なかなかに寒い日がつづく、ここ札幌である。
あれから市内は──雪こそ降っては居ないものの、温度計はゼロと10の間を行ったり来たり、そこから突き抜けてしまおうなどということは、彼にとっていかにも大胆すぎる発想であるといわんが如しだ。
こうして少しづつ押し問答しながら、いつしか10が5になり、みぞれではないさらさらの雪が落ちてくるのであろう。
ここ数日は雨ばかり降っている。
印の雨、滅の風、鬱になってしまいそうな灰色具合である。
青空が恋しいなあ。
本格的な冬が来る前に、大物洗いをしておきたいところだ。
室内にはろくろく干すところもないし、しかも乾かないし、外に干せるうちになんとかしたいもの、どうして切実である。
当方の休みと、青空の日がたまたま重なってくれればいいのだが・・・。
現在、ポール・ドイロンの
『森へ消えた男』
を読んでいる。
なかなか、面白い。
内容は、ロクデナシで密猟者の父が殺人事件の容疑者になってしまった息子の愛憎と、嫌疑を晴らすための苦闘を描くハイスピード・アウトドア・サスペンス、ということになっている。
しかしまあ、凄いカテゴライズだよなあ、最早何でもありである。
ただまあ、ハイスピードはどうやら伊達じゃなさそうで、なかなかスピード感があり、どんどん読める読み物である。
しかしまあ、このような外国モノの小説読むと、いろいろ新しい発見があるものだ。
猟区管理官などという職業、小説の内容から考えればどうやら公務員、しかも捜査権や逮捕権など、所謂警察権もありそうで警察官の一種のように見えるが、そんな職業があろうとは全く知らずに生きてた当方である。
正しくはGame Wardenというらしい、訳者のあとがきでは日本には全く存在しないもので、どのように訳したらよいか随分と悩んだとある。
狩猟監督官という約はすでにあったそうだが、そもそも狩猟の監視だけでなく、職掌が多岐にわたるため、この訳を当てるのを戸惑ったということもあったようである。
流石にアメリカは広い、こういった職業も必要なのだろうなあ。
当方の実家のほうでは、まあ、鹿狩り鳥撃ちをする人などいたにはいたが、あれはどこの管轄なのかな?
川での密漁なんかは、駐在さんのお仕事だったが。
当方の田舎では川という川は全面禁漁であった、まあ、守ってる人も少なかったのだが。
孵化場があり、放流事業なんかもやっていたから、そのあおりなのだろうが、新任のちょっと張り切った駐在さんなんかがくるとやること無くて廻るんだよな、川を。
とっつかまって叱られたことも数回。
今となってはいい思い出である。
何にせよ、主人公のマイク君はこの猟区管理官であり、密猟者のオヤジの罪を晴らすため、東奔西走するわけである。
まだ中盤あたりだが、いい小説である。
機会があって本屋さんで見かけたりなどされたら、手にとって見るのもいいでしょう。
相も変わらず忙しない日々。
とはいえ、どうやらこの状態がデフォになってきた感じもある。
働いてばっかりさ、まあ、普通に休みとれてるだけ幸せっちゃ幸せなんだろうが。
そんなわけで、エロゲなんてほとんど出来ていません。
先月末に購入した恋と選挙とチョコレート、恋神、他の男の(ryなど、積みっ放しデスヨ?
来月は大変だっていうのに。
そんなにできねえなら買わなきゃいいじゃんという向きもあろうが、どうにもこればっかりは、な?
過去に幾度か迷いに迷って見送って、結局その作品が名作判定受けてしかもファーストプレスでロットアップ、値段もうなぎのぼりなら市場にもでまわらねえ、そんな経験をしたがために
「迷うくれえなら、買っちまえ!」
という習慣が身についたとかどうとか。
そして増えつづけるは積みゲばかりである。
なんとも、業の深いことだ。
さて、それじゃあそろそろ本気出すか。
まずは・・・仏蘭西少女から、かな?
いつのだよ、これぇ!
まあ、ボチボチこなしていきましょうか。
とりあえずはHD綺麗にしてからかな?
うちの老朽HDには、そろそろ厳しくなりつつあるからな。
頑張りましょうか。
それでは、良いエロゲライフを。
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