるべく投票するに決まってんだろ」
「・・・うわあ、消去法なんですね」
そんなやりとりが、あったとかなかったとか。
まあ、なんにせよ、国民に与えられた貴重な権利である。
投票権を持っている方は是非、投票に行って欲しいものだ。
 

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衆院選まであと四日である。
まあ、投票する気になれば期日前投票などでさっくり終らせることができるのだが。
それもなんだか、味気ないよねえ。
せっかくだから当日足を運んで、投票したいものである。
時に、投票所に行くと必ずえらそうなおっさん達がなんかふんぞり返ってこっちを見てたりするんだが、あの人たちはなんなのだろう?
投票に行くたんびに「なんだこいつら」とか思っていたのだが、謎は謎のままである。
今度、本人達に聞いてみようかな?

さて、引き続き突っ込み続けるわけであるが。
今回は自民党候補である。

自由民主党候補(38歳 ♂)

彼の”ヨサコイソーラン”の立役者として有名な人物だ。
まあ、実際同時期にいた北大生には
「身内潰してどうすんだカスが」
とか言ってた人間も居たが。
北大の大学祭と時期がかぶっていた由。
まあ、なんとういうか、業の深い話である。
この人の写真は、なんだか無理やり口の端を吊り上げて笑っているように見える。
なんだかモロズッポヌケな銃口を突きつけられて
「さわやかに笑え」
とか言われると、こんな笑いになりそうである。
これも経験の少なさゆえかな?
まあ、若さが売りのようなので、そんなところがイイ!という向きもあるのかもしれない。
では、彼の主張を見てゆくこととしましょう。

────

機器の時代こそ、若い世代に政治を任せてください。

96年に衆議院選挙で小選挙区制度が導入されてから、この北海道一区では「政治の力」が機能していません。
札幌の町を歩くと、疲弊した北海道を肌で感じます。
都市銀行、大手建設会社、老舗百貨店など、本道の歴史を支えてきた企業が相次いで破綻しました。
地方が衰退し、道内各市町村から札幌を訪れる道民も減っています。
鈍重な政治行動を繰り返していては、札幌と北海道は良くなりません。
「都市と地方が支えあう政治を」のスローガンを実現するために、機敏に活動する若い世代に政治を任せてください。

北海道一区を世代交代の象徴にしましょう!

────

こんな感じである。
なんだか、いい事を言っているようで、実際何が言いたいんだかわからない、つながりの薄い文章である。
では、まずはこのくだりから。

>>96年に衆議院選挙で小選挙区制度が導入されてから、この北海道一区では「政治の力」が機能していません。
>>鈍重な政治行動を繰り返していては、札幌と北海道は良くなりません。

これは暗に”一区で当選しつづけている政治家は無能だ”といいたいのだろう。
だが、よく政治家連中が言うように
「地元のために」
というのは、国政をつかさどる政治家のする仕事では無いと思う。
もっとマクロな政治こそ、彼らの行うべき仕事である。
外交、国防、マクロ経済の指針の決定、それらのための立法、などがそれに当るだろう。
しかして、この青年の言っている事はさにあらず、地元への利益誘導こそ衆議院議員の仕事であると言っているように聞こえる。
考え様によっては市議、道議などをハナから馬鹿にしきっている言い種だ。
分権分権とやかましく言ってる割には、所詮この程度の認識である。
それにしても、若い割には、随分とまあ古臭い考え方をする人間である。

そしてこのくだり。

>>都市銀行、大手建設会社、老舗百貨店など、本道の歴史を支えてきた企業が相次いで破綻しました。

これは・・・。
文脈より、つまりは
「俺らのせいじゃねえよ」
といいたいのだろうか。
まあ、実際この人のせいではないのだろうが。
拓銀の破綻の遠因は、バブル期の狂乱にある。
そして直接手を下したのがほかならぬ当時の大蔵省、そして諒解を与えたのが自民党政権であることは疑いが無い。
もちろん、バブル期における拓銀の乱脈は現在考えれば決して許せるものではない。
そしてその後の悪質さも、当然言わずもがな、潰されて当然と、実際当方もそのように思っている次第だ。
しかし、それを大いに煽ったのも当時のMOFと自民政権であろう。
そして、いざ公的資金注入という段になって
「潰すべきは潰します」
といううたい文句と免罪符獲得のためにスケープゴートとされたのが、当時の北海道拓殖銀行、拓銀である。
結果はごらんの通り、主幹事だった山一證券も破綻し、長銀もこのあおりで破綻、拓銀がメインバンクだったカブトデコムも早々に退場となり、丸井今井も拓銀の破綻をシオに経営状態が急速に悪化、経営者一族の放漫経営、札幌駅周辺の再開発が止めとなりグループ解体されることとなる。
そして、その他多くの企業がまさしくあぶくの如く消えてゆく事となるのである。
拓銀の経営破綻が97年の十一月、おおよそ十二年前となるのだから、その当時はこの青年は26歳、まあ、くちばしの黄色いヒヨッコという奴である、関係ありませんといいたくなるのも良くわかるのだが。
しかし、曲がりなりにも自民党で出馬する人間が、そんな他人事のように言い切ってしまうのはいかがなものか。
今回は、自民の党首すら完全に過去のことについては完全にほおっかむりしているようなので、まあ、つかいっぱ程度であろうこの青年もそれに習うのは当然といえば当然だろうが。
しかしまあ、酷いものだというのがこの文を読んだ当方の印象である。

そして、次に列挙されている十項目がこの人の公約、に、なるのかな?
まあ、なんというか。
とりあえず目を通して欲しい。

────

僕が考えた10のミライズ(未来図)

①所得のミライズ
 給料が10%ふえてなんだかいいことも増えた。

②子育てのミライズ
 ご近所のおばあちゃんが、育てのおばあちゃんになる。

③教育のミライズ
 ふるさとの食べ物だって、りっぱな先生になる。

④世代のミライズ
 お父さんと若者達が、マチのためにはりきっている。

⑤高齢者のミライズ
 新人のヤマダくんは75歳。
 ゆっくりだけどあったかい仕事がよろこばれている。

⑥都市と地方のミライズ
 収穫の秋、都会から田舎へニンゲンの大移動がある。

⑦医療のミライズ
 どの家にも、ファミリードクターさんがいる。

⑧雇用のミライズ
 地球を救うビジネスが、北海道からどんどん生まれる。

⑨環境のミライズ
 電気の半分は、風や森や太陽からもらっている。

⑩観光のミライズ
 北海道がヨーロッパの玄関口になっている。

──── 

うわー。
改めて見るとひでえな。
打ち込んでると鬱になってくるよ、なんか。
どうしてだろうね?
ってーか、ミライズミライズ言いたいだけじゃねえのか?
まあ、メルヘンこそが生きる道、か。
投げてるなあ・・・。
とりあえず、その真意がわかるように翻訳機をください。
全てはそれからのような気がする。
とりあえずは

>>①所得のミライズ
 給料が10%ふえてなんだかいいことも増えた。

そう。
よかったね、おめでとう。

>>②子育てのミライズ
 ご近所のおばあちゃんが、育てのおばあちゃんになる。

つい先だって宮部みゆきの『誰か somebody』を読んで改めて思ったのだが、ご近所に子供を頼むというのはなかなか難しいという話。
例えば預けているとき、何らかの事故があって、子供が怪我をしたりあるいは命に関る事故があった場合。
両親も預かった方も、お互いに不幸になるというものである。
やはり、何かあっても責任を云々できる、しっかりしたプロにこそ任せるべきという事である。
なかなか、隣人とか、距離を測るの難しいしねえ。

>>③教育のミライズ
 ふるさとの食べ物だって、りっぱな先生になる。
>>⑥都市と地方のミライズ
 収穫の秋、都会から田舎へニンゲンの大移動がある。

まあ、云わんとしていることはわかるよう気もしないでもない、のかなあ?
よく考えたら、やっぱりよくわかりませんでした。
低スペックでごめんな。
ほ、ほんやくきを・・・。
てゆうか、なんでニンゲン片仮名なのか。

>>⑤高齢者のミライズ
 新人のヤマダくんは75歳。
 ゆっくりだけどあったかい仕事がよろこばれている。

いいこといってんだろうけどなあ。
本来ホロリとするところだろうが、どうにも「老人は働くしか能が無い」というセリフが脳内でリフレインするこの頃である。
ごめんね?ひねくれてて。

>>⑦医療のミライズ
 どの家にも、ファミリードクターさんがいる。

内容よりも、この、ファミリードクター”さん”の部分に医師会票への露骨な媚びを感じていやになるこの頃である。
ごめんなあ、ひねくれてて。

まあ、こんなところか。
しかしまあ、ほんとにスッカスカだなあ。
書いてあること、これだけだもんな。
世代交代のワンフレーズ選挙である。
若干毒を含んで感じるのは、そこが今回の自民クオリティといったところか。
さわやかになりきれず、どこか黒さを醸し出している。
この青年の限界というものだろう。
せつないねえ。

というわけで、最後は民主候補である。
一区のドンである彼の老人、はたしてどんな事を選挙公報に書いていることか。
まあ、相も変わらず、くそおもしろくねえこと請け合いであろう。
この人が最後になって、良かったのか悪かったのか。
いささか憂鬱である。
では、また明日。
 

引き続き、選挙公報に突っ込みを入れてゆきたい。
今回は日本共産党の候補である。
この人は、先のオバちゃんよりもはるかに突込みどころが薄くて楽そう、まあ、ある意味つまらないといったところか。
それでは、彼の青年の主張を見てゆくこととしよう。

○日本共産党の候補(40歳、♂)

自公政権を終わらせ国民が主人公の日本へ。
なかなか威勢がよろしい。
もともとこの青年の本職は中学校の教師であるようで、福島県生まれで福島大学教育学部を卒業、そしてなぜか稚内の中学校に奉職している。
なんで?
流れ流れて、こんな北の果てに漂着したそのときの気持ちはどんなものだったのだろうか?
石川啄木を思い出した。
われ泣きぬれて蟹とたわむる、である。

候補の顔写真が載っているが、また「私は誠実な好青年です」といわんばかりのさわやかスマイルを浮かべている。
薄くなったおでこが、教師の大変さを物語っているようだ。
なんというか、これがあの共産党かねえというある種隔世の感が漂う。
六十年代、七十年代の共産党の暗部なんざ知りませんよ?てな顔をしている。
先鋭な思想ほど、人を惹き付けるものだ。
今の共産党は、そんな圭角を片っ端から削り取り、唾棄すべきものであるかのように葬りすてて庶民の味方を必至に演じつづけているのだろう。
思えば、なにやら悲しい心持もする。
まあ、こんな話はいい。
主張を聞いて見ようか。

────

くらし優先・平和な日本に

若者の二人に一人は、非正規労働者などの「使い捨て」労働者です。
「お年寄り」に年齢で差別する後期高齢者医療制度を押し付ける。
皆さんの安心と希望をこなごなにした自公政権を終らせましょう。
日本共産党は、労働者派遣法を改正して「正社員が当たり前」などの「ルールある経済社会」を作ります。
憲法9条を生かし、「核兵器の無い世界」をめざす「自主、自立の平和外交」を進めます。

────

さて、言ってる事はおよそ”共産党らしい”まっとうさである。
出だしのあとに、やや気になる文章の使い方がある事、その上妙に「 」が多い事が気になるが、まあ、実に青臭い上つまらねえ主張である。
その上、字数の関係もあろうが、こうしますああしますというのが先に立って方法がいっかな見えてこないシロモノだ。
まあ、前回も言ったが、所詮選挙公約なんてえものは、ある程度キャッチーである程度平易でなければならんのだろう。
実際のこの人の公約は次の項に挙げる。

────

私のお約束

■労働者派遣法を改正し、正規労働者を増やします。

■消費税増税に反対し、食料品非課税を実施。免税点を以前の三千万円に戻します。

■高齢者を差別する後期高齢者医療制度を廃止し、75歳以上の医療費を無料にします。

■国の制度として、就学前までの子供の医療費を無料化します。

■安心、安全な食料は北海道から。食の安全を確立します。

■憲法9条を守り、核兵器廃絶を世界に呼びかけます。

────

だ、そうな。
というわけで、突っ込んでいきますよ?
まずはこれ。

>>労働者派遣法を改正し、正規労働者を増やします。

これは、私のお約束というより党のお約束だよねえ。
おまいさん一人でどうやって正規労働者を増やす気だい?
ひ、ひょっとして雇う、のか?
お、おそろしい子っ・・・。
まあ、がんばってくださいよ。

次にこちら。

>>高齢者を差別する後期高齢者医療制度を廃止し、75歳以上の医療費を無料にします。

まあ、差別というか区別というか・・・。
後期高齢者医療制度に関しては、患者の応分負担に関してだけとればそう悪い制度ではないと考える当方である。
ってゆうか、その昔、田舎の病院に担ぎ込まれたりしたとき、大いに思ったのは、病院のロビーが老人の集会所と化している事実への疑問であった。
そこで交わされる会話は、病気自慢、薬自慢、井戸端会議のようなやくたいのないものばかりである。
大声で生き生きとしゃべくる老人達。
ほんとにこいつら病気なのか?
リアル病気やリアル怪我できつかったりした当方、おかげで大いに待たされて不快指数200%である。
こいつらさえいなければ、もっとスムーズに診察受けて帰って寝られるのに・・・。
虫の息ながら殺意の塊になったものである。
ビタミン剤や抗生物質だけもらいに来てさんざくっちゃべるだけの老人は帰ってくれというのが本音。
問題は、そんな老人に依存した経営の病院が壊滅的被害を蒙ってしまったということで。
あちらが立てばこちらが立たず。
なんか上手い制度はないもんかねえ?
単純に元に戻すだけでは、また不快指数が増えるだけだと思うのだが。
人の税金だと思って好き勝手しやがって。
そんなつぶやきである。

そして、便宜上まとめてこの三件。

>>消費税増税に反対し、食料品非課税を実施。免税点を以前の三千万円に戻します。
>>国の制度として、就学前までの子供の医療費を無料化します。
>>憲法9条を守り、核兵器廃絶を世界に呼びかけます。

これさあ、ほんとに耳障りのいいことばっかり言ってるけど、財源とかどうすんだろうね?
裏っかわに載ってる日本共産党本体の広報を見ると

────

軍事費を削り、米軍への思いやり予算を廃止する。サンルダム、大規模林道などの大型公共事業の無駄を削る。政党助成近を廃止する。→五兆円の財源

大企業、大資産家への行過ぎた減税をやめ、もうけ相応の負担をもとめる。→七兆円の財源

────

えーっと。
つまりは、だ。
そもそも米軍基地反対の立場を貫いてきた共産党だけに、思いやり予算なんて払う義務は無い、ということだろう。
そうなれば、当然日米安保はそのままでは行かなくなるわな。
そのうえで、基地を国内から追い出して、安保破棄、あるいは何らかの理由で残ったとしても紙の上だけの言葉遊びになる。
仮想敵(まあ、具体的には現状中国や北朝鮮、あるいはロシアあたりになるのだが)に対する盾、あるいは抑止力となっている米軍がいなくなり、丸裸になった日本が極東にのこされる事となる。
そうなったらそうなったで、国防はどうするの?
当然、自前の軍隊である自衛隊に任せる事になるが、そも、共産党は防衛費自体も削るといってらっしゃる。
んん?
これはつまり、戦争なんて起こんねえよという、極めて不安定で不確かな楽観主義の上に立っている、ということかな?
もしそうだったら、正直この党に政治をやる資格はないなあ。
それとも党の名前の通り、今度は中国の属国としてこの国を生き延びさせるつもりなのだろうか・・・。
正直、今の中国の下なんかについたら、なにされるかわかんねえ。
アメリカの犬呼ばわりされてた方がマシっぽい。
くわばらくわばら。

あと、政党助成金について。
じつは当方、この制度には要修正的賛成の立場を取っている。
実際、個人献金というものが成り立ちにくい風土のこの国において、政治に必要なカネを国家が国費で持つ、というのは必要な制度におもえるのだがどうだろう。
少なくとも、企業献金で台所を賄うのよりははるかに健全に思える。
ただ、やはりそれには議員数の削減が条件であるし、その上で税金で賄うのだから、出来うる限りガラス張りにしなければならないだろう。
しかし、なあ・・・。
全くのガラス張り、というのも、政治家としては正直難しいだろう。
不特定多数の人間に選ばれる立場の代議士さんである。
交際費もあれば、若い者を養う金も要る。
表に出しにくいカネもあるだろう。
そしてこれをやってしまうと、どうしても政治家のスケールというものが小さくなってしまうような気がするのである。
まあ、たとえて言うと、まるっきり公務員みたいな・・・。
これはイメージの問題のようにも思えるが、まあ、ある程度柔軟性を持たせた制度運営というのも必要な気もする。
しかし、柔軟性といっても、そも連中、拡大解釈大好きだし、なあ。
制度の運営とは、むつかしいものである。

そして次の大企業、大資産家の項だが・・・。
ええ?
それで七兆円も出てくるモンなの?
ひ、ひょっとして・・・接収?
うわおっかな。
まさしく連中はその名のとおり、仮面の下にスゲー牙を隠しているに違いない。

しかしまあ、なんぼあと百年経っても政権の目がないとはいえ、いささかテキトーいいすぎじゃね?
そんな風に思ってしまうのは当方だけであろうか。
まあ、基本言いっ放しだからなあ。
本気でこんな事言ってる人間を支持できる人って、今のこの国にいるんだろうか。
よくよく考えると、どうにも、不思議でしょうがない。

それでは最後の項に行きたいと思う。
こちらはかの青年の主張ではなく、完全に日本共産党としてのアナウンスとなっている。
まあ、前項の「私のお約束」とやらもほとんどそうだったが。
兎に角、見てみよう。

────

「建設的野党」がのびてこそ国民のための政治が実現できます。

総選挙の結果、民主党中心の政権が出来た場合、日本共産党は建設的野党として、良いものには賛成、悪いものにはきっぱりと反対の態度をとります。
労働者派遣法の抜本改正、後期高齢者医療制度の廃止、障害者自立支援法の廃止による応益負担の撤回など、他党にも呼びかけ皆さんの要求実現のため、「推進者」の仕事をします。
また、消費税増税や憲法改定の推進、衆院比例代表80議席の削減など、間違った政治を許さない「防波堤」の役割を果たします。

────

まあ、ここもこの党らしい論調である。
相変わらず、といったところか。
正直、いままでの姿、ここまでの考え方を見ていると、どのあたりが”建設的”野党なのかさっぱりわからんが・・・。
まあ、いい。
突っ込みである。

>>衆院比例代表80議席の削減など、間違った政治を許さない「防波堤」の役割を果たします。

この党は、議員数削減に基本的に反対なのだろうか?
そのあたりが良くわからないので、なんとも言いづらいが・・・。
しかし、間違ったと断言するあたり、必死さがにじみ出てなんともサディスティックな気分にさせられる。
たしかに、これに賛成する事は、ある意味自己否定、いや自傷行動、いやいや自殺といっても良いかも知れぬのだが。
もうね、実際自分的には比例区そのものをばっさりとなくしちまうのもいいのではなかろうかと思うのだ。
小選挙区のみ300議席。
いいね、じつにシンプルかつまっとうである。
まあ、場合によってはいつぞやのカナダの選挙みたなっちまうのだろうが・・・。
ただ、あるいは日本の風土に適わない、というところもあるかも知れんと考えもする。
風が吹けば吹いただけどこまでもいってしまうのが小選挙区制のおそろしさである。
今回の選挙など、小選挙区だけにしてしまえば自民なんぞ今のところ30~60といわれてすらいる訳で。
実際、そうなったらまさしく消滅である。
このあたり、小選挙区比例代表並立制というのは、バランス感覚というものをこよなく愛する日本人にとっては、案外国民性に適った制度なのではあるまいか?
ただ、それでも衆院議員数はこんなにいらないけどね。
実際、300くらいがちょうどいいと思うんだ。
他党に先駆けてこの「衆院300」をぶち上げたら、きっと共産党というのはたとい消滅したとしても、国民の記憶に長く残る、まさしくお星様となるであろうことうけあいだ。
役割を終え、消滅のために存在する政党。
なんとも逆説的で、ロマンあふれるフレーズである。
どうよ、やってみねえ?共産党。

というわけで、これで共産党候補への突っ込み終了である。
まあ、どうしても前日の諸派wの候補と比べるとつまんねえわな。
言い尽くし、使い古された内容繰り返してるだけの政党だし。
あたらしさ、っちゅうもんがないよ、連中には。
まあ、その分、明日の自民候補に期待しよう。
これもまた、有権者舐めてるというか、もうすげえからなあ。
ある意味宇宙だな、あれは。
ただ、載っけてる文章も内容もスッカスカだから、こちらの文量自体もそう多くなる事はないだろう。
では、明日もお楽しみに。
 

もういくつねると、衆院選?
久々の国政選挙である。
あらゆる大メディアが自民の歴史的大敗をはじき出す中、もうそろそろ悪いところも出尽くした感のある自民が盛り返すのではないかと考える当方である。
バンドワゴンはここまで、もうそろそろ旧来の支持者や未だ態度を保留している30%ほどの有権者による、アンダードッグ効果が出始めるはずだ。
最終的には民主が240そこそこ、自公で220程度が妥当なところではないかと見る。
民主と連立を組む社民、国民新などは埋没により大きく議席を減らす可能性があり、結局のところ党としての体裁を保てなくなることも考えられる。
これで、この国も二大政党制へとシフトしてゆく事になるのかなあ。

選挙管理委員会による選挙公報が出た。
現在、札幌一区に在住の当方である。
ここでは四人が立候補、自民、民主、共産、諸派wという面々。
一面にでかでか各々の主張が載っており、なかなかに面白い。
突込みどころ満載という意味で。
そこで一々突っ込んでいく自分がいますよ。
根気を入れて、連載をしたいと思う。
もしも読んでくれる人が居るのなら、応援してね?
まずは一人目。

○諸派wの女性候補

消費税全廃で景気回復とか言ってる、斬新だ。
琴似に住んで三十年、おばさんパワーを政界に!というエクストラメンションマークがなんとも勇ましくてほほえましい。
彼女の主張はこうだ。

────

① 景気回復のために、消費税をゼロにします。

いい品物を安くが商売繁盛の基本です。
現在の不況下においても5%引きセールを実施すればお客様は買って下さいます。
消費が上向けばやがて景気は回復します。
相続税、贈与税などの減税や金融緩和政策を実施する事でGDP4%成長を促し、これを四年続ければ消費税の減収分は補えます。
その間、無駄な支出を削減し、いわゆる埋蔵金の活用や不要な国有財産を処分して不足分の財源を確保すれば消費税全廃は可能です。
消費税を3%から5%に上げた翌年から税収が減り、99年には五兆円も税収が減りました。
そして、山一證券や拓銀が倒産するほどの不況に陥りました。
ですから、消費税の増税では税収が増えず、増税分を社会保障に回すなど出来ないのです。

────

いやいや、すごいね?
ネタかこれ。
まあ、当方もあまり政治経済には詳しくないが。
まずはここから。

>>いい品物を安くが商売繁盛の基本です。
>>現在の不況下においても5%引きセールを実施すればお客様は買って下さいます。

これは典型的なデフレ型の考え方じゃね?
健全な経済とは、いいものを安く、ではなく、いいものを適正な価格で、ということに尽きるのではないかと愚考する。
安売りは、始めはいいが、結局競合を呼び全体のパイを小さくさせるものである。
利幅が小さくなれば純利に跳ね返り、経営を圧迫、結局賃金にしわ寄せが来るのは自明の理だ。
ここ十年で一人頭の可処分所得が100万円目減りしたということを考えれば、まあ、理想ばかりも語っては居られないのが販売現場の現実であるが。
それでも、安ければいい、仕入れ値材料費を少しでも圧縮したい、そんなある意味悲痛とも言える思いが結局は、記憶に新しい食品偽装というものを呼び起こしたわけであって。
このあたりは”安くて安全で高品質な”などという間違った幻想を抱きつづけている頭のかわいそうな消費者連中にも大いにモノ申したいところではあるのだが兎に角。
そも、車や家、土地なんかの大物ならともかく、それ以外で5%程度の値引きがそれほど集客につながる時世とは思えんのであるがどんなものなのかなあ。
ひょっとして商売上手?

次はこのくだり。

>>相続税、贈与税などの減税や金融緩和政策を実施する事でGDP4%成長を促し、これを四年続ければ消費税の減収分は補えます。

さて、あまりに無頓着のような気がするのは当方だけであろうか?
なにがって、この”GDP4%成長を促し、これを四年続ければ”の一文である。
たしかに、ここまで徹底すればある程度の消費促進効果は挙げられるだろう。
ソレにより、GDP4%の成長、というのも達成が可能なような気がする。
ただし、あくまで単年単位でのこと、四年間連続してそれを達成しようというのは、なかなかに無茶と考えるのはおかしかろうか。
そも、外的要因を全く考えていないように見える。
内需ばかりに目を向けて、国外の外交の激変や景気の悪化を見ないようにしているとしか思えない。
これだけ経済というものが世界規模でつながっている現在、なかなか気楽には考えられないものだろうが・・・。
いことばっかりいいやがって、こんちくしょうめ!
ああ、まあ、マニフェストなんてえものはそんなもんか。

ついでにここ。

>>いわゆる埋蔵金の活用
>>いわゆる埋蔵金の活用
>>いわゆる埋蔵金の活用

・・・ハッ!?
あまりのことに繰り返しちまったじゃねえか。
埋蔵金は、麻生の補正と給付金で使い果たしたというのが専らの評判である。
いや、まあ、実際本当かどうかはわからんがね?
そのあたりの情報をつかめるのは現状のシステムじゃあ与党だけの様だし。
ただ、補正予算と給付金後、あれほどにぎやかだった霞ヶ関埋蔵金にほとんどの野党が触れなくなったのもまた事実。
・・・使い果たしたんだろうなあ。
儚い夢であったよ、いい響きだったなあ”埋蔵金”。
まあ、あんまり国家予算に関して”埋蔵金”とか言わないほうがいいと思うよ?実際。
うさんくさいし。
いや、ひょっとして武田埋蔵金のことか?

そしてこのくだり。

>>消費税を3%から5%に上げた翌年から税収が減り、99年には五兆円も税収が減りました。
>>そして、山一證券や拓銀が倒産するほどの不況に陥りました。

んん?
これまた凄い突込みどころだなあ。
満載過ぎる。
まず、消費税を上げたことと、税収の減収は、たしかに一因ではあろうが、完全に結びつけるのは無理無体じゃね?
この頃は、消えた十年と呼ばれる地獄の真っ只中、銀行は剥がしや不良債権隠しに躍起になり、日本国中逆祭り状態であった。
景気は当然ながらなべ底のズンドコ。
まあ、税収が減るのは当然だわな。
確かに、タイミング的に最悪ではあったが、全部を全部消費税のせいのように書くのはさすがに庶民舐め過ぎだろ。
でもって、だ。
山一ぃ?拓銀んん?
いや、消費税ぜんぜん関係ないじゃん。
確かに、景気悪化は破綻の最大の要因ではあるが、それはバブル崩壊時の話である。
旧大蔵省と国策に潰されはしたが、消費税に潰されたわけではなかろうよ。
騙しや舌先三寸ならともかく、まともにこんなこと考えてるならすっげえな、このオバちゃん。

まあ、確かに消費税というものを万能な財源と考える潮流はいかがなものかと思う当方ではある。
もっとも滞納が多い財源であるし、税制としては公平なように考えられているが、実は不公平極まりないものであるとも愚考する。
ただ、それでもなお有効な財源の見つけられない政府にとって、唯一考え得るやむを得ぬ財源であることは違いなかろう。
ソレを撤廃とは。
まあ、そのチャレンジャーっぷりはたいしたものだが、それでもその言いっぱなし感が鼻につくところはあるなあ。

では次の第二項目に行ってみよう。

────

②北朝鮮の核ミサイルで、一人の国民の命も失わせません。

北朝鮮によるミサイル発射に対して政府は毅然たる態度を示せませんでした。
核ミサイルの攻撃を受けてからでは反撃することすら出来ません。
国家としての気概を示し毅然たる態度で臨むことで、こうした挑発を抑止し、国民の生命と安全、財産を守る事ができると思います。
憲法を改正し、国民の安全を守ります。

────

んー。
なんだか抽象的すぎるよね。
”毅然たる態度” ”国家としての気概”ねえ。
具体的にはどういうことを言うんだろうね?
と、裏っかわで教sいやちがった党総裁がなんか言ってますね。

●「毅然たる国家」として独自の防衛体制を築きます。
私達は、北朝鮮の日本人拉致や、ミサイル発射で日本を脅かす事を許しません。
拉致事件解決やミサイル阻止のために、正当防衛の範囲であらゆる努力を行います。

???
なんか・・・怖っ!
いやいや、あらゆる努力って。
なにするきだ、り○うほう。
なんか事前には”先制攻撃”とか言ってたしなあ。
小池百合子の選挙区でも、なんか大変なことになったらしいし。
いやあんた、平壌に特殊部隊て。
あれで百合子タンはまた一歩落選に近づいたと専らの評判である。
どうにも極端でいけねえなあ。

当方の考える戦争とは”政治の敗北”に他ならない。
戦争がおこるということは、関係の構築に失敗した、それを修復できなかった、外交の方向性において誤りがあった、つまりは政治的な手腕の稚拙が武力行使を招くのである。
まあ、その他にも経済や宗教が戦争を呼ぶ場合もあるが、それすら大きく考えると政治の問題となろう。
甘い事は十分に理解している。
ゆえに当方は武力を保持する事を否定はしない。
集団的自衛権というものが、現状において最も有効なる国防の力であるというのが当方の持論である。
そこから、軍縮なり、核廃絶なりを進めて行くのが最も妥当だと考えている。
だから、政治家が戦争を肯定することは絶対に間違いであると考えるのである。
『百年、兵を養うは、唯一日の用に足す為也』
至言である。
用心を怠る馬鹿に政治家の資格は無い。
しかし、そこで安住してしまうものにも資質が無い、ということである。
難しいね、国防。

最後に、第三項目である。

────

③三億人国家で北海道に希望の未来を実現します。

私には夢があります。
北海道の大自然は豊かな農産物海産物をもたらしてくれます。
ここに、人工衛星による監視システムを活用し、農作物の育成や漁場の発見、栽培漁業へと発展させていきます。
農業、漁業の分野に海外から移民を受け入れ後継者問題に備えます。
また、流通の確保のために、雪に負けない高速道路や新幹線、リニアモーターカーの整備を急ぎます。
札幌の都心部に超高層ビルを建て、6LDK以上の三世代同居マンション購入を減税で後押しし、そこに保育園を併設するなどして子育て支援をすることで都市での快適な生活確保を目指します。
年金問題が大変な問題になっていますが、家族や地域の助け合いを応援し、三億人国家を目指す過程で、経済規模の飛躍的拡大によって年金不足を解消します。

────

・・・うわあ。
これもまたなんともはや。
なかなかに強烈な夢物語である。
まあ、とりあえず一つずつ突っ込んで行きましょうか。

>>人工衛星による監視システムを活用

いやいや、あんたらがいうとなんだか洒落になってないよ。
おっかないなあ、もう。
監視衛星バンバン飛ばす気マンマンですよね。
ほんとに消費税なくしてやっていけるのか?

お次はこのくだり。

>>農業、漁業の分野に海外から移民を受け入れ後継者問題に備えます。

えー、っと。
これはつまり、移民を受け入れて言葉は悪いが農村、漁村に”入植”させて、一次産業を下支えさせようということか?
いやいや、農村漁村も大変なことになりそうだな。
主に治安とか、現住民と移民の対立とか、血で血を洗う抗争(?)とか。
田舎はたたでさえそのあたり厳しいからなあ。
逆にスラム化したりしちゃいそうでおっかないよ。
外人狩りとか、倭人狩りとか・・・。
外国人参政権の問題など、いろいろかまびすしい昨今。
ある意味一足飛びにここまで踏み込めるのは凄い事ですよこれは。
いるんだねえ、こんな夢見てる人も。
まあ、がんばってください。

ついでこちらのくだり。

>>また、流通の確保のために、雪に負けない高速道路や新幹線、リニアモーターカーの整備を急ぎます。

すごいね、これも。
三十年前の自民党も真っ青のハコモノ重視っぷりだねえ。
こんだけばら撒けば全く土建屋も大喜びだ。
北海道の景気もうなぎのぼり間違いなしである。
時に、消費税はなくしちゃって大丈夫ですかあ?

そしてこのくだり。

>>札幌の都心部に超高層ビルを建て、6LDK以上の三世代同居マンション購入を減税で後押しし、そこに保育園を併設するなどして子育て支援をすることで都市での快適な生活確保を目指します。

たしか、札幌市の景観保護条例というものが存在する。
これ以上、マンションなんかの高層建築物を建てちゃだめ、というものだったと記憶する。
指定地区が設けられていたとも思うが、許可制ではあるが基本駄目だったはず。
そのあたりのところはどんなもんかね?
まあ、現実に政権さえとっちまえばなんとでもならあな、ということか。
分権んん?一極集中ぅ?いんだよこまけえことは、といったところである。
ところでここでも減税っていってるけど、財源は大丈夫なんすか?

そして最後がこれである。

>>三億人国家を目指す過程で、経済規模の飛躍的拡大によって年金不足を解消します。

はたして、日本人が三億人になると、本当に国家経済は拡大するのだろうか?
このあたりは諸説芬々あるが、よっぽど上手く運ばない限り、三億人総貧乏となってしまう悪寒である。
国土の狭く、資源の乏しい国家、この日本に三億の人間を養える力が本当にあるのかも甚だ疑問だ。
現状の食料自給率ではいかにも厳しく、外交の激変などの事態が起これば、解決しきる余力はなさそうに感じる。
逆に、ある意味人口減少策こそが日本においては正しい姿であるとも当方は感じている。
まあ、このあたりは非常にむつかしい問題が絡んでくるので、これ以上は触れない事としたい。
それにしても、年金問題を絡めてはいるが、どうにも”飛躍的拡大”とかそのあたりのフレーズに
『なったらいいな♪』
的なやっつけ感が感じられる。
個人として、喫緊の問題とは捉えていないのであろう。
まあ、所詮夢の話か。
夢を持つことは、いい事です。


と、まあ、この女性候補に関しては総突っ込みの様相を呈してしまった。
いやいや、面白すぎるだろ、実際。
読んでて吹きっぱなしである。
とはいえ、これだけ長いといささか後悔しているところである。
いきなり大物だったからなあ。
この先が思いやられる・・・。
とはいえ、ここまで突込みどころが満載なのも、この人のほかはあと自民の候補だけなので、明日はもっとさっくりとまとまるはずだ。
このあとは共産、自民、民主と続けるつもりである。
ちなみに、順番は手元の選挙公報における上から順なので、そのあたりはあんまり気にしないでいただきたい。
では、また明日の夜に会いましょう。
 

苦節五十九回にしての興奮も幾ばくか沈静したこの頃である。
まあ、競馬予想も山あり谷ありといったところか。
それでも、あと一つ二つ当てられれば今年の収支がプラスで乗り切れそうなのには、すこしばかり前途に希望が持てた感じもする。
鬼が笑いそうなことを考えてるな。
破竹の二十連敗とか、平気でする人間だから怖い。
あんまり余計なことは考えず、淡々と予想に励むのが良さそうだ。
現在、収支は+14990円。
いよいよ今週は札幌記念です。

☆ 札幌記念 8/23 札幌 9R
        芝 2000m 混合 定量 GⅡ ☆

さて、北海道シリーズの一大イベント、札幌記念である。
今年はなんと言っても、このあと凱旋門賞を予定する⑪ブエナビスタが目玉だ。
とはいえ、他の馬も一癖二癖ありそうなメンバーで、ブエナの圧勝劇を見たい気もするが、果たしてそう上手くいくかという気もしないでもない。
6戦にしてGⅠ3勝の女傑だが、ざっと粗探しなどしてみようと思う。

何と言っても心配なのは、やはり札幌コースということである。
下が洋芝、平坦ではあるがコーナーがきつく、その上直線も短い、パワーの要るコース特性だ。
ここまでこの馬の競走を見る限り、左右の巧拙は問題なさそうだが、初の洋芝小回りがどう出るかは非常に心配である。
実際、スタートもそれほど良くない馬だけに、勝ちパターンは深めの差し~追い込みに固定されており、どちらかといえば不器用なタイプの馬である。
案外、洋芝巧者で器用なレースができるタイプに完封されるケースは十分に考えられる。
あとは、まあ当然ながら休み明けというところ。
ここまで使ってきた古馬がここ目標でくるのに対し、先を見るこの馬では完成度という意味で不安が残るのは致し方なきところであろう。
また、陣営としてもこのあとの大仕事を考えると、あまり無理せず無事に回ってきてほしいというのが本音ではなかろうか?
このように、ざっと考えると洋芝、コースが未知数、脚質、休み明け不利と思われる。
ただ、定量であり、52kgで走らせられるのは陣営としてもありがたいところであろう、凱旋門賞ほどの斤量的な優遇ではないが、それでも洋芝さえ克服できればアッサリということも考えられる。
いずれ、ぶった切るまではいけないというのが正直なところである。

では、このあたりで展開を考えてみる。
前走、やや不本意な結果であった⑩ドリームサンデーがハナを窺う展開、そのあとを慕うように番手で⑥マンハッタンスカイ、なかなか勝ちきれないレースが続く③ヤマニンキングリー、⑦シャドウゲイト、⑧ブラックアルタイル、⑬ミヤビランベリ等が続き、先行集団を形成する。
⑭マツリダゴッホは休み明けもあり、ここのところズブさも覗かせる様子、スンナリ追走できるか心配なところ。
前走大仕事をこなした④サクラオリオンは、完全に差す競馬を物にした感があり、今回も先行集団の底での待機策となりそうだ。
ほか数頭、前での競馬をしたい馬もありそうで、ハナ争いはそうそう激化しないだろうが全体的に前懸かりのレース展開、その上最終コーナーでのペースアップは確実、平均よりやや速めの展開と読む。
一呼吸タメを作れる馬の台頭がありそうだ。

当日の札幌競馬場天候は曇り時々雨。
大気の状態は不安定な様子で、パラパラと来そうな感じである。
とはいえ、前日が気温も高く天気もよさげなので、極端に馬場の状態が悪化する事はなかろう。
さすがのヘビーローテーションで、芝の状態はかなり旋毛を曲げているようだ。
特にコーナー内埒沿いなどはダメージが蓄積している様子で
ある。
内目の馬には厳しいかもわからんね?
では、一頭ずつ見ていきましょう。

①シェーンヴァルト 三ヶ月休み明け。ここから始動はいい度胸とほめるべきか。今年に入って未勝利なので、機会のあるところから潰していこうという考えかも知れない。最内枠は考え物だが能力的には十分、札幌も一戦一勝と期待が持てる。騎手の持っていき方次第では面白い一頭だろう。連下までとしたい。

②マイネカンナ 能力的には軽視は出来ないし、前走とてなかなかの成績である。が、さすがに連闘はどうかなあ?見送りとしたい。

③ヤマニンキングリー ここ5戦は全て連対、着実に力をつけてきている様子である。ここから秋天を睨んでの始動であろうが、力は認めるも休み明けがどうかといったところ、大きな馬で、最後の一伸びに差が出そう、一つ叩いてからと見る。屋根も少しばかり頼りない。見送りとする。

④サクラオリオン 本当に札幌が合うんだなあという印象。今週の調教もこの馬なりに動いていた様子、まあ、問題なさそうである。複勝率十割はやはり脅威。単穴までとする。

⑤フミノサチヒメ この馬も去年までの札幌女王だが・・・今年は幾分精彩を欠いている様子。そろそろ変わってきそうな感じもするのだがどんなもんか、面子的にはやはり見劣る。見送りとする。

⑥マンハッタンスカイ 期待されると頑張れない典型である。今回はそれほど人気にはならなさそうだし、気楽に狙うのもいいかも知れぬ。連下まで見ることとする。

⑦シャドウゲイト 前走は最終コーナーでゴチャついて弾かれてし
まった様子。今回もフルゲートでゴチャっとしそうではあるが、状態自体は上向きと見て良さそうだ。札幌も一戦一勝でやれることはわかっており、いささか人気が無さ過ぎる印象である。対抗まで押し上げてみたい。

⑧ブラックアルタイル 前走函館記念は53kgの斤量が利いたか、よく頑張っていた。が、今回は定量で57kg、さすがに狙い辛い。見送りとする。

⑨タスカータソルテ 昨年は切れに切れてレコードまでたたき出してしまった馬。展開も嵌まって状態も良かったのだろう。今年はどうかと見てみるとシンガポールへの遠征明け、鉄砲は良く利く馬ではあるが昨年ほどのパフォーマンスは期待できそうもない。見送りとする。

⑩ドリームサンデー またもや池江厩舎2頭出しの野望である。前走は藤岡君何を血迷ったか抑えてしまって五着まで。厩舎サイドの指示かどうかはしらんが今回降ろされてしまっているのがなかなか雄弁に語っているようだ。それでも最後は良く伸びていたのが状態のよさを物語る。今回も出来落ちなし、というかむしろ動きは前走より切れていて、この馬の性能であれば相当に速い時計でも逃げきれるであろう。中舘はやや不安だが、今回の本命としたい。

⑪ブエナビスタ 前述したとおり、切るまではいかないのが辛いところ。連下まで見ることとする。

⑫トーセンキャプテン あわれ島流しの藤岡君、血統的には札幌でもやれそうな感じはするが、さすがにこの面子では見劣るか?今回は静観が妥当。

⑬ミヤビランベリ 前走はSペースもありまんまと嵌まって押し切った印象。どう考えても重賞3連勝とかする馬には見えないのがそこはかとなく不安である。状態は引き続き良さげであるが、コースも未経験なところから適性も測りにくく、今回は見送りとしたい。

⑭マツリダゴッホ 随一の実績馬。札幌も(2,1,0,2)とまずまずである。本来であれば相当厚めに印を打ちたいところではあるが、臨戦過程が鼻出血で四ヶ月半の休養明けとくればいささか考えてしまう所。先月末から札幌に入厩し、本数自体は追っているがいかにも軽め、体自体は出来ているが、本格的に作るのはこれからであろう。今回は見送りとしたい。

⑮マヤノライジン 前走が絶好の出来であったのに対し、今回はどうにも動きが悪い。適性はあると思うのだが、この様子ではいかにも狙いづらい。今回は見送りとする。

⑯ステキシンスケクン やはり距離が長いか。調教自体は良く動いているのだが、それでも印を打つまでは行かないか。見送りとしたい。

という訳で、印を打つとこのようになる。

◎ ⑩ドリームサンデー
○ ⑦シャドウゲイト
▲ ④サクラオリオン
△ ①シェーンヴァルト
△ ⑥マンハッタンスカイ
△ ⑪ブエナビスタ

で、買い目はというと。

馬連 
①─⑩ 100円
④─⑩ 200円
⑥─⑩ 100円
⑦─⑩ 300円
⑩─⑪ 100円
④─⑦ 200円

さて、これもまたつきそうだなあ・・・。
ドリームサンデーちょっと人気無さ過ぎじゃね?
もうちょっと上位に食い込んでいるかと思ったのだが。
七夕賞に関しては、斤量的にもレース運びからも、ミヤビランベリよりシャドウゲイトの方を買っている。
ここは当方として当然の帰結であるの、だ、が・・・これまた人気が無さ過ぎるー。
そろそろ 大 復 活 と行って欲しいところだ。
まあ、懐に余裕もあるし、信じた馬券を買うのがいいだろう。
あと、気になるのはフミノサチヒメだが。
状態もやや上向いているようだし、或いはここまで伸ばすかもわからんね?
もともと札幌は大得意、一変があってもおかしくはなさそうだ。
まあ、こんなところか。
では、良い日曜日を。
 



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