昼間は比較的暖かな日が続く、ここ札幌である。
とはいえ、夜になると流石に寒い、日に日に冬へと季節は移ろっているようである。
そろそろ、街にも雪が落ちてくる頃合だからな。
さて、そんな冬の近づくここ札幌の、嘘のような本当の話である。
十一月二日付けの北海道新聞にて───。
「冬の車道は車とぶつかりそうで怖い。この冬からは無理をしてでも車道を乗るしかないのか・・・」
(28歳 男性)
何のことかと思えば、自転車の話である。
自転車ブームが叫ばれる昨今。
先日、この自転車に法の網をひっかぶせようと、警察庁が自転車に関してのルールをプレス向けに発表した。
曰く、自転車は軽車両にあたり、車道通行が原則である事。
自転車にはこの原則を徹底させ、悪質で危険な運転には赤切符で摘発するというものである。
そうだねえ。ここ数年、目に見えて自転車の数が増えてきているよね。
朝の通勤時など、歩道を歩いておっかない思いをしている人も増えているのではあるまいかな。
軽車両扱いで原則車道通行というのは周知の事実なのではなかろうか、ただ、知っていても守っている人が本格的なロード乗りくらいなもの、というだけであろう。
何回か自転車にぶつかられた経験をもつ当方である、いずれきっちり法整備して、車と歩行者と自転車と、もう少しだけ安全なすみわけが出来れば良いなあと願っている。
そのあたりは措くとして。
つまり、上の警察庁発表に噛み付いたのがキ○ガイ左新聞と名高い北海道の狂犬、北海道新聞社である。
「自転車の車道通行徹底を警察庁が打ち出したことにより、道警は、冬場も通勤などに自転車を利用する人が多い道内での対応に苦慮している。
車道は除雪作業などで道幅が狭くなる上、雪や凍結で滑りやすく、自転車と車の接触事故などが多発する危険もある。
道内では、自転車が絡む人身事故は横ばいで、専門家は『地域の実情に合った対策が必要だ』と話している」
こんな記事だ。
実際我が目を疑ったわ。
なんだこのツッコミどころ満載の記事は。
そもそも、前提がおかしいのだ。
実際問題として、冬の北海道そして札幌で自転車に乗るというのは、当方に言わせればそれこそ狂気の沙汰である。
もう、人としてのモラルの問題と言っても良いだろう。
考えて欲しい、つるっつるのアイスバーンの上を、歩道、或いは車道を疾走する自転車。
お前馬鹿だろ!と言いたくなるよね?
誰得だよそれは、歩行者も自動車も、そして乗ってる自転車も誰一人得しないよな?
実際、上の記事でも言っているではないか。
『車道は除雪作業などで道幅が狭くなる上、雪や凍結で滑りやすく、自転車と車の接触事故などが多発する危険もある』
それは歩道も同じだろう。
車道がつるつるなら歩道だってつるつるだよ。
つまりは、冬場に自転車野郎が車とぶつかる危険性が増大するのは問題だが、歩行者に危険を及ぼすのは問題ではない、ということか?
そもそも、北海道は冬に自転車で通勤する人間が多いようなこと記事でホザいているけど、ぶっちゃけそんな人間は周囲からキ○ガイ扱いされている希少種だからな?
しかも専門家って!
そんな専門家なんて初めて聞いたわ、いつもどんな仕事してる人なんすか?
地域の実情に合った対策というのなら、法律で降雪地の冬場の自転車禁止が一番の根本的対策となるのは間違いないのいではなかろうか。
こんな事を真顔で論じている北海道新聞も上に出たゆとり野郎も或いは自転車業界、警察庁なんかも、どいつもこいつも頭のネジの1、2本ぶっ飛んでるとしか思えない。
ちなみに、前述の28歳ゆとり君は、健康のため、冬も自転車通勤しているのだという。
いやいや、お前の健康はどうかしらんが、絶対自分と周囲の寿命削ってるよね。
そんなに自転車乗りたいのなら、雪の無いところに行きなさいと言ってあげたい。
ちなみに道警のある幹部は
「危険を承知で車道を走らせるわけにはいかない。除排雪など路面の状況に応じての指導が必要だ」
と頭を抱えているという。
だ・か・ら、そもそも雪のある地方で冬に自転車に乗るということ自体が危ないしおかしいんだって。
その道警幹部もゆとりか!
馬鹿ばっかりだな、一体どうなってんだ世の中。俺だけがオカしいのか?
ああ、誰かこのお馬鹿新聞にキッツイ突っ込みいれてくれないかな。
脳みそ融けてるとしか思えん。
世も末だと改めて感じる、この頃である。
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