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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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相変わらず、土曜は好調である。
本日の戦果は中山オーシャンSGⅢ。
ここ三年、コチラに移ってから荒れることで定評のあるレースである。
状態面、斤量そして最内枠を考慮し①コスモベルから総流しを掛けたらまんまと二着入線してくれた。
こんなことなら土曜の予想すればいいんじゃね?という向きもあろうが、さすがに金、土は時間が取れない。
簡易版でも乗っけられればいいんだけどね。
考えておきましょう。

というわけで今週は大阪城SOPを予想する。
本来ならば弥生賞を予想しようとデータを渉猟しておいたのだが、当初の本命馬、アントニオバローズが回避ということとなり、出走頭数も10頭と、紛れも考えにくい状況となってしまった。
そんなこともあり、日曜開催をざっと流してみると、阪神メイン二つがダートと芝のOP戦である。
より面白そうな大阪城Sを予想する事とした。
本年度の収支は-8000円。
そろそろあたんねえかな・・・。

☆大阪城S 阪神11R 芝1800m 別定OP☆

おや?
大阪城Sって、芝の2000mじゃなかったっけ?
気のせいかな、まあ、いいや。
今回は想定外に、コチラを予想する事となり、いささかデータには不備がある。
当方の感覚重視の予想となりそうだ。
展開、ペース読みはというと。
はっきりとした逃げ馬は不在。
短距離馬の⑪ナカヤマパラダイスあたりがテンのスピードで前へということとなろうか。
枠順的に内に入った②ナイアガラあたりも前を窺う体勢、阪神の外回り、スタート位置が向こう正面の長い直線である事を考えると、まあ、それなりにペースは上がりそうである。
とはいえ、位置取りも早々と決まるであろうし、極端に速くなる事も無く、見込みではM~ややHといったところであろう。
コースの特性を考えれば、直線向いての切れ味勝負ということとなりそうである。
当日の阪神競馬場の天候は曇りのち晴れ。
今日の馬場状態を見ても、当日は良馬場で行えそうである。
では今回も1頭づつ見てゆく事としよう。

①ウイントリガー 五ヶ月休養明け。休養前の成績を見ても重賞クラスではやはり苦戦気味。調教はがっちり付けられて好感が持てるが、今回の面子相手に休み明けでどこまでやれるかは正直疑問である。見送りとする。

②ナイアガラ 三ヶ月休養明け。直近三走を見る限り、先行力はまずまずで押し切るだけの力も持っていそうである。前走ステイヤーズSはさすがに度外視しても良さそうだ。今回は直前の調教がいかにも物足りない内容ではあるが、馬体自体はまずまず仕上がっているように見える。阪神実績は(2,1,0,0)とパーフェクト、或いは一発在るかもしれぬ。単穴とする。

③マチカネオーラ 前走七ヶ月の休養を叩いて2戦目。全5勝のうち3勝を千八で挙げているように、この距離は適距離であると考える。前走で状態はほぼ仕上がっていたので、大幅な上積みは見込みにくいが、それでも状態面は良さそうである。面子もそれなりにそろって厳しそうだが、人気薄の武は怖い。連下までとする。

④オースミグラスワン 三ヶ月休養明け。実績面では文句なしだが、今回は休み明け、その上、斤量が58kgとトップハンデである。今後を見据えた一叩きの意味合いが強いと考える。見送りで。

⑤ヒラボクロイヤル 一年二ヶ月休養明け。能力的には十分通用しそうだが、さすがに休養期間が長すぎる。一叩きしてと考えるのが妥当か。阪神実績も悪くないが・・・。今回は様子見とする。

⑥アグネストレジャー 昨年末より五ヶ月で今回が七戦目、いささか使いすぎかと感じる。が、調教自体はしっかり動いており、まあ、問題はなさそうである。まともなら好勝負と見るが、いささかゲートに難があり、前走は出遅れながらも良く追い込んでは来ていたが、この距離ではより厳しくなりそうだ。阪神実績も悪くは無いが、今回は見送りとする。

⑦ホッコーパドゥシャ 前走小倉大賞典では七着ながら、後方からよく追い込んできて03秒差といいレース振りであった。ただ、昨年末の休養明けからいささかレース間隔も詰まり気味で、しかも今回は前走より2kg斤量も増える事もあり、楽なレースにはならないような気がする。今回は見送りで。

⑧ダイシングロウ 中山金杯に関しては休み明けで引っかかったというのが大きな敗因であろう。前走小倉に関しては正直疑問では在るが、考えられるところはニ走ボケか、小倉記念での好走時が滞在だった事も考えると、或いは輸送自体に難があるのかも知れない。調教は長いところをびっしり追われてまず上出来と見てよく、阪神実績(1,1,1,1)、千八も(3,0,0,1)と相性も良い。斤量も増加は1kgのみ、十分に力が出せるレースとなりそうで、見直す一手と考える。今回はこの馬を本命とする。

⑨マストビートゥルー 昨年夏の小倉から休みなしで使いっぱなしなのが気にかかる。前走は馬体重も減少傾向であったし、今回も調教を見る限り、いかにも軽めの調整で上がり目という意味では皆無に等しいであろう。その上今回は斤量も3kgほど増え、さすがに苦戦は必至と見る。今回は見送りとする。

⑩フォルテベリーニ もともと素質馬といわれつづけてきた馬であったが、度重なる故障でこの歳まで重賞勝ちすらないありさまである。前走は久々を叩いて二着まで、今回はレース間隔の割に本数は軽めだが順調で、馬体は出来上がりつつあり、大幅な上積みも見込めそうだ。メンバー中でも軽い55kgの斤量も魅力である。連下までとする。

⑪ナカヤマパラダイス 阪神初出走、千八初挑戦と言うこともあり、どこまでやれるかは正直さっぱりわからない。ここのところ短距離戦でも二桁着順が続き、目先を変える意味もあろうが、さすがに考えにくいところである。静観が妥当か。

⑫ゴールデンメイン 阪神実績は(2,1,1,0)とほぼパーフェクトで、重賞における実績もある。が、この馬も脚下が弱く、素質馬のまま現在は9歳である。別段この世界では珍しい事でもないが・・・。前走は一年半ぶりとしてはよく走っていたように見えるし、久々を叩いて上昇傾向にはあるようだ。調教もしっかりと乗り込まれていて順調さをうかがわせる。が、それでも年齢を考えるとそう強気には出られないものがある。もう少し経過を見たい。

⑬レインボーペガサス 昨年度、春のクラシック戦線を賑わわせた1頭である。今回は九ヶ月の骨折休養明けではあるが、地力自体はメンバー中屈指であろう。斤量も56kgと復帰戦としてはまずまずであり、調教もやや本数は不足と見えるが、仕上がり自体は悪くなさそうだ。いきなり勝ち負けまでありそうである。今回は対抗までとする。

という訳で、印をうつとこのようになる。

◎ ⑧ダイシングロウ
○ ⑬レインボーペガサス
▲ ②ナイアガラ
△ ③マチカネオーラ
△ ⑩フォルテベリーニ

で、買い目はというと

馬連
②─⑧ 300円
③─⑧ 100円
⑧─⑩ 100円
⑧─⑬ 300円
②─⑬ 200円

という事と相成った。


大欄外戦 弥生賞

というわけで、クラシックを見据えた弥生賞の軽い展望などを。
ただ単に蒐集したデータがもったいないとのことである。
弥生賞の十年間の平均馬連配当は1470円。
三桁配当もザラである。
一番人気は7連対、二番人気は6連対3着が3回。
両者共に連対を外したことは過去十年では見当たらない。
まあ、ぶっちゃけひっじょーに堅いレースであることが浮かび上がるわけである。
その上、今回は頭数も10頭と少なく、さらに3戦3勝の⑩ロジユニヴァース、2歳チャンピオンの⑥セイウンワンダー、さらには5戦3勝2着2回、現在3連勝中で前走が重賞の④アーリーロブストなどなどなかなかに強烈な面子がそろっている。
その中でも、穴人気的なニッチな評価を集めているのが⑨ケイアイライジン。
確かに時計的には見劣らないし、折り合えば確実に切れる脚を持ってもいるようだ。
前走も休み明けながら、37─36秒と手堅くまとめ、タイム差以上に強い勝ち方で、中山2戦2勝というのも穴党の心をわしづかみにするのであろう。
馬格もあり、楽しみな1頭ではある、3強の壁を崩せるかどうか。

さて、当の3強であるが。
ロジユニヴァースは問題なさそうだ。
いささか調教でハッスルしすぎて時計を出しすぎたきらいはあるが。
この馬は馬体のバランスもよく、とてもまとまって見える。
まあ、いわゆる面白くない馬というやつだなあ。

対する2歳チャンピオンのセイウンワンダーだが。
馬体は相変わらずはちきれそうな筋肉で覆われていて、状態も悪くはなさそうだが・・・。
やはり、どう見てもマイルまでの馬に見えてしまう。
朝日杯は予想以上に強い勝ちっぷりであったが、逆にその事がこの馬がキッスイのマイラーなのではという思いを固めさせる要因でもある。
ちなみに、セイウンで有名な馬主、西山さんがいっさい関係ないということを知ったのはごく最近である。
だ、大丈夫なのか・・・?

そして最後のアーリーロブストであるが。
この馬に関してはまだまだ良化の余地があると見る。
馬格自体は480kgほどの中馬格に位置するが、現在の馬体を見る限り、まだまだ子供っぽい印象を受ける。
距離適性はまだまだ長くなっても対応が利きそう、3頭の中で一番長距離向きであろう。
もう少しつくところについてくれば、凄い馬になりそうな予感がある。
昨年十月デビューでローテがせわしないこともある、ダービ-まで持つかどうかはわからんが、楽しみな1頭であることは確かだ。
調教は順調であるようだし、どこまで前の2頭に迫れるかといったところであろう。

他には⑤モエレエキスパートあたりであろうが、さすがに前走シンザン記念はちょっとがっかりな結果であった。
とはいえ、休み明けもあり、まだ見限るのも早計かもわからんね。
先週のアーリントンCでは、シンザン記念組のダブルウエッジが勝ちきり、シンザン記念の特性上今年は当たり年かとも思える。
一叩きした今回が試金石となりそうである。

というわけで、今年の弥生賞も、どう考えても堅いだろう。
馬連四桁まで行くかどうか。
そんなところであろうと思う。
ただ、今後を占うレースとなろうから、見ている分には十分に楽しめよう。
あすは、大阪城S、仁川Sといっしょに楽しませてもらおう。
では、良い日曜日を。
 

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過日。
とある知人と、ワインのお話になった。
残念ながらその道に関してはズブの素人である。
ワインといえば、思い浮かぶのは
『値段も敷居も高くてシブいだけの発酵葡萄汁』
というのが当方の認識である。

いろいろと語弊のある物言いだと感じる向きもあろうが、実を言えば当方、おおよそアルコールに類するものが総じて苦手である。
昔は浴びるほど呑む事もあったのだが、とある酒の席での失敗により、全く呑まなくなって久しい。
その頃ですら酒の味などわかっていなかったのだから、呑まなくなって随分と経つ現在など、推して知るべしである。
対して、その知人、ワイン大好き人間である。
その人との会話では、かなりの頻度でワインが俎上に上る。
まあ、お話だけならば別段かまいはしない。
ワインに付随する様々なウンチクなど、結構楽しんで聞いている次第である。

その知人曰く、近頃は随分と輸入物のワインの値段が下がってきたとの事。
まあ、確かに一時期、70円台まで円高が進んだ事もあった。
その頃の輸入ストック分が、現在の価格に跳ね返っているのだろう。
それと、ワイン投機熱の冷却という事も在るかもしれない。
今回の経済危機で、アメリカ、イギリス等の主要なワイン投機国から投機マネーがごっそり消えうせたというのも一因となりそうである。

兎に角。
その知人が先ごろ、ここぞとばかりにフランスワインを大人買いしてきたのだそうな。
普段ならば高くてとても手が出ないワインも、比較的安価に手に入り、その知人は大層ご満悦であった様子だ。
その中の一本に、フランスのなんちゃらいう村の格付けワインがあったというのが今回のお話のキモである。

その知人も、名前だけは知っていたが、まだ呑んだ事はないという代物であったらしい。
早速家に帰って、大量のワインたちを寝かせ、ガイド本などをあさって戦果の調査を行ったところ。
件の格付けワインに関して、ロバート・パーカーなる人物が
『なにも選んでこんなものを呑まなくても、ほかに呑むべきワインは世界中にゴマンとある云々』
というようなことを云っていた、というのである。

その知人は
「いや、それであの値段に関しても納得した」
と、苦笑いしていた。
知人曰く、ロバート・パーカーなる人物は世界でもっとも影響力の強いワイン評論家であるという。
多くの元売り業者や小売り業者などが、その評価如何によって価格を上下させるほどの人物なのだそうである。
ただ、その知人は
「たかが一介のワイン好きなおやじ弁護士にくさされただけで価値が暴落してしまうのでは、ワイナリーの人がかわいそうだ」
とも言っていた。

そのようなことどもひっくるめて、この弁護士さんが大嫌い、というワインフリークも結構多いのだそうな。
アメリカのもう一つのワインの権威、ワインスペクテイター(だったはず)という雑誌においては、そのワインは星5つ評価で4.5を獲得しているのだという。
また、日本の小売りの間でも
「値段も手ごろです。パーカーが嫌い、という人には是非お勧めします」
などという商魂たくましい向きもあるようである。

さて。
このお話を聞いて、このパーカー氏に大いに共感してしまったのは私だけであろうか?
共感、というより
「パーカーすげえ」
といった興味というのが相応しいであろうか。

実は当方も、これと全く同じようなことを言った事がある。
対象は、かのノーベル文学賞を獲得した日本人作家、大江健三郎氏の著作について、である。
ある知人に
「大江くらいは読んどきたいんだけど、どんな感じ?」
などと尋ねられて、つい
「あんなもの好んで読むほど人生の時間は長くないよ」
と、ごく正直に返してしまったのである。

文芸批評、などというものはまだしも理性と論理のある世界である。
当然其処には、批評する側の価値観と好み、というものも存在し、完全なる客観など不可能というものであろう。
そも、主観と客観は不可分であり、また、主観と客観との線引きすらも、人間の産み出す文章においては難しい。
であるからして、良い批評というのは、客観と主観というものが程よいバランスを保つ必要があると感じる。
主観過多では何が言いたいのかわからず鼻につく。
客観過多ではクソ面白くも無く無味乾燥な文字の集合体である。
素人読者でしかない当方にとっての大江健三郎は、主観的には説教臭くてえらそうで何様?といったところで、客観的には持って回った文章はあまりにくどすぎて先に読み進めさせる力が無い、また、その内容についても意義を考えられるほどに読める代物ではない、という、簡潔に言えば人生の時間云々、となる。

まあ、それはおくとして。
人間の味覚、というのは感覚であり、決して他人にはわからないはずのものである。
一口にしょっぱい、といっても、どの程度、どれほどの度合いのしょっぱさなのか?
同じだけ塩を入れた吸い物であっても、塩辛いという人間も在れば、塩が薄いという人間もあるだろう。
つまりは自分が感じるしょっぱさ、というものは、あくまで自分の物でしかなく、他人にそれを知ってもらう事も、他人の感じるそれを知る事も出来ないのである。
故に、いざ吸い物を作る段、自分持つ経験則と感覚に頼る以外なく、万人に程よい、おいしいというのはこれはもはや不可能であるといえる。
味覚やその他多くの感覚については、いわば完全なる主観の世界のことなのである。
殊、味覚についてはその度合いが大きいと感じる。

然るに。
そのような味覚の世界について、彼のロバート・パーカー氏はそれを臆面も無く世界に向けて発信する個人という事となる。
自身の鉄壁の主観を鍛え上げ、其処に自信と批判にめげぬ強靭な意思を持ってはじめて可能になる事なのではあるまいか?
この人においては様々言われ、またその言動に非難や批判はあれど、その一事において、凄まじい、と感じてしまうのである。
これがアメリカ人の持つパワフルさというものであろうか?

ただ、不幸な事は。
前述したとおり、市場的な価値を、彼の批評それ自体が持ってしまったことだろう。
果たして、彼自身がそうなりたかったのか、或いは市場がそのように祭り上げてしまったのかは与り知らぬが。
ひとたび利害が絡んでしまえば、彼自身がどうあれ、周囲が放っておかなくなる。
資本主義という名の魑魅魍魎が、その周囲を回り始めるのである。

批評とは何か?
当方が考えるに、それはただ其処にあるだけのものである。
発信する人間がいて、それを受け取る人間がいる。
発信された批評に価値を見出すのも、或いは無視するのも、受け取る側次第である。
読む人が読めば、大江健三郎氏の著作も、きっと素晴らしいものなのであろう。
冒頭において述べたパーカー批評に対してのある小売りの対応。
あれこそが良い見本なのではないかと考える。
知人は、いまは楽しみにワインが静まるのを待っているとの事である。
結構な事だ。

べっ、べつに競馬の予想が当たらなすぎて言い訳してるわけじゃないんだからねっ!

 

あああああ。
まただ、またやっちまった。
わかってはいたが、世の中つらいことやかなしいことばかりである。
せめて、せめてドラゴンファングが二着なら・・・ああ・・・。
それにしても。
やっぱ単勝三番人気、おっかねえな。
十年目にして6連対である。
ローレルゲレイロだから二着なんじゃない、三番人気だから二着なのだ、そうにちがいない。
とか、いいわけもしたくなるというものだ。
マイネルレーニアはだっさいなあ、あれ。
逃げなきゃダメじゃん。
おわってみれば前残り三頭での決着、厩舎のだったらまだわかるが、そうでないとしたら哲三降ろされるだろうなあ。
そしてファリダットは案の定やらかした。
3コーナーあたりで四位も相当あわてて追い出していたが結果は残念、とはいえ、まあ本賞金4450万あれば高松宮記念は問題ないだろう。
それより心配なのは体調面か、つかいっぱだものなあ、あの馬。
ビービーガルダンはいいスタートを切ったといったところ。
若干プラスだったが、きっちり仕上がってこれであとは高松宮一本かな?まあ、楽しみ。
ファイングレインはまあ、あんなもの。
使ってよくなる馬だから、陣営としては計算通りといったところだろう。
あんまり無理させても故障もこわいしね。
この馬も次こそ楽しみである。

というわけで、本年度収支は-8000円。
いや、なんだか旅にでも出たくなってきましたな、はっはっは。
次、がんばります。
 

ああああ。
というかブービーメーカーですかそうですか。
ずるりと出遅れた時点で結構あきらめムードだったのだが、そのうえさらにレコードペースでは追走も楽ではなかったようだ。
とまれ。
やはり、4歳馬は強かったんだなあ。
正直、サクセスブロッケンのファンである当方は、結構うれしかったりするのだが・・・。
カネヒキリはもともと持ち時計も優秀であったし、負けて尚強しの印象だが、ヴァーミリアンはやはりあれほど速くなってしまうとさすがに厳しかったか。
まあ、仕方在るまい、まだまだがんばって欲しいものである。
というわけで今日のアーリントンCも外し、コチラの予想も外しっぱなしのontaiにあしたはくるのか?
今年度収支は-7000円。
とりあえずひとつ、あてたいなあ。

☆阪急杯 阪神11R 芝1400m 別定GⅢ☆

今週は阪急杯を予想する。
別定戦ではあるが、頭数もそろい、まずまず面白そうである。
もともとハンデ戦で、四月ごろに行っていたレースであったが、別定戦として開催されるようになってからは、高松宮記念を睨んだ実績組や、賞金を加算したい上昇組で更に賑わいだしたようだ。
別定戦としては今年で十回目。
過去九回の平均馬連配当は5993円となかなか、万馬券も二回ほど飛び出している。
人気別連対状況は一番人気が4連対で2着2回。
二番人気が2連対。
特筆すべきは三番人気の5連対であろうか。
実に半分以上連対している計算となる。
展開面では、なんとしても行きたいのは⑪マイネルレーニアあたり、⑬ローレルゲレイロはまともに遣り合えば共倒れの公算高く、まあ、番手折り合いといったところか
内に入った④ビービーガルダンは距離的にもある程度の位置で落ち着きそう、軽量を利した⑧エアパスカルあたりが突っかける事はありそうだが、それでもそう速くはならないというのが今回のペース読みである。
阪神内回りならば先行勢優位と感じる。
当日の阪神競馬場の天候は曇り後晴れ予報。
今日も若干雨が残っていたようだし、これからまたざっと一雨ありそうな感じもする。
が、現在の芝ならば、そう極端に悪化もしまい。
やや重~良で行えるであろう。
それでは、今回は1頭づつ見ていく事としよう。

①ファイングレイン 実績、能力的には文句なしだが。さすがに今回の斤量59kgはつらいかと感じる。もともと鉄砲はそう走らぬ馬でもあり、今回は次を睨んだ一叩きの意味合いも在るだろう。軽視はしにくいが今回は様子を見ることとする。

②ジョリーダンス 斤量54kgは魅力では在るが、この馬も鉄砲は不得手の部類に入るだろう。距離的にもコース実績的にも魅力ではあるが、スタート下手あところもあり、今回の流れではいささかきついかと考える。見送りとする。

③ドラゴンファング 前走は準OPとはいえ強い勝ち方であった。ここにきて本格化の兆しも見え、このメンバーでも引けは取らぬであろう。斤量的にも前走より楽に走れそうで、前走を叩いた上積みも見込めそうである。単穴までとする。

④ビービーガルダン 今のところ阪神での実績は2戦着外2回では在るが、この馬の本格化自体去年の夏であり、今回は違った結果が望めそうである。鉄砲は得手とも不得手ともいえないが、
もともと右小回りが得意であり、今回は流れからも一発在りそうである。調教もがっちりと追われて好感が持て、馬体からも状態は良さそうである。距離も、まあ千四であれば問題なかろう。対抗とする。

⑤ヤマニンエマイユ 斤量こそ54kgと魅力だが、前走京都金杯をみる限り過信は禁物であろう。阪神の実績も今一つで、積極的に買いに行く材料に乏しいという印象である。千四実績は中々のものだが・・・。今回は見送りとする。

⑥フィールドベアー 前走小倉は斤量が堪えたか。今回は56kgだが相手も強く流れも厳しそう、阪神実績まはずまずだが重賞クラスでどこまでやれるかは疑問である。見送りとする。

⑦ピンクカメオ 大好きな馬では在るが。さすがに牝馬で六ヶ月休養明け、更に時期的なものを考えると、一つ使ってからというのが妥当かと考える。調教も珠節不安ということもあり、プール併用でビシッと追えたという印象に薄い。静観が妥当か。

⑧エアパスカル もともと勝ち鞍がチューリップ賞マイルということもあり、距離的に目先を変えたのだろうが、果たして今回のメンバーでどこまでやれるか・・・。様子を見たい。

⑨トウショウカレッジ ここ数戦をみる限り、やはり末脚を生かす府中などが合いそうな感じはする。が、実績的にはそれほど左右の巧拙はなく、今回も流れと位置取り一つと感じる。そう云う意味では鞍上デムーロは魅力があるし、スプリンターズSでも示したように、力はGⅠクラスでも劣らぬものはある。今回は前走より斤量も1,5kgほど軽くなり、多少なりとも楽に走れるだろう。この馬を本命としたい。

⑩ランへランバ さて、準OP勝ちあがりもダートである事だし、その前に使った芝の新春Sを見ても、今回はやはり差が大きいと感じる。静観が妥当か。

⑪マイネルレーニア 三ヶ月の休養明け。鉄砲は決して得意とはいえないが、阪神はまず得意といえる実績。今回は流れも向きそうで、現状のコース状態を考え合わせてもスンナリということは十分考えられる。連下までとする。

⑫タマモホットプレイ この馬も好きな馬では在るが。やはりここ数戦を見る限り、年齢的な衰えもあるのではないかと思える。それほど大きな差はついているわけではないが・・・。今回は見送りとする。

⑬ローレルゲレイロ 実績的には阪神は得意といって良さそうだ。正直、相当に胡散臭いものは感じるのだが、それでも今回の展開などを考え合わせると、そう軽視するのも問題か。一応、連下まで見ておく事とする。

⑭ヘイローフジ 末脚一本。展開次第だが阪神内回り、フルの16頭ということを考えれば、今回はいささか厳しいと見る。力はつけてきているとは思うが・・・、。見送りとする。

⑮ファリダット いかにも高そうな馬。自家生産だから値段まではわからぬのだが、父キングマンボという時点ですでに五千万円はしそうである。まあ、ビンボ臭い話はおくとして、どうにも今一つぱっとしない。自身、追い込みという事もあり、いささか他力本願なところもあるのだろうが、それにしても物足りない。このあたりで勝っとかないと賞金的にも厳しそうで、陣営の本気度は相当なものだろう。阪神の実績はほぼパーフェクトだが、今回も流れは向かなそうな上、阪神鬼門の外枠である。今回も勝ちきりまでは難しいと見るが、人気も出そうであるし、一応連下まで見ておく事とする。

⑯レットバトラー 鉄砲は、或いは案外得意なほうかも知れない。ズラッと並んだ鉄砲の一桁成績はなかなか壮観では、ある。とはいえ、実績的にも重賞クラスではやはり厳しそうで、一回叩いてからというのが妥当な判断のような気がする。今回は見送りとする。

というわけで、印をうつと

◎ ⑨トウショウカレッジ
○ ④ビービーガルダン
▲ ③ドラゴンファング
△ ⑪マイネルレーニア
△ ⑬ローレルゲレイロ
△ ⑮ファリダット

という事になる。
で、買い目はというと、こんな感じ。

③─⑨ 200円
④─⑨ 300円
⑨─⑪ 100円
⑨─⑬ 100円
⑨─⑮ 100円
③─④ 200円

ん、なんだか人気どおりでつまらんなあ。
というか、別段有力馬(特に高そうな馬)をこき下ろすのが好きというわけではない。
すいません、嘘です。
本当は、高価い人気馬がこけるのを見るのが大好きです。
好きな馬は、ダイタクヤマトとメイショウドトウです。
B級血統馬が出ていると、大概応援したくなります。
やはり、そのあたりも、競馬はロマンだという証左であると感じる所なのだがどうだろう?
もうね、父ペキンリュウエンとか大好きだったし。
少し前は、千葉あたりに繋留されていたのだがどこいったのかなあ?
今回に限っていえば、そうおかしな血統の馬は見当たらないが。
⑨トウショウカレッジも父ラストタイクーンと立派なものだし。
とはいえ、やはり⑮ファリダットは別格だろう。
まともに市場に出れば、どこぞの国民新党から出馬したおっさんや某王族あたりが黙ってなさそうだ。
3億くらいつきそうだなあ。
お隣のレットバトラーあたりも相当高そうだが。
それこそ、一昔前はサンデー×ノーザンテーストあたりは天井が低いなんていわれていたものだが、その後そうでもなくなったようだし。
まあ、ともかく。
なかなかに楽しみなレースである。
では、良い日曜日を。
 

過日、某知人より、ダンボール箱一箱分のブツが、当家に届く。
なんと。
たまねぎ がはいっていた。
箱いっぱいのたまねぎを手に入れた。

さてさて、その知人がどういった経緯でたまねぎなど送ってきたかは与り知らぬが、野郎の独り者の当家に、そんなにたまねぎばっかり送ってこられても、というのが偽らざる心境である。
基本、料理などしない人間だ。
一応、花婿修行のためにと、一通りの調理器具は存在してはいる、が、ほとんど使わないまま引き戸の奥深く、埃かぶって化石となっているのが現状である。
いかん、いかんぞ。
このままでは立派な逆玉に乗れぬではないか。
とかいう戯言はおくとして。
たまねぎを使った料理、など言うものは考えた事も無い。
消費方法がわからぬのでは、いかで立派なたまねぎ殿とはいえ、道端の石くれにも等しいというものだ。
どうすんべか?と考えるまでも無く、一時保留という事に。
都合の悪い事は先送り、明日できることは今日するな、それが立派なイタリア人というものである。
台所の戸棚にそのまま収納。
そして、たまねぎの存在は、忘却の彼方へと流れていったのであった。

そして一月の時間が経ったとある休日の午後。
ふと、そんな哀れなたまねぎのことを思い出した。
とはいえ、たまねぎさん、保存も利く優れもの。
それに季節は冬である。
まさかなにやら良くわからんムシさんまみれになって腐臭を放っているという事もございますまい。
恐る恐る戸棚を空けてみると・・・。
たまねぎさん、少しばかりバージョンアップしていらしった。
なにやらにょろにょろ伸びているのである。
たまねぎの芽、であろう。
なかなか、ステキ生命力である。

とはいえ、感心ばかりもして居られぬ。
なんとかして、この芽の出たたまねぎ、消費せねばならぬ。
そのように思い立ち、ざっとたまねぎを使った料理を必死に脳内検索してみた。
結果、四件ヒット。
①野菜炒め
そのまんまである。
当然、てけとうにぶった切ってフライパンにレッツゴーで出来上がり、なんとも漢らしいシンプルさである。
とはいえ、野菜炒めというからには、それなりの相方も必要だ。
具体的には、にんじん、ピーマン、もやし、キャベツ、そして何より肉が必要である。
肉は近所のコンビニあたりでベーコンかハムでも調達するとして、相方の野菜たちはどうしようか?
ご近所の八百屋は日曜定休、行きつけのコンビニでは野菜など扱ってはいない。
とはいえ、この吹雪の中、スーパーまで足をのばすのも億劫である。

・・・・・・いやいや、ということは、だ。
畢竟②カレー③肉豆腐も不可能ではないか。
いや、まあ、何とかならん事も無い、が。
②カレー
たまねぎ炒めてコンソメ入れて水入れてそのまま市販のルー投入という荒業はどうか?
いやいやいや、どう考えても痛すぎる。
絶対不味いよね、それなら使わずにたまねぎのまんま捨てたほうがまだしもエコだよね?
③肉豆腐
これならば何とかなりそうだ。
近所のコンビニではたしか豆腐としらたきはあったはず。
問題は、肉、だなあ。
肉豆腐を、ハムで。
肉豆腐を、ベーコンで。
いやいやいや、絶対不味いからこれも。
なんだかヤバげなにおいがプンプンしますよね、実際。
でも、仕上げに彼の伝説の万能調味料、メンミでもぶち込めば、それらしい味になる・・・か?
いや、なるのかなあ。
ところで肉豆腐って、どうやって作るの?
アレ???

さて、このように悪戦苦闘の脳内シミュレーションの後、結局①、②、③、は廃案と相成った。
そして残るは第④案。
その名も オニオンサラダ である。
そのあたりの定食屋なんぞで良く見かけるつけあわせのアレである。
うほっ、これならたまねぎさえあれば万事OK。
あとは埃かぶったまな板と包丁を磨けばすぐにでも取り掛かれるといった塩梅だ、実に簡便である。
と、そこで、その日の夜の食事風景が目に浮かぶ。
ちゃぶ台の上、丼飯と、山盛りのオニオンサラダ。
すげーな、オイ。
オニオンサラダだけで丼飯食らうのは或いは人類史上初めての壮挙ではなかろうか?
というか、いやすぎる。
しかも、たまねぎの芽まで入ったオニオンサラダである。
痛々しいったありゃしない、何の罰ゲームだ、それ。
そういえば、先日、面白南極料理人という西村淳という人の著作を読んだのだが、その中に
「たまねぎをごく薄くスライスして、市販の味噌とあわせれば、たまねぎの辛味の利いた良い肴になる」
という記述があったのを思い出した。
ん、おいしそうではあるが。
酒のつまみには良さそうだが、其れだけで丼飯食らうとなるといかがなものか?
とりあえずはそのあたりは保留としておこう。
たまねぎはまだ山ほど在るし、次の機会ということで。

で、結局は思考の袋小路というものに突入。
なんにせよ、材料がそろわないのがいただけない。
ということは、だ。
帰納法で考えればよいのである。
つまり、何を作るか、ではなく、コンビニにある材料で、何ができるか、を考えればよいのだ。
おお、なんかスゲー、自分、主婦みたいじゃね?
これならば逆玉もそう遠い日ではなかろう。
待ってろよ、未来の金持ちおぜうさん。
自分がすんごいのを喰らわせてやるぜ!
というわけで。
この日の夕飯は漢丼(改)たまねぎバージョンと相成ったわけである。
もう、全然主婦っぽくないよね。

漢丼、というものが、ある。
それは実にシンプル、且つ豪快、その上漢心をくすぐってやまない、あるいは米食文化圏の人間ならばだれしもが一度は通る
”道”、DNAにまで刻み込まれたいわゆるひとつの魂の一杯である。
丼飯に調味料というのが基本である。
丼飯にメイヨネーズ。
丼飯にウスターソース。
丼飯に塩。
丼飯に醤油。
変わったところでは丼飯に一味唐辛子、豆板醤、ニョクマム等々、調味料の組み合わせ次第では無限の宇宙を感じられるまさに食の暴君、タイラントである。
広い意味では花かつおをぶっ掛けて醤油をたらしたものや、あるいは卵かけご飯などもこの漢丼にカテゴライズされるであろう。

今回、当方がお隣のコンビニから買ってきたのは次のとおり。
・サラダ油(健康エコナ)
・卵四個入りパック
・ベーコン一パック
のみである。
まず、あらかじめ米をとぎ、我が家で唯一稼動している炊飯土鍋に入れてうるかしておく。
そしてしばらく放置。
良いころあいとなったらガスコンロで一気に炊き上げる。
やはり、炊飯器ではどうにも米が不味い。
ここだけは譲れぬこだわりである。
炊き上がったら十分ほど放置、その後蓋をおもむろに開け、ざっくりとしゃもじで切ってやる。
そしてさらに三十分ほど蒸らしてめしは出来上がりである。
出来上がりは上々だ。

蒸らしている最中、漢丼の具材づくりに取り掛かる。
まず、本日の主役、芽の出たたまねぎさん×2である。
ざっくりと皮をむき、頭と尻尾を落とす。
芽の部分は、なんかもったいないから刻んでおく事とする。
頭と尻尾を落とされたたまねぎ、こいつを半分に切り、親の仇のようにざくざく繊維に縦方向に切ってゆく。
二つ分のたまねぎを切り終えたらおもむろにフライパンを火にかけ、ある程度熱したら買ってきた健康エコナをごく軽く引く。
その後、ざっくり切ったベーコンとたまねぎの芽とをフライパンに投入、カリカリに炒めたらそこでたまねぎを投入である。
たまねぎがしんなりして、狐色になったらごく軽く塩を振って調理終了、火を落とす。
具材を皿に移したらさっさとフライパンやまな板、包丁など調理器具を洗ってしまうのが良い。
作ってすぐに洗う事によって、男はいつでも闘える状態になるのである。

で、先ほど炊いためしを丼に六分目くらいに盛り付け。
その上にざっと具材を流し込み。
具材の上に箸で軽くくぼみをつけて、卵を一つ、割り落とす。
あとはお好みで醤油をちょっとたらして完成である。
漢丼というにはいささか凝り過ぎたきらいもある。
が、調理は実に簡便、ざっと十分ほどであろうか?

さて、お味のほうは、と。
焦げたたまねぎの香りが実に食欲をそそる。
アツアツのたまねぎはよく甘味が出ており、その中でもカリカリに焼いたベーコンの食感と塩味が良いアクセントとなっている。
卵の黄身を破ってざっくりと混ぜると、黄身がたまねぎをトロリと覆ってえもいわれぬふくよかな味わい。
軽くたらした醤油の香りもよく、かき込む箸がとまらぬ勢い。
気が付くと、丼一杯軽く平らげていて当方もびっくりであった。
うむ、これならば、どこに婿に出しても恥ずかしくあるまい。
即興にしては、十分満足の行く出来栄えである。
世の独りモン諸氏にも、是非お試し頂きたい。

さて、残る問題は、と。
まだまだ丸々一箱、たまねぎが残っているという事と。
部屋の中がたまねぎ臭くなってしまった事である。
・・・たまねぎって、案外におうんだなあ。
そんなことを学習した、一日であった。
さて、どうしよう、このたまねぎ・・・。
 



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