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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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なかなかに寒い日がつづく、ここ札幌である。
あれから市内は──雪こそ降っては居ないものの、温度計はゼロと10の間を行ったり来たり、そこから突き抜けてしまおうなどということは、彼にとっていかにも大胆すぎる発想であるといわんが如しだ。
こうして少しづつ押し問答しながら、いつしか10が5になり、みぞれではないさらさらの雪が落ちてくるのであろう。
ここ数日は雨ばかり降っている。
印の雨、滅の風、鬱になってしまいそうな灰色具合である。
青空が恋しいなあ。
本格的な冬が来る前に、大物洗いをしておきたいところだ。
室内にはろくろく干すところもないし、しかも乾かないし、外に干せるうちになんとかしたいもの、どうして切実である。
当方の休みと、青空の日がたまたま重なってくれればいいのだが・・・。


現在、ポール・ドイロンの
『森へ消えた男』
を読んでいる。
なかなか、面白い。
内容は、ロクデナシで密猟者の父が殺人事件の容疑者になってしまった息子の愛憎と、嫌疑を晴らすための苦闘を描くハイスピード・アウトドア・サスペンス、ということになっている。
しかしまあ、凄いカテゴライズだよなあ、最早何でもありである。
ただまあ、ハイスピードはどうやら伊達じゃなさそうで、なかなかスピード感があり、どんどん読める読み物である。
しかしまあ、このような外国モノの小説読むと、いろいろ新しい発見があるものだ。
猟区管理官などという職業、小説の内容から考えればどうやら公務員、しかも捜査権や逮捕権など、所謂警察権もありそうで警察官の一種のように見えるが、そんな職業があろうとは全く知らずに生きてた当方である。
正しくはGame Wardenというらしい、訳者のあとがきでは日本には全く存在しないもので、どのように訳したらよいか随分と悩んだとある。
狩猟監督官という約はすでにあったそうだが、そもそも狩猟の監視だけでなく、職掌が多岐にわたるため、この訳を当てるのを戸惑ったということもあったようである。
流石にアメリカは広い、こういった職業も必要なのだろうなあ。
当方の実家のほうでは、まあ、鹿狩り鳥撃ちをする人などいたにはいたが、あれはどこの管轄なのかな?
川での密漁なんかは、駐在さんのお仕事だったが。
当方の田舎では川という川は全面禁漁であった、まあ、守ってる人も少なかったのだが。
孵化場があり、放流事業なんかもやっていたから、そのあおりなのだろうが、新任のちょっと張り切った駐在さんなんかがくるとやること無くて廻るんだよな、川を。
とっつかまって叱られたことも数回。
今となってはいい思い出である。
何にせよ、主人公のマイク君はこの猟区管理官であり、密猟者のオヤジの罪を晴らすため、東奔西走するわけである。
まだ中盤あたりだが、いい小説である。
機会があって本屋さんで見かけたりなどされたら、手にとって見るのもいいでしょう。


相も変わらず忙しない日々。
とはいえ、どうやらこの状態がデフォになってきた感じもある。
働いてばっかりさ、まあ、普通に休みとれてるだけ幸せっちゃ幸せなんだろうが。
そんなわけで、エロゲなんてほとんど出来ていません。
先月末に購入した恋と選挙とチョコレート、恋神、他の男の(ryなど、積みっ放しデスヨ?
来月は大変だっていうのに。
そんなにできねえなら買わなきゃいいじゃんという向きもあろうが、どうにもこればっかりは、な?
過去に幾度か迷いに迷って見送って、結局その作品が名作判定受けてしかもファーストプレスでロットアップ、値段もうなぎのぼりなら市場にもでまわらねえ、そんな経験をしたがために
「迷うくれえなら、買っちまえ!」
という習慣が身についたとかどうとか。
そして増えつづけるは積みゲばかりである。
なんとも、業の深いことだ。
さて、それじゃあそろそろ本気出すか。
まずは・・・仏蘭西少女から、かな?
いつのだよ、これぇ!
まあ、ボチボチこなしていきましょうか。
とりあえずはHD綺麗にしてからかな?
うちの老朽HDには、そろそろ厳しくなりつつあるからな。
頑張りましょうか。
それでは、良いエロゲライフを。
 

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泣けるぜ。
とか、山田康雄的に言ってみるテスト。
sweelである。
まあ、何がかといえば、言わずと知れた天皇賞だ。
何だかんだで結局はやや重馬場まで回復、その時点で荒れの気配はどこへやら、遠くへいってしまった感じである。
山の彼方の空遠く、幸い住むと人の云う。
当方の万券も遠くへ飛んでいってしまいましたとさ。
シンゲンはどこいった?


今週は競馬の前にちらりとス●イに顔を出した。
表題の映画の入場が始まっており、ついついぬるりと滑り込んでしまった次第である。
パンフ取りにきただけなんだがな、まあいいか。
ちなみに、同名の有名な韓国映画もありますが、そちらではありません、あくまでリチャード・ギアの出てるほうです。


あらすじ

ブルックリンで働く三人の警察官が主役の群像劇。
退職間際の冴えない警官エディ、家族との問題に頭を悩ます麻薬捜査官サル、そして警察や自分の来し方そのものに疑問を抱き始める潜入捜査官タンゴ。
ひたすらに事なかれ主義で定年まで勤め上げ、その人生にどうしようもない徒労感を抱く。
常に危険に身を晒しながら、家族に安心して住める家すら買ってやれず、麻薬取引の現場の大金に心動かされる。
自分の精神をすり減らしながら人生の諸々を犠牲にし、そんな中で自分のターゲットである犯罪者に対して近親感を抱いていく。
そんな三人の警官の行き着く先には、一体何が待ち構えているのだろう。
一瞬の交錯、そしてそれぞれのエンディングへ、物語は加速してゆく。


面白い。
久しぶりに見ごたえのある、いい映画を見た気がする。
最近は十三人の刺客とか、ベストキットとか、或いはエクスペンダブルズとか、まあある意味なにも考えんと楽しめる映画ばかりだったので、非常に新鮮であった。
群像劇にろくなものなし、という言葉があるが、そんなジンクスを返上するかのような力作である。
三人の警察官が、まあ初めからみんなテンパってはいるのだが、その上で更に少しずつ少しずつ追い込まれていく様が丁寧に、そして克明に描写されており、そして圧巻のラストへ怒涛の如く流れ込んでいく様が、ある意味非常にに心地よかった作品である、とはいえ、物語のラストはいずれも救いの無いものなのであるが。
中途半端な難解さももたず非常に解かりやすいこと、その上で上質の人間ドラマが実に丁寧につむがれていく、当方としては珍しくべた褒めの作品である。


主演の三人はいずれも名優揃い。
退職間近の警官エディ役に大御所リチャード・ギア。
金が必要な麻薬捜査官役にイーサン・ホーク。
そして壊れかけの潜入捜査官役にドン・チードル。
他にもウィル・パットンやウェズリー・スナイプスなど、超豪華俳優陣、凄いキャストである。
いずれもがいい演技をしており、しかしそんな中で一番当方が好きだったのが、名前は知らねど警察のエライサン役の女性が、悪役好きの琴線にびりびりと触れまくりであった。
もうね、あの小憎たらしい面ったらね!
思わず心の中で
「いけ!ドン・チードル!その女の面ボコボコにしちゃれ!」
と応援してしまったくらいである。
ええと・・・あれってひょっとして、エレン・バーキンか?
すげえな、あくの強い女優さんだが、こんなのもこなすのか。
まあ、これくらい感情移入させてくれる悪役って、そう居ないからなあ。
脚本の勝利もあるのだろうが、それだけでもないだろう。
久々にエキサイトさせてもらいました。
満足満足。
バーキン、あんた最高だ。


是非にも、機会があれば見て欲しい作品である。
後悔はさせません・・・多分。
おかげでいい休日を過ごせました。
馬券は外れたけどな!
 

さて、前回は劇的な二十連敗を飾ったわけであるが。
いやいや、よく頑張ってましたよ?レーヴドリアン。
芦毛ながら本当に良く見せていたし、やはり当方が感じたように、ステイヤー臭いというのはあたりだったようだ。
どこかで賞金さえ稼げれば、有馬も夢ではなかろうよ。
よっしゃよっしゃ、ほんじゃまステイヤーズSで買ったろかい。
・・・まあ、来年以降のような気もするんだけど。
というわけで、今年度収支は-29360円。
やべえ、なんかマイナスが見た事無い数字に!?


☆ 天皇賞・秋 2010/10/31 東京11R
      芝 2000m 3歳以上 定量 GⅠ ☆


さあ、荒れるとうわさの天皇賞秋です。
先週も同じようなテンションだったが、果たして今回はどうかなあ?
いろいろテンパッてはいるが、今回も頑張って予想する。
さて、この天皇賞といえば、どうにも中枠が弱いという印象がある。
勝ち馬に関してだけ言えば、1枠2枠、7枠8枠で全てを占めており、4枠5枠に2着が2回と3回で計5回と、妙に偏った数字となっているのが気にかかるところである。
通常外枠は不利なはずだし、内枠も荒れ始めるこの時期、中枠が有利なはずなんだけどなあ、よくわからん。
さて、今年はどんな感じかね、セオリーどおり内外が勝ちなのか、或いは例外が出るのか、7枠5勝の驚異的な数字に果たして意味はあるのか、謎は深まるばかりである。


それでは展開を読む。
今回は⑧シルポートが堂々逃げ宣言、追いかける馬は前走鮮やかに逃げ切った⑯キャプテントゥーレ、内目を引いて一発勝負の⑤オウケンサクラあたりだろうか?
どちらかが絡めば、それなりにいいペースとなりそうな感じがある。
そして今回の目玉、②ブエナビスタもよほどのことが無い限りは先行策だろう、そちらのマークも厳しくなりそうで、全体的に前懸かりなレース展開と読む。
馬場状態が正直不安ばっかりな中、時計的にはそうそう伸びないだろうが、ペース自体は速い目で推移しそうである。
雨の府中は追い込みが届く、というのがセオリーであるがしかし不良馬場ともなればまた別物、そして秋天に関しては追い込み馬は苦戦模様、なかなかにむつかしい。
タフな競馬となるだろう、スピード、パワーを兼ね備えた差し馬から選んでみたい。


当日の府中の天候は台風?
なんじゃそら、競馬できんのか?
馬場もまた荒れそうで、重~不良まで見て予想を立てたい。
それでは、一頭ずつみてゆくこととしよう。


①ショウワモダン ここ2戦はどうしようもない競馬。斤量もあるだろうが、ダメなあいつが帰ってきたとの感触もまた。さて、今回は嵐の競馬である、泥んこ馬場大好きなこの馬はどんなモンだろうね?後藤君から手も替わって、正直不安しか感じない当方がいるのである。ローテーションも問題外、脚折らなければいいけど・・・。今回は見送りとしたい。

②ブエナビスタ まあ、切れる馬じゃねえよなあ、と。ぶっつけが割り引き材料にならないこのレースの稀有な特性からいっても、ここは押さえるに如くはなし、といったところか。連下まで見ることとしたい。

③ジャガーメイル さて、ジャガー先生出陣である。ところがどっこい、ジャガー先生の本番は次のジャパンカップです。展開的にもやや忙しい感じ、鉄砲は利く先生ですが、今回は周ってくるだけだろうさ。見送りとしたい。

④エイシンアポロン 重い弥生賞でヴィクトワールピサの2着しているとおり、重馬場もそう悪くはない一頭。毎日王冠の状態より、春よりは随分良いデキのように感じる。距離も二千までなら十分にこなせるでしょう。今回は単穴まで見ることとする。

⑤オウケンサクラ さて、この馬が登録したおかげで、一応GⅠ馬のセイウンワンダーが撥ねられたとかなんとか、ワンダー陣営としては憎んで余りある相手であろう、呪われないことを祈ろうか。うん、力はある馬だと思うのだが、今季はいささか空回り気味、状態は決して悪くは無いということだが、果たして?様子見としたい。

⑥スマイルジャック 府中も悪くは無い馬だし、あとは距離だけな一頭。血統的には十分にこなせそうな感じはあるのだがなあ。重い馬場とてもそれなりにこなし、前走も休み明けとしてはまずまずまとめた内容、案外怖い馬のような気もするのだが・・・。連下まで見る事としたい。

⑦ペルーサ さてさて、この馬に関しての重大疑惑が当方内で浮上しつつある昨今である。実は、弱 い の で は ?という疑惑なわけだが、どうだろう。出遅れだけ、という見解もある様子だが、こういう馬に限ってこんなところでも出遅れるんだよなあきっと。今回のような重馬場の適性も不明、どちらかといえば向いていないような気もする。今回は見送りとしようか。

⑧シルポート gdgdの不良馬場となれば、むしろ望むところであろう一頭。先手必勝とばかりにいっさん逃げるんだろうなあ、きっと。ただ、ここではやはり相手が違うだろうという感じもする、逃げの利も残せないだろうなあというのが当方の見解である。静観が妥当か。

⑨トウショウシロッコ 七夕賞からの今季は随分と調子もいい様子、オールカマーの内容もよく、上積みこそ無かろうがいい意味で安定しているのだろう。ブロコレ、シルコレに特化した馬で、7歳にして43戦もしてたった3勝、ながら馬券内率が五割に一つ足りないだけというのは、ある意味非常な名馬ともいえる存在であろう。かなり面白い一頭にも見えるが、まあ、重馬場はあまり良いともいえない様子、相手関係もいささか骨っぽく、今回は見送りとしたい。

⑩シンゲン 今回は一強じゃね?というのが当方の見解である。重いところも問題なくこなすし、臨戦過程も文句無し、ほぼ一年ぶりの前走の勝ちきりは正直シビレた。府中実績も鉄壁、昨年骨折の無念を晴らすときがきたようだ。文句無しで今回の本命である。

⑪アクシオン 昨年末から今年初めにかけての勢いは無いものの、今季はじっくり乗り込んで状態も上向きの様子である。札幌記念でもイレ込みながら良い競馬をしていたし、鞍上も怖い武豊である。ただ、お隣り⑫アーネストリーとの勝負付けは済んでしまった印象もある、相手関係より、今回は見送りとしたい。

⑫アーネストリー 実際ここのところの活躍はたいしたものである。勢いだけなら間違いなくトップクラス、調教から状態も良さそうで、それにしても最近は哲三君もいい馬に乗ってるなあ、と。ただ、重いところではどうにも実績のない馬、今回の馬場がどうかというところが唯一にして最大の問題ではあるのだが・・・。まあ、人気にもなっている様子だし、ここは押さえておこう。連下までとしたい。

⑬ヤマニンキングリー 昨年は札幌記念でも勝ち星を挙げ、この馬なりに調子も良かったのだろうが、やはり時計勝負となるといささか厳しかったようである。今季はお世辞にも良いとは言えず、また重馬場の実績もほとんど無い馬である、静観が妥当であろう。

⑭ネヴァブション 中山専用機かと思いきや、前走は毎日王冠で3着と好走、府中での成績も多少なり上がって来た印象がある。当方としては大好きな一頭ではあるのだが、ただ、この馬もなあ、どうにも重いところの実績が。まあ、今回は見送りとしようか。

⑮スーパーホーネット マイル短距離路線で取れないからといって、いよいよここですかあという感じである。まあ、実際マイラータイプの馬も良くこなせるレースではあるし、前述したとおり休み明けも減点材料になりにくいレース、この馬自体鉄砲も利くほうで、重馬場も問題なくこなす経験値もあり、なかなかに面白い一頭なのだろうが。それでも当方の見る限り、今回の状態は決してよいとは言い難く、見送りが妥当なのではなかろうかと愚考する。

⑯キャプテントゥーレ 前走朝日CCは良い勝ちっぷりであった。道中ペースこそゆっくりしたものだったが、時計もとりあえず二分は切っており、まず合格点であるといえるだろう。この馬の最大問題としては、やはり左間りの適性だろうか?まあ、府中使ったのが2回だけで、1回はレコードタイだった昨年のこのレース、そして1回は今年の安田記念で、これは7着だが着順ほど負けてはいない内容、そう悪いともいえないのかも知れない。重馬場以上に重いところの経験が無く、やや測り難いところはあるが、なにやら重の鬼くさい雰囲気はあり、少しく怖い一頭に感じるところがある。前のこりならばこの馬か、という気もするが、まあ左回り考慮して、今回は様子を見よう。

⑰コスモファントム ダートの重いところでは良く走る馬だが、芝の重いところは実績が無い、非常に不安な一頭である。前走はダート重で3着ながら負けすぎのきらいあり、ここでは一枚役者不足かとも感じる。今回は見送りとしたい。

⑱アリゼオ いいね。馬体を見ても春からの着実な成長をうかがわせる、実が入って迫力が出てきた印象がある。折り合いにやや難のある一頭ではあるが、今回くらいのペースで流れればそこも心配ないだろう。府中適性は大負けしたダービーのみ、他は上手くまとめており問題なく、新馬戦は府中の重馬場の二千でここと全く同じ条件、他、やや重馬場2戦でもいずれも勝ちきっており、重適性も問題なく得意に見える。上昇度を考慮して、今回の対抗としたい。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑩シンゲン
○ ⑱アリゼオ
▲ ④エイシンアポロン
△ ②ブエナビスタ
△ ⑥スマイルジャック
△ ⑫アーネストリー

で、買い目はというと

馬連
②─⑩ 100円
④─⑩ 200円
⑥─⑩ 100円
⑩─⑫ 100円
⑩─⑱ 300円
④─⑱ 200円


こんな感じである。
いくら3歳に相性がいいレースといっても、いささか買いかぶりすぎかとの感じもあるが。
今回一番良く見えたのが⑱アリゼオ君で、④エイシンアポロン君もやや線の細いところはあるが、一つ叩いて上昇が見受けられ、この2頭にかけてみる事とした。
まあ、⑩シンゲン君は前述したとおり当方の中では無類の鉄板である。
しかし、踏んだりけったりだな、セイウンワンダー君は。
右前浅屈炎で長期離脱?うわ、ひっでえ。
エプソムCで久々に重賞勝ち、こっから一花と思っていた矢先である、出ていたら面白いと考えていた当方だけに、いささか切ない感じがヒシヒシと。
万事塞翁が馬、頑張って頂きたいものだ。


今回の予想BGMはベトベンである。
まさに王道、交響曲第9番 『合唱』 だ。
いつ聞いても何度聞いてもいいものはいい。
そういえば中学のとき、音楽教師が相対評価と絶対評価との違いについての悩みに関して、このようなことを言っていた。

「例えば、クラスにベートーベンとモーツアルトがいるとする。
クラスの中で、10段階評価で10をつけられるのが一人だけである相対評価の場合、これはどうしてもモーツアルトに10をつけなくてはならなくなってしまう。
そういったジレンマは絶対評価で確かに無くなった。
しかし、絶対評価は絶対評価で、音楽というものに関して自分の中に確かな基準が無ければならず、音楽以外の──そう、例えば生徒の人間性であるとか、ぶっちゃけ言えば教師の音楽ではない人に対する好みというのがどうしても混じってしまう。
そう言ったものをノイズとして切り離せるかどうか。
残念ながら私にはその自信が無い。
音楽という極めて専門的で、或いは趣味的といってよい科目のなかで、そこに人間性など入る余地など微塵も無い、はず、なのだが、まあなかなか上手くいかんものだよ。
人間という奴のむつかしさだな」

まあ、要はいいこで勉学にいそしみなさいよ?そうすればドンだけ音痴でもそれなりの評価はしますよ、という教師から我々への警告とも取れる内容である。
実にゆとり教育的な内容、だ。
義務教育だからなあ、先ずは生徒を学校、クラス、授業という社会の雛型に放り込んで、そこに適応させるというのが一面の教師の義務であるのだろう。
こうして考えると、なんとも自己矛盾の多い大変な職業である。
殊に、極めて才能や個性に依存する音楽などの教師においてをや、である。

しかし、なんだかんだ言いながら、ベトベンとモツアルトの評価の差もまた、音楽教師の好みの差なのでは、とも。
まあ、時代の差というのもあるのだろうが。
バッハのあとに生まれた作曲家でバッハの影響を受けぬものは無く、モツアルトのあとに生まれた作曲家にモツアルトの影響を受けぬもの無し、といったやむを得ぬ事柄である。
それでも、第九に関してはまさしく音楽の精髄の結晶と呼べようもので、構想自体は随分と若いときから持っていたかも知れぬが、まさに耳が聞こえぬ人間の業ではなく、ある種の神懸りをヒシヒシと感じさせる。
これを現代的な構成で世に送り出した無法者、ワグナー君にも拍手喝采である。
何の世界でも、マニアって奴はときたますげえ仕事を仕出かすなあと、いささか詠嘆も混じろうというものである。


それは兎も角。
果たして日曜日は開催できるのだろうか。
馬場状態が違えば、また予想しなおしかな?
いやいや、そんなことはない、これが決定稿である。
土曜一杯で台風に伴う雨は通過しそうであるし、当日は馬場状態はわからんが、まあ開催は出来るでしょう。
楽しみに待つとしようか。
それでは、良い日曜日を。
 

寒い寒いと思っていたら、雪降りやがった一晩中。
まあ、これからまたしばらく気温が上がる模様、融けて消える運命であろう、というか消えてくれ。
霜降る前に雪とか、おかしいからな?
紅葉も見頃のはずなのだが、秋はどっかいってしまった感があふれているこの頃である。
帰ってきてくれ。


まあ、所謂べた雪というか、みぞれという奴である。
雨をたっぷり含んだみぞれ雪の塊が、足もとと心を破壊して止まない。
靴はぐじゅぐじゅだし、心はどんどん沈みこんでいく。
鬱の気のあるひとなら、これだけで自殺したくなることもありそうな勢いである。
幸い、公共交通機関のダイヤは案外正常の様子だが、まあ職場ではやれ車に雪引っ掛けられただの雪の中派手にこけただの、濡れ鼠たちの阿鼻叫喚であったとか無かったとか。
実際、こういった雪は気分的に随分と後を引く。
冬本番の、さらっとした雪とは随分と勝手が違うからな。
道行く人々を見ると、足元気にする人がおおよそ八割、もう既に諦めましたの、水も雪も物ともしない猛者?が二割といったところである。
諦めさえつけば、楽になれるのに。
かれらの瞳は、我々小市民をそのようにあざ笑っているようでもある。
被害妄想である。


まだまだ週半ば、こんなところで意気阻喪しているバヤイではないのである。
来週は月末月初めだし、そろそろ年末進行の足音が聞こえてきそうな感じ、そして、仕事は相変わらず山ほど。
今日は少しばかり英気を養いに、これから外にでも出てちょっと熱いところでも引っ掛けようか、そのように考えている次第である。
それでは、ちょっくら逝って来ます。

 

菊花賞はあらら、残念な結果である。
まあ、いい夢を見させてもらったということで、次張り切っていきましょうか。
次は・・・天皇賞、か?
荒れる秋天は今は昔か、さてさて、今年はなんか穴臭い馬いるかなあ。
さて、現在は一所懸命、積みゲ崩しにいそしむこの頃である。
今のところ信天翁航海録を読んでいるところだが、いやしかしまあ、普通に面白いデスヨ?
才能だよな、これも。
誤字抜け字など、多少なり気になるところもあるが、不満らしい不満はそんなもん、汚くて臭くて、そしてエロい、そんな物語を満喫中である。
・・・まあ、ここだけ見ると「ほんとに面白いの?」という感じになるだろうが、いろいろ誤解を招きそうであるが、しかしあながち間違った評であるとも思えない。
なかなかねえ、文字だけで汚かったり臭かったり、そう言った感覚的なことどもを表現するのってむつかしいよな?
そのあたりが実に巧みであり、モニターから臭ってきそうなほどである、そのあたりが才能だよなあというくだりになるのであるが。
しかし、とことんエロゲ向きの才能であるとも。
ある意味、時代のアダ花だよなあという気もしなくも無い。
希氏には是非、エロゲのてっぺん獲って頂きたいものである。
(そう云うタイプでも、ないんだけどな)
それでは、今月の購入計画である。


2010/10/29

◎ 恋と選挙とチョコレート (sprite)

今月の期待の一本である。発売されれば買おうとおもって、てぐすね引いて待っていた当方がいる。さて、うちのOSで動くかどうか、そのあたりだけかなあ、まあ普通のADVのようだし、大丈夫でしょう。そう信じて、当時購入です。


○ 恋神-ラブカミ-   (PULLTOP)

主要スタッフが数人抜けて、どうなることかとハラハラしていたが、これまでと方向性こそ違うものの、それなりに面白そうで何よりである。絵もきれいだし、シナリオは・・・ちょっときつそうかな?まあ、何というか、せいぜい実弾ばら撒いて寄せ集めてみました的な感は否めないか、それでも面白ければ万事OK!である。競合が少ない月なので。このあたりまでいっとこうかと考えている次第である。


○ 他の男の精液で孕んでもいいですか・・・?3 僕の知らないところでイキ狂っていた最愛彼女─真面目な学園副会長─   (アトリエさくら)

なんか、凄い勢いで出してるよな?ここも。来月も出るんだよなあ、ライターも絵師も別ラインの様子だが、セールス的にもそこそこ頑張っているのだろうか。いろいろ突込みどころも満載なシロモノだが、こういう心意気だけで持っているところは、頑張って頂きたいものである。まあ、打ち込んでいて結構辛いのだが・・・。低価格だしね、これも恐らくは買いで。


△ 桜花センゴク~信長ちゃんの恋して野望?~ (ApRicot)

まあ、馬鹿だよなあ、と。シスタシスタは絵がとてもきれいでいいエロゲであったが、その後はゆにぱるはやってないし、どんなモンだろうねという感じはある。まあ、フルプライスでいきなりは手を出しづらいなあと。評価待ちで。


と、今月はこの3(4)本である。
買わない買わないいいながら結局は二万程度の出費である、もうすっかりエロゲに関しては金銭感覚イっちゃってる感じである。
さて、来月はどうなることやら。
のびのびで、まとめてドカン!ってな感じで。
人間デブリ(はもう少し延びそうな感じもあるか)とか、失われた未来を求めて、とかあとくらげの新作も入ってたなあ、そして紫影のソナーニルと、さくらのしっぽ(!)と、前述した他の男の精(ry、と12+と、まあどうなるんだろうねえ、自分。
何とかなっか、ガハハ・・・。
というわけで、また来月である。

 



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