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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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さて、と。
今週はこれからちと用事がある当方である。
申し訳ないが簡易版とさせていただきたい。
予想レースは質も頭数も揃った中山牝馬S、なかなかに難解なレースに見えるが。
ま、簡単なレースなんて無いんだけどね?
今年度収支は-9000円。
荒れるレースだけにね、張り切って予想したい。


☆ 中山牝馬ステークス 2012/3/11 中山11R
       芝 1800m 4歳以上牝馬 ハンデ GⅢ ☆


まあ、牝馬限定のハンデ戦なので、それほど斤量に差がつくわけでもないのだがね?
今回も上下4kg程度のものである。
ただ、これが不思議と荒れるのだなあ。
過去十年で馬連万券が4本、5000円以上が3本。
いいねえ、血が騒ぐわい。
ガツンと荒れてくれれば言う事無しですな。
ただ、面子的には前述した通りの充実振り。
トップハンデ56kgは昨年夏にサマー2000シリーズで無類の強さを誇ったイタリアンレッド。
やや間隔は開いたが仕上がりには不安無し。
次に55,5kgに一頭、実績には文句の付けようが無いホエールキャプチャ。
55kg組にはアプリコットフィズ、ブロードストリート、アニメイトバイオ、コスモネモシンなど古豪が居並び。
その下にオールザットジャズやアカンサスなどの上がり馬や、昨年の覇者レディアルバローザ、本格化の香りが香ばしいドナウブルーなど、この時期このレベルとしては揃ったなぁ、という印象である。
上位何頭かで堅いかな?というのが世間一般の見方であろうと思う。
難しいね、今回は。


展開的には好枠引いた⑥アプリコットフィズかなあとも思うが、勝てそうで勝てないレースが続いている⑬コスモネモシンあたりが色気を出していきそうな感じがする。
いずれ、どちらかがハナを主張すれば喧嘩はしないだろうというのが当方の見解である。
ま、極端に速い展開は考え辛いな。
それなりに落ち着きそう?
これならば先行有利は動かないだろう。
馬場状態は現状不良馬場の様子だが、ここからはそう雨も降らないような予報である、ある程度は回復しそうだな?
やや重程度ではあるまいかと見る。
あんま気にしなくてもいんじゃないかな?
というわけで今回の本命には③カルマートを推したい。
中山実績も悪くは無いし、昨年秋は出遅れたりと、思ったレースが出来なかった嫌いがある。
好枠、軽量利して上手く流れに乗れれば一発は十分ありそうな感じがするな。
休み明けも動きはよく仕上がりは上々、鉄砲も悪い馬ではなくここから一発狙い撃ちである。
相手は⑥アプリコットフィズ。
鉄砲は・・・あんまり良いとはいえない馬だが、それでも地力と今回の仕上がりを考えれば十分やれそうな感じはある。
中山も2戦2着2回と連は外さない実績、あっさり勝っても不思議ではないな。
三番手に⑬コスモネモシン。
兎に角中山がいい馬だしな、乗り手次第な感じはあるが、前に出せばそう大崩れは考えにくい馬であろう。
流れ込みで着確保はありそうだ。
そして以下連下に②アカンサス、⑪アニメイトバイオ、⑮ホエールキャプチャと続く。
⑤イタリアンレッドは休み明け、馬場がやや渋りそうなところ、そして追い込みに利が無さそうな流れを考慮して、今回は様子見とした。
一応、ハンデ頭だしね。
陣営も勝負は次と踏んでいるのではあるまいかな?
⑭ドナウブルーはやらかしちゃいそうな感じがするな。
そろそろ大崩れしそうであると当方の本能が。
ま、ここで勝てれば本物なのだろうと言う感じだな、様子見としておこう。
あと中山どうかなーの⑩ブロードストリート、まだやや頼りなさを感じる⑦オールザットジャズ、⑫レディアルバローザは存外怖い一頭ではあるが、流石に連連覇はどうだろうね?
というわけで、印を打つとこのようになる。


◎ ③カルマート
○ ⑥アプリコットフィズ
▲ ⑬コスモネモシン
△ ②アカンサス
△ ⑪アニメイトバイオ
△ ⑮ホエールキャプチャ


で、買い目はというと。

馬連
②─③ 100円
③─⑥ 300円
③─⑪ 100円
③─⑬ 200円
③─⑮ 100円
⑥─⑬ 200円


とまあ今週はこんな具合である。
昨年の秋は紫苑Sからさっぱりだったカルマート、はたして立て直した効果が出るかどうか。
やや体には余裕がありそうという短評があったが、この時期の牝馬だからな、それくらいがむしろいいだろうさ。
変に減っているのよりはよっぽど、な。
頑張って頂きたいものである。
さて、西のほうはフィリーズレビューか。
当方の大好きなイチオクノホシは大外引いてしまって涙の川である。
というわけで、ここは⑤ビウィッチアスあたりから狙ってみようかな?
平場のOPばっかり使っていてかなり地味な成績分布だが、それでも結果は出しているし、存外甘く見られる馬じゃねーなというのが当方の見解だ。
有力どころにここから始動が多いこのレース、間隔きっちり守って使ってきているこういう馬が一発出してしまいそうな気配である。
ここからざらっと流します。
それでは、良い日曜日を。

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・僭主 (せん─しゅ)


塩野先生の小説を読むと、時として出てくる言葉である。
僭主国であるとか、どこそこの僭主であるとか。
なんだろうね?
なんとなく、王や君主の近いものなのではとも思うが、よく知りもせずそのように覚えて、後に赤っ恥掻くのは業腹である。
ここはきっちり調べておくに限るだろう。
早速、広辞苑の出番である。


曰く。

① 帝王の名を僭称するひと。

ここで更にわからないのがこの”僭称”と言う言葉である。
調べてみると───。

勝手に身分を越えて上の称号を自称する事、またその称号の事。

とある。
ああなるほど。
つまりは、副社長あたりが取引先との接待で
「次は私が社長ですから、ははは・・・」
とか、言っちゃうようなものかな?
生々しいなあ。
つまり、帝王でもないのに帝王であると自称する人の事を言うのであろう。
それでは、僭主の意味に戻る。

② (tyrannos) 古代ギリシャにおいて、主として貴族・平民間の階級抗争利用し、非合法手段で政権を占有した独裁者。僭主政は貴族性と民主制の過渡段階として出現する場合が多い。タイラント。 


なるほど。
まあ、とりあえずまっとうなシロモノでないと言う事は何となく理解した。
とはいえ、非合法な手段でとか述べられているが、果たしてその当時に合法、非合法などというものがあったかどうか。
必要に迫られて僭主というものが登場する場合もあったのではなかろうかと、当時のギリシャのgdgd振りを考えるとそのように感じてしまう。
まあ、どうなんだろうね?
とりあえず、意味はわかったのでそれでいか。

 

・七人同行 (しちにん─どうぎょう)


お化けである事はわかる。
なぜなら出典は現在遊んでいるルナティックドーンであるからだ。
日紫勢力内のダンジョンにおいて出現する霊体にこの名が当てられているものが存在する。
とはいえ、当方はそんなおばけ聞いた事無いし見たことも当然無い。
なにやらドラマがありそうな名前なので、とりあえず調べてみる事とした。
広辞苑には載っていなかったので、ネットで調べる事とする。
幸いな事にwikiがあったのでそちらから引くこととする。


曰く。

香川県に伝わる集団亡霊である。
人間と同様の姿の七人組の亡霊で、常に一列に並んで歩いている。非業の死を遂げたものの霊ともいい、人間がこの行列に行き遭うと死んでしまう、或いは投げつけられるという(何を?)。
通常、姿が見える事は無いが、牛の股間から覗くと見えるという。ある人が牛をつれて歩いていると、四辻で急に牛が立ち止まり、股間から覗いたところ七人同行がおり、難を逃れたと言う伝承もある。
また、耳を動かす事のできる人にも見えると言う。
同様に、四国の七人連れの霊として知られるものに、七人ミサキがある。


香川限定と言うのが凄いところだと思うのだがどうだろう?
開発者に.香川県人とかいたのかな。
それにしても、集団亡霊って。
そういや、七人ミサキなんてのもあったな。
あれは酷いんだよな。確か行き会った人をとり殺して、ひとり殺せばひとりが成仏できるが、殺された人の霊が新たな七人ミサキのひとりになると言う。
・・・って、永久機関かっ!
どんだけマッチポンプだよお前らと。
すっきり成仏すれ。
まあ、色々と北斗の拳さながら後付け設定が雪達磨式に増えていった様が想像できてほほえましいとか何とか。
他にバリエーションとして七人童子なんていうものなどがあるそうで、流石に世界の中心w四国だけのことはあるなと感心である。
とりあえず、正体がわかったので良しとしようか。


今回は以上二件である。
至極久方ぶりだが、気が向いたらまた色々調べてみたいと思う。
これだまた一つ賢くなったかな?
それではまたいずれ。

あああ、おしいおしい!
中日新聞杯は間にダンツホウテイが入ったおかげで⑪─⑰の枝当たりを逃し。
弥生賞は首首差届かず、しかもコスモもってるし・・・。
ああ、もう無理、もう当たんねえ。
始まったばかりで申し訳ないが、こりゃもう今年は駄目かもわからんね?
もうね、中日のほうは所詮1800円程度のカスあたりだからいいのさ、弥生賞が、なあ。
馬連⑤─⑨で6万だぜ、ろくまん!
うわー、やっつった。
参ったなあ、実際。17万まんまと逃しちゃったよ。
やっぱ後藤君は駄目か。
4着までだと皐月賞は難しいだろうしなあ。
ダービーに向けてしっかり立て直してもらいたいものである。
そして、本番はおとなしくアダムスピークから狙い撃ちする事としようか。
これで人気落としてくれればいいんだがな。
ま、今回に関しては度外視でいいんじゃね?
本番は力出してくれそうではある。
単にも突っ込んでみようかな、ああ、ルーラーシップで膨れた単コロ資金12万がプールしてあったな、丁度いいしアレ突っ込んでみようかしらん。
破れた馬連6万の夢を皐月賞で取り返すぜえ。
変なテンションで怪気炎を上げる、やばげなおっさんがいる風景である。


想像して欲しい。
いい年こいたおっさんが、週末ひとりで暗い部屋の中で、ただひたすらにアニメを見る姿を。
うっわ、やるせねえ、泣けるぜぇ(山田康雄風で)。
というか、ヤバいな、ヤバいよな?
いーや、隣りに当方がいたら絶対つっこむね?
お前何やってんだ、と。
まあいいのさ、本人がそれでよければ。
男にはごく希に、こういう時間の使い方が必要なのである。
ああ、ちなみに当方はアニメはほとんど見ない人間である。
特性としては、エロゲヲタでありクソゲーヲタではあるが、アニヲタではないはずだ。
そんな当方の見たアニメ『COWBOY BEBOP』。
何年か前にBOXで買って一度見ただけで放置していたシロモノだが、このたび久々に陽の目を見る事と相成ったわけである。
おめでとう。
ま、持ってりゃこうして再び楽しめる日もこようというものであるな。
そして、第五話『堕天使たちのバラッド』を何気なく見終わって、やはりビシャスの若本には違和感しかねえなとか思いながらラダビノット中将やひろしやインコを思い出しつつエンドロールを見ていてふと気づいた。
子供1 水田わさび とある。
やっべ、ドラ●もんこんなとこ出てた!
出世したなあ、よかったなあド●えもん。
ちなもに、ドラえ●んのギャラってどんくらいなのかな。
一年に一本程度映画の製作もあるし、喰いっぱぐれることは無いように思うが。
もーう人生大逆転だな、●ラえもん。
そういえば、お水だったという話も出ていたなあ、実際売れないころはそうでもしないと喰っていけないんだろうね。
だからどうしたという訳でも無いのだが。
ただただ、見っけてテンションが上がったというお話である。

桃の節句のここ札幌は名残の雪である。
青空に舞う雪はなかなかステキであるが、風が冷たいのがいささか残念だ。
このあたりからじわじわ、あったかくなってくれるといいなあと希望しつつ、茶をすすりながら桜餅を食む一日である。
さて、先週の競馬も残念で、なかなか、普段どおりの連敗街道まっしぐらな展開になりつつある当競馬予想である。
ま、いずれ当たる日もくるでしょう、来るといいなあ。
というわけで、これで今年度収支は-8000円。
今週はリニューアルの中京、中日新聞杯である。


☆ 中日新聞杯 2012/3/4 中京11R
     芝 2000m 4歳以上 ハンデ GⅢ ☆


曰く、直線が長くなった。
曰く、坂が出来た。
もともとスパイラルコーナーという特性もあり、比較的小回りでも差し馬が届いた中京競馬場が、以上のようにリニューアルを終えてお披露目である。
前評判としては差し馬が届きやすくなるのでは───との声を聞く、果たしてどんなモンだろうねえ。
とりあえず開幕週という条件もあり、何週かは先行馬優位という見解の当方であるが、こればっかりはやってみないとわかるめえ。
さっそく飛びついてみることとする。


まずは展開である。
前走、正攻法で押し切った⑯エーシンジーラインが今回も先手候補である。
相手は⑧シンメイフジ、こちらは53kgの軽量で、なんとしてもハナへという作戦であれば存外うるさい一頭となりそうな予感がする。
前は結構速くなりそうな気がするな。
これに⑫リッツィースターでも絡めば、目も当てられない事になりそうだが、どうだろうね?
とはいえ、前述したとおりの見解で、なんだかんだと前が残りそうな感じもするのだよなあ。
逃げ馬が潰れ、先行馬と替わったところでゴール板という展開キボンヌである。
逃げ先行がまとめてタレる展開がまぶたに浮かぶなあ。
どうなんだろ。


当日の名古屋の天候は晴れのち雨。
とはいえ、雨はどうやら夕方から夜にかけて、なんとかこのレースまでは持ちそうである。
良馬場での競馬となりそうである。
それでは、一頭ずつ見てゆく事としようか。


①コスモファントム 今季はなかなか調子が良さそうである。この斤量もなれたものだし、最内もこの馬としては願ったりだろう。軽視は出来ない一頭と見る。連下までとする。

②マイネルスターリー 差し馬としては少しばかり内を引きすぎた印象もある。現状のこの馬の力では、善戦までかなあと。今回は見送りとしたい。

③ダンツホウテイ 前走は4着ながら見事に嵌ったレースであった。あのレースで勝ちきれないのがこの馬の限界と言う奴であろうか。引き続き状態は良さそうだが、勝ち負けまではどうかなあ?様子見としておこうか。

④コロンバスサークル 惑星だなあというのが馬柱を一目見た印象である。能力的には重賞クラスで十分だし、斤量52kgはなんとも魅力的だ。あとは屋根の柴山君と、輸送で極端に減らないかどうかだな。連下まで見る事としたい。

⑤ヒットザターゲット どうやらようやっとモノになってきた様子である。前走準OPは苦手の重馬場で終い差し返しての勝ちきり、価値ある一勝と言っていいだろう。引き続き状態もよく、押し切りも十分に考えられる。4歳ということで先の楽しみも考えて、この馬を本命としたい。

⑥レインフォーレスト OPではやや頭打ちの感が漂う。休み明けでもあるし、とりあえず一つ叩いてからだろう。今回は見送りとする。

⑦オールアズワン 一息入れたが、どの程度立て直した効果があるか。能力的にはこの辺でもやれるものは持っていると思うのだが、とりあえず一つ叩いてから、かな?今回は様子見としておく。

⑧シンメイフジ この馬も、もうそろそろお目覚めでもいいような気がするのだがなあ。もう一声斤量が軽ければ、今回は面白いような気がしたのだが・・・。まあ、53kgではあんまり変わり身を期待するのも酷かな?様子見としておこうか。

⑨イケドラゴン 51kgでも結果がついてこないのだよなあ。どっかでやらかしそうだとずーっと追っかけているのだが、もうそろそろ心が折れそうである。いずれ、今回も印打てるような馬じゃないなあ。様子見としておこうか。

⑩アクシオン 斤量は妥当なところか。昨年の夏が出来すぎていたのだなあ、いずれにせよ、小回り平坦巧者なのだろう結論は変わらない。見送りでいいだろう。

⑪スマートギア 前走は良く切れていたなあ。斤量据え置き、引き続き状態も良さそうで今回も有望ではないかな?単穴まで見る事としたい。

⑫リッツィースター 休み明けからこの2戦はどう考えればいいのだろうね?相手はなるほど強いがそれでも負けすぎである。調子崩しているのかもわからんね?見送りとしたい。

⑬ダノンスパシーバ ここ2戦、OPに上がってからのタイム差を見ると、着順以上に善戦している様子なので、それなりにやれそうな感じはする。左回りは勝ちこそ無いがいずれも馬券には絡んでおり、不得手ということは無さそうである。連下まで見ておく事としようかな。

⑭メイショウカンパク OPに上がっての新潟重賞でいきなりの2着である。ただ、斤量はその分やや重め、休み明けもあっていきなりはどうかなぁと言う感じは受ける。とりあえず、一つ叩いてからかな。今回は見送りとする。


⑮セイカアレグロ 最軽量、だがなあ。やれるようにはとっても思えんな。静観が妥当だろう。

⑯エーシンジーライン 今回有力人気どころで落ちるとしたらここかなあと。逃げ馬としては非常に安定しているし、力のある馬なのだろうがな。ただ、その分順当に斤量も増えて、ここいらあたりから厳しくなっていきそうである。今回は善戦までと見る、見送りで。

⑰ダノンバラード 大外か。まあ、実績、能力共に軽視できる馬でもないしな。斤量も57kgなら、まともなら勝ち負けであろう。対抗でいいんじゃね?


と言うわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑤ヒットザターゲット
○ ⑰ダノンバラード
▲ ⑪スマートギア
△ ①コスモファントム
△ ④コロンバスサークル
△ ⑬ダノンスパシーバ

で、買い目はというと。

馬連
①─⑤ 100円
④─⑤ 100円
⑤─⑪ 200円
⑤─⑬ 100円
⑤─⑰ 300円
⑪─⑰ 200円


とまあ今回はこんな具合である。
血統的にも先の楽しみなヒットザターゲットから。
シンメイフジと、どちらを本命にしようか迷ったんだがな?
さすがにあっちは薄すぎると思い直した次第である。
屋根がなあ。
別段、古川君が嫌いと言うわけでもないんだがな?
相手は至極まっとうに堅い所である。
楽しみに見る事としたい。
さて、3歳戦中山弥生賞は、馬も見たがどうやらアダムスピークで堅いかなという感じである。
いい馬だねえ、バランスもいいし良くまとまっている。
個人的には、ソルレヴァンテあたりがどういうレースを見せるか楽しみではあるが。
ああ、また後藤君かね。
今んとこ評価は低いが、調教の動きや前走の勝ちっぷりを見ても、また血統からも存外大物感がありそうな感じがするが。
さて、もうそろそろ競馬を覚えさせてもいい頃合、陣営と後藤君がどういったレースをするか、見ものである。
少なくとも、逃げで固める馬ではないような気がするな。
⑨からざらっと流してみたい。
こんなところかな?
阪神方面の2OP、仁川Sと大阪城Sは、ヨセてしまいたい感じだなあ。
仁川は、まともならスタッドジェルランが堅いと思っていたが、初距離二千と大外枠もあり、アレ?結構胡散臭い?
休み明け、ソリタリーキングもゴルトブリッツも、そこまで信用していいものか迷いどころだしなあ。
馬場が渋れば、⑨キクノアポロの先行策が面白そうでもあるが。
ま、ここはヨセだろうな。
大阪城のほうは、個人的にはミッキードリームで堅いんだが、58kgがどうかだな。
なんで中日新聞杯じゃないのか、疑問ばかりが募ります。
ここで58kg背負うより、中日で57.5のほうがマシだと思うのだがな?
場合に拠っては57kgでいけるかな?無理かなあ。
こっちもヨセである。
とまあ今週はこんなところか。
それでは、良い日曜日を。

近頃とみに思うことがある。
・・・ぶっちゃけこの頃の小説、つまんなくね?


別に、どっかの都知事のようなことを言うつもりは無い。
なんというかね、いっぺんだけ読む分には面白いものは結構あるのである。
例えば、最近読んだものでは、伊岡瞬、小路幸也、堂場舜一、桐野夏生、今野敏、佐々木譲、真梨幸子・・・。
というか、なんか流行作家ばっかりだな。
前述の通りいっぺん読む分にはとても面白いのである。
まあ、そうじゃなければそもそも出版なんかされないよな?
読めないほどつまらない本など無いとか、某先達も言っていた記憶がある。
ただただ、二度目を読もうとはどうしても思えない事が問題だ。
大きな問題の一つとして、物語の構成が序盤にまず伏線を提示、終盤に回収とどんでんを持ってきて『どやー、面白いやろ?』という、あまりにパターン化されたものが量産化され過ぎていることが挙げられる。
そも、ステキ伏線張ってどんでん返しが無きゃ流行作家とはいえない、と言う空気すら感じるこの頃である。
一回読めばもうおなか一杯、ああ面白かったで次など存在しないシロモノと化してしまうのである。


そんなことをふと考え始めたのは、枕もとに置いてあった藤沢周平の『冤罪』を久しぶりにめくったことが発端である。
やっぱ何回読んでも面白え!
治部新左衛門面白いし格好いい!
十数年前に購入した文庫本なのだが、すっかり変色して角も丸くなってしまっているが、どうしても手放せない一冊である。
というか、藤沢周平、山本周五郎商店、柴田錬三郎、池波正太郎などの御大の本は全て、
それを手放すなど と ん で も な い 。
という感じなのである。
昨今読む流行作家の読み物は一度読めばもう十分、古本屋に持っていくのも面倒でダンボールに詰めてごみステーションに置いとけば誰か持ってってくれるだろうという具合であるにも関らず、だ。
なんでかな?


伏線が張り巡らされたものもあるし、どんでんのあるものもある、一概に時代小説だから、ジャンル違いだから、というのは当たらないであろう。
思うに、圧倒的なまでの作家性の違いである。
メフィスト賞について少しばかり調べてみた。
講談社の持ち込みによる新人小説賞であるという。珍しい。
ジャンル問わず、兎も角も面白いが正義というシロモノで、これまで森博嗣や西尾維新などの作家を産み落としている。
ちなみに、真梨幸子もこの賞からデビューという。
受賞メンバーを見て、素直に、たいしたもんだとおもう。
ただ、やはり足りないのだよなあ。
面白い事は確かに正義である。
だが、上記の御大達は面白いのは当たり前な上に、各々圧倒的な作家性という名の個性を築き上げてきたバケモノ連中である。
例えば、上に挙げた四人の作家の短編掌編を一作ずつ四本並べれば、それぞれ読んだだけで誰がどれを書いたのかは一目瞭然だ、別に難しいことではないだろう。
しかし果たして、最前の流行作家で同様なことをして、誰がどれを書いたか、当てられる自信が当方には全く無かったりする。
面白いプロットが立てられれば、物語はそれなりに面白くなる。
ただ、圧倒的な自負を持って、その物語を己の名前によって唯一無二のパッケージングが出来るか否か、そのあたりに違いが現れるのではなかろうか。


あとは物語の力の違いだろうか。
簡単に言えば筆力の違いである。
プロットを読ませるだけではない、物語それ自体を読ませる力である。
また、その辺りにもやはり作家性というものは関係しているようで。
例えば、太宰治がどこぞで愚痴の様に
「作家は生み出した作品だけに責任を負えばよい、それ以外のプライベートなどどうでもいいじゃないか」
とか申していたが、そのとおりと思ってあげたい気分が半分といったところか。
ぶっちゃけた話、当方が『鬼平犯科帳』に読んでいるのは、あまりにも面白すぎるその物語と同時に、池波正太郎という稀代の作家そのものなのである。
確かに面白いは正義だ。
だが、面白いだけを至上としてしまうと、どうしてもたどり着けない地平がある。
これからの作家さんに、そういったものを求めるのは酷であろうか。
これが時代であるのだろうか。
そんなものクソ食らえ、である。
ああ、面白い小説が読みてえなあ。



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