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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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さて、いよいよわが競馬予想も三桁の大台である。
そんな晴れの日に、区切りのレースがハンデ戦、ダービー卿CTとは、またなんとも冴えないしまらない感じが自分らしくて結構いとおしかったりするとかなんとか。
負け惜しみなんかじゃないんだからね!?
・・・まあ、悪乗りはこのあたりで。
なかなか面白いレースっぽいけどなあ、今回は。
というわけで、今年度収支は-12000円。
がっつり行きますよ。

☆ ダービー卿チャレンジトロフィー 2010/4/4 
    中山 11R 芝 1600m 混合 ハンデ GⅢ ☆

さてさて、オカマの日である。
安田記念あたりを意識して、結構な有力どころが揃った印象のある今回のダービー卿CT。
4歳勢では前走復帰戦勝ちきりのフィフスペトル、セイクリッドバレー、トライアンフマーチ、サニーサンデーなんかがことごとくそれなりの人気となりそうである。
対するは永遠の善戦マン、ファリダットを筆頭にタケミカヅチ、マイネルファルケ、ショウワモダンあたりが迎え撃つ格好となる。
今週から仮柵つけてBコースということで、インの逃げ馬がスイスイ逝っちゃいそうな悪寒プンプンである。

では、展開を読む。
まず逃げ候補が③サニーサンデー、⑧マイネルファルケ、⑭ゲイルスパーキーの三頭か。
前走控えて結果の出ちゃった⑭ゲイルスパーキーがまず読みにくいところであるが、枠順的には内を引いて斤量の軽い③サニーサンデーの単騎一人旅かなあ。
⑧マイネルファルケは番手でも十分、無理はしないだろう、そうなれば隊列さえ決まれば折り合い専念、畢竟そう速くなることもあるまいよ。
まず平均的なペースでの競馬であろう。
前述の通り、イン逃げでアッサリということも十分に考えられる。

当日の中山競馬場の天候は晴れのち曇り。
馬場状態は良好である。
それでは一頭ずつ見てゆくこととしよう。

①セイクリッドバレー 前走中山記念は久々且つ不良馬場。距離は二千がいい馬であるが、マイルでも一つ勝ってはおり条件的には好転といって良さそうだ。馬体も増えていたようで、一つ叩いた今回は明らかに上昇気配である。軽視は禁物か?連下までとしたい。

②アーバンストリート 昨年暮れから酷い内容、明らかに調子を崩している様子。調教からレース内容まで、立ち直った形跡は見られず、今回も望み薄であろうか。見送りとしたい。

③サニーサンデー 前走はいかにも下が応えた結果であろう。今回は馬場も良く、問題なく力を発揮できるはずだ。中山実績は(2,0,1,3)と良くもなく悪くも無いといったところだが、勝ち鞍二つは未勝利、500万下ではあれどいずれもマイル戦であることを考えると、中山マイルとは極めて相性がいいと言えそうだ。重賞勝ち馬にして今回の斤量は54kg、調教からも状態は上向きで、アッサリ逃げ切りも十分ありそうだ。今回は対抗まで見ることとしたい。

④タケミカヅチ 中山実績(1,2,1,1)、マイル実績(2,2,0,3)ともに誉められていいものである。やはり問題は十ヶ月休み明けであろうか、仕上がりは決して悪くはなさそうだが、馬体はやや重めに映る。やはり一つ叩いてからだろう。今回は見送りとしたい。

⑤リザーブカード 秋からの成績はなかなかに安定している。今回は攻め馬も強化、体調のよさが窺われる出来である。ただ、やはり面子を考えるとややパンチ不足は否めないか、ペースさえガンガンに上がれば追い込んで一発はありそうだが、今回はそんなこともなさそうだ。見送りとしたい。

⑥アンノルーチェ 気性的なものか、勝つか大負けかを繰り返している、大成しない馬の典型である。一発は秘めていそうだが、今回の調教の内容を見る限り、やはり順調さに欠けるぶんもう少しかかりそうだというのが当方の見解である。今回は見送りとしたい。

⑦ショウワモダン さて、ここ2戦の3着2回はどう考えたらいいのだろうか。安定しているようにも見えるし、たまたま流れ込んでいるだけにも見える。調教から、馬の状態自体は良好な様子、中山実績も(4,2,2,7)で4着1回と、この馬の成績としては悪くない相性である。あとは鞍上後藤、か・・・まあ、ここまで上手くいっているが、果たしてどこまで続くものか。見送りとしたい。

⑧マイネルファルケ この馬もまた安定している。マイル実績(4,4,2,3)、中山実績(3,3,0,3)は立派で、平場OPで58kg背負った前走はしっかり1kg分だけ負けたといったところか。調教から状態も上向き、外す要素が見当たらない。今回は単穴まで見ることとしたい。

⑨ドモナラズ 小田切さんの馬だが名前の通りどうもならんなあ。マイル実績なし中山実績なしでいささかわかりづらいところではあるが、面子的にはやはり厳しそうだ。斤量こそ最軽量の一頭ではあるが、果たしてどこまで・・・?今回は見送りとしたい。

⑩アップドラフト むむ・・・調教の動きが随分とよくなってきている。中一週ではあるが、前走は二ヶ月開けた分だけ上積みはありそうである。中山は1回使って2着1回、マイル実績は(0,2,1,5)と、決して誉められたものではないが、それでも完全に駄目というわけでは無さそうで、なにやら久々にカッチー爆発の予感が・・・。今回は連下まで見ることとしたい。

⑪ヤマニンエマイユ さて、今回のエマイユたんだが、さすがにいささか使い詰めに過ぎる印象。上がり目はもうなさそうである。前走の大負けも正直よくわからんし、今回は様子見が吉か?

⑫トライアンフマーチ 中山実績は皐月賞で2着の1回のみ、マイル実績は(2,2,0,1)、まあ、成績だけ見ればどうやらマイラーのようである。能力的には世代トップクラス、斤量も57kgならば、先ず問題あるまいと見る。快速の母の血に期待を寄せて、今回の本命としたい。

⑬ファリダット 中山は初挑戦。いい脚を一瞬だけ使うこの馬にとって、中山はむしろ合っているようにも感じる。今回はペースも味方となりそうだが、果たしてこの馬自体マイルが持つかどうか、やはり本領は千四までな気もする。連下まで見ることとしたい。

⑭ゲイルスパーキー 前走はたまたま最内が開き、たまたま嵌まった印象が強い。成績的に見ても、やはり重賞クラスの面子とは開きがあるようだ。中山実績は(1,0,1,3)とまあやれない事もないんじゃね?という程度、期待よりも不安が先に立つ一頭である。見送りとしたい。

⑮マルタカエンペラー 調教から、デキは戻りつつある印象。ただし、やはりこの馬も重賞クラスの相手とは力差があるか、今回の相手では善戦までと見る。見送りとしたい。

⑮フィフスペトル 前走は休み明けで強い競馬。調教からは反動の心配はそれほどなさそうだが、今回の中山マイルで大外はさすがにどうだろうといったところ。力はつけてきている様子であるが、連勝までは考えにくい。見送りとしたい。

というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑫トライアンフマーチ
○ ③サニーサンデー
▲ ⑨マイネルファルケ
△ ①セイクリッドバレー
△ ⑩アップドラフト
△ ⑬ファリダット

で、買い目はというと

馬連
①─⑫ 100円
③─⑫ 300円
⑨─⑫ 200円
⑩─⑫ 100円
⑫─⑬ 100円
③─⑨ 200円

堅いとか言わないで下さい。
当てに行ったとか言わないで下さい。
まあ、トライアンフマーチが出てきちゃったら、どうしようもないね。
少しばかり人気を落としてくれると良いのだが。
まあ、そうもいかんか・・・。
いささか上と下の力差が大きいような気がする、割にはハンデ差はそれほどついていないのだが。
まあ、結果を楽しみに待つとしようか。
それでは、良い日曜日を。

 

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ここ2,3日は、随分と暖かい。
数日前まで雪が降っていたとは思えぬ暖気である。
おそまきながら、ようやく札幌にも春が巡ってきた様子だ。
おかげで一日中、眠くてかなわん。
なかなか体のエンジンがかからないこのけだるさも、春独特であるような気がする。

さて、今日は前の日曜日、レイトで見てきた藤沢周平原作
『花のあと』
の鑑賞記である。
山田洋次監督の藤沢映画も、正直あまり好きになれぬ当方ではあるが、まあ、一通り通して見つづけてはいるので、コレクター気質での鑑賞であるといえる。
今回は監督もちがうので、それなりに楽しめるのではなかろうかとwktkしながら見てきたのがごらんの有様。
結果だけ見れば、非常に残念な映画であった。
とりあえず、映画の筋はこんな感じ。

藤沢映画でおなじみ海坂藩が今回も舞台。
組頭格の上士、寺井甚左衛門の娘以登は、男勝りの剣士である。
とあるきっかけにより、城下の剣術道場の高弟、江口孫四郎と竹刀試合で立ち会うこととなるが、己を女ではなく一人の剣士として立ち会ってくれた孫四郎に、淡い恋心を抱くようになる。
しかし、部屋住みの孫四郎に対し、以登は歴とした上士の一人娘、すでに許婚もおり、その上孫四郎の婿入りが決まってしまい、心に蓋をし諦めるより他宣無きことであった。
そうこうして過ごすうち、以登のもとに驚くべき知らせが入る。
藩の使者として江戸に使いしていた孫四郎が、使いにしくじり江戸表で腹を切って果てた、というものである。
薄汚いたくらみの匂いをかいだ以登は、孫四郎の仇を討つべく、黒幕との果し合いに挑む。

駄作───。
そんな言葉が良く似合う香ばしい作品である。
まあ、前述した通り、山田洋次監督が苦手といいつつも、その偉大さをこんな形で実感することとなってしまった。

導入部、主役以登役の北川景子を一目見て
「うわぁ・・・島田も着物も、にあわねえなあ」
思わずため息が出そうになる。
まあ、どうしてもね、スラリとしたスタイルのいい人ってえのは、和服は似合わないんだよなあ。
どちらかといえばずん胴で、胴長タンソクのほうが和服は似合うものである、なぜなら日本人のための服だから。
こればっかりはしょうがねえ、かな。
まあ、カメラ栄えしないことこの上ないが。
しかし、開始数分で、演技的にもまるで大根である事が確定。
台詞回しも「ボソボソ、ボソボソ」表情も能面のよう、まるっきり雰囲気というものが感じられない。
まあ、どうなんだろうね?あれはキャラ付けのための意図的なものなのかなあ、好意的に見て。
そこで前半の主演男優とも呼ぶべき江口孫四郎役、宮尾俊太郎の登場である。
・・・・・・!
最初の台詞でいきなり噛みやがったよ!こいつ。
うわああ、なにこのgdgdっぷり。
あたまおかしいんじゃねえのか、こいつら。
まあ、バレエダンサーならバレエだけやってろや、という感じ。
お願いだから時代物の映画になんぞ、間違っても出てくれるな。
なんだかここまでだけでおなか一杯である。
まるで学芸会の劇を見ているようだ。
金払って、な。

そしてぼちぼち、やたら豪華な脇が出始める。
先ずはお父さん役の國村隼、悪者役の市川亀治郎、お医者さん役の柄本明、許婚役の甲本雅裕、等等、すげえ豪華。
いずれもいい味出してます。
市川さん、すげえっす。
が、それでも駄作の印象はぬぐえない。
──なぜか?
なんかねえ、監督さん、どうなのかなあ。
映像が決定的に退屈なのである。
決まりきったカット、決まりきった構図、王道といえば聞こえはいいが、まるで絵コンテみているような印象しか受けないんだなあ。
序盤の殺陣、以登と孫四郎の打ち合いなんかはそこそこ動きがあってよいのだが(まあ、殺陣という映像特性上あたりまえであり、あくまでカメラワーク的に、ということ。内容的には唾棄すべきシロモノである)それ以外はもう「あーカッタる~」というやる気の無い弛緩した空気すら漂いだす始末。
映像、画面、一つ一つに、美しさや信念というものが全く感じられないのである。
至極退屈な画像集と成り果ててしまった印象だ。

まあ、正直ボロクソである。
が、クライマックスの殺陣だけは、なかなか良かった。
緊張感があり、北川嬢の大根っぷりを、画面の暗さと動きでごまかしただけ、という見方もないではないし、ここでもまた市川さんすげえっす補正効果が高かったのだが。
殺陣、撮りたい人なんだろうなあ、きっと・・・。
しかしまあ、これから監督業続けていくつもりなら、もう少しばかり日常の生活というシーンを勉強したほうがいいなあ、きっと。
いくら殺陣撮りたい撮りたい!な人とはいえ、その間の人間ドラマをいかに上手に切り取って輝かせるか、そこを大事にするかどうかが一流と二流以下の分水嶺なのでは、という気がするし。
いずれにせよ、まあ、この映画に関しては大失敗と言っていいだろう。

こんな感じで、仕事終って疲れた体を引きずって危うく噴きそうになりながら見てきたわけである。
まあ、たまには駄作もいいものだ。
こうして、ものの善し悪しへの目利き、己の価値観というものが磨かれていくのではなかろうか、と。
そんな風に、ひたすら自分を慰めたいこの頃である。

 

さて、先週末見て来たシャーロック・ホームズの感想である。
正直言って、内容的にはそれほど特筆すべきものは無いと感じた作品であった。
まあ、なんかで聞いた事があるのだが、所謂ところの
「イギリスでは、エリートや知識階級ほど、オカルティズムに嵌まる」
という俗説を、そのまんま映画にしたようなストーリーである。
話の筋はこんな感じだ。

ベーカー街223番地には、変人の名探偵が住んでいる──。
シャーロック・ホームズとその助手ワトスン博士は、とある黒魔術教団の生贄になりつつある女性の救出依頼を遂行していた。
大捕り物の末、無事救出に成功、教団のトップであるブラックウッド卿も逮捕して一件落着、のはずであった。
その後、ブラックウッド卿は絞首刑に処せられ、その検死にはワトスン博士が立会い、彼の死亡を確認した。
しかし、その数日後、警察よりブラックウッド卿がよみがえり、墓を壊して世に放たれたとの知らせが入る。
果たして、卿は本当に生き返ったのか?
何故?何のために?卿の狙いとは一体?
ホームズとワトスンの、新たな事件が、幕を開ける。

まあ、なんというか。
映像的には文句のつけようが無い作品である。
わざと明度を落としているのだろう、薄暗く、ごみごみしたロンドンの町並み、雑踏、曇り空、漂う霧といかがわしいような人々の熱気。
イメージとしての当時のロンドンの空気感そのままの風景が、スクリーンの向こうに広がっている。
俳優として、当方が知っている人間といえば、ホームズ役のダウニーJr、ワトスン役のジュード・ロウくらいなものであるが、まずまずいい役どころといったところである。
しかしまあ、いささかキマりすぎな感も否めない、が。
服装なんかも、ちょっと格好良すぎだよな。
この二人のファンならば、ハンサムな彼らに拍手喝采なのだろうが、当方としてはもう少し泥臭いほうが好感が持てたかも。
今となっては、そんな気がする。

お話的には、正直ホラーは嫌いじゃないが、オカルトはそれほど好きでもない当方としては、なんとも曰くいいがたいシロモノでああった。
まあ、それほど退屈もせずに最後まで見られたことを考えると、そう悪い映画でもなかったのではないかとも考えるが。
しかし、この映画の最大の突込みどころは、何よりもその字幕の難しさ、あるいは拙さにあるのではなかろうか?
なんというか、あちら独特の掛け合いが、いささか字幕では難しすぎて理解できないところが多々あった、というのが残念なところである。
前述した通り、映像が売りのこの映画としては、理解に難い字幕ほど相性の最悪はものは無いだろう、そんな風に思ってしまったらもう駄目である。
おまけに結構な早口で、わからない掛け合いが早いテンポでポンポン繋がられたりした日には、もう全然駄目である。
なんだろうね?
洋画は字幕で見る、という当方のポリシーが根本から覆された、そんな映画となってしまった。
或いは、当方の理解力が薄すぎるだけなのだろうか・・・。
とっても不安である。
恐らく、この作品に限っていえば、吹き替えで見たほうがずっと楽しめる、そのように考える次第である。
まあ、吹き替え版見てないから、なんともいえないのだが、きっとそうに違いない。

次回は続いて前の日曜日、レイトで見てきた藤沢周平映画
『花のあと』
の鑑賞記を書こうと思っている。
まあ、今から言っておくがこれは酷い映画であった。
口を極めてののしる事になりそうなので、どうぞお楽しみに。

 

当予想もついに九十九回、大台まであと一つと迫っている。
ここまで外したり、外したり、たまに当ったり、また外したり、いろいろありました。
さて、次で百を迎えるにあたり、このあたりで一つがつんと当ててフレッシュな気分であらたな一歩を踏み出したいものである。
というわけで、これで収支は-11000円。
今週はJRAGⅠのふたつめ、高松宮記念である。

☆ 高松宮記念 2010/3/28 中京競馬場 11R
        芝 1200m 混合定量 GⅠ ☆

ローレルが一枚抜けただけで随分と寂しい気分、それがスプリント路線の現状である。
明確な目玉がいない状況、とでも云おうか。
とはいえ、もし出てきていたとしても恐らくは⑥キンシャサノキセキと人気を分け合ったであろう。
なにせ重賞3連勝でここへ、休み明けの前走重馬場オーシャンSGⅢも58kg背負って勝ちきりと、死角らしい死角は見当たらない。
悲願のGⅠ制覇へ、今回の最右翼といって良さそうだ。
相手はノリの乗る③アルティマトゥーレだろうか、外を引いた⑮プレミアムボックス、⑯エーシンフォワードあたりも人気となりそうである。
果たして波乱はあるのだろうか、なさそうな気がするなあ・・・。

では、展開を読む。
今回はどこを見てもHペース必至の文字が躍っている。
はてさて、果たして本当だろうか?
まず逃げ馬候補としては①セブンシークィーン、④ショウナンカザン、⑩ヘッドライナーの三頭ということになるだろうか。
その中でも④ショウナンカザンはヨシトミが乗った時点で無理逃げは打たないように思う、最内①セブンシークィーンはある程度推しては行くだろうが、結局は騎手の格からも⑩ヘッドライナーに譲って番手で温存という事になりそうではある。
どこまで引っ張るかにもよるが、ある程度見切りが早ければ極端なHペースにはならないのではないかとも感じる。
馬場が荒れて外差しが決まり始めている中京の現状、逃げ馬もあまり無理はしたくないところだろう。
先行勢が残らないとは言い切れない、そんなペースと読む。

当日の中京競馬場の天候は曇りのち一時雨。
馬場状態としては少しばかり渋るかもわからんが、今日も終いは良馬場まで回復していた様子、そう悪化する事はないであろう。
それでは、一頭ずつ見てゆくこととしよう。

①セブンシークィーン 勝つか大負けか、いずれ極端な成績。逃げ馬の鑑と言えるかもしれない。下のクラスだったらそれでもスピード一本で押し切れるが、流石にGⅠとなるとそうはいかないだろう。内目の馬場の荒れ具合もマイナス要因、今回は静観が妥当に思う。

②アイルラヴァゲイン ここ数戦は実に安定した成績を残している。ただ、昨年のスプリンターズS以降は斤量手ごろで相手も弱かったにも関らず、勝ちきれない競馬続き。いよいよ実力馬が出始めた前走は重馬場とはいえ10着まで、いささか不甲斐ないとも言える。あまりアテには出来ないだろうというのが偽らざる心境である。今回は見送りとしたい。

③アルティマトゥーレ 負けレースの敗因がはっきりしている。スプリンターズSは直線で前をカットされ、その後の京阪杯では出遅れ、いささか相手が弱かったとはいえ、まともなら前走のような競馬である。休み明けで反動が心配ではあるが、鞍上、能力共に低い評価は出来ないだろう。連下までとしたい。

④ショウナンカザン 条件勝ち上がりからのスワンS、阪神C、シルクロードSは実に安定した内容。それだけにオーシャンSはいらなかった印象が強い。夏場から使い詰め、上がり目という意味ではいささか厳しいだろう。鞍上ヨシトミが吉と出るか凶とでるか、今回は見送りとしたい。

⑤トウショウカレッジ シルクロードS、阪急杯と状態はじわじわ上がってきている。昨年のこのレースも出遅れながら追い込んで4着まで、決して軽視していい馬ではないと考える。嵌まれば直線一気もありそう、今回は単穴まで見ることとしたい。

⑥キンシャサノキセキ まあ、最前述べたとおり、死角はなさそうである。積極的に疑う要素が無い。対抗までとしたい。

⑦カノヤザクラ 半年休養明け。鉄砲は利かん方ではないが、流石にいきなりは考えにくいだろう。中京はなかなか良績もあるが、今回は見送りとしたい。

⑧エーシンエフダンス 叩いて3戦目、状態に関しては文句なし。時計不足はどうしても否めないがしかしまあ、前走見ると本当に重い馬場が好きなんだなあ、と。今回もおしめりがあればあるいは、とも考えたが、それも難しそう。見送りとしたい。

⑨ファイングレイン 昨年は一年間買いつづけました。そして⑪⑰⑯⑮着、そりゃあ赤字もでるっちゅうねん!まあ、今回は前走の内容が予想以上に良かったということで、持ち直し説がささやかれ、結果なんだかカルトな人気が集まりそう。まあ、曲がりなりにもレコードホルダーだしなあ。いまいち胡散臭いがここまで来てぶった切ってもし連にでも絡んだら目も当てられない、そんな後ろ向き思考から連下まで見ることとします。

⑩ヘッドライナー 今回調教では一番時計連発、もう少し抑えろといいたい。昨年暮れから随分と粘りも出てきたようで、平場OPクラスならば十分に通用するようになってきた。ただ、それでもGⅠまでは・・・といったところ。まあ、見せ場までだろうなあ。見送りと言う事で。

⑪エイシンタイガー 平場OPでは無類の強さを誇る。4歳馬だし、頑張って欲しいなあとも。ただ、昨年秋の重賞ではいいとこなし、一発はありそうだがとりあえずは57kgになれるのが先という気もする。しかもGⅠ、いかにも荷が重そうだ。今回は見送りとしたい

⑫グランプリエンゼル 休養明けからここ2戦、ピリッとしないどころかダメダメな結果続きである。牝馬と言う事もあり、時期的にもきついだろうし、斤量55kgも響いていたのではなかろうかというのが当方の愚見である。さて、暖かくなって随分と調教の動きもよくなってきたようで、馬体も充実してきた印象、叩いて3戦目の今回が今年に入って一番のデキである事は間違いない。51kgとはいえ昨年は古馬重賞も制しており、能力的には十分なものがある、そろそろ一変を期待したいところだ。今回の本命はこの馬としたい。

⑬サンカルロ 富士S、マイルチャンピオンシップと非常に不味い結果のあと、阪神Cそして今年の阪急杯と、千四で良い結果を残してきている。距離が短くなったのが良かったのだろうか、正直良くわからん。ただ、千二は今回が初挑戦、中京も初めてで、関西方面には前走から連続での輸送となるのが不安材料、馬自体、戸惑わなければいいのだが・・・。今回は見送りとさせてもらおう。

⑭スズカコーズウェイ 三ヶ月の休養明け。千二経験はないが、鉄砲実績は(1,1,0,1)となかなかのもの、使い始めのほうが良く走るタイプに見える。今回は屋根がなぜか武豊、なにやら怖いような気がしないでもないがどうだろう。まあ、その程度か。今回は見送りとしたい。

⑮プレミアムボックス 昨年晩秋あたりから非常に安定した競馬をしている。全8勝のうち7勝までを千二で挙げており、まさしく生粋のスプリンターといえそうである。ただ、この馬も昨年夏場から使い詰めでここへ、状態的には成績の示す通り高い位置で安定しているようだが、それでも上がり目という意味ではいささか厳しいだろう。前述した通り外差しが決まり始めているので、ペースが一定以上上がれば怖い一頭となりそうである。連下まで見ることとしたい。

⑯エーシンフォワード 出遅れで阪急杯を勝ちきる。能力的にも年齢的にも脂の乗り切った時期だろう。が、この馬の関してはどうしてもマイラーという感がぬぐえない。千二では1戦して着外1回のみ、どこまで対応できるか疑問が残る。先行集団もある程度厚くなりそうで、外先行のこの馬は振られそうでいやな感じもする。もろもろ考えて今回は見送りとさせてもらおう。

⑰ビービーガルダン 昨年のスプリンターズSでも証明した通り
、能力的には十分。阪急杯も叩き台と考えればあんなものだろう。やはりこの馬の最大の問題は左回りだろうか。昨年のこのレースがはじめての左回りで、結果は⑯着のごらんのありさまである。正直これでは狙えないな。今回は見送りで。

⑱ピサノパテック 藤沢先生の執念を感じるなあ。まあ、それだけなのだが。さすがにここでは狙えないだろう。見送りと言う事で。

というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑫グランプリエンゼル
○ ⑥キンシャサノキセキ
▲ ⑤トウショウカレッジ
△ ③アルティマトゥーレ
△ ⑨ファイングレイン
△ ⑮プレミアムボックス

で、買い目はというと

馬連

③─⑫ 100円
⑤─⑫ 200円
⑥─⑫ 300円
⑨─⑫ 100円
⑫─⑮ 100円
⑤─⑥ 200円

まあ、こんなところかな?
さてさて、今回は四歳のおんなのこから、と言う事である。
全く人気がありません、だが そ れ が い い。
自分だけ喜べればいい、そんなエゴイスティックな男である。
・・・まあ、自分だけ悲しむ画というものもある、というかそんなことのほうがはるかに多いのだが。
いやいや、今回はきっとやってくれますよ?
それでは、良い日曜日を。

 

二十一、二十二日と、ここ札幌では強い突風が吹き荒れた。
街を歩いていても、路地に差し掛かるたんびに引き込まれそうな、或いは吹っ飛ばされそうな風圧を感じるのである。
まるで台風のようだ、と誰かが言っていた。
全く以ってそのとおり。
けが人も数人出た模様、よく
「全く、東京なんかでは少し雪が降るとけが人が続出とか、随分と脆いもんだなあ」
なんて冬場はそんなことを言って笑っているが、殊強風に関してはどうやら北海道人いかにも脆弱、他山の石とは出来ぬ様子である。

日曜日は仕事一色、でもなかった。
いささか早く仕事が引けたので、レイトで映画なぞ見て来た次第である。
見た映画は『シャーロック・ホームズ』。
いささかなり気になってはいたので、迷わずそれを選んだ次第である。
まあ、そのお話はまた後日。
家に帰ってからは軽くめしなぞ作って室内の整理にいそしむ。
いいかげんモノがたまりすぎて、やヴぁい状況である、なんとかせないかんなあとずっと思っていたので、これを機にさくさく整理整頓にいそしむ事とする。
と、攻殻機動隊SACのDVD-BOXが出てきた。
ああ、そういえば何年か前、若気の至りで購入した記憶が。
───・・・はっ!?
気が付いたら、Disc3の『亜成虫の森で』までをぶっ通しで見ていた。
ちなみに第十一話である、一話30分として330分、五時間半ほどを費やした事となる。
なんてお そ ろ し い。
そりゃ窓の外も明るくなるっちゅうねん。
すぐに仕事じゃねえかよ!
一日、寝不足で大変な目に遭ったのは、云うまでも無いだろう。
もうそんなに若くないのだから、もう少しばかり分別というものが欲しい、と痛切に思った一日である。

現在、石持浅海の『月の扉』を、空いた時間を使って(作って?)読んでいる。
『セリヌンティウスの舟』と一緒に買ってしまったのだからしょうがない。
まあこの月の扉のほうは現在半ばあたりなのだが、結構面白い。
問題はそれより先に読んだセリヌンティウスの舟のほうである。
まあ、なんというかgdgd。
ひっでえ話、というのが読了時の感想だ。
題名からして、地雷臭は漂ってきていたけどね、セリヌンティウスて。
内省と理にもならない理とそれを基調にした強引な理論とそんな展開、それがこのお話の全てであるといえる。
文章が巧み、というか読みやすい文章なので、どんどん考えずに読んでいけるが、読み終わって振り返ったときに「なんだそれ?」となってしまう、ある意味とても不可思議な作品であるといえる。
まあ、現在読んでいる月の扉からでも窺えるが、この人の描き出す世界は
「登場人物たちのごく小さな世間、つまり作中数人のコミュニティのみに通じる常識あるいはルールあるいは概念といったものに強引に読者を接続し、それを前提にお話を展開する」
という、壮大なペテンなのである。
ただし、あるいはそれは、小説と言うジャンルにおいては、最も必要なファクターであるのかもしれないとも考える。
そして、それら作品のルールが、感覚的に”ちょっとだけ”自分とずれているがゆえに、読了後の”?”になるのである。
『ミステリ』として見た場合(実際、作品としてはミステリと紹介されているのだが)この作品のトリックは正直破綻を来たしているといっていい。
現在進行形で読んでいるその場その場では納得できても、よく考えれば穴だらけであることは疑う余地がない。
しかし、これを『幻想小説』としてみた場合、なかなかに興味深い作品であると取れなくも、ない、かな?
まあ、そんな『幻想小説』なんて銘打っても、恐らくは売れてくれないだろうしなあ・・・。
編集者と出版社の苦肉の策ともとれなくも無い、か。
まあ、いずれ一度売れ出せばこの作品なら継続的で熱狂的なファンを産み出してもおかしくはないだろう。
興味を持った方は、一度この世界に浸ってみるのもいいかも知れない。

まあ、忙しい忙しいゆうても、これだけ書けてしかも攻殻機動隊見る暇あるならまだまだ余裕なのだろうよ。
そんな風に己を慰めつつ、今週も頑張って逝きたいと思う。
大丈夫、平気です。

 



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