雪が降る降るここ札幌である。
いよいよ冬か、というほどこの一日と半分ほどは雪ばっかり降っていた。
まあ、気温もそれなりに高かったので、降った量ほど積もりはしなかったのだが。
空っ風吹きすさぶ冬よりも、すっぽり白いこちらのほうが馴染み深い北国育ちである、これはこれで。
いよいよ今年もあと一ヶ月、真白い景色を見ていると、否が応にも年の瀬感が迫ってくるこの頃である。
今月もまた月末の散財であった。
まあ、いろいろと。
というか、それ以外あんま使うとこねえからな、給料を余してしまうこの頃である。
エロゲはヨドバシで人間デブリと失われた未来を求めての2本を購入。
その足で紀伊国屋に寄ってざっと新刊を渉猟することしばし。
とりあえず面白いと評判の『刻々①』(コミックス)をキャッチ。
一冊買って読んで見て、面白ければ続きを買おうと思う。
『担ぎ屋どおも⑧』(コミックス)が出ていたのでこれもキャッチ。
どおもも引っ張りにかかってるからなあ、一打で一話ペースですよ、困ったもんだ。
展開遅くてつまんねえと感じるこの頃である。
『王様の仕立て屋28』(コミックス)もキャッチ。
仕立て屋の今号はマフィアシリーズか、まあ安定だよな。
今月のコミックスはこんなものだろう。
では文庫漁りへ。
堂場舜一の新刊が出ていたが、こちらは当方の持っているどのシリーズにも属していないようなので、リリース。
というか、続き物のほう書きましょうよ、先生・・・。
それ以外の文庫新刊には、今一つ心を動かされるものがなく、ならばローラー作戦で欲しいものを探す事とする。
ざっと周って真っ先に目に付いたのは「あ」行の作家さん、有栖川有栖である。
文庫『海のある奈良に死す』『ダリの繭』『絶叫城殺人事件』の火村シリーズ3冊をキャッチ。
海のある~とダリの繭はシリーズ初期の長編であり、未読である、読みたいときが美味い時という言葉もある、迷わずいっとく事とする。
『深海のyyr』下巻もキャッチ。
中巻がようやく終わりが見えてきたので、今のうちに下巻を買い足しておく事とする。
まあ、なかなか面白いよね。
扱ってるテーマに比べてちょっと軽い感じもするけど。
まあ現代っぽくていいんじゃないかね?
北森鴻の『狐罠』『狐闇』二冊もキャッチ。
北森氏は『花の下にて春死なむ』を始めとするバー香菜里屋シリーズが当方としては非常に面白く、機会があれば他のも読んでみたいなと常々思っていたところである。
ミステリとしては少々物足りない向きもあろうが、読み物、物語としては非常に秀逸な作品であった。
せっかく本屋で思い出したのだから、ここはいっとくべきだろうさ。
そして本をここで切り上げ、DVDの『オーケストラ』を購入する。
すっかり忘れていたフランス映画である。
映画館ではギュウ詰めでしかも前列で、見た気がしなかったところ、もう一回見てこようかなどと思いながら結局流してしまった顛末があった。
ここでめっけたのも何かのご縁、迷わずキャッチである。
とまあこんな具合に本やらエロゲーやら両手に山と抱えて歩いて帰るのもマンドクセ、タクシーに乗り込んで帰ってきた次第である。
するってえと、家でメールチェックしたらマクロスプラスのリマスターDVDボックスの出物が。
これも即決でまあ、本当に散財してしまったという感じであった。
これでしばらくは外に出なくても生きていける感じである。
引きこもりの冬到来、しばらくは休みは家でごろごろする事となるだろう。
まあ、正しい冬の生き方のような気もしないでもない。
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