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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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さて、先週の的中でとりあえず一年全敗は免れたと、ほっと一息の当競馬予想である。
まあ、あんまり減っていないがな、赤字は。
とりあえず、一発目は当てる事に意義があるとしておこうか。
我が心の平安のために!
というわけで、収支は若干なり持ち直して、-12440円である。
今週はGⅠ、天皇賞であります。
今週もガツンと行きたいところだ。
まあ、そういうキャラじゃない事はわかっているのだがね?

 

☆ 天皇賞(春) 2012/4/29 京都 11R
        芝 3200m 四歳以上 定量 GⅠ ☆

 

予想したくないレースナンバーワンである。
ぶっちゃけ憂鬱ですよ?
なんたってさ、こんなんオルフェ一択に決まってんじゃん。
それでもなおオルフェが決めきれないレース展開を想像するならば・・・という非常にファンタジックな予想をこなさねばならんのだな。
競馬に絶対はないとはよく言ったものだが、当方の知る限り、相手関係やらなんやら考えても最も絶対に近しいのが現状のオルフェーブルという馬であるような気も、する。
まあ、どういった勝ち方をするのか、結局相手探しであろう。
人気的に相手と目されている馬は、前走そんなオルフェをやっつけた⑧ギュスターヴクライ、⑪ウインバリアシオン、⑮ヒルノダムール、⑯トーセンジョーダンあたりであろうか。
4歳が多いね。
競走馬としては一番いい時期であるからなあ、両者とも実績もそれなりに残しているし、まあ妥当であろう。
ヒルノダムールに関しては昨年の覇者でもあり当然だが果たして連覇は・・・と半信半疑な面もありそうで、一段落ちる人気となりそうか?
あとはトーセンジョーダンだが、馬体見る限りちょっと立派に映るのだが、気のせいかもわからんな、デキ自体はとても良さそうだし。
あとは、4歳の⑫クレスコグランドあたりが一寸コアな人気となりそうな感じかな?
当方にはいまいち良くわからないがねえ。
さてさて、風雲オルフェ城を陥落させることができるか否か、楽しみに見させてもらおうかしらん。


展開を読む。
逃げ馬候補は③ナムラクレセント、⑥ゴールデンハインド、⑩ケイアイドウソジンあたりであろうか?
普通に考えれば⑥ゴールデンハインドの一人舞台であるがな。
③ナムラ陣営が前走見てやはり逃げたほうがいいとなれば、なんとしてもと考えても不思議ではないか。
⑥ゴールデンハインド陣営が今一つ逃げに対する執着が薄い感じがある、あくまで事前コメントからの印象だが。
⑩ケイアイドウソジンはテンのスピードではかなわないかな?
この馬こそここが見せ場であるようにも思うし、なんだかこう考えるとけっこカオスじゃね?
個人的にはナムラの動向次第でペースが動きそうな感じがするねえ。
ま、なかなかコレだけの距離があると、追い込んでも届かないものだしね。
先行~好位差し優位と考えている。


当日の京都競馬場の天候はいまんとこ晴れのち曇り。
どうやら雨は無さそうで、というか暑いな、京都!
27度て、真夏じゃんか。
馬場の状態はそれほど心配いらないでしょう。
良い馬場で良い競馬、殊GⅠではいいものであるな。
それでは、一頭ずつ見てゆく事としようか。


①ビートブラック 気配自体は悪くは無いが、ここのところの内容がいささか悪すぎる嫌いがあるな。老け込む歳でもないし、使っていけばそのうち盛り返しそうではあるが・・・。まあ、調子を崩しているであろう現状高い評価は出来ないか。様子見としたい。

②トウカイトリック 馬主である内村さんもなんとか春の盾を獲ろうと必死であるな。まあ、流石に10歳でGⅠどうこうというものでもないだろうが。七年連続出走は素直に感服するが馬券となるとまた別のお話。静観が妥当である。

③ナムラクレセント うむう、どうにもイマイチなのだなあ。前走は逃げて着順としては良くふんばっている様にも見えるが、着差を考えると勝負になんねえかなと。素直にパンチ不足と思われる。様子見という事で。 

④モンテクリスエス なんというか、成績的にはある意味安定しているといって良さそうだが。平場のOPで安定されてもな、というところか。今回の相手では流石に考え辛く、静観が妥当であろう。

⑤ジャガーメイル 前走は休み明けとしてはまずまずであろう。どうやら上積みが見込めそうなデキでもあるし、存外悪くは無いかなとも。ただ、やはり我が敬愛せしジャガー先生も、ピークの切れは望むべくも無さそうで、こればかりは年齢のこと致し方無しである。流石に厳しいだろうなあと。様子見としておこうかな。

⑥ゴールデンハインド なんとも、不思議なものである。平場のOPではポンポン勝つくせに、グレードがついた途端に駄馬に成り下がってしまうのだなあ。例えば、今年の万葉Sを勝つまでは、単なる平坦洋芝夏場巧者であろうかなとも思っていたのだが、あの勝ちっぷりはちょっと異常であったのだな。前走は休み明けおまけに出遅れならばあんなもの、終いは多少なり詰めてはいたし、状態も悪くなく叩いた上積みも当然見込めるだろう。というわけで、この馬の底力と、あとは逃げの魅力を考慮にいれて、今回はこの馬から勝負をかける事とする。本命である。

⑦ユニバーサルバンク この馬もまた平場OPばっかりであるな。とはいえ、状態は良さそうだし京都実績(2.3.0.1)はなかなかに強烈ではある。問題は唯一の着外が菊花賞であるという事なのだが・・・。こりゃやっぱり望み薄、かな?様子見とすることに。

⑧ギュスターヴクライ 何にせよ、あのオルフェーブルに土をつけたのだから大したものである。京都の相性は条件戦ばかりでしかも惜しい負けばかりついており、正直疑問が残るところではあるが。ただ、現状のこの馬ならそう問題にもならぬだろうとは思う。いずれにせよ、前走の3着以下との着差を見ても能力的には上位であろうし、低い評価は出来ない一頭であろう。連下まで見る事としたい。

⑨コスモロビン 前走休み明けの日経賞はネコパンチにちぎられた4着まで、なんとも評価のし辛い馬であるな。体はある程度できていたし、どの程度の上積みが見込めるかだろうが、正直レベル的には厳しいのではあるまいかと。京都初挑戦も胡散臭いところ、まあ、様子見でいいだろうさ。

⑩ケイアイドウソジン うむ、例えば、ダイヤモンドS時には確かに、それほどまで低い評価はしていなかった馬である。というかむしろ、どっかで一発凄い仕事をしそうな馬と思っていたのだが・・・まさかあそこでとはなあ。兎も角も、そう悪い馬ではなと思うが、流石にここでは役者が不足であるだろう。様子見という事で。

⑪ウインバリアシオン 何と言うか、あんまりこの馬は信用していないのだよなあ、当方。前走もネコパンチにちぎられてるしな。とは申せ、その前走にしてもルーラーシップには先着してはいるし、力は示した格好ではある。叩いて三戦目なら完成度も高そうではあるしな。どうしようかなあ、とりあえず直感を信じて見送りとしておこうか。

⑫クレスコグランド さてさて、ダービーのときにあったオルフェーブルとの差1.5秒が、この一年でどの程度縮まったものか。不思議とニッチな人気となっているがまあ当方としては首を傾げざるを得ないのだが。まあ、様子見ということで。

⑬フェイトフルウォー 中山鬼の新ニックス配合である。今一つGⅠでは結果が残せていないが、それでも京成杯とセントライト記念、二つ勝てば立派なものである。今回はといえば、前走休み明けは中山ながら重馬場であの通りの競馬、五ヶ月振りならまあ悪くは無い内容と見る。久々叩いて状態は明らかに上向き、ここらで一発大仕事をして欲しいものである。連下まで見る事としたい。

⑭ローズキングダム 当方が見るに、今回一番の馬体はこの馬である。昨年秋は案外な競馬が続いたが、どうやら立て直した効果は見られる模様、前走大阪杯も四ヶ月休み明けでまあショウナンマイティはいいとしてフェデラリスト、トーセンジョーダンの4着までなら御の字であろう。叩いての上積みは勿論のこと、京都実績(2,1,1,1)ならここは一発も十分にありうるだろうと愚考する。単穴まで見る事としたい。

⑮ヒルノダムール 去年はまんまとやられましたな?今年はそうはいかねーぞと。まあ、むつかしいレースばっかりの中である意味安定はしているのだが、どうも京都記念といい阪神大賞典といい、使ってきた馬だけに負け方が気に入らないのだよなあ。それほど高い評価は出来ないのではなかろうかというのが当方の見解である。様子見としたい。

⑯トーセンジョーダン 馬体を見るに、この馬としては抜群のデキであると見るが。暖かくなってよくなるタイプかもわからんな?ただ、いいデキであるとは思うのだが、ステイヤーのデキではないように思われる。迫力のある馬体はこれが2000mならさぞや・・・という感想を抱かせる。ただ、もともとズブいところのある馬のこと、昨年あたりは随分と影を潜めていたが、アルゼンチン共和国杯の勝ち星もあるし、適性としてはそう心配することも無いかも知らん。押さえまでに、連下まで見る事としたい。

⑰トウカイパラダイス まあ、流石に準OP勝ったばかりの馬にここをどうにかしろというのは酷なお話。悪くは無い馬と見るだけに、ここを糧にしてトウカイトリック二世として今後頑張って頂きたいものである。様子見でいいんじゃね?

⑱オルフェーブル もうなんも言う事ない。前走にしてもある意味この馬の強さが際立ったという印象しかない。はいはい、もう対抗でいいだろ。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑥ゴールデンハインド
○ ⑱オルフェーブル
▲ ⑭ローズキングダム
△ ⑧ギュスターヴクライ
△ ⑬フェイトフルウォー
△ ⑯トーセンジョーダン


で、買い目はというと。

馬連
⑥─⑧ 100円
⑥─⑬ 100円
⑥─⑭ 200円
⑥─⑯ 100円
⑥─⑱ 300円
⑭─⑱ 200円


という訳で、今回の当方の本命は偶数好枠を引いたゴールデンハインドからである。
うむ、無い頭を散々ひねくりまわして至った結論はやはり逃げ→完封というありきたりすぎるシロモノであったという。
いやいや、あのオルフェーブルを負かすには、やはりシンプルなこの図式がいちばんしっくり来るのである。
ペース次第ではこの距離のこと、やはり追い脚も鈍ることもあるしなあ。
果たしてどんなものか、こればっかりはやってみないとわからない。
以下はほぼ人気どおり、という訳でもないか。
ウインバリアシオンは昨年末あたりからの成長次第かな?
去年はJCなど見ても、やや上の世代と差がある印象であった。
前述の通りルーラーシップには先着したが、馬場が馬場だけにどれほどまで信用していいものか・・・。
とりあえず、当方の中では相当胡散臭いということである。
あとは、ヒルノダムールだが。
この馬は胡散臭い、ウインバリアシオンより胡散臭い。
確かに、血統的には母父ラムタラ×父マンハッタンカフェと、いかにも長距離でナンボな血統であるのだが。
それでも、正直この馬、強いと思ったことが無いのだよな。
ある意味直感的にこの二頭を外した次第である。
吉と出るか凶と出るか。
当日を楽しみに待つとしようか。
それでは、良い日曜日を。

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