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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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さて、今週も楽しく競馬である。
先週の事などとっとと忘れることにする、そう、人間というものは、忘却によって生かされているというところもまたあるのである。
事の是非善悪はまた別として、であるが。
まあ、そう言った唐突なテツガク的命題はどうでもいいとして、いよいよ今年の秋のGⅠシリーズも半分までを消化、当方は未だ一本のあたりも出ず、悶々とした日々を過ごしている。
連敗も継続中、このままだと未曾有の大記録を樹立しちゃうかも知れないよ?
本当にダメだなあ、生まれてスンマセン。
というわけで、今年度収支は-32360円。
今週はマイルCSです、マイルぜー。


☆ マイルチャンピオンシップ 2010/11/21 京都11R
       芝 1600m 3歳以上定量 GⅠ ☆


主役不在といわれて久しい短距離、特にマイル路線に、救世主が誕生するのであろうか?
云わずと知れた今回のドまんなか、⑧ダノンヨーヨーである。
それにしても・・・。
人気どころがことごとく外国人騎手ってどういうこと?
⑧ダノンヨーヨーにスミヨン、⑨トゥザグローリーにデムーロ、⑯サプレザはまあ外国馬だからいいがルメール、そして⑰キンシャサノキセキにムーアである。
なんだろうねこの空気。
別段当方はわが神州民を以って至上とするようなライトウイングな人間ではないのだが、それでも、もう少し考えてやってもいいんじゃねえかな厩舎サイド、というのが正直なところである。
ここまでロコツだと、外国人騎手の乗る馬まとめてコケねえかな、なんて心持もしてくるというものである。
まあ、たまたまかな、そう信じたい。


では、展開を読む。
今回の先手は⑤テイエムオーロラそして⑥ジョーカプチーノと⑩マイネルファルケの三つ巴であろうか?
スゲエな、おい。こいつあ速そうだ。
ジョーカプチーノは金持ち喧嘩せずといった感じもあるが、昨年2着のマイネルファルケと、ここのところ逃げてきっちり結果を残すテイエムオーロラには、引く理由も無さそうだ。
さらにさらに先行集団も分厚い様相、③ライブコンサート、④オウケンサクラ、⑭ガルボ、⑮ゴールスキー、⑰キンシャサノキセキあたりも本来なら前目の競馬、こんな感じで先行集団が形成され、前走る馬もたまったもんじゃない感じがある。
これなら道中のラップも全体的に緩みが無くなりそう、タフな競馬となりそうである。
最後方からの豪快な追い込みが見られるかも?
そんな馬に狙いをつけてみたい。


今週の京都競馬場の天候は晴れ時々曇り。
まあ、馬場の状態に関しては問題ないだろう良い競馬を期待したい。
それでは一頭ずつ見てゆくこととしようか。


①ファイングレイン 当方の好きな馬である。状態も前走見る限りは上向き気配に見える。ただ、やはり全盛時までとは見えず、もう一息といったところか。今回はペースも上がってきそうで、速い時計の決着だと出番は無いかも?次阪神Cあたり出てくればねらい目かなとも。今回は見送りとしたい。

②スマイルジャック まあ、マイラーだしね。まともに考えれば可能性もありそうな感じはするのだが。京都実績(0,1,0,3)も連対はきさらぎ賞、着外3回はマイルCS2回に菊花賞と、この馬としては厳しいところではある、狙うは三度目の正直といったところか。
マイルから千八の適性馬ということで、どうにも中途半端な感じもする馬で、今回は正直昨年よりはレベルが上のような気がしている、内枠だけに鞍上の腕一つなのだろうが、昨年以上に厳しいのではなかろうかと。見送りという事としたい。

③ライブコンサート 前走は年明け京都金杯以来の好走、たまにやらかしてくれる馬である。まあ、こういった馬はたまにやらかすからいいのであって、いつもやってくれる馬ではなく、流石に連続では厳しいだろう。京都実績は(2,0,2,1)と案外鬼ではあるが。今回は様子見としたい。

④オウケンサクラ 前走は北村君が良く粘っていた印象、当然今回は乗り替わりであるのだが・・・。まあ、こういったタフなレースとなれば、軽量の3歳牝馬は存外面白いような気もするが、それでも前で残れるほどのものかと問われると・・・どうだろう?としか言えない当方が居る。今回は様子見とさせてもらおう。

⑤テイエムオーロラ 今年に入っての充実振りはどうやら本物であろう。調教から状態も高いレベルで推移しており、今回に関して云えば展開一つといった感じはある。まあ、問題はその展開なのだが。少なくとも楽に逃げられそうな感じもなく、流石に息切れするのではあるまいか。面子も骨っぽい感じ、今回は見送りとしたい。

⑥ジョーカプチーノ うむむ、久々に見たと思ったら前走スワンSで+38kgで3着、か。底知れねえな、この馬も。もともとマイルGⅠ馬だし、能力的には当然かもしれないが、なかなかできるこっちゃない。案外、マイル路線の本当の主役はこの馬なのかもしれないとも。単穴まで見ることとしたい。

⑦ショウワモダン まあ、雨でも降ればひと頑張りしそうな感じもあるがなあ。どうにもやはり運営の使い方が気に障ってしょうがない
ところはある。天皇賞いらねえだろ、どう考えても。見送りで。

⑧ダノンヨーヨー さてさて、この馬は本物かどうか。前走富士Sはハンデも56kgと妥当で、まさに試金石であったが、ここで勝ちきって1分32秒8ならば先ず御の字の結果であったといえよう。調教から状態も相変わらず良好で、勝ち負けと見て間違いあるまい。マイル路線を背負って立つ馬になって欲しいとの期待を込めて、今回は対抗までとしたい。

⑨トゥザグローリー ・・・うむ、どうだろうなあ。平OP勝ちきりだけの馬に随分と人気が集まってしまっているのが胡散臭すぎる。しかも前走カシオペアS53kgじゃねえか。なんでこんなことになってんのか理解に苦しみます、実際。三歳のレベルが高い事は認めるが、まあ、凡走がとこじゃねえかな?静観が妥当。

⑩マイネルファルケ 昨年の当レース2着馬。前走はアレだったが、調教の動きを見るにどうやら叩いた効果は確実に見込めそうで、上昇気配は間違いない。ただ、なあ。去年ほどペースは落ちつかないだろうし、道中も息入れるのが大変そう、残れないんじゃないかなー・・・というのが当方の見解である。今回は様子見としたい。

⑪ワイルドラズベリー 今回のねらい目追い込み馬その1。3歳牝馬で軽量、京都実績も(2,1,0,1)と適性は高く、そして鞍上は池添君と、安定感は抜群である。お隣りのアブソリュート君とどちらを本命にしようか迷いに迷ったが、出遅れずに流れにすんなり乗れそうな分、こちらのほうが上と判断を下した。今回のペースで上手に流れに乗ってストレス無く進めれば、前の消耗戦となれば軽量のこの馬が確実に伸ばしてくるイメージが脳裏によぎる。何とか頑張って頂きたい。本命で。

⑫アブソリュート 今回のねらい目追い込み馬その2。出遅れデフォでどうにも狙いにくいこの馬であるが、それでもたま~に嵌まると強烈。昨年の当レースも上がり33秒ジャストの強烈な脚を使っていたが、やはり出遅れが響いて5着まで、ちなみにこの馬の京都実績はこの1レースのみ、適性はあると思う。今回は休み明けだが、むしろ鉄砲のほうが成績は安定、5回使って③②⑤①⑫着はなかなかに驚異的。お隣りと一生懸命比べたが、まあ、今回は連下までとしたい。

⑬エーシンフォワード どうだろねえ、少しばかり人気が無さ過ぎだとも思うのだが。前走スワンSは休み明けならばまああんなもの、今回は一つ叩いて上積みもあり、巻き返しも十分考えられるが。とはいえ、マイルとなるとどうしても詰めの甘いところがあり、二着が多いのもまた事実、千四のスペシャリスト臭いところがどうにもやりきれないが。まあ、今回は様子見としておこうか。

⑭ガルボ 春のシンザン記念後は明らかに調子を持ち崩していた。どうやら夏の休養で建て直しの効果はあった模様、ぶっつけの富士Sでもいきなり3着と、レベルの高い3歳マイラーのポテンシャルを見せつけた印象である。夏場で馬体も成長し、一つ叩いた効果もありそう、今回こそは結構面白いと考えるのだがどんなもんか。まあつまりは、好きなのである、この馬が、どうしようもなく。連下まで見ることとしたい。

⑮ゴールスキー まあ、どうなんだろうねえ。トゥザグローリーなんかよりはよほど見所がありそうな気もするが。京都マイルで屋根が福永君というのが、なかなかに魅力的でもある。ただ、腐ってもGⅠ、重賞実績もなくここでいきなりというのはやはり厳しそうでに感じる。間隔はきっちり取ってはいるが、前走清水Sから輸送が連続になるのも考えモノ、そして今回はこの馬としてはちょっと経験の無いペースとなりそうで、やはり様子見が必要と愚考する。

⑯サプレザ 去年の3着馬である。まあ、外国馬を見ると先週の惨劇(エリザベス女王杯でスノーフェアリーたん日本馬鏨殺)を思い出してガクブルな当方であるが、まあ、きっとそんな大層な馬でもありませんよ?なーんて。まあ実際のところ、昨年マイルCはすこーしばかりレベル的に?なところもあり、案外今年のほうが骨っぽいんジャネ?などと愚考するのであります。今回は様子見で。

⑰キンシャサノキセキ 馬の状態自体は随分とよくなっている印象、やはりぶっつけは厳しいのだろう。この馬に関しての問題はやはり距離一つだろう、実際、マイルでも2勝はしているのだがジュニアCとキャピタルSの二つで、それでも水準以上だとは思うがこれがGⅠともなるとやはり厳しいかと。とまれ、叩き2戦目で実績馬ということもあり、押さえに連下まで見ることとする。

⑱キョウエイストーム 京成杯AHではハンデとペースに恵まれた印象が強いか、富士Sでは56kgでなすすべなく凡走している。ここではやはり力不足であろうかとも。大外も引いたしな、今回は見送りで。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑪ワイルドラズベリー
○ ⑧ダノンヨーヨー
▲ ⑥ジョーカプチーノ
△ ⑫アブソリュート
△ ⑭ガルボ
△ ⑰キンシャサノキセキ

で、買い目はというと

馬連
⑥─⑪ 200円
⑧─⑪ 300円
⑪─⑫ 100円
⑪─⑭ 100円
⑪─⑰ 100円
⑥─⑧ 200円


まあ、こんな感じだろうか?
今回は3歳牝馬、ワイルドラズベリーが大仕事の予感である。
この大仕事の予感もあたったためしねえんだけどな?
それでも、この馬もアパパネあたりとずーっと戦り合ってきた猛者である、牝馬の相性もいいこのレース、外回りの京都で消耗戦の様相、このあたりで一発ありそうな感じがムンムンである。
相手は今回は順当にダノンヨーヨー。
堅いんじゃね?
ジョーカプチーノは底が割れないが、一年半ぶりの実戦で好走という事もあり、反動がありそうなところを考慮して3番手まで。
あとは当方の好みでチョイスである。
まあ、頑張ってくれるでしょう。
待て、しかして希望せよ!である。


今週の予想BGMはAlDiMeolaの『Splendid Hotel』である。
まだ随分と尖っていたころのディメオラのアルバムで、しかし同時に緩さと音楽性を追いはじめた時期にもあたる。
一曲目の「Alien chace on Arabian desert」なんかはまさしく尖りに尖っていて、導入部はどこかエキゾチックな砂漠の空気を感じさせつつ、それでいて一挙に重いメタリックな展開部に流れ込み、その後は緊迫感のあるフルピッキングの早弾き、さらに急流緩流入り乱れて結末部へと、なかなか次が読みきれない、面白い楽曲である。
そして二曲目「Sylent story in her eyes」は曲名のとおりがらっと変わってイージーリスニングの鑑みたいな曲調。
とはいえ、曲自体はとても美しく、コード展開もなかなかに複雑で単調さとは縁遠い、良く出来た一曲である。
その後も緩いの速いの取り合わせて、しかし全体的には緩めの音楽性と音の響きを重視した、まあできることとしたいことが絡み合って七転八倒の上で産み出された感の強いアルバムであるといえるだろう。
ラス前の「Isfahan」なんかがこのアルバムを表す好例であろうか。
まあ、いい曲なんだよ、すごーく。
今、こういう曲書ける人ってまあいないよねえ。
機会があったら聞いて欲しい一曲である。
ちなみに、このアルバムで当方が一番好きなのが
「Dinner music of the gods」
という、恐らく一番ハードな楽曲である。
こんなんが神々の晩餐かい。
一体ナニ喰ってんだろうねえとか。
まあ、古いアルバムではあるが、たまにはこういうの引っ張り出して聞いてみんのも懐かしくていいなあとか、思った次第である。
それでは、良い日曜日を。
 

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