ダメだったさ、阪急杯も。
サンカルロかあ、ちょっと買えなかったな。
追い込み馬だから内外はあんまり関係ないとはいえ、開幕週で届くのかと思われた矢先、あの位置取りである。
いいところに付けるよな、吉田豊も。
今回は素直に脱帽だ。
ガルボは頑張ってもあんなものなんだろうな、今回は千四だからある程度はやれたが、やはり千二は忙しすぎる嫌いがあるだろう。
好きな馬なんだけどな、高松宮は無いと思われる。
一番人気に少しくびっくりした当方である。
そんな馬じゃないよね?
フラガラッハはやはり力があるという印象か、通用する事がわかったので本番も少しばかり考えておきたい。
スプリングソングはあんなものだろうなと言った感じ。
そして26kg増で超グラマーなワンカラットたん、これからあったかくなるとどんどん良くなりそうな感じは受けるな。
本番はこのたりあたりがクサいと睨んでいる。
人気になるかな?
中山記念はまあ予想通り過ぎて言う事なしだな。
それにしてもヴィクトワールピサ、ワールドカップかあ。
オールウェザーだっけ?やれんのか。
なんで勝てそうなレースつかわないかな、あの子らは。
困ったもんだ。
今週で負け犬収支もついにマイナス転落である。
-280円。
切ない限りである。
女王国の城も読み終わって、現在は先日出た堂場舜一の『波紋』を読んでいるところだ。
堂場先生のはな、面白いんだけどあっという間に読み終わっちゃうからな。
枚数は結構あるはずなんだけど、不思議となくなるの早いんだよな、なんでかな?
それだけ面白いと言う事かもしれない、或いは薄いと言う事かもしれない。
薄くて面白い、というのは果たして矛盾する現象なのだろうか。
例えば、今●敏なんかスゲー薄いよな、あれ。
だけど読み始めると一気で、読み終わって「面白かった」けど「残らない」という不思議な現象が起こるのである。
飛行機、新幹線などなど、二時間ほどの移動時間を潰すにはもってこいと言えるだろう。
飽きられるのも早そうだけどな。
薄いの代名詞といえばこの人、赤●次郎御大である。
作家生活初期には結構ハードで読み応えあるもの書いてたらしいけど。
売 れ な か っ た らしいな、全く。
そこで、女子供の喜びそうな、全体的に白っぽいあんなん書いたら大当たりと言うわけである。
作家性を犠牲にして蔵を満たしたということか?
いやいや、あれこそが御大の確立した作家性そのものであるとも言えるだろう。
携帯小説みたいとか言うな!
いいですか?携帯小説が御大の パ ク リ なんですう。
商業作家として並び立つ双璧、西村●太郎大先生の初期のハードボイルドモノが結構好きな当方である、赤●御大の初期の作品も、機会があったら目を通してみたいような気もする。
どっかにあるかな?
兎も角も、当方は正直きついというのが現状の赤●御大の読み物だが、面白いと言う人も相当数いるはずだ。
いやいや、むしろ売り上げ考えれば世間の多くが面白いと考えていると取ってもいいだろう。
ならば、薄いは決して作品への否定ではなく、むしろ売りにできるほどの薄さを商業レベルで持たせることのできるその技量への賛辞であると考える事もできるわけだ。
すげえな、牽強付会とはこのことか?
まあいいや。
とまあこのように実名にするといろいろ厄介で裁判なら絶対負けるような業界なら絶対干されるような不遜な考えをめぐらすと、堂場先生はちっとも薄くないという結論に達した当方である。
べらぼうに面白いのは確かだしなあ、後も引くし。
実際、鳴沢シリーズなんか寝食忘れて読みきったからな。
これからも頑張って欲しいものである。
さて、楽しく続きを読むとするか。
PR