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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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ああ・・・。
また・・・はずしちゃった・・・。
や、やべえ。
このまま死ぬまで当たらないような気がしてきた。
どうすんべか。
これで収支は-16000円。
なんだか収支出すのも馬鹿らしくなってきた。

☆天皇賞(春) 5/3 京都10R
               芝3200m 定量GⅠ☆

さて、それでは過去十年のデータから──

・平均配当は16389円
・一番人気は4連対3着3回
・二番人気も4連対3着3回
・三番人気は5連対3着なし

馬連配当分布
1000円未満        5回
1000円~5000円    1回  
5000円~10000円   なし
10000円以上       4回

上のデータを見る限り、さっぱり解からんレースということとなる。
荒れたり、荒れなかったり。
ただ、03年の16490円を境に、04年、05年、07年が万馬券と荒れ模様のレースとなっている。
それ以前は、天皇賞春といえば、堅いレースの代名詞的存在であった。
実際、過去十年の03年以前4回はいずれも馬連三桁配当で、鉄板な結果である。
考えるに、スピード競馬が重視され始め、番組的にも距離環境の整備が進み、実力馬が集まりにくくなったというのが最大の要因であろう。
実際、03年以前は古馬最強決定戦の趣が確かにあった。
そのように考えると、03年を境にしてレースとしては全く別物になったと考えても良さそうである。
データ的にもそのように考える必要がありそうだ。

ステップは02年までは圧倒的に阪神大賞典GⅡ組が強かった。
が、それ以降はまさに混沌の世界である。

03年~   大阪杯        3連対3着1回
        阪神大賞典     3連対3着3回
        大阪ハンブルグC  2連対3着なし
        日経賞        3連対3着1回

大阪ハンブルグC組が絡んだのは一度きり、ワンツーフィニッシュであったから、上記主要ステップの重賞からであれば及第点、程度に考えておけば良いだろう。

馬齢別では。
4~5歳が圧倒的である。
連対馬20頭中18頭までがこの世代。
それ以上の世代となると

05年 ビッグゴールド 7歳 2着
06年 リンカーン    6歳 2着

とたったの2頭のみ、その上両方とも2着である。
はたして03年からの12頭中の2頭を多いと取るか少ないと取るか・・・。
普通に考えれば、6歳以上に関しては畢竟、割引が必要かと思われる。

脚質、枠順ともにこれといった傾向はなし。
いずれも満遍なく来ているようだが、少しだけ引っかかるのはフルゲートでの競争となったときは、なぜか外枠の馬が善戦しているように見えることか。
まあ、あまり考えなくてもよいだろう、と、思う。

では、展開を読む。
京都3200mは向こう正面、直線半ばよりやや前方からのスタートである。
外回りコースであるから、それなりに直線は長く、普通の距離であったらそれなりのハイペースとなりそうな所だ。
ただ、さすがに今回は距離がある。
そのあたりを考えて展開を組み立てて行こう。
ざっと見てハナを主張しそうな馬は⑥テイエムプリキュア、親子四代制覇のかかる⑨ホクトスルタンの2頭である。
ここは⑨ホクトスルタンが番手でも良いという競馬、⑥テイエムプリキュアがハナで引っ張る事となりそうだ。
もともとそう器用なタイプの馬でもなく、行った時はそれなりに速くなるケースが多い。
それなりのラップを刻むと見る。
その2頭を見るように有力どころ⑰アサクサキングス、④アルナスライン、⑯スクリーンヒーロー、⑱ヒカルカザブエあたりが追走する。
⑦ネヴァブション、⑫ドリームジャーニーあたりは中団での競馬、①サンライズマックス、③ジャガーメイル、⑩ゼンノグッドウッドあたりは直線に賭ける競馬となろう。
前目に有力馬が固まり、先行馬がある程度速いラップを刻めば前総崩れの可能性も捨てきれないところだが。
この距離としては始めはまずまずのペースとなりそうだ。
通してM~ややHペースほどと考える。
当日の京都競馬場の天候は晴れのち曇り。
午後に入って雲が多くなり、降水確率も多少なり上がるようだが、それでも馬場の状態を悪化させるようなものではないだろう。
パンパンの良馬場での競馬である。
では、今回も1頭ずつ見ていく事とします。

①サンライズマックス 重賞実績、京都実績ともに悪くなく、状態、馬齢もよい感じ。ただ、やはり成績を見ると2000mまでの馬なのだろう。今回は上がりのかかるタフなレースとなりそうで、やはり適性から強くは推しにくい。見送りで。

②マイネルキッツ 前走日経賞は距離適性の懐を感じさせる走りであった。状態は相変わらずキープしているようだし、切れる脚は無いが上がりがかかれば面白そうだ。馬齢6歳は相性が悪いが。今回は連下まで見る事とする。

③ジャガーメイル 昨年の連勝で一気に本格化といったところか。能力は十分だしざっくり突き抜けてもおかしくは無い。ただ、鉄砲に実績はあるものの休み明けは考えにくいレースであり、いかにも東京向きという感じがしないでもない。安田記念だったら本命にしようともくろんでいたのだが・・・。今回は対抗までとしたい。

④アルナスライン 前走時、間隔を空けたためか、今回の調教は前回よりも動きが上向きである。重賞クラスでの善戦マンだが、現在の状態ならあるいはという気がする。距離適性も問題なく、面白い1頭だ。連下まで。

⑤シルクフェイマス 昨年の京都記念以来、あまりいいところが無い。着差も大きいし、年齢的なものであろうか。今回もいささか考えにくい。見送りで。

⑥テイエムプリキュア 阪神大賞典では逃げに逃げ、タフなレースを演出した。今回もまあ、そのあたりが見せ場となろう。斤量56kgではいかにもきついか。見送りとしたい。

⑦ポップロック 鉄砲はまあ良く走る馬である。ただ、前述したとおり休み明けは考えにくいレース、半年の休養、そして馬齢を考え合わせると今回はさすがに厳しかろう。見送りとしたい。

⑧トウカイトリック 昨年秋は今一つのレースが続き、衰えかとも感じたが、ステイヤーズSできっぱりと立て直しに入ったのは好感が持てる。結果は上々、前走もやや体に余裕がありながら休み明けとしては悪いレースではなかった。今回は調教もしっかり動き、叩いた上積みも相当見込めそうだ。年齢的には不安もあるが、今回は単穴まで見たい。

⑨ホクトスルタン 前走は十ヶ月近くの休養明け。逃げていっぱいになったが、やはり息の入りが今一つだったようだ。Cウッドコースで時計こそ出たが、動きはまだ今一つの印象、上積みよりも反動が怖い。さて、番手に控えてどこまでやれるか。今回は様子を見たい。

⑩ゼンノグッドウッド 過去の天皇賞の成績を見る限り、重賞初挑戦での連対はいないはずである。ホワイトマズル×エアジハードということで、血統的にはマイラーに出そうな感じもする。まあ、長いところ勝って来てはいるのだが・・・。斤量も一気の増加となり、いささか考えにくい。ここを叩いて宝塚記念が本命ではあるまいか。今回は見送りとしたい。

⑪ネヴァブション 骨折休養明けからようやくお覚めといったところだが、前走日経賞は案外の結果。年齢的にも過信は出来ないし、京都実績も2戦着外2回と正直積極的に買う材料が無い。今回は見送りとする。

⑫ドリームジャーニー 実績的にはトップクラス。有馬記念でも出遅れながらの4着と力は示した格好。血統的にも距離の適性は十分に見える。が、どうにも印象として2000mまでの馬に見えて仕方が無い。2400mで唯一勝った神戸新聞杯も最後方で前が崩れた、典型的なマイラーの勝ちパターンという気がする。また、小柄な馬でもあり、フルゲートとなった今回は、最終コーナーあたりで相当に揉まれることも考えられ、正直当方としてはかなり狙い辛い印象がある。今回は見送りとしたい。

⑬デルタブルース 前走は一年三ヶ月の休養明け。一度レースで爪をやった馬は、トラウマとなって走らなくなるということもままある。それでなくてもこの馬も8歳、休養期間が長かった分、もう少し時間が欲しいところだろう。調教に関しては上昇気配も見えるが・・・。経過を見たい。

⑭コスモバルク さすがに峠を越えた印象。引っかかって行っちゃうのが怖い。あまりレースを荒らさないように一回りしてきて欲しいものである。見送りで。

⑮モンテクリスエス ダイヤモンドSでは出負けながら良い脚を見せていた。ただ、そのときは斤量が53kg、日経賞での負けはやはり斤量分といったところか。それでも3着と力はつけてきているといえるが、今回は相手も強化、その上さらに斤量が2kg増えるとあっては、さすがにいささか考えにくい。見送りとする。

⑯スクリーンヒーロー 人気どころが3頭大外枠である。思えば当方の日曜連敗はこの馬のアルゼンチン共和国杯後から始まったのであった。いったいもう何連敗だよ・・・orz.。まあ、世迷言はこのあたりとして。前走阪神大賞典は、休み明けとしてはタフなレース、下が渋ったこともあり内容自体は悪くない。勝った⑰アサクサキングスとはやはり一叩きの差があったと見える。今回は調教もよく動き、斤量も前走から-1kg、叩いた上積みもあり、逆転の条件は整ったといえよう。まあ、問題ないであろう。文句なしの本命とする。

⑰アサクサキングス ・・・順調すぎて逆に怖い。いや、重賞連勝でGⅠまでってそんな馬じゃないだろう・・・などという気が濃厚に漂う、なんとも人を不安にさせる馬である。阪神大賞典を勝ちきった馬の成績は、ここではべらぼうによく、その上強い内容でもあった。傍から見れば文句なし、なんだがなあ。一応連下までは見ておくこととする。

⑱ヒカリカザブエ 大外で屋根が秋山真一郎である。胡散臭いことこの上ない。前走はなかなか強い内容であったが、今回は斤量も更に増加、58kgとなり、はたしてどこまでやれるものか半信半疑といったところ。調教もプールが混じって状態的にどんなものか微妙である。今回は見送りとしたい。

というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑯スクリーンヒーロー
○ ③ジャガーメイル
▲ ⑧トウカイトリック
△ ②マイネルキッツ
△ ④アルナスライン
△ ⑰アサクサキングス

で、買い目はというと

馬連
②─⑯ 100円
③─⑯ 300円
④─⑯ 100円
⑧─⑯ 200円
⑯─⑰ 100円
③─⑧ 200円

アサキン、なあ・・・。
どうも胡散臭くてなあ。
どうなんだろう?
あんまり好きじゃない、というのもあるのかな?
とはいえ、一番好きじゃない馬ドリジャニにはかなわんのだが。
そんな馬が2頭も出ているこんなレース。
・・・ああ、またダメな予感が。
いいかげん当てねえと、本当に死にたくなってくるぞ。
まあ、きっとスクリーンヒーローはやってくれるでしょう。
そして私を幸せにしてくれる、はず。
アサキンなんかつれてきてガミっちゃう未来も浮かぶが・・・。
ええい、ガミが怖くて馬券が買えるか!
というわけで、良い日曜日を。
 

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これは昨年三月から今年二月にかけて購入したエロゲの総括である。
昨年、新品にて購入したエロゲーは下記のとおり。

・媚肉の香り~ネトリネトラレヤリヤラレ~
・11eyes ・ウィザーズクライマー
・BIFRONTE~公界島奇憚~ ・戦女神ZERO
・プリマステラ ・殻ノ少女 ・5
・The Rising Sun ・エッチなメイドさんは好きですか?
・Volume7 ・それは舞い散る桜のように完全版
・漆黒のシャルノス~What a beautiful peaple~
・ティンクルくるせいだーず 
・とっぱら~ざしきわらしのはなし~
・ピリオド~Sweet Drops~ ・てとてトライオン
・水平線まで何マイル?
・輝光翼戦記~天空のユミナ~
・祝福のカンパンネラ ・永遠の終わりに
・さかあがりハリケーン
・真・恋姫†無双 ・同僚の奥さん

の、以上24本である。
月平均二本ジャスト。
一本七千円として今年も十七万くらい使った事となる。
何本か中古も買ったので、まあだいたい二十万程度であろうか?
あいかわらず、あとで考えると恐ろしい金額である。

さて、それら二十四本のエロゲたちの中から、買ってよかったもの、こいつあひでえという地雷、そして良くわからんがなんだかすげえ、というものの三種類を抜き出してみようと思う。

◎買ってよかったもの
・媚肉の香り~ネトリネトラレヤリヤラレ~
・戦女神ZERO
・殻ノ少女
・輝光翼戦記~天空のユミナ~
・真・恋姫†無双~乙女繚乱☆三国志演義~

×こいつあひでえ地雷
無し

?よくわからんがなんだかすげえ
・ウィザーズクライマー
・それは舞い散る桜のように 完全版
・祝福のカンパネラ

といったところである。
地雷が無い──?
そんなわけあるかー、という向きもあろうが、嘘はついていないつもりだ。
かなりクロに近いグレーは存在するが、まあ、具体的にいえばそれ散るとか祝福のカンパネラとかライジングさんとかエロ冥土あたりがそれになるだろうが、それでも地雷とまでは呼べる代物ではない、と信じたい。
そもそもライジングさんとか放棄しっぱなしだしなあ。
まあ、地雷っていうのかね?
地雷として大いに語る材料が存在しないという苦しい言い訳のような気もしないでもないが・・・。

分布的には昨年はなんだかんだで当たり年だったような気がする。
案外まんべんなく楽しめる作品がコンスタントに出ていたようだ。
まあ、当方が購入した作品なんぞ、市場全体から見ればほんの数パーセントていどなので、大きな事は言えないが。
きっと未だ見ぬ名作や駄作が沢山あるのだろう。
では、分類別におおいに語っていきましょうか。

まず、◎買ってよかった良作より。

・媚肉の香り~ネトリネトラレヤリヤラレ~

大方の見方どおり、タイトルで大変な損をしている作品である。

いや、このゲームでセールスが出ないってああた。
確かに、昨今主流となっている萌えゲーとは明らかに毛色が違うし、そう云う意味では売れ筋とは言いがたいであろうが。
それでもやはり面白いものは面白い、こういうものこそガッツリ売れる市場になって欲しいものである。

愚考するに、これはライターの構想と圧倒的な筆力の勝利であろう。
このゲームを一言で表すならば、そう、幸せなエロス。
作中、ちりばめられたエロは大方がバットエンドへの罠なのだが、プレイヤーであるところのへたれ主人公はその誘惑を耐えに耐え、ラストに訪れるメインヒロインとのエロシーンはまさに筆舌に尽くしがたいものである。
シーンそのものもありがちなアヘ声やチュパ音など極力省き、会話で心情を抉り出し場の雰囲気、空気を伝える第一級の筆力でのガチンコ勝負である。
・・・実際、エロシーンで幸せすぎて泣きそうになった、などいうのは正直非常に稀有で斬新な体験だったと言わざるを得ない。
最後のあの腹ボテエロ、なあ。
いやいや、あれはねえ・・・。

兎に角、世上言われている萌えとは対極にあるようで、その実ある意味一番萌えという言葉の真実に近い作品ではなかろうか?
そのように当方が愚考する、第一級の名作である。
話し出してしまうとネタバレがとまらなくなるので、今一つ足りない感じもするが・・・。
機会があったら、いやいや機会を作ってでも是非、お試し頂きたい。

・戦女神ZERO

言わずと知れた大艦巨砲主義、エウシュリーの大作RPGである。

前評判と事後の評価がこれほど一致する作品も珍しい。
ゲーム自体もエフェクトなどに頼りすぎることもなく、うちのポンコツマシンでもさくさくプレイできて実に快適であった。
ZEROの名のとおり、これまでの戦女神シリーズの主人公、セリカ=シルフィルがなぜ神殺しと呼ばれる存在となったのか、そのあたりのエピソードがストーリーの根幹となっている。
骨太なストーリー展開、良く練りこまれたゲームシステム、その上で発売日をしっかりと守り、且つこれだけの大作でありながら目立ったバグも無い、という、多くのメーカーに見本にしてもらいたいその姿勢は、手放しで賞賛に値する。
正直、くさしたりけなしたりするところがほとんど無い、買って損の無いガチ良作である。

ただ、惜しむらくは。
やはり続き物であるという点にあろう。
当然、第ゼロ作であるところの本作である。
他の戦女神シリーズをプレイしていなくても十分に楽しめるお話ではあるだろう。
ただ、やはり前2作品をやってからのほうがより深く楽しめることは確かであるし、また、新規のユーザーさんは手を出しづらいのではなかろうかなどと老婆心ながらいささか心配になってしまうのである。
当方は個人的に、このゲームはハイシェラゲーだと思っている。
ここまでストーリーの根幹にありながら、今一つ魅力を発揮しきれていなかったハイシェラさんのためのゲームである。
本作ではそんなハイシェラさんの魅力が、まさしく余すところなく出し尽くされている、ハイシェラファンにはたまらないお話であること疑いなしだ。
そう云う意味においても、やはり前作をプレイしている人間のほうが、より楽しめてしまうのは致し方ないところだろう。
あと、不満といえば一つだけ。
いささか簡単すぎたといったところであろうか?
まあ、当方はレベル上げなど作業全般を好む傾向にある故、あまり信用ならないかもしれぬが、やはりいささか難易度という点では物足りなく感じたのも確かである。

とまれ、このゲームに感じた不満点はその程度である。
全般、高いレベルでまとまっていて、安心して遊べる良作といえよう。
こちらもお勧めできる作品だ。
食わず嫌いも敷居の高さもあまり気にせず、遊ぶ時間さえあれば是非、手にとって頂きたい。

・殻ノ少女

鬱である。

まあ、.なんと言っても救いが無さ過ぎる。
死ぬわ死ぬわ、登場するおにゃのこが片っ端から死んでいく。
しかもほぼ回避不可能。
メインヒロイン?に至ってはどうやってもろくな終わり方をしないというありさまである。
作中では、いくつかの謎も投げっぱなしになっているし(まあ、回収忘れというわけではなく、含みを持たせたかったのだろうが)、お話自体もべらぼうに長いくせにスキップは遅いし、その上回収が難しく作業感が強く、せめてチャートくらい作ってくれと悲鳴を上げたいステキ作品である。
ちなみに当方は自前でのコンプを放棄しました。

ことほど左様に突込みどころが山ほどあるブツではあるが、それでも一個の作品として見た場合、多くのファクターが高いレベルでまとまった良作であることは疑い様が無い。
音楽良し、絵柄、CG良し、シナリオもこういうの(ミステリ、あるいはグロ)が好きな人にはたまらないであろう出来で、テキストも案外読みやすく、攻略サイトを使ってもコンプしたいと思わせる程度には良い読み物であった。
なにより登場人物、特に男キャラが全員実に色っぽい。
このあたりの色気は、あくまでメインが男性向け市場であるところのエロゲ業界では珍しい部類であろう。

ただ、ストーリー部分でいささか文句を言わせてもらえれば。
我が偉大なる先輩の一人であるところの京極夏彦氏著『魍魎の匣』に酷似しすぎているきらいが、部分的にではあるが感じられる。
ライターさんが好きなのだろうなーという事は感じられるが、ただ、少しばかり萎えてしまったのも確かである。
根幹のストーリーとしては全くの別物であるから、そう気にすることはないのかも知れないが。

さてさて、この作品については賛否別れるであろう。
当方は、読み物としては相当に楽しめたが、果たして他の人がプレイして楽しめるものなのかどうか、そのあたりには正直自信が持てない。
お勧めできない、というわけではないが。
DL販売などで購入する際には自分の嗜好とこのゲームの方向性をしっかり見極めることを提案します。

・輝光翼戦記~天空のユミナ~

ずばり、歌ゲー?である。

なかなかに硬派な作りのダンジョンRPGであるが、戦闘部分はいささかヌル過ぎて作業感が強い。
とはいえ、そのヌルさがある意味ここちよく、気がつくとダンジョンに潜りっぱなしなどということもままあるのだが・・・。
つまりはそれだけ、完成度が高いということなのかもしれない。
エンチャントアイテムを探すのが面白く、ついついアイテム探しのためだけに潜ってしまうことも多いが、ただ、アイテム整理に関してはいささか不親切といわざるを得ない。
なにせ一度潜るとアイテム整理だけで一時間も二時間もかかるのである。
アイテムにどのような効果があるのか、画面切り替えなしで一目でわかるシステムがあればもっと遊びやすかったかもしれない。
装備画面でアイテムの詳細が見られないというのも大きなマイナス要因といえるだろう。
アイテムを選り分けて所持品に移したはいいが、誰に何を装備させるかを忘れて一苦労というのもしょっちゅうであった。
こんなときは自分の脳スペックの低さとシステムの不親切さを呪うよりほか無い。
というように、殊システム面に関して不満の多い出来ではあるが、同じように高瀬氏の関ったなるかなあたりと比べると、格段に遊びやすく楽しいゲームとなっている。

しかし、である。
当方が考えるにこのゲームの精髄は、残念ながらRPG部分には無い。
もっとも見るべきところはヒロインユミナのヘタレっぷり、そしてその歌にあるのだ。
当方が愚考するに、ユミナはヒロイン像として、なかなかに斬新である。
お馬鹿で乱暴、天然でありながら、なのに小動物的に気が小さいところなど、ほかに類型がいないような気がする。
そして歌。
当方が衝撃を受けたのは『灰かぶり姫・・・じゃない~α』である。
恐らくは、一番初めに覚えるであろう歌であるが、アレを聞いたときの衝撃は今でも鮮明に思い出せる。
これが・・・あるいは”萌え”というものか・・・。
そんな風に、萌えの解からぬ男が思ったのだから、たいしたものである。
あの感じは、いささか言葉にはしにくいなあ。
是非是非、アレだけでも聞いてみて欲しいものである。
ちなみに『β』よりも『α』のほうが、MC部分などよりへたれていて、かわいかったです。

これもなかなか、同志エロゲーマー諸君にはお勧めしづらいものである。
まず、膨大な時間が必要となること。
そして同様に膨大な作業も必要であるからだ。
ただ、全体的には良く出来たゲームであると思う。
会社をリストラされて時間だけは山ほどあるぜ。
大学は夏休みだがおれは一歩も外に出ないぜ。
そんな方々ならば。
機会があればプレイしてみるのも良いでしょう。

・真・恋姫†無双~乙女繚乱☆三国志演義~

すんません、自分ナメてました。

話の種に、プレイしてみようと考えた。
その割には高価な買い物であったが、当時の自分は年末ということもあり、脳が融けていたのかも知れない。
まあ、せいぜい馬鹿馬鹿しく笑ってやろう、その程度であった。
いまでは、反省しています。

まず特筆すべきはそのボリュームである。
三国志ということで、ルートは魏、呉、蜀の3ルートが用意されているのだが、どれか一本で売り出してもフルプライスのゲームとして通用しそうなほどだ。
その上、世上言われる”萌え”とやらを意識して作られたゲームかと思いきや、どうしてなかなかお話自体もしっかりした作りであった。
前作は当方プレイしていないので、内容的に進化したかどうかは不明だが、三国志を題材にした心意気と熱さは十分に伝わってくる力作である。
しかも、3ルートすべてにおいてハズレというものが無い。
まあ、正直言ってべた褒めしても良い内容であった。

笑いあり、涙あり、熱いバトルあり、そしてエロも豊富で捨てキャラというものが無く、まさしく総合エンターテイメントと呼ぶに相応しいびっくり箱のようなゲームであった。
ただ、エロに関してはフェラに特化しすぎているきらいがあり、物量が豊富でもシチュ的には?というところが数少ない気になったところか。
戦闘に関しても取ってつけたような感は否めない。
長いお話の箸休め程度であるとしても、いささか及第点には程遠い出来である。
そのあたり、もう少し詰めれば不朽の名作となっていた予感。
ただ、そう云うゲームではないという事は理解しているので、ここで減点してやるのもかわいそうではある。
あと、おまけルートは正直全くわからなかった。
なんなんだろうね、あれ。
まあ、いいか。
きっと深く考えたら負けである。

アメリカ産三国志映画も上映され、話題となっている昨今。
この機会にプレイしてみるのもよいのではなかろうか。
自信を持ってお勧めできる良作である。

というわけで、以上5本が昨年の当たりゲーたちである。
なかなかに粒ぞろい。
突き抜けた魅力、名作と呼ぶに相応しいオーラを纏った作品はといわれれば、この中では自分的にただ一本のみである。
が、それはそれとしてどの作品も総じて高いレベルで安定しており、十分に楽しめるものばかりである。

では、次はなんやよくわからんがなんだかすげえゲーム、の紹介に移りたいと思う。
前述したとおり、この3本のうち2本までは限りなくクロに近いグレーである。
ただ、さんざののしって叩きつけて踏み潰して窓から通行人めがけて放り投げて大笑いしたい、というほどの黒い衝動に突き動かされるほどの代物ではなかったことは確かである。
そんな黒い心のオアシス、クソゲーに昨年出会えなかったのは返す返す残念ではあったが、まあ、それはそれ。
では、行ってみましょうか。

・ウィザーズクライマー

気が付いたら一日が終わっていた。

うん、まあ、それほど面白いゲームというわけでもないんだ。
相変わらずエロは使いまわしばっかりだし、レイプから始まる恋もある、みたいな展開ばっかりだし、攻略対象の塔やダンジョンもそんなに多いわけでもなく、戦闘シーンに関しても、自分が手を出せる事はほとんど無いといった感じでただただ見ているだけである。
所謂、育成メインのシュミレーションゲームである訳だが、しかしこれが又不思議と時を忘れるのである。

とある休日。
購入してしばらく寝かせてあったこのゲームをインストールした。
それほど期待していたわけでもなく、まあ、軽い気持ちで始めたわけだが、気がついたら日が暮れていた。
おや?
休日を一日棒に振った気がしたが、まあ、そんなものかと深くは考えなかった。
翌日、仕事が終わって家に帰り着き、寝る前にこのゲームを起動したら、気づけば日付をまたいで随分と経っていた。
そのあたりで、何かがおかしい、とか気づいた次第である。

実際、弟子が塔を上り始めると、不思議な事に、モニターを見ているこちらはある意味無念無想の境地に没入する。
プレイ時間も一周目は別として、2周目以降はスキップを使えば数時間で終了する。
周回プレイを基本としたゲームとしては、実にほどよい長さであるといえる。
その上、2周目以降のパラメータの引継ぎ率がまあ実に絶妙な加減である。
周回を重ねるごとに弟子が少しずつ強くなるのがうれしくて、ついつい時間を忘れてしまうというのが曲者で、恐ろしいところだ。
そのような諸々のファクターが重なり合い、このような中毒性の高いある意味キセキのゲームができるのである。

とはいえ、あまり根を詰めすぎるとさすがにある程度のところで飽きが来てしまうだろう。
まあ、楽しいゲームではあるので、できるだけ長く楽しみたいのならば、毎日少しずつプレイするのがお勧めである。
そうすれば、英雄の塔の攻略もあるので、一本で結構な期間、楽しめるパソコンの友人となってくれるであろう。
以上、これといって突出したものは無いが、それでもお勧めできる、そんな不思議なゲームである。

・それは舞い散る桜のように 完全版

あー、がんばりすぎちゃったね。残念。

という印象である。
まあ、散々に叩かれた作品ではあるので、死者に鞭打つようなことはしたくない、というのが本音である。

加筆部分はさすがにはっちゃけ過ぎてダダすべりである。
なんというか、まさしく張り切りすぎて背伸びしちゃった感じだ。
読み進めるのが苦痛であり、切なかったと記憶している。
なんだろうね?
そんなに気負うことないのに・・・。
正直、今の状態では次を買うことはないであろうが。
一度、過去の幻影から逃れる事も必要ではないかと思われる。
クリエイティブな稼業だ、何かをパクるのはやさしいが、誰かになりきって仕事をするというのは、きっと大変だろうしムナクソ悪いものなのだろう。
原画も、シナリオも。
いずれにせよ、クソゲーではなく、やっていて辛いゲームというのは実に珍しい。

とはいえ、実は当方、加筆部分以外も案外楽しめなかったのである。
おかしいなあ。
当時はとても面白かったはずなのだが。
まあ、ある程度は読めるのだが、それでもこれのおかげで『俺達に翼はない』を買わなかったといっても過言ではない。
やはり歳くって嗜好が変わってきたのかな?
そう云う面は確かにあるかも知れない。
笑い一つとっても、当時腹抱えて笑ったはずのものが、いまはクスリとも出来ないというのはどういうものか。
ロミオあたりなら笑えるんだけどなあ。
家計あたりだと。
あれ?家計のほうが古かったかな?

やはり昔の作品の評価というものは難しい。
特に、名作、良作などとよばれたものであればなおさらだ。
改めてそのように感じさせる好例であったといえる。
ええ、カネをドブに捨てたなどとはおもいませんとも。
良い勉強になったはずである。

・祝福のカンパネラ

赤シャツが気になって気になってしょうがねえ。

正直、それ散る完全版よりもコチラのほうが当方にとってはより地雷に近い代物である。
なんて言うのかなー。
言ってみれば、キッチンスタジアム(また古いなおい)のようなところで、素材も一流ならばそれを調理する人間もまあ、ある程度の経験を積んだ腕自慢がそろっていて、その上でテーマが
「おいしいインスタントラーメンを作ってください」
みたいな感じであるといえばわかりやすかろうか?
ハイ!わかんないですねー。

ええと。
つまりくわしく言うとだ。
使っている素材はそれぞれ超一流であると云って良い。
立ち絵のクオリティ、背景、塗り、世界観、BGMに至るまで、まあこれだけのクオリティーを叩き出すのはたいしたもんだ、と。
しかし。
それらを最終的に纏め上げて形にしたとき、どうしてこんな毒にも薬にもならないしょーもないものが出来上がってしまったのか、と。
つまり、シナリオ云々以前に、製作段階において
「絶賛されなくても、誰からも嫌われないゲームを作ろう」
という方針が決まっていたのではないか、そんな風にすら感じてしまう、気味の悪い出来あがりなのである。
いわゆる、インスタントラーメンというのがそれに当たる。
まあ、積極的に”きらい”という人はあまりいないよね。
”好きで好きでたまらない”という人もそういないと思うが。
結局はどんな豪華素材を使っても、出来上がるのは即席めんなわけで
「あー。こんなもんだよね」
という事で終了、と相成るわけだ。

おっかしいな。
たとえば前作にしても、ある程度薄かったとはいえ、もう少し面白味があったと思うのだが・・・。
やはり初めからマルチ展開が決まっていると、だめになるものなのかね?
某マホウショウジョの三代目のように・・・。
まあ、いずれにせよ、当方にとって、このゲームはある意味合いにおいて歴史に残る不思議ゲーとなったわけである。
はいはい、悪人なんていませんねー。
みんな主人公(赤シャツ)が大好きですねー。
主人公が誰と結ばれようと笑って済ましてしまいますねー。
それがわかっていて主人公(赤シャツ)へらへらしてますねー。
でもそこがすきー、みたいな。
んなわけあるかい。
兎に角、薄気味の悪いことこの上ない。
これは救い様がない、な。

ここまでフルボッコなわけだが。
さらにボッコボコに。
まず、戦闘シーンから。
なんだあれ?
技術とスペックの無駄遣い以外の何者でもない。
先だって、恋姫無双の戦闘シーンが取ってつけたようだといったが、これはその比ではない。
なんだろね、ひょっとして戦闘シーンのテキスト起すの面倒臭かったのかな。
こんな存在意義の不明なものを挿入するくらいなら、テキストで丁寧に書いてもらったほうが余程マシである。
なんか、試されてんのかな、自分・・・。

あと、非常に気になったのが主人公の赤シャツ。
いつも隣に赤シャツが。
はやってんのかな?
どうにも、通常は主人公の姿が目に入ることはないので気にならなかったのだが、それがエロシーンともなると話が違ってくる。
せっかくの一枚絵が、赤シャツ祭りである。
ちらちら赤シャツが見える。
心霊写真の様に、赤シャツだけが目に残る。
ってゆうかなんで赤いの?
もてんのか、それ。
気になって気になってしょうがない。
主張が強すぎてもはや悪い冗談である。

さらに、テキストが結構読みにくい。
心情描写にせよなんにせよ、いささかくどすぎる。
これは読んでいて結構気になったところ。
部分的に、読んでいるうちにどんどん意味が取りにくくなるところがままある。
すんなり入っていかない文章は、苦痛でしかない。
そんなものが長々続いたりすると、さすがに放棄の機運も高まるというものである。
なんだかなー。
読んでいて眠くなる文章というのは確かにエロゲにおいては多々あるものだが、読んでいてきついのはなかなかないなあ。
困ったものである。

まあ、シャツやら文体やらは、あるいは「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」というやつかもわからんね。
はじめから良い印象をもてなかった、というのが或いは最大の敗因かも知れない。
とまれ、全体として決して誉められた代物ではない。
そこそこのものを期待していたのだが、なあ。
商売ッ気を否定はしないが。
あんまりそっちに走りすぎると足下がおろそかになるよ、というお話。
まあ、本人達がそれでいいというなら、いいんだが。
次は間違いなく見送りである。
さようなら、ういんどみる、君の事は忘れない。

というわけで、なんだか解からんがとにかくすげえな3本である。
まあ、最後のは悪口雑言になっていたが。
こんな事なら、地雷に入れりゃ良かったと、ここまで書いて後悔する自分である。
まあ、あくまでごく個人的な感想である。
ほんとにねえ、道具立ては悪くないんだがなあ・・・。
まあ、年間24本も買えば、このくらいは当然あるだろう。
これもまた、プレイの一環であると思えば、いいものだ。
すいません、嘘つきました。

ではこのあたりで昨年のベストを出そうと思う。
昨年度のontai的ベストエロゲーはというと。
やはりここは『媚肉の香り~ネトリネトラレヤリヤラレ~』だ。
昨年度中では唯一、名作と呼ぶに相応しい作品である。
なにしろインパクトがでかい。
凄いライターが出てきたものである。
前述したとおり、セールスは本当に出なかったようだが。
こんな作品こそ、売れて欲しいと切に願うものである。
というか、大丈夫か?エルフ。
今年出るであろう『人間デブリ』にも大いに期待させてもらいます。

それでは、駄文に長々お付き合いいただき、ありがとうございました。
今年もせっせとエロゲ道に邁進する所存であります。
生暖かく、見守ってやってください。

 

春のGⅠラッシュの谷間に当たる今週である。
どのレースを予想しようか迷ったが、メンバーのレベルも高いアンタレスSに決めた。
このクラスとしてはまあ、望むべくも無い面子であろう。
今年度収支が-15000円。
ああ、赤字ばかりが降り積もってゆく。

☆アンタレスステークス 4/26京都 10R
            ダート 1800m 別定GⅢ ☆

アンタレスSのデータより──

別定戦となった過去六年の成績は

・一番人気 3連対 3着1回
・二番人気 3連対 3着無し

配当的にはまさに両極端。
馬連三桁配当が4回、そして万馬券が2回。
なかなか読みにくいレースである。
ステップは不問と見て良さそうだ。
案外、年末からの休み明けの馬などが連に絡んできたりもしている。
人気どころの追い込みが届かず、というケースがちょくちょく目に付く。
成績的には先行馬が圧倒している。
特記事項としては、過去六年において、七歳以上の馬がただの1頭も馬券圏内に絡んでいないことが挙げられる。
若手の有望株を狙ってみたいレースである。

展開に移る。
今回、積極的に逃げを打つのは④ウォータクティクス。
外目を引いた⑬ダイナミックグロウあたりも仕掛けていきそうだ。
それを見るように②ダイショウジェット、⑤ワンダースピード、⑧フォーティファイド、⑨エプソムアーロンなどが続く。
そこそこ前は厚くなりそうで、コーナーまでの位置取りも激化しそうな感もある。
極端なハイペースは考えにくいが、それでも緩む事も無いだろうペースとなりそうである。
先頭集団の底で脚をタメられる馬に期待したい。

当日の京都の天候は曇り予報。
降水確率も40~50%ほどあり、ぐずついた天気となりそうだ。
今日の京都の馬場を考えるに、大幅な回復も見込めず、最低でもやや重~程度となるだろう。
脚抜きの良い、高速馬場となりそうだ。

では、今回は1頭ずつ見ていきましょう。

①ボランタス 今年初めにOPに上がったばかりの馬としては、重賞成績は悪くない。京都も一戦一勝と相性は悪くなさそうで、面白いかとも感じる。ただ、今一つ決め手に欠けることは確かで、かてて加えて今回は最内の泥かぶりという枠順もマイナス要因となりそうだ。見送りとしたい。

②ダイショウジェット 京都ダート王。京都成績(4,1,2,1)はなかなかの脅威である。本来であれば差しがベストであろうが、今回は馬場も悪化しそうで、ある程度前での競馬となるであろう。斤量はやや増加だが、ここでも面白い。連下までとする。

③スターシップ OPに上がったばかり。ダート路線の一線級とはここで始めての対戦となり、いかにも狙い辛い。京都初出走も未知数で、今回は見送りとする。

④ウォータクティクス 目下5連勝中の一級素材。前走は着差こそ詰まったがそれでも勝ちきった意義は大きい。遅れてきた大物の感もある。休み明けの不安材料もあるが、世代の能力を考えると軽視は出来ないだろう。対抗までとする。

⑤ワンダースピード ここ数戦は成績も安定し、頼もしい限り。が、データでも挙げたように、この六年、いやさハンデ戦のときまで遡って少なくとも十年は7歳以上が馬券圏内に入ったことがないという年齢的な相性の悪さが気にかかる。心情的にも若い馬の台頭を望むところもあるし、ペースもそれなりに速くなりそうなこと、斤量58kgを考え合わせ、今回は連下までとしたい。

⑥マコトスパルビエロ 前走はアオッて後手を取った事もあるだろうが、平安Sでの⑤ワンダースピード相手の完敗などを見ると、やはりまだ力不足の感も否めない。今回は面子もそろって、いささか厳しいかと見る。見送りとしたい。

⑦メイショウシャフト ここ半年あまり、低迷が続いている。その上今回は相手関係も強く、一変までは考えにくい。このあたりが天井か?見送りとする。

⑧フォーティファイド 成績的には下のクラスとはいえ安定感はある。が、今回は相手も一線級がそろい、さすがに厳しそうに感じる。相手なりに走るところは魅力だが・・・。見送りとしたい。

⑨エプソムアーロン 能力的にはOPでも十分通用するものはありそうだが、さすがに半年振りでは強気には・・・?今回は様子を見たい。

⑩サトノコクオー 長期の休養を挟んでの復帰初戦から安定した成績を残している。前走も後方から見所十分の競馬で、調教を見る限り、そろそろ状態も全開で望めそうだ。年齢、実績共に文句無し。本命とする。

⑪アドマイヤダンク 前走は条件戦とはいえ、スタートやや出負け気味から大まくりで2着以下を突き放した強い競馬であった。もともと素質自体は高く評価されていた馬で、馬格もあり力もつけてきているようだ。ただ、やはりそれでも相手関係も前走とは比べものにならず、前目優勢のレースとはいえ今回はそれなりに前も速くなり、半信半疑なところもある。今回は様子を見たい。

⑫ロールオブザダイス 前走ダイオライト記念では3着も、勝ったフリオーソが強いとはいえ突き放された内容であった。京都では一勝を挙げているとはいえ相性は決して良いとも言えず、今回もどこまでやれるか。見送りとしたい。

⑬ダイナミックグロウ ここのところがんばって逃げてはいるが、それでも結果がついてきていない。今回も行くであろうが、この面子あいてでどこまでやれるかは正直疑問である。見送りとしたい。

⑭アロンダイト 一年半の骨折休養はこの馬の若さを奪ったようにも見えたが、前走マーチSは出負けながらも最後は後方から良い脚をつかっていて、良化の兆しが十分に見えた。能力はもともとGⅠ級であり、ここでもトップクラス。調教でも力強い動きが戻ってきており、もうそろそろ一発ありそうだ。単穴までとする。

⑮ユウキタイティ 前走こそ好位で粘りに粘っていたが、それでもあのあたりが限界に見える。今回は相手も強く、まだまだ馬券圏内には力不足と言わざるを得ない。見送りで。

⑯メイショウトウコン 前走は名古屋大賞典でスマートファルコンに完敗であったが、休み明けに加えて、もともと完全な追い込み馬でもあり、勝ち身が遅いのはいつもの事である。もともと先行優勢のこのレースではあるが、締まった馬場にハイペースとなれば、前総崩れで一発というのは十分に考えられるしそれだけの能力はある。連下までとしたい。

というわけで、印はこのようになる。

◎ ⑩サトノコクオー
○ ④ウォータクティクス
▲ ⑭アロンダイト
△ ②ダイショウジェット
△ ⑤ワンダースピード
△ ⑯メイショウトウコン

で、買い目はというと

②─⑩ 100円
④─⑩ 300円
⑤─⑩ 100円
⑩─⑭ 200円
⑩─⑯ 100円
④─⑭ 200円

反省しきりである。
前回皐月賞も、ハイペースまでは読みきれていたにもかかわらず、結局はロジの魅力に抗し切れなかった。
どうにも年明けから、馬券に一貫性を欠いていたような気がするのである。
いかん、いかんなあ。
ペースをしっかり読んで、その流れで浮き上がる馬をチョイスするのが本来の当方の馬券であったはずだ。
そのあたりの事を加味して、今回は考えてみたがどうだろう?
とはいえ、いやいや堅い予想となってしまったようだ。
アロンダイトあたりが絡めばそれなりの馬券になるかな?
何にせよ、がんばって欲しいものである。
では、良い日曜日を。
 

結局今月はバルドのみで終わってしまった観がある。
フェアリースは軽く手をつけただけ。
DVDもあまり見られなかったし。
忙しいのかな、やっぱり。
ただ読書だけは随分と進んだ。
諸々の時間が読書にシフトしただけ、という気もする。
面白い本は、国の宝です。
というわけで、つみっぱなエロゲーたちを尻目に、今月もガンガンいきますよ?

2009・04・23
○河原崎家の一族2 完全版
本作未プレイ、ただ、気にはなっていた。
エロ輔の発売予定見るまで忘れてたけど・・・。
果たして完全版とはいかがなものか、あんまり印象がよくない言葉でもある。
某それ散るとか、いろいろ、な。
ライター欄に土天氏の名前があるのが激しく気になる。
手ぇいれてんのかな?
恐らく突っ込むでしょう。

2009・04・24
○姫狩りダンジョンマイスター
まあ、安心して購入できる一本となるだろう。
ただ、時間の取れない現在、どこまで遊び倒せるかはいささか難しいところ。
今月もこれ一本で終わってしまいそうな雰囲気はある。
むしろそれくらい面白ければ本望なのだが。

▲シークレットゲーム KILLERQUEEN~
どうしようかな。
本作はコチラも未プレイ、ただ、人は選ぶが面白いという評判は聞くゲーム。
ただ、やはり絵は酷い。
絵柄なんざ所詮記号と割り切ることができるかが鍵だが、それならばなにもエロゲーという形態でなくても面白いものは山ほど有るという気がせんでもない。
一応、評価待ちということで。

△すまいるCubic!水平線まで何マイル~
これはこれで絵だけゲー臭い。
ただ、本編はそれほどきらいでもなかったので、お財布に余裕があったら行くかも。
激戦だからなあ・・・。
恐らくは様子見で。

△蝶の夢 二人の蝶
本作これも未プレイ、ただいろいろな評判は聞く。
これを機会にいっぺんやってみたいという気にはさせられている。
ガチ時代物だったらいいなあ。
評価持ちになるだろう。

○シスタ×シスタ~Lovevery Sisters~
ただのエロゲーではありそうだが、絵のみはガチ。
それはそれでいいと思っている。
絵だけでも購買意欲をそそるなら、それはそれで立派であろうとも思う。
価格帯もそれなりだし、恐らくは突っ込みます。

△私の知らない妻の貌
いい・・・なあ・・・。
これぞエロゲーというものである。
いっそ清清しくすらあるな。
設定だけでおなか一杯である。
値段も手ごろなので、お財布の都合さえつけば行きたいところである。

というわけで、今月は3(+3)本。
現在、鋭意昨年の自分的ベストエロゲーを執筆中である。
今月中にはアップしたいところだ。
ああ、時間がたらねえや。
ドラえ●んでも来てくれねえかな・・・。
 

さあ、やってまいりました地獄の競馬予想。
今回は皐月賞を予想したいと思う。
いいかげん、当たらんときつい。
なにがきついって、なにかこう、精神的なものが。
読んでくれている皆さんは、きっと当方の予想をしっかり反面教師として受け取ってくれているであろうこと疑う由もないが、それでもコチラにとってはひたすらきついこと請け合いである。
いかん、壊れてきた・・・。
というわけで現在収支は-14000円。
神も仏もあったもんじゃねえな。

☆皐月賞 中山11R 芝2000m 牡馬4歳GⅠ☆

まずは皐月賞のデータより。
過去十年において

・一番人気は5連対3着2回
・二番人気は2連対3着4回
・一、二番人気での決着は2回

一番人気の複勝率は七割と、まあまずまずといって良さそうだ。
ところが馬連の配当を見ると

・馬連平均配当は19150円

荒れるレース、といえるのかどうか・・・。
配当だけ見ればなるほど荒れてはいるが、それも五万とか九万とかの阿呆な配当があるせいでもある。
ざっと挙げると
    ~ 1000円 3回
1000~ 3000円 無し
3000~ 5000円 1回
5000~10000円 2回
10000円~     4回
というように、ここ十年では万券が最多である。
が、同時に三桁配当も3回と、印象としてはいささか両極端なレースと捉えられる。
ここ三年は連続して馬連万馬券を叩き出している。
ちなみにこけた本命馬といえばアドマイヤムーン、アドマイヤオーラ、マイネルチャールズの三頭だ。
今考えるととても胡散臭い馬が本命になったものである。
ま、タラレバは禁物か。

・休養明け、二ヶ月以上間隔の空いた馬の連対は無し.
・前走トライアル以外の連対馬は2頭のみ

ちなみにこの2頭は毎日杯からのテイエムオペラオー、アーリントンCからのダンツフレームである。
トライアル組以外は割引と考えても良さそうだ。
1勝馬の連対も結構あり結果だけ見れば2勝、3勝馬あたりとも遜色の無い競馬をしている。
ただ、4勝以上した馬がいた場合、さすがにここでの成績は抜けているといわざるを得ない結果となっている。
なにやらここまでのデータでは全てがただ1頭を指しているように見えてならないなあ・・・。

さて、では展開の読みである。
ざっと見る限り、どうしても逃げたいという馬は見当たらない。
恐らくは抽選をくぐりぬけた好枠③サトノロマネあたりがここが見せ場と行く事になるだろう。
大外を引いた⑱リーチザクラウンも早目に締めていくだろうが、それでもよほどダッシュがつかない限り、前目番手の競馬となりそうな気がする。
最内を引いてしまった①ロジユニヴァースもスムーズに競馬を運ぼうと思えば前であろうし、その他有力どころも前懸かりの馬が多数存在する。
畢竟、それなりのペースで運びそうだ。
M~ややHペースと考えておきたい。

明日の中山競馬場の天候は晴れ後曇り。
降水確率もゼロが並んでいる。
気温もほどほどに上がって、絶好の競馬日和となりそうだ。
馬場状態はやや内が荒れてきているように見受けられるが、まあ、たいした問題ではあるまい。
では、ざっと消去法で削って行きましょうか。

③サトノロマネ 本来ならば来週の葵Sあたりを予定していたらしいが、抽選が通ってしまってここへ。現状ではマイラーの域は出ず、また相手も急激に強くなる事から、道中の見せ場で終わってしまいそうな気がする。見送りで。

④トライアンフマーチ 一月末からやや過密気味に使われて来ている。母は言わずと知れた快速桜花賞馬、血統的にも魅力ではあるし、若葉Sでも良い競馬をしていた。が、正直今年の若葉S組はいささか胡散臭いと見ている。様子を見たい。

⑥ベストメンバー前述したとおり、今年の若葉賞組のレベルが?な上、きさらぎ賞では⑱リーチザクラウンあたりに力差を見せ付けられた内容。今回はきさらぎ賞ほど遅くはならぬであろうが、それでも逆転まではどんなもんか。見送りで。

⑦ナカヤマフェスタ 休み明けだががっちり調教もつけられ、また、良く動いてもいる。京成杯をみるかぎり、コース、距離共に適性も問題なさそうではあるが・・・。半信半疑、いささか人気になりすぎているような気もする。見送りとしたい。

⑧メイショウドンタク さてさて、どうにもムラッ気の強い馬である。或いは、関東への輸送に弱い、というのも考えられるが・・・。能力はそれなりにありそうだが、転厩初戦の前走は案外な結果。ここではいささか荷が重いか?

⑨イグゼキュティヴ スプリングSはいかにも体が出来ていなかった印象。今回は順調に上積みもありそうだが、それでも逆転まではどうか?やはりこの馬も転厩の影響が怖い。様子を見たい。

⑩ゴールデンチケット ・・・テイエムオペラオーを思い出すなあ。なかなか勝てないところといい、ダートでの勝ち上がりといい、ステップが毎日杯なところといい・・・。血統はいかにもアメリカンで、スピードはそれなりにありそうだし、馬体のつくりもしっかりしていて将来性はありそうだが、果たしてここではどんなものか。さすがに相手が強そうだ。

⑬モエレエキスパート この馬も地方からの転厩組。.休み明けシンザン記念は案外な結果だったが、前走は随分とよくなっていたようだ。地力はそれなりにあるだろうし、面白い1頭ではあるが、果たして今回のメンバー相手ではどこまでやれるか。今回は様子見としたい。

⑮セイウンワンダー 休み明けでの朝日杯は強い競馬であった。が、逆にそれゆえに生粋のマイラーの感がぬぐえない。前走弥生賞も休み明けとはいえ案外の結果であったし、ペースもこの馬の位置取りとしてはいささか速くなりそうだ。今回は見送りとする。

⑰シェーンヴァルト 血統からは距離はこなせそうに見える。が、持ち前の気の悪さ、そして休み明けということを考えると、今ひとつ食指が動かない。共同通信杯も出遅れこそあれ、結果を見ると随分と離されてしまっている。見送りとしたい。

というわけで、10頭が消えた。
残る8頭の検討に移る。

①ロジユニヴァース 今回は「う」に「”」のつく馬がやたら多いと感じるのは私だけであろうか?まあ、どうでもいいか。最内枠は正直びっくりした。おそらく現状ではマイナスにこそなれ、プラスにはならないであろうというのが当方の見解である。とはいえ、実績的には明らかに一段抜けていることは事実であるし、減点要素も全く見当たらないところから、今回の主役である事は間違いなかろう。ノリも久々のクラシック獲りで燃えていそうだ。対抗としたい。

②リクエストソング 血統、勝ち星を見る限り、距離適性は問題なさそうだ。とはいえ、前走、前々走ともに今回の有力2頭に完敗の内容で、特に前走はスローでありながら後ろの⑯アンライバルドにちぎられる完全なる力負けに見えた。この内容を考えると、さすがに逆転までは考えにくい。今回は見送りとしたい。

⑤ミッキーペトラ 勝てなかった新馬、未勝利ともに勝ち馬が強い相手であった。前走は①ロジユニヴァースに完敗とはいえ、それでもSペースと六ヶ月のソエ明けという大きなハンデもあり、内容的には十分及第点といえるであろう。叩いた上積みも見込め、相手は強くなるが一発在りそうなオーラがある。今回は連下までとしたい。

⑪アーリーロブスト ここまで評価を落としているのは前走の結果からであろうが、その道中順位を見ると、どうにも騎手の腰の据わらなさが気にかかる。明らかに中団で揉まれたのを嫌がった結果であろう。今回は陣営もこの馬の競馬をするであろうし、それならばそう低い評価は与えられない馬である。今回は連下まで見ることとする。

⑫フィフスペトル 展開は向きそうな1頭。ただ、体型を見る限り、やはりマイルまでに見える。距離を伸ばすたびに成績が落ちていくのがどうしても気になるところだ。追い比べなら屋根のアンカツは魅力だが・・・。今回は見送りとしたい。

⑭アントニオバローズ 前走は一頓挫あり、そのうえ今回は輸送でも申請忘れなどのトラブルがあった模様。何をやってるのかなあ・・・。とはいえ、今年のシンザン記念は当方は当たり年と見ており、決してレベルは低くないと考えている。超がつく良血でもあり、血統背景もこの距離なら問題なくこなせるであろう。一線級と当たっていないのも魅力に見える。今回の本命としたい。

⑯アンライバルド 今年はネオユニヴァースのビンテージイヤーか。唯一負けた京都2歳も折り合いを欠いての3着で、その割には悪くない内容であった。圧巻は前走スプリングSのスローでの差し切り勝ち。今回の展開ならば、案外アッサリ勝ちきりもありそうな気がする。余裕を持ったローテも好感。単穴までとする。

⑱リーチザクラウン 超ハイレベルな新馬こそ2着であったが、その後の未勝利戦は圧巻のひとこと。嵌まれば強い逃げ馬の典型に見える。ただ、ラジオ日経賞は①ロジユニヴァースに完敗であったようだし、ペースが上がると今回の面子ではいささか厳しいかも知れない。とはいえやはり能力、実績共に軽視は出来ない馬である。連下まで見ることとする。

というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑭アントニオバローズ
○ ①ロジユニヴァース
▲ ⑯アンライバルド
△ ⑤ミッキーペトラ
△ ⑪アーリーロブスト
△ ⑱リーチザクラウン

で、買い目はというと

馬連
①─⑭ 300円
⑤─⑭ 100円
⑪─⑭ 100円
⑭─⑯ 200円
⑭─⑱ 100円
①─⑯ 200円

①─⑯だとガミになりそうだなあ。
今回、予想をして解かった事。
やはり競馬関係の記者さんや予想家の方々はわかってらっしゃるということ。
いや、さすがにアントニオバローズはねえだろと。
当方も半ばそう思うのだ。
休み明けの馬は少なくとも中山での開催となってからはただの1頭もいない。
畢竟、ステップがシンザン記念という馬もいないのである。
その上、今回の直前のゴタゴタだ。
いいかげんにして欲しいものである。
おまいののうみそはヘチマの垢すりかと小一時間問い詰めたい。
・・・・・・・。
ただ、今週は週の頭から、いや、弥生賞回避のときからアントニオバローズ一本と決めていたので、この予想に殉じることとした。
かれは、やればできる子です、きっと。
悲壮感すらただようなあ・・・。
では、良い日曜日を。
 



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