先日、一晩中降り続いた雪も一日ですっかり消えうせたここ札幌である。
前回も述べたが、今週末は多少なり春らしい陽気となりそうで、久しぶりにお出かけなどしてみるのも良いかと考えているが。
まあ、エロゲの発売日だしなあ。
エロゲなどいつでもできる、とかいいつつほかしとくと、いつのまにやら積みゲばかりが増えていくと言う寸法である。
どうしたモンかな?
とりあえず、今週に関しては英雄戦姫がマテリアルブレイブの大爆発もあって地雷臭いという観測が出回っている様子だし、オルタクロニクルもどの程度のものか、正直あんまり心惹かれないしで、まとめて流してしまってもいいかなとも思われるのだが。
両方とも対費用効果の極めて悪そうなゲームだしなあ。
気になるのは恋めくりクローバーくらいなもんかな?
どうしたモンかな、明日の事ではあるが、良く考えておこうかね。
さて、どうやら小路幸也熱もある程度落ち着き、それでは本格的にあさってみようかと何冊か購入してきた次第である。
『空を見上げる古い歌を口ずさむ』『早坂家の三姉妹』『東京バンドワゴン』『東京バンドワゴン she loves you』『空へ向かう花』の以上五冊である。
正直、メフィスト賞受賞作の『空を見上げる古い歌を口ずさむ』は、当方にとっては非常に苦手な部類の作品である。
作品全体を通じて流れる和製ファンタジー臭がもうたまらなく辛い、とりあえず半分ほど読んでギブ。
機会があったらまた遭いましょうといったところか。
次に話題作『東京バンドワゴン』は、これは非常に楽しく読むことが出来た作品である。
ただし、ホームタウンを読んである程度感じた予測を外れるものではなかったと言う印象もある。
というか、ある意味では悪いほうに振り切れてしまっているな。
具体的に我南人について。キャラクターが強すぎて物語自体が引っ張られてしまっている、完全に。
作者が意図してこのキャラクターに引っ張らせたと考えられなくも無いが、まあ恐らくはそっちのほうにキャラクターが暴走してしまったというのが正解だろう。
それはなぜか、なぜなら『She loves~』では随分とトーンダウンしているからだ。
反省もあったのではなかろうかなと。あまりといえば余りに好きにやらせすぎてしまった事に対しての。
面白い事は面白いので、十分にお勧めできる作品ではあるのだが、以上の様にキャラクターで解決してしまう悪癖はそのまんま、何とかならんものかなとも。
ただ、度肝を抜かれた作品もあった。
『空へ向かう花』がそれである。
圧倒的とはこのことだな。プロットの上手い作家さんが、そこを前面に出して勝負したというシロモノに思える。
ここで詳しくは語らないが、久々に凄い仕事を見たという充実感があるな。面白くもあったし。
仕事の速い多作な作家さんであるようなので、まだまだ他にもたのしめそうな作品が結構ある。
今週末にも一回漁ってこようかなと。
映像方面では、今現在当方はと言えば『LOST』の廉価版DVDBOXを衝動買いし、満喫しているところである。
5000円弱でこんだけ楽しめるのならめっけモンだあね?
想像していたのとはかなり違っていたが、面白い事は面白い。
ぶっちゃけ、第一話で『クロー●ーポイ●トかよ!』と虚空に向かって突っ込みを入れてしまったしな。
二年間の休暇やロビンソン・クルーソー、スイスのロビンソンなど、ああいったノリでより濃密な人間ドラマがドロッドロに展開されるのかと思っていたのでな、流石に相当に驚いた。
いまんとこ正体もわかってないしな。
予備知識が一切無いものに手をつけるのも、たまにはいいものであるなと。
こりゃ時間がいくらあっても足りねえな。
エロゲの本にDVDに動物園に競馬予想、か。
贅沢な事であるな、我ながら。
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