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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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秋も深まるここ札幌である。
窓の外は生憎の雨模様、つい昨日まではいい天気だったのだがな、人が休みとなるとごらんの有様である。
さて、先週の天皇賞は当方の華麗な予想で見事的中、配当こそ七千円程度であったが、分厚いところに当たってくれたおかげで申し分なしの回収額であった。
有難い事である。
今週もこの調子でガツンといきたいものだ。
そして、願わくば年間収支プラスを是非達成したいものである。
先週までは全く考えられなかった事態だな。赤字額.3万突破でもう好きにすればいいよ?ってな感じだったからなあ。
兎も角、気をいれて予想していきたい。
やはり、張りがあるというのはいいものですね。
と言うわけで、今年度収支は-9560円。
今週はアルゼンチン共和国杯である。


☆ アルゼンチン共和国杯 2011/11/6 東京11R
        芝 2500m 3歳以上混合 ハンデ GⅡ ☆


当方の予想スケジュールに入っているレースとしては、比較的相性のよさを感じるレースである。
つい先ごろまでは、GⅠの合間というか谷間にあって、ハンデ戦ということもあり、地味な印象は否めないレースであったが。
ここ数年の成績を見るに結構な活躍馬を輩出している様子である。
昨年の勝ち馬は今年の天皇賞馬トーセンジョーダン。
一昨年の2着に今年の宝塚記念馬アーネストリー。
一昨々年の勝ち馬スクリーンヒーローはその年のJCを勝ちきり、2着だったジャガーメイルは昨年の春の天皇賞の勝ち馬である。
頑張っているなあ。
それ以前はまあ酷いものなのだがな!
はてさて、今年はこのあとのGⅠ戦線に絡んでくるような馬を輩出できるかどうか、そういったあたりでも楽しみなレースではあるな。
ハンデ戦の割に配当的に面白いと言う印象は薄いレースではあるが・・・。
まあ、気合い入れて予想しましょうか。


それではまず展開を読む。
ざっと見た限りでも結構逃げ馬は豊富である。
内から②ネコパンチ、④ナムラクレセント、⑧キングトップガン、⑨ドリームセーリング、⑭ゴールデンハインド、⑮コスモラピュタあたりが候補である。
その中でも特に臭いのが⑨ドリームセーリング、⑮コスモラピュタの2頭だが、これはどちらも譲ることはなさそうで、先頭争いはこの2頭を軸に激化しそうな雰囲気である。
なんだかんだで⑭ゴールデンハインドも譲らなさそうだしね、結果的に番手に落とすことはあっても、まずは行きそうである。
上り坂ではあるが比較的スタートから直線が長いことでペースも上がりやすいコース特性などを考えると、遅くなるということはまず考えにくいだろう。
結構なペースで流れそうで、ラスト直線も長い府中ならば差し、追い込み馬の台頭がありそうである。


当日の府中の天候は曇り一時雨。
とはいえ、馬場の状態を大幅に悪化させるような雨ではなさそうで、それほど心配はいらないだろう。
せいぜいがやや重程度まで、良馬場発表が濃厚である。
重馬場適性に関して特に心配する必要も無さそうである。
それでは、一頭ずつ見てゆくこととしようか。


①ピエナファンタスト 最内枠に入った差し馬である。格下感はあるものの、少なくとも準OPは勝ちきる力を持っており、ロス無く走って前が上手く開けば、案外面白い結果もあるかとも。斤量53kgも魅力があり、府中適性(2,0,0,1)も悪くはない。調教も長いところをテンから飛ばしたので終いはバテたが、時計自体は優秀でデキ自体に文句は無く、気楽に乗って一発の魅力は十分だ。単穴まで見ておくこととしようか。

②ネコパンチ OPでもそこそこの実績はある馬であるが。調教内容はそう悪くも無いが、とはいえ、夏場も使い倒してきた馬である、状態はある意味安定しているのだろうが、上積みはほぼ無いだろうしこの面子ではいささか狙い辛い馬であるね。左回りでは勝ち鞍もないし、今回も厳しそうだ。様子見としておこうか。

③フォゲッタブル エアグルーヴ産駒の復活なるかどうかであるが。前走は8頭立て5着とはいえ、休み明け、相手関係や着差を考えるとそれなりに頑張っていた印象はある。調教からは前走よりかは良化は見られるものの、それでも一変という感じは無く、もう少しかかるかなという感触である。それと厩舎がなあ、池江コトブキ厩舎だしなあ、ここまでちょっと上手く行き過ぎているよな、あそこ。これで勝ち負けとなったら馬房に火でもかけられてしまいそうな勢いである。ま、今回は様子見としておこうかな。

④ナムラクレセント 四ヵ月半休養明けだが、鉄砲は④②①⑧②着と良く走る馬ではある。ただ、休み明けに斤量58kgはいささか過酷かなと言う気がせぬでもない。ペース的にも厳しい展開になりそうで、今回はちとキツイかという感じを受ける。まあ、一つ叩いて次にもう一度考えようか。今回は見送りとしたい。

⑤トウカイトリック 徹底的に冬馬だからなあ、この馬も。去年の冬はスゲー元気だったが、今年に入っては正直パッとしない成績である。流石に9歳という年齢もあるのだろうな、鉄砲が得意な馬というわけでもないし、とりあえず一つ叩いてからだろう。今回は様子見としたい。

⑥カリバーン この馬の能力で斤量56kgならば全くお買い得であろう。叩いて3戦目、調教から状態的にも心配はいらず、力の出せる仕上がりである。府中実績(2,2,0,1)で4着1回は非常に堅実、血統的にこの距離はどうかという不安はあるが、他にはこれといって文句のつけようが無い。この馬を今回の対抗とする。

⑦カワキタコマンド 前走は決して得意とはいえなさそうな左回りで2着まで、順当に力をつけてきているのだろうし、状態もひとまず安定しているのだろう。ここ9戦連続して馬券に絡んでおり、その安定感はなかなかに驚異的、そのうえ前走はOP特別で連対と、本格化の気配すら漂う。ただし、時計自体は平凡でレベル的にやや疑問符付きであること、ローテの間隔も詰まっていることから、これ以上の上がり目は望むべくも無さそうであるというのが気になる所。このあたりを考えると、どうも強気な評価はし辛い一頭といえそうである。今回は様子見としておこうか。

⑧キングトップガン 春から夏にかけての成績はなかなかに素晴らしかったがなあ。当方の友人でずーっとこの馬を追いかけていた人間がいるのだが、その友人をして18番人気の大阪ハンブルグCを買えずに地団駄踏んでいたのも記憶に新しい。なんともかなしいことであるな。今回に関してはGⅡ勝ち馬としては56kgの斤量は恵まれたものであると言えそうだが、いかんせん鉄砲はからっきしの馬である、二ヶ月半とはいえ放牧明けでどこまでやれるか、今回は様子見としておこうと思う。

⑨ドリームセーリング 前走は休み明けで準OP6着まで。調教から状態自体上向き気配であるし、上積みはありそうだ。ただ、展開はいかにも厳しそうに映るし、格下感も否めないところ、斤量53kgならばほかにも面白い馬がいることから、積極的に買いの要素はいかにも薄い。左回り自体の相性はそう悪くないと思うのだがな?今回は様子見としておこう。

⑩ポルカマズルカ 夏前から使いっぱなしではあるが、調教からは非常に具合が良さそうである、今季の充実ぶりが窺える内容だ。牝馬としては若干斤量的に見込まれた感もしないでもないが、左回りの相性もいいし、存外面白い一頭であると見る。人気がいささかなさ過ぎるのも面白いところだ。今回は連下まで見ることとしたい。

⑪トレイルブレイザー 前走は休養明けで準OP2着まで。もともと重賞あたりでも好勝負できる下地はあり、斤量も55kgならまずまずといったところだろう。左回りに関してもそう悪い印象はなく、一つ叩いて今回はどこまでやれるか楽しみではある。調教からも上積みは確実そうで、今回は連下まで見ることとしたい。

⑫オウケンブルースリ 去年あたりは結構期待していたのだがなあ。まあ、あんな結果で残念な限りであったし、今年に入っても引き続き残念続きで、なんかもういまさらと言う感じなのだなあ、当方の中では。前走とて終いよく伸ばしてはいるがそれでもせいぜいが3着まで、今回も調教からデキ自体はそれなりに良さそうだがトップハンデでどこまでやれるのか、終い伸ばしても結局一つ届かず4着どまりという感じがまるでまぶたの裏に見えるようである。鞍上もこのあたりの重賞ではいささか不安、今回は様子見としておこうかな。

⑬コスモヘレノス どうだかなあ。今週の調教が今一つよろしくなかったのだが。間隔が開いた割には本数も消化できてなかったし、昨年ほどのデキではなさそうだというのが当方の見解である。斤量もやや面白味に欠けるしな。ムラのキツイ馬だけに、怖さも感じるのだが、とまれ、今回は様子見としておこうか。

⑭ゴールデンハインド 今回の本命はこの馬である。昨年のこのレースではそこそこの人気となりながら11着まで。とはいえ、昨年の状況は春から使い詰めであの時点では全くお釣りが無い状態、そして今年以上にメンバーは骨っぽい印象であった。その後.不調に陥って結局今年の春も棒に振ってしまったが、どうやら一息ついて立て直した模様、前走は見事な押し切り勝ちであった。今回は叩いて3戦目、課題であった腰もしっかりしてきて、間隔こそ開いたがしっかり乗り込まれてここに来ており、前走以上の内容で更なる上積みも期待できそうだ。展開的にはいかにも厳しそうだが、出来の良さと地力の高さに期待して、この馬で勝負をかけようと思う。

⑮コスモラピュタ 左回りの成績が非常に安定している馬である。府中実績(0,1,1,2)と勝ち星こそないものの、着外の2はいずれも4着、つまり4着以下がないと言う事である。しかも鉄砲巧者で、鉄砲は2回使っていずれも勝ちきりとなかなかに驚異的だ。ただ、逃げないとどうも上手くない馬であるし、その上同型も存在し、今回のペース、このあたりの面子で逃げきれる馬とはどうしても思えなかったりするのだが・・・。まあ、今回は様子見としておこうかな。

⑯アブソリュート 目先を変えてみる、といったところだろうか。まあ、実際のところマイル路線でも全く結果が出ない状態である、気持ちはわかるのだが、流石に勝ち負けどうこうというのは難しいだろうな。静観が妥当であろう。

⑰イケドラゴン いつか変わってくるハズと狙いつづけて幾星霜、流石に心が折れてしまった当方である。もうダメかもわからんね?今回は最軽量ハンデの51kgだが、それでも引いた枠がちょっと悪すぎる。しかもある程度引いて終いに賭けるレースするのならまだしも、なんか前に行く気マンマンだし。ロス出して割り食うのが落ちだろうなあ、恐らく。一つ叩いて状態自体は上向き気配だが、今回も静観が妥当だろう。

⑱ビートブラック この面子だと能力上位は間違いないだろう。前走も良かったし、調教から一つ叩いての上積みも確実だろう。あとは大外枠であるが・・・まあ、府中2500mはコーナーまでの距離もあるし、位置取り自体はそう難しくも無いだろう、この馬の脚質ならばそう気にするものでもなかろうというのが当方の見解である。存外アッサリ勝ちきっても不思議はないな。押さえまでの連下まで見ることとしたい。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑭ゴールデンハインド
○ ⑥カリバーン
▲ ①ピエナファンタスト
△ ⑩ポルカマズルカ
△ ⑪トレイルブレイザー
△ ⑱ビートブラック

で、買い目はというと。

馬連
①─⑭ 200円
⑥─⑭ 300円
⑩─⑭ 100円
⑪─⑭ 100円
⑭─⑱ 100円
①─⑥ 200円


というわけで、今回は⑭ゴールデンハインドからである。
なんかいまいちピンとこないんだなあ。
実際のところはトレイルブレイザーか、或いはピエナファンタストあたりに◎打ちたかったのだが。
なんでかな、当方の指先がそれを許さなかったというか。
まあ、前走札幌とはいえ、OP特別勝ちきりの馬にしては人気が薄すぎると言う要素もあるにはあるだろう。
荻野君とのコンビも結構いい感じだしな、まあ、せっかく◎打ったのだから頑張って頂きたいものである。
相手は⑥カリバーン。
能力、状態的には全く問題ないと見る。
ま、前述したとおり、あとは距離適性一つだろうなと。
とはいえ、オールカマーでも2200mで骨っぽい相手に3着までしてるし、むしろ得意な府中コース、そう心配する事も無いだろう。
ガツンと当てて、ゆとりある予想ライフにしたいものだ。
当日を楽しみにしたい。


さて、お楽しみ裏競馬の時間である。
今週は日曜府中10R、銀嶺ステークスを予想する。
このレースの注目馬はなんと言っても⑥ギンザナイトであろう。
なかなか、準OPに上がってからは結果は出せていないものの、それでもタイム差は詰まってきているし順当にクラス馴れしてきている様子が窺われる。
府中実績(2,2,2,6)はまずこの馬としては立派なものと言って良く、今回は休養明け叩いて3戦目、状態的には順調に上昇曲線を描いている。
前走からやや斤量が重くなるのは気がかりだが、それでもそろそろ連に絡んできてもおかしくない雰囲気がある。
鞍上も三浦皇成ならば御の字だろう。
今回は⑥から有力どころにざらっと流します。
それでは、良い日曜日を。

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昼間は比較的暖かな日が続く、ここ札幌である。
とはいえ、夜になると流石に寒い、日に日に冬へと季節は移ろっているようである。
そろそろ、街にも雪が落ちてくる頃合だからな。
さて、そんな冬の近づくここ札幌の、嘘のような本当の話である。


十一月二日付けの北海道新聞にて───。

「冬の車道は車とぶつかりそうで怖い。この冬からは無理をしてでも車道を乗るしかないのか・・・」
(28歳 男性)

何のことかと思えば、自転車の話である。
自転車ブームが叫ばれる昨今。
先日、この自転車に法の網をひっかぶせようと、警察庁が自転車に関してのルールをプレス向けに発表した。
曰く、自転車は軽車両にあたり、車道通行が原則である事。
自転車にはこの原則を徹底させ、悪質で危険な運転には赤切符で摘発するというものである。
そうだねえ。ここ数年、目に見えて自転車の数が増えてきているよね。
朝の通勤時など、歩道を歩いておっかない思いをしている人も増えているのではあるまいかな。
軽車両扱いで原則車道通行というのは周知の事実なのではなかろうか、ただ、知っていても守っている人が本格的なロード乗りくらいなもの、というだけであろう。
何回か自転車にぶつかられた経験をもつ当方である、いずれきっちり法整備して、車と歩行者と自転車と、もう少しだけ安全なすみわけが出来れば良いなあと願っている。
そのあたりは措くとして。
つまり、上の警察庁発表に噛み付いたのがキ○ガイ左新聞と名高い北海道の狂犬、北海道新聞社である。

「自転車の車道通行徹底を警察庁が打ち出したことにより、道警は、冬場も通勤などに自転車を利用する人が多い道内での対応に苦慮している。
車道は除雪作業などで道幅が狭くなる上、雪や凍結で滑りやすく、自転車と車の接触事故などが多発する危険もある。
道内では、自転車が絡む人身事故は横ばいで、専門家は『地域の実情に合った対策が必要だ』と話している」
こんな記事だ。
実際我が目を疑ったわ。
なんだこのツッコミどころ満載の記事は。

そもそも、前提がおかしいのだ。
実際問題として、冬の北海道そして札幌で自転車に乗るというのは、当方に言わせればそれこそ狂気の沙汰である。
もう、人としてのモラルの問題と言っても良いだろう。
考えて欲しい、つるっつるのアイスバーンの上を、歩道、或いは車道を疾走する自転車。
お前馬鹿だろ!と言いたくなるよね?
誰得だよそれは、歩行者も自動車も、そして乗ってる自転車も誰一人得しないよな?
実際、上の記事でも言っているではないか。

『車道は除雪作業などで道幅が狭くなる上、雪や凍結で滑りやすく、自転車と車の接触事故などが多発する危険もある』

それは歩道も同じだろう。
車道がつるつるなら歩道だってつるつるだよ。
つまりは、冬場に自転車野郎が車とぶつかる危険性が増大するのは問題だが、歩行者に危険を及ぼすのは問題ではない、ということか?
そもそも、北海道は冬に自転車で通勤する人間が多いようなこと記事でホザいているけど、ぶっちゃけそんな人間は周囲からキ○ガイ扱いされている希少種だからな?
しかも専門家って!
そんな専門家なんて初めて聞いたわ、いつもどんな仕事してる人なんすか?
地域の実情に合った対策というのなら、法律で降雪地の冬場の自転車禁止が一番の根本的対策となるのは間違いないのいではなかろうか。
こんな事を真顔で論じている北海道新聞も上に出たゆとり野郎も或いは自転車業界、警察庁なんかも、どいつもこいつも頭のネジの1、2本ぶっ飛んでるとしか思えない。
ちなみに、前述の28歳ゆとり君は、健康のため、冬も自転車通勤しているのだという。
いやいや、お前の健康はどうかしらんが、絶対自分と周囲の寿命削ってるよね。
そんなに自転車乗りたいのなら、雪の無いところに行きなさいと言ってあげたい。

ちなみに道警のある幹部は
「危険を承知で車道を走らせるわけにはいかない。除排雪など路面の状況に応じての指導が必要だ」
と頭を抱えているという。
だ・か・ら、そもそも雪のある地方で冬に自転車に乗るということ自体が危ないしおかしいんだって。
その道警幹部もゆとりか!
馬鹿ばっかりだな、一体どうなってんだ世の中。俺だけがオカしいのか?
ああ、誰かこのお馬鹿新聞にキッツイ突っ込みいれてくれないかな。
脳みそ融けてるとしか思えん。
世も末だと改めて感じる、この頃である。

先週の競馬は見事的中である。
一番ブ厚いところで当たってくれたので、赤字額も大幅に圧縮され、有難い限りである。
というか、1,2着が外国人騎手って。
一体どこの国の競馬かと。
なっさけないのう、日本人騎手。もっと頑張ろうね?
まあ、ピンナ騎手には短期免許最終日の快挙である、良いお土産になったに違いない。初GⅠの味はまた格別であろうさ。
当方としてもずっと狙っていたトーセンジョーダンでの馬券という事で、喜びもひとしおであった。
高い馬だからなあ。生産牧場も馬主も喜んでいる、というかほっとしている事であろう。
一億七千万だってさ。ほええ、あるところにはあるのだねえ。
それにしても、速かったなあ。
千ラップ56秒て。
スプリントでもよう見んな、あんなん。
このクラスの馬が本気になって走ったら、1000mでこんなスピードで走るということである。
現在、1000mのレコードが新潟直線でカルストンライトオの53秒7だったかな?
ほかにコーナーのある競馬場のレコードは軒並み56秒台なので、2000mのレ-スとしては記録的な激走であったといえよう。
そんな中で、前目で4着に残ったブエナはやっぱ改めて力があると再確認、次は切れないなあ。
そして、そんな猛ラップでも上がり33秒台をたたき出したペルーサも再評価である。
次、JCは賞金的に微妙らしいがね、残念無念。
ダークシャドウは負けて強しの内容、もう少しコーナー出口あたりがスムーズな競馬だったら、結果は変わっていたかもわからんね?
ただ、競馬でタラレバは禁物、勝つ馬が強い馬である、どんなアクシデントがあっても本当に強い馬は勝つのである。
ま、次も楽しみであろう事には変わりない。
とりあえずはこんなものかな?
酷い時計だったからな、次にダメージを残さなければいのだが・・・。
というわけで、これで今年度収支は

-30650+7030×3=-9560円

と相成った。
をを!後一発今年中に当てれば、初めての通年収支プラスも夢ではないな!
そして、負け犬ワイド収支は1点引っかかり

-16530+2520×3=-8950円

となる。
ああ、せめて△でもペルーサを買えていたらなあ!
とはいえ、奇しくも現状で馬連本収支と負け犬ワイド収支がほぼ並んだ格好となった。
どちらが抜け出すのかな?
両方沈むというのも十分あるがな!
ちなみに、馬券的には3000円投入して63270円になって帰ってきました。
宵越しの金はもたねえぜ?さてと、風呂屋(特殊で高級でデラークスなヤツ)にでも行ってくっか!
良い子は真似すんなよ。


さて。
我が日ハムはCSファーストステージであえなく敗退である。
飼い犬に手をかまれるというか、恩を徒で返されるというか、負うた子に教えられというか・・・。
なんとも切ない幕切れであった。
というか、勝負事というのは往々にしてそんなものだ。
情けをかけると必ず付けこまれるものである、叩けるときに徹底的に叩けない日ハム或いは梨田監督のモロさというのが如実に顕れてしまった。
具体的にはペナント最終戦の事な?
まあ、オリックスには去年の恨みもあるので、あれはあれで溜飲が下がったという側面もあるのだが。
いずれ、勝負師が死んだ子の歳数えるような真似しちゃいかんということだね。
とはいえ、今年はもうソフトバンクさんでいいんじゃね?
ぶっちぎりだしね、ペナント。
果たして、この後西武さんがどれほどの空気読めなさを発揮してくれるのか、そこだけが楽しみである。
せっかくなので頑張って涙目のソフトバンクを拝ませてもらうのもいいかなーと思ってる。

今年のドラフトは我が日ハム一色であったな。
良い仕事でした。
というか、あの騒動を見ていて思ったのは、やっぱり巨人というのは未だに球界の盟主なのだなあと。
馬鹿馬鹿しいと思うかね?
ところがどっこい、アレくらいの事で朝刊各紙、テレビ、週刊誌、ハテは2ちゃんからヤフコメに至るまで、「よくやった!」「飯がウマい!」「ざまあ巨人ざまあ!」の大合唱である。
つまりは、それだけ巨人という球団が嫌われているということ、アンチを抱えていると言う事なのである。
これは大きいな。
興行の世界においては、好かれて或いは嫌われてナンボである。
嫌われる、徹底的に毛嫌いされるということは、つまり強烈な関心を持たれていることの裏返しだ。
とはいえ、最近は巨人が負けただけで飯が美味い!というのは聞かなくなったが、今回の一件で潜在的にこれほどのアンチを抱えている事がわかり、ペラッペラの我が日ハム球団にとっては実にうらやましい限りなのである。
凄いよなあ、実際。
とは申せ、今回の件で僅かだが日ハムにもアンチがついたかも知れんなと、ひとりほくそえむ当方である。
それにしても、菅野君に行ったときのあの歓声は異様だったよな。
流石に三年連続一本釣りとなると、各球団もさぞかし苦々しく思っていたのだろうさな。
日ハムさんのおかげで溜飲が下がりました、と。
まあ、日ハムに関してはこれからが茨の道なのだが。
せっかくだから入ってくれねえかな、菅野君。
なんか、会見の態度がダメとか気に食わないとか言ってる阿呆がいるが、あんなもんじゃね?
22歳とはいえ、画面で見るとまだまだ子供っぽいしなあ。
原タツノリが伯父さんで、自分にプロ球団がこぞって注目するほどの実力があり且つ当の伯父さんもと望んでいるとなれば、そりゃ巨人に行きたい一択になっても当然であろう。
きっと、頭真っ白だったろう。
とまれ、いつまでも原貢の孫、原辰則の甥ということもあるまい。
振り払って自分の足で歩き出すにも丁度いい機会だと思うのだがな。まあ、他人だから何とでも言えるか。
どちらの道を進むも当人次第である、日ハムに入るか、浪人するか、社会人か、或いはメジャーか。
どちらにせよ、悔いが無いというのは無理な話である、悔いを抱えてなお精一杯がんばって欲しいものであるな。
ちなみに、当方は原辰則と同じ誕生日である。
まあ、それこそどうでもいいか。

日々、寒さの募るここ札幌である。
当方の周辺では、そろそろ風邪っぴきの姿が目立つようになってきた、皆さんのまわりはいかがであろうか?
朝晩寒いからなあ、4℃とか5℃とか、おまけに木枯らしまで吹いて、もうそろそろ冬の重装備も必要な頃合かもわからんね?
昼はあれだとまだちと暑くて、困り者なのだが。
風邪ひいて寝込むよりはマシだろうか。
なんとも半端な感じである。
さて、先週の菊花賞はまあ相変わらずよくもこう.外しつづけられるものだな!と自分で自分を罵倒したくなるような結果である。
ただ、収穫が無いわけでもない。
オルフェーブル以外の馬に関してもどうやらある程度の能力特質はつかめた気もする、これをプラス材料にこれからの秋GⅠに大いに活用したい。
それにしても、この時期の3歳もまだ掴みにくいものだなあ。
秋華賞あたりでも思ったが、改めてそんな風な予想のし辛さというものを感じた次第である。
これで3歳戦にまで苦手意識がついたら、目も当てられねえな。
とはいえ、これで3歳戦自体は全日程終了であり、ここからはいよいよガチの古馬決戦である。腕が鳴るな。
というわけで今年度収支は-29650円。
秋の天皇賞である。


☆ 天皇賞(秋) 2011/10/30 東京 11R
        芝 2000m 3歳以上混合 定量 GⅠ ☆


いよいよ秋のGⅠシリーズも第4弾、秋天である。
今回は、思った以上に面子が厚い、というのが当方の印象である。
むつかしい、だがそれだけに面白いレースとなりそうだなあ。
まず、実績組では④エイシンフラッシュ、⑤ブエナビスタ、⑥ビッグウィーク、⑨ジャガーメイル先生、⑪ローズキングダム、⑱アーネストリーのGⅠ馬組。
・・・失礼、一応⑭シャドウゲイト先生もいるのだな。   
相談役!みた感じで。
何を相談するんだよ!というツッコミは措くとしてだ。
あれれ、ダノンヨーヨーって何か勝ってたっけか?
ああ、2着までだな。
GⅠには届かないが、それでも好走できるだけの能力を証明している実力組が⑧ペルーサ、⑫トーセンジョーダン、⑰トゥザグローリーあたり、実際それなりに人気となるであろう。
そして、今年に入っての上がり馬、⑦ダークシャドウと⑬ミッキードリーム。
あと、なんだかわからんが曲者っぽいニオイを感じる、①シルポート、③アクシオン、⑯ナリタクリスタルなどなど、まあよくも揃ったりといったところであるな。
ヨーロッパ組、ヒルノダムールやらヴィクトワールピサなんかがいないのは非常に残念ではあるが、それでもこれっくらい集まると十分に見ごたえのあるレースであると言えるだろう。
非常に楽しみである。
さて、かくのごとく混沌としている出馬表だが、だからこそシンプルに考えて予想を立てたい。
・・・なんか、去年あたりも同じような事言ってイタイ目見ていた記憶ががガガガ。
もともと休み明けの強いレースなのだよなあ。
殊にここ最近の宝塚記念からのぶっつけの成績たるや!
ただ、やはり予想の常道から考えると休み明けは当然割引だし、そんな風に当たり前に考えて予想を立てていこうと思う。
いずれこのシンプルスタイルが報われるときが来るに違いない、そう信じたいものである。
あとは、展開と馬場、枠順なんかかな?
当たり前を積み重ねて、ガツンと的中をゲットしたいものである。


それでは、展開を読む。
まず逃げ馬は①シルポート、そして⑭シャドウゲイトあたりであろうか。
行き脚の早さ、枠順からここは①シルポートが譲れないところであろうなと。
⑭シャドウゲイトが行ったとしても、府中2000mのコース特性として、いきなりのコーナーである。
必然的にスピードは上がりにくく、このあたりも内を引いたシルポートの有利なところであろう。
あとは⑥ビッグウイークの出方なのだが、ここもシルポートが逃げる意志さえ見せればあっさり番手で位置取りは決まりそう、結局展開はシルポートの胸一つと言う事となりそうだ。
この馬としては前走の様にスローに持ち込んでの瞬発力勝負は避けたいところ、ある程度引っ張って後続に脚を使わせたいというのが戦術上の眼目となる。
ならばペースは前半1分やや切るかといったMペース程度、最終的に時計自体は結構速くなるかもわからんね?
長くばてない脚を使える馬から狙っていきたい。


当日の府中の天候は晴れ。
馬場の心配はいらないであろう、良い馬場での良い競馬が期待できそうだ。
それでは、一頭ずつ見てゆくこととしようか。


①シルポート なんだかんだで逃がすと煩い一頭である。実績から本質マイラーであると考えられるが、血統的には府中の2000mならば問題なくこなせてしまえそうではある。コーナーの近いこのコースはイン逃げの馬にとって理想的であろうし、正直怖い一頭に思える。一つ叩いて体も出来てきた印象、上積みは間違いなく、屋根次第では十分に考えられるだろう。まあ、その屋根が蛯名君、というのが当方としては非常に胡散臭く感じるのだ・・・。今回は連下まで見ておくこととしようか。

②ダノンヨーヨー 前走を見る限り、結構怖く感じるのは当方だけであろうか?まあ、出遅れはいつものこととして、上がりも出ていたしそう悪くは無い印象である。ただ、この馬に関してはシルポート以上に2000mは難しそう、この面子でこの距離で、どこまでやれるかいささか心許なくもある。今回は様子見としておこうか。

③アクシオン 今季はこの馬としては調子が良かったのだろうが、前走見るとやはり府中は向かないのだなあと。平坦巧者なんだろうな、実際。今回は面子も骨っぽいし、出番は無さそうである。見送りとしようか。

④エイシンフラッシュ 能力があるのは当然であろう。春も勝ちこそ付かなかったが良いレース内容であった。逆にいえばなかなか勝てないのが歯がゆい限りである。鉄砲実績も①③②③着と非常に堅実、枠順も良く、油の乗り切った4歳秋の快進撃はあるか。実績組では一番の評価である。単穴まで見ることとしたい。

⑤ブエナビスタ いいところ引いたのだがね・・・。ちょっとね、今年の宝塚記念あたりから、すこーしおかしいなと感じてきてはいたのである。5歳の牝馬であるし、体を作るのも大変だろうし。ただ、今回の調教も格下の煽られていた様子、仕上げにも苦労が窺われるし、やはり衰えと言うものもあるのかなあと。そこに持ってきて上上がり馬のイキのいいこのレース、流石に厳しいのではなかろうかと。実績のある馬だけに、GⅠの雰囲気で変わって来るという可能性もあるが、今回は思い切って様子見としておこうか。

⑥ビッグウイーク 体自体は出来ては来ているし、上がり目もあるのだろう。ただ、動きからは良化途上といった印象を受ける。この状態ならばすこし間を置いてJCから本格始動でも良かったのではあるまいか。中2週でここにぶつけてきたのは馬主の懐具合故か厩舎の方針か。いずれにしても、菊花賞時の状態までは戻っていないのは間違いないだろう。距離的には頭の高さもあり、これくらいがベストにも思えるのだがね。今回は様子を見たい。

⑦ダークシャドウ うん、この馬は相当なものだと思う。まあ、いつぞやのシンゲンくさい感じを受けなくもないがな。あと、鞍上も少し心配、ではあるが順調に一つ叩けてもいるし、また府中5戦5勝はなるほど強烈、諸々考慮に入れて今回は頭一つ抜けているように見える。あとは時計の裏付け一つかな。ま、問題ないでしょう。対抗までで見ることとする。

⑧ペルーサ 宝塚記念を回避したのは英断だったかな?とりあえず時間を置いて秋に向けじっくり作ってきたのは好感が持てる。ただ、せっかくそうしたのだから、毎日王冠とは言わずともオールカマーでもいい、一つ叩いておいて欲しかったというのも正直な所だ。出遅れ癖もあり、やや難しい気性の馬でもある、条件的には府中2000mはベストであるだろうがちょっと手を出しづらく感じるのは当方だけであろうか。今回は様子見としたい。

⑨ジャガーメイル さて、前走では見せ場たっぷりのジャガー先生であったが。7歳とはいえ前走見る限りでは衰えらしい衰えも感じさせず、調教でもポリトラックながら迫力のある動きを見せていて目を惹いた。ただ、この舞台ではやや忙しい感じも否定できず、次のJCで改めて検討したいところである。今回は様子見としたい。

⑩メイショウベルーガ 白いヤツ、ベルーガたんである。当方の好きな馬でもあるが、6歳牝馬、しかも八ヶ月半の休み明けではいかにも狙い辛い。距離的にも2000mは少し忙しい感じもあり、今回は静観が妥当であろう。

⑪ローズキングダム 謎のフランス人騎手を背にバラ一族が行く。お父さんキンカメはいかにも府中向きだし、前走京都大賞典でもきっちり結果を出せているしで、今回に関しては不安らしい不安は見当たらない。ま、京都大賞典のレベルに関しては正直疑問ではあるがな。このレベルの馬ならそれすら問題にならないだろう。前走で折り合いに関する不安はほぼ.解消された様子だし、そこに関しては府中2000mのほうが走りやすいことは間違いないだろう。今回は連下まで見ることとする。

⑫トーセンジョーダン どうも安易に外国人騎手乗せる風潮は如何なものかという、内心忸怩たるものがあることは否定しないが。前走に引き続き祐一君乗ってくれれば当方としては何の心配も無く本命に推せたのだが・・・まあ、今回に関してはトゥザグローリーのほうが先約だろうし、致し方ないのかな?結果的に間隔が開いたことで調整も実戦並に詰めているし、また動きも良く仕上がりに関しては全く問題ないだろう。むしろ中2週になる秋のステップを使うより余裕を持って仕上げられる分、好感が持てる。実力に比してちょっと人気が無さ過ぎに感じるが、だからこそ狙い甲斐があるというものではある。府中実績(2,1,0,0)も心強いデータだ。今回はこの馬から狙っていきたい。

⑬ミッキードリーム この馬もまた評価が低すぎると感じる一頭である。まあ、夏場使い詰めに使われてきた馬であるから、状態に関しては一抹の不安はあるが。ただ、調教内容を見るにいささか軽いだけでデキ落ちは感じられない、高いレベルで安定していると考えても良さそうだ。前走は初めての府中で出遅れ3着まで、内容は悪くないし、上がり馬の勢いで一気に頂点へというのもありそうで怖い。鞍上和田君もビッグタイトルへ内心期するものがあるだろう。連下まで見ることとしたい。

⑭シャドウゲイト さて、今回の相談役はどのようか。というか、府中自体あんまり向いていない馬なのだなあ。どうしても直線のスピード勝負となってしまうと分が悪いことは否定できない。調教からは一つ叩いて上向きではある様子だが・・・。まあ、今回は様子見だろうな。有馬あたりでもう一度考えたい。

⑮シンゲン んん。前走は少しばかり楽しみにしていたのだが、やはり完全に戻ってくるには少し時間が必要なのだろうか。まあ、もうこの馬も8歳だしな、衰えもあるのかもわからんね?今回調教はは長いところをじっくり乗られてきていて好感が持てるが、それでも変わってきたという印象は薄く、いささか狙い辛いところだ。今回は様子見としたい。

⑯ナリタクリスタル どうなんだろうねえ、いまいち良くわからん馬ではあるのだな。今年だけで既に重賞2勝しているし、実績的にも決して見劣るという事は無いんだが。まあ、あくまで比較的な見方になるが、どうやら前走あたり見ても、上位陣と比べると終いの伸びが今一つなところがあり、やはり勝ち星のついた場から見ても、単純に平坦巧者であるというのが適当であろうか。ならば今回は出番無しと考えてよいだろう。見送りとしたい。

⑰トゥザグローリー 今年は春の天皇賞から一体どうしちゃったのという内容である。宝塚記念も酷い内容だったし、完全に調子を崩してしまった感じであった。果たして立て直せているものかどうか、人気を落とすようなら一考の余地もありそうだが、馬に走る気が戻らなければどうしようもないのだな、ああいったものは。それ云々を別としても休み明けで外枠、狙い辛い馬であることは間違いない。今回は様子見とする。

⑱アーネストリー 前走オールカマーが休み明けでスゲー良く見えたのだわな。その分だけ実のところ今回は物足りなく感じている当方である。まあ、調教の動き自体はそう文句の出るものでもないし、デキ自体は引き続き良いのであろうよ。ただ、やっぱい府中2000mで大外はなあ、買い辛いのだわな・・・。思い切って逃げる勢いで前に行くか、或いは控えるか、いずれ極端な競馬で活路を見出すべきだと思うのだが、半端に乗ると絶対終い失速しそうである。哲三君も難しいところ引いたもんだわな、同情。というわけで、今回は様子見としておこうか。


と言うわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑫トーセンジョーダン
○ ⑦ダークシャドウ
▲ ④エイシンフラッシュ
△ ①シルポート
△ ⑪ローズキングダム
△ ⑬ミッキードリーム


で、買い目はというと。

馬連
①─⑫ 100円
④─⑫ 200円
⑦─⑫ 300円
⑪─⑫ 100円
⑫─⑬ 100円
④─⑦ 200円


とまあ今週はこんな感じである。
⑫トーセンジョーダンには頑張って欲しいのだなあ。
どうも、ああいったいまいちGⅠに届かない感じの馬というのが好き、というか大好きなのだなあ。
心の底から応援したくなってしまう。
あまり馬券師には向かないのかも知れないな、当方。
思い入れで突っ込んじゃうタイプだしな。
ただ、そんな自分が結構好きであるが。
楽しんだもの勝ちである、思い入れ一杯で楽しめればそれでいいじゃない。
べ、べつに負け惜しみなんかじゃないからな!
さて、相手は順当に⑦ダークシャドウと④エイシンフラッシュである。
ほか、ブエナとかペルーサとかアーネストリーとか、バッサリバッサリぶった切ってしまったのだが大丈夫か自分?
なんか、心のどこかが「ヤメロ!ヤメロショッカー!」と悲鳴を挙げているような気がするのだが気にしない。
まあ、至極シンプルに、である。
何にせよ、見ごたえのあるレースを期待したい。
それで当たればなお良しであるが。


それではお楽しみ、裏競馬である。
最近はまたダメっぷりが戻ってきたと一部で評判の当裏競馬であるが、今に見てろよと言い返してみたいこの頃である。
今週は日曜京都11R、カシオペアSOPを予想する。
真っ先に目が行ったのが①スピリタス。
追い込み一本で決して器用とはいえないところのある馬だが、前走休み明けでポートアイランドS0.4秒差の7着ならば先ず及第点だろう。
調教からも長いところを負荷をかけて追われており、好感がもてる仕上がりである。
何より、京都実績(0,5,1,1)が強烈、ここまで勝ち鞍がつかないと言うのもある意味才能であると思えてしまう。
京都外回りは追い込みには絶好の舞台、内に入りはしたが千八コースは向こう正面最奥から長い直線経由で、内外位置取りも比較的自由が利く、鞍上の乗り味次第であろう。
今回はこの馬からざらっと流していきたい。
あと、個人的に気になるのは⑧ミッキーパンプキンなのだが。
個人的に好きな馬だし、ハロウィンだしね。カボチャで。
ま、あまり気にしないでおこうか、今回はちょっと相手が骨っぽいかもわからんな。
それでは、良い日曜日を。

今週は近所の本屋で入りたてホヤホヤの堂場舜一『遮断』と、あとノベル版に焼きなおされた京極夏彦『厭な小説』を購入してきた。
厭な小説は後ほど、とりあえず現在ちょこちょこと遮断を読んでいるところである。
抜群に面白いんだけど、あっという間に終わっちゃってなんかもったいないよな、この人の小説は。
ボリュームは十分にあるはずだがな、文庫の厚さを見ても。
文章の軽やかさとっつきやすさというのもあるのだろうが、やはり読ませる力というのがあるのだろうな。
一昨年の暮れだったかな?この人の鳴沢了シリーズに出会って、貪るように読みふけったのは。
幸せだったなあ、いっぱい既刊があって。
まだこんなに・・・とか思っていても、なんだかんだで年末年始の休みで全部読み終わってしまった時のむなしさといったらもうね。
今度はペリーローダンシリーズでも読んでみっか?
終わらなさだけはガチである。面白いかどうかは別として。
SF苦手だしな。遠慮しとこうかな。
兎も角も、出来るだけゆっくり楽しみたいものである。


さて、こないだ発売された浅野里沙子の『闇の仕置人無頼控四 埋み火』と、ようやく文庫カットされた高橋克彦『蘭陽きらら舞』を読んで、改めて時代小説のスバラシさを再確認した感じの当方であった。
この頃は実際ミステリ系ばっかりだったからなあ。
そろそろ、ガツンとくる本格な大長編時代小説を読みたいなあと、そんな禁断症状にも似た飢餓感を覚えてしまったり。
まあ、あれだ。一番いいのは『鬼平犯科帳』シリーズを全部引っ張り出して読み直す事なのだろうがな。
アレ読んだらしばらく鬼平マインドになって日常生活で使い物にならなくなったりするからなあ。
影響を受けやすいゆとり世代の走りである。
矢沢永吉のライブ会場から出てくる人間が全員矢沢んなっとるのと一緒である。な、なんとおそろしい。
と、そんなふうに思いつつ日々過ごしていたら、偶々読んだ新聞に牧秀彦の紹介文が載っていて興味を覚える。
そうか・・・算盤侍か・・・面白そうではあるな。
で、ためしに牧秀彦を一冊近所の古本屋で買ってきました。
その名も『辻風の剣』。
裏書には
「辻番所を預かる留蔵と辻謡曲を生業とする浪人、田部伊織には裏の貌がある。庶民を痛めつける悪党を密かに始末しているのだ・・・云々」
とある。
ああ、よくある仕掛け人系であるな。
剣戟小説も混じっているのだろうか。
で、文庫一冊に三本の中篇が入った時代連作小説である。
早速読み始めると、まあ、面白くない事はないのだが、何と言うか突出した個性も感じられないのだな。
何と言うか、組織立った仕事をしているのではなく、この留蔵さんと伊織さんと、そしてもうひとり若いのの三人で、仲良く悪を懲らしていくさまは、なんだかとっても貧乏臭くて切なくなってくる。
あと、文章もどこかまとまりが悪い。
江戸当時の辻番所のありようであるとか、剣の流派であるとか居合のありようであるとか、そういったハウツー説明文を詰め込んで固めました的な。
ぶっちゃけ娯楽小説としてみると教えたがりが目立ちすぎていただけなかったりする。
どうも素人臭い仕事であるというのが当方の素直な感想だ。
これはハズレ臭いか?
単純に合わなかったということもあるかもわからんが・・・。


とまあ、その程度であればよかったのだが。
この本に納められている連作三本のうちの最後の一本、「仲間なればこそ」と言う奴が実に曲者であった。
つらつら読んでいくと
「憮然と見返す久能に重ねて告げる」
「戸惑う伊織と弥十郎に、憮然と顎をしゃくる」
「憮然と向けてきた伊織の視線を、滝夜叉の佐吉は身じろぎもせずに受け止める」
「留蔵は憮然と一喝した」
「肩を掴んだ手を振り解き、吉松は憮然と向き直る」
とまあ出るわ出るわ、いきなり何を思ったのか憮然と言う言葉のオンパレードである。
しかも全部誤用してるしー!!
多いときでは1ページに二つや三つ出てくるのが困りモノ、もうただただ『憮然』とか言いたいだけなのではという気すらしてくる。
恥ずかしいなあもう。
というか、誤用云々以前にこんな風に言葉をぞんざいに使っている時点で、プロの作家としてどうなんだというお話。

ここを眺めておられる皆さんもご存知であろうが、この憮然と言う言葉は誤用されている事が多いので有名な言葉である。
ちなみに本当の意味は

①呆然と自失する様、がっかりする様。
②あやしみ驚く様。

というものだ。
ま、別段一つ二つ使われていて、その上で誤用している程度であればそう気にはならないのであるが。
こうまで連発されると流石に言葉を扱う上での意識というものを疑いたくなる。
例えば、上に挙げた例であるならば、憤(忿)然などの言葉が適当であるはずだ。
然るに馬鹿の一つ覚えで『憮然、憮然、憮然』である。
酷いものと言わざるを得ない。


言葉というものが、時代と共にその意味も移ろっていくものであるのは理解している。
芸者と言う言葉は、使われ始めたときは一流の武芸者を指す言葉であったという。
それが時代を移すに従い、芸を売って身を立てるもの、つまり現在の芸者さんになったのである。
わかりやすいよね、これなんかは別段構わないと思うのだ。
ただ、憮然と言う言葉に関しては納得が出来かねる理由がある。
そもそもこの憮然の『憮』という漢字であるが、この意味自体が

①心がむなしいさま、失意のさま。
②美しい、みめよいさま。

というものなのである。
つまり、多くに誤解されているように、何かに怒るさまと言う意味など、初めから入り込む余地は存在しないのである。
然るに、この牧ナントカいう輩は、ただ漠然とそう云うものだと思っていたから使うという、およそプロとしてあるまじき思考停止の愚を犯している訳だ。
困ったものであるな。
さて、この本の第一版が出たのが2005年であるとの事だ、果たして彼はここから進境を見せているものかどうか。
いささかの興味は否定出来ないが、もうこうなってしまった以上彼の作品を読む気などさっぱり失せてしまっており。
下調べは大切だなあと、改めて思った出来事であった。
いい時代小説探すのも大変である。



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