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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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春通り越して夏の様相を呈しているここ札幌である。
いや、あっついねえ、実際。
まだ五月なのに25℃とか、ありえねぇな!
夏に弱い、防御特性としては冷却に強く火炎に弱い当方である、夏場の猫さん顔負けで、だらけています。
そういえば何かの文献で読んだ事があるが、江戸庶民はどうやら暑さを極端に嫌ったらしい。
考えてみると、寒修行やら水垢離やら、寒い時期に無茶する風景はあるが、暑い時期に無茶するイベントの文献は見たことがない当方である。
イタリア人よろしく、暑い時期、暑い時間はシエスタとしゃれこむのが江戸の日常であったらしい。
いいなあ・・・当方もそんな生活してみてえ。

さて、表題”見たい映画リスト”である。
近頃随分と映画付いており、先週末も仕事終ってレイトで
『パリより愛を込めて』
を見てきた次第である。
まあ、なんというか、日曜の夜だけあって、全く人が入っていなかった。
当方と、カポー2組と、熟年夫婦1組と、家族連れ3人1組と、おっさん1人(まあ、当方もおっさんなのだが)とおばあちゃん1人と、女2人連れ1組の計12人である。
ま、混雑よりははるかにいいわな。
鑑賞記に関しては後日上げるとして、兎に角、見たい映画リストである。
これは、主に予告編なんかを見て、当方が激しく惹かれた映画リストであり、独断と偏見と横暴であることは間違いない。

2010/5/22

○ 春との旅
◎ 処刑人Ⅱ
○ ローラーガールズ・ダイアリー

2010/6/4

△ マイ・ブラザー

2010/6/11

△ アイアンマン2

2010/6/12

◎ アウトレイジ

2010/6/19

◎ ザ・ウォーカー

2010/6/26

○ イエロー・ハンカチーフ
△ ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション

※ ◎は絶対見る映画、○は見たい映画、△は余裕があれば
   
ざっとこんなところか。
他にも午前十時の映画祭作品や、先週封切りの『月に囚われた男』、そして上映日未定の『ザ・ロード』などがある。

処刑人Ⅱは、先日パリよりを見たばかりなのでいささかきついかなあ、と。
まあ、後回しにして月に囚われた男やローラーガールズなんかを見てこようかと思っている。
春との旅は、なあ・・・。
とりあえず、仲代達也の生存確認に意味合いが強いなあ。
これは先日見た『パリより~』にも言える事だが、とりあえず映画の内容なんかどうでもいいのだ、ジョン・トラボルタが見られればそれでいいのである。
同様に、仲代達也が見られればそれでいい、そんな風に思っている。

続いて△のマイブラザーとアイアンマン2。
さて、どうしたもんかな?
マイブラザーはジェイク・ギレンホール目当て、あのノボーとした風貌と演技が当方にはたまらなかったりする。
まあ、映画自体が趣味じゃないということもあり、映画祭の作品次第で考えようか、その週に見るものがなければ見てみたいと思う。
次のアイアンマン2だが、実は当方無印を見ていないのである。
予告編で「おっ、結構おもしろそうじゃん」といった印象を受けたので、とりあえずリストアップしてみた。
まあ、こちらも暇があればといったところである。

北野武監督主演の映画、アウトレイジは鉄板である。
数年、バイオレンスの芸風を封印していた北野監督だが、満を持しての復活だ。
北野作品の暴力には、Vシネなどと比べると過激さでは劣るかもしれないが、なんともいえないリアルさと、生々しさが存在する。
カメラワークのよさと、瞬間を切り取ることに長けた氏ならではであるといえるだろう。
『登場人物全員悪人』
のキャッチコピーがなんともそそる、期待の作品である。

デンゼル・ワシントンの最新作は『ザ・ウォーカー』である。
『ザ・ロード』と妙に被っているのがウケる。
上記2作品はいずれも黄昏を迎えた世界のお話、ウォーカーが西へ向かうのに対し、ロードはひたすら南へ向かうようだ。
ある意味ロードムービーのようなものか?
こういった終末モノを、最近良く見かけるようになってきた。
はやってんのかね?
いずれにせよ、楽しみである。

そしてロードムービーの本家といったらこちら。
幸せの黄色いハンカチをリメイクした作品
『イエロー・ハンカチーフ』
である。
本家の幸せの黄色いハンカチもリマスターされて公開となるそうなので、そちらとあわせて楽しみたい。
もう十回くらい見ているがな!

最後に『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』である。
まあ、見るまでもないかな、とも思うが。
無印はあまり楽しめなかった当方である、ただ、最近のヴァン・ダムといえば『その男、ジャンクロード・ヴァン・ダム』のような、自虐的な映画も作っている。
たまには金を落としてやるのもいいのではないかとも。
どうだろうね?

まあ、当面はこんなところであろうか?
映画祭のほうは『2001年宇宙の旅』『十二人の怒れる男』『激突!』『クレイマー・クレイマー』『ニューシネマ・パラダイス』などを予定している。
いずれも名作揃いで、非常に楽しみである。
映画は好きだけど、一日2本とか見るのつらいからなあ、最近。
果たして時間が取れるかどうか、仕事終ってレイトで見る元気があればこなせそうな気もするが・・・。
夏に向かってHP消耗の悪寒である。
 

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あれえ、おっかしいな?
目からなんだかしょっぱい水が・・・。
ち、違う、泣いてない泣いてなんかない!
これは・・・そう!心の汗だ!
どつかんスパイラル炸裂中な、当競馬予想である。
身近な人たちから、つかんぽの花咲いてるぞオイ!という台詞をよく言われるようになった。
あんた、背中が煤けてるぜ・・・とも。
ありがとう、誉め言葉として受け取っておく。

また1着3着である。
ここで当っとけば、随分と赤字を圧縮できたはず、だったのだがなあ。
いいかげん生きるのが辛くなってきた。
まあ、勝負どころで動けないのが、ノリと北村宏司の間に横たわる超えられない壁というものなのだろう。
一流と二流の差はでかいなあ、やはり。
競馬は騎手も大事、その事を改めて実感させられた今回のヴィクトリアマイルであった。
さて、来週からまた頑張るか。
目前の20連敗を前に、震えがとまらねえ当方であった。

 

残念無念、まあ、あんなものかという気がしないでもなかった先週のNHKマイルカップである。
まだまだ、おわらんよ?俺たちの戦いはこれからだ!
とか、打ち切りっぽい台詞を億面無く吐き散らしながら、暗い闘志の炎を燃やすontaiであった。
いいかげん空元気もむなしい昨今である。
これで本年度収支は-18000円。
ぼくの青い鳥はどこにいるの?

☆ ヴィクトリアマイル 2010/5/16 東京 11R
      芝 1600m 4歳以上牝馬限定 定量 GⅠ ☆

ごらんの通り、なんだかおかしなテンションで開始の今週である。
第五回ということもあり、データを語るにはいささか不足気味な当レース、あえて言うならば、一週前のNHKマイルと比べると全般的に流れはゆっくりしたレースとなりがちである。
古牝馬同士のレースということもあるのかもね?ガツガツしたところが薄いというか。
枠の内外は、当レース一回目がいきなり大外⑱番が突っ込んできたことを除けば、あとは全て一桁馬番で決まっている。
馬場状態は先週と大差ないとすれば、やはりロス無く内を回っていい位置で瞬発力勝負に持ち込める馬が有利というところだろうか。
ペースの問題もあり、追い込み一本の馬は苦戦模様である。

では、展開の読みに移る。
今回は、ざっと見たところ、これといった逃げ馬が見当たらない状況である。
あえて挙げるとすれば最内大外の2頭だろうか?
枠順的にも中途半端な位置取りの競馬はしにくいだろう、ならば⑱プロムナージュの単騎逃げの様相が濃厚だ。
①ベストロケーションはスタート次第では前を見て行くだろうが、それでもそう引っ張りはしないだろう、内ラチ沿い番手で折り合い専念、抜け出しを図る競馬となりそうだ。
あと考えられるのは⑫ブラボーデイジーあたりだろうが、これは始めからガンガンというタイプでもなく、スタートなりでエンジンがかかってきたところでまくっていくことはあろうが、先手争いとはあまり関係無さそうだ。
このように見ると、どうやら今年もそう速いペースとはならない様子、最前挙げたとおり、直線向いての瞬発力勝負となりそうである。

当日の府中の天候は晴れ時々曇り。
雨の心配も無く、先週同様良い状態の馬場での競馬となりそうである。
前残りが心配だなあ。
それでは、一頭ずつ見てゆくこととしようか。

①ベストロケーション 叩いて2戦目。前走休み明けの阪神牝馬では体は出来ていたがやはり息が入らなかったよう、行き脚もやや鈍かったようである。勝ち鞍は千二に集中、2走前の京都見る限り、距離もそうだが瞬発力、決め手に欠けるところがありそうで、さらに直線が長く登りとなる今回は、どうやら厳しそうというのが当方の見解である。いい位置で競馬はできそうだが・・・。見送りとしたい。

②ヒカルアマランサス 前走は休み明けで大敗。体が減っていた事もあり、本来なら度外視でもかまわないのだろうが、古牝馬と同条件となった斤量もやや関係あるのかな、と。今回は調教より復調気配は見せているものの、輸送考えると体の減りがやはり気になる。府中はユートピアSで連対していて、この馬の脚質からも悪いというわけではなさそうだが、果たして今回の面子相手にどこまでやれるか、内枠引いて前の馬の捌きも心配と、不安材料が多すぎる。見送りとしたい。

③ラドラーダ キャロットHC会員の絶叫が聞こえてきそうな一頭である。前走は休み明け、輸送の分体が減っていたが、最大の敗因は枠順の悪さだったのだろう。外回って随分とロスが出ていたようである。今回は調教からも叩いた上積みは大きく、瞬発力のあるこの馬としては枠順もよし、輸送も無く期待のできる一頭といえる。強い2頭が前の捌きにてこずるようなら、このあたりでアッサリでも不思議はない。単穴まで見ることとしたい。

④ウエディングフジコ こう、成績を俯瞰してみると、芝ダート問わず抜群の安定感のある馬である。確実に賞金を咥えてくる、馬主孝行な一頭だ。マイルの実績は連対率五割ちょうど、府中は1勝しているが、この馬の成績分布としては波が大きすぎるきらいがあり得意とはいえない様子、左回りより右回りの方が安定感は高い。総じて悪くはない一頭で、内目先行で粘りに粘りそうな感もあるが、それでも善戦までといったところだろう。今回は見送りとしたい。

⑤アルコセニョーラ 状態は悪く無さそうだが・・・。んん、マイルでは連対なし、府中実績も1勝はあるが掲示板外7回と、まあ得意とは言いがたい、さすがに厳しいかなあ・・・。見送りとしたい。

⑥シセイカグヤ 冬の上がり馬。上昇度だけならラドラーダにも負けていない勢いがある。前走は準OPでショウナンカッサイあたりをあっさり降しており、侮れないというのが当方の印象である。府中の芝は下級条件で2着2回、ここ3戦の勝ちが全て中京と、左回りでは連対率100%である。ただ、この成績からも平坦の鬼の印象は強く、勝ち鞍全てが千二なのも減点材料。終いのキレはあるが、出遅れ癖があり追い込み一辺倒のこの馬では、現状の府中では脚色が一緒になってしまう感も否めない。ペースさえ上がって折り合いがつけば、或いは一発も考えられるが・・・。前走で体が減りすぎていたのも気がかり、回復してくるかどうか。未知数の魅力を考慮して、連下まで見ることとしたい。

⑦ミクロコスモス お隣りのシセイカグヤとどちらが面白いかを考えた結果、こちらを切ることとした。マイルの実績は(3,0,1,2)で連対五割、府中においても(1,0,0,2)で4着1回と、決して悪くはない。その上前走ではブルーマーテル、リビアーモと、結構骨っぽいところに楽に勝ってきていてマイルの実力だけなら重賞クラスだと感じる。しかしまあ、どうしても2強との叩きあいとなった場合、より位置しそうなこの馬では荷が重く、左実績も悪くはないがここでは心許ない感じもあり、今回は見送りという事とした。

⑧ヤマニンエマイユ さて、エマイユたんだが、ここに来て明らかに調子を崩している様子。調教自体はまずまずだが、実戦に行ってはやはり昨年末からの疲れを引きずっているのかもわからんなあ。府中自体はこの馬の実績としては悪くはないのだが、静観が妥当と見る。

⑨ブロードストリート 昨年秋から、距離を伸ばして良くなってきたという印象があり、現状でマイルではやや忙しいかとの感じもある。ただ、叩いて3戦目、至極まっとうなローテで臨んでくること、状態自体も確実に良くなっている様子もあり、積極的に切りに行く材料がない。押さえの連下までとしたい。

⑩ニシノブルームーン ゲンをかつぐという意味合いでは、あと一つ内に入って欲しかったと。前走中山牝馬ではやや速いペースながらこの馬は淡々と進んで終い随分と鋭い末脚を使っていた。体も14kg増えていた割には張りもよく、現在も好馬体を維持していて好感が持てる。この分なら相当の上積みがありそうである。マイル実績は1勝1連対とパーフェクト、府中実績も(1,1,1,1)と、まず得意と見ていいだろう。6歳にしていよいよ本格化の気配が漂うこの馬を今回の本命としたい。

⑪ブエナビスタ 昨年のエリ女では、終い3コーナーからまくっていきながら、上がり32,9という鬼の脚を見せていた。ああ、この馬と追い比べで勝てる馬はいねえかな・・・なんて思ったものである。無論、京都という条件もあったろうが、その思いは変わっていない。まあ、結局は3着までだったが、やはり秋華賞のミソが尾を引いたというのが当方の見方である。京都記念では二ヶ月ぶりでも強い競馬、その後ドバイなどでローテ的には難しいところだが、陣営はしっかり仕上げてきた様子である。マイル実績も4戦4勝、まあ、死角はなさそうだ。対抗までとしたい。

⑫ブラボーデイジー どうやら先行に色気を出している模様。まあ、もともとは行く馬ではあるので、そのあたりも折込済みだが、出たなりで番手というのが当方の見解である。確かに今回の展開なら、2強まとめて負かすのは前残りだけという気もしないでもないが、それでも昨年秋から使い詰めであるこの馬では上がり目もなく、詰められて瞬発力勝負となればいかにも厳しそうだ。今回は見送りとしたい。

⑬ワンカラット どうにも成績が極端な馬である。いいレースしたなあ、と思えばぼろっと大負けしたり、非常に掴み辛いところがある。まあ、大成しない馬の典型なのだが、今回はどうだろう。左回りは府中1回使って着外1回、マイルも5回使って着外5回と、まあ、買える要素が見当たらないというのが本音である。静観が妥当だろう。

⑭コロンバスサークル 特にこれといって見るところのない馬である。府中実績は(2,1,1,2)で4着が1回あり、この馬としては優秀であるが、それでもさすがにこの舞台ではどうかと。鞍上が蛯名だが、まあ、カッチーがシンガポールじゃしょうがねえか。今回は見送りで。

⑮アイアムカミノマゴ なんだかこの馬も本格化の気配が漂う。写真だが、馬体を見る限り昨年あたりとは別馬のような充実振りである。あえて難を言えばマイル実績の薄さだが、それも今の状態ならば克服してしまいそうな感じも。府中は1戦1勝、ここでも3着くらいならばありそうな気もするが・・・。なんとか印を打ちたい一頭ではあるが、今回は見送りとする。

⑯ムードインディゴ 昨年秋の府中牝馬Sは凄まじい末脚だった。あの夢をもう一度、という気もするのだが、ここのところはどうやら調子も落ち気味か、今一つ振るわない。マイルも成績は悪く、積極的に買う材料に乏しい一頭である。見送りとしたい。

⑰レッドディザイア マイルは久々だが実績はあり、府中も勝ち鞍こそないが昨年のJCで3着しているとおり、脚質からも不得手とはいえないだろう。やはりこの馬の問題となるのは遠征後の状態がどうかだが、調教や馬体からは、力は出せそうだが本調子には一息のように映る。まあ、能力的には抜けた馬である、ここは押さえで連下としたい。

⑱プロヴィナージュ 前走は控えて結果を出したが、大外引いたここは恐らく積極策だろうと。行けば行ったで煩い馬となりそうだが、やはり本質は右回りの中距離のような気がする。前走は千四で嵌まった感があるが、それでも勝ったアイアムカミノマゴとは力差があったように考える。今回は見送りとしたい。

というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑩ニシノブルームーン
○ ⑪ブエナビスタ
▲ ③ラドラーダ
△ ⑥シセイカグヤ
△ ⑨ブロードストリート
△ ⑰レッドディザイア

で、買い目はというと

馬連
③─⑩ 200円
⑥─⑩ 100円
⑨─⑩ 100円
⑩─⑪ 300円
⑩─⑰ 100円
③─⑪ 200円

今週は⑩ニシノブルームーンで勝負をかける。
まあ、仕事もありそうで、買いにいけるかどうかわからんが。
しかしまあ、随分と人気ねえなあ。
どうやら当方という生き物は、休み明けでガッと体重増やしてくる馬が好きな傾向にあるらしい。
いいですよね?上積みありそうで。
実際のところ、ブエナとレッドの2強で堅いかな~とも思うのだが、このあたりで意地を見せておく事とした。
ラドラーダがスタート次第ではいい位置で競馬ができそう、府中だと切れる馬なので、この距離ならばあるいは一発ありそうな感じがする。
あとは、ここ2戦連勝のアイアムカミノマゴ、そして昨年の府中牝馬Sの残像がどうしても目から離れないムードインディゴ、このあたりが気になるところだが・・・。
当日を楽しみにしたい。
それでは、良い日曜日を。

 

しかしまあ。
相手なりというのは恐ろしいものである。
まさか、ダイワバーバリアンが2着に食い込むとはなあ。
そこそこ人気ではあったのだが、当方としてはそれが一番驚いた顛末であった。
GⅠ勝てるような馬とも思えんが・・・。
なんというか、こういう馬は、今後も勝てねえ勝てねえいいながら、5歳とか6歳の春あたりに勝ち方覚えて、手がつけられなくなったりすんのかな・・・なんて。
そんな風に、何とはなしに思った次第である。

勝ったダノンシャンティは一頭だけ次元が違ったかな?
まあ、あれだけのペースで引っ張られながら、あの馬だけが上がり33秒台たたき出している。
積んでいるエンジンが違う印象がある。
当方が期待していたサンライズプリンスは、あのペースでは対応できなかったようだ、ガルボもどうやらそんな感じである。
前3ハロン33秒6で逃げた四位は
『注文どおりに乗れました』
との事、まあ、それくらいしか言えることはないわな。
良い逃げっぷりでした、ご苦労さん。
さて、これでダノンがダービーに出てくれば、かなり持ってってくれそうな雰囲気となった。
とはいえ、さすがに今回のダメージは大きいだろう、ここから中2週でプラス輸送はいかにもに厳しいと考える。
トライアルはゲシュタルトとルーラーシップ、ルーラーは良血で、プリンシパルSでは一頭抜けた勝ち方ではあったが、流石に逆転までは?といったところ。
ゲシュタルトも京都だけあって今一つピンとこない。
やはり2強は動かないと、現状ではそのように考える。

現在、黒崎視音の
『警視庁心理捜査官』
を読んでいる。
まだまだ上下巻の上巻の後半あたりだが・・・。
文章は女性らしく緻密で繊細、それでいて内容はなかなか骨太な作りで、結構面白い読み物である。
っと、女性だよね?作者、たぶん。
暇を見つけて少しづつ楽しんでいるところだ。
しかし、なんだろうね?
どうにも伏線の張り方がざっぱといえばざっぱな印象があるなあ。
現場に残されていた動物の毛、ヴィキューナらしいが、それってあのヴィキューナだよなあ?
繊維の超高級素材、南米はアンデスの標高の特に高いところに住むラマの仲間の毛で、値段はどうやら青天井のシロモノらしいということくらいは当方も知っている。
そんなものが現場に落ちているとなれば、犯人像は相当にしぼりこめそうなものだが、捜査員のみなさんあっさりスルー。
トヨタのゴツイ高級車転がしてヴィキューナ着た男。
間違っても、工場労働者の絵ではない。
・・・伏線、だよね?
でなかったとしたら、とんだミスリードであるわけだが、これがミスリードの誘いだったら、正直作家のセンスを疑うなあ。
読んでいない人にはチンプンカンプンだろうが、まあほんの当方のオナニーだと思って流してください。
さて、これからこの惨状を、どのように収束させるか、なかなか見ものではある。
下巻が楽しみだ・・・と、随分とドSな楽しみ方してるなあ、当方。

エロゲーに関しては現在戦女神べりたプレイ中。
まあ、安心の一本である、やや歯ごたえの不足を感じるが、しっかりまとまっていて、メーカーの懸案だったシナリオ面も、前作ゼロから継続して随分と良くなっているように思う。
リーフとゾノ・ジのおっさん二人組が格好良すぎるだろ、実際。
しかし、あのミニゲームの釣りは・・・。
「なんだこれー、しょっぼい作りだなあ・・・」
とかつぶやきながら、気付いたら釣り続けて一時間経っていたとか。
お、おそろしい・・・。
なんていうのかねえ、あの雰囲気がたまらんのですわ。
緊張感あるダンジョン攻略中に、いきなり釣り場が出てくるあの唐突さ、アンバランスさ。
個人的には、やりこみ要素としてもう少し魚の種類増やして、釣れる魚もわからなくしてくれたらよかったかなあ、と。
そうなったら、すっかり釣りゲーとなってしまいそうな悪寒だが。
まあ、なんというか、当方の夢がゲーム内で結実してしまった感のある、個人的すごいツボという奴である。
そして今日も今日とて、イワノコムシをえさに、釣り場へとおもむく駄目なおっさんであった。
魚女神、完成度上げて商品化してくれねえかな・・・無理、だろうなあ。

 

さて、先週末は馬券を買いがてら、近くの映画館で表題作
『運命のボタン』
を鑑賞してきた。
キャメロン・ディアスがサスペンス初挑戦!などというまあ正直どーでもいい謳い文句で売り出した作品である。
上映前の映画宣伝で盛んに流れていたこと、そのストーリーに惹かれ、今回の鑑賞行となったわけだが。
・・・まあ、原作が”アレ”の時点で、覚悟しておくべきだったか。

そんな覚悟が足りなかった当方の認識していたあらすじは、こんな感じである。

ある日、アーサーとノーマ夫妻のもとに、正体不明の箱が届く。
何の箱なのか?夫婦は首を傾げるが、その日の夕刻、家にいたノーマのもとにスチュワードと名乗る老人があらわれる。
彼曰く、箱についているボタンを押すと、どこか遠く、あなたの知らない誰かが死ぬるという事。
それと引き換えに、ボタンを押すことによって、あなたは百万ドルを手にするという事。
困窮こそしていなかったものの、経済的にあまり余裕の無かった彼らは、ついにそのボタンを押してしまう。
夫婦は百万ドルを手にするが、その日から、夫妻の周囲で次々と異変が起き始める。

さて、こんなあらすじを見せられて、期待するなというほうが無理な相談である。
・・・ぶっちゃけて言えば、SFオチの作品だったorz。
まあ、詳細を言ってしまえばありえないほどのネタバレになりそうで、封切りから一週間経っていない映画にネタバレかますのも良心がとがめる。
ここはとりあえずSFオチであったということだけにとどめておこう。
そして、当方がその事実にいたくヘコまされたという事である。

ただ、映画冒頭の時点で、そんなSFオチの材料は提示される。
いきなり人を不安にさせる不穏な文字列が提示される。
「うわぁ・・・これは・・・」
この程度のことは、試写会情報などを検索すればすぐにわかることなのだが、それを怠った当方の怠慢なのだろうか?
実際、映宣ではSF展開については全く触れられていない。
パンフには
『原作・リチャード・マシスン』
『アイアムレジェンドの原作者として知られ』
『スティーブン・キングが最も影響を受けた作家』
『かつてTV番組「トワイライトゾーン」でも映像化され』
などという、どこかしら人を薄ら寒くさせる文字列が並んでいた。
すいません、読んでませんでした。

当方、SFがなかなかに苦手であった。
過去形である、近頃はそうでもなくなった。
あらかじめSFであることがわかっていれば、十分に楽しめるレベルまで到達している、人として。
ただ、思いもかけぬSF展開は、どうも、ね・・・。
なんていうのかな、サスペンスが面白いのは、それがあくまで「人の業」であるからであって、うちうじんやちょうのうりょくが絡んでしまうと途端にぶち壊しに感じてしまうのである。
まあ、いってみればだ。
極端な例となるが、密室殺人が起こったとしようか。
深刻な顔を広間に集められた容疑者連中、そこに颯爽と現れる名探偵と愉快な仲間たち!
名探偵、事件の襞を少しづつ解きほぐしていき、至った結論が
『犯人はどこでもドアを使って密室内に潜入、被害者を殺し、なにくわぬ顔でどこでもドアで逃げ去った』
・・・えっ?

まあ、映画としてはそこそこに楽しめはしたのである。
キャメロン・ディアスはぶっさいくだがそれなりに熱演しており、SF部分を除けば、ある意味究極の選択に翻弄される、とある家族の人間ドラマの活写として、つまらないということもないだろう。
ただ、どうしても当方の感じてしまった理不尽感は、最後まで消える事は無く・・・。
あらかじめそう云うもんだとわかっていれば───いや、そも見に行かなかったかもわからんね?
これからこの映画を見に行くという方は、SFアリというところを織り込んで見に行っていただきたい。
そのように愚考します。

 



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