なかなかの好天に恵まれた、今日の札幌であった。
まあ、天気がいいのはいい事ですね。
朝晩スゲー冷えるんだけどな。
それでも、たまに見る青空は人の心を和ませるに十分の美しさである。
心なしか足取りも軽くなろうというものである。
春が待ち遠しいなあ。
さて、先週末は買い物がてら、近所の本屋でコミックスなんかを漁ってきた。
ジャイキリの新刊やBLOODALONEの復刻版等を買いあさって意気揚々と引き上げてきたわけである。
以前、歩いて五分ほどのところの本屋が経営不振で潰れ、それ以降一番近い本屋が徒歩十分の地点になってしまったという事件があった。
ネットの普及と大型新古書店の台頭は、小さな個人経営の本屋にとっては悪夢の如き猛威であろう。
故に、当方はできるだけコミックスはその本屋で買おうと心に決めたわけである。
またつぶれられても敵わないしな。
そこがつぶれると今度は都心の本屋頼みとなり、徒歩十五分になってしまう。
人も多いし鬱陶しいんだよな・・・。
まあ、そんなこんなで今に至り、その本屋はつぶれる様子も無く何とか存続している模様である。
さて、そんな風に買ってきたコミックスの中に、信長の忍び3巻が存在する。
これはかなり前に発売されていたものだが、たまたま新刊を発見したときは札幌駅横の大型書店であり、前述したとおりの理由から近所の本屋で買おうと思い定め、その場は流してそのままになっていたという訳である。
たまたま思い出して今回購入の運びとなった。
で、コイツを買って早速読もうと思ったら、帯にいい笑顔の幼子の顔写真とともに「学校で皆にこれ教えてます」とのコピーが。
確かに、信長の忍び自体はよく出来た漫画だと思う。
ギャグではあるが、存外に史実を大事にしているところもあるし、読んでて普通に面白い。
易しいし、子供にもいいだろう。
四コマだけに発刊ペースが異常に遅いのはご愛嬌だが。
しかし・・・なあ。
『信長の忍び』の単行本自体を広めるのはいいが、連載誌がヤングアニマルというのはいささかPTA的に問題ありじゃなかろうかと案じる次第である。
エロマンガばっかりじゃん。
まあ、ばっかりは言い過ぎとしても、半数以上はそうだよね?
極端だよな、エロばっかりかと思えば三月のライオンや信長の忍びなんかがあったり。
自殺島やベルセルクは、エロじゃなくても俺が親なら子供には見せたくないけどな!
何にせよ、ヤングアニマルを回し読みする小学生・・・。
うわ、酷いな。
教育の荒廃ここに極まるといった感じである。
どうなのかな?
最近の子供的には、ヤングアニマル程度はどってこと無いのかね。
よく言われるのはやはりネットの普及から、近頃の子供さんはエロに対する飢餓感が無いというもの。
一寸繋げば一発で入れたり出したりの無修正動画を見られる時代である、確かに当方らの子供時代よりはエロに対して耐性は高そうではあるなあ。
我々の子供時代には、道にエロ本なんか落っこちてたら大変な騒ぎ(エロ本祭り)になったものだが。
最近では、きっとそんなことも無いんだろうな。
寂しい世の中である。
まあとりあえず言える事は、学校で信長の忍びを勧めるのはいいが、ヤングアニマルは勧めんな、ということである。
流石にこの帯は無理があるんじゃなかろうか。
厳しいよな、実際。
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