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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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先週のエリ女をはずし、現在の収支は-4880円である。
さて、今回はどうであろう。
まずまずの面子が揃ったと見る。

☆マイルCS 京都11R 芝 1600m 混合定量GⅠ☆

過去十年から。
一番人気は六連対。
まずまず信用できると考えてよさそうである。
対して、二番人気は2連対と、こちらはやや受難である。
京都のマイルは案外追い込みが届かないコースであるが。
このレースだけに限定していえば、結構後ろからでも届く印象がある。
今回は①ローレルゲレイロ、④マイネルレーニア、⑮スマイルジャックあたりが前を窺う形勢。
先行馬はそれほど多くはないが、前で競い合えば案外速いペースとなるかも?
まあ、平均~やや速いくらいのペースと考えるのが妥当であろう。
では、ざっとふるい落としていきましょう。

③スズカフェニックス 休養明けからこっち悪くはないが今ひとつの競馬が続く。出遅れの影響もあるだろうが、年齢的な衰えも考えさせられる。四戦目ということで上がり目も薄く、京都の成績もこの馬の力を考えれば可もなく不可もなくといったところ。今回は見送りで。

④マイネルレーニア 使い詰だが状態は安定している。が、前二戦とは明らかにメンバーがレベルアップ。さすがに逃げ切りは考えにくい。

⑤ジョリーダンス いい脚は持っているが今ひとつ詰めの甘い印象。この馬も叩いて四戦目で、年齢的にも上がり目は薄い。静観が妥当か。

⑧アドマイヤスバル さすがに初芝では・・・。未知数ではあるがやはりスピード不足と見る。脚抜きのいい馬場での成績が少し気になるが、それでも全体的なレベルが違う。

⑨マルカシェンク いかにもスピードのありそうな血統ではある。関屋記念もよく切れていたし、叩き二戦目ということでそれなりの上積みも見込めそう。が、今回は相手関係がいささか厳しい。

⑪リザーブカード 前走富士Sは良い競馬だったが、今回はさすがに力不足か。末のムラッ気もあり、今ひとつ推せないところである。

⑬サイレントプライド 連勝でここへ。休み明けをきっちり勝ちきってきたのは立派だが、それでも相手関係に一抹の不安が残る。春はローレルゲレイロに完敗を喫しているし、やはりこのクラスの相手は厳しいと見る。

⑭コンゴウリキシオー 今期はいいところなし。やや良化の余地はみえるが、さすがにここでは厳しいか。

⑯カンパニー 中二週でGⅠ連戦。前走は強い相手にあわやの競馬を見せるが、今回はどうか?前走レコード決着の上、その前は休養明けでの馬体の細化もあり反動が怖いところ。調教自体は良く動いているが、さすがに七歳である。今回は見送ろうと思う。

というわけで九頭が消えた。
残る九頭の詳細な検討に移る。

①ローレルゲレイロ 骨折明けでのスワンSで二着。叩いた上積みも大幅に見込め、能力的にも一線級である。今回は勝ち負けまで。単穴。

②ファイングレイン 春先の成績を見る限り、もっとやれてもいい馬。前を見ながらの脚質も今回の競馬には合いそうである。前走は良化の兆しも見え、かつ2kの斤量減も大きいと見る。連下まで。

⑥ショウナンアルバ 古馬との斤量差が小さいこのレースではいかにも三歳馬は厳しく見える。が前走休み明けで出遅れ、その上直線向いて前が詰まった分を考えても03秒差の六着は立派である。千八の競馬を見ても距離短縮はプラスになると見る。この距離でのポテンシャルは相当高い。本命で。

⑦ブルーメンブラット 前走休み明け、+10kで勝ちきるあたりはさすが。今回は調教もしっかり動き、前回よりも状態は上向きと見る。京都の適正も半々といったところで大した問題はなかろう。連下まで。

⑩ラーイズアートニー よくわからん。能力に関してはそれなりのものはありそうだが、北米馬ということで、コース、特に右回りの適性が不明。現在の北米の短距離レベルも知れたものだというし、今回は寄せておくこととする。

⑫キストゥへヴン 京都(0,0,1,3)と、いささかコース実績が悪すぎる。が、それくらいしか減点要素が思いつかない。四勝のうち、マイルで三勝を挙げているように、自身の適距離はマイルであろう。ローテーションも良く、調教を見る限りは好調を保っている模様である。連下まで。

⑮スマイルジャック はたしてこれは掛かり癖なのか先行型なのか。この馬の適性がどこにあるかわからんが、さすがに菊花賞からでは戸惑うのではないかと。マイル実績は(1,2,0,0)だが条件戦以下の戦績でしかなく、そこで二つの取りこぼしであれば信用はできない。今回は見送ることとする。

⑰スーパーホーネット 強いて減点材料を挙げるとすれば屋根のみ。GⅠで力を出し切れないのはそのあたりか?前走は休み明け強いのに勝って来ているし京都(3,1,1,1)の実績が示すとおりコース適性も高い。体質的にややひ弱なところのある馬ゆえ、間隔を空けて乗り込んできたのも陣営の本気をうかがわせる。対抗で。

⑱エイシンドーバー 安田記念では勝ち馬に着順以上に離された感じである。距離別の勝ち鞍を見る限りでは千四以上ではやはりやや甘くなる傾向があるようだ。休み明け-10kで出てきたのも不安材料である。とはいえ、叩いた上積みもある程度は見込め、能力的にも上位であることは間違いない、一応、連下まで見ておく事とする。

という訳で、印を打つとこのようになる。

◎ ⑥ショウナンアルバ
○ ⑰スーパーホーネット
▲ ①ローレルゲレイロ
△ ②ファイングレイン
△ ⑦ブルーメンブラット
△ ⑫キストゥへヴン
△ ⑱エイシンドーバー

で、買い目はというと

馬連
①─⑥ 200円
②─⑥ 100円
⑥─⑦ 100円
⑥─⑫ 100円
⑥─⑰ 200円
⑥─⑱ 100円
①─⑰ 200円

案外ショウナンアルバが人気になっている模様である。
おっかしいな。
下から数えた方が早い人気だと、週はじめは思っていたのだが・・・。
まあ、そんなものか。
オッズはまだ出ていないのでわからんが。
⑥がらみならそこそこ付きそうである。
というか、キストゥへヴンあたりがなぜ人気がないのかが良くわからん。
いずれにせよ、一発ほしいところである。
では、よい日曜日を。
 

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いよいよ本格的に寒くなってきた。
今年もあとわずかである。
はやいなあ、一年。
この調子だと、気づいたら老人になっていそうだなあ。

エリ女は残念な結果であった。
やはり道中の位置取り勝負となったか。
リトルアマポーラはスンナリ出られた分、いい位置につけられたようだ。
カワカミにしてもさすがに五歳、全盛のころの勢いは無かったか。
が、まあほぼ予想通りの結果といっても良さそうだ。
配当も千円とちょい。
そんなものだろう。
さて、今週はどうしよう。
ざっと登録馬を眺めてみる限り、スーパーホーネットあたりに人気が集中しそうである。
春はずーっとこの馬を推していたのだが。
どうにもGⅠに届かない星の下に生まれついているような気が・・・。
屋根も藤岡君ではちょっと心許ないなあ。
スズカフェニックスももう七歳だし。
上がり目のありそうなのはローレルゲレイロあたりだが。
なーんか結構速くなりそうな気もするので心配である。
吹っかけられて潰れる様が目に浮かぶようだ。
広い京都の外回りを考慮に入れれば、後方一気の馬が浮上しそうな予感がある。
ここで人気になりそうなのはブルーメンブラットあたり。
確かにこの世代の牝馬は強いが。
それでもどこまでやれるものか。
結構穴の多い馬のような気もする。
エリ女に出ていたら本命に推したかったのだがなあ。
というわけで、存外面白いと感じるのがショウナンアルバ。
前走は休み明けでほとんど競馬もさせてもらえなかったが、それでもタイム差をみると完敗という感じでもない。
マイル適性はかなりのものと見る。
一叩きでどう変わってくるか、楽しみな一頭だ。
まあ、まだ枠順すら決まっていない現状、そう慌てる事もあるまい。

年末になると大作、話題作が目白押しだ。
アリスの闘神ⅢやLeafのきみメギ、戯画のさかハリ、延々延期を繰り返したハイクオソフトのさくらさくらなどもそろそろ年貢の納め時となりそうだ、といいなあ。
エロゲーマーにとっては散財はなはだしい時期である。
そんな中、今月末も案外激戦である。
残念ながら闘神ⅢはOSが対応していないのでプレイできないが、今週の木金と、購入予定の作品が二つほどある。
一つは戦極姫、一つは漆黒のシャルノス。

戦極姫は期待3、不安7くらいか。
楽しみにはしているがバグとか怖いし。
ゲーム自体も嵌まれば面白くなりそうな気がするが、ダメな場合はとことんダメそう。
そんなヨセヨセシグナル出まくりの本作ではあるが、やはり島津がメイン扱いというからには買わぬわけにはいくまい。
当方、島津大好きっコである。
ありていに言えば、島津とは生き様である。
常に兵力的に劣勢のなかでそれでも戦いつづけ、望まぬとはいえ海をも越え戦い、天下人二人とすらも戦い、負けてもなお強靭な政治力を持って戦い生き残り、幕末には幕府をも倒す原動力となる。
戦うことこそが生きる事、そんな生き様である。
が、まあ、所詮エロゲー。
そんなものは関係なく、面白ければ良いのだが・・・。

二つ目の漆黒のシャルノス。
これは去年の今ごろ、同メーカーの赫炎のインガノックに大いにシビれたからである。
続編というわけではなく、ごく一部、世界観を共有する程度であろうが、それでも期待せずにはいられない。
コチラは実に楽しみである。
機会があったらセレナリアもやってみたいなあ。

今月はもうすでにぼるしちとそれ散るも買っているというのに。
さて、どこから金を捻出したものか?
エロゲーマーの業にも困ったものである。
 

アルゼンチン共和国杯的中。
-6880+3000=-3880
ということで現在収支は-3880円。
まあ、サクッと流しちゃいましょう。
というわけで今週はエリ女です。

☆エリザベス女王杯 京都11R 芝2200m 牝馬定量 GⅠ☆

過去十年の戦績を見る限り。
一番人気か二番人気、どちらかが必ず連に絡んでいる。
配当的にも知れたもので、堅いレースの典型である。
京都外回りというコースの適性上、べらぼうに上がりが速くなる傾向があるが、今年はそれほど緩む事も無いと見る。
⑭コスモプラチナあたりがハナを主張。
そのほかにはぱっと思い当たる逃げ馬もいないが、先行馬の駒もそろっており、前掛かりのレース展開となる。
どれかがふっかければ結構なペースになるかも?
当日の天候は曇り→雨の予報。
馬場は読みづらいが現状ではそう極端に悪化はしないであろう。
というわけで、ざっくりとふるっていきましょうか。

①レインダンス 名前の割に重いところはきらいな馬。前走の四着をどう見るかだが、今年に入っての成績の悪さを考えるとあまり信用も出来ない。相手関係はそれほど変わらぬが今回は見送らせてもらう。

②レッドアゲート 今年の3歳牝馬のレベルはどんなモンだろう?当方は相当に疑問視している。その上で前走の負けっぷリを見ると今回は心許ないと言わざるを得ない。

③ビエンナーレ 前走は良く頑張っていたが、どうにも時計不足が気にかかるところ。斤量も前走比+3kとあまり良い材料はそろっていない印象である。見送りで。

⑤ポルトフィーノ さてさて。マイルしか経験の無い馬がこれほどの人気とはおいしい限りである。父クロフネも殊GⅠでは不安材料としかならないような・・・。ばっさり切らせて頂きます。

⑥トレラピット んー。よくわからん。重賞ではそれなりの実績はあるようだがいかにも勝ち身の遅そうなタイプ。日本のスピード馬場への対応も疑問である。もう一頭のほうが面白そうだなあ。

⑦マイネレーツェル 前々走は重馬場が利いたか?能力自体は世代トップと遜色なさそうだが上の世代との初顔合わせがどう出るか。馬場が渋ればあるいはとも思うが、今回は見送ることとする。

⑨アルコセニョーラ 新潟記念は斤量に恵まれた感がある。成績的にもムラっけが強く、安定したパフォーマンスが見せられない。たまの大駆けタイプといったところ。今回は平坦で直線の長い京都外回りと条件がそろっているようにも見えるが果たしてどうか。
GⅠクラスではやはり厳しいような気がする。

⑩ピサノジュバン やはりダートのほうが向いているような・・・。さすがに手薄とはいえGⅠである。難しいと見る。

⑫アスクデピュティ 連勝で抽選を通ったが果たしてどうか?末脚はいいものがあるが時計的にもやはり厳しいと見る。

⑭コスモプラチナ まずは逃げられるかどうか。逃げられれば単騎逃げもあるがそれでも直線の長い京都外回りは厳しそう。今回は見送りで。

⑱レジネッタ 世代トップの馬ではあるが、時計も今一つ平凡の域を出ない。成績を見ても京都が良いとは見えず、使いつつというタイプでもないと見る。今回は見送りで。

というわけで一挙に十一頭が消える。
残る七頭の検討に移ろう。

④フェアブリーズ 前走オペラ賞は全く度外視で良さそうである。連対率もラクに五割を超えており、地力は十分と見る。あとは日本の高速馬場への適応だが、そのあたりは正直未知数。とりあえずは押さえておくこととする。連下まで。

⑧エフティマイア 前々走、前走と惜しい競馬が続いているが、.馬体重が大幅に増加しているのが好印象。この様子ならばまだまだ上積みも見込めるし、なにより相手なりに走れるのが良い。3歳馬の中ではトップ評価である。単穴。

⑪ムードインディゴ コチラも休養明けの札幌では+22kという大幅増であったが二戦目ローズSではほぼ休養前まで戻ってしまっている。上積みという意味ではそれほど多くは望めないが、一応秋華賞最先着馬ということもあり押さえる事とする。連下まで。

⑬ベッラレイア 3歳時は将来を嘱望されていたが体質的な問題か、どうにも休みがちで実績を残せないでいる。道悪は極端にダメそうで、今回も雨予報が気になるところである。が、体調はまずまず良さそうではあるし、下さえ問題なければ確実に伸びる脚をもつ。連下までとする。

⑮カワカミプリンセス おととしの降着からケチがついた模様。能力、時計、実績どれをとっても抜けており、今回は臨戦過程も大過なくすごせたようである。馬場が多少渋っても問題なく、低い評価は出来ない。対抗まで。

⑯リトルアマポーラ 出遅れ癖がどうにも気になるところ。後方からでも上がりの出やすい京都ではこの馬程度の末脚では脚色がいっしょになってしまいそうである。が、前走休み明けで上がり最速、馬体もオークス時と比べれば増えており、それなりの上積みが見込めそうである。調教もよく動いており、一応押さえで連下までとする。

⑰トウカイルナ ・・・ぶっちゃけ何が良いのかいまだによくわからない。理屈をつければ使いつつどんどんよくなって来ている、とか、前々走より斤量が増加した状態で勝ち上がってきたのが好印象、とか、ここにきて自身の二千の持ち時計の最速を出遅れながら更新している、とか、いよいよ本格化のにおいがする、とか、いろいろつけられない事もないではない。兎に角、一目見て当方の勘がささやいたとしか。こいつを本命にせよ、と。

というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑰トウカイルナ
○ ⑮カワカミプリンセス
▲ ⑧エフティマイア
△ ④フェアブリーズ
△ ⑪ムードインディゴ
△ ⑬ベッラレイア
△ ⑯リトルアマポーラ

で、買い目は

馬連

④─⑰ 1064.9 100円
⑧─⑰ 552.2  200円
⑪─⑰ 327.3  100円
⑬─⑰ 377.8  100円
⑮─⑰ 81.3   300円
⑯─⑰ 381.8  100円
⑧─⑮ 18.8   100円

※JRA発表の前売りオッズです。

うひゃひゃひゃひゃ。
なんだこれー?
こんなんくるかー。
穴師の面目躍如である。
しかしまあついたなあ・・・。
というかなぜだか不思議な確信らしきものが。
まあ、間違いなく気のせいであろう。
兎に角、楽しみである。
では、良い日曜日を。

近頃、なにかとかまびすしい。
かの空幕長のあやしげな論文騒動である。
残念ながら、当方は彼の論文をいまだ読めないでいる。
何でも、PDFファイルのバージョンが旧いとか何とか。
読まねば否定も肯定も出来ないので、いっぺん読んでみたいとは思っているのだが・・・。
聞いた限りではあんまり評判はよろしくないなあ。

何でも、自虐史観からの脱却を唱えているとかなんとか。
そも、自虐史観という言葉自体が大変に否定的文言である。
当方の義務教育時代は、歴史、主に日本史さらに日中戦争から太平洋戦争に至るセクションにおいては確かに
「日本という国のあの時代は大変に悪い時代でした、我々はアジアの国々に対して大変に失礼で乱暴で言語道断なことをしました云々」
ということくらいしか教わっていないような気がする。
正直、あまりのつまらなさにそれほどはっきりとは覚えていないというのが実情である。
中には中学の授業においておじいちゃん先生が
「ミッドウェー海戦の勝ち方を考える」
等という大変に興味深く、また教育委員会が聞いたらぶち切れそうな講義を涙ながらにぶち上げたクラスもあったと聞いた事もあるが。
こんなのは例外中の例外である。
総じてこのあたりについては腫れ物扱い。
紋切り型に
「ああすいませんすいません私がわるうございました」
に終始するのが戦後教育の確立されたスタイルというもののようである。

まあ確かに、この程度の内容では”自虐”というにふさわしかろう。
つまりこれは
『歴史のある一点を抜き出してその善悪是非について断ずる』
というおよそ
”歴史”
というものとはかけ離れた一つの起こってしまった事柄に対する”見方”に過ぎないのである。
思考放棄とも言えるであろう。

何故、あの戦争は起こってしまったのか?
何故、日本国内でそのような世論が醸成されるに至ったのか?
何故、軍部はあれほどまでに暴走することが出来たのか?
何故、それを止めることが出来なかったのか?
何故、世界はそれを許してしまったのか?
この”何故”というのが徹底的に欠けているのである。

帝国主義の爛熟期。
それが熟柿の様に地に落ちる寸前の事。
世界は、アメリカ発の世界恐慌というものを経験した。
世界経済が同時にパンクしたのである。
会社がつぶれて首をくくる者。
職を失い路頭に迷う者。
わずかな、その日食いつなぐに必要な金のために人を殺すもの。
このとき、人ははじめて世界を支配しているものが経済というバケモノであった事を知る。
そんな時、国家として持てる者はたとえ様も無い愚策を打つ。

多くの植民地を持つ列強と呼ばれる各国は各国同士の経済的交流を断ち切り自国のみの資源、資金力で国家を切り回す、それ以外の貿易相手国を不要とし切り捨てる、所謂ブロック経済圏を確立するに至る。

これはある意味、成功を収めたように、見えた。
貨幣的な流動性は薄れるがその分他国の経済の悪化に足を取られる事も無く、他国の投機を締め出す事により自国民のみに必要な経済を産む企業を保全することが出来るからだ。
が、それでめでたしとはいかない。
当然である。
それは食料からエネルギー、金属などのあらゆる資源を自国とその経済圏である植民地で全てまかなえるからこそ出来る芸当である。

それまでの貿易相手国は、世界恐慌に重ねてこの激変でほぼ完全に息の根を止められた。
大国より経済的に締め出され、資源の輸入も途切れ、あるいはそれだけの資力も底をつき。
その日の生活物資にすら事欠くありさまとなる。
ここで、多くの後進国は学んだ事だろう。
資源のあるものが生き残る事を。
植民地のあるものだけが生き残る事を。

とはいえ、すでにほぼ全ての資源産出地は列強によって色分けされている。
ならばどうすればよいか?
簡単である。
かれらがそうしてきたように、奪えばいい。
帝国主義社会とはつまるところ、力こそが全てである。
ルールと呼ばれるものもあるにはあったが、ほぼ全世界において列強と、植民地と、それ以外の国家に分けられてしまっている以上、列強の権益保護的な側面が強固であった。
少なくとも、それ以外の国家に味方するものではなかったといえる。
帝国主義の最後進国であった日本がそのような考えのもと、暴走をはじめるのも、あるいは、歴史の必然であったと。
そのように考えるのは、果たして間違いといえるであろうか?

以上が、教科書が教えなかった当方の持つ歴史観である。
やってしまった事。
起こってしまった事。
それを中身も教えずにただ闇雲に否定する事。
それで果たして正しい歴史認識を育てることが出来るのか?
物のわからない子供であるからこそ。
しっかりと考えさせ、導かねばならぬのではないか?
そのように考えるのである。

が、この国の良いところは、当方のような凡俗でさえ。
教育から離れ、それを考え、学ぶ事が出来るという所にある。

確かに、過去、この国が起してしまった戦争は。
断言しよう。
侵略以外の何者でもない。
多くの国家と人間を蹂躙した、非道以外の何者でもない。
軍は暴走し。
議会は追認し。
国民は盲目的に従い、ある意味、集団発狂の様相を呈した。
悪いものは悪い。
あれ以上愚かな戦争は無いであろう。
三位一体となり竜車に突撃する蟷螂の感すらある。
滑稽といえばこれほど滑稽なものはあるまい。

が。
当時の社会情勢を考えず、現在の倫理規範でその事実を勘案する事もまた滑稽という以外の何者でもない。
現状の義務教育における戦争史観がそれに当たる。
学び、考え、反省する。
この、学ぶ、と考える、をすっとばして反省だけしているのが現在の戦争教育である。
そりゃあ薄っぺらいはずだ、記憶にも残らないほど。

我々は戦争を知らない世代である。
が、学ぶ事は出来る。
学ぶ事により、何が悪かったのかを認識できる。
認識すれば、反省する事もまた可能である。
それはとても意義があり、また、幸せなことの様に思う。
この先、あの悲惨な戦争を繰り返さぬために。
考えねばならぬ時期に来ているのではないか?
少なくとも、田母神某の論文騒動には。
その程度の意義はあったように思う。
 

おっ。
気が付いたら的中。
が、1500円かー。
おっかしいな。
当初の当方の試算としてはもっとつくはずなんだが。
そも、あのスクリーンヒーローあたりが三番人気とかありえないから。
ああ、まだまだ赤字生活は続くなあ。

さて、表題の”苦手なもの”である。
何を隠そう、当方、女性のスーツ姿が苦手である。
それもパンツスーツ。
世の女性の皆さんは何が悲しゅうてあんな野暮ったいもの着てるんだろうねえ。
スカートならば美しいと感じるのだが・・・。

女性の地位向上と共に、ファッションのボーダーレス化も進んでいる昨今、大概の男性ファッションは女性が着ても違和感無く目に映る。
女性に似合う服はそれこそ星の数ほどあるのである。
総体として、衣服に関する受容性は女性のほうがはるかに広いといえよう。
が、パンツスーツだけは断じて否である。
アレは徹頭徹尾女性の魅力を損ねるものだ。
特にビジネスライクなスーツに関しては最悪である。

まずぱっと見、どうにも中途半端。
女性特有のあの丸みを帯びた曲線。
大概の格好であれば神の造形といってもいいほどに好ましくあるが、スーツを纏った途端、その黄金比のようなバランスが崩壊を来たす。
そも、ビジネススーツなどというものは世の男性諸氏においては甲冑のようのなものであろう。
アメリカ社会のような徹底したパワードレッサーではないにせよ、シャツを着てスーツを纏い、ネクタイを玉と結べば
「良し、やるか」
という引き締まった気分になるものである。
無論、見た目においてもそうなる。
が、気分はどうあれ女性がアレを着ると
「だらん」
と見えるのは果たして自分だけであろうか。
もともと人体の曲線に沿わせる構造のため、女性が着るとシルエットが妙に丸っこくなる。
でありながら肩など妙に角張って、女性本来の美しさを損ねている。
更に裾から尻にかけての曲線。
女性用は半端に裾の短いモード的なものが多いため、尻の曲線が丸見えで、通常なら美しく見えるそれも奇妙に寒々しく、それでいて野暮ったく見える。
そしてパンツは脚。
日本人の体型は総じて短足であるが、女性がアレを着ると余計にその短足が際立って見えてしまう。
しかも、大抵が細いスラックスであるため、女性特有のY脚、内股も目立ち、救いの無い不細工さである。
これを考えると、スカートというのは実に偉大な発明であると気づくことが出来る。

別段、パンツ姿がダメ、といっているわけではない。
デニムだってパンタロンだってレザーだって、きらいというよりは大好きである。
が、それに関してはカジュアルな格好だから良いのであって、飾り気を極力排したビジネススーツの場裏においてはどうやっても女性には似合わないと思うのである。
まあ、当方のような人間がファッションについて語るのもおこがましいが、しかし、生まれてこの方、あの味気ないスーツが似合う女性というものを一度たりとも見たことが無いのもまた事実である。

私は、女性が、大好きである。
であるから、その女性があのような格好をしている事がどうにも許せないのである。
何も無理に男性を真似、女性本来のよさを埋没させる必要などどこにも無い。
仕事上の能力とは別に、女性には女性にしか決して持ち得ない良さや性別上の差異というものがある。
それを大切にして欲しいものだ。
認めず、否定し去る事は実に愚かしい事である。
もう一度云おう。
女性に似合う服は星の数ほどある。
TPOをわきまえた上で、女性としての魅力を引き出す姿をして欲しいものである。

美しい女性が一人増える事で、きっとその分だけ世の中は平和になるに違いないというのが当方の持論である。
 



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