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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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ステイヤーズSはレーヴドリアンからと決めていた当方、彼の急死にがっくりな昨今である。
葦毛でころんとしてて、かわいかったんだがなあ。
今年はどうかとは思っていたが、来年以降本格化しそうな感じもあったので楽しみにしていたのだが・・・。
ああ、思い出しちゃったよ、切ない。
まあ、とりあえず気分を切り替えて、JC(笑)ダートで稼がせてもらいましょうか。
今年度収支は-34360円。
ここまでくるともう赤字とかどうでもよくなってくるな、実際。
困ったもんだ。


☆ ジャパンカップダート 2010/12/5 阪神 11R
       ダート 1800m 3歳以上 定量 GⅠ ☆


まあ、存じ上げのとおり悪評さくさくなJCダートであります。
当然といえば当然、1800m、しかも右回りで開催するダート戦になど、とてもじゃないが恥ずかしくて「JCなので外国馬さんきてください」などとは口が裂けてもいえないのであります。
本当に馬鹿だなあ、JRAは。
とは申せ、出ている面子はそれなりなので、これが”JC”である事を除けば不満はないのであるが。
あんまり面倒な事を考えずに、単純に楽しむ事としますか。


それでは展開を読む。
今回の逃げ馬候補は③トランセンドあたりであろうか。
他に前に行きそうな馬は⑤ラヴェリータ、⑦アリゼオ、⑬ダイシンオレンジあたりであるが、まあナニが何でも逃げの一手というわけでもなさそうで、トランセンド行くなら番手でいいんじゃねという感じであろう。
初ダートのアリゼオあたりは、正直読みきれないところはあるのだが。
とはいえ、千八で有力な一角が逃げ馬となれば、追走各馬も当然意識、案外ペースは緩まないのではというのが当方の印象である。
地力のある、先行集団の底あたりで伸ばしてきそうな好位差しな馬に狙いをつけたい。


当日の阪神競馬場の天応は晴れ予報。
前日までの雨が残る可能性は否定できないが、まあ、回復するのではあるまいかな?
極端に悪くなる心配は要らないでしょう。
それでは一頭ずつ見てゆくこととしようか。


①シルクメビウス 地力もついてきたようではあるし、現状充実期であることは間違いないだろう。阪神の成績も安定感があるし、内枠も悪くは無い。まあ、総合的に、心配いらないといったところか、今回の対抗とする。

②キングスエンブレム 今回のレースでは位置取りも良さそうだし枠も良く、いいんじゃないかなという気はする。ただ、今季は叩いて四戦目、そろそろ疲れも見えそうで、また能力的にどこまで信用していいのかという半信半疑なところもある。もう一つ実績を積んで欲しいといったところ、今回が試金石だろうなと考える。様子見としたい。

③トランセンド ああ、やっちゃいそうだなあ、この馬。いい馬だとは思うのだが、どうしても昨年あたりの不甲斐なさというか、そういったものが思い起こされる。まあ、逃げ馬だしね、どうしても目標になっちゃうと厳しいかな?今回は単騎ではいけそうだが、いやな感じが振り払えない。見送りとしたい。

④マルカシェンク 前走武蔵野Sで初ダートの割に好走、気をよくしてここへである。前が軒並みつぶれるような展開なら怖さがあるが、果たしてそこまで甘いものか、曲がりなりにもGⅠである。まあ、今回は様子見が吉か。

⑤ラヴェリータ キングスエンブレムよりは強そうというのが当方の印象である。シリウスSは斤量も牝馬としては破格の重量、今回は逆転まであるんじゃないかなー、と。連下まで見ることとしたい。

⑥ダイショウジェット 大きい馬だよなあ、いつ見ても。まあ、こういう雄大な馬は大好きなんだけどな、それと走るかどうかはまた別のお話。状態は一叩きの効果もありそうで上昇気配であるが、能力的には少しばかり足りないかな、と。静観が妥当か。

⑦アリゼオ まあ、初ダートだよな。こういう馬は当方の経験則から言って先ずこねえんだよなあ、実際。能力的にも適性的にも十分にありそうではあるが、静観が妥当だろうなあ。

⑧バーディバーディ 南部杯時はやや夏負け気味であったか、しかし、ここに来て一戦ごとに調子を上げている印象がある。調教も内容が濃く、ポリトラックとはいえ上々の時計で今季最高のデキで臨めそう。脚質的にも差しがズッポシ嵌まりそう、今回は要注目の一頭であると愚考する。単穴まで見ることとしたい。

⑨トーセンブライト まーあ悪くは無いんだがなあ。それでもやはりGⅠでは力が足りないような気がするんだが。もうこの馬も9歳だしなあ、今回は様子見という事で。

⑩ヴァーミリアン なんだかんだ言って、今回の面子なら一蹴してしまってもおかしくはなさそうな実績と能力がある。状態は今一つの様子ではあるが、それでも一応連下までは見ておこうかと。

⑪クリールパッション 流石に使いすぎだろうと。まあ、普通に考えればあがり目など微塵も存在しないだろうな。能力的には十分に面白いところにいると思うのだが・・・。見送りという事で。

⑫アドマイヤスバル 叩いて3戦目、状態的には絶好である。特に馬体の充実が著しく、今回は出場馬中一番良く見えたりなんかして、とても楽しみにしている次第である。やっぱりねえ、去年あたりから本当に強いところとやってきているし、その中で今一つ結果は出ていないが、ここならば一つ抜けていてもおかしくはないのではなかろうかとも。連下まで見ることとしたい。

⑬ダイシンオレンジ 川田君もGⅠ獲ったしねえ、良いんじゃないですか?というわけで今回はこの馬を本命としたい。今年の春のアンタレスSでは休み明け同様の条件でシルクメビウス、トランセンドという今回人気となりそうなところをまんまと完封、前走みやこSは体も重めで道中追っ付け気味、終いは脚が残らなかったが、今回は調教からも叩いた効果は間違い無さそう、攻めも強化されここへの意気込みがうかがわれる。京都専用機などという向きもあるが、そんなことは無い!・・・と信じたい。頑張って頂きたいものである。

⑭グロリアスノア この馬に関しては唯一そして最大の問題は距離だよなあ、と。やはり1ハロン伸びるのがどうしても気がかりなところである。実際、ベストは千四とも思うしなあ、今回の面子であればそれでもやれちゃいそうな感じもするのだが・・・。まあ、様子見という事にしたい。

⑮マカニビスティ どうなんだろうね?今一つ良くわからない馬なのであるが、今回はすこーし厳しいかな?と。先々楽しみに見ていきたい感じはあるのだがなあ、まあ、見送りで。

⑯オーロマイスター 折り合いが全てというところのある馬。まあ、今回はペースも程よく、この馬としてはやりやすいレースのような感じもするが、やはり大外引いたのは大きな減点材料だろうか。いずれ前走のような事も無いと思うが、今回は見送りとしておこう。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑬ダイシンオレンジ
○ ①シルクメビウス
▲ ⑧バーディバーディ
△ ⑤ラヴェリータ
△ ⑩ヴァーミリアン
△ ⑫アドマイヤスバル

で、買い目はというと

馬連
①─⑬ 300円
⑤─⑬ 100円
⑧─⑬ 200円
⑩─⑬ 100円
⑫─⑬ 100円
①─⑧ 200円


はい、というわけでして今回の本命は⑬ダイシンオレンジ君です。
まあ、なんというかそこそこ揃いはしたが小粒な感じ、未来を担う面子といえば聞こえはいいかな?ってえ感じですな。
そんな中ではやはりアンタレスSで力を示した格好のダイシンオレンジ、前走は敗因ははっきりしているし、上積みありそうな今回は相当に面白く映る。
相手はここらでは実績、能力ともに確実なシルクメビウス、そして穴なら3歳馬のバーディバーディといったところだろう。
内目キングスエンブレムとトランセンドは、なんだかスゲー胡散臭い。
ここは本能に従って切っておくこととする。
さてさて、どうなる事やら。


今回のBGMは井上陽水の『スニーカーダンサー』。
このアルバムの中で有名な曲といえば「娘がねじれる時」(有名か?)と「なぜか上海」あたりだろうか。
まあ、他の楽曲も好きな人は好きだろうものばかり、陽水的といえばそのとおりであろう。
こんな灰色の日は、gdgdな感じの陽水が良く似合ったりする。
このアルバムで当方がいっち好きな楽曲は「海へ来なさい」だろうか。
まあ、相変わらず意味のわからん詞がらしい旋律に乗っかってゆるゆる流れて行くわけであるが、そんな緩さがタマラナかったりするのである。
なんも考えんとノンビリするには、いい曲だと思いますよ?
まあ、競馬の予想するときに聞くものかといわれれば「どうだろう?」という感じしかしないのだが・・・。
そんな競馬予想、もう不安しかないよね!
では、良い日曜日を。
 

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先週のマイルCSはかすりもしねえ感じで外し、連敗の黒星のみが身の上に積み重なってゆくこの頃である。
困ったもんだ、ため息しかでねえ。
最近まあ、口を開くたびに「困ったもんだ」「もうだめだ」が出ているような気のするダメおやじである。
気をつけないとね。
周りで聞いてる人間も、気のいいもんじゃねえだろうしなあ。
それでは気を取り直して、JCの予想といきましょうか。
今年度収支は-33360円。
今週こそは・・・。


☆ ジャパンカップ 2010/11/28 東京10R
         芝 2400m 3歳以上定量 GⅠ ☆


ああわからねえわからねえ。
泣き言も云いたくなるというものだ、この惨状はなんだろう。
外国馬が8頭、外国人騎手が12人。
こちとらタダの競馬オヤジ、馬券に関らない外国の競馬など、薬にしたくとも無いと云ったところであります。
果たしてこの状況、一体どのように予想を立てればいいのか。
頭を抱えている現状である。
JCの傾向自体で探れば、過去十年馬連万馬券は1回のみ、七千円台の配当が2回、三千円台が2回、三桁が3回、まあこう見るとどこにでもありそうなレースに見える。
その他、一番人気の連対は10回中6回、やや低い目の数字に見えるが、これが馬券内複率となれば10割、100%複に絡んでいるのだからまあ非常に堅いレースといえるだろう。
やはり一番人気を切るのは間違っているレースなのである。
とりあえず一番人気は確実に押さえで。
とはいえ、そんなことは馬券をやる人間ならば当たり前の結論である。
他は・・・枠番、馬番見ても特徴らしきものは見当たらない、JCというのは案外見たことのない外国馬がたくさん出るレースというだけで、突出した傾向の無いごく”平均的な”レースなのではあるまいか、そんなことに気がついた今回のレース傾向の解析である。
・・・って、ダメじゃん!全然予想の足しにならねえー!


というわけで、前述部分は綺麗サッパリ忘れて展開の読みに移る。
今回は・・・って、これもまた読みにくいな!
ええと、とりあえず逃げそうな馬は⑮フィフティープルーフ、そして大外⑱シリュスデゼーグルあたりだろうか?
なんとしてもというのはどちらかといえば⑮フィフティプルーフのほうだろう、⑨ティモス、⑱シリュスデゼーグルあたりは推して番手の競馬、⑪ナカヤマフェスタなんかもこのあたりだろうか、道中特別突っかける馬も居なさそうで、当たり前ならばタメて逃げる感じとなり、ペースも極端に速い事は無いだろう。
ただ、外国馬には慣れない日本の大観衆にファンファーレ、テンションが上がって暴走という事態も考えられなくは無い、が。
まあ、そこまで考える事も無いか。
最後は直線向いての位置取りと瞬発力の勝負となりそうである。
どちらかといえば先行向きのペース、極端な追い込み馬なんかは厳しいかなーと愚考する。


当日の東京競馬場の天候は晴れ時々曇り。
降るとしてもとおり雨程度だろうか、馬場の状態もまあ問題ないでしょう。
良い馬場で競馬が出来そうで何よりである。
それでは、一頭ずつ見てゆくこととしようか。


①ヴォワライシ イタリア国内でばっかり使っているのがレベル的にどうなんだろうとは思うものの、それでも曲がりなりにもGⅠで勝負できるのだからそれなりの力はあるのだろうなあ、と。ただ、果たして高速馬場の日本でどれだけやれるか、まあわからんが望み薄なのではあるまいか。重いところは得意そうだが、今のところ府中にその兆候なし、見送りとしたい。

②ヴィクトワールピサ ヨロパ挑戦は不本意というかダメダメな感じ、本邦での評価も一挙に暴落した感がある。逆にそんな今がねらい目なのではとも感じるが、凱旋門賞から帰ってきてここへで、調整はうまくいっているのだろうか、調教見る限り未だ本来の動きには見えないが・・・。まあ、.この馬に関してはもともと気性からも血統からもマイラーくさいところは感じていた、今回は様子見としておこうか。

③ダンディーノ ん。流石に重賞未勝利馬の出る幕じゃないだろうなあ。見送りでいいだろう。

④シンゲン この馬に関しては折り合いが全てといった印象がある。前走時よりは中間の落ち着きもあり、変わらずいい状態を保っている様子、オールカマーの距離をこなせるのだから、得意の府中の二四をこなせない訳がないだろうと少しばかり強気な今回である。この馬を対抗とする。

⑤モアズウェルズ ううむ、サドラーズウェルズ産駒かあ。モンジューですら4着だからなあ、この馬もまた厳しいのではあるまいかな?成績的にはやれてもおかしくないとは思うのだが、まあ今回は見送りとさせてもらおうか。

⑥ローズキングダム 安定感のあるいい馬である。菊花賞も終いは良く伸びていたし、どうやら心配していた距離適性も問題はないようだ。いまの状態ならばここでも勝負となるだろう。連下まで見ることとしたい。

⑦ペルーサ 相変わらず出遅れるんだよなあ、この馬は。まあ、前走はブエナも出負け気味で、それでもこの馬とワンツーなのだからこいつらが強いというべきか周りが不甲斐ないというべきか。今回は見込みだがペースも落ち着きそうで、出負けで後ろに回された馬に勝機があるかどうか、正直疑問が残る。見送りという事としたい。

⑧ジャガーメイル 「先生よろしくお願いします」「どぉーれ」と言った感じで一つ頑張っていただきたいものである。一つ叩いた効果もあり、調教の動きも随分と素軽くなって馬体もやや締まってきた感じを受ける。前走からの上積みは確実で、距離の延長も当然プラスとなる、得意の府中二四で巻き返しの可能性は大きい。今回はジャガー先生に自身の◎である。

⑨ティモス うむむ、この馬もまた重賞未勝利なのかな?なんでこんな馬ばっかり呼ぶのかねえ、頭数だけ揃えばいいってモンじゃねえだろうに、こういったJRAのお馬鹿な頭脳をこそ仕分けするべきだと思うのだが・・・。まあ、馬に罪は無いか、見送りで。

⑩エイシンフラッシュ 先週強めで時計を出しているので、最終追いきりはサラッとで十分に仕上がるだろう。馬体の状態も良く、終いの動きにも切れがあった。結果的に菊回避はプラスとなりそうな予感がある。今回はこの馬を単穴としたい。

⑪ナカヤマフェスタ ヨーロッパのペースと芝に向いているんだろうなあ、実際。宝塚はそれほど評価する内容でもないが、まあ状態も良さそうだし結果も出してるので、ここは押さえまでで連下としておこうか。

⑫ジョシュアツリー 今回の外国馬の中でも①ヴォワライシとともに抜けた実績を持っている一頭。毎年カナディアンインターナショナルからはいい馬が出ているからなあ、この馬も先々楽しみな一頭であると考えるが。ただ、やはり時計不足は否めないか、楽しみに見ているくらいがちょうどいいだろう。見送りで。

⑬メイショウベルーガ ここまで休みなしに使ってきているしなあ、これ以上の上積みはないのが当然として、目に見えない疲労がいささか心配である。馬体的にはガレて見えるとか、そう言ったことは一切無いし、状態も良さそうなのだが・・・。まあ、今回は様子見としておこうか。

⑭オウケンブルースリ 体は出来ている様子、ただ、どうにも調教の動きが物足りない感じはある。やはり一頓挫が響いたか、昨年ほどのデキには見えないというのが当方の見解である。まあ、実績馬だけに怖いところはあるが、今回は様子見としたい。

⑮フィフティープルーフ どうだろうね、逃げきりの芽もあるのだろうか?重賞未勝利だがGⅠでは好走はしている様子、ただ、ノーザンダンサーハンデって、その名のとおりハンデGⅠだよな?53kgだし。前走カナディアン国際もそうだが、斤量同じで上がりの瞬発力勝負となれば、やはり厳しそうに思えるなあ。見送りという事で。

⑯ブエナビスタ いいんじゃないかな?叩いて2戦目だし、状態も引き続き良さそうだ。全く問題ないでしょう。連下まで。

⑰マリヌス 重賞は勝ってるしな、まあ外国馬としては前走凱旋門賞より斤量も大幅に減るし、気楽に乗れて面白い一頭であると思えるが。それでもやはり時計的にも狙いづらいのが外国馬、今回は見送りという事としたい。

⑱シリュスデゼーグル どうなんだろうねえ、大外引いちゃったし。内目引いてスンナリ先行なら、残る目もあったと思うのだがなあ、まあ今回は見送りで。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑧ジャガーメイル
○ ④シンゲン
▲ ⑩エイシンフラッシュ
△ ⑥ロ-ズキングダム
△ ⑪ナカヤマフェスタ
△ ⑯ブエナビスタ

で、買い目はというと。

馬連
④─⑧ 300円
⑥─⑧ 100円
⑧─⑩ 200円
⑧─⑪ 100円
⑧─⑯ 100円
④─⑩ 200円


今週はこんな感じである。
前走ともにコケたシンゲンとジャガー先生の組み合わせ、ここを中心に考えている。
というか、馬券的にはこの一点で勝負したい。
ちなみに、外国馬については始めに無印ありきで。
今回は一頭も掲示板にのらないほうに500ガバス。
ちょっとわからないのが日本を知り尽くしたデムーロの手綱の①ヴォワライシなのだが、まあ、問題ないだろう、きっと。
エリ女のような虐殺が再び起こらないことを切に願う。


今週の予想BGMはモーツアルトの交響曲第25番、モツアルトとしては珍しい短調の交響曲である。
第一楽章のAllegro con brioがひたすら有名であるが、それ以後の第二、第三、第四楽章を知っている人も少ないのではあるまいか?
短調とは申せ、そこはモツアルトのやること、第二楽章では緩い旋律とどこかのどかな和音で思わず居眠りしてしまいそうな心地よさがある、このあたりが彼の真骨頂であろうとも。
そしてそんな第二楽章を超えると、次の第三楽章Menuettoは不思議なことにバロックへご案内、弦でなく金管なんかをメインの構成にすれば、あっという間にバッハの世界となること受け合いだ。
そして引き続き第四楽章Allegroもバロック的であるが、古典ながらどこか一歩踏み込んだ風も漂う曲調がなんだか不思議である。
まあ、第一楽章は聞けば誰でもわかるという有名どころなので、興味があればじっくりとその後を聞いてみるのも良いのではなかろうか?
ちなみに”思わず居眠りしてしまいそうな”は、当方としては最大級の賛辞である。
寝落ちしそうになる、とか寝落ちした、が非難であると考えていただければよろしいかと。
まどろみのような睡眠導入の効果が曲自体にあることは結構な事だ、退屈過ぎて寝落ちるのとは訳が違うのである。
それでは、良い日曜日を。
 

さて、今週も楽しく競馬である。
先週の事などとっとと忘れることにする、そう、人間というものは、忘却によって生かされているというところもまたあるのである。
事の是非善悪はまた別として、であるが。
まあ、そう言った唐突なテツガク的命題はどうでもいいとして、いよいよ今年の秋のGⅠシリーズも半分までを消化、当方は未だ一本のあたりも出ず、悶々とした日々を過ごしている。
連敗も継続中、このままだと未曾有の大記録を樹立しちゃうかも知れないよ?
本当にダメだなあ、生まれてスンマセン。
というわけで、今年度収支は-32360円。
今週はマイルCSです、マイルぜー。


☆ マイルチャンピオンシップ 2010/11/21 京都11R
       芝 1600m 3歳以上定量 GⅠ ☆


主役不在といわれて久しい短距離、特にマイル路線に、救世主が誕生するのであろうか?
云わずと知れた今回のドまんなか、⑧ダノンヨーヨーである。
それにしても・・・。
人気どころがことごとく外国人騎手ってどういうこと?
⑧ダノンヨーヨーにスミヨン、⑨トゥザグローリーにデムーロ、⑯サプレザはまあ外国馬だからいいがルメール、そして⑰キンシャサノキセキにムーアである。
なんだろうねこの空気。
別段当方はわが神州民を以って至上とするようなライトウイングな人間ではないのだが、それでも、もう少し考えてやってもいいんじゃねえかな厩舎サイド、というのが正直なところである。
ここまでロコツだと、外国人騎手の乗る馬まとめてコケねえかな、なんて心持もしてくるというものである。
まあ、たまたまかな、そう信じたい。


では、展開を読む。
今回の先手は⑤テイエムオーロラそして⑥ジョーカプチーノと⑩マイネルファルケの三つ巴であろうか?
スゲエな、おい。こいつあ速そうだ。
ジョーカプチーノは金持ち喧嘩せずといった感じもあるが、昨年2着のマイネルファルケと、ここのところ逃げてきっちり結果を残すテイエムオーロラには、引く理由も無さそうだ。
さらにさらに先行集団も分厚い様相、③ライブコンサート、④オウケンサクラ、⑭ガルボ、⑮ゴールスキー、⑰キンシャサノキセキあたりも本来なら前目の競馬、こんな感じで先行集団が形成され、前走る馬もたまったもんじゃない感じがある。
これなら道中のラップも全体的に緩みが無くなりそう、タフな競馬となりそうである。
最後方からの豪快な追い込みが見られるかも?
そんな馬に狙いをつけてみたい。


今週の京都競馬場の天候は晴れ時々曇り。
まあ、馬場の状態に関しては問題ないだろう良い競馬を期待したい。
それでは一頭ずつ見てゆくこととしようか。


①ファイングレイン 当方の好きな馬である。状態も前走見る限りは上向き気配に見える。ただ、やはり全盛時までとは見えず、もう一息といったところか。今回はペースも上がってきそうで、速い時計の決着だと出番は無いかも?次阪神Cあたり出てくればねらい目かなとも。今回は見送りとしたい。

②スマイルジャック まあ、マイラーだしね。まともに考えれば可能性もありそうな感じはするのだが。京都実績(0,1,0,3)も連対はきさらぎ賞、着外3回はマイルCS2回に菊花賞と、この馬としては厳しいところではある、狙うは三度目の正直といったところか。
マイルから千八の適性馬ということで、どうにも中途半端な感じもする馬で、今回は正直昨年よりはレベルが上のような気がしている、内枠だけに鞍上の腕一つなのだろうが、昨年以上に厳しいのではなかろうかと。見送りという事としたい。

③ライブコンサート 前走は年明け京都金杯以来の好走、たまにやらかしてくれる馬である。まあ、こういった馬はたまにやらかすからいいのであって、いつもやってくれる馬ではなく、流石に連続では厳しいだろう。京都実績は(2,0,2,1)と案外鬼ではあるが。今回は様子見としたい。

④オウケンサクラ 前走は北村君が良く粘っていた印象、当然今回は乗り替わりであるのだが・・・。まあ、こういったタフなレースとなれば、軽量の3歳牝馬は存外面白いような気もするが、それでも前で残れるほどのものかと問われると・・・どうだろう?としか言えない当方が居る。今回は様子見とさせてもらおう。

⑤テイエムオーロラ 今年に入っての充実振りはどうやら本物であろう。調教から状態も高いレベルで推移しており、今回に関して云えば展開一つといった感じはある。まあ、問題はその展開なのだが。少なくとも楽に逃げられそうな感じもなく、流石に息切れするのではあるまいか。面子も骨っぽい感じ、今回は見送りとしたい。

⑥ジョーカプチーノ うむむ、久々に見たと思ったら前走スワンSで+38kgで3着、か。底知れねえな、この馬も。もともとマイルGⅠ馬だし、能力的には当然かもしれないが、なかなかできるこっちゃない。案外、マイル路線の本当の主役はこの馬なのかもしれないとも。単穴まで見ることとしたい。

⑦ショウワモダン まあ、雨でも降ればひと頑張りしそうな感じもあるがなあ。どうにもやはり運営の使い方が気に障ってしょうがない
ところはある。天皇賞いらねえだろ、どう考えても。見送りで。

⑧ダノンヨーヨー さてさて、この馬は本物かどうか。前走富士Sはハンデも56kgと妥当で、まさに試金石であったが、ここで勝ちきって1分32秒8ならば先ず御の字の結果であったといえよう。調教から状態も相変わらず良好で、勝ち負けと見て間違いあるまい。マイル路線を背負って立つ馬になって欲しいとの期待を込めて、今回は対抗までとしたい。

⑨トゥザグローリー ・・・うむ、どうだろうなあ。平OP勝ちきりだけの馬に随分と人気が集まってしまっているのが胡散臭すぎる。しかも前走カシオペアS53kgじゃねえか。なんでこんなことになってんのか理解に苦しみます、実際。三歳のレベルが高い事は認めるが、まあ、凡走がとこじゃねえかな?静観が妥当。

⑩マイネルファルケ 昨年の当レース2着馬。前走はアレだったが、調教の動きを見るにどうやら叩いた効果は確実に見込めそうで、上昇気配は間違いない。ただ、なあ。去年ほどペースは落ちつかないだろうし、道中も息入れるのが大変そう、残れないんじゃないかなー・・・というのが当方の見解である。今回は様子見としたい。

⑪ワイルドラズベリー 今回のねらい目追い込み馬その1。3歳牝馬で軽量、京都実績も(2,1,0,1)と適性は高く、そして鞍上は池添君と、安定感は抜群である。お隣りのアブソリュート君とどちらを本命にしようか迷いに迷ったが、出遅れずに流れにすんなり乗れそうな分、こちらのほうが上と判断を下した。今回のペースで上手に流れに乗ってストレス無く進めれば、前の消耗戦となれば軽量のこの馬が確実に伸ばしてくるイメージが脳裏によぎる。何とか頑張って頂きたい。本命で。

⑫アブソリュート 今回のねらい目追い込み馬その2。出遅れデフォでどうにも狙いにくいこの馬であるが、それでもたま~に嵌まると強烈。昨年の当レースも上がり33秒ジャストの強烈な脚を使っていたが、やはり出遅れが響いて5着まで、ちなみにこの馬の京都実績はこの1レースのみ、適性はあると思う。今回は休み明けだが、むしろ鉄砲のほうが成績は安定、5回使って③②⑤①⑫着はなかなかに驚異的。お隣りと一生懸命比べたが、まあ、今回は連下までとしたい。

⑬エーシンフォワード どうだろねえ、少しばかり人気が無さ過ぎだとも思うのだが。前走スワンSは休み明けならばまああんなもの、今回は一つ叩いて上積みもあり、巻き返しも十分考えられるが。とはいえ、マイルとなるとどうしても詰めの甘いところがあり、二着が多いのもまた事実、千四のスペシャリスト臭いところがどうにもやりきれないが。まあ、今回は様子見としておこうか。

⑭ガルボ 春のシンザン記念後は明らかに調子を持ち崩していた。どうやら夏の休養で建て直しの効果はあった模様、ぶっつけの富士Sでもいきなり3着と、レベルの高い3歳マイラーのポテンシャルを見せつけた印象である。夏場で馬体も成長し、一つ叩いた効果もありそう、今回こそは結構面白いと考えるのだがどんなもんか。まあつまりは、好きなのである、この馬が、どうしようもなく。連下まで見ることとしたい。

⑮ゴールスキー まあ、どうなんだろうねえ。トゥザグローリーなんかよりはよほど見所がありそうな気もするが。京都マイルで屋根が福永君というのが、なかなかに魅力的でもある。ただ、腐ってもGⅠ、重賞実績もなくここでいきなりというのはやはり厳しそうでに感じる。間隔はきっちり取ってはいるが、前走清水Sから輸送が連続になるのも考えモノ、そして今回はこの馬としてはちょっと経験の無いペースとなりそうで、やはり様子見が必要と愚考する。

⑯サプレザ 去年の3着馬である。まあ、外国馬を見ると先週の惨劇(エリザベス女王杯でスノーフェアリーたん日本馬鏨殺)を思い出してガクブルな当方であるが、まあ、きっとそんな大層な馬でもありませんよ?なーんて。まあ実際のところ、昨年マイルCはすこーしばかりレベル的に?なところもあり、案外今年のほうが骨っぽいんジャネ?などと愚考するのであります。今回は様子見で。

⑰キンシャサノキセキ 馬の状態自体は随分とよくなっている印象、やはりぶっつけは厳しいのだろう。この馬に関しての問題はやはり距離一つだろう、実際、マイルでも2勝はしているのだがジュニアCとキャピタルSの二つで、それでも水準以上だとは思うがこれがGⅠともなるとやはり厳しいかと。とまれ、叩き2戦目で実績馬ということもあり、押さえに連下まで見ることとする。

⑱キョウエイストーム 京成杯AHではハンデとペースに恵まれた印象が強いか、富士Sでは56kgでなすすべなく凡走している。ここではやはり力不足であろうかとも。大外も引いたしな、今回は見送りで。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑪ワイルドラズベリー
○ ⑧ダノンヨーヨー
▲ ⑥ジョーカプチーノ
△ ⑫アブソリュート
△ ⑭ガルボ
△ ⑰キンシャサノキセキ

で、買い目はというと

馬連
⑥─⑪ 200円
⑧─⑪ 300円
⑪─⑫ 100円
⑪─⑭ 100円
⑪─⑰ 100円
⑥─⑧ 200円


まあ、こんな感じだろうか?
今回は3歳牝馬、ワイルドラズベリーが大仕事の予感である。
この大仕事の予感もあたったためしねえんだけどな?
それでも、この馬もアパパネあたりとずーっと戦り合ってきた猛者である、牝馬の相性もいいこのレース、外回りの京都で消耗戦の様相、このあたりで一発ありそうな感じがムンムンである。
相手は今回は順当にダノンヨーヨー。
堅いんじゃね?
ジョーカプチーノは底が割れないが、一年半ぶりの実戦で好走という事もあり、反動がありそうなところを考慮して3番手まで。
あとは当方の好みでチョイスである。
まあ、頑張ってくれるでしょう。
待て、しかして希望せよ!である。


今週の予想BGMはAlDiMeolaの『Splendid Hotel』である。
まだ随分と尖っていたころのディメオラのアルバムで、しかし同時に緩さと音楽性を追いはじめた時期にもあたる。
一曲目の「Alien chace on Arabian desert」なんかはまさしく尖りに尖っていて、導入部はどこかエキゾチックな砂漠の空気を感じさせつつ、それでいて一挙に重いメタリックな展開部に流れ込み、その後は緊迫感のあるフルピッキングの早弾き、さらに急流緩流入り乱れて結末部へと、なかなか次が読みきれない、面白い楽曲である。
そして二曲目「Sylent story in her eyes」は曲名のとおりがらっと変わってイージーリスニングの鑑みたいな曲調。
とはいえ、曲自体はとても美しく、コード展開もなかなかに複雑で単調さとは縁遠い、良く出来た一曲である。
その後も緩いの速いの取り合わせて、しかし全体的には緩めの音楽性と音の響きを重視した、まあできることとしたいことが絡み合って七転八倒の上で産み出された感の強いアルバムであるといえるだろう。
ラス前の「Isfahan」なんかがこのアルバムを表す好例であろうか。
まあ、いい曲なんだよ、すごーく。
今、こういう曲書ける人ってまあいないよねえ。
機会があったら聞いて欲しい一曲である。
ちなみに、このアルバムで当方が一番好きなのが
「Dinner music of the gods」
という、恐らく一番ハードな楽曲である。
こんなんが神々の晩餐かい。
一体ナニ喰ってんだろうねえとか。
まあ、古いアルバムではあるが、たまにはこういうの引っ張り出して聞いてみんのも懐かしくていいなあとか、思った次第である。
それでは、良い日曜日を。
 

先週は久々にやっつまった結果に、どうにも詰めが甘い今季の当方である。
秋の十一番勝負も第5戦目と中盤に差し掛かり、このままズルズルといってしまいそうな予感に震えが止まらない昨今である。
ああ、馬券当ててしあわせになりてえなあ。
今年度収支は-31360円。
二十二連敗中である。


☆ エリザベス女王杯 2010/11/14 京都11R
        芝 2200m 3歳以上牝馬 定量 GⅠ ☆   


昨年こそ超万券となったこのレースであるが、基本荒れにくいレースであるようだ。
過去十年振り返っても、馬連万券はその一回だけ、5000円超えたレースすらない有様である。
そんな中で、果たしてどのように理論武装(こじつけ)しながらありもしない幻の万馬券を探し出すのか、もう堅い予想でいいんじゃね?とか、心の折れそうな昨今であります。
まあ、世の中にはありえぬことなどないと誰かも云っていた。
なに、昨年の十万馬券を考えれば、普通の万券の1本2本、ありえないわけが無いデスヨ?
と、自分をごまかしつつ、今日も今日とて予想である。


では、展開を読む。
今回の先導役は、昨年波乱を演出した立役者の片方、④テイエムプリキュアである。
まあ、国分君も前回の新潟記念で懲りたでしょう、タメなんかいらんので兎に角行けという指令が飛びそうである。
他に行きそうな馬といえば、まあ②セラフィックロンプあたりであろうが、今回は距離の事もあるのでできればマイペースの番手で勝負したいところではあるまいか?
他には・・・まあ、勝ちきれないレースの続く、哲三の⑪プロヴィナージュあたりがここが勝負と行ってみる手もありそうな感じはするが、そこまでは思い切れないかな?
まあ、何にせよ、④テイエムプリキュアもそれなりのペースで引っ張りそうで、そして案外先行馬の駒も揃っていることから、そう遅くなる事も無いんじゃないかな?と考える。
それでも、追い込み馬が届くか?といわれれば微妙と答えるほか無いのだが。
あんまり脚質は気にしない事にしようか。
何でもありくさいし。


当日の京都競馬場の天候は現状では曇り予報。
まあ、多少降ったとしても、極端に馬場の悪化することは無いだろうと考える。
重適性はそれほど考えなくてもいいだろう。
それでは一頭ずつ見てゆくこととしようか。


①コロンバスサークル 前走はスローに嵌まってやや後ろ過ぎる位置取り、とはいえ存外という感は否めない内容であった。GⅠだけに相手関係も厳しく、鞍上は怖いが、今回は見送りという事でいいだろう。

②セラフィックロンプ まあ、牝馬ばかりの京都では、存外距離適性は気にならないものである。ここ2戦ほど重賞で連対中、その上前走は四ヶ月ぶりで体もまっとうに増えており、今回の上積みは大きいと見る。先行で粘りきるならこの馬だろうか。単穴まで見ることとしたい。

③レジネッタ クイーンSはスローに嵌まりながらも終い良く追い込んでの4着、悪くない内容と言えるだろう。今年は重賞クラスでもいい勝負をしており、一時期の不審はほぼ脱却したと見て良さそうだ。ただし、やはり休み明けでここというのはいささか狙いづらいものがあり、鉄砲のそこそこ利くタイプではあるが、今回は様子見とさせてもらおう。

④テイエムプリキュア なんだか今回はスゲー馬体が良く見えるんだが。ピカピカだし、張りもいいし。単純に太いというだけでは無いように見える。これで熊ちゃんだったら買いなんだがなあ、国分かあ・・・。まあ、ラストランのようだし、無事に一周りしてきてもらえれば、といったところであろう。今回は見送りで。

⑤アパパネ どうだろうね?なんだか馬自体はノボーとして見えるんだが。まあ、輸送もあるし、数字的にはそれなりに仕上がっては来るのだろうが、それでも秋華賞の時のデキには及ばないように見える、地力のある馬であるからそう心配は要らないだろうとも思うが。今回は連下まで見ることとしたい。

⑥スノーフェアリー まあ、強い馬なんだろうねえ、時計は無いけど。ヨロパの馬場ならそんなものかと、まあ毎年悩んで大抵ぶった切るわけであるが、今回も当然ぶった切りマス。二四で2分30秒台で時計が速いって、おかしくね?見送りという事としたい。

⑦サンテミリオン 前走は出遅れてただ周って来ただけという感じ、まあ、あまり好きな調整ともいえないし馬がずるくなりそうでいやだが、しかし流石にあのまんまという訳でもないだろう。鞍上もデムーロと魅力もあるし、今回は連下まで見ることとしたい。

⑧ブライティアパルス 折り合いに難のある馬で、前走は休み明けでスローに嵌まり、何度か引っかかる様子も見せていた、度外視でかまわないだろう。今回は前走ほど流れは緩まないだろうし、一つ叩いた上積みもあるだろう、ここは見直す一手であると考える。対抗まで見ることとしたい。

⑨メイショウベルーガ ・・・ベルーガたんは人気が無くてナンボなんです!というのがおっさんの主張である。ここのところ人気がありすぎて狙いづらいなあと。というか、ここでこんな人気になって勝つような馬じゃねえだろ、実際、というわけで今回はサラッと見送りとしたい。

⑩ヒカルアマランサス 前述したとおり、ここ限定で考えれば、マイラーのスピードは脅威となるというのが当方の見解である。畢竟、相当に面白い一頭であると思いはするのだが、やはりGⅠの舞台にぶっつけはどうなんだ実際というのも否定できないのである。まあ、あんまGⅠ舐めんなということで、今回は見送りとしたい。

⑪プロヴィナージュ 引き続き調教はよく動いては居る様子である、が、ここに来てやや疲れが見えてきた感じも。夏場の使い詰めで、流石に上がり目も無いであろうというのが当方の見解である。堅実で、マイルをこなすスピードもあり、面白い一頭であるとは感じるのだが・・・。今回は見送りという事で。

⑫アニメイトバイオ ん。まあ、正直好きな馬じゃねえんだけどな?後藤とも相性悪いしな、成績的には文句なしなんだが、なんかここで買うと負けのような気がしてならないんだ、何かに。きっとやらかしてくれますよ。というわけで見送りで。

⑬サンレイジャスパー ここ最近の成績見る限りでは、いかにも分が悪いという以外言いようが無い一頭である。静観が妥当じゃね?

⑭アースシンボル 好きなんだけどなあ、カッチーも、血統も。ただ、流石にいきなりでこの面子じゃあ勝負にならんだろうさ。確変えも起これば或いは、ということで当日のカッチーの成績次第だが、まあ致し方なし、今回は見送りとする。

⑮ムードインディゴ この馬もダメなまんまいい加減トウが立ってきたという印象である。ここもありえないだろうなあ、静観が妥当。

⑯アーヴェイ ああ、お母さんアナマリアなんだ、なつかしいなあ。まあ、アメリカで走ってる分だけ、時計的にはスノーフェアリーよりは適性が高そうである。外を引いたのは少し気になるものの、嵌まれば面白いかとも。連下まで見ることとしたい。

⑰リトルアマポーラ これもまた外である。近頃は明らかに調子を持ち崩していたような感じであったが、前走休み明けでは四ヶ月ぶりの実戦でスローペースで後方からと、ネガティブ要素満載の競馬ながら、終いは33秒ジャストの鬼脚使ってよく追い込んでいたのが印象的であった。引き続き調教もしっかりと追われており、その上ポリトラックながらよく動いており、いいときのこの馬の状態に戻ってきているのではないかとの期待を抱かせる。アドマイヤグルーヴ然り、オースミハルカ然り、スイープトウショウ然り、フサイチパンドラ然り、連対馬は再び連対を果たす事が多いこのレース、特に間一年明けて勝った2000年のファレノプシスのような事例もあり、ここではその再来を期待したい。今回の本命とする。

⑱シングライクバード やはりこの馬も前走は案外な感。同じような位置にいたお隣りリトルアマポーラなんかと比べると、明らかに終いの脚色に差が出てしまった印象である。京都の実績もあり悪くない一頭とも考えるのだが、それでもここではレベル的に荷が重いだろう。見送りとしたい。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑰リトルアマポーラ
○ ⑧ブライティアパルス
▲ ②セラフィックロンプ
△ ⑤アパパネ
△ ⑦サンテミリオン
△ ⑯アーヴェイ

で、買い目はというと

馬連
②─⑰ 200円
⑤─⑰ 100円
⑦─⑰ 100円
⑧─⑰ 300円
⑯─⑰ 100円
②─⑧ 200円


まあ、こんなところだろうか。
今回はアマポーラたんの復活に期待したい。
休み明け、馬体重こそ減ってはいたが、それでもその後の調教を見る限りでは上昇味もありそうで、今回は人気の割に相当に面白い一頭であると考える。
まあ、同じように考えている人も居るんだろうが、な。
相手次第では相当に楽しめるだろう。
相手はこれも人気の無いセラフィックロンプとブライティアパルス。
まあ、実績馬が多いからしょうがないのだが、それでも人気無さ過ぎじゃね?というのが当方の印象だ。
やべえ、アマポーラたんがどっちかつれてきたら、蔵立つかもな?
頑張って頂きたい。
それでは、良い日曜日を。
 

先週の競馬もまあなんと言うか切ない結果である。
当方の期待を一身に背負ったシンゲンは馬群に消え、やはりこの馬はGⅠ馬の器ではなかったのか、などと悲しい思いに胸を突かれたりした。
果たして次はどこなのか?
このままJC直行なのかなあ。
巻き返しを期待して、人気を落とすようならもう一度狙ってみたいところだがどんなものか。
つくづく諦めの悪い男である。
今年度収支は-30360円。
本当に今年はダメだなあ。


☆ アルゼンチン共和国杯 2010/11/7 東京11R
       芝 2500m 3歳以上 ハンデ GⅡ ☆


GⅠ十一番勝負はひとまずお休み、今週は谷間のこのレースである。
脂っこいところばかりでやや胃もたれ気味であることも確かだ、久々のハンデ戦に、いささか心も浮き立つ今週である。
とは申せ、出場陣営としてはここで賞金を加算して、この秋に一花咲かせたいという期待もあろう、第二のスクリーンヒーローは果たして現れるのか、生温かく見守りたい。
ちなみに、ジャガー先生はそのときの2着である。
そして、そのときは馬券を取った当方がいる、まあ、馬連1000円くらいだったがな!
あの時は存外スクリーンヒーローが人気だったんだよなあ。
当日、オッズ見て絶望したのもまだ記憶に新しい。
さて、今年はいかがであろう。


では、展開を読む。
この距離としては案外逃げ馬が豊富である。
まずは⑬ドリームフライト、⑮ゴールデンメイン、そして大外⑱ゴールデンハインドの3頭が先行候補として挙げられる。
ここは正直、この3頭のどれが行き切るのか、非常に予想がし辛い。
最軽量⑬ドリームフライトかとも思うが、大外引き当ててしまった⑱ゴールデンハインドも前走出遅れで口惜しいレース、今回は譲らない感じもある、どちらか、とは思うがここはあえて断言は控えたい。
いずれにせよ、この距離としてはそれなりにいいペースとなりそうで、①スリーオリオンや⑨ジャミールなど、先行勢の駒も揃っているところから見て、遅いという事は考えにくい。
府中の長い直線も考えると、追い込み馬の台頭は十分に考えられる展開である。


当日の東京競馬場の天候は曇り時々晴れ。
降水確率10%程度で、雨の心配はないであろう。
あるとしてもぱらっと通り雨程度か。
まず良馬場の競馬となりそうだ。
それでは、一頭ずつ見てゆく事としようか。


①スリーオリオン 準OPで多少てこずったものの、それでも勝ちあがり即新潟記念で好走と、能力的には十分に通用しそうな一頭である。大崩れしない堅実な走りが魅力、府中も勝ち鞍こそ無いが(0,1,2,0)と安定、今回も斤量替わらず55kgならば十分に勝機はありそうというのが当方の見解である。対抗まで見ることとしたい。

②トーセンジョーダン 準OP、平OPと連勝でここへ。馬体を見る限り銭紋もはっきり出て体調はすこぶる良さそうである。調教の動き、時計も問題なし、あとは輸送での体の減りだろうか?前走から連続で遠征というのがやや気になるところ、そして初距離となる二五もいささかなり心配のタネではある。二千前後で切れ味武器のタイプに見える、となればいささか不安材料も多いか。まあ、人気も集めそうだし、今回は押さえまで、連下まで見ておくこととしたい。

③シルクネクサス 二年休みの後、ここまで四戦使ってきた訳であるが。正直、上がり目が見えてこないというのが共通の見解ではなかろうか。まあ、もう8歳だしなあ、様子見ということとしたい。

④スマートステージ 成績的には右回りのほうが安定している当馬であるが、不思議と府中の成績もいい。他の左回り、新潟中京などでは目も当てられぬ成績なのだが・・・。単純に坂が好きで輸送がダメということなのだろうか?今回は鞍上にヨシトミ先生を迎え、浮上を図るがどんなもんか、まあ、見送りという事としたい。

⑤エアジパング 今季の北海道シリーズは、この馬としては不本意な成績だったのではあるまいか?まあ、今回は斤量もやや減って56kg、気楽に乗っていい結果というのもありそうではあるが。ただ、府中の相性はあまりよろしくなく、(0,0,0,4)は正直狙い辛い。鉄砲も一つは勝っているが得意とも?様子見としたい。

⑥シグナリオ 叩いて2戦目ということもあり、上積みはありそうな感じはする。調教もやや上向き気配、力的にはそう違いは無さそうではあるが、それでも一枚下の印象はぬぐえない。府中の相性も悪くもないのだが、今回はまあ見送りとしておきたい。

⑦コスモヘレノス 調教より、状態はすこぶるつきで良さそうな感じである。前走は府中本栖湖特別で快勝、まだまだ格下感は漂うが、それでも勝っていい状態で臨めるのが魅力だろう。斤量も51kgとなんともステキ、なにやら大仕事のニオイが・・・!?今年の三歳のレベルも加味して、今回はこの馬を本命としようか。

⑧トリビュートソング ここまで16戦して、掲示板外が前々走新潟記念8着がはじめてという超絶堅実馬。前走は休み明け出遅れでも5着までと、敗因がはっきりし力は示した格好である。府中を始め左回りの相性もよく、今回は斤量も55kgまで、距離も二五は実績があり、叩いた上積みさえ見込めてしまう、目が離せない一頭であると愚考する。単穴まで見ることとしたい。

⑨ジャミール 馬体に張りが出てきたようで、暑い夏を越してここに来ての上昇ムードである。今季は今一つぱっとしなかったが、今回は巻き返しも十分にありそうだ。距離延長も望むところで、今回は連下まで見ることとしたい。

⑩トウショウウェイヴ まあ、好きな馬ではあるんだがな?毎日王冠は流石にこの馬としては忙しかったか、休み明けもありやや置かれてしまった印象がある。あとは、馬場が湿ってしまったのが最大の敗因だろうか、ちょっとでも湿っちゃうとダメな馬だからな、蹄やフォームなど、複合的な問題があるのだろうがなあ。今回は馬場も良さそうだし、前懸かりの消耗戦になれば浮上の目もありそうである。調教はやはりいいときには今一歩及ばずと言った感じ、まだまだここからのような感じがある。得意な府中という事もあり、一応連下まで見ておくことしたい。

⑪レッドアゲート うむむ、どこかで大仕事やらかしそうな感じがするんだがなあ。もうそろそろねらい時という感じも、無きにしも非ず。ただ、調教からは今一つの感が強く、もう少し様子見がいいだろうか?今回は見送りとしたい。

⑫マイネルスターリー この面子ならば力的には負けていないだろう一頭。今季は既に重賞も一つ勝っており、その後の負けたGⅡ二つも両方出遅れと、力負けという印象は薄い。今回もそれなりに人気となりそうではあるが、二千以上の経験がとんと無いのがやはり気がかりか。今回のような消耗戦となると、いささかなり心配である。案外アッサリということも考えられるが、まあ今回は様子見としておきたい。

⑬ドリームフライト さて、今回は手の合う酒井君とのコンビである。ダイヤモンドSの再現ありやなしか?といったところであろうが、逃げ馬の駒が揃っているのが気がかりなところか。斤量は最軽量の50kg、逃げ馬としてはすこぶる良い条件といえそうだが・・・。結構面白く感じるが、まあ、今回は見送りとしておこう。

⑭グラスゴッド うん、最軽量はいいよね?ただ、格下感は致し方なしかな。今回は相手関係的に厳しいのではなかろうか。見送りという事としたい。

⑮ゴールデンメイン もう少しだけ、斤量が軽ければ面白いとは思うのだがなあ。まあ、タイム差は兎も角も、ここのところGⅡクラスで賞金咥えてきてたからな、致し方なしか。同型もおり、まあ、静観が妥当であろうか。

⑯マキハタサイボーグ 鉄砲も決して得意なほうではないし、長い休み明けから状態も今一つ、今回も調教はピリッとしない内容で、まあ、もう少しかかるのだろうなといったところか。見送りとしたい。

⑰カネトシソレイユ 今年初めの湾岸Sは後方からおおまくりを見せ、印象深い見事な内容であった。その後天皇賞では力差を見せ付けられた感じだったが、今回はどうであろう。前走休み明けは体を減らしてきて、距離的にもやや忙しかった印象、今回は前走馬体減だったにも関らず調教では手一杯追いきられている、体調、カイ喰いともに上昇気配と考えてよいのだろうか?これならある程度の上積みはありそうである。まあ、総合的に考えて結構面白い一頭であると感じるが、さてさて力関係ではどうだろうか、ここが試金石となりそうである。様子見としたい。

⑱ゴールデンハインド ・・・どうにも、やはり血統どおりの短距離馬に見えてしょうがないんだが、なあ・・・。まあ、当方の相馬眼ほどアテにならんものは無いとあえて自分で云うが。今回はテン乗りの蛯名君、この所凱旋門にアパパネにと、八面六臂なご活躍である。まあ、蛯名といえばソロっと出してそのまんまというのが当方の印象、恐らく無理に行かせずに番手に控えそうな気がするのだが、それがとことん裏目に出そうでイヤ過ぎる。まあ、今回は様子見という事で。


と言う訳で、印を打つとこのようになる。

◎ ⑦コスモヘレノズ
○ ①スリーオリオン
▲ ⑧トリビュートソング
△ ②トーセンジョーダン
△ ⑨ジャミール
△ ⑩トウショウウェイヴ

で、買い目はというと

馬連
①─⑦ 300円
②─⑦ 100円
⑦─⑧ 200円
⑦─⑨ 100円
⑦─⑩ 100円
①─⑧ 200円


今回はこんな感じである。
コスモヘレノズが思いのほか良く見えてしょうがない。
中谷君はテン乗りだが、まあ、じっくり乗って欲しいものである。
他は・・・まあ印どおりだが、気になるところといったらドリームフライトとカネトシソレイユあたりかなあ。
逃げて残りそうなのはやはりドリームフライト、カネトシソレイユに関してはなんとのう気になるとしかいえないが、まあ天皇賞春はこの馬としても限界くさかった、立て直してこのあたりで結果を出しそうな感じも、ある。
まあ、当日を楽しみにしようか。


今回の予想BGMはかまやつひろし。
アルバム『我が良き友よ』である。
いい曲揃ってますよ?
昔、フォークギターに嵌まった当時、かまやつさんやタクローさんは良いお師匠でありました。
今聞いてみて、このアルバムで特にいいと思うのは
「サンフランシスコ」
であろうか?
どこか心躍る曲調で、どこか緩くて、なんというか、ステキである。
あとは
「ゴロワーズを吸ったことはあるかい」
かな。
怪しさ全開、語り口が絶妙である。
ああ、やっぱりムッシュはいいなあ。
なかなか、こういうの歌える人って居ないよね?
改めて脱帽である。
それでは、良い日曜日を。
 



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