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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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前日までの冷え込みと豪雪がうそのようにうららかな、ここ札幌である。
あったかいなあ、ホワホワである。
とはいえ、一寸だけプラス気温と言う程度ではあるが。
打ち込み終わったら散歩にでも出ようかな?
先日も申したとおり、前回阪急杯も残念な結果である。
あ た ら ん な ぁ、本当に。
ゼットフラッシュじゃやっぱダメだったか。
仕方ない、気を取り直して次に進もう。
今週は日曜重賞が東に一個、いよいよクラシックの足音が近づいてきた感のある、皐月賞トライアルである。
ああ、予想したくないなあ、つまんなそうで。
しかも11頭しかいないしね。
出来うることなら大阪城Sや仁川Sあたりを予想したい。
そりゃもう切実に。
負けが込んでくるとヨユっちゅうもんが無くなって嫌だねえ。
今年度収支は-8000円。
というわけで弥生賞です。


☆ 弥生賞 2011/3/6 中山 11R
          芝 2000m 三歳馬齢 GⅡ ☆


出馬表にざっと目を通してみたが、⑥サダムパテックと⑨ターゲットマシンあたりに人気が集まりそうだ。
まあ、サダムはいいとして、カッチーのターゲットマシンってすげえ胡散臭く感じるなあ。
カッチーだからなんだけどな、馬自体はなかなか評判のよろしい、いい馬っぽいな。
当方なんかにはやや幼げ頼りなげに映るがね、あの頼りなさで480kg程度の重さがあるんだから、骨量が多く体高があるのだろう。
もう少し実が詰まってくれば、ガラッと変わってきそうな馬である。
続いて⑤オールアズワン、④デボネア、⑪ショウナンマイティと続く人気となりそうだ。
ご存知のとおり毎回非常に手堅いレースで、皐月賞トライアルに相応しいレースではある。
・・・買うほうとしては、特に穴党はつまらんがな。
当方としては、能力的には⑤オールアズワンあたりが堅いかなあと思うのだが、どうだろうね?


それでは、展開を読む。
今回は・・・と、ちょっとわかりにくいな。
少頭数な上に力差がはっきりした面子、ならば格下の馬の活路はやはり逃げの一手であるだろう。
普通に考えれば③プレイあたりがいつもどおりの競馬でハナへというところだろうが、1勝馬の動向が今一つはっきりしない。
①ルーズベルト、②アッパーイーストのどちらかが仕掛けそうな気はするな。
とは申せ、だからといってプレイあたりが付き合ってハイペースとなることは考えにくいか。
せいぜいMペース程度かと考える。
折り合いの心配がなさそうな先行馬が、うまうまと残りそうな感じはある。


当日の中山競馬場の天候は晴のち曇り。
雨の心配はいらないだろう、あっても馬場が悪化するほどではなさそうだ。
それでは、一頭ずつ見てゆくこととしようか。


①ルーズベルト 1勝馬。ついでに芝は初めて。うーむ、買える要素が無さ過ぎる。静観が妥当だろうな。

②アッパーイースト 1勝馬。東スポ杯は1勝馬なりに頑張って6着まで。ただ、その後の葉牡丹賞500万下で1秒差の10着と、はっきり言っていいところなし。距離なのかな?どうだろう。積極策を打ちそうな感じもあるが、それでもこの面子相手に残れるかどうか。今回は見送りとしたい。

③プレイ この馬も1勝馬。重賞クラスで好戦もするが、500万下でも勝てない不思議である。単純に勝ち身に遅いのか、はたまたもう上がり目は望めないか。十一月から五ヶ月で七戦目を考えると、どうも後者のような感じがするが。血統的にはロックオブジブラルタルとサンデーサイレンスでマイラーに出そうな感じもある。いろいろ考えると、今回はいささか分が悪いか、と言う感じを受けるな。見送りとする。

④デボネア またまたこの馬も1勝馬。京成杯では痛い目にあわされたこの馬である。どうなんだろうなあ、本当に強いのかな、この馬。とは申せ、今のところこの面子での2000mの1番時計を持っているわけで、そう低い評価は出来ないかな、とも。一応押さえまでで連下としておく。

⑤オールアズワン 堅いと思うのだがなあ。札幌新馬で負けたグランプリボスは朝日杯勝ちきり、ラジオNIKKEI杯ではダノンバラードにクビ差と、今のところ世代ではトップクラスの能力と見て間違いないだろう。休養も待機調整でしっかり乗り込まれており、状態面でも文句なし。今回の対抗とする。

⑥サダムパテック 言わずと知れた東スポ杯馬。朝日杯でも道中接触しながら四着までと、能力的には問題ないだろう。調教からも仕上がりは良さそうで、低い評価は出来そうに無い。単穴までとする。

⑦ウインバリアシオン 前走は馬脚を現した感じだろうか、馬だけに。休養明けから今一つ結果か残らないレースが続いているが、こんなものかもと思う当方である。使われてきた強みはありそうだが、調教もそれほどいい動きとはいえず、一変まではどうかという感じがする。今回は見送りとしておこうか。

⑧トーセンマルス 1勝馬。出遅れ癖もきついし、ここではやはり差がありそうな感じがする。静観が妥当だろう。

⑨ターゲットマシン 胡散臭ーい。馬体は品が良くて、少し頼りなく映る。新馬戦はアオって出遅れながらも余裕のある差しきり勝ち、2戦目はスンナリ好位で押し切りと、能力的にはまだ底が見えていない。果たして500万下勝ったばかりの馬をそんなに推していいのだろうかという感じは受けるが、まあ、一応押さえまで、連下まで見ることとする。

⑩ギュスターヴクライ どうやらようやっと軌道に乗った感じである。勝ち方を覚えたか。スタートさえ決まればどうやらやれる馬らしいということはわかった。果たしてファビラスラフイン産駒初の大物となるか?応援はしています。連下まで。

⑪ショウナンマイティ ここ2戦はいささか消化不良か。まともならもっとやれていい馬である。一つ叩いた効果はありそうで、調教もまずまずの動き。馬体はこの馬が1番よく見せるな。相変わらず左へモタれるのはいただけないが・・・。ともあれ、折り合いさえつけばこの距離でも問題なく切れるだろう、今回はこの馬から行く事としたい。本命で。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑪ショウナンマイティ
○ ⑤オールアズワン
▲ ⑥サダムパテック
△ ④デボネア
△ ⑨ターゲットマシン
△ ⑩ギュスターヴクライ

で、買い目はというと。


馬連
④─⑪ 100円
⑤─⑪ 300円
⑥─⑪ 200円
⑨─⑪ 100円
⑩─⑪ 100円
⑤─⑥ 200円


とまあこんな感じである。
容赦しねえぜ?⑤─⑥とかな。
ああ恥ずかしい。
ショウナンマイティはもっとやれる子である、きっと、そう信じたい。
最近どうも池田と相性が悪いな。
どっか全くの真逆を見ているような気がしてならない。
まあいいや、奴とは所詮不倶戴天であるのだろう。
殺るか、殺られるかである。
個人的にはギュスターヴクライ君に頑張ってほしいなあ、と。
どうにも器用とは言いがたい馬で、小回りのこの距離はマイナス要素だとは思うのだがな?
ここいらあたりでお母さんの底力を見せて欲しいものである。
それでは、良い日曜日を。
 

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ダメだったさ、阪急杯も。
サンカルロかあ、ちょっと買えなかったな。
追い込み馬だから内外はあんまり関係ないとはいえ、開幕週で届くのかと思われた矢先、あの位置取りである。
いいところに付けるよな、吉田豊も。
今回は素直に脱帽だ。
ガルボは頑張ってもあんなものなんだろうな、今回は千四だからある程度はやれたが、やはり千二は忙しすぎる嫌いがあるだろう。
好きな馬なんだけどな、高松宮は無いと思われる。
一番人気に少しくびっくりした当方である。
そんな馬じゃないよね?
フラガラッハはやはり力があるという印象か、通用する事がわかったので本番も少しばかり考えておきたい。
スプリングソングはあんなものだろうなと言った感じ。
そして26kg増で超グラマーなワンカラットたん、これからあったかくなるとどんどん良くなりそうな感じは受けるな。
本番はこのたりあたりがクサいと睨んでいる。
人気になるかな?
中山記念はまあ予想通り過ぎて言う事なしだな。
それにしてもヴィクトワールピサ、ワールドカップかあ。
オールウェザーだっけ?やれんのか。
なんで勝てそうなレースつかわないかな、あの子らは。
困ったもんだ。
今週で負け犬収支もついにマイナス転落である。
-280円。
切ない限りである。

 

女王国の城も読み終わって、現在は先日出た堂場舜一の『波紋』を読んでいるところだ。
堂場先生のはな、面白いんだけどあっという間に読み終わっちゃうからな。
枚数は結構あるはずなんだけど、不思議となくなるの早いんだよな、なんでかな?
それだけ面白いと言う事かもしれない、或いは薄いと言う事かもしれない。
薄くて面白い、というのは果たして矛盾する現象なのだろうか。
例えば、今●敏なんかスゲー薄いよな、あれ。
だけど読み始めると一気で、読み終わって「面白かった」けど「残らない」という不思議な現象が起こるのである。
飛行機、新幹線などなど、二時間ほどの移動時間を潰すにはもってこいと言えるだろう。
飽きられるのも早そうだけどな。
薄いの代名詞といえばこの人、赤●次郎御大である。
作家生活初期には結構ハードで読み応えあるもの書いてたらしいけど。
売 れ な か っ た らしいな、全く。
そこで、女子供の喜びそうな、全体的に白っぽいあんなん書いたら大当たりと言うわけである。
作家性を犠牲にして蔵を満たしたということか?
いやいや、あれこそが御大の確立した作家性そのものであるとも言えるだろう。
携帯小説みたいとか言うな!
いいですか?携帯小説が御大の パ ク リ なんですう。
商業作家として並び立つ双璧、西村●太郎大先生の初期のハードボイルドモノが結構好きな当方である、赤●御大の初期の作品も、機会があったら目を通してみたいような気もする。
どっかにあるかな?
兎も角も、当方は正直きついというのが現状の赤●御大の読み物だが、面白いと言う人も相当数いるはずだ。
いやいや、むしろ売り上げ考えれば世間の多くが面白いと考えていると取ってもいいだろう。
ならば、薄いは決して作品への否定ではなく、むしろ売りにできるほどの薄さを商業レベルで持たせることのできるその技量への賛辞であると考える事もできるわけだ。
すげえな、牽強付会とはこのことか?
まあいいや。

とまあこのように実名にするといろいろ厄介で裁判なら絶対負けるような業界なら絶対干されるような不遜な考えをめぐらすと、堂場先生はちっとも薄くないという結論に達した当方である。
べらぼうに面白いのは確かだしなあ、後も引くし。
実際、鳴沢シリーズなんか寝食忘れて読みきったからな。
これからも頑張って欲しいものである。
さて、楽しく続きを読むとするか。
 

・辻褄(つじつま)

 

前回ontai辞書1の撞着の段において「おやっ」とおもった言葉がこれである。
果たして”辻褄”ってナンジャラホイ。
ナンジャラホイ?
結構平気で使っているけど、辻褄の意味あるいは正体を知らない人は結構いるはず、いると信じたい、当方だけじゃないはずだ!
さっそく調べてみよう、レッツ広辞苑。

曰く。

(「辻」は道があい、「褄」は左右あうものであるからいう。また、辻も褄も裁縫用語という)あうべきことわり。始めと終わりと。すじみち。

とある。
んん?( )内がよくわからん。
つまり辻とは十字路のことであり、道と道が出会うところであるという事、褄はこれも広辞苑よりだが、長衣の裾の左右両端の部分とある。
つまり、辻と褄、どちらもが道と左右の裾が”合わさる”という意味合いで”あうべきことわり”という事となったのであろう。
すじみち、はなんとなくだがわかるような気がする。
つまりあうべきことわりということは道理であり物事の筋道であるという事なのだろう。
辻という文字だけでも道筋という意味があるからなあ。
ただ、始めと終わりと、というのだけは正直よくわからん。
そういうものだと思っておくのがいいのかな。
そうしよう。

 

・鹵簿(ろぼ)

 

ロボである。
ロボットではない。
まあ、ごく稀にではあるが目にする言葉であるな。
今回は講談社学術文庫『秦漢帝国 中国古代帝国の興亡』というご本を眺めていて現れ出でた訳であるが。
なかなか、一発で変換できない、というかそもそも変換候補にすら出てこない言葉であるので、単漢字変換なんかを使わねばならず、少なからずイライラさせられる言葉である。
しかも、単漢字でも鹵の字は出てこないので、部首変換である。
これは大変だ。
さて、用語登録もしたことだし、早速鹵簿の意味を探ってみようか、鹵簿鹵簿(←用語登録で楽になったのでうれしいらしい)。
広辞苑さーん。

曰く。

儀杖を備えた行幸、行啓の行列。公式、略式の別がある。

とある。
ハテ?
とりあえず原文を抜き出してみると

「むしろ死せる墓中の始皇帝の霊魂がこの銅馬車を含む鹵簿に乗車して、毎日陵園内にある廟寝に食事に赴くためのものだったのではあるまいか」

という使われ方である。
どうやらここでは鹵簿という言葉を”馬を含めた馬車”という意味で使われているように見えるな。
そんな使い方は、どこひっくり返しても無さそうだが・・・。
鹵簿という言葉を使いたかっただけか?
まあ、これで一つ賢くなったような気もするし、いいか。
・・・用語登録しても、あんまり使い道無さそうだがなー。
これを書いた先生の気持ちが、少しだけわかったとか云々。

 

・賛仰(さんぎょう)

 

先日もどこかで言ったと思うが、有栖川有栖の『女王国の城』からである。
いいね、一杯わかんない言葉があって。
喜んでいいのだろうかという一抹の不安はあるものの、ネタが尽きない事はいい事であると思い込む事としようか。
それにしても、見ない言葉である。
早速下調べとして広辞苑の出番だ。
・・・と、おやおや、そんな言葉は無いというのが当家の広辞苑氏の回答である。
しかし、どうやら似たような言葉はあるようだ。
とりあえずそちらを抜き出して考えてみようか。

曰く。

さんぎょう【鑽仰】(サンゴウとも)論語子罕「之仰弥高、之鑽弥堅」より、徳を仰ぎ尊ぶこと、褒め称えてあおぐこと、間違って讃仰とも。

とある。
はーはー、論語からの言葉かい。
古い言葉なのだなあ、実際。
さて、そこで有栖川氏の原文を引いてみると

「一歩ごとに大きくなっていく <城>。それは、協会の教えを真顔で聞けない僕にとっても、やはり魅力的だった。もちろん、そんなものはスタイリッシュな建築に対する賛仰でしかないのだが、信心していればひたすらありがたいのだろう」

と、こんなところか。
なんだか、この企画に罪悪感を抱き始めた当方である。
別段作家さんのアラ探ししたいわけじゃないんだけどなあ。
二つ続いちゃうと、どうしてもね。

まず、例の”賛仰”をネットで調べてみると、yahoo辞書やgoo辞書でいっぱいヒットした。
広辞苑でもあるとおり、間違って讃仰と書かれた言葉が更に丸められて賛仰と書かれるようになったのだろう。
鑽仰、讃仰、賛仰ともにひとくくりで紹介されていることからそれがわかる。
まあ、確かに鑽の字は書くのも読むのも大変だよな、これは仕方が無いし、言葉とはまたそういうものでもある。
ただ、意味としてはいただけない。
「スタイリッシュな建築に対する賛仰”でしかない”」となっているが、言葉の原義としては、鑽仰はある意味最高ランクの何かを称え敬うという言葉であると言える。
まあ、文字だけ見れば確かに(物理的に)仰いで賛える、というふうに取れなくも無い、が。
こうしたちょっとした勘違いから、言葉の意味と言う奴が後世においてまるまる摩り替わってしまうのだろうなあ、なんて感慨を抱いてしまったりした今回である。
気をつけたいものだ。

 

とまあ、今回はこの三語である。
少しだけ賢くなった気がせぬでもないな。
こうして地べたを這う虫けらが如きに、じりじり進歩していくのもまた楽しい事だ。
それでは、次のontai辞書で。
 

天気は良いが風が冷たい、そんな今日の札幌である。
先週のGⅠ、フェブラリーSもまたアッサリ敗退で、今年は当てまくるはずだったのになあと一人首を捻る当方である。
理想と現実のギャップに心が折れそうです。
そんなこんな言いながらもどんどん続いていくのが競馬のいいところ、多少ヘコんでもすぐに次が来るのである。
明けない夜も、無いじゃない。
というわけで、これで今年度収支は-7000円。
今週は頭数の多い西、阪急杯を予想する。


☆ 阪急杯 2011/2/27 阪神 11R
       芝 1400m 四歳以上 別定 GⅢ ☆


まあ、東のほうはアレがいるので何ともいえないが、西のこのレースは案外面白い面子がそろったように思う。
上がり馬の④フラガラッハに⑩サワノパンサー。
古豪⑥ビービーガルダンに強い4歳勢から②ガルボ、⑨コスモセンサー、そして昨年夏猛威を振るった⑦ワンカラットに能力的には十分な⑮サンカルロ、京阪杯勝ちきりで改めて実力を証明した⑫スプリングソングなど、バラエティー豊かなメンバーである。
このように有力どころが何頭もいるが、いずれも絶対的な人気となるには決め手に欠け、上位は割れそうな感じがプンプンする。
そんな中で伏兵の台頭があるかどうか。
無くてもそっち狙うんだけどな!
困ったもんだ。
荒れろ~荒ーれーろ~・・・。


不謹慎な呪詛はこのあたりにして、展開を読む。
近頃めっきり行きっぷりの悪くなった⑧マイネルレーニアたんは措くとして、やはり今回の逃げ筆頭は⑨コスモセンサーであろう。
ただ、開幕週ということもあり、そう逃がしてはあっさりもってかれそうで怖い先行勢、②ガルボ、⑩サワノパンサー、⑫スプリングソングあたりはある程度絞って突付くだろうと考える。
ならば単騎であれそう遅くなる事は考えにくい。
そこそこのペースで推移しそうである。
差し馬の台頭もありそうに感じるが。
開幕週と内回りがどうでるか、であろうかな?
前残りも折り込んだ上で、あんまり後ろでは届かないだろうな、程度に考えておくこととしたい。


当日の阪神競馬場の天候は曇りのち雨。
ただ、競馬開催中は持ちそうな情勢ではある、雨は夜からだろう。
今日は天気も馬場も良好で、恐らくは問題ないのではなかろうか、と。
あんまり重適性も気にしなくていいだろう。
それでは一頭ずつ見てゆく事としようか。


①ショウナンカザン 千二のスペシャリストな感は否定できない一頭。冬場は絞れない体質なのか、馬体重が増える一方なのもいささか気になるところだ。前走は斤量57kgの加え、そのあたりも響いたものと思われるが。阪神適性も良いとは言えず、今回は様子見としておこうと思う。

②ガルボ 昨年十月に戦列復帰してより、大崩れはハイペースに巻き込まれたマイルCSのみ、他は手堅くまとめており実に安定している。調教からも上がり目こそそう見込めないが体調は良い意味で平行線、このメンバーならよほどのハイペースにでもならない限り残りそうな感じはある。枠もいいし斤量据え置きも魅力的、対抗まで見ることとしたい。

③トシギャングスター どうだろうねえ。ここのところ芝よりはいいと当方も思っていたダートでも惨敗続き、調教の動きから一つ叩いた効果はありそうだが、それでもここでは厳しいように思える。静観が妥当か。

④フラガラッハ 今回は見直す一手だろうと週頭は意気込んでいたが、考えれば考えるほどあんまり高い評価もどうよという気になってきた一頭である。能力的には問題なく通用するだろうし、千四は初めてだがこれも問題なし、叩いた効果も出るだろうし面白い一頭だとは感じるのだが、それはあくまで人気が下がればのお話。人気が高い馬としては、出遅れ癖がどうしても気になってしまう。少なくともアタマや対抗には考えにくいところだ。まあ、今回が試金石といったところもある、連下までの評価としておこうか。

⑤サワヤカラスカル これはまた千四のスペシャリストといった成績の塩梅だが、昇級がこうまで久々で休み明けともなれば、いささか狙い辛いところだろう。阪神の適性も高いし、鉄砲も⑩②①着と実によく利くのだがなあ。アレ、この馬穴なくね?まあいいや、様子見としておこうか。

⑥ビービーガルダン 実績はある馬だが、休み明けがどうかだよな。阪神コースもあまり得意には見えず、千四も決していいとは言えず、実際一叩きで本番へといった意味合いが強いのではなかろうかと思うがどうだろう。今回は見送りとしたい。

⑦ワンカラット 牝馬としては大柄な馬体で、この時期に、しかも休み明けでどうかといった懸念は確かにある。まあ、当日阪神競馬場は随分と暖かくなりそうなのがいい材料ではあるが。本当に、昨年の夏はいま短距離で世界一強いんじゃなかろうかというほどの雰囲気だったんだがな。距離は千二ほどではないが守備範囲、好位差しがガッツリ嵌りそうな展開であるし、一応押さえまで、連下まで見ることとしようか。

⑧マイネルレーニア 衰えなのかもしれないなあ。近頃は本当によっぽどでないと行ききれない展開が多いしな、今回も同厩の僚馬がいるし、出鞭くれての大逃げも出来ないだろう。今回も静観が妥当だろう。


⑨コスモセンサー 勝ちか、大負けかである。ある意味実に逃げ馬らしくてわかりやすい馬だ。とりあえずニューイヤーS勝ってるし、順番的には今回は大負けくさいと感じるのだが。ただ、阪神は非常に相性がよく、二つ使って1勝4着1回と、この成績をみるとそんな持論も大いに揺るいでしまいそうだ。ま、斤量も1kgだが増えるしな、見送りでいいだろう。

⑩サワノパンサー 時計的には通用しそうな感じは受けるがな。調教も終い脚が上がったが前半からよく動いており、調子は引き続き良さそうだ。阪神コースも得意でここ2戦勝ちあがったレースが両方とも阪神千四、勝ち鞍も千四で全て上げており、まさしくスペシャリストといった感じである。何とも報われにくいスペシャリストとも思うのだが。まあ、OPクラスもいきなりの重賞ということで、今回は連下までの評価に留めておく。

⑪ゼットフラッシュ 厳しい戦いが続いているこの頃である。一見すると全く見るところが無いように思われる。が、一寸待って欲しい。前走、東京新聞杯では勝ち馬スマイルジャックと同じ上がりで、鞍上江田照男は勝負師だけに極端な乗り味を好み、位置取りがもろに響いた結果であると言える。ペース次第では驚く結果が出ていたようにも。ここまで絞りきれなかった馬体が輸送もあったとはいえ絞れたのは何よりの好材料、調教も一頃より随分と復調気配が伺われ、素軽さも出てきたようだ。あとは結果がついてくれば、といった期待を抱かせる現状である。ペースの高速化を祈りつつ、この馬を今回の本命とする。

⑫スプリングソング もうこの馬も6歳であるが、昨年末まで一年七ヶ月ほどの休養があったため、馬は驚くほど若い。馬体的には今がピークといった張りを持って見える。長い休養明けからいきなり準OP勝ちきって重賞も勝ちきりと、やはり能力的に並みの馬ではないのだろう。前走こそスローは望むところだったが、荒廃した内馬場に雪隠詰め、案の定外の伸びる展開に屈したあたり、致し方なしといったところだろうか。力どおりならあっさりといった感もあるな。単穴まで見ることとする。

⑬テイエムカゲムシャ 斤量52kgのハンデ戦でも、このクラスだと頭打ちな感が強いか。今回は別定で56kg、まあ、いかにも狙い辛い一頭であると言えそうだ。静観が妥当だろう。

⑭コパノオーシャンズ 平場とはいえ、ここ2戦はよく頑張っている印象がある。やや展開利に恵まれたようにも見えるがまあそれも実力であろう。さて、千四のここではどんなものかと言った感はあるが、キレが活きるのはやはり千二だろうか、阪神適性もいささか心許なく、今回は様子見としたい。

⑮サンカルロ 生粋の追い込み馬だけに、どうしても他力本願な所が目立ち結果に結びつかないところはあるな。今回は休み明け、外枠引いてまた追い込み一本だろう、とすれば届かないんじゃないかなーと。阪神適性は悪くは無いし、地力はあるんだがな?まあ、今回は様子見としておこうか。

⑯ケイアイデイジー 今回は別定戦で、斤量的にも相対的にもどんどん条件が厳しくなる印象があるな。しかも大外引くし。頑張っても掲示板までかなあ、複も考えにくいというのが当方の印象である。詰めの甘さが解消できれば、夏あたりに化けそうな感じはあるのだが、な。今回は見送りとしたい。


と言う訳で、印を打つとこのようになる。


◎ ⑪ゼットフラッシュ
○ ②ガルボ
▲ ⑫スプリングソング
△ ④フラガラッハ
△ ⑦ワンカラット
△ ⑩サワノパンサー
 

で、買い目はというと。

馬連
②─⑪ 300円
④─⑪ 100円
⑦─⑪ 100円
⑩─⑪ 100円
⑪─⑫ 200円
②─⑫ 200円


とまあこんな感じであります。
ぜ、ゼットフラッシュですか・・・そうですか・・・。
自分で印打っといて凄いところに打つなあと改めて感心している次第である。
来たら凄いデスヨ?やべえ。
競馬でぐらい夢見たっていいじゃないか、とどこかの処●厨のような事を言ってみるテストである。
馬鹿だなあ。
何にせよ、ゼット君には頑張って頂きたいものだ。
君には期待しているよ。


本日のBGMはシャンソン祭り。
その名もイヴ・モンタンの『イヴ・モンタン』である。
どっかの会社の作ったベスト盤みた感じだろうか。
昨日、近所の中古CD屋で400円で買って来た奴である。
有名な曲がいっぱい入ってますよ?
枯葉とか、かくして人生は過ぎ行くとか、セ・シ・ボンとかな。
フランス語で語るように歌われるとなんだか小馬鹿にされているように聞こえるのはきっと錯覚だと、そう信じたい。
まあ、たまにはこんなのもいいですよ。
それにしても、だ。
これがフランスのエスプリというものかも知らんが、例えば曲名で『パリで』とか『彼女は・・・』とかいうのはどうなんだろう?
『パリで』何なんだよ!一体!
『彼女は・・・』どうしたと言うんだ!一体!
頼むから主語だけで終わらせないで下さい。
気になってしょうがないです。
400円だし、歌詞カードないしなあ。
フランス語なんてビタイチわからんし、ああ、どうしたもんかなあ。
とりあえず寝て忘れるか。
それでは、良い日曜日を。
 

フリオーソが芝部分で置かれ、ヤベッとか思ったらマチカネニホンバレが突っついていって「いいぞいいぞ」と。
そしてそのまんまトランセンドがゴール板を駆け抜けるわけだ。
え?
トランセンドってそんなに凄いの?
というかやはりフリオーソあたりが置かれたのが痛かったな、前にいけていればフリオーソだけが残ったという結果もあったかもわからんなあ。
・・・それじゃダメじゃん。
まーた外しちゃったよ。
とりあえず負け犬収支は◎△で引っかかり860円に860円足して1000円を引くと+720円となる。
ガミですが何か?
首の皮一枚繋がっていますよ。


有栖川有栖の『女王国の城』がようやっと文庫カットされた。
江神シリーズはいいですよね、読み応えがあって。
本格の手触りがたまらないこの頃である。
じっくりと読み込んで読者への挑戦で奴を返り討ちにしたいところである。
まあ、まだまだ読むものもたくさんあるし、今週末はゆっくり読書で過ごすのもいいだろう。
この間ブック●フで頼んだチャーリー・マフィンシリーズの続き一式もそろそろ届きそうであるし、未読の本ばかりが増えていく感じである。
一週間くらいどっかひなびた温泉宿にでもこもって、全部読破してしまいたい衝動に駆られるな。
夢のようである。
なんもかんもブン投げてみたいなあ。
ああ、宝くじでも当たらないかな・・・。
それにしてもこの女王国の城、まだ読み始めたばかりで上巻の真ん中まで行っていないありさまだが、結構わかんない言葉が多かったりする。
ontai辞書のいいネタになりそうな気配プンプンだ。
今から抜き出してメモっておく事としようか。
ネタ探しに一所懸命な毎日さ。


現在、信長の野望を久しぶりにプレイしている。
選択勢力は筒井順慶、多少厳しいくらいが楽しいですよね?
レッツ洞ヶ峠である。
筒井三老の森、松倉、島のほかにそもそも人がいないのである。
勢力の拡大もままならんよなあ。
どうすんべえ?
それにしても、戦国時代の坊主には魅力的なのが多いよな。
この筒井順慶もそうだし、宮部善祥坊や安国寺恵瓊やこのあたりは意外であるが九州の竜造寺なんかも僧侶の家系であるようである。
板倉勝重や前田玄以なんかもそうだし、数え上げればキリがないだろう。
生臭ここに極まれりである。
そんな中でやはり特別なのはこのお二人だろうか。
黒衣の宰相といえば墨染め衣の坊主を指す言葉であるが、そんなある意味上り詰めてしまった坊主たち。
金地院崇伝と太原雪斎であろう。
かたや鐘で豊臣家を追い込み潰した怪僧、かたや戦国期を通じて屈指の軍師、今川家を極盛に導いたまさしく黒衣の宰相である。
いいよね、なんか裏で暗躍とかしてそうで。
悪けりゃ悪いだけ魅力もあるというものである。
まあ、とりあえず本願寺は除外の方向で。
当時の寺院というのは血統の保存場所という意味合いもあったようで、男の子が何人かいる大名家は必ずといっていいほどほとんど寺に入れたようである。
まあ、あまり残しておくと跡目争いとか凄い事になるんだろうし、たとえ家に残った血筋が戦争で全滅しても、僧籍にいる限り血統は残るしね。
非常に合理的な考えかたである。
そんなこんなで還俗して大名を継いだ坊主も結構多く、それだけに兄弟全滅なんていうのも実際あったんだろうね?
何ともシビアな時代である。
かく言う我らが順慶君も、おとうさんの病死によりたった2歳で家督を継いでおり、その後松永久秀に国を追われたり、或いは取り返したり闘ったり和睦したりしている。
洞ヶ峠はまだまだ先のお話であるな。
頑張れ、順慶君。
 



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