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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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残念無念、まあ、あんなものかという気がしないでもなかった先週のNHKマイルカップである。
まだまだ、おわらんよ?俺たちの戦いはこれからだ!
とか、打ち切りっぽい台詞を億面無く吐き散らしながら、暗い闘志の炎を燃やすontaiであった。
いいかげん空元気もむなしい昨今である。
これで本年度収支は-18000円。
ぼくの青い鳥はどこにいるの?

☆ ヴィクトリアマイル 2010/5/16 東京 11R
      芝 1600m 4歳以上牝馬限定 定量 GⅠ ☆

ごらんの通り、なんだかおかしなテンションで開始の今週である。
第五回ということもあり、データを語るにはいささか不足気味な当レース、あえて言うならば、一週前のNHKマイルと比べると全般的に流れはゆっくりしたレースとなりがちである。
古牝馬同士のレースということもあるのかもね?ガツガツしたところが薄いというか。
枠の内外は、当レース一回目がいきなり大外⑱番が突っ込んできたことを除けば、あとは全て一桁馬番で決まっている。
馬場状態は先週と大差ないとすれば、やはりロス無く内を回っていい位置で瞬発力勝負に持ち込める馬が有利というところだろうか。
ペースの問題もあり、追い込み一本の馬は苦戦模様である。

では、展開の読みに移る。
今回は、ざっと見たところ、これといった逃げ馬が見当たらない状況である。
あえて挙げるとすれば最内大外の2頭だろうか?
枠順的にも中途半端な位置取りの競馬はしにくいだろう、ならば⑱プロムナージュの単騎逃げの様相が濃厚だ。
①ベストロケーションはスタート次第では前を見て行くだろうが、それでもそう引っ張りはしないだろう、内ラチ沿い番手で折り合い専念、抜け出しを図る競馬となりそうだ。
あと考えられるのは⑫ブラボーデイジーあたりだろうが、これは始めからガンガンというタイプでもなく、スタートなりでエンジンがかかってきたところでまくっていくことはあろうが、先手争いとはあまり関係無さそうだ。
このように見ると、どうやら今年もそう速いペースとはならない様子、最前挙げたとおり、直線向いての瞬発力勝負となりそうである。

当日の府中の天候は晴れ時々曇り。
雨の心配も無く、先週同様良い状態の馬場での競馬となりそうである。
前残りが心配だなあ。
それでは、一頭ずつ見てゆくこととしようか。

①ベストロケーション 叩いて2戦目。前走休み明けの阪神牝馬では体は出来ていたがやはり息が入らなかったよう、行き脚もやや鈍かったようである。勝ち鞍は千二に集中、2走前の京都見る限り、距離もそうだが瞬発力、決め手に欠けるところがありそうで、さらに直線が長く登りとなる今回は、どうやら厳しそうというのが当方の見解である。いい位置で競馬はできそうだが・・・。見送りとしたい。

②ヒカルアマランサス 前走は休み明けで大敗。体が減っていた事もあり、本来なら度外視でもかまわないのだろうが、古牝馬と同条件となった斤量もやや関係あるのかな、と。今回は調教より復調気配は見せているものの、輸送考えると体の減りがやはり気になる。府中はユートピアSで連対していて、この馬の脚質からも悪いというわけではなさそうだが、果たして今回の面子相手にどこまでやれるか、内枠引いて前の馬の捌きも心配と、不安材料が多すぎる。見送りとしたい。

③ラドラーダ キャロットHC会員の絶叫が聞こえてきそうな一頭である。前走は休み明け、輸送の分体が減っていたが、最大の敗因は枠順の悪さだったのだろう。外回って随分とロスが出ていたようである。今回は調教からも叩いた上積みは大きく、瞬発力のあるこの馬としては枠順もよし、輸送も無く期待のできる一頭といえる。強い2頭が前の捌きにてこずるようなら、このあたりでアッサリでも不思議はない。単穴まで見ることとしたい。

④ウエディングフジコ こう、成績を俯瞰してみると、芝ダート問わず抜群の安定感のある馬である。確実に賞金を咥えてくる、馬主孝行な一頭だ。マイルの実績は連対率五割ちょうど、府中は1勝しているが、この馬の成績分布としては波が大きすぎるきらいがあり得意とはいえない様子、左回りより右回りの方が安定感は高い。総じて悪くはない一頭で、内目先行で粘りに粘りそうな感もあるが、それでも善戦までといったところだろう。今回は見送りとしたい。

⑤アルコセニョーラ 状態は悪く無さそうだが・・・。んん、マイルでは連対なし、府中実績も1勝はあるが掲示板外7回と、まあ得意とは言いがたい、さすがに厳しいかなあ・・・。見送りとしたい。

⑥シセイカグヤ 冬の上がり馬。上昇度だけならラドラーダにも負けていない勢いがある。前走は準OPでショウナンカッサイあたりをあっさり降しており、侮れないというのが当方の印象である。府中の芝は下級条件で2着2回、ここ3戦の勝ちが全て中京と、左回りでは連対率100%である。ただ、この成績からも平坦の鬼の印象は強く、勝ち鞍全てが千二なのも減点材料。終いのキレはあるが、出遅れ癖があり追い込み一辺倒のこの馬では、現状の府中では脚色が一緒になってしまう感も否めない。ペースさえ上がって折り合いがつけば、或いは一発も考えられるが・・・。前走で体が減りすぎていたのも気がかり、回復してくるかどうか。未知数の魅力を考慮して、連下まで見ることとしたい。

⑦ミクロコスモス お隣りのシセイカグヤとどちらが面白いかを考えた結果、こちらを切ることとした。マイルの実績は(3,0,1,2)で連対五割、府中においても(1,0,0,2)で4着1回と、決して悪くはない。その上前走ではブルーマーテル、リビアーモと、結構骨っぽいところに楽に勝ってきていてマイルの実力だけなら重賞クラスだと感じる。しかしまあ、どうしても2強との叩きあいとなった場合、より位置しそうなこの馬では荷が重く、左実績も悪くはないがここでは心許ない感じもあり、今回は見送りという事とした。

⑧ヤマニンエマイユ さて、エマイユたんだが、ここに来て明らかに調子を崩している様子。調教自体はまずまずだが、実戦に行ってはやはり昨年末からの疲れを引きずっているのかもわからんなあ。府中自体はこの馬の実績としては悪くはないのだが、静観が妥当と見る。

⑨ブロードストリート 昨年秋から、距離を伸ばして良くなってきたという印象があり、現状でマイルではやや忙しいかとの感じもある。ただ、叩いて3戦目、至極まっとうなローテで臨んでくること、状態自体も確実に良くなっている様子もあり、積極的に切りに行く材料がない。押さえの連下までとしたい。

⑩ニシノブルームーン ゲンをかつぐという意味合いでは、あと一つ内に入って欲しかったと。前走中山牝馬ではやや速いペースながらこの馬は淡々と進んで終い随分と鋭い末脚を使っていた。体も14kg増えていた割には張りもよく、現在も好馬体を維持していて好感が持てる。この分なら相当の上積みがありそうである。マイル実績は1勝1連対とパーフェクト、府中実績も(1,1,1,1)と、まず得意と見ていいだろう。6歳にしていよいよ本格化の気配が漂うこの馬を今回の本命としたい。

⑪ブエナビスタ 昨年のエリ女では、終い3コーナーからまくっていきながら、上がり32,9という鬼の脚を見せていた。ああ、この馬と追い比べで勝てる馬はいねえかな・・・なんて思ったものである。無論、京都という条件もあったろうが、その思いは変わっていない。まあ、結局は3着までだったが、やはり秋華賞のミソが尾を引いたというのが当方の見方である。京都記念では二ヶ月ぶりでも強い競馬、その後ドバイなどでローテ的には難しいところだが、陣営はしっかり仕上げてきた様子である。マイル実績も4戦4勝、まあ、死角はなさそうだ。対抗までとしたい。

⑫ブラボーデイジー どうやら先行に色気を出している模様。まあ、もともとは行く馬ではあるので、そのあたりも折込済みだが、出たなりで番手というのが当方の見解である。確かに今回の展開なら、2強まとめて負かすのは前残りだけという気もしないでもないが、それでも昨年秋から使い詰めであるこの馬では上がり目もなく、詰められて瞬発力勝負となればいかにも厳しそうだ。今回は見送りとしたい。

⑬ワンカラット どうにも成績が極端な馬である。いいレースしたなあ、と思えばぼろっと大負けしたり、非常に掴み辛いところがある。まあ、大成しない馬の典型なのだが、今回はどうだろう。左回りは府中1回使って着外1回、マイルも5回使って着外5回と、まあ、買える要素が見当たらないというのが本音である。静観が妥当だろう。

⑭コロンバスサークル 特にこれといって見るところのない馬である。府中実績は(2,1,1,2)で4着が1回あり、この馬としては優秀であるが、それでもさすがにこの舞台ではどうかと。鞍上が蛯名だが、まあ、カッチーがシンガポールじゃしょうがねえか。今回は見送りで。

⑮アイアムカミノマゴ なんだかこの馬も本格化の気配が漂う。写真だが、馬体を見る限り昨年あたりとは別馬のような充実振りである。あえて難を言えばマイル実績の薄さだが、それも今の状態ならば克服してしまいそうな感じも。府中は1戦1勝、ここでも3着くらいならばありそうな気もするが・・・。なんとか印を打ちたい一頭ではあるが、今回は見送りとする。

⑯ムードインディゴ 昨年秋の府中牝馬Sは凄まじい末脚だった。あの夢をもう一度、という気もするのだが、ここのところはどうやら調子も落ち気味か、今一つ振るわない。マイルも成績は悪く、積極的に買う材料に乏しい一頭である。見送りとしたい。

⑰レッドディザイア マイルは久々だが実績はあり、府中も勝ち鞍こそないが昨年のJCで3着しているとおり、脚質からも不得手とはいえないだろう。やはりこの馬の問題となるのは遠征後の状態がどうかだが、調教や馬体からは、力は出せそうだが本調子には一息のように映る。まあ、能力的には抜けた馬である、ここは押さえで連下としたい。

⑱プロヴィナージュ 前走は控えて結果を出したが、大外引いたここは恐らく積極策だろうと。行けば行ったで煩い馬となりそうだが、やはり本質は右回りの中距離のような気がする。前走は千四で嵌まった感があるが、それでも勝ったアイアムカミノマゴとは力差があったように考える。今回は見送りとしたい。

というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑩ニシノブルームーン
○ ⑪ブエナビスタ
▲ ③ラドラーダ
△ ⑥シセイカグヤ
△ ⑨ブロードストリート
△ ⑰レッドディザイア

で、買い目はというと

馬連
③─⑩ 200円
⑥─⑩ 100円
⑨─⑩ 100円
⑩─⑪ 300円
⑩─⑰ 100円
③─⑪ 200円

今週は⑩ニシノブルームーンで勝負をかける。
まあ、仕事もありそうで、買いにいけるかどうかわからんが。
しかしまあ、随分と人気ねえなあ。
どうやら当方という生き物は、休み明けでガッと体重増やしてくる馬が好きな傾向にあるらしい。
いいですよね?上積みありそうで。
実際のところ、ブエナとレッドの2強で堅いかな~とも思うのだが、このあたりで意地を見せておく事とした。
ラドラーダがスタート次第ではいい位置で競馬ができそう、府中だと切れる馬なので、この距離ならばあるいは一発ありそうな感じがする。
あとは、ここ2戦連勝のアイアムカミノマゴ、そして昨年の府中牝馬Sの残像がどうしても目から離れないムードインディゴ、このあたりが気になるところだが・・・。
当日を楽しみにしたい。
それでは、良い日曜日を。

 

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あっはっは。
天皇賞?なんすかそれ?
そんな昔の事は忘れました。
未来(あしたとよむ)だけ見つめていきてゆきますよ?
・・・というわけで、今年度収支は-17000円。
やべえ、20連敗の大台が見えてきた。
そろそろ当りそうな気もするんだがなあ。

☆ NHKマイルカップ 2010/5/9 東京 11R
        芝 1600m 3歳限定定量 GⅠ ☆

昨年のジョーカプチーノを思い出すなあ。
まあ、獲れなかったんだけどね?
それにしても、あのハイペースの中で番手追走で押し切りレコード勝ちって。
たといキンカメやクロフネなんかと走っていても、あの走りには敵わなかっただろうと、今にして思う。
タイキシャトルみたいな走りだよね。
生涯最高の走りを、あそこで見せてしまった観があるあの人は今、何をしているんだろうねえ・・・。
そんな、NHKマイルカップである。

クリスタルカップが消え去り、新設されたファルコンS組がよく絡んできている印象がある。
直行組、あるいはNZTあたりでワンステップ置いた馬が、随分と見受けられるようだ、左回りの適性が高いスプリンターが、存外良積を残すという意味かも知れん。
枠順内外はあまり気にしなくても良さそうで、ほぼ満遍なく絡んでいる様子である。
ただ、大外8枠となると流石に厳しいのかな?
7枠までは結構来ているのだが、8枠となると過去十年では勝ったウインクリューガーと3着のムラマサノヨートーくらいしか思い出せない。
まあ、ウインクリューガーは当方が取った馬券だったので思いで深いが、基本的には考えない方向が妥当であろう。
それと、見逃がせないのが牝馬の頑張りか。
驚くほど牝馬が良く走るレースである、牝馬だったらとりあえず買い、という考え方も悪くは無い。
そのあたり考慮に入れて、考えていこうと思う。

展開を読む。
今回の逃げ馬は②コスモセンサーと⑰エーシンダックマンだろうか。
エーシンのテンのスピードはなかなかのもの、対してコスモは番手でもという余裕がある様子である、先手争いはそう激化することなくエーシンであろう。
しかし、マイルという距離と先行勢の手厚さ、そして先行優位のこれまでのデータを考えても、そう遅くなる事は考えにくい、今年も34秒台くらいの緩みの無いペースとなるだろう。
ただ、それでも前が残ってしまうのがこのレースの不思議なところ、追い込み一本ではいささか厳しいかもわからんね?

当日の府中の天候は晴れ時々曇り予報。
雨の心配はなさそうで、馬場の状態は絶好である。
堅く速い馬場となりそうだ。

それでは、一頭ずつ見てゆくこととしよう。

①ダイワバーバリアン 相手が誰でも相手なりに走る馬、逆にいえば相手なりにしか走れないとも言えるか。今回もメンバー的な力差はそうないと感じるが、やはりなにか足りない印象がある。せいぜい掲示板までか。見送りとしたい。

②コスモセンサー ここ2戦は逃げているが、その前は先行から好位差しのような競馬をしていた。その上でかえで賞ではレコードをたたき出している、が、その後の京王杯を見る限りでは、やはりやや足りないと見える。アーリントンCは前半3Fが36秒台、まんまとスローに嵌まった展開であり、今回はそううまくは行かないのではなかろうかと。見送りとしたい。

③リルダヴァル なにやら調教が凄いとか。ただ、成績見る限りではそんなに評価できる馬でもないというのが当方の印象である。マイルは初挑戦で、ここまで楽なペースの競馬をしてきただけに、ここのペースでどれだけやれるかは正直疑問が残る。前回随分と体が減っていただけに、中ニ週で再びの輸送も少々疑問、府中向きに見えるだけに、ダービー一本ならば結構面白かったと思うのだが・・・。今回は見送りとしたい。

④サンライズプリンス それなりの強豪は輩出するが、GⅠの舞台となると今一つの感のぬぐえないサンライズ家である。しかしまあ、今回はこの馬が頭ひとつ抜けている印象がある。NZTの勝ち馬がここでは相性が悪いのは確かだが、それは毎年のNZTが、GⅡにもかかわらずあまりにgdgdであったが故に他ならない。今回は勝つべくして勝った印象があり、ここでも低い評価はできないだろう。トビも大きく府中は向きそう、対抗まで見ることとしたい。

⑤サウンドバリアー 少なくとも、フィリーズレビューに関してはフロックだったとは思えない。その前のエルフィンSでも直線で前をカットされる不利を負いながら、桜3着エーシンリターンズの0.5秒差まで。桜に関してもまさかの超スローペースにはまり込み、この馬としては不本意な結果となってしまった感が否めない。今回はまさかあそこまで遅いことは考えにくく、斤量の軽い牝馬であるこの馬が、一気に突き抜ける展開も十分に考えられる。いやいや、考えれば考えるほど、◎打ちてえなあ、という一頭である。しかしまあ、今回はやむを得ず単穴までとする。

⑥ニシノメイゲツ この馬もまあ、何と言うか足りない典型だよなあ、と。能力的には決して悪くは無いのだが、それでも好走までが精一杯、今回はペースが上がりそうな分だけ、末の活きる展開となりそうなのがプラス材料だろうが、まあ積極的には狙い辛い一頭である。埋没しそうな薄さ、存在の耐えられない薄さというものが感じられる。見送りとしたい。

⑦トシギャングスター ギャングスタである、なかなかキレのあるギャングスタに見える。前走ファルコンSでは、終い周囲の馬が止まって見えるほどの脚を使っていた。内を突いた分、終いまでしっかりタメが利いたのが良かったのだろう、一瞬のキレならばこの面子でも上位に思える。ただ、府中においては終い長い坂で息の長い末脚が必要であり、自分で動いてどうにかできる馬かといえばやや疑問が残る。調教も3歳この時期で結構な間が空いている割にはやや楽させすぎてる嫌いもあり、どうにも掴み辛いところである。まあ、何だかんだで結構怖い一頭に見えるが、今回は見送りとしたい。

⑧パドトロア 前走橘Sでも一番人気に推されていたあたり、能力的な評価は結構高そうな一頭である。ただ、気性面での問題か、どうやらより短い千二あたりのほうが向いている様子、マイルでしかもGⅠの舞台では、折り合いも厳しかろうと考える。ペース的には向きそうだとも思うのだが・・・。今回は見送りとしたい。

⑨モンテフジサン いやいや、『モンテ』フジ『サン』って。頭痛が痛いとかそのへんのノリだよな?まあ、モンテは冠名だということは百も承知だが・・・。ホッカイバリーとか、古きよきトンデモ名の香ばしさを感じるそんな一頭である。能力的には・・・まあ、特に言う事も無いんじゃね?流石に500万下勝ち程度じゃ、ここは厳しかろう。見送りとしたい。

⑩キョウエイアシュラ 血統はいいんだけどね。母がフジキセキの妹かな?しかしまあ、この出遅れ癖は何とかならんものか。マイルくらいじゃ、出遅れてそのまんまという事も多々あり、そして事実この馬は常にそんな感じである。同じ出遅れても楽勝しちゃう④サンライズプリンスあたりとは器が違うのかもわからんねえ。まあ、こんな馬に「いや、まともにさえ出れば・・・」とか理屈こねて印打つのも嫌いじゃないが、今回は見送りとしたい。

⑪エイシンアポロン 前走がカリカリな仕上げだっただけに、今回はやや心配な一頭。反動がなければいいのだが、今回はその反省もあってか、随分と緩い仕上げ、正直、状態に関しては良くわからんというのが本音である。まあ、この馬の距離実績を考えれば見直す手が当然であろうし、一応今回は連下まで見ておくこととする。

⑫キングレオポルド 休み明けからは、この馬としては今一つの成績と言えるだろう。休養明け使って中一週、中一週と実戦稽古のような、いささか実験的な感のある仕上げだが、どうやら状態自体は上向きの様子である。間隔短めなだけに、テンションの上がりすぎが気になるところだが。しかしまあ、この馬も実績的には所詮500万下勝ちあがりまで、GⅠはそこまで甘くないと考える。見送りとしたい。

⑬ダノンシャンティ うわー、どっかで見たことあるローテだなぁ・・・なんて、それも去年の今ごろ。まあ、ダービーに向けてどこか1回使うならと考えた場合、トライアル使って優先出走権一つ減らすのもかわいそうだ(←上から目線)とか、限りない優しさのローテなのかも知れないが。まあ、なんだかんだで強いところとやっては来てるし(毎日杯は疑問が残るが)、積極的にぶった切る要素は薄いかな、と。口惜しいことに。連下まで見ることとしたい。くそう。

⑭シゲルモトナリ アーリントンCはSペースで先行しながらも逃げ馬にちぎられて4着まで、シンザン記念見ても勝ったガルボからは一秒離されており、重賞クラスではどうかとの疑問が残る。ただ、前走馬体を500kgまで増やしてきて結果を残したのは、この時期としては好感が持てる。実際その後の調教も順調で好時計も出ており、鞍上松岡も悪くは無い、案外怖い一頭かな?とも思うが・・・。今回は見送りとしたい。

⑮ガルボ ・・・まあ、きっと休み明けだったせいでしょう。あそこまで負けると流石に参考外と考えてよいのではないか、なんて。実際マイルには実績もある、今回も輸送は無いし、府中も2戦1勝2着1回とパーフェクトだ、とくれば、捲土重来を期して今回も◎を打つより他無いじゃないか!あとはやはり後藤なんだが、なあ・・・。自分が買うから後藤が来ないような気がして、なんだか切なくなるこの頃である。お願いします、そろそろ何とかしてください。という訳で本命である。

⑯レト うん、シンザン記念ではこの馬に◎を打ったんだったなあ・・・と。その後はそれなりに重賞でも活躍しているらしく、しかしまあ、前走では3着までだが、勝ち馬とは力差を見せ付けられた印象である。同じ馬が出ており、面子的にも流石に今回は厳しいのではあるまいかと。状態はなかなか良さそうではあるが、見送りとしたい。

⑰エーシンダックマン ファルコンSの33秒フラットの逃げは凄かった。直線か!パネェなこの馬、と。まあ、結果は推して知るべしだが、その気になればテンはナンボでも速いとわかったのは収穫である。ペースメーカーだったのかなあ?厩舎違うのに・・・。その後橘Sでもいい逃げっぷり、開幕週の芝とあわせて、しっかり逃げ切っていた。関係者が一番びっくりしたかもわからんね。今回はやはり距離が延びるのがネックか?またまたペースメーカー?的な仕事を回されそうである。見送りとしたい。

⑱エーシンホワイティ さて、今回はお隣りに頼りになるペースメーカー?が存在する様子。実際、ファルコンSでまんまと嵌まったのはダックマン君のおかげである、多分。それにしても、まさか大外引くとは・・・。前走は前目に動いていって大敗、まあ、そのあたりもあんまり参考にはならなそうで、今回は折り合いさえつけば極端な競馬となりそう、速くなって嵌まると怖い一頭と見る。ファルコンSでは、道中順位も⑦トシギャングスターとはほぼ同じような競馬をしていたが、外目から自分で動いていって勝ちきったのに価値があると愚考する。連下まで見ることとしたい。

というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑮ガルボ
○ ④サンライズプリンス
▲ ⑤サウンドバリアー
△ ⑪エイシンアポロン
△ ⑬ダノンシャンティ
△ ⑱エーシンホワイティ

で、買い目はというと

馬連
④─⑮ 300円
⑤─⑮ 200円
⑪─⑮ 100円
⑬─⑮ 100円
⑮─⑱ 100円
④─⑤ 200円

まあ、今回はまたもやガルボである。
好きだなあ、ガルボ。
後藤君は好きでもないんだけどね?
印外だが、非常に気になる馬は2頭ほど、⑦トシギャングスターと⑭シゲルモトナリである。
ギャングスタはやはりあの末脚、ちょっと別格かもしらん。
鞍上の浜ちゃんもまだまだ若いが結構乗れる、この距離なら勢いのある若手も悪くは無いだろう。
シゲルモトナリに関しては明らかに前走から変わってきたように見えること、ここに来て体増やして変わってくるというのは、或いは本格化の兆しかも、とも思える。
相手関係考えなければ前走もいい競馬、この馬も怖い。
当日は、この2頭あたりまで伸ばすかもわからんね?
どうやら今年のダービーはつまらない結果となりそうで、このあたりで大いに稼がせてもらいたいものである。
青葉賞見る限りは、2強だなあ、と。
アパパネあたりがダービーに出てくれば面白いかもわからんがなあ。
まあ、何にせよ、明日を楽しみに待つ事としよう。
それでは、良い日曜日を。

 

ああ、今週も週末がやってくる。
先週末もまた悲嘆に暮れたブラックサンデーであった。
まあ、ざっとでも目を通していただいた方にはわかるかもしれないが、先週のナニワトモアレに関しては最後まで迷いに迷った一頭であり、結果としてはそう意外な感じはない。
あの馬に関しての問題は、やはり前の馬の捌きの一点のみだったからなあ。
そしてどこぞでも話したとおり、京都鬼のダイシンオレンジ、まあ、ありそうな組み合わせではある。
問題は、四番人気、五番人気の組み合わせで8000円以上ついてしまったことなのだが・・・。
くやしいなあ、こんちくしょう。
まあ、切り替えて行きましょう、これで収支は-16000円。
赤字ばかりが降り積もる、今日この頃である。

☆ 天皇賞(春) 2010/5/2 京都 10R
          芝 3200m 混合定量 GⅠ ☆

面子的にはいささかなり寂しい感じのする春天である。
まあ、去年のグランプリホースも回避してしまった事だし、止むを得ないところではあるだろう。
しかし、予想的には混戦模様で面白いかな?
そんな風に思えてしまう、これはこれでいい面子と言えるかもわからんね?
さて、やはり春天において特筆すべきデータといえば、前年同レース覇者が登録してきた場合の、その馬の驚異的な連対率である。
グレード制施行以来、恐らくは100%では無かっただろうか?
今年は⑯マイネルキッツが登録しており、数字どおりならば確実に連に絡む事となるわけだが・・・。
さあ、どうだろうねえ?
ここに来て調子も上げてきている模様、まあ、一考の余地はありそうである。

では、展開を読む。
やはり距離があるだけあって、過去戦をみてもペースはゆったりした流れとなるだろう。
過去十年、千通過ラップが1分切ったのも一回だけ、昨年はそれについで速かったが、それでも1分ちょいかかっている。
で、単騎逃げとなりそうなのは、ドリジャニの回避で突然色気を出して出走に踏み切り、あまつさえ今回の当方の期待馬であったホクトスルタンを弾き飛ばしてしまった⑪ミッキーペトラである。
くそう、あんまり因業な事してると、脚折るぞ?
まあ、とりあえずそれは置くとして、④メイショウドンタクあたりもどうやら逃げに色気を見せている模様、この馬が行けば案外それなりのペースで流れるかもわからんね?
とはいえ、直線の長い京都ではあるが、あんまり後ろ過ぎると終い届かず脚色が一緒になってしまう事も考えられる、先行から好位差しでの抜け出しで、終い切れる一頭を選びたい。

当日の京都競馬場の天候は晴れ。
馬場状態は引き続き良好である。
まあ、開幕二週目ではあるが、どうやら芝には蓄積ダメージが結構あるように窺われる、先週見ても外差しが随分届いているようであった。
内目の馬は厳しいのかな?
今日の結果次第だが、どんなものかな。

では、一頭ずつ見てゆくこととしようか。

①カネトシソレイユ 条件勝ち上がったばかりの馬、なるほど距離の適性はそれなりにありそうではある。ただ、関西馬のくせに京都実績は壊滅的、東に輸送してきて勝ち上がるという、出稼ぎ的な荒業を使うマーベラスな一頭である。今回は流石に相手が強いのではなかろうか?見送りが吉。

②エアジパング なかなか浮上のきっかけがつかめない一頭。前走休み明けで日経賞10着、ただ、タイム差は0,6秒程度なので、それほど気にすることは無いだろう。問題は前走時点でほぼ出来上がっていたところ、一叩きの上積みはそれほど期待できそうもない。能力的にも、ここではちょっと狙い辛いか。見送りとしたい。

③フォゲッタブル 今年のダイヤモンドS勝ち馬。本来なら一つ叩いておきたいところだったろうが、一頓挫ありぶっつけとなってしまった様子である。その後の調教もどうにもピリッとせず、順調度ではいささか厳しいか、といったところがある。ただ、直前調教では随分と動きがよくなってきて、なんとか帳尻が合った印象も。やはりステイヤーとしての昨年末からの実績を鑑みると、どうしても軽視できない一頭といえるだろう。今回は三番手、単穴まで見ることとしたい。

④メイショウドンタク まあ、状態も誉められたものでもないし、どうにもここの所、調子を崩している模様。さすがにいきなり一変は考えにくい。案外京都実績は凄いものがあり、なんと掲示板外したのが六回使って一回のみ、直線下りから平坦が合うのであろうか。それでも面子的にも厳しく、ここでは難しいのではなかろうかと。静観が妥当か?

⑤フィールドベアー 産経大阪杯は二千ながらSペースに嵌まり、たまたま先行で粘りに粘ってしまったというところか。まあ、それ以外はさして見るところのある馬でもないなあ、と。前回の結果に気をよくして、下手にペースを乱したりしなければいいのだが・・・。見送りとしたい。

⑥トウカイトリック 成績だけ見れば安定感は抜群である。なんだかこの馬の年齢と走りを見ていると、昨年末に散々痛い思いを見せられたカンパニーを思い出していやな感じだ。ここ数年、この馬を見てきたが、大概本番前にそれなりの結果残して、本番になるとそこそこの人気でコケるというのがデフォであったはずだが・・・。馬体を見る限り、今回の一番の仕上がりはこの馬で、その上この馬史上でも最高の仕上がりなのではあるまいか、それほど今回は見栄えがする出来である。しかしまあ、ここまで幾度このレースに出走しても、洟も引っかけなかった当方の歴史もある、ここでこの馬を買うのもなんだか負けたような気がしてならなかったりする。何かに。と言うわけで、今回”も”また見送りと言う事にさせてもらう。

⑦ナムラクレセント 菊花賞と昨年の阪神大賞典で三千を3着2回の実績がある。ただし、逆にいえば三千クラスの距離では勝ちきれる馬ではないという事の証左でもあり、やはりこの馬の切れが存分に活きるのは二千までという気がする。そのあたりを考えると、守備範囲外の三千でもこれだけの成績を残せるというのは、非凡な性能と言えるであろうが。まああっても3着まで、当方が勝つ可能性を見つけられない馬には印は打てないのである。今回は見送りとしたい。

⑧トーセンクラウン ・・・どう見てもステイヤー体型である。本当にありがとうございました。なんでこの馬でマイルとか使うかなあ、と。そりゃあ惨敗もするわな。馬体から状態はほぼ最高とみて良さそうで、鞍上は天才江田照男、江田照が乗り始めてからは、別馬のような安定感を見せ始めているあたり、実際手が合うのであろう。この馬の2歳時にも江田照が乗ってひいらぎ賞2着の実績がある。あとは輸送で体がどう減るかだが・・・。デキのよさと鞍上と未知数の魅力を買って、今回の本命としたい。雨でも降れば言う事なしなんだがなあ。

⑨メインストリーム ・・・これはまた、なんとも気になる一頭である。自身の成績(5,2,3,11)の7連対のうち、ニ四の成績が(4,2,0,3)、条件戦ばかりとはいえ、実に6連対をたたき出しているのである。ちなみに残る一つは条件勝ち上がりの天竜川特別ニ五である。ニ四以上の距離で複を外したのは4回、そのうち2回はOP初挑戦とニ戦目の前々走、前走で、残る一回も5着までと、掲示板を外したのはただ1回のみなのである。まあ、これは正直生粋のステイヤーである可能性が高い一頭だ。なんせ2200m以下になるとことごとく凡走であるのだから。今回はクラスで3戦目、流石にGⅠということで壁もあろうが、このタイプは善戦を積み重ねた延長に複、連があるタイプと見る、あるいはという可能性が捨てきれない一頭である。連下まで見ることとしたい。

⑩テイエムアンコール なにやら穴人気となっている模様である。
芦毛ながら銭紋もはっきりと出ていて、体調はすこぶる良さそうだ。やはりこの馬の最大の問題は距離適性なのであろう。流石に2200mまでしか経験の無い馬は狙い辛いなあ、と。血統から期待する向きもあろうが、今回は見送る方向で。

⑪ミッキーペトラ スローに乗って、まんまと逃げ切ってしまった前走である。メインストリームあたりが「ヤバイ!」と気付いてまくっていったが時すでに遅しであったとさ。まあ、ジジイばかりの今回、4歳馬と言う事で頑張って頂きたいが、さすがに届かないだろうなあ、と。善戦までだろう。見送りとしたい。

⑫ジャガーメイル 京都記念から二ヵ月半の休養放牧明けである。期間もそう開いていないし、調教もすこぶる順調、少なくとも去年よりはいい状態で望めるのではなかろうか?追い込み一辺倒から、随分と柔軟なレース運びも出来るようになった現状ならば、京都もこなせるであろう。まあ、問題は一つ歳喰ったところだろうが・・・この馬が出てきてしまったら、しょうがねえな、大 好 き だし。対抗まで見ることとしたい。

⑬ジャミール 前走は休み明けで、馬体重でみれば体は出来ていた様子である。ただし、昨年秋からはそれでも10kgほども成長しており、上積みは十分に見込めそうだ。まあ、後に菊花賞を勝つこととなるスリーロールズに条件戦でちぎられたり、トップカミングやコパノジングーあたりの強いところとこれまた条件戦でやってきている所を考えれば、前回阪神大賞典の結果もあながち意外でも無いだろう。馬自体の状態も良好、輸送もなく鞍上もアンカツと魅力十分、頑張って頂きたいとの期待も込めて、連下まで見ることとしたい。

⑭メイショウベルーガ 牝馬で天皇賞春、か。時代は動いているのだなあ。日経新春杯を勝ちきり、その上前回阪神大賞典の結果があれである、競争能力だけでなく、ステイヤーとしての資質も疑うべくも無いだろう。京都実績は(3,0,0,4)といささか極端ではあるが、少なくとも昨年の秋口からは八瀬特別1着、エリ女5着、日経新春杯1着と、得意と言っても過言ではないレース振りである。まあ、それだけ充実している時期だとも言えるのだろうが。調教も内容は十分、馬体も牝馬らしくフックラ見せて好感が持てる。今回は連下まで見ることとしたい。

⑮エアシェイディ この馬も、なあ・・・。とても9歳とは思えない元気さではある。高齢化社会を迎えるこの日本において、日はまた昇るを体現するかのような活躍振り、頭が下がるとはこの事だ。とはいえ、それはそれ、年齢と共にいい意味でズブさも出てきたのだろうが、流石にここは長すぎるだろう。いずれ極端なレースとなりそうだが、せいぜい掲示板までかなあ、と。今回は見送りとしたい。

⑯マイネルキッツ さて、前哨戦を59kg背負って最高の滑り出しを見せたこの馬である。前述した通り、前年覇者が出てきた場合においては、無類で無双な連対率を誇るこのレースであるのだが。まあ、過去に関しては正直勝つべくして勝ちに来た馬ばかりの中で、この馬はそれほどの馬かあ?と愚考。前走日経賞はこの距離としてはそこそこの流れ、展開に助けられたところもあった。やや重馬場で、同じコースでの有馬記念より三秒ほども遅い走破時計も味方しただろう。まあ、正直、重賞勝ちきりからGⅠと、連勝するような馬じゃねえよなあ、というのが当方の見解である。静観としたい。

⑰ゴールデンメイン 10歳である、その割には頑張っているなあ、というのが当方の印象だ。昨年のステイヤーズSでは随分と驚かせてもらったし、前走阪神大賞典に関しても決して悪いレース運びではなかった。追っ付けた分だけ、やや息切れしてしまったが。ただ、果たしてこれ以上があるかと問われれば、正直首を捻らざるを得ない。今回は見送りとしたい。

⑱ベルウッドローツェ 嫌いではない馬である。しかしまあ、ダイヤモンドSに関しては、やはり長丁場だけあって52kgの斤量がモノを言ったというところか。阪神大賞典では56kgで一杯となってしまったあたり、やはりまだ足りていないのだろう。4歳なので、これから伸びてくれるといいなあ。今回は見送りで。

と言うわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑧トーセンクラウン
○ ⑫ジャガーメイル
▲ ③フォゲッタブル
△ ⑨メインストリーム
△ ⑬ジャミール
△ ⑭メイショウベルーガ
 
で、買い目はというと

馬連
③─⑧ 200円
⑧─⑨ 100円
⑧─⑫ 300円
⑧─⑬ 100円
⑧─⑭ 100円
③─⑫ 200円

というわけで、今週は⑧トーセンクラウンと心中である。
江田照もなあ、人気になると途端に駄目な人だからな。
7~8番人気あたりに落ち着いてくれれば言う事なしである。
きっと、あっと驚く大仕事を仕出かしてくれるだろう。
今回は人気どころ、わりかしバッサリバッサリ切れて予想も楽しかったです。
とはいえ、やはりトウカイトリックは怖いなあ。
べらぼうな馬体してるもんな?今回。
一体何喰ったらあんなんなるんだか。
まあ、当日を楽しみに待つとしよう。
それでは、よい日曜日を。

 

先週も残念な結果に、いいかげんワイドに転向したくなったりなかったりのこの頃である。
だめだなあ、ツイていないときと言うものはどうしようもない。
現在、連敗は15まで伸びて-15000円の収支である。
気を取り直して、いってみましょうか。

☆ アンタレスS 2010/4/25 京都 10R
         ダート 1800m 混合別定 GⅢ ☆

今回はどうやら⑫トランセンドの一本かぶりである。
まあ、鞍上アンカツでムラは強いが鉄砲を苦にしない実績を考えれば、妥当っちゃあ妥当かな?
人気的には安定感抜群の⑬フサイチセブン、JCダートで好走の⑤シルクメビウス、平安Sで好走が光る⑪ダイシンオレンジあたりが上位となるだろうか?
休み明けばっかりだな、と。
果たしてどんなものか。

展開はダートでこの距離としてはまず淀みない流れとなるだろう。
大外引いた⑮フサイチピージェイがここが見せ場とハナを主張、②ウォータクティクスもある程度押して行き、そのあとを有力各馬が追走と言う形になる。
先行勢がスピードのある馬が多いので、遅くなる事は無いだろう。
気楽に乗って直線一気、もあるかなあ?
なさそうだなあ・・・。
結局は先行同士で決まりそうな感じがするなあ。

当日の京都競馬場の天候は晴れ。
今日も天気が良さそうで、馬場はしっかり乾いた状態だろう。

それでは、一頭ずつ見てゆくこととしよう。

①マルブツリード 追い込み一本は潔いが、どうにも引いた枠が内過ぎる嫌いがある。果たして前が捌けるかどうか。前走休み明け好走も、体はほぼ仕上がっていた。上積みはそう大きくは計算できないだろう。見送りとしたい。

②ウォータクティクス ここのところ明らかに調子を崩し気味だが、前走は多少復調気配も窺えた。暖かくなって調教も随分と動くようになってきたし、何より馬体がよくなってきて、一本芯が通った印象がある。枠順も文句なし、今回も人気を落としそうで、ここならばねらい目と見る。本命はこの馬としたい。

③ナニワトモアレ ややムラッ気は強いものの、休み明けより今季は別馬のような趣で走りまくっている。嵌まると強烈だが、府中向きという感じもしないでもないが。この馬も内目で、前が捌けるか心配、前走の2着もマコトスパルビエロとそれ以下の感が強い内容で、あまり積極的には推し難いか。今回は見送りとしたい。

④ドリームサンデー 初ダート。屋根は魅力だが向いているとも思えないなあ。様子見としたい。

⑤シルクメビウス まあ、半端GⅠに成り下がったとはいえ、JCダートの実績を買えば上位かな、と。鉄砲もそれなり、一応押さえまで見ることとしたい。連下で。

⑥ロラパルーザ 下のクラスでの安定感は抜群、勝ち上がった前走下総Sでは、相手関係もあっただろうがそう速くない流れの中で、出遅れかましながら2着以下をぶっちぎったレース振りが非常に印象的。出遅れ癖があり、流石に重賞クラスでは?とも思うが、なにかやってくれそうな期待も抱かせる。展開も向くし、今回は単穴までとしたい。

⑦クリールパッション 前走は休み明け、馬体も随分と増えていた様子である。調教は相変わらず重苦しい動きだが、馬体自体は絞れてきたか、多少見栄えはよくなっている、上積みは大きそうだ。とはいえ、やはりまだ重賞クラスでは力不足の感もあり、今回は様子見としたい。

⑧ピイラニハイウェイ まあ、この馬も重賞では力不足かな?状態はある程度安定していそうだが・・・。静観が妥当であろう。

⑨ラッシュストリート 名古屋大賞典では3着ながら勝ち馬には全く相手にされず、重賞勝ち実績があるとはいえ、所詮は佐賀記念まで、やはりこの面子相手だと勝負にはならぬだろうというのが大方と同様当方の見方である。見送りが吉か。

⑩タマモクリエイト 末脚はあり、ある程度速くなったら面白い一頭にも見える。しかしまあ、相手が相手だけに、そう過信もできないだろうか。展開さえ向けばといったところだが・・・。今回は見送りとしたい。

⑪ダイシンオレンジ 目を見張るのがこの馬の京都実績。大方条件戦とはいえ(3,2,2,0)は得意の裏打ちだろう。前走平安Sでも2着しており、重賞クラスでの目処も立ったといえそうだ。休み明けということであまり強気にはなれないが、調教は動きが目立っていた、ほぼ出来ていると見てよいだろう。連下まで見ることとしたい。

⑫トランセンド 鉄砲は2戦2勝、京都実績も2戦2勝と、穴らしい穴が見受けられない。ここ一年で二度のレコードをたたき出しているように、速力も非凡である。ただ、なんでか知らんがエルムS、武蔵野Sのようにポカが目立つ。調教は単走だけに上々、ただ、内容的にはいささか物足りないように映る。なんというか、人を不安にさせる何かがあるんだよなあ、この馬。今回は思い切って、見送りとしたい。

⑬フサイチセブン 順調そのもの。馬体重はやや変動が大きいものの、それでも結果を残しているんだから文句の付け様がない。キャリアはまだ8戦、まだまだよくなる馬と見る。対抗までとしたい。

⑭ダイショウジェット 今回は展開が向きそうである。案外、気楽に乗って一発はありそうで、武蔵野Sのような競馬になればなあ、と。連下まで見ることとする。

⑮フサイチピージェイ やはり逃げないと結果は残らないか。前走は出遅れで散々な目にあった様子である。まあ、今回も相手関係は強烈、善戦までといったところか。見送りとしたい。

というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ②ウォータクティクス
○ ⑬フサイチセブン
▲ ⑥ロラパルーサ
△ ⑤シルクメビウス
△ ⑪ダイシンオレンジ
△ ⑭ダイショウジェット

で、買い目はというと

馬連
②─⑤ 100円
②─⑥ 200円
②─⑪ 100円
②─⑬ 300円
②─⑭ 100円
⑥─⑬ 200円

うわあ、トランセンド切っちゃったよ、駄目だこりゃ。
勢いと言うものは恐ろしいものだなあ。
なんというか、馬場が重くなれば強い、スピードのある馬なのはわかるのだが、今回のように砂が渇いて純粋な力勝負となると、どうにも胡散臭く感じてしまうのである。
あと、そうなった場合の坂も心配なところがあるし。
まあ、どうなんだろうね?
こればっかりは結果見てみないとわからんなあ。
というわけで、よい日曜日を。

 

悪夢の桜花賞からはや一週間。
貧乏暮らしが身につまされる昨今である。
まあ、正直今回は馬券買う金もねえのだが。
予想だけはきっちり立てていきましょうか。
今年度収支は-14000円。
今週は牡馬クラシック、皐月賞です。

☆ 皐月賞 2010/4/18 中山 11R
       芝 2000m 3歳限定定量 GⅠ ☆

さて、皐月賞。
桜花賞のときとは違い、皐月賞というレースは内外あまり関係ない様子である。
過去十年、あえていうならば、なにやら真ん中の、馬番にして⑧⑨⑩⑪⑫⑬あたりに勝ち星がなく、⑨に関しては2着が2回あって成績的には申し分ないが、それ以外は壊滅と言っていい成績となっている。
真ん中引いたら、普通いい枠だという感じがするのだが。
このレースに限って言えばそんなことはなさそうだ。
まあ、あんまり気にしなくてもいいのかなあ。
良積も程よくバラけているようだ、馬の能力次第といったところであろう。
馬場の状態は、仮柵打った内枠も多少傷んではきているようだがそれほど問題なし、内でマイペースならばまだまだ伸びる状態である。
内の先行馬は、まだまだ怖いかもわからんね?

では、展開を読む。
ざっと見る限り、積極的にレースを引っ張っていきそうな馬は見当たらない。
中山2000m、この時期の馬としてはそれなりの距離であり、スタート直後から有力どころは牽制し合うこととなりそうだ。
しがらみなく先手を取れそうなのは⑩シャインあたりか。
大外引いた⑱アリゼオも行きたいのかもわからんが、それこそ無理にハナにはこだわらないだろう、ある程度の位置取りで折り合い専念となりそうである。
どちらか、よほど引っかかっていかない限りは、ペースはそれなりに落ち着いたものになるだろう。
どうかなー?やはり内枠先行が優位なのかなあ。
タフな中山二千、コーナー手前でペースは加速しそうで、急坂を利しての差しも案外ありそうな気がするのだが。

当日の中山競馬場の天候は晴れ。
酷い天気も土曜日の昼いっぱい、それでも馬場の状態は現状不良まで行っているので、回復にはやや時間が掛るかもわからんね?
結構回復しそうだが、まあ、一応多少の見積もりはしておこうと思う。
この天気で、内目の馬場が掘れたり荒れたりするほうが心配である。

それでは、一頭ずつ見てゆくこととしようか。

①リルダヴァル 前走は六ヶ月ぶり。さすがに半年開くと難しいか、体は出来ていたが息の入りは今一つ、それでも3着まではこの馬の性能であろう、立派である。叩かれて状態は上向き、内で先行策ならそのまま粘りこみも十分に考えられる。連下まで見ることとしたい。

②ハンソデバンド 今回は休み明け。ご存知の通り、休み明けには厳しいこのレースである。体つき見る限りでもいかにもなマイラー、アフリートの血が良く出ているようだ。今回は叩いて次のNHKマイルが本番では?見送りとしたい。

③トーセンアレス 勝ち鞍はいずれもダート。芝の適性が無いとは言い切れないが、それでも今回に関しては流石に面子的に厳しいだろう。見送りとしたい。

④ネオヴァンドーム きさらぎ賞勝ちきりは立派だが、その後放牧へ、今回は休み明けぶっつけである。きさらぎ賞に関しても京都で相手関係も今回よりは楽、今一つ狙い辛い一頭であると考える。見送りとしたい。

⑤ロースキングダム 馬体がやや寂しく映るか?十四日追いでは動きも今一つ、そもそも前走もマイナス体重で出てきたことだし、連続での輸送はいかにも厳しそうである。直前の追いきりは多少よくなったように見受けられるが、今回はどうにも当方の勘が警報を鳴らしっぱなしである。朝日杯勝ち馬とこのレースの相性の悪さも引っかかるところ、今回は見送りとしたい。

⑥ゲシュタルト このレースには案外良く絡む一勝馬である。前走は10kg馬体を減らしながら、終い良く伸びていた。前走くらいの体がベストなのかな?とも、それだけに今回は反動が心配。他の有力馬は軒並み状態を上げてくるだろうし、相対的に厳しいレースとなりそうである。いずれ500万下すら勝てない馬では、現状格が違うような気もする。見送りとしたい。

⑦レッドスパークル 東スポ杯、京成杯と好戦してすみれSで勝ちきり、距離に対する適性も高そうで、案外面白い一頭に思える。ただ、出遅れたとはいえ、エイシンフラッシュあたりに完敗するレベルでは、今回はいささか厳しそうに見えるがどうだろうね?夏の札幌から使い詰めで今回が9戦目、上がり目と言う意味でも期待はしにくいところでもある。見送りとしたい。

⑧バーディバーディ この馬も勝ち鞍はダートばっかり。せっかくここまで順調にステップアップしてきているのだから、素直にダート一本に絞りなさいといいたい。逃げるのかなー?とも思うが、芝のスピードに置かれてしまいそうな感じも。今回は見送りとしたい。

⑨サンディエゴシチー 平坦巧者か、洋芝の鬼か、はたまた札幌王か。出遅れようがなんだろうが、札幌では容赦なく強かったこの馬が、ここのところいいところなしである。やはり順調さに欠いたのが一因であると考えるが、前走は過去最高体重、先月末から今月頭のプールはやや気になるものの、直前はCWコースで騎手がまたがりびっしり追っていい動きであった。この分だと、上積みは見込めそうだし、前走のようなことはないのではなかろうか?今回は連下まで見ることとしたい。

⑩シャイン シンザン記念では逃げて粘りに粘って二着まで、ただ、全体的なレベルは勝ったガルボ以外は?なレースであり、前走はスタート後不利もあったがまあ順当な6着まで、今回は更にレベルが上がって、厳しい戦いとなりそうである。単騎逃げの一人旅はややおっかないが、それでもまあ流石に勝ち負けまでは考えにくい一頭である。見送りとしたい。

⑪エイシンフラッシュ 同じコースの京成杯では僅差ながら勝ちきりで、適性はあると見てよさそうだ。休み明けではあるが、馬体の充実振りには目を見張るものがあり、調教での動きも目を引くものがあった。或いは本格化かとも取れる近況である。休み明けに厳しいレースであるのは前述したが、それでも狙ってみたい一頭、今回は単穴まで見ることとしたい。

⑫エイシンアポロン この馬もお隣のフラッシュ君同様充実している、馬主さんも楽しみな事だろう。体型的にはスピードのありそうなマイラータイプ、アバラが浮いておりやや細く見えるが、毛ヅヤは冴えて体調はすこぶる良さそうである。あるいはここ目標に仕上げ”すぎた”ようにも見える、このあとのことはどうなるかわからんが、この一戦に限って言えば間違いなく最高の仕上がりだろう。鞍上も慣れた池添君、やはり不安があるとすれば距離だけか。連下まで見ることとしたい。

⑬ヴィクトワールピサ まあ、特に言う事もないなあ、と。順調そのものである。やや不安があるとすれば馬番⑬だが、気にするほどのものでもないだろう。前走で重馬場でもやれることはわかったし、ここは手堅く対抗としたい。

⑭レーヴドリアン 前走はきさらぎ賞、Sペースの中を大外回ってぐいぐい伸びる。嵌まれば、かあ。まあ、嵌まんねえだろうなあというのが当方の見解。馬場も重くなりそうだし、追い込みはちときつい、輸送も初めてで心配なところもあり、今回は出番なしかな、と。見送りとしたい。

⑮ダイワファルコン 前走はSな流れで良く追い込んでの3着まで、面子も厳しい中成績だけ見れば立派である。ただ、やはり勝ったヴィクトワールピサには0.4秒差の完敗、それを考えるといささか役者不足の感も否めず、印を打つまでには至らないといったところか。今回は見送りとしたい。

⑯ヒルノダムール なんだか妙に評価の高い一頭。なんで?というのが当方の感触である。確かに新馬ではアリゼオとやって首差2着、その後ラジオNIKKEI賞ではヴィクトワールピサの0.2秒差4着、若駒Sではルーラーシップに勝って1着と、強いところとやってきているのは認める。しかしまあ、所詮平場OP一勝まで、若葉Sではよくわからん馬に負けており、どう考えても格下に見えるのだが。まあ若葉S組の相性のよさと、大方の過大評価だろうというのが当方の見解である。見送りとしたい。

⑰ガルボ 重賞勝ち馬にしてはやけに評価の低い一頭。それもそのはず、休み明け、連対距離がマイルまで、と突込みどころが多すぎるのである。ただ、それでもシンザン記念の勝ちっぷりは、相手関係が?とはいえブッちぎりであったし、その上体も輸送の影響か、朝日杯時より10kgも減った状態で、である。
そして距離に関しては母の父はジェネラス、父はマンハッタンカフェで母系のいいところが出る血統であり、距離は伸びれば伸びるだけいいと言うのが当方の見解である。札幌での大負けは距離云々ではなく体が出来ていなかった事に起因、その後休養挟んで16.kgプラスで結果を出し始めたのは陣営の英断であったと言えよう。現状は一追い毎に状態は上がってきており、馬体もフックラ見せて好印象、鞍上後藤だけが当方にとって唯一の心残りである。思い起こせば去年のこのレース、この馬と同じシンザン記念よりのローテのアントニオバローズに本命を打ち、周囲に大笑いされたのが記憶に新しくも生々しい。是非にも、江戸の仇を長崎で、見事に討って欲しいところである。今回の本命としたい。

⑱アリゼオ 強い馬であることは認める。まあ、馬混みが駄目だとか並ばれるとゴメンナサイになるだとか、何かと悪評芬々であるのも確かだが。まあ、大外ということで、余計な事考えなくなっていいんじゃね?というのが当方の見解である。気楽に乗って一発は十分にありそうだ。連下までとしたい。

というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑰ガルボ
○ ⑬ヴィクトワールピサ
▲ ⑪エイシンフラッシュ
△ ①リルダヴァル
△ ⑨サンディエゴシチー
△ ⑫エイシンアポロン
△ ⑱アリゼオ

で、買い目はというと

馬連
①─⑰ 100円
⑨─⑰ 100円
⑪─⑰ 200円
⑫─⑰ 100円
⑬─⑰ 200円
⑰─⑱ 100円
⑪─⑬ 200円

なにやら随分と外に印が偏った印象である。
節煙は続けるつもりだが、節約計画は結局月末のエロゲー発売日の都合でとりやめ、お金も下ろしてきたし、これで心置きなく馬券が買える♪というものである。
まあ、だらだら前述した通り、シンザン記念─皐月賞には何かと思い入れもある、是非にも頑張って欲しいものである。
それにしても、人気無さ過ぎじゃね?
思わず専門誌片っ端からチェックして、本命打っている人間を探しちまったぜい。
・・・いなかったけど、な。
まあ、せっかく金も下ろしてきたことだ、ここは単勝も狙ってみたいなあ。
単で万馬券ついたりして。
そりゃねえか。
何にせよ、今夜はいい夢が見られそうだ。
それでは、良い日曜日を。

 



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