雨もよいのここ札幌である。
気温自体はそう低くも無く、比較的過ごしやすい日である、雨が降っているからだろう。
ただ、冬の近づく秋の日、灰色の街に雨がそぼ降る様は、気温云々以上に心に寒く迫るのは当方だけであろうか。
雪が降り始めれば、数ヶ月もそんな灰色に閉じ込められるわけだ。
そう考えれば、過ぎ行くこの秋の一日が愛しく感じるのも当然かも知らん。
ちなみに【愛しい】と書いて【かなしい】と読むとよりステキにポエムチックになります、凄いね?日本語。
昔の表記だがね、大概そんな風に読ませる場合はルビが振ってあって親切である。
有名どころでは司馬遼太郎の『太閤記』の、秀吉が井戸で冷やした瓜を食う場面の描写に使われていたと記憶している。
ちょっとブンガクスノッブを気取れる気がするような小ネタである。
あくまで”気がする””ような”である、ご使用の場合はご注意をば。
さて、先週の競馬はあらら酷いなアレは。
菊花賞の大虐殺である。
とはいえ、単勝、馬連、馬単、ワイド、三連単、三連複全部一番人気となれば、当たっている人も理論的には一番多い”ハズ”で、極めてピンフーな事態であるのだろう、虐殺なんてとんでもない。
そう、あなた方の持っている当たり馬券は、我々穴党の血と汗と涙とその他諸々ややこやしい何かで出来ているわけである。
いや、別に感謝は必要ないがね?
きっと当ててもガミになっている人も大勢いただろうしね。
そう云う意味では大虐殺もあながち間違いではないだろう。
ま、なんにせよ強い馬が勝つのはいい事だ。
当然、馬連方面の馬券は全滅、当方が獲ったのはこの秋から継続中のオルフェーブル転がし一点のみである。
それにしても・・・・・・。
1.4倍って、曲がりなりにもGⅠだというのにねえ・・・。
これで五万は突破すると踏んでいたのだがなあ。
先週末に入って有力各誌おおよそ全てでオルフェーブル推しが入っていたので、アナウンス効果もあったのかもわからんね?
それにしても、強い勝ち方だったなあ。
同世代では一つ抜けているかもな。
今後、可能性があるとすればウインバリアシオンだろう。
当方は胡散臭く感じて買えなかったが、改めて力のある馬だということはわかった。
脚質がああだから、展開にも左右されるし、前が捌けるかどうかも大きいだろうが、嵌ると突き抜けるタイプだし、負かせる力も十分ありそうだ。
逆に、トーセンラーはあんなもんじゃね?
あれ以上は考え辛いね、上出来のレースであったろう。
となればあとは、古馬とやってどうか。
現在の4歳世代は屈指の実力世代だからね、次JCか有馬かわからんが、流石にオッズも落ちるだろう。
そのときを楽しみに待たせてもらおうかな。
これで負け犬ワイド収支は-15530円。
そして2コロ達成のオルフェ転がしは
27000円→37800円
と相成った。
うわあ、1万800円しか上がりが出てねえ。
くっそ、10万から始めるんだったな。
ま、10万で始めたら小心者の当方のこと、神戸新聞杯で終了だったろうがな!
ま、前述した通り、次にガツンと膨らむことを期待しつつ、結果的にはちょんちょんな今週の競馬である。
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