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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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あついなあ、実際。
湿気が高い分、気温よりも暑く感じる。
洗濯物は乾かないし、不快指数全開である。
こういったときは、家にいても煮詰まってカビだらけになって干物になって塩の柱になるだけである、思い切って映画館に避暑としゃれ込んだ。
先日のことである。


もうなりふりかまっていられない。
少しでも涼しくあろうと、半ズボンに半袖シャツ、そしてサンダル履きというリラックスしすぎないでたちである。
旧ス●イ、現在ではゲ●ディ●スの映画千円券と無料券を持っていたので、勇んで向かったわけであるが、しかしまあ、なんであの映画館のエントランスは冷房入ってないのかねえ?
それでも、劇場に入ってしまえば冷房があると、勇んで韓国映画の『グッドモーニング・プレジデント』を千円で購入したわけであるが、まあそのあたりが地獄の釜の蓋が開く、という奴である。


なんせ、四番劇場という7階のミニシアターであるのだが、冷房の利きが非常に悪い!
しかも回りはオバちゃんばっかり、全員扇子広げてバッタバッタ扇ぎながら、甲高い声でべらべらくっちゃべっている。
化粧臭いし暑いし煩いし、もう心が折れそうである。
もうね、第一義であったはずの避暑はどっかに消えうせ、考えるのはこのババァ共まとめてぬっころして俺も死んでやろうかという非常に物騒で暗い想念だけである。
泣きながら走り出さなかっただけ、当方はよく頑張ったと思うよ?
とはいえ、映画が始まってしまえばあっという間に引き込まれた、これは良い映画である。
お話は三人の韓国大統領の公私の生活を描きながら、大統領という生き方や各々のその決断をコメディタッチに描いた作品である。
まあ、途中日本人の当方としては、非常に不快で不愉快な描写があり、所詮どんなにいい映画であっても韓国人は韓国人、ラチの無い子供でしかない事を再認識させられたというところも。
そうまでして日本を貶めたいか、と。
近頃の韓国国民は、随分とグローバリスムを大事にしているとどこかで聞いた事があるが、どうやらそれすら勘違いだったようである。
・・・と、あの国への批判は、このあたりにしておこう。
映画を作った人間がどうしようもなく厨房だっただけで、立派な人間もたくさんいると思うので。


そのあたりを除けば、非常にポテンシャルの高い、面白い映画であったことは認めよう。
気が付けば、暑い劇場で汗だらだら流しながら、いつのまにか二時間が経過していたといった具合である。
・・・やっぱり避暑にはなってねえなあ。


そしてお次は無料券で『ザ・ロード』である。
原因は不明であるが、荒廃し崩壊した世界で、父と子が二人で海を目指すお話である。
どうやら政府という枠組みも崩壊してしまっているらしく、植物も育たないため動物はほぼ絶滅状態、人間は保存の利く食料をどこからか探し出してくるか、あるいはカニバリズム祭りかでなんとか少数、生き長らえているといったgdgdっぷり満点な映画である。


さて、劇場に入っていきなり感じたのは「寒っ!」という事である。
前述したとおりの半ズボン半袖サンダル装備な当方である、ガンガンに冷房が効きすぎているのも正直辛いのである。
・・・・わがままとか、思わないで下さい。
避暑、というか、北に行き過ぎて北極海に出てしまった感じ?
なんというか、程よく、というのがいかにむつかしいものか、理解できた瞬間である。
果たして二時間、当方はこの冷蔵庫のなかで我慢することが出来るのだろうか?
非常に不安である。


この映画は、先に挙げた映画とちがって、あまり特筆すべきところもない、まあ、つまらないともいわないが、暗いイメージで非常に淡々と進んでいくものであった。
ヴィゴ・モーテンセンも上手いし、シャーリズ・セロンもエロいが、子役のいなんていったっけなあ、名前が出てこないが兎に角上手い!
前回鑑賞記で邦画の子役について随分とくさしたが、まさしく圧倒的な断絶があちらとこちらにあるのを感じられる演技である。
まあ、エンドロールのあの演出は少しばかりあざとすぎて、正直萎えはしたが。
アメリカらしいっちゃらしい、か。
連中は結局、わかりやすさが最優先である。


そんなこんなで寒くて泣きそうになった二時間も無事終了である。
おおよそ五時間ほど映画館にいたのかな?
極端から極端へ、だなあ。
まあ、これで少なくとも一番暑い時間は通り過ぎたはず・・・。
そんな風に思っていた時期が、私にもありました。
映画館を一歩出て、いきなり都市を渡る熱風に度肝を抜かれる。
そして、前夜の何年振りかの熱帯夜と変わらず、夜になってもジメジメ暑いまんまの札幌である。
ああ、寝不足ばかりが募ってゆく、困ったものである。
 

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死ぬ!死んじゃう!
という物騒な書き出しから始まる今回の競馬予想。
何が死ぬって、まあお分かりと思うが、ちょっと暑すぎじゃね?
融けちゃう・・・。
残念ながら、北海道でしかもボロアパートの当方の部屋には、エアコンなどというオサレな存在は絶無である。
畢竟、こうポンポン30度超えられるとストレスじゃなくとも俺の寿命がマッハという次第である、ちなみにパソの寿命もマッハぽい、熱暴走起こしまくりで心臓に悪い事この上ない。
今もヒヤヒヤしながら打ち込んでいます。
さて、先週もまた不幸な結末、結局なんだかんだと毎年当ってくれる函館シリーズも、今年は的中せずにここまで来てしまった。
ってゆうか、まだ一つしか的中なしって、一体。
自分の馬券の下手さ加減にうんざりなこの頃である。
今度、ワイドの収支でも出してみようかな、などと血迷うた事考えたり考えなかったりだ。
とりあえず、今年度収支は-17360円。
今週は函館2歳です。


☆ 函館2歳ステークス 2010/8/8 函館9R
          芝 1200m 2歳限定混合 GⅢ ☆

さて、あまりにも材料の少ないこのレースの展望。
今回は時間もあまりなく、一頭ずつ書いていくネタもあまりないので、縮小版でこぢんまりとまとめてみたい。
というか、熱暴走の影に怯えてます、ぶっちゃけ。
まあ、レース展開としてはこれも材料がなさ過ぎるが、遅くなるということは間違いなく無いであろう。
距離もさることながら、ここで新馬を勝ちあがってくる馬など、大概は前でレースしてきた馬ばかりである。
先手争いは当然激化しよう。
その上、過去のデータを抜き出すと、ここ十年良馬場で行われたこのレースに関しては、いずれも前半3ハロン34秒台のラップを記録している。
そして、当然というか何と言うか、逃げ馬の勝ちきりも無しとなっている。
まあ、何が差しに回るかサッパリわからんということもある、おまけに当日の天気も時に雨がパラつきそうで、馬場状態がやや重程度まで悪化する可能性もある。
そのあたりと、函館の洋芝、内ラチの悪化模様、函館の癖に気温が30度まで上昇する事を考え合わせて、ダートで結果を出してきた牝馬を狙い撃ちしたい。


牝馬でD勝ち上がりは今回3頭、③ディアマンボウ、④アポロジェニー、⑫ラッシュウインドである。
ローテ的には余裕があり好感が持てる④アポロジェニーだが、斤量が51kg→54kg、その一点が非常に気がかり、距離延長と相手関係でどこまで伸び代があるか正直疑問。
函館滞在で時計も優秀な③ディアマンボウ、血統的には完全なスプリンターで、やや余裕無く映るがスンナリ番手なら面白い競馬となりそうである、函館滞在も魅力的だ。
そして外引いた⑫ラッシュウインドが当方としては今回の目玉。
中2週で前走は新潟のD千二、一度美浦に帰ってから函館輸送とややキツ目に感じるが、直前の調教から馬体、状態的には問題なさそうである。
勝ち上がり新馬は時計的には平凡に見えるが、内容は好スタートから抑えて番手、直線向いて追い出しを一呼吸待つ余裕まで見せていた、時計以上にいい勝ちっぷりであり、控えても引出しがありそうに感じる。
血統はプライベートアカウントの肌にワイルドラッシュ、D向きな血統ではあるが、距離の融通はまだ余裕があるだろう、今後も楽しみである。
この馬を今回の本命としたい。
相手は⑦マジカルポケット、出遅れながら好位につけ、楽に抜け出した勝ち上がり新馬の内容は圧巻、能力は上位だろう。
余裕のあるローテも好感が持て、調教ではやや若いところを見せているが、気配は絶好、この馬を対抗とする。
そして前走ラベンダー賞2着の①マイネショコラーデ、そのラベンダー賞で4着、出遅れたとはいえ結果的には面白い競馬となった⑥タイセイファントム、メンバー中千二走破時計が二番手、勝ち上がりレースもゴール前差し返すといった叩き合いに強そうな⑪エーシンジャッカルあたりであろうか?
印を打つとこのようになる。


◎ ⑫ラッシュウインド
○ ⑦マジカルポケット
▲ ⑪エーシンジャッカル
△ ①マイネショコラーデ
△ ③ディアマンボウ
△ ⑥タイセイファントム


で、買い目はというと

馬連
①─⑫ 100円
③─⑫ 100円
⑥─⑫ 100円
⑦─⑫ 300円
⑪─⑫ 200円
⑦─⑪ 200円


まあ、こんな感じである。
人気無さそうだなあ、ラッシュウインド。
どうしても前走の時計を見ると、な。
しかーし!競馬は時計ではないと誰かが言っていましたよ?
そう、競馬は時計ではない、 ロ マ ン です。
頑張ってメジロブライトのような馬になって欲しいものである。
今回の予想BGMはスメタナの連作交響詩『わが祖国』である。
有名なのは第二曲「モルダウ」だろうか?
合唱曲にもなってるしなあ。
まあ、なんというか、勝手に歌詞つけるのは如何なものかとも思うが・・・。
そういえば当方の知り合いが、中学時代、音楽の先生がビゼーの『アルルの女』に歌詞をつけて歌わせたというエピソードがあった。
その歌詞が噴飯もので
「さあゆーけわっかもっのよ~♪勝利の日は近・い・ぞ~♪」
といった非常に 斬 新 な ものであったらしい。
うわあ・・・・・・。
ちなみに熱心な共産党員で、現在は某市の市議をしているという、個人的には非常に世も末だと感じるエピソードである。
とはいえ、ああいったジョブにつく人間というのは、そう言った恥も外聞も無い問答無用のパワー、みたいなモノが必要なのかもしれない、とも感じるが。
とりあえず、ビゼーとJ・セローにあやまっとけ!
というわけで、良い日曜日を。

 

先週末はアントン主演という事で、表題のACACIAを見に行ってきた次第である。
さあ、泣け!といわんばかりの映画であるが、正直どこで泣いたらいいのかわからなかった当方がいる。
果たして、当方の感情の沸点が高すぎるのか、或いは映画自体がダメなのか、後者であると信じたい。


あらすじ


元覆面レスラーの大魔人は、現在では世捨て人のように函館の小さな団地で過ごしている。
そんな大魔人の下に、いじめっ子から逃げてきたタクロウという少年が現れ、助けてやった事によりタクロウと大魔人との交流が始まる。
そんなある日、タクロウとその母親がやってきて、一ヶ月だけタクロウを預かって欲しいと頼まれる。
起居を共にし、より濃密さを増す二人の交流の中で、大魔人はタクロウに失った息子の面影を見出し、また、タクロウも顔も知らない父親の姿を大魔人に見出してゆく。
そして、約束の一ヶ月を迎える頃、二人はお互いの本当の家族と向き合う事となる。


まあ、こんな感じである。
恐らく見所はアントニオ猪木一本であると考える。
脇も結構豪華な面子なのだが、あまりそれを感じさせなかったりする、凄い事なのかどうか・・・。
そんな最大の見所のアントンが、変に頑張っちゃってたりして痛々しいことこの上なかったり。
素人なんだからさ、そんなに頑張んなくてもいいのにね?
素でやってもらえれば、とも感じるのだが、あいつ結構タチ悪い人間だからなあ、大魔人のようないい人には、素でやってもなれないんだろうなあという気も。
ということは、結局主役選びの段階で、映画の失敗は決定していたという事なのだろう。
なんとも切ない限りである。


さて、この映画であることを深く考えてしまった当方である。
それは、子役の存在、そのあり方について、だ。
今作は主役級の役どころとして、タクロウ役に林凌雅という少年が出演している。
まあ、当方はこの映画で初めて見たのだが。
へたくそ、というわけではないんです。
それなりに存在感はあるし、子供ながら頑張っていると思う。
ただ、やはり子供だから、とか、かわいいから、とかでごまかしている部分はどうしてもあるわけで・・・。
例えば、ハリウッドあたりには圧倒的な演技をする子役というのは結構いる訳で、当方の記憶に新しいのはアイアムサムやマイボディガードなどのダコタ・ファニングあたりはその代表と言えるだろうか。
もう、なんというかね、圧倒的だったよな。
あの存在感というやつは、演技とかそう云うのを超越してたもんなあ。
かわいいからいい、とかそういったものではなく、もっとドライにプロフェッショナルに徹するのがあちらの映画の本質なのかも知れない、シビアな世界である。
それに比べて、邦画の世界では、子供にプロフェッショナルを求めていないような気がするのだがどうなんだろう。
今作に関しては腐っても主役級である、いかに脚本や映画自体がヌルいとはいえ、演じるほうもそれなりの覚悟が必要だし、また撮るほうも遠慮などしてはいけないところだと思うのだが・・・。
現状のような子役の扱いが続くようなら、子役がでるような邦画は全て演技的に駄作だという認識になるのだが、どんなものか。
流石にダコタ・ファニングまでとは言わない、あそこまで行けばまさに天才の領域である、しかし、少なくとももう少しばかりプロの自覚を本人も周囲も持って仕事をして(させて)欲しい、そんな風に感じた次第である。


映画としては山なし谷なし、これといった面白みもなく、最後まで行ってしまった作品であった。
見るべき価値は・・・まあ、無いだろうなあ。
きっと、他に楽しい映画はたくさんありますよ?
どうしても、なんか間違ってるがそれでも頑張って演じてるアントンが見たい、という人には、勧めはしないが止めもしないというスタンスである。
 

久々に、カラリと晴れたいいお天気である。
洗濯物が良く乾きそうな一日、どんよりと曇っていたのは当方の心だけであったか。
まあ、理由は言わずと知れた日曜日の競馬の結果である。
9番人気、グランプリエンゼルたんはなんと”3”着!
うわあああ・・・。
まあ、勝ったウエスタンビーナスも買っていなかったので、すっきり負けたといえばそうなんだろうが。
なかなか、そんな風に割り切れない、難しいお年頃である。


現在、佐々木譲の
『警官の紋章』
を読み終え、そして堂場舜一の
『アナザーフェイス』
も読み終え、この間たった二日間、絶賛警察小説デーであった。
そして今現在、手にとっているのが、大石圭の
『60秒の煉獄』
という同一タームの短編を十個ほど並べた連作小説である。
さて、その同一タームとはどのようなものか。
表題の如く、人生にたった一度だけ、60秒間世界の時間を止められる能力を与えられた人間たちの物語である。
一度だけとはいえ1分間も止まるのだ、何回も使えるが2秒のデ●オよりは、われわれ凡人には使い勝手が良い能力であるといえよう。
まあ、そんな中で、悲喜こもごも起こるわけだが、大概が悲惨な結末を迎えるのがなんとも痛々しい。
まあ、和製ホラー作家さんであるだけに、そのあたりが作家性というものなのだろうが、もう少しばかり心温まるお話が欲しいようにも思う。
現在、第6話を終了し、大量虐殺のお話が二つある時点でだめだこりゃな感じしかしないわけであるが・・・。
ただ、まあ、面白いことは面白い。
文章的にはくせは少ないが、少しばかり神経質な感じを受ける、まあ、陰惨な話が多いので、内容に引っ張られた印象という感じもせぬではない。
やや・・・という三点リードが多いのも気になるところ、不自然とまでは言わないが、そのあたりも前述した印象を深めているのかもしれない。
まあ、いずれにせよ、独特の味のある作品ではある。
あと少しだけ、楽しんで読んでみたい。


エロゲーである。
萌将伝を読みながら、BUNNYBLACKをプレイしているところである。
まだまだ一周目の中盤あたりと見るが、結構面白い。
ただ、うちのマシンのスペックでは、少しばかり重過ぎるのであるが。
おっかしいな、買ったときは最新鋭のスペックだったんだがなあ。
まあ、もう4年も前の話だがな!
ダンジョンなんかに入ると、耐え切れないほどの重さになる。一歩進むのに1~2秒ほどもかかったりするし、戦闘も随分と時間がかかる、もはやストレスの塊である。
ああ、もう少しだけでも軽ければ、評価できたんだろうがなあ。
やはり、マシンもOSも、何とかしなけりゃならんねえ。
頑張って買い換えますか・・・。
幸い、OSだけならヨドバシのポイントが四万ほど貯まっているので、実費はマシン分だけである、10万もありゃあ何とかなるかな?
とはいえ、いまのマシンも十分使えるんだよなあ、エロゲーさえ考えなければ。
いっそのことぶっ壊れてくれれば、決心もつくのだがな。
劣悪な環境でよく頑張ってくれる、実に持ち主孝行なマシンである。
まあ、話をゲームに戻すと、結構遊べる仕上がりではある。
あとは周回プレーがどのようかなのだが、果たしてこのストレスの塊に打ち勝って、周回まで持ち込むことが出来るのか否か、そのあたりが当方にとっての勝負の分かれ目である。
カタログスペックは十分足りているはずなんだが・・・。


さて、ここからしばらくは忙しくなりそうな当方である。
盆は何とかなりそうだが、そこからは半月休みなしとか平気でありそうで今からガクブルである。
ああ、いやだなあ、胃に穴があきそうだ。
誰かがこんな風に言っていた。
「ああ、出来る事なら、一生引きこもっていてえなあ」
ごもっとも、出来るなら、な。
 

先週の函館記念も残念な結果に。
世の中つらいことや悲しいことばっかりである。
ああ、どこかに幸運の青い鳥はいないのかしらん?
などと、いささかメランコリックな気分を演出しつつ、今週の予想としゃれ込もうではないか。
今年度の収支は-16360円。
気を抜くとどんどん赤字が膨らむこの頃である。


☆ UHB杯 2010/8/1 函館 9R
      芝 1200m 3歳以上混合ハンデ OP ☆

さて、頭数こそいささか少ないが、それでもいい面子が揃ったように見えるUHB杯である。
とはいえ、今一歩重賞にも届かないような馬ばっかりなのだが・・・。
まあ、その分抜けた馬が居ないということ、予想のし甲斐だけはありそうである。

ぱっと見、今回の人気どころはモルトグランデ、ダノンムロー、フライングアップル、ウエスタンビーナスそしてランチボックスあたりだろうか?
モルトは前走長期休養明けで平場ながらOP3着、叩いて更なる上昇が見込まれる。
ダノンムローは末脚に妙味、叩き2戦目、藤田も騎乗2戦目ということでそうそう軽視は出来なさそうである。
フライングアップルはダメなほうの藤沢師パターン、だが、腐っても藤沢和雄、人気にはなりそうである。
ウエスタンビーナスは昨年度の実績とここ2戦の良積を考えれば、この面子なら人気は当然。
当方の大好きなランチボックスは前走の好走で評価が上がったか、今回は残念ながら人気となりそうである。
混戦模様だなあ、ワクワクしますね?


それでは、展開を読む。
⑧ウエスタンビーナスは逃げやすい位置、先ずはハナを主張するだろう、対して注文をつけるのは当方は①パッションローズではなかろうかと見る。
他にも⑤グランプリエンゼルや⑩マヤノツルギあたりが前に色気を持つだろうが、この2頭は折り合い専念で逃げ争いには加わらないというのが当方の見解、格下とはいえ軽量①パッションローズあたりが突っかければ、この距離としては落ち着くことは考えにくく、それなりのペースとなりそうである。
開催が進み、馬場の内側も幾分荒れてきている様子、馬場のいいところを通った差し馬の台頭は十分考えられるだろう。


当日の函館の天候は昼頃から雨の予報。
まあ、降水量はそれほどでも無さそうだが、一応重適性も考慮に入れて予想を組み立ててみる。
それでは、一頭ずつ見てゆくこととしようか。


①パッションローズ 最軽量、48kgがなんとも魅力的である、が、それだけかなあ?逃げも同型強烈で難しそう、今季の成績も決して誉められたものではなく、出番はなしだろうと。今回は見送りとしたい。

②モルトグランデ 前述したとおり、前走は脚部不安の長期休養明けの好走、調教からは、前走よりも確実に状態は上向きと見る。まあ、ここでも好戦必至だろう、連下まで見ることとしたい。

③ダノンムロー 荒れ始めた内枠は少しばかり不安ではあるが、それでも頭数も減って前が捌きやすいのは確実だろう。休み明け叩いた効果もありそうで、鞍上から軽視も出来ない。連下まで見ることとしたい。

④メイショウトッパー 昨年の秋口あたりまでは好走していたが、それ以降は凡走が続いて調子を落としていた模様。前走は久々でレコード決着ならそう悪くは無いレースとも考えるが・・・。状態自体はじわじわ上向きだが、重適性は皆無、今回はとりあえず様子見としたい。

⑤グランプリエンゼル 一つ叩いて状態が上向いてきたか、調教はなかなか鬼の内容であった。夏は牝馬の言葉どおり、暑くなって良くなってきたのだろうか。昨年夏の成績からも、実力さえ出せる状態なら、このあたりでは力は上位と考える。今回はこの馬から狙っていきたい。本命とする。

⑥フライングアップル なんか、人気だけだよなあ、というのがこの馬に対する当方の感想である。一時はダービー馬候補として期待してた時期もあったのだが・・・。使ってるのも平場のOPばっかりだし、前走くらいがこの馬の実力じゃね?とも。鞍上ノリも今季の北海道はサッパリだし、今回は見送りとする。

⑦ダイシングロウ 成績はともかく、タイム差的には随分と安定した内容のレースを続けていると言える。追い込み一本で、今一つ突き抜けるイメージはないが、今回も斤量は54kg、前が速くなれば案外嵌まりそうな感じも。こういうタイプはどこで走るかわからない怖さがある、そろそろポンと勝ってしまいそうな雰囲気もあるが・・・。単穴まで見ることとしたい。

⑧ウエスタンビーナス 福島バーデンバーデンCは斤量52kgにも恵まれた印象。前走アイビスSDは8着で前から0,3秒差、数字だけ見れば悪い内容ではないが、それでも直線千はタイム差もつきにくく、あまりアテには出来ないというのが当方の見方である。逃げる内馬場も状態は悪くなってきており、今回は見送りが吉かと。

⑨メジロシリング 斤量51kgが魅力な一頭。まあ、外目で馬場がいいところを走ることが出来、その上軽量、ペース次第では嵌まる感じがプンプン匂う事は否めないが。ただ、どうしてもここまでの内容が、なあ・・・。見送りとしたい。

⑩マヤノツルギ 八ヶ月休養明け、実績的にはここでは上位と見るし、函館適性も(3,1,0,0)と完璧超人であり、重適性も高い。ただ、やはり久々に割に攻め量が全然足りていないのは如何なものか。競馬場入って2本しか追われてねえじゃん、やる気あんのかねえ?まあ、叩き台くさいし陣営もそう思っているのだろうが、得意な舞台だけに馬が俄然やる気だすかもわからんしなあ、一応連下まで見ることとする。

⑪ランチボックス 前走はいささか道中後ろ過ぎたか、テンから速かっただけに置かれてしまった感あり、追走でも脚を使った印象、その分、終い甘くなったのだろう。それでもよく伸びてはいたが。今回は前走と同じ舞台で斤量も-2kg、状態もじりじり上向いているようで、実に楽しみである。対抗までとしたい。

⑫ゲイルスパーキー 千二が合いそうだと専らの評判な一頭。流石に前走は長かったかもわからんが、洋芝適性はどうなんだろうねえ?千二も使った事ないしなあ。調教から馬の状態はまず良いといえそう、なかなか、むつかしい一頭である。今回は様子見としたい。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑤グランプリエンゼル
○ ⑪ランチボックス
▲ ⑦ダイシングロウ
△ ②モルトグランデ
△ ③ダノンムロー
△ ⑩マヤノツルギ

で、買い目はというと

馬連
②─⑤ 100円
③─⑤ 100円
⑤─⑦ 200円
⑤─⑩ 100円
⑤─⑪ 300円
⑦─⑪ 200円


今回はグランプリエンゼルからということで。
無茶しやがって・・・といった感じである、反省はしていない。
まあ、なんというかね?
もともと夏にいい馬ではあるし、今回は調教もよかった。
そろそろお目覚めで一発ありそうな感がヒシヒシと、だったわけである。
まともに力が出せる状態なら、この面子なら一蹴できる能力はある馬だ。
頑張って欲しいものである。

今回の予想BGMはビゼーの『アルルの女』。
とはいえ、実際の作曲はジャン・ジャック・セローというビゼーの親友であり、ビゼーの死後「彼ならばこう書いた」という曲を遺曲として発表したわけである。
まあ、今ではそれがビゼーの代表曲と言われるほどになっているのは、果たしてお互いにとっていい事なのかどうなのか。
当方には判断つきかねるシロモノである。
ちょっと前、市村正親が前向キングとして何かのCMに出ていたが、BGMとしてかかっていたのはこの『アルルの女』の主題の一つ「三人の王の行列」部分である。
前奏曲では弦編成や管編成が分かれてこの主題を繰り返し、そして最終楽章のファランドールでは全オケでこの主題を響き渡らせるのである、なかなかにカッチョイイですよね?
まあ、アルルの女にちなんで、グランプリエンゼルにも大いに活躍して欲しいものだ(?)。
それでは、良い日曜日を。
 



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