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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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さて、前回は劇的な二十連敗を飾ったわけであるが。
いやいや、よく頑張ってましたよ?レーヴドリアン。
芦毛ながら本当に良く見せていたし、やはり当方が感じたように、ステイヤー臭いというのはあたりだったようだ。
どこかで賞金さえ稼げれば、有馬も夢ではなかろうよ。
よっしゃよっしゃ、ほんじゃまステイヤーズSで買ったろかい。
・・・まあ、来年以降のような気もするんだけど。
というわけで、今年度収支は-29360円。
やべえ、なんかマイナスが見た事無い数字に!?


☆ 天皇賞・秋 2010/10/31 東京11R
      芝 2000m 3歳以上 定量 GⅠ ☆


さあ、荒れるとうわさの天皇賞秋です。
先週も同じようなテンションだったが、果たして今回はどうかなあ?
いろいろテンパッてはいるが、今回も頑張って予想する。
さて、この天皇賞といえば、どうにも中枠が弱いという印象がある。
勝ち馬に関してだけ言えば、1枠2枠、7枠8枠で全てを占めており、4枠5枠に2着が2回と3回で計5回と、妙に偏った数字となっているのが気にかかるところである。
通常外枠は不利なはずだし、内枠も荒れ始めるこの時期、中枠が有利なはずなんだけどなあ、よくわからん。
さて、今年はどんな感じかね、セオリーどおり内外が勝ちなのか、或いは例外が出るのか、7枠5勝の驚異的な数字に果たして意味はあるのか、謎は深まるばかりである。


それでは展開を読む。
今回は⑧シルポートが堂々逃げ宣言、追いかける馬は前走鮮やかに逃げ切った⑯キャプテントゥーレ、内目を引いて一発勝負の⑤オウケンサクラあたりだろうか?
どちらかが絡めば、それなりにいいペースとなりそうな感じがある。
そして今回の目玉、②ブエナビスタもよほどのことが無い限りは先行策だろう、そちらのマークも厳しくなりそうで、全体的に前懸かりなレース展開と読む。
馬場状態が正直不安ばっかりな中、時計的にはそうそう伸びないだろうが、ペース自体は速い目で推移しそうである。
雨の府中は追い込みが届く、というのがセオリーであるがしかし不良馬場ともなればまた別物、そして秋天に関しては追い込み馬は苦戦模様、なかなかにむつかしい。
タフな競馬となるだろう、スピード、パワーを兼ね備えた差し馬から選んでみたい。


当日の府中の天候は台風?
なんじゃそら、競馬できんのか?
馬場もまた荒れそうで、重~不良まで見て予想を立てたい。
それでは、一頭ずつみてゆくこととしよう。


①ショウワモダン ここ2戦はどうしようもない競馬。斤量もあるだろうが、ダメなあいつが帰ってきたとの感触もまた。さて、今回は嵐の競馬である、泥んこ馬場大好きなこの馬はどんなモンだろうね?後藤君から手も替わって、正直不安しか感じない当方がいるのである。ローテーションも問題外、脚折らなければいいけど・・・。今回は見送りとしたい。

②ブエナビスタ まあ、切れる馬じゃねえよなあ、と。ぶっつけが割り引き材料にならないこのレースの稀有な特性からいっても、ここは押さえるに如くはなし、といったところか。連下まで見ることとしたい。

③ジャガーメイル さて、ジャガー先生出陣である。ところがどっこい、ジャガー先生の本番は次のジャパンカップです。展開的にもやや忙しい感じ、鉄砲は利く先生ですが、今回は周ってくるだけだろうさ。見送りとしたい。

④エイシンアポロン 重い弥生賞でヴィクトワールピサの2着しているとおり、重馬場もそう悪くはない一頭。毎日王冠の状態より、春よりは随分良いデキのように感じる。距離も二千までなら十分にこなせるでしょう。今回は単穴まで見ることとする。

⑤オウケンサクラ さて、この馬が登録したおかげで、一応GⅠ馬のセイウンワンダーが撥ねられたとかなんとか、ワンダー陣営としては憎んで余りある相手であろう、呪われないことを祈ろうか。うん、力はある馬だと思うのだが、今季はいささか空回り気味、状態は決して悪くは無いということだが、果たして?様子見としたい。

⑥スマイルジャック 府中も悪くは無い馬だし、あとは距離だけな一頭。血統的には十分にこなせそうな感じはあるのだがなあ。重い馬場とてもそれなりにこなし、前走も休み明けとしてはまずまずまとめた内容、案外怖い馬のような気もするのだが・・・。連下まで見る事としたい。

⑦ペルーサ さてさて、この馬に関しての重大疑惑が当方内で浮上しつつある昨今である。実は、弱 い の で は ?という疑惑なわけだが、どうだろう。出遅れだけ、という見解もある様子だが、こういう馬に限ってこんなところでも出遅れるんだよなあきっと。今回のような重馬場の適性も不明、どちらかといえば向いていないような気もする。今回は見送りとしようか。

⑧シルポート gdgdの不良馬場となれば、むしろ望むところであろう一頭。先手必勝とばかりにいっさん逃げるんだろうなあ、きっと。ただ、ここではやはり相手が違うだろうという感じもする、逃げの利も残せないだろうなあというのが当方の見解である。静観が妥当か。

⑨トウショウシロッコ 七夕賞からの今季は随分と調子もいい様子、オールカマーの内容もよく、上積みこそ無かろうがいい意味で安定しているのだろう。ブロコレ、シルコレに特化した馬で、7歳にして43戦もしてたった3勝、ながら馬券内率が五割に一つ足りないだけというのは、ある意味非常な名馬ともいえる存在であろう。かなり面白い一頭にも見えるが、まあ、重馬場はあまり良いともいえない様子、相手関係もいささか骨っぽく、今回は見送りとしたい。

⑩シンゲン 今回は一強じゃね?というのが当方の見解である。重いところも問題なくこなすし、臨戦過程も文句無し、ほぼ一年ぶりの前走の勝ちきりは正直シビレた。府中実績も鉄壁、昨年骨折の無念を晴らすときがきたようだ。文句無しで今回の本命である。

⑪アクシオン 昨年末から今年初めにかけての勢いは無いものの、今季はじっくり乗り込んで状態も上向きの様子である。札幌記念でもイレ込みながら良い競馬をしていたし、鞍上も怖い武豊である。ただ、お隣り⑫アーネストリーとの勝負付けは済んでしまった印象もある、相手関係より、今回は見送りとしたい。

⑫アーネストリー 実際ここのところの活躍はたいしたものである。勢いだけなら間違いなくトップクラス、調教から状態も良さそうで、それにしても最近は哲三君もいい馬に乗ってるなあ、と。ただ、重いところではどうにも実績のない馬、今回の馬場がどうかというところが唯一にして最大の問題ではあるのだが・・・。まあ、人気にもなっている様子だし、ここは押さえておこう。連下までとしたい。

⑬ヤマニンキングリー 昨年は札幌記念でも勝ち星を挙げ、この馬なりに調子も良かったのだろうが、やはり時計勝負となるといささか厳しかったようである。今季はお世辞にも良いとは言えず、また重馬場の実績もほとんど無い馬である、静観が妥当であろう。

⑭ネヴァブション 中山専用機かと思いきや、前走は毎日王冠で3着と好走、府中での成績も多少なり上がって来た印象がある。当方としては大好きな一頭ではあるのだが、ただ、この馬もなあ、どうにも重いところの実績が。まあ、今回は見送りとしようか。

⑮スーパーホーネット マイル短距離路線で取れないからといって、いよいよここですかあという感じである。まあ、実際マイラータイプの馬も良くこなせるレースではあるし、前述したとおり休み明けも減点材料になりにくいレース、この馬自体鉄砲も利くほうで、重馬場も問題なくこなす経験値もあり、なかなかに面白い一頭なのだろうが。それでも当方の見る限り、今回の状態は決してよいとは言い難く、見送りが妥当なのではなかろうかと愚考する。

⑯キャプテントゥーレ 前走朝日CCは良い勝ちっぷりであった。道中ペースこそゆっくりしたものだったが、時計もとりあえず二分は切っており、まず合格点であるといえるだろう。この馬の最大問題としては、やはり左間りの適性だろうか?まあ、府中使ったのが2回だけで、1回はレコードタイだった昨年のこのレース、そして1回は今年の安田記念で、これは7着だが着順ほど負けてはいない内容、そう悪いともいえないのかも知れない。重馬場以上に重いところの経験が無く、やや測り難いところはあるが、なにやら重の鬼くさい雰囲気はあり、少しく怖い一頭に感じるところがある。前のこりならばこの馬か、という気もするが、まあ左回り考慮して、今回は様子を見よう。

⑰コスモファントム ダートの重いところでは良く走る馬だが、芝の重いところは実績が無い、非常に不安な一頭である。前走はダート重で3着ながら負けすぎのきらいあり、ここでは一枚役者不足かとも感じる。今回は見送りとしたい。

⑱アリゼオ いいね。馬体を見ても春からの着実な成長をうかがわせる、実が入って迫力が出てきた印象がある。折り合いにやや難のある一頭ではあるが、今回くらいのペースで流れればそこも心配ないだろう。府中適性は大負けしたダービーのみ、他は上手くまとめており問題なく、新馬戦は府中の重馬場の二千でここと全く同じ条件、他、やや重馬場2戦でもいずれも勝ちきっており、重適性も問題なく得意に見える。上昇度を考慮して、今回の対抗としたい。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑩シンゲン
○ ⑱アリゼオ
▲ ④エイシンアポロン
△ ②ブエナビスタ
△ ⑥スマイルジャック
△ ⑫アーネストリー

で、買い目はというと

馬連
②─⑩ 100円
④─⑩ 200円
⑥─⑩ 100円
⑩─⑫ 100円
⑩─⑱ 300円
④─⑱ 200円


こんな感じである。
いくら3歳に相性がいいレースといっても、いささか買いかぶりすぎかとの感じもあるが。
今回一番良く見えたのが⑱アリゼオ君で、④エイシンアポロン君もやや線の細いところはあるが、一つ叩いて上昇が見受けられ、この2頭にかけてみる事とした。
まあ、⑩シンゲン君は前述したとおり当方の中では無類の鉄板である。
しかし、踏んだりけったりだな、セイウンワンダー君は。
右前浅屈炎で長期離脱?うわ、ひっでえ。
エプソムCで久々に重賞勝ち、こっから一花と思っていた矢先である、出ていたら面白いと考えていた当方だけに、いささか切ない感じがヒシヒシと。
万事塞翁が馬、頑張って頂きたいものだ。


今回の予想BGMはベトベンである。
まさに王道、交響曲第9番 『合唱』 だ。
いつ聞いても何度聞いてもいいものはいい。
そういえば中学のとき、音楽教師が相対評価と絶対評価との違いについての悩みに関して、このようなことを言っていた。

「例えば、クラスにベートーベンとモーツアルトがいるとする。
クラスの中で、10段階評価で10をつけられるのが一人だけである相対評価の場合、これはどうしてもモーツアルトに10をつけなくてはならなくなってしまう。
そういったジレンマは絶対評価で確かに無くなった。
しかし、絶対評価は絶対評価で、音楽というものに関して自分の中に確かな基準が無ければならず、音楽以外の──そう、例えば生徒の人間性であるとか、ぶっちゃけ言えば教師の音楽ではない人に対する好みというのがどうしても混じってしまう。
そう言ったものをノイズとして切り離せるかどうか。
残念ながら私にはその自信が無い。
音楽という極めて専門的で、或いは趣味的といってよい科目のなかで、そこに人間性など入る余地など微塵も無い、はず、なのだが、まあなかなか上手くいかんものだよ。
人間という奴のむつかしさだな」

まあ、要はいいこで勉学にいそしみなさいよ?そうすればドンだけ音痴でもそれなりの評価はしますよ、という教師から我々への警告とも取れる内容である。
実にゆとり教育的な内容、だ。
義務教育だからなあ、先ずは生徒を学校、クラス、授業という社会の雛型に放り込んで、そこに適応させるというのが一面の教師の義務であるのだろう。
こうして考えると、なんとも自己矛盾の多い大変な職業である。
殊に、極めて才能や個性に依存する音楽などの教師においてをや、である。

しかし、なんだかんだ言いながら、ベトベンとモツアルトの評価の差もまた、音楽教師の好みの差なのでは、とも。
まあ、時代の差というのもあるのだろうが。
バッハのあとに生まれた作曲家でバッハの影響を受けぬものは無く、モツアルトのあとに生まれた作曲家にモツアルトの影響を受けぬもの無し、といったやむを得ぬ事柄である。
それでも、第九に関してはまさしく音楽の精髄の結晶と呼べようもので、構想自体は随分と若いときから持っていたかも知れぬが、まさに耳が聞こえぬ人間の業ではなく、ある種の神懸りをヒシヒシと感じさせる。
これを現代的な構成で世に送り出した無法者、ワグナー君にも拍手喝采である。
何の世界でも、マニアって奴はときたますげえ仕事を仕出かすなあと、いささか詠嘆も混じろうというものである。


それは兎も角。
果たして日曜日は開催できるのだろうか。
馬場状態が違えば、また予想しなおしかな?
いやいや、そんなことはない、これが決定稿である。
土曜一杯で台風に伴う雨は通過しそうであるし、当日は馬場状態はわからんが、まあ開催は出来るでしょう。
楽しみに待つとしようか。
それでは、良い日曜日を。
 

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ガッハッハ。
いやいや、今さっきエクスペンダブルズ見て来たんだけどな?
思わずガハハ笑いもでるさ、何と言うか。
一言で言えば、昭和である。
バブリーである、非常に。
まあ、肉弾戦、爆破、飛び散る肉片、あふれ出る血潮、ぶっちゃけありえなーい、etc,etc,てんこ盛りで面白かったですよ?
ジェイソン・ステイサムが飛行機の鼻面からにょっきり出てきたときは、危うくコーヒー噴きそうになったさ。
まあ、そんな爆発的な空気をまとったまんま、今週の予想としゃれ込もうではないか。
あー、なんかテンション高けえな、今。
今年度収支は-28360円。
それでは、菊花賞です。


☆ 菊花賞 2010/10/24 京都 11R
      芝 3000m 3歳牡・牝 馬齢 GⅠ ☆


炎の十一番勝負、今週は菊花賞である。
エイシンフラッシュの回避でにわかに一強の機運が高まる中、いよいよ面白くなってきたと一人ほくそ笑む当方である。
ええ、性格悪いですよ?それがなにか。
実際、当方としてはエイシンのほうが怖かった次第である、ローズキングダムならばさっくり3着、とか4着、とかやってくれそうでナイス人気だと言える。
果たして、朝日杯勝ち馬が、しかもバラ一族の馬が菊花賞一番人気でどれほどのことが出来るのか、じっくり見させてもらおう。
こんなひねくれた見方してる奴、あんまりいねえだろうなあ。


それでは、展開を読む。
ざっと見たところ逃げ馬候補は④ネオヴァンドーム、⑥ビッグウィーク、⑭コスモラピュタの三頭か。
ここは恐らく、鞭入れても行くであろうコスモラピュタ、他二頭素直に譲って番手の競馬であろう。
菊花賞の距離、そしてコーナーが近いコース形態も手伝って、ペースは上がりにくいレースである、今回の面子からも速くなることは考えにくい、千通過が61秒程かと考える。
そしてそこからも更にペースダウン、最後は長距離戦の常、前も後ろも脚色一緒でgdgdというのが当方の見解である。
さてさて、普通に考えれば前残りが濃厚だが、果たして中団以後から鬼脚伸ばしてくる馬はいるのだろうか?
ユウフヨウホウみたいに。
そのあたりも考えながら、勝ち馬を探っていきたい。


当日の京都競馬場の天候は曇りのち雨。
昼からはやや降水確率も上がって、発走まで持つかどうか、或いはそれなりに重くなるかもわからんね?
持ちそうな気もするが、まあ、一応少しだけ気にしておく事とする。
それでは、一頭ずつ見てゆくこととしようか。


①ヒルノダムール 札幌記念は前の馬が強かったが、それでも休み明け、出遅れてある程度まで巻き返した内容は悪くは無い。まあ、それほどスタートでトチる馬でもないので、今回は枠順も考えてそれなりの位置取りでの競馬となりそうな気がする、いいんじゃなかろうか?連下まで見ることとしたい。

②レーヴドリアン 考えに考えた末、結局はこの馬を本命に据えることとした。出遅れ癖がきつくエンジンのかかりの遅いところのある馬、所謂乗り味のあんまよろしくない馬といえそうで、前走は鞍上福永君いささかに工夫を凝らして乗ったようだが、結局は出遅れた上引っかかり気味で、それでも終いそれなりに伸ばしていた。追っ放しで乗っかるには最適の距離、スペシャルウイーク×レーヴドスカーのいかにもスタミナのありそうな血統背景、それを裏付けるゆったりした馬体、そしてトビの大きいフォームなど、ここではふんだんに魅力のある馬である。この馬としてはいささか難しいところを引いたが、それでも京都なら上手く乗ってくれるでしょう。当方の夢を乗せ、頑張って頂きたい。

③クォークスター 夏を越して、本当に良くなってきた馬である。まあ、セントライト記念では馬体もある程度出来上がっていたようで、どこまで上がり目があるかは結構疑わしいところではあるし、おまけにそのセントライト記念組であるというのがやはりネックだろうか。血統的にもこの距離はどうかと思うところが無きにしも非ず、後ろからだと結局埋没してしまいそうな感じ受ける。今回は見送りとしたい。

④ネオヴァンドーム 脚元の故障から戻ってきて、それなりに乗り込んでいたのか馬体は前走が4kg減、今回もそれほど軽くは無い調教で、体調は良いのだろうことが伺われる。ただ、叩いてここで一変とまでは考えにくい所、今回は様子見としたい。

⑤シルクアーネスト 放牧休み明けでここではいささか荷が思いと考えざるを得ないか。能力的には悪くは無いと思うが、今回は見送りとしたい。

⑥ビッグウィーク 長浜厩舎二頭だしの一頭。というか、ゲシュタルトよりもこちらのほうが面白そうに見えるのはどうしたことか?上がり馬の強いこのレース、ほぼ夏前から休みなしにローテーションを守って使われてきたあたりは、上がり目こそ見出しにくいが安定感がある。先行力があり面白い一頭であると言えそうだが、しかしやや頭の高いフォームが気がかり、距離延長はこの馬に関してはプラス材料とも言い切れぬところがありそうだ。見送りとしたい。

⑦ミキノバンジョー 勝ちきった小倉1000万下の斤量もやや軽めであり、その後のセントライト記念では力の違いを見せ付けられた印象がある。やはり不安が先か、今回は見送りとしたい。

⑧トレイルブレイザー 新潟新馬ではエーシンリターンズにアッサリ勝ちきっており、素質は高そうだと評判の一頭であった。その後脚元をやって今一つのレースが続くが、秋になって状態も上向いてきた模様である。前走九十九里特別は追い出しに余裕も見せ、着差以上にいい内容、母系フォーティナイナーながら距離の適性もそれなりにありそうである。ただ、デビューから夏を越して馬体に増加が見られないことがやや不満、これ以上のクラスではどうかとの疑問も残る。今回は様子見としたい。

⑨シルクオールディー 新潟二四の未勝利を勝ち上がったあと、かきつばた賞で2着、函館500万下二六で勝ちきり、阿寒湖特別で勝ちきりと、徹底した長距離路線を歩んでいる、ある意味参考となる適性では上位とも考えられる一頭である。前走は出遅れでその後も追走でバタバタ、まあ、度外視でいいだろう。攻め駆けするタイプではあるが、それでも調教も長いところをビシッと追われており、内容に関しても文句のつけようが無い。屋根も経験十分な四位洋文と、ここは面白い一頭であろう。対抗まで見ることとしたい。

⑩ローズキングダム まあ、いいたいことは大体上で述べている。確かに前走神戸新聞杯は余裕残しながら鬼脚で勝ちきりと、言う事無しの内容である。調整内容も春とは雲泥の差であろう事伺われる。だが・・・・・なんか、やっちゃいそうなんだよなあ、この馬。まあ、そんなこと言ってたらキリねえんだろうけどな?末脚不発のニオイプンプンと。実績馬だけに、一応押さえで連下まで打っときますか?

⑪リリエンタール 青葉賞、ラジオNIKKEI賞の内容から、やはりこのクラスの相手とはいささか力差がありそうに見える。血統的にはモンジュー×モンサンと、いかにも長距離向きに見えるが・・・。調教も馬なりばっかり、もう少しビシッと追って欲しいところ。今回は見送りとしたい。

⑫ビートブラック 兵庫特別二四を勝ちきってここへだが、時計は2分28秒6と、まああんまりアテには出来ない内容であると言えそうだ。馬格はあるし、ここから伸びてきそうな感じのある馬ではあるのだが。今回はまあ様子見としよう。

⑬ゲシュタルト 前走がなんでわざわざ輸送してまで中山だったのか、激しく気になるところである。案の定馬体も休み明けながらトントンだったし、まあ、やさしいと思える相手を求めて東上も、金に目がくらむとろくな事が無いという見本であろうか。どうにも、春にはあったツキがすっかり剥げ落ちてしまったような感じである。まあ、ダービー4着程度でツキもクソも無い、か。今回は見送りとしたい。

⑭コスモラピュタ まあ、逃げるんだろうなあ、実際。500万下とはいえ中山二五で楽ーに逃げ切っている実績が、怖いといえばなんだか怖い感じもあるな。ツインターボ思い出すなあ、全然関係ないけど。今回は様子見という事で。

⑮トウカイメロディ やはり、どうしてもローテーションが気になるところである。それでも、調教なんかの動きは、数字を見る限り絶好といってよいのだろうが。夏の間に馬体も増え、完成に近づきつつある印象、流石に上がり馬ナンバー1のこの馬を、今回切る事は出来ないか。連下まで見ることとしたい。

⑯カミダノミ 嗚呼神頼み神頼み、と。なんだか松島のようなことになってしまっているが。無いんだろうなあ、と思うが、こういう馬が突っ込んでくるから菊花賞というのは荒れるレースなわけで。まあ、無いだろうな。見送りで。

⑰アロマカフェ 前走は馬体も増やしていたし、一つ叩いて状態は上向き、上積みも確実にありそうである。ただ、血統からは母系がハートレイクで父マンハッタンカフェと、長距離向きには出なさそうな感じも受ける。実際、成績からは二千前後が良さそうに見え、今回はどうだろうねえ、といったところである。ヨシトミ先生はいささかおっかないが、今回は見送りという事で。

⑱サンディエゴシチー 春先はトモの不安もあり、フォームもなかなか固まらず、調子も上がってこなかった。しかし、どうやら一夏越してパンとしてきたらしく、調教の動きも随分と良くなってきた。前走はダービー以来の実戦とスロ-ペースに引っかかり惨敗、今週はテンションの上がらぬよう馬なり折り合い重点の内容である。それだけにいささか物足りなく映るが、ダービーの内容からも、折り合いさえつけば距離は問題ないだろう。札幌2歳以来の復活を期待して、今回は単穴まで見ることとしたい。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ②レーヴドリアン
○ ⑨シルクオールディー
▲ ⑱サンディエゴシチー
△ ①ヒルノダムール
△ ⑩ローズキングダム
△ ⑮トウカイメロディ

で、買い目はというと

馬連
①─② 100円
②─⑨ 300円
②─⑩ 100円
②─⑮ 100円
②─⑱ 200円
⑨─⑱ 100円


なーんて。
案外堅かったりな?
これだけ荒れているレースである、そろそろ人気どおり決まってもまあおかしくはねえやな。
当方に関しては、まあ、今回は宝くじでも買う気分で。
②─⑨─⑱の3連単ボックスでも買うてみようかと思っている。
三千円ずつくらい。
当たったら大金持ちになれそうだなあ。
まあ、近頃仕事ばっかりで金使う機会がなかったからなあ、ぶっちゃけどっかでパーッと使ってしまいたい誘惑に駆られていたりするのである。
給料日前だというのに、未だに何枚か、財布に大きいのが執念く入ってるしなあ。
いやだいやだ、ぱっと散らしちゃいたいねえ。


今週のBGMはエクスペンダブルズの勢いを引っ張ってハードロック、かと思いきや、なんとジャズである。
しかも、超おとなしいめの、その名も『BALLADS』。
ジョン・コルトレーンの名盤である。
おかげで、頭に昇っていた血も、随分と下がりましたよ?
その割には、終いグダグダになってるが。
半ば破滅的ですらある、いやいや、これというのも仕事のストレスが悪いんです!

当方がこの名盤でいっち好きな曲は
『Too Young To Go Steady』
であろうか?
コルトレーンといえば、アグレッシブなプレイと激しいホーンから、怒れるテナーサックスの異名すら持つモダンジャズの巨人だが、反面、このアルバムのような叙情的なバラードも数多くカバーしている。
両極端、であるといえるかも知れない。
この『Too Young~』、本来はノット・キング・コールの、どちらかといえばポップなヴォーカル曲である。
が、リリカルなピアノラインと素直すぎるとも取れる伸びやかなテナーの音色が、なんとも耳に心地よい、実に見事なジャズに仕上がっている。
他の楽曲も全て魅力的で、たまにはこんな落ち着いた、ジャジイなひと時を過ごすのもいいものである。
機会があれば、聞いて頂きたいものである。
それでは、良い日曜日を。

 

先週の毎日王冠もありえないような恥ずかしい結果、もう、穴があったら入れたい気分の昨今である。
いきなり下ネタである、すみません。
兎に角、秋のGⅠ十一番勝負もまだ始まったばかり、俺たちの戦いはこれからである。
是非にも、一山当てて赤字返済はおろか、お大尽生活を!?
そんな欲望まるだしな競馬ライフ、今週も逝ってみましょうか。
今年度収支は-27360円。
第2戦、秋華賞です。


☆ 秋華賞 2010/10/17 京都 11R
      芝 2000m 3歳牝馬限定 定量 GⅠ ☆


目移りしそうなメンバーである。
実際、誰に印を打ち誰を切るか、随分と悩んでいる当方である。
3冠のかかる⑮アパパネは休み明けでしっかり体も増やしてきた、前走4着後、調教の動きもうなぎのぼりに良化し、ここは予定通りといったところか。
問題といえそうな問題は、いささか枠が外過ぎる嫌いがあることか?
京都二千は内回り、現状の京都であれば、内を引いた先行馬がまず有利といって差し支えあるまい。
そのあたりが勝負のアヤになるかどうか、力でねじ伏せるのか、楽しみなところである。
休み明けの多い、仕上がり七割程度の馬ばかりだったローズSであったが、それを差っぴいても時計は平凡、勝った⑩アニメイトバイオはきっちり仕上がっていた印象があり、このレベルなら条件クラスからの上がり馬の台頭があってもおかしく無さそうに見えるが・・・・。
さてさて、どんなモンだろうねえ?


それでは、展開を読む。
過去のデータから見ると、積極的に逃げたい馬はいなさそうである、が、何と言ってもここ一番のGⅠ戦、仕掛ける馬が必ずいるはず・・・とも思える。
まず内から①レディアルバローザ、④アプリコットフィズ、⑧オウケンサクラ、⑨アグネスワルツ、⑮アパパネあたりが前をうかがう形勢であろうか?
当方としては、或いは⑪エーシンリターンズあたりがスタート次第では仕掛けそうな感じもするのだが、まあ、距離もそこそこ、そう速いペースともならぬのではなかろうか、そんな見解である。
とはいえこれだけ先行馬、さらにはそんな中に強いのが一頭いれば、全体的に前掛かりになるのは致し方なく、遅いペースにもなりにくい、平均よりか、或いはやや速いくらいのペースとなりそうだと考える。
内回りで前残りがセオリーだが、案外中団の底あたりから、脚をタメて飛んでくる一頭がいそうな感じである。


当日の京都競馬場の天候は晴れ。
降水確率もゼロパーセント、いいお天気で馬場の状態も全く問題なさそうだ。
それでは、一頭ずつ見てゆくこととしようか。


①レディアルバローザ 重馬場の三宮特別勝ちきり後、二ヶ月休養を入れてローズSへ。体も10kg以上増えていたし、休み明けで引っかかり競馬とならず、今回は攻めを強くしてここへ臨む姿勢である。上積みはそれなりにありそうではあるが、この馬の賞金としては勝負懸かりのここで、しかも時計から残念レベルでのこのレースで10着、正直地力的にどうなんだといったところである。今回は見送りで。

②ベストクルーズ まあ、クロフネにサンデーの肌だからなあ、いかにもマイラーに出そうな感は致し方なし、か。Sペースで直線勝負となれば、とも考えたが、とはいえ、瞬発力的にもいささか頼りなし、今回は静観が妥当であろう。

③ショウリュウムーン 前走クイーンSでは、出遅れの上前カットされる不利受けながら0.3秒差の5着、休み明けとしては決して悪い内容ではないだろう。内を引いた馬の難しさがモロに出てしまった結果である。水曜追いはちぐはぐだったが直前は落ち着いた内容、力は十分に出せるデキであろうか。ただ、当方自身、この馬に関してはもともとそれほど評価しておらず、春からの成長度という意味でもいささか疑問に思わぬところも無いでもない。今回は様子見としたい。

④アプリコットフィズ 前走クイーンSは休み明けで馬体も戻っていたし、内容的には危なげない勝ちっぷり、体も維持しており、ここでも問題あるまい。単穴まで。

⑤サンテミリオン うさんくさーい。ヤバイほどうさんくさーい。いかにデキがよく見えても、流石に休み明けはどうかなあ・・・。やらかしそうなニオイプンプンである。GⅠ舐めんなといいたい。まあ、サラッと見送りで。

⑥コスモネモシン 前走は休み明けながら仕上がりはまず良好、最後は脚を余してしまった感がある。勝ち鞍はマイルのフェアリーSのみだが血統的には十分にこなせるはずの距離、少しばかり怖い一頭と見えるが・・・。それでも、GⅠでという感じが驚くほどしない馬なんだよなあ。何でだろ?ラフィアンだからか?まあいいや、今回も見送りで。

⑦レインボーダリア デキに関しては今回一番に見える馬。まあ、合わせ馬はよく見えやすいが、な?春から使い詰めで夏の北海道でもヘヴィローテーション、どう考えても上がり目などカラッポに見えるのだが・・・。それでも驚くほど堅実に走りつづけて何とか抽選で滑り込み、スンナリ先手番手ならあっと驚く波乱も?の期待が。北味肌でややスピードが勝ったタイプにも見えるが、BT産駒の勝負強さに期待したい。連下まで見ることとする。

⑧オウケンサクラ うむむ。リアルシャダイの肌に父がバゴ、どう考えてもステイヤーしか出てこないはず、なんだがなあ、マイラーにしか見えない不思議である。オークスでもデキ落ちはなかったように見えたが、平凡すぎる時計に流れ込みでの5着まで、前走ローズSでも平凡な時計に前にいながら息が続かず失速、まあ休み明けの影響もあったかもわからんが、この距離ではいささか頼りなし。今回は見送りとしたい。

⑨アグネスワルツ 逃げて、粘りに粘っての3着くらいはあるかもわからん馬ではある、オークスの再現、ペース次第ではつぶれる公算も高いと見るのだが。京都は得意だが所詮は未勝利と500万下の2勝、その一つにレコード勝ちがあるから目立つが、前走ローズSでもこれも休み明けの影響かも知らんがやはり頼りない内容、食指が動かないことこの上ない一頭である。見送りで。

⑩アニメイトバイオ 前走は後ろから飛んできての勝ちきり、しかしきっちり仕上がっていた印象である。こうなると、逆に反動が怖い。調教を見ても、長いところで息を入れながらやってはいるが、やはり強くは追えていない様子。今回は様子見としたい。

⑪エーシンリターンズ 頑張っても頑張っても評価されにくい一頭である。しかしそれがいい、むしろそれがいい。馬体は夏を越して戻しているし、前走でも後方から一瞬ではあるが鋭い脚を遣い、終いは伸びきれなかったがそれでも3着まで、もう少し評価されて然るべきと思うのだが・・・。ローズS組で評価できる馬1号である。連下まで。

⑫アンティフリーズ おおう、タップダンスシチーの仔だ!がんばってほしいなあ。さて、前走外房S1000万下勝ちきり、終いも中山ながら鬼脚を使っており、いいスピードを持った馬である。ただし、マイルでなら、という限定が付きそうなところはある、この馬もまた、血統的には随分と重たいのだがなあ。牝馬に出るとこうなるのかな?斤量も51kgとやや手ごろすぎる印象、距離が伸びて55kgの今回はどうだろうなあ。これからの短距離戦線のホープとなりそうな片鱗はあるが、今回は見送りとしたい。

⑬ディアアレトゥーサ 上昇一途である。七月の休み明け時は馬体も減らしていたし、調整失敗かと思われたが、そこから一戦するごとに馬体を増やし、現在はちきれそうな好馬体を保っている。紫苑Sでも500万下勝ちあがりながら2番人気に推され勝ちきり、この騎虎の勢はどこで止まるのか、お、おそろしい子っ・・・・といったところだろうか?鞍上もアンカツと随分と期待されている様子がうかがえる。まあ、正直ローズS組よりはなんぼか評価できそうな・・・という感じがする。ただ、紫苑Sはモロに中山開幕週、Hペースながら前残りしてしまった──という感も否めない。ここでもそこまで上手く行くかどうか、試金石であるといえよう。当方としては今回は様子見としたい。

⑭タガノエリザベート まあ、好きな馬ではあるのだが。しかし前走の体たらくを見るにどうも買う気が起きないのは致し方ないところか。ファンタジーSも勝っているし、賞金的には足りている、調整にただ周ってきただけ、といわれればそうなのだろうが、どうにも納得のいきかねるところがある。今回は見送りで。

⑮アパパネ まあ、問題ないだろうな。ここでは特にいうこともありませんよ。対抗まで。

⑯クラックシード さて、外を引いてしまった当方の本命馬である。小柄な馬だけに常に馬体重の心配があるが、今回はどうやら維持している模様、これからよくなってくる馬かも、とも思うが、紫苑Sの後方から自分で動いてのまくり2着は、あのレースで一番の価値があったと.考える。父キンカメに母ファビラスキャットの母はファビラスラフインと、血統的には超名血、秋華賞というレースのための馬であるといっても過言ではなかろう。いずれおばあさんの無念を晴らしジャパンカップを勝って欲しいという期待を込めて、本命としたい。うむ、ロマンだ。

⑰ワイルドラズベリー 前走ローズSでは20kg馬体増で後方から差して2着と、このレースで評価できる馬2号である。春は白百合Sでも馬体が細化していたわけでもなく、純粋に成長分だとすればたいしたものである。京都では紅梅SOPを勝っており、京都実績(2,1,0,0)はほぼパーフェクト、近頃は折り合いの悪さも見せず、この距離も問題あるまい。調教も単走ながら長いところを追われスピード感あり上々の内容、今回は相当に面白い一頭である。連下まで見ることとしたい。

⑱プリンセスメモリー 休み明け②③着と、鉄砲は利くほうだろう、とはいえ、五ヶ月休み明けで大外引いて、どこまでやれるかは激しく疑問。まあ、静観が妥当であろう。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑯クラックシード
○ ⑮アパパネ
▲ ④アプリコットフィズ
△ ⑦レインボーダリア
△ ⑪エーシンリターンズ
△ ⑰ワイルドラズベリー

で、買い目はというと

馬連
④─⑯ 200円
⑦─⑯ 100円
⑪─⑯ 100円
⑮─⑯ 300円
⑯─⑰ 100円
④─⑮ 200円


頑張れクラックシード!目指すは来年のエリ女、ジャパンカップ、有馬記念の古牝馬変則3冠だ!
・・・って、来年じゃダメじゃん。
まあ、きっと今年でもやってくれますよ?
ファビラスラフフインの仔は、結局パッとしない馬が多かったからなあ、あんなに凄い馬だったのに。
まあ、女系家族ということもあったかもわからんね?
牝馬しか産まれねえっちゅう、な。
まあ、その後何頭か出てはいるがな。
ここは隔世遺伝に期待したいところである。


今週の予想BGMは井上陽水のアルバム『クラムチャウダー』。
ライブ版だが、結構いい曲が揃っていて好きである。
一番すきなのは『ミスキャスト』という楽曲。
いやいや、いいですね、アレは。

奴の前歯の隙間から秘めた台詞までが漏れてくる。
奴の涙は流れすぎてセンチメンタリズムまで濡れる。

果たして誰の事言ってるのか不安になってしまう。
そういえば昔、桑田圭祐が長渕と矢沢敵に回したとか何とか、あったなあ。
何だっけ、世渡り上手と金任せ、だっけ?
あっはっは、馬鹿だねえ。
さて、この曲で当方の頭に浮かんでくるのは一人。
田○○彦なのだが、なぜ彼が浮かんでくるのか、いまいち不明である。
役者という感じでもないしなあ。
まあ、一つだけ言える事は、だ。
あなたのハートには、誰が浮かびましたか?(←木村奈○子風)
それでは、良い日曜日を。
 

すっかり秋の、ここ札幌である。
実にさわやかで結構な事である、街を歩くのも楽しい時節というやつだ。
油断してたら風邪でもひきそうなほど、朝晩は冷え込んだりするのだが、そのあたりは腐っても北海道クオリティであるのだろう、温暖化何するものぞである。
そして、先週もいつもどおり。
まあ、まだまだ所詮17連敗程度のものである。
ガンガン負けて、どっかでドカンと当てて殺るさ!
一撃必殺、そう必ず殺すと書いて必殺である。
そんな日を夢見つつ──。
今年度収支は-26360円。
今週は、毎日王冠を予想する。


☆ 毎日王冠 2010/10/10 東京11R
      芝 1800m 3歳以上混合 別定 GⅡ ☆


さて、3歳馬が案外相性の悪いこのレース。
今回はなかなかイカス3歳メンバーである。
ダービーではまんまと当方の期待をブッチ裏切ってくれた②ペルーサ、皐月、NHKマイルと惨敗続きであるが力はあると信じたい、息子の持ち馬に負けてたまるか③エイシンアポロン、そしてスプリングSでゲシュタルト、ローズキングダムを破り、ひそかな人気を集めた④アリゼオと、内のほうに固まって古馬に対抗の形勢である。
対して、迎え撃つ古馬は春に一挙に上り詰めてしまった感のある、どこまで信用できるのか未だ半信半疑⑤ショウワモダンが唯一のGⅠ馬、その他上がり馬⑩アドマイヤメジャーや重賞常連①ネヴァブション等、このレースとしては存外手薄と見えるし実際そうなのであろう。
頭数も10頭と少ないレース、力どおりの決着なら3歳勢にも目はありそうというのが当方の感触である。


それでは、展開を読む。
府中開幕週ということもあって、先手が残る公算が高いレースでもある毎日王冠である。
まず飛び出しそうなのが⑦シルポート、ここで行かねばいつ行くというのか、この馬の単騎という可能性が高そうだ。
競るとすれば④アリゼオあたりか、ただ果たして競ってまで出だし勝負に行くのかと問われれば疑問も残る、まあ当たり前に考えれば番手で淡々と流したいところではあるまいか?
或いは、この絶好の場面で内のほうの馬が色気を出しそうな感じもあるが、府中の千八、遅くなる事は無いが極端な速い展開も考えにくい。
前述のとおり前残りが有力であろう。
終いの瞬発力勝負となると愚考する。


当日の東京は府中の天候は今日明日と雨っぱなし。
馬場の状態も随分と重くなりそう、場合によっては不良馬場も視野に入れて予想を組み立てたい。
府中の重馬場は、差しが届きやすいと専らの評判である。
それでは一頭ずつ見てゆく事としようか。


①ネヴァブション 府中では2勝を挙げているがそれでもスカも多く、中山専用機の印象がどうしてもぬぐえない馬である。力関係では宝塚でも善戦していたように、スタミナと底力は十分、あとは府中開幕の時計に対応できるかどうかが全てだろう。重馬場はあんまり得意ではなさそう、ただ、重くなって時計がかかればこの馬としては願ったりだろうか?まあ、休み明けで一つ叩いてからという気もする、今回は見送りで。

②ペルーサ 馬体、調教から状態は明らかにダービー時よりは上向き、というかしっかり成長できているようだ。能力的には文句のないところ、府中もダービー以外3勝を挙げており、コース、距離ともに問題はないだろう。あとは・・・やはり重馬場だろうか。500万下で一度やや重馬場の経験があるが、まあそれほど遜色の無いレース運び、こちらもそう問題はなさそうだ。もいっぺんの期待を込めて、対抗まで見ることとしたい。

③エイシンアポロン 血統的には長距離向きを示しているが、この馬に関しての当方の見解は『マイラー』である。まあ調整の失敗であるといえそうな春のGⅠ連敗はおくとして、休み明けの今回は案外期待が持てるのではとも。重馬場も得意、今回は連下まで見ることとしたい。

④アリゼオ どうにもよくわからん馬というのがこの馬の印象である。弱くは無いのだろうが、強いかと問われると「?」といった感じである。まあまだまだ3歳秋、これからだろう。今回は様子見としたい。

⑤ショウワモダン ああ、胡散臭いなあ。いやいや当方はこの馬個人的には大好きなんだけどな?それでも59kg背負って休み明けでと考えると、どうにも二の足踏んでしまうわけでして。しかし雨で下がぬかるみそうなのはこの馬としては歓迎か。安田記念馬に敬意を表して、連下までとしたい。

⑥マイネルスターリー 府中芝は(1,0,1,1)と存外いいが、それでもやはり時計不足は否めないか。馬体もビシッと充実しているし、状態自体は文句なしなのだろうが。重馬場も不安材料、今回は見送りとしたい。

⑦シルポート 今回の単騎逃げ指定馬である。オールカマーから中一週で再輸送、そう考えるといかにも厳しく見えるが、その割には調教もビシッと追われていて、状態のよさが伺われる。これ以降は難しいレースが続きそうだが、ここならば勝機は十分、アッサリでも不思議はないだろう。重馬場も苦にしないし、府中は実は得意コースである。単穴まで見ることとしたい。

⑧トウショウウェイヴ 今回はこの馬を本命とする。ちなみに、エプソムCでもこの馬を本命にした当方である。しかし結果はごらんの有様、ややデキ落ち感がありましたね?今回は夏場しっかり休んで陣営もやる気マンマン、馬の状態も疲れもきっちり抜けて調教からの仕上がりもいい。府中実績(6,4,1,4)は五割を楽にクリア、鉄砲も⑧②②①着と無双である。あとは、まあ、雨かなぁ?だ、大丈夫、きっとやってくれるに違いない。

⑨スマイルジャック 府中得意なようにいわれているが、なんだかんだ言って勝ち星が無い極めて胡散臭い一頭である。なんだか随分と人気になっている様子、当方はおっかなくてとても買えませんよ。まあ三着までならあるかもね?見送りとしたい。

⑩アドマイヤメジャー 遅れてきた大器がようやっと本格化か?馬体もいいし一つ叩いて状態も上向き加減、距離はやや足りなく感じるが、いい勝負が出来そうである。雨も問題なし、大外も10頭立てならそう気にしなくてもいいだろう。連下までとしたい。


と言う訳で、印打つとこのようになる。

◎ ⑧トウショウウェイヴ
○ ②ペルーサ
▲ ⑦シルポート
△ ③エイシンアポロン
△ ⑤ショウワモダン
△ ⑩アドマイヤメジャー

で、買い目はというと

馬連

②─⑧ 300円
③─⑧ 100円
⑤─⑧ 100円
⑦─⑧ 200円
⑧─⑩ 100円
②─⑦ 200円


まあ、こんな感じかな?
今週は両方とも頭数が少なくてツマンねえな。
どっちもどっちだけに、好きな馬の居るほうを買うこととした。
この選択は間違っていないはず、きっと。
トウショウウェイヴ君には頑張って欲しいものである。
君には期待しているよ。

今週のBGMは劇付随音楽『ペールギュント』である。
ヘンリック・イプセンの戯曲にエドヴァルド・グリーグが音楽を乗せ、歴史的名曲となった組曲である。
いっち有名なのは『朝のすがすがしさ』だろうか?
癒し音楽などと、世間ではトンチキなことを言っているが、まあ当方の感触としては180°真逆である。
訳知り顔に「北欧の朝の空気を感じさせる云々」などいう輩がいるが、恥を知りなさいキミタチ。
この曲は、ロクデナシの山師ペールギュントが一山当てんとアフリカに渡って、初めての朝の情景を奏でたものである。
さわやかさとは無縁(と一概には言えないだろうが)のドロドロした欲望が透けて見えるモンだとおもいねえ、実に実に、競馬的であるといえよう。
・・・まあ、言い過ぎである。すんません。

ちなみに、当方が好きなのは『イングリッドの歎き』でも『ソルヴェイグの歌』でも『オーセの死』でも、ましてや『山の魔王の宮殿』でもない。
まあ、嫌いじゃないが、少しばかり重かったりロマンチックすぎたりする。
それと比べると『アニトラの踊り』あたりは軽やかでどこかユーモラス、そして何より美しい和音の響きがたまらなかったりする。
とはいえ、どれをとっても名曲揃いであることは間違いない、一家に一枚のアルバムである。
それではこのへんで、良い日曜日を。

 

競馬ファンが待ちに待った、秋GⅠの開幕である。
これを楽しみにしていた方も多いだろう、一発目はスプリンターズSである。
天候面では今のところ少しばかり微妙な情勢だが、良いレースとなる事を期待しよう。
遠い札幌の空の下から、祈っている当方である。
今年度収支は-25360円。
さて、今週も元気に予想といきましょう。


☆ スプリンターズステークス 2010/10/2 中山11R
     芝 1200m 3歳以上 定量 GⅠ ☆


スプリンターズSといえば、荒れようがどうしようが、なんだかんだで1、2番人気どちらかが絡むレースとの印象がある。
例えば、四年前の馬連5000強の馬券も、1番人気テイクオーバーターゲットはきっちり勝ちきり、2着に人気薄のメイショウボーラーという決着である。
十年前もご同様、25700円という大万券であったが、このときも1番人気アグネスワールドが2着、勝ったのは16番人気のダイタクヤマトという結果である。
まあつまりは、1,2番人気を大切にしましょうね、と傾向としてはそう云うことである。
今回は・・・どうなのかなあ?
おそらくは1番人気はキンシャサノキセキで堅い(と思う・・・)だろうが、2番人気はどうだろう。
ビービーガルダン、グリーンバーディー、ワンカラットのどれかと思うのだが、香港のビッグブラザーの介入がありそうな分、グリーンバーディーやや有利かとも。
キンシャサは残す一択だが、他はよく考えて選ぼうと思う。


それでは、展開を読む。
今回の逃げ馬候補は⑦ウルトラファンタジー、⑨ローレルゲレイロ、⑫ヘッドライナーの三頭あたりだろう。
ローレルは無理繰りという感じはしない、他にも2頭いるだけに、押し出される形もないだろう、ひたすら番手で出番待ちか、香港馬⑦グリーンバーディーはムラッ気のある馬だが、逃げると結果が出る馬、ここはヘッドライナーとのテン争いとなりそうで、畢竟ペースは上がるだろう。
とはいえ、現状の馬場状態、しかも当日の天候を考え合わせれば、極端に後ろからでは届かないことも考えられる。
先行からいい位置につけられる差し馬を主眼に考えてみたい。


当日の千葉は中山の天候は曇り一時雨予報。
馬場の状態は極端には悪化しないだろうが、それでもやや渋りそうな感じ、やや重程度と考える。
まあ、あまり気にしなくてもいいかな?
それでは、一頭ずつ見てゆきましょうか。


①サンダルフォン ここに来て状態は上向き傾向。地力はあるし、最内でロス無く競馬できればそれも面白いと思うが、追い込み馬だけに他馬との兼ね合いが全てともいえるだろう。運がよければ程度である。今回は見送りとしたい。

②ダッシャーゴーゴー セントウルSは結果を出した。斤量も据え置きであるし、枠順もこの馬の位置取りとしては申し分ない、何より、出れば3歳馬は好戦するこのレース、今回は相当に面白いと感じる。連下まで見ることとしたい。

③サンカルロ この馬は、当方としては未だに良くわからない馬である。中山適性に関してはまあ悪くは無く、叩いて2戦目で今回は上積みもあるのだろう。本質はスプリンター、前走は出遅れも響いての結果であったと考える。あとは結果がついてくれば、といったところか、どうにも勝ちきるところまで行かないのが困った馬、ワイド圏ならば考えてもいいのだが・・・。今回は見送りとしたい。

④アイルラヴァゲイン ここ最近の結果を見るにダート馬ですよね?ここではいかにもスピード不足だろう、静観が妥当と見る。

⑤ビービーガルダン ・・・胡散臭い馬だよなあ、毎回。重賞でこれだけ結果の出ない馬なのに、GⅠだけは頑張るからなあ。人気が無ければ狙っていきたい筆頭の馬なのだが、まあこのGⅠ実績で人気の出ないわけも無く、今回も2~3番人気だろう。中山適性も(1,2,1,0)と馬券圏内ではパーフェクト、やはり切れる馬ではない、が・・・。やらかしそうな感じしかしないなあ、どうにも。今回は見送りとする。

⑥グリーンバーディー 前走は59kgで2着の結果。日本のスピード馬場にも十分に対応できているし、力どおりならばアッサリでもおかしくは無いだろう。あとは中山の急坂だけか。連下まで見ることとしたい。

⑦ウルトラファンタジー 逃げられれば、結果がついてきそうではあるが。8歳馬のこの馬がどこまで頑張れるが、楽しみではあるが、それでも印打つところまでは行かないというのが当方の見解である。静観が妥当か。

⑧ワンカラット 札幌の夏はこの馬一頭にやられたという感がある。引き続き動きもいいし、好調を持続している様子、勢いは間違いなく一番であろう。あとは、牝馬で中山の急坂のみなのだが、こればっかりは中山初挑戦、なんともいえないなあ。その勢いを買って、今回は対抗まで見ることとしたい。

⑨ローレルゲレイロ 調教の動きも重苦しく、まだまだ本調子とは行かない様子、間に合わなかった感が強い。今回は同型も何頭かおり、展開的にも厳しい感じ、様子見が吉だろう。

⑩ファイングレイン まあ、好きな馬ではあるのだが。休み明けは当然のように走らない馬、骨折休養明けでこれから使っていってだろうか。静観が妥当であろう。

⑪プレミアムボックス 休み明けながら調教からはまずまず良い仕上がりである。鉄砲は③⑬④⑩④と、五回使って掲示板が3回、まあよくも無く悪くも無くといったところか。出遅れれば即終了の感のある中山千二であるが、スンナリ出れば結構面白い勝負になるのではとの感じも。こんな馬なので厚い印は打ちにくいが、それでも連下まで打つ面白さはありそうである。

⑫ヘッドライナー 前走セントウルSも、取り消し挟んで三ヶ月ぶりながら良く頑張ってはいた様子、CBC賞がフロックだとは思わないが。ただ、やはり中山の急坂がネックになるのだろうか、ベストは京都、中京という事になるのだろう。今回は様子見としたい。

⑬マルカフェニックス 千二で5勝中4勝を挙げてはいるが、最近の成績を見る限りではややズブさを覗かせている様子、安定感では千四がベストであろう。脚質的なものもあろうが、中山もやや不安、今回は見送りとさせてもらおう。

⑭キンシャサノキセキ まあ、なんだかんだで現状の最強スプリンターである。今回の臨戦過程は、去年のスプリンターズSを思いださせる感じもあるが、ビービーガルダンよりはという感じもある。今回はその臨戦過程更に言えば前走取り消しの分評価を落として単穴とする。

⑮ジェイケイセラヴィ アイビスSDの結果では半信半疑であったが、前走キーンランドCでどうやら本格化といった感じである。使うたびに状態も上がってきている模様、調教も美浦坂路の馬なり51秒ジャストで準OPの僚馬を軽くちぎるなど、出来に関してはピカイチの感がある。ダートでも結果を残せるパワー、そして中山ということで、天候も顧慮して今回は逆転まで十分と考える。この馬を本命としたい。

⑯ウエスタンビーナス くじ引き前の調教師コメントで、なんとか内枠がほしいねえなんて話していた。負けフラグというのはああいうものを言うのだろう、悲惨である。ただ、まあこれはこれでという感じはしないでもないが。やはりウエスタンビーナスといえば、ローカル平場王といった感もする、平場ならGⅠ馬でも倒しちゃいそうだが、GⅠではいささか分が悪いといった感がある。今回は見送りで。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑮ジェイケイセラヴィ
○ ⑧ワンカラット
▲ ⑭キンシャサノキセキ
△ ②ダッシャーゴーゴー
△ ⑥グリーンバーディー
△ ⑪プレミアムボックス

で、買い目はというと

馬連
②─⑮ 100円
⑥─⑮ 100円
⑧─⑮ 300円
⑪─⑮ 100円
⑭─⑮ 200円
⑧─⑭ 200円


今回はジェイケイセラヴィで勝負である。
果たしてJKは女子高生かはたまた常識的に考えて、か。
まあ、実は馬主小谷野次郎さんのイニシャルなんだろうけどな。
・・・って、オッズ確認したら、人気になってる!?
うそーん。
ここからどこまで人気を落とすか、それが勝負の分かれ目である(←勝ち負けのことは考えていない)。
大丈夫、彼はやってくれるはずですよ。


今週の予想BGMはグスタフ・マーラーの交響曲第6番<悲劇的>である。
この曲の白眉はなんといっても第三楽章だろうと愚考する、あくまで自分的に。
AndanteModeratoが示すとおり、これまでやや急流だった曲調が一気に緩み、しかし音階的には非常にどこか不安定な、独特の緊張感を孕みながら美しい和音を聞かせる、稀有の名曲である。
ゆるゆるとたゆとう美しい調べに身を任せての予想は、思いのほか心地よいものであった、気付くと打ち込み終わっていて驚いたりもしたものである。
これで結果が曲名どおり<悲劇的>でなければなおさら良いのだが・・・。
それでは、良い日曜日を。

 



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