さあ、ダービーだ。
よっしゃ、いっちょガツンと予想したろかい!
と思いきや、仕事が入った。
スゲエ、信じらんねえ、何だそれえ?今週休みなしじゃねーか。
そんな仕事に身を捧げるつもりなんて全く以ってありませんよ?ダメ人間を地で行く当方であるという自負もある。
仕事か競馬かと問われれば、間違いなく競馬と答えたい当方である。
・・・無理なんだなあ、忙しくてさ。
というわけで、今週は簡易版予想とさせてもらう事とする。
まさかダービーウイークにこんな事となろうとは。
困ったモンであるな。
先週のオークスは残念な結果となり、これで収支は-16430円と相成った。
ふむん、当たらんのう当たらんのう。
ま、気長に行くかね?
☆ 日本ダービー 2012/5/27 東京10R
芝 2400m 3歳牡牝 定量 GⅠ ☆
得手でもなく、不得手でもなく。
それが、当方におけるダービーの印象である。
一番古い記憶はアグネスフライトかなあ。
当たった馬券という意味でね?
あの馬に関しては、その後さっぱりダメでさ、まーあそれがいいっちゃいいのだがね?
その後もタニノギムレット─シンボリクリスエスであるとか、メイショウサムソン─アドマイヤメインであるとか、ロジユニヴァース─リーチザクラウンであるとか、そこそこ当てている印象はあるのさ。
・・・というか、当方も昔はこんな手堅い馬券を買う若者だったのだなあと。
十年一昔、どうしてこうなったといったところである。
さて、旧懐はこのあたりにして、このままだと睡眠時間がアレで俺の寿命もマッハになってしまいかねないので、手早く予想を立ててゆこうか。
まず、仮柵とっぱらうのがダービーウイークの伝統となってしまった昨今、内枠優位が動かし難いこのレースである。
ここ四年、馬番①が3勝1連対は皆さんご存知であろうが、過去十年の馬番を見ても、連対馬20頭のうち二桁馬番はたったの5頭しか存在しない。
やはり内優位は定説なのかも知れないなと。
その上でペースを考えてみると、どうやらまともに逃げそうな馬は一頭、こいつの単騎が濃厚である。
その名も③ゼロス。
枠順もいいしね、スンナリ出られればそのまま内締めてグリーンベルトの上を電車道ということもあるかもわからんね?
人気薄で一番面白いのはこの馬かも知れんなと愚考する。
父キンカメはここのところすっかりディープインパクトの影に隠れてしまっているが、元来府中に無類の強さを発揮する仔を出してきたサイアーである。
母父SSでスピードは十分、ここらでキンカメの底力を見せてもらいたいものだ。
まあ、この馬の問題と言えば川田君に2週連続の目があるかどうか、なのだが・・・。
そのあたりは所詮SFの類である、あんまり考えずに行きましょうか。
というわけで、この馬を本命としたい。
相手探しは至って簡単、ここは⑥ゴールドシップ一択である。
⑧ワールドエースも力はあると思うのだが、総合力、穴のなさと言う意味ではやはりこの馬に軍配が上がるだろう。
枠もいいしね、成績を見てもウチパクとも手が合ったのだろうねと。
対抗はこの馬でいいだろう。
三番手は絶好枠引いた①スピルバーグ。
テン乗りはちと厳しそうだが、持っている馬という印象がある。
ここまでぱっとしない馬であったが、直前のプリンシパルSに勝ちきり、しかも1番枠を引き当てる強運である。
古来、皐月は速い馬が勝ち、菊は強い馬が勝ち、そしてダービーは運のいい馬が勝つ、と言われてきた。
言葉どおりであるなら、これほど都合のいい馬はいないだろう。
可能性と藤沢和雄師の悲願を買って、単穴まで見る事とする。
⑧ワールドエースは連下まで。
例えば、皐月賞は負けて強しとか面白いことを言う人も多いが、当方に言わせれば負けには負けの原因が存在する。
道中、直線、外回されたのも全てはスタートの悪さ。
このゲート難は改善しないだろうなあと。
殊、GⅠに関してはライン取りも当然シビアになり、出遅れなどかまそうもんならあっという間にはじき出されてしまうのは当然だ。
そんな最大の原因に目を瞑り、負けて強しとか、とても考えられない当方なのである。
無論、前述した通り力はある馬である。
まともにスタートを出ることもあるだろうし、鞍上福永君が神の如き手綱を取ることもあるだろう。
それだけに切る事は出来そうに無いが、ここはあくまで連下までと言う事としたい。
あとは京都新聞杯で抜群の強さを見せた⑭トーセンホマレボシ。
実際、調教では一杯に追ったワールドエースを尻目に終い余裕を持っての同入、出来はむしろこの馬のほうが良く映る。
馬格もあるし、これはひょとすると相当な器かも知らんと。
ちと外を引いたのが痛いが、それでも期待が持てる一頭であろう。
これも連下まで見る事とする。
あとは、個人的に気になってしょうがない馬であるが、⑬クラレントかなあ。
血統は母父ダンシングブレーヴと父ダンスインザダーク、距離的にはむしろ延びて結果を出してもおかしくない背景である。
その上で叩き2走目の前走NHKマイルカップ、終いズバっと切れて3着ゲット、スタートさえ決まれば切れることを証明したし、また府中も問題ないこともわかった。
調教駆けしないこの馬として考えれば、状態面は文句なしと見る。
この馬もスタート次第という条件はつくが、同様のワールドエース程度の面白さはありそうな一頭と愚考する。
というわけで、印を打つとこのようになる。
◎ ③ゼロス
○ ⑥ゴールドシップ
▲ ①スピルバーグ
△ ⑧ワールドエース
△ ⑬クラレント
△ ⑭トーセンホマレボシ
で、買い目はというと。
馬連
①─③ 200円
③─⑥ 300円
③─⑧ 100円
③─⑬ 100円
③─⑭ 100円
①─⑥ 200円
というわけで、今週はゼロスからである。
とりあえず雨に関してはあんまり考えないで予想したが。
降らないといいなあ。
ダービーと言えば雨ばっかりという印象があるのでな?
不思議と、府中は湿ると差しが届くようになるからな、ゼロス的にはゴカンベンである。
ほかに有力どころではヒストリカルやフェノーメノがいるが、ヒストリカルに関しては短期放牧明けで、.動き自体はよく見えるが果たして中身がついてくるかどうか不安。
フェノーメノに関してはこれはもう蛯名だしな、ソロッと出して終い追い上げて6着とか、そんな感じで終わりそうである。
ぶっちゃけ、トライアル組はそんなに器を感じないのだよなあ、今回は。
スピルバーグもそうなのだが、この馬はひたすら運が良い、ということでな。
いずれ、ゼロスが来ればウッハウハである。頑張って頂きたいものだ。
という訳で、良い日曜日を。
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