2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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・上善若水 上善は水の若し、最上の善は水に似ている、という意味である。当方の好きなお酒にも『上善如水』というのがある、このことである。 ・大器晩成 大いなる器は出来上がるのが遅い。そのまんまである。 ・千里行始於足下 千里の行も足下より始まる、という意味。千里の道も一歩からの原典。 ・天網恢恢疎而不失 天網恢恢、疎にして而も失わず、の意。天網とは、世の中の道理というものが人を絡めとる様を天の網に例えた言葉、恢恢はとても広大である様のことである。天網恢恢疎にして漏らさずの原典。 これ以外にも、読んでいて「おっ」とか思う語句がたくさんあり、結構興味深かったりするのである。
・小さい物を大きい物として扱う、少ないものを多いものとして扱う、難しい事はそれが易しい内に手がけ、大きい事はそれが小さいうちに処理する、世の中の難問というのは、必ず易しい事から起こり、世の中の大きな問題というのは、必ず小さな問題から起こるのである。 これなんかは、実に至言であるのではなかろうか? ・安請け合いすればきっと信用されなくなるし、易しいと見くびることが多ければきっと難しいことが多くなる。 全く以ってそのとおり。 PR 『刑務所のリタ・ヘイワース』 キングといえば、やはり本格的なファンならば とはいえ、キングの作品といえば、なにやらどうしてもイチゲンさんお断りな雰囲気がプンプン漂っている印象が強い。 まあ、至極わかりやすい作品ではあるので、筋を語るのもなかなかに難しい。 映画『ショーシャンクの空に』は、文句のつけようが無い名作である。 基本、ビデオなるものはDVDとちがってダビングが主な生産方法である、当然単価も一万二万が当たり前であった。 まあ、何にせよ、原作ともどもあのウエットさが日本人好みなのであろうと愚考する。 最近発売になった堂場舜一の新作、 面白くは、あった。 スポーツ選手とそれを取り巻く環境を題材とした、異色と呼んでいいだろうミステリでデビューした堂場氏である。 まあ、とはいえ作家の考えや人間性と作品は全くの別物、切り離して考えるべき事柄ではある。 とりあえず、続きを楽しみにする事としようか。 以前、何かの機会に 今回、槍玉に挙げるのは浅野里沙子氏の さて、苦手のはずの女性作家、それが殊のほか楽しめたのはどうしてだろうか? なぜか。 さて、ここで話を戻す。 おおよそ、これまで当方が読んできた女性作家の方々の作品は、みな当然の如く女性視点からの女性心理を描いてくる作品ばかりであった。 男に女性心理はわからない。 我々が長年連れ添ったパートナーたる女性、妻でも恋人でもかまわないのだが、そう言ったものに日々散々な目に合わされ、またその肉体に飽きが来て、所詮女なんざこんなもの、などいう悟りきったような枯れきったような事をいくらぬかしても、だ。 そんなロマンをぶち壊すかのような女性心理の羅列。 2~3日、急激に冷え込んで、札幌の平野部でも風花が舞う時があった。 神山裕右著の『サスツルギの亡霊』というミステリを読んだ。 さて、作品としてはミステリというよりもサスペンスが勝ったものに仕上がっている。 南極越冬隊に参加したとある研究者が、内陸縦断の最中、現地で行方不明となった。 昭和基地内で起こる殺人と、過去の事件、そして主人公と亡き義兄の過去、それらを交えながら物語は終端に向かっていく。 乱歩賞というと、過去大勢の著名な作家を輩出している、文芸界の名門である。 しかし、この2作品を読んで、確かに面白かった事は否定しないのであるが、どうにも後が続かないような不安も在る。 サスツルギの亡霊から随分と経つようであるが、新作発表は聞こえてこないのも気になるところだ。 |
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