不快指数の高いここ札幌である。
気温は高くは無いのだがね、どうにも蒸すのであるな。
空気が重いと言う奴である。
からっと晴れればまた違ってくるのだろうが。
そしたらまた気温が上がって嫌んなるのか。
永久機関だなあ。
夏なんてなくなってしまえばいいのにね?
とか、やくたいのない愚痴も口をつくというものである。
さて、先週の競馬もまた駄目である。
あーあー、今年の夏もいいとこなしで終わるのかねえ。
当方が本予想としたしらかばSは、まさしく人気どおりの決着となってしまった。
サイレントメロディ─セイリオスの決着である。
つまんね。
まあ、それはいいとして、当方の本命であったハッピーグラスが4着を確保し、やはりどうやらダート適性が高いようだという確認は出来たが、それにしても4番人気とか、無いよね?
西のほうでもミキノバンジョーが4番人気だったし、なんか憑いてるのかしらん。
ま、どっちみち両方駄目だったのでいいんだけどね。
とりあえずはまた来週か。
夏の間に何とか一つ欲しいなあ。
ついに我が家にかまどさんが届きましたよ。
『かまどさん』いわゆる炊飯土鍋の走りみたシロモノである。
ちょっと高いんだけどね。
三合鍋でアマゾンで8000円くらいだったかな?
定価で一万ちょいくらいである。
伊賀だし、まっとうなシロモノならそんぐらいするのは当然と言えば当然である。
というか、むしろ安いくらいかな。
作家性云々の無い実用一辺倒の品としては、ちょっとした値段と言えるかもね。
かく言う当方も、これまで使っていた炊飯土鍋は三合炊きで2000円程度のブツである、それを考えると相当の出世であろう。
そんなんでも電気炊飯器で炊くのよりもはるかにオイシイご飯になるのだから、直火の力とは恐ろしいものである。
随分と荒い使い方だったし、もうかれこれ5~6年も使い込んだだろうか。
一回焦がして底にヒビが入ってしまったのだが、それがだんだん拡がってきてコリャもうだめかと思っていたのである。
そこで、ものが高いと評判の東急ハンズや大丸なんかで下見をして、まあその場で買ってやってもよかったのだがこのクソ重いのを持って帰るのも業腹だというのでネットで調べるとアマゾンでも扱っている。
スゲーな、アマゾン。まあ何でもあるねえ。
中でも全国区の有名選手であるところのかまどさんをチョイスしたという次第である。
さっそく目止めをして、いざ炊飯。
はたしてどのようなステキご飯が炊けるのであろうか。
とはいえ、当方も土鍋ご飯の関してはちょっとした玄人である。
分量を計るなどと、そのようなしゃらくさいことをしない漢である。
負けフラグ。
暴虎馮河と言う奴か。
だって、計量カップとか、我が家にはそも存在すらしないし・・・。
目分量で大丈夫ですよ、きっと。
ここまでの経験で、まずはてけとうに米を研ぎ、てけとうにうるかして、かまどさんに投入する。
で、問題は水の量なのだが、これまで使っていた土鍋で考えてしまうと、きっと明らかにふよふよになってしまう事が考えられる。
なにせこのかまどさん、吹きこぼれないが売りのひとつの、高性能土鍋である。
これまで使っていた奴は、ガンガン吹き零れていたからなあ。
それを考えると水は少し少ないめでいいのだろうか?
ちょっと少なすぎる気はしたが、まあそのあたりは炊き上がりの微調整で何とか。
で、早速火にかけてみる事に。
我が家のガスコンロの口径だと、大口径方で最強火でも大丈夫そうである。
暫く待つと、かまどさん内部でボコボコと沸く音がしてきて、蓋の穴から蒸気が噴出し始める。
なるほど、吹き零れてはいないな。
たいしたモンである。ちょっと感動している自分がいる。
で、蒸気が立ち始めて2~3分ほどで火を止め、30分ほど蒸らして炊き上がりである。
蓋を取り、炊き上がった米を眺める。
ああ、確かに蟹穴が出来ているし、米も立っているな。
ただ・・・。
やっぱりちと堅かったか。
まあ、どう考えても水を減らしすぎた感じがしたからな。
あとは火を止めるタイミングかな。
吹き上がってから三分ほどは見たが良いかも知らんな。
鍋の際のネバがそのように感じさせるのである。
もとより水気を増やした分、やや火を切るタイミングは遅くするのがいいだろうという結論である。
これで次回からは完璧にかまどさんを使いこなせるようになるであろうと、初回試運転としてはまずまずの結果である。
案の定、二回目からはほぼ完璧に米を炊くことができるようになった。
いやあ、美味いねえ。
土鍋で炊いたピカピカの米の飯、コレに尽きる贅沢は無いとすら感じるな。
これでまた、新米の時期が楽しみとなったな。
まあ、何かと手入れも面倒だし、手間のかかる奴ではあるが、それでもその分を加味してなお土鍋、直火の飯の味は圧倒的である。
是非、一度お試し頂きたいものだ。
戻ってこられなくなる事請け合いである。
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