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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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今年一番の冷え込みと降雪であろうか。
ここ札幌は朝方、雪で視界がホワイトアウトするほどの、少し珍しい降り様であった。
北海道地区では雑誌、本の新年二日目の納品日という事もあり、今日は夕方から駅にでも出てブックハントにいそしもうと思っていた矢先の雪、今は少しばかり落ち着いて晴れ間も出ているが未だ予断を許さない状況である。
外出なんてオサレしないで、こもるのがいいのかなあ。
さて、前回当ブログで散々くさした金杯だが、当然仕事抜け出して買ってきた次第の当方である、まあ胴元の思う壺だわな。
結果は上々吉といっていいだろう。
中山金杯は単勝万馬券のイケドラゴンの単複千円ずつ。
着順の結果こそついてこないが、それでも差のない競馬を続けている馬である、なにか一つ歯車がかみ合えばポンポン勝ってもおかしくないと見た。
結果は0,3秒差の7着まで、休み明けならばこんなものかという気もせぬでもない。
次が楽しみである、少し気にしておく事とする。
そして遊びで買った京都金杯、昨年この時期にいい思いさせてもらっているガルボから逃げ切り十分のシルポート、リーチザクラウン、サンディエゴシチーへ馬連300円流し。
シルポートがまんまと逃げ切って差し引きいちまんえんほどプラスとなった次第である。
いい時給だ、春から縁起のいい感じである。
この調子で本年一発目もズバッと当てたいところだ。
それではシンザン記念です。


☆ シンザン記念 


3歳戦初めの重賞である。
時期的にはここまでの馬か、或いはここからの馬か、いずれにしてもクラシック路線まではやや遠い印象があり、このレースの過去の実績を見ても、目を見張る大物をまれに出すという程度であろうか。
マイル戦で朝日杯FS、阪神JFとも比較的近く、2歳GⅠに出られなかった、或いは出なかった間に合わなかったという馬で本当に力のある馬がまれに頭角を顕すレースであるといえるかもしれない。
2歳GⅠ蹴った馬って大概はラジオNIKKEI杯かホープフルSあたりだから、このレースにはあんまり期待されていない馬が多いかもわからんね?
ここ十年ではダイワスカーレットかタニノギムレットあたり。
両方とも凄い馬ではあるな。
まあ、それ以外はあんまりパッとしない印象である。
そこそこの馬はでてるんだけどね?
さてさて、今年はどうであろうか。
人気どころとしては2戦2勝の牝馬⑫ドナウブルー、朝日杯はやや不利があり大負けしたが素質は高いとされる⑤アドマイヤサガス、大体のところこの二強であとは①オルフェーヴルや②ワイズリー、⑩ギリギリヒーロー、⑭ツルマルレオンあたりに人気が散りそうである。
果たしてこの中にダービー馬や桜花賞馬がいるのだろうか。


それでは展開を読む。
今回はまずまず易しく見える展開だ。
前走はいささかお客さんだった⑦シゲルソウサイ、今回は陣営も本気で行かせるだろうもん、ここはこの馬の単騎逃げだろうと考える。
他は折り合いに難のありそうな⑧レッドデイヴィスあたりが掛かって行く展開なら速くなりそうだが、まあ折り合い専念だろう。
単騎ならそうそう速い逃げは打たず、平均程度のペースで淡々と流れそう、コーナーの位置取りと瞬発力が鍵になりそうだ。
もちろん逃げ切りや押し切りもありそうである。


当日の京都競馬場の天候は晴れのち曇り、今日もいい天気な様子で馬場の心配は必要ないだろう。
どれでは一頭ずつ見てゆくこととしよう。


①オルフェーヴル 1勝馬。能力だけ見ればこの中では抜けていそうな印象を持つ。臨戦過程も間隔をしっかり取っていて好感が持てるし、状態も引き続きよろしいようだ。この馬に関してはまともにゲートを出るかどうかが全てだろうか。池添君の手綱に期待して、単穴まで見ることとしたい。

②ワイズリー もう一頭の2戦2勝馬、着差はついていないがいずれもいい内容のレースである。そう低く評価する事も出来ないだろう。連下までとしたい。

③マーベラスカイザー 2勝馬。なんだかレースが下手な馬という印象である。出遅れたり挟まれたりふさがれたり、荒削りな感じを受けるが、京都2歳を勝った事からもそれなりの能力はありそうである。まともなら、とも思うが実際一つのレースで不利の全く無い馬など皆無に等しく、強い馬はそれでも勝つのである。現状では考えにくい。見送りとしたい。

④マルセリーナ 1勝馬。引き続きアンカツが乗るということで、期待されているであろうことが伺われる。前走も出遅れながらひと追いごとに脚を伸ばして前を捉えたあたり、相当の能力はありそうである。ただ、いきなり重賞はどんなもんかなあ。まあ、今回は様子見としたい。

⑤アドマイヤサガス 1勝馬。前走はアレだがまあデイリー杯でレーヴディソールの2着してるしなあ、能力的には問題ないだろう。距離もマイルまでなら問題ないだろう、ここでは対抗まで。

⑥トキノゲンジ 2勝馬。朝日杯ではいい競馬していましたよね?負かしに行った競馬ではなかったが。出遅れる馬だからなあ、今回も後ろからになりそうで、勝ち負けまではどうかといったところだろうか。見送りとしたい。

⑦シゲルソウサイ 2勝馬。前走はおとなしすぎた印象。京都なら終い下りだし、今回は単騎見込みということもあって案外スルスル逃げちゃいそうな感じはある。金杯でも前とまらなかったしね?一応連下まで見ることとしたい。

⑧レッドデイヴィス 1勝馬、前走降着で実質2勝か。能力は相応にありそうで京都も勝ち上がりのコースとあって、得意そうではある。ただまあペースの割に上がりも出ていないことから、レベル的にはどうなんだろうという気もしないでもない。いささかローテもタイトで、今回は様子見としたい。

⑨ヒカリトリトン 1勝馬。前走小倉のつわぶき賞はいささか忙しすぎた印象、小回りでは難しい馬なのかも知れない。新馬戦見る限りでは瞬発力はありそう、距離を不安視する向きもあるようだが、血統からはむしろマイル程度が合っていそうな感じを受ける。馬格もあり、京都外回りで逆襲十分、今回はこの馬を本命とする。

⑩ギリギリヒーロー 1勝馬。札幌2歳はレベルが高かったとの話しがある、本当だろうか?まあとりあえず一つ叩いてからという気もしないでもないなあ。今回は様子見で。

⑪ドリームバロン 2勝馬。叩いて3戦目で仕上がり具合も良好そうだ。それにしても夢男爵、ステキな名前である。夢を乗せて買ってしまいたいところではあるがいささか点目が足りないという事である。まあ、2勝馬ではあるし、そう低くは見られない馬だとも思うが、今回は見送りとしたい。

⑫ドナウブルー 2戦2勝馬。ドナウが本当に青いかどうかは別として、なかなかに異国情緒あふれる小粋な名前である。この名前だけで重賞勝てる価値はありそうだ。まあ2戦とも京都マイルだし、切る事は難しいだろう、連下までとしたい。

⑬シャイニーホーク 1勝馬。ダイタクリーヴァやダイタクバートラムを産んだスプリングネヴァーの仔。血統的には大物感十分で鞍上も武豊と、なにやらキナ臭いところではある。まあ、ここあたりが試金石となるだろうか、今回は様子見としたい。

⑭ツルマルレオン 1勝馬。前走勝ちあがりが凄いレースで一気に評価が高まった様子だが、果たして未勝利1勝馬にそれほどの価値があるかどうか、当方にはわからない。まあ、新馬戦からの面子がそれなりに厳しかったことは確かなようではあるが。今回は様子見としたい。

⑮シゲルシャチョウ 1勝馬。変換したら一発目は当然茂社長でなんだか噴いた、そんな馬名。まあ堅実に走ってますよね、大物感は薄いが。前走千両賞は面子的にも立派、今回はどこまでやれるかなあといったところ。当方は様子見で。

⑯ヴィジャイ 1勝馬。まあ、どうなんだろうねえ?折り合いひとつという感じはあるが、勝ち負けまでは流石に厳しいのではないかな。大外も引いたことだし、今回は見送りとしたい。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑨ヒカリトリトン
○ ⑤アドマイヤサガス
▲ ①オルフェーヴル
△ ②ワイズリー
△ ⑦シゲルソウサイ
△ ⑫ドナウブルー

で、買い目はというと。

馬連
①─⑨ 200円
②─⑨ 100円
⑤─⑨ 300円
⑦─⑨ 100円
⑨─⑫ 100円
①─⑤ 200円


おいおい、また単勝万馬券かあ?
真面目に予想しているつもりなんだけどなあ、当方は。
なんというかね、ゴーストがささやいてくるんですよ。
最近こんなのばっかりだ。
それにしてもオルフェーヴル、ドリジャニの全兄弟、か・・・。
ぶっちゃけドリジャニのように毛嫌いするという事もないんだがな?
気性さえ成長してくれれば能力的には一流と考えている。
トリトン君ともども、頑張って頂きたい。
それでは今日はこのあたりで。
良い日曜日をお過ごしください。
 

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あーあーあー。
まあほとんど予想通りの結末だよな、実際。
トゥザグローリーにはちょっとばかり驚いたが。
やつだけは無いと思っていたので、もうおっちゃんドン引きですよ?
とは申せ、どの道ハズレはハズレである、いまさらどうなろうと。
まさか単穴でブエナ打つわけにもいかんしな、いやまあ別にいいんだろうけど、それやっても550円をいまさら取ったところで、なあ。
ガミだし。
来年あたりからは心を入れ替えて、対抗単穴一点で馬連を取れるような予想をしようと思う。
今年がザルだったのは、そのあたりの、三番手で穴を狙いすぎた嫌いがあったためだと反省している。
そうすれば、もう少し回収率も上がったはずだが・・・。
つまりは、精進が足りないのだろう。
頑張ります。


これで今年度の収支は-35840円。
今年は51レース予想し、投下金額は51000円であるから回収金額は15160円、回収率は0.2975、大体三割である。
うっわ、酷いね実際。
打率にしても三割切れば一流半といったところか。
本当に、もう少し当てる事考えないとな?
ダメダメである。
ああ、消えてなくなってしまいたい!
ま、来年のリベンジに乞うご期待であります。
とりあえず来年の目標はこんなところ。

○ 年間五十本のうち、五本以上当てる。
○ 回収率100%以上を達成する。

しかし、変な年だったなあ、今年も。
だってさ、良く考えたら今年ってGⅠしか当たらなかった当方である。
未勝利大好き男で、GⅠを極度に苦手としていたはずなんだがな?
まあ、週末1レースのみの予想、基本メインレースだからGⅠ率の高いのは確かであるが。
原因がわからんよね、しかも片方後藤君だし。
さて、来年はどんな年になることやら。
 

さあ。いよいよ有馬記念である。
泣いても笑ってもキレても心神喪失しても、今年も残すところこのレースだけである。
悔いの残らない勝負を打ちたいと思う。
とか言ってると、ローズキングダムが回避・・・だと・・・!?
はっはっは、バラ一族のしまらなさをこんなところで出してくるとはなあ、全くもってあなどれねえ奴である。
まあまあ、それでも3歳勢はなお役者が揃っている、能力的にはおそらく一強と見て差し支えないであろうブエナビスタを相手にどんな競馬を見せるか、来年すらも占いそうなこの一戦である。
今年度収支は-34840円。
ラストに相応しい大花火をぶち上げたいものである。


☆ 有馬記念 2010/12/26 中山 10R
      芝 2500m 3歳以上 定量 GⅠ ☆


ありまきねんだなあ。
行く歳来る歳有馬記念、暮れの風物詩、去り行く年をしみじみ思う時期でもある。
今年の競馬はまあ何と言うかヒドかった。
今のところ的中は2本だけ、安田記念と阪神JFである。
ぶっちゃけた話をすれば、安田記念は当方、戦前はショウワモダン一強と公言してはばからなかった。
故に週明けに周囲から「おめでとう、ド本線だよね?」とか祝福の言葉を受けて、いささか悔しい思いをしたこともあった。
まあ、全ては天敵後藤君をヨセてしまった結果なのだが。
今回は・・・ネヴァブション、か。
好きな馬ではあるんだよなあ、凄ーく。
評価も今季の成績から見れば非常に低くみられている気がする。
どうしようかなあ、先週悪い行きがかりは水に流すと宣言したばかりなんだけどなあ。
宣言した途端にヤラかしたがな!
あんな後ろでレースする馬じゃねえだろが、実際。
やっぱり彼とは一生理解りあえない仲なのであろうか。
悩みは尽きないね。
兎にも角にも、これでラストである。
気合いいれて予想しましょう。


展開を読む。
まあ、スローじゃね?ということくらいしかわからん俺ガイルわ。
逃げ馬いないしなあ、例えば、一番枠引いた①ヴィクトワールピサ、このあたりが押し出されてそんならと行く格好は十分に考えられる。
それと④トーセンジョーダンかな。
あくまでチャレンジャーという姿勢を貫けば、ここは積極策しかないところである。
そうなればあっと驚く一撃もありそうな気はするな。
勢いだけならどの馬にも引けはとらんし。
あとは・・・後藤君の②ネヴァブション、か。
やることなすこと極端な男だからなあ、勝負師っちゃあまあそうだわな、遅いと踏んで思い切って乗るのは彼らしいとは思う。
そして・・・⑤ルーラーシップが我慢できなくて引っかかって行っちゃう展開、うわあ、ありそう。
考えられるのはそんなところかな?
ここで恐ろしいのはネヴァとトーセンが思い切りよく競って行って、その上でルーラーが引っかかって突っかける展開。
こんな事があれば相当速くなってもおかしくはないが。
まあ、ないとはいえないがそれでもここまで酷い展開は流石に考えにくいだろう、引っ張るひと次第だが、先行で瞬発力勝負できるタイプが有利な流れに収まるのでは、と考える。


当日の中山競馬場の天候は晴れ時々くもり。
日本海側以外は良い天気になりそうで、馬場の状態は問題なさそうである。
ラストを飾るに相応しい馬場での競馬となって欲しいものだ。
それでは一頭ずつ見てゆくこととしようか。


①ヴィクトワールピサ やはりこの馬は日本の軽い芝向きなのだなあとつくづく実感。前走なんかは状態も正直あまり良いとはいえなかったし、あちらでの競争や調整の違い、検疫など様々なダメージがあったのだと思う。しかし結果はアレで、当方のマイラー疑惑も見事に吹き飛ばした様子である。今回は順調に乗り込んで状態は明らかに上向き、馬体もよくなってきたし、実績のある中山に替わるのもプラス材料。内に閉じ込められるのを嫌いそう、押し出されない限り逃げはないだろうが、それでも積極策と見る。うん、いいですね。対抗まで見ることとしよう。

②ネヴァブション 安定してるよなあ。ズバッと切れたり、或いはなにか突出したところが無いから勝ちきれないところもあるが、実に馬主孝行なキャラであるといえる。愛い奴じゃのう。今回は得意の中山、恐らくは積極策でくるだろう気がするし、有馬記念というレースの7歳馬の相性のよさを考えると、いささか怖い一頭とも感じる・・・が、それでもよーいドンの瞬発力勝負に持ち込まれればいささか分が悪し、善戦までなのではとも愚考する。今回は様子見としたい。

③フォゲッタブル 夏の暑さが応えたか、或いは昨年末から歳頭そして春天宝塚のローテの異常さのためか、今季はその能力から考えても今一つなレースが続いている。今回もなんだかプール併用の調教、坂路も少しづつよくなってきているようには見えるのだが、本調子というには物足りないデキに映る。面子もこれ以上無いほどの強化っぷり。まあ、見送りとしておこうよ。

④トーセンジョーダン 勢い無双の上がり馬である。.前走アルゼンチン共和国杯も57kgのハンデで楽に勝ちきりと、能力的には十分にGⅠクラスで通用するところを見せつけた。同レース3着のコスモヘレノスはステイヤーズSで勝ちきり、存外レースレベルが高かったのかもわからんね?兎も角も、ここでも軽視は禁物であろう。有馬記念はGⅠ未勝利の騎手には厳しいデータがあるのだが、チャレンジャーの気概を忘れずに頑張って欲しいものである。連下まで見ることとしたい。

⑤ルーラーシップ ローズキングダムの菊花賞2着で、性能的なキンカメの距離適性があることはわかった。あとは気性面の問題である。現状、無冠の帝王といっていいほど血統的にも能力的にも期待されていた馬である、能力的には十分に通用するレベルだと考える。ダービーに関しても引っかかった上に直線で前が壁になる不利を受け、その上でヴィクトワールピサとの時計差なしの5着、逆にこの馬の評価は当方的にはうなぎのぼりであった。さて、前走はあくまで千八の鳴尾記念、この馬としても折り合いやすいペースであったのは確かで、これによって気性面の成長を見ることはむつかしうかろう。ただ、前走では体も一回り大きくなっていたし、ここまで使い詰めてきた馬ばかりのなか、この馬ほど上昇味のある状態で臨めるのは大きな魅力と言える。騎手も厩舎やこのレースと相性のいいルメール、ここは大仕事の予感がプンプンである。予定通り、この馬を本命としたい。

⑥ローズキングダム 出走取り消し。

⑦ブエナビスタ 強い馬だよなあ、まさしく現役最強といって良いだろう。しかし、強い馬が勝つ馬とは限らないのが競馬の恐ろしいところ。宝塚使ったこともあり今季は秋天からの始動ゆえここでまだ3戦目と、他馬に比して余裕はあるだろう。気になるのはここ2戦続けて出遅れているところ、実はブエナ、スミヨン嫌いなんじゃね?いずれあまり後ろじゃ届かなかったり前ふさがれたりろくな事が無さそうな気がする。しかしまあその程度だろうか、あんまり心配はいらないだろうな、この馬に関しては。押さえで連下まで見ることとする。

⑧メイショウベルーガ 思いのほかJCでも頑張っていた模様、改めて能力の高さを確認した次第である。まあ、今回ははじめての中山、追い込む手も牝馬には厳しそうで、使い詰めで馬の状態にも上昇味が薄く、前走以上は厳しいのではなかろうかと。今回は見送りとしたい。

⑨ダノンシャンティ 能力的に非凡なのは認める。ただ、GⅠなめんなといいたい。まあ金杯だといかにも斤量重いだろうし、ここは変な色気も無く回ってくるだけだと思うのだがな?あまり考えなくてもいいだろう、静観が妥当。

⑩エイシンフラッシュ 今回も調教はよく動いている様子、毎回レースのたんびに最高のデキを連発しているために、狼少年のように調教自体信用できなくなっている。まあ、調教駆けする馬なんだね、と。卑近な例でいえばアグネスフライトだが、この馬もあんな感じでダービーまでなのかもわからんね?あくまでそんな感じがするなあというだけの話だが・・・。今回は見送りとしたい。

⑪トゥザグローリー まあ、無いな。なんだか千八巧者のダメフラグがプンプン漂う馬である。母親考えれば流石にここは距離も長いし相手も強いし、いかにもな狙い辛い馬である。まあ、無事に一周りしてきてくださいよ。静観妥当。

⑫ドリームジャーニー 昨年に比べるとあんまりよくないなあ。当方は万夫不当のドリジャニ嫌いを自認する人間であるが、やはりというか何と言うか、昨年ほどの怖さは感じないなあ、まあ故障の休み明けではしゃあないか。ただ、なあ。いささか寂しいというこの心持、わかっていただけるだろうか?嫌いな馬は強くあって欲しい、そんな馬をぶった切るのが快感なのである。弱い馬を切ったところで当たり前の事をしているだけだ。逆に思わず買いたくなってしまうじゃないか!強いドリジャニの復活を希望する。今回は様子見で。

⑬オウケンブルースリ 年々歳々、おとうさんに似てくるなあ、ジャンポケに。今回はウチパクもお手馬エイシンフラッシュでルメールもルーラーシップ、そこで復活のワンポイントリリーフ、ノリの出番である。ブエナを身も心も知り尽くした(エロい・・な)男、横山ノリが皆さんに有馬ひと時の夢を贈ります。とまあ適当な事をホザいているが、谷間の世代の希望の星であることには変わりなし、今回はデキに関しては明らかに前走より上向き、坂路時計も非常に優秀でようやくパンとしてきたといったところか。不器用で追い込み一手な印象しかなく、有馬ではいかにも向かない感じもするが、そのあたりはノリがうまく乗ってくれるのではとの期待もある。リーディング争いも激化しているし、そう言った意味でも面白い有馬になってくれれば良いなあと。連下まで見ることとしたい。

⑭ペルーサ 随分と人気あるなあ。当方からすればゲートがダメな馬ってえのは一生そのまんま、どれだけ練習してもよくはならんという認識なのだが。まあ、馬としても中山初めてではあるが府中向きに見えるし、距離も長い感じがするな。まあ、楽しみに見ておくこととしようか。馬券的には静観が妥当だろう。

⑮レッドディザイア ミッキーの野望完結編?いやいや来年も頑張りますよ。まあ、もう日本のGⅠは出なくてもいいんじゃね?いっそのことミッキーと移り住んでくれてもかまわんよ?とそんな醒めた目で見る当方である。状態もよくないし、今回は静観が妥当だろうなあ。

⑯ジャミール 有馬記念のフルゲートの大外は絶望的だということはわかっている。いままで一頭も勝ち鞍が無い事も知っている。しかーし。だからこそそろそろガツンと来てもおかしくないんじゃなかろうか、そんな風に、当方のゴ-ストがささやくのである(攻殻風に)。まあ、函館記念から使い詰めだし、上がり目なんてモノははなっからありませんよ。それでもここまでくれば逆に状態の高いレベルでの安定振りを示しているし、裏街道ばかり歩いてきたこの馬の逆襲の時間が始まりそうな感じがするのである。調教も相変わらず元気一杯、鞍上福永君で一発は十分ありそうだ。今回の単穴としたい。一頭だけ競馬をせずに勝つ、そんなダイユウサクの感動再びである。


というわけで、印を打つとこのようになる。


◎ ⑤ルーラーシップ
○ ①ヴィクトワールピサ
▲ ⑯ジャミール
△ ④トーセンジョーダン
△ ⑦ブエナビスタ
△ ⑬オウケンブルースリ


で、買い目はというと。

馬連
①─⑤ 300円
④─⑤ 100円
⑤─⑦ 100円
⑤─⑬ 100円
⑤─⑯ 200円
①─⑯ 200円


こんなところか。
今週はルーラーシップと死なばもろとも枕を並べて討ち死にであります。
哀れるうらあシップ、海行かば水漬く屍となるかどうか。
全国のルーラーシップスキーの皆さん、切るなら今ですよ?
と忠告させていただいたところで、大いに頑張って頂きたいものである。
なんか、結構人気になっちゃってるのが不思議だなあ。
重賞鳴尾記念一勝馬にそんなに期待していいのかねえと、当方としてもいささか困惑気味である。
まあ、とりあえず件の鳴尾記念で、若駒Sで膝を屈したヒルノダムールへのリベンジは完遂した、余勢を駆って今年度ダービー馬、そして現役最強馬の首をなべて串刺しの好機である。
最強ロードを歩んでいただきましょうか。


今週のBGMはベートーベン、『交響曲第3番OP55 エロイカ』である。 
エロいか。そうか。
というくだんないネタは措いといて。
今回のエロイカの原盤は随分と古いもので、フェリックス・ワインガルトナー指揮のウィーンフィル演奏、1936年録音のものである。
いわゆる名盤という奴だ。
その割にはノイズも気にならず、状態が非常にいい。
掘り出し物である。
かのベトベンがナポレオンのために書いた曲だとか、そんなナポレオンが皇帝を名乗ってベトベンさん「裏切られた!」楽譜たたきつけたとか、まあいろんな逸話がのこっています。
そんな英雄だからこそか、全体的にテンポの早い勇ましげな曲調である。
のだが、それにしても早い、こんな早いのは現代解釈でもあんまり聞かないな?
凄い進行力である。
それと、随分とティンパニ小さいね。
エロイカといえばこのあたりガンガンぶってきてそんな”勇ましさ”を表現するものなんだがな?
とはいえ、それもまた響きの美しさが良く映えていいものだと感じる。
さすが名手ワインガルトナーだな。
今、昔の演奏を聞くと逆に新しさを発見できたりして、いい刺激である。
まあ、英雄聞いて予想立てただけに、結果が出て馬券叩き付けるようなことにならなきゃいいけどな、ハハ・・・ハ・・。
上手くまとまったところで。
それでは、良い有馬記念を。
 

雪ばっかり降っているここ札幌である。
今日はお休みだが明日は仕事な当方、こうも雪ばっかりでは穴熊生活やむなしといったところだろう。
さて、先週の競馬はカス当たり、まあいいや、せっかくだしもらっとくか程度である。
切ないほどに大勢に影響のない回収金額、スズメの涙といったらスズメさんに失礼かもわからんね?
というわけで今年度収支は

-36360+2520=-33840円

という事に。
ああ、後二つ、どっちかででかいところ当てねえとな。
まずは相性のいい2歳戦のここからである。
相性いいっても好きなわけじゃないんだがなあ・・・。


☆ 朝日杯フューチュリティステークス 2010/12/19
    中山11R 芝 1600m 2歳牡牝 定量 GⅠ ☆


さて、今週も引き続き2歳戦である。
ああわかんねえめんどくせえ、そんな風に頭を抱える予想タイムである、困ったものだ。
今年はデイリー杯、新潟2歳を牝馬に取られ、重賞勝ち馬は小倉2歳Sのブラウンワイルド、東スポ杯2歳Sのサダムパテック、京王杯2歳Sのグランプリボス、そして函館2歳Sのマジカルポケットの四頭である。
そのうちローカル重賞のブラウンワイルド、マジカルポケットあたりはどうにもこうにも人気薄、サダムパテックとグランプリボスはガチガチの人気となりそうで、まあ極端っちゃ極端だわなぁというのが当方の印象である。
・・・出遅れてばっかりの馬を、マイルGⅠでそんなに評価できるものなのかねえ、ぶっちゃけおっかねえ。
まあ、出遅れても結果を出しているところが逆に非凡なのだろうが、な。
どうやら今回は、そんな馬が多いように感じる。
むつかしいな。


それでは、展開を読む。
逃げ馬候補は①オースミイージーと⑫シゲルソウサイあたりだろうか。
暮れの中山、芝目も内は随分と荒れてきている、閉じ込められるのは勘弁な①オースミイージーが追っ付けて行きそうではある。
⑫シゲルソウサイは新馬、500万下と凄い勝ち方だがいかんせんダート、出脚がつくかどうかというところだが、こればっかりは読みきれないなあ、初芝ということで無理せず出たなりでいきそうな感じもするんだが。
まあ、結論としてはこれまでのこのレースの傾向からもそう遅くなるという事は無さそう、とはいえ、案外牽制しあって平均ペース程度まで落ち着くという事もありそうな感じである。
有力どころが出遅れがちなところも考えると、ね。
先行粘りこみも考えられるペースと見る。


当日の中山競馬場の天候は晴れのち曇り予報。
前日の天気も良い様子だし、馬場の軽重に関しては問題ないだろう。
あとは内馬場の状態次第、か。
前述のとおり、閉じ込められるようだと有力どころとはいえ伸び脚を欠く展開もありそうである。
それでは、一頭ずつ見てゆくこととしようか。


①オースミイージー 逃げてよい馬であるが、前走は逃げ切れなかったからか、或いは新味を考えてか、番手での競馬で案外の内容であった。血統からはマイルくらいは問題なくこなせそうだが、相手強化で目標にされるといささか厳しさがあるだろう。今回は静観の構えである。

②リベルタス ああ、ローエングリンの弟さんですか、素質も高そうな馬ではあるな。出足が鈍いところがありこれまで三つのうち二つまで出遅れているが、逆に出遅れたレースで両方とも勝っているのが能力の高さというものだろう、納得いかんが。あんまり好きなタイプではないが、一応押さえまで見て連下とする。

③マイネルラクリマ 相性のいい新潟2歳組の最先着馬がこの馬。同じく直線の長い新潟でもマイルのぶんだけ引っ張れたが、府中では坂もあり、おまけに1ハロン長い千八と、寸の詰まったいかにもなスピード馬のこの馬には前走はいささか条件が厳しかったと見る。今回は直線の短い中山マイル、先行馬としてはもってこいの舞台で動きやすい枠順、見直しが当然と考える。対抗まで見ることとしたい。

④ブラウンワイルド 期待されていた前走は案外な結果に、果たしてローカルと中央付近ではこれほど違うものかとため息しきりで今回は株も暴落である。まあ、初距離、初左回り、直前輸送もはじめての初物尽くしとあってはむつかしかったのも致し方なし、か。で、今回だが・・・狙い辛いなあ、実際。血統は嫌いじゃないんだが、まあ、ここでどういう競馬を見せるか、楽しみにはさせてもらおうかな。様子見という事で。

⑤リアルインパクト どうだろうね?前走は出遅れながらいい位置につけて勝ち馬に肉薄の2着まで、素質の高さを改めて示した格好となった。ただ、いささか楽な展開のレースが多いのが気がかりなところ、今回のレースはもう少しペース的に厳しそうで、血統からも母系メドウレイクの血はスプリント向きに見える、半兄弟アイルラヴァゲインも生粋のスプリンターであるしな。総合的に見て期待より不安が大きい馬に見えるのだが。そして、果たして後藤君は降ろされたのかどうかが激しく気になるところではあるのだが。まあ、今回は見送りとしようかな?

⑥タガノロックオン もう少しかかるかなという印象、ここではちと狙い辛いか。静観が妥当だろう。

⑦トキノゲンジ この馬もまたゲートのよくない馬なんだなあ、その割にこの成績はたいしたものと云わざるを得ないか?しかしまあ、アンミツも元気にしとったか、GⅠではついぞ見なかったしなあ。この馬に関してはよっぽど展開が速くなって前総崩れになったら、浮上の目もありそうに感じるが、今回はどうかなあ、ないような気がするなあ・・・。まあ、見送りとしておこうか。

⑧リフトザウイングス やはりデビュー戦はいささか太かったのだろうか。前走はデビュー時より20kg軽い510kgで、調教の動きもすこぶる軽やか、どうやらガレた訳ではなく絞れたと見るのが妥当であろう。レンドフェリーチェの初仔で血統も良く、もともと期待されていた馬がここに来てようやく目処がついたといったところだろう。ただ、未勝利一勝ではいささか実績的に心許ないところはあり、本当の意味での本格化は来年以降ではなかろうかとの感じもしている当方である。今回は様子見としようと思う。

⑨ロビンフット さて、今回の本命はこの馬である。復讐の悪鬼羅刹と化した後藤君が、意地でもリアルインパクトよりは先着してやると地団太踏みながら怨嗟の唸り声を上げている様が目に浮かぶ、ニヤニヤ。まあ、あくまで降ろされていたらの話だがな?なんの、サダムパテックが後にクラシック獲る馬なら、この馬はマイルCS獲る馬だぜ、といってやりたい。ぶっちゃけゼンノエルシドが好き過ぎた当方には、思い入れだけで一杯一杯なところも無きにしも非ず。ただ、前走は明らかに出遅れで最後方からの競馬が響いた印象、同じく出遅れたリアルインパクトとの差は位置取りだけ、流れにさえ乗れば距離適性はこちらのほうが上で、いささか馬に若さは感じるが、それでもゲートがダメということはなく、いちょうSで勝ち切った後藤君ならいいイメージで乗ってくれるのではあるまいか、そんな期待もある。是非にも
頑張って頂きたい、当方の夢を乗せて。

⑩サダムパテック お兄ちゃんもお姉ちゃんも両方全然ダメだった馬なんだがな、よほどお父さんフジキセキと肌馬の相性が良かったと見える。シンボリクリスエスやバクシンオーじゃダメだということか、贅沢なやっちゃな。まあ、前走一番人気で勝ちきるあたり、評価と能力の合ったいい馬ではあるのだろう。ただ、やはり出遅れ癖というか出足の鈍さはいささか気がかり、折り合いは付くし二の足もあるようなので、もう少し長い所のほうが合っているのではなかろうかとも。とは申せ、切るところまでは流石に行かず、今回は押さえで連下までとしようか。

⑪グランプリボス どうもね、馬体見る限りでは寸の詰まった体型はいかにもなスプリンターとしか映らないなあ。お父さんがお父さんだけにね、母系サンデーも極端に言えば限りなくスピード馬だし、こういうこともあるだろうと。そう云う意味ではやはり距離的に不安はあるが、どうやら人気となる様子でもあるし、今回は連下まで見ることとしようか。

⑫シゲルソウサイ ひょっとしたらダート馬としては破格の馬かもわからんね?こんなところで黒星をつけさせるにはもったいない位に。というわけで、芝では・・・といった評価であります。まあ、まだ2歳だしわからんがな?ワンダーホースかもわからんしなあ。とりあえず楽しみに見ていようかとは思っている。馬券的には見送りで。

⑬エーシンブラン うん、かわいくて好きだけどね。いささか使いすぎな感はあるか。とはいえ、当方の本命のロビンフットよりは一戦少ないんだが・・・。府中いちょうSではロビンフットに負け、京王杯では大出遅れのロビンフットと0.1秒差ではいささか心許ないところはある。まあ、展開次第なところはあるだろうが、今回は見送りとしたい。


⑭マジカルポケット なかなか、千二しか走っていないが、底は一切割れていない怖い馬であるといえようか。ひょっとしたら世代最強の目もあるかもな。まあ、休み明けだしそう高い評価はし辛いというか、そも印打つのもむつかしいんだけど。母父ダンチヒに父ジャンポケ、血統的には凄く魅力的ではあるんだが、馬体をみるとセッパリで腹が出ていて、お世辞にも良く映るタイプではなさそうだ。まあ、ジャンポケの仔ってそういう馬多いですよね?だからあんまり気にしなくてもいいのかも。とりあえず、この馬も見る分には楽しみな一頭である。馬券的には様子見で。

⑮アドマイヤサガス まあ、この馬も未勝利一勝馬なんだけどね?とは申せ、デイリー杯優勝馬はあのレーヴディソール、現状では世代最強馬である。その馬の2着というんだから、つまり世代で二番目に強い馬ということである。いや、自分で言っといてナンだがそれはどうなんだろう・・・。ただ、そう云う評価があってもよかろうかとは思う。調教からも状態は絶好、屋根もいいしいささか外目の枠順を除けば、有力どころでは一番評価できる馬であると見る。血統的には・・・きっとマイルまでなら問題ないでしょう、ということにしておこう!単穴まで見ることとしたい。

⑯タツミリュウ 天才江田照男が今回乗るのは人気的にまんまとエアポケットになりそうな2勝馬である。母父タイキシャトルとはいえ、前走見る限りでは折り合いにも不安はなく、むしろ距離延ばしていいタイプではと、レースセンスが良くまだまだ引き出しもありそうな感じがする。そのぶんだけ、中山マイルはこのメンバーではいささか忙しい感じも受ける。いずれ、大外引いた時点で難しいとは感じていた、この馬も見る分には楽しそうだが、様子見とさせてもらおう。


というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑨ロビンフット
○ ③マイネルラクリマ
▲ ⑮アドマイヤサガス
△ ②リベルタス
△ ⑩サダムパテック
△ ⑪グランプリボス

で、買い目はというと。

馬連
②─⑨ 100円
③─⑨ 300円
⑨─⑩ 100円
⑨─⑪ 100円
⑨─⑮ 200円
③─⑮ 200円


今回はロビンフット君と心中しまーす。
まあ、後藤君との悪い行きがかりはこの際綺麗サッパリ水に流し、新たなパートナーシップを築いていきたいと願うこの頃である。
あくまで一方的だけどなwww。
一方的パートナーシップははたしてパートナーシップと呼んでいいものなのだろうか、疑問ばかりが降り積もるな。
相手は③マイネルラクリマ、休み明け東スポ杯は前述のとおりいささか条件的に厳しすぎた印象、ここならば逆転まで。
そして残るは人気どころにざらーっと。
いい夢見させてくださいよ。


今週のBGMはGipsy Kingsのアルバム
『Gipsy Kings』
である。
いいよね、ジプシーキングスは。
その昔は我が日本でもCMソングとして猛威を振るった記憶がある。
力強いスパニッシュ・コードと情感をたっぷり含んだ詞と歌声。
フランスのバンドであるが、さすが人種のるつぼな国家だけのことはある、そういった人種の交差点としてのフランスだからこその音楽と感じることもできる。
スパニッシュだけにはとどまらない多様性がしっとりとまとまっている、エキゾチックな曲が多い。
まあ、良く空耳アワーに出てくるバンドでもあり、ファンは多いというお話だが、最近はあんまり聞かないなあ。
このアルバムでは、インストだが鬼平犯科帳のEDテーマ「Inspiration」あたりが有名だろうか。
曲単体としては「Bamboleo」や「Djobi Djoba」なんかのほうが有名だろう、いい曲ですよ、どれも。
このアルバムの中で当方が一番好きな楽曲は「Amor,Amor」だろうか。
これっくらいライトな曲調のほうが、重ッくるしいのよりは楽しめるようになってきた、最近の事である。
時に、「Bamboreo」の歌いだしって、絶対「医者もジェラシーたまんねえな!?」って言ってるよな、絶対。
何のことだ?
というわけで、良い日曜日を。
 

終日、十二月の割に暖かいここ札幌である。
今週も競馬の日がやってくる。
ああ、ついに残すところあと3戦、ここまで当たらないのもどうかしているよな。
しかも、二つ2歳戦だし。
まあ、何とかふんばってみましょうかね。
このままじゃ終われねえです、ハイ。
今年度収支は-35360円。
それでは頑張っていきましょう、阪神JFです。


☆ 阪神ジュベナイルフィリーズ 2010/12/12 阪神11R
       芝 1600m 2歳牝馬 定量 GⅠ ☆


さてさて、ここ数年男勝りな名牝を目にする機会が増えたような気がする。
具体的にはウォッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタ、アパパネ(に関してはまだ結果を出してはいないが、舞台さえ整えば相当やれるのではなかろうか?)などなどである。
その前は・・・といえば、エアグルーヴあたりまで遡らなければならず、さらにその前はといえばダンスパートナーもベガもダメだったし、更に前は記憶にございませんという体たらくである。
偶々の星の廻りなのか、或いは牝馬の調教技術の革新があったのか。
こちとら只の馬券オヤジ、そんなことはさっぱりわからんが何にせよウマもまた女の強い時代到来である。
果たして今年の2歳牝馬には、そんな名牝の可能性を秘めた仔がいるのだろうか、見る”だけ”のぶんには楽しみである。
実際買うとなると厳しいのだが・・・な。


それでは展開を予想する。
とは云い条、各馬の傾向からは経験不足により全く読めないというのが実際のところだ。
まあ、レースの傾向というものは存在する、阪神マイル外回りが新設されて五年目、過去四回のこのレースはいずれも前3ハロンより上がり3ハロンのほうが時計のかかる展開であった。
発走直後の直線が延びた分だけペースが上がりやすくなったというところだろうか、このデータだけ見れば差し馬の有利と見て取れる。
そこで一頭ずつ精査してみると───。

内から有力どころ①アヴェンチュラあたりはまあ無理して行くところでもないだろう、道中楽に乗って決め手勝負だな。
④ホエールキャプチャは読みにくいが出遅れるのは間違いないだろう、よほど引っかからなければ後ろからの競馬となりそうだ。
⑤フォーエバーマークは前走は押し出された格好、スローに嵌まりそのまんま楽勝したが、本来は番手での競馬に味なタイプだろう、無理はしないはず、吉田豊だしね。
⑥マイネイサベルは差しの競馬にこだわっている印象、前走も着順ほど差はなかったし、今回も中ごろからの競馬と見る。
⑦リトルダーリンだが・・・後藤かあ、これは行っちゃいそうな気配だなあ、まあ本来なら出たなりできっちり息入れて終い勝負なんだろうが、後藤ばっかりはわからねえやな。
⑧ピュアオパールは前走から出遅れても行くという気概が見て取れる、ここに来ていきなり控える競馬もしないだろうさ、やや距離に不安が見えるが、まずこの馬が行くとみて間違いないだろう。
⑨マルモセーラはある程度速いペースで引っ張ってナンボのタイプ、基本出たなりだろうし前走から道中はそれほどテンにはこだわらないのかも、行ければ行くタイプだろう。
⑪レーヴディソールは終いの決め手タイプ、よほど道中緩めば前に押し出されることもありそうだが、基本は中団からやや後方で差すスタイル、今回もそうなりそう。
⑭ダンスファンタジアは出遅れさえなければ好位で押し切りたいタイプ、全体のペースに影響を与えるタイプでもないだろう。
⑱ライステラスも同様に好位で競馬したいタイプ、ただ、大外引いた分だけロス回避のために出っパナはやや追っ付けて行きそうな感じもあり、案外ペースに影響を与えそうでもある一頭。

そんな感じであとは内を引いた②ハピシンあたりが見せ場で追っ付けて行きそうな感じもあり、⑮クリアンサスはやや出足の鈍いタイプ、今回は無理せず出たなりで差しの競馬となりそうで、当方の見立てとしては②⑧⑨⑱あたりがテンを争うこととなりそう、やはりスタート直後は速いのだろうなあと感じる。
ただ、位置取りさえ決まれば⑱は落とすはず、そうなれば道中息も入りそうで前残りの目も無いわけじゃなさそうだが、それでも差し有利には違いないか。
案の定な展開を読むために随分と紙幅を割いてしまった印象である。


当日の阪神競馬場の天候は晴れ時々曇り。
雨は降ってもパラパラ程度だろう、馬場には問題なさそうである。
年末で内目がやや荒れてきている以外は、おおむね良い馬場での競馬となりそうである。
それでは、一頭ずつ見てゆくこととしようか。


①アヴェンチュラ 現状では能力は十分、トールポピーの下ということで、血統的にも楽しみな一頭ではある。新馬戦でも強い勝ち方、三ヵ月半明けの札幌記念でも2着しているとおり、パワーもあり長い距離への適性も感じさせる逸材といって良いだろう。ただ、そこから更に二ヶ月半の休養をはさみ、順調とは呼べない変則ローテが気がかりなところ。現在の阪神で最内を引いたのもやや不運か、そのあたりを差っぴいて連下までとしたい。

②ハピシン うむう、なんだか逃げそうな感じがプンプンするんだよなあ。この馬が無理めに行くかどうかで見込みペースが大幅に変わってきそうな感じがあるのだが。まあ、いずれにせよいささか使いすぎの感もあり、どこまでやれるかといったところだろう、無事に一回りしてきて欲しいものである。

③トツゼンノハピネス 未勝利戦はいい勝ちっぷりではあった、やはり千八ではやや距離が長かったのかも知れないし、どうやら使い減りするタイプのようでもありそうだ、まあ、小倉だし暑かったからというのもありそうだが。今回は調教も順調で馬体の減りもそう気にならない様子ではある。ただ前走圧勝だが時計も至って普通、距離延長、面子強化を考えるとそう買いかぶりも出来そうに無く、今回は見送りが吉だろうか。

④ホエールキャプチャ 前走ファンタジーSは出遅れで最後方から追い込みの一手でアタマ差まで、末脚爆発であった。今回もスタートさえまともで同じようなレースができれば案外面白いかなとも、調教から状態も絶好の様子、外回りの長い直線に鬼脚がうなるか。今回の単穴はこの馬としたい。

⑤フォーエバーマーク 前走は府中からまつ賞500万下で強い勝ちっぷり、時計もまずまずであった。ただ、今回はそこまで上手く行くかどうか、そもそもこの馬としてはペースがきついようにも。静観が妥当だろう。

⑥マイネイサベル ああ、テレグノシスの子供かあ。勝ち上がりも2勝目も新潟、このあたりはおとうさんと一緒で左回り巧者のマイラーなのだろうか。ファンタジーSはやや拍子抜けな結果、大外回された分もあるだろうが、やはり京都では力が出せないか?今回は阪神でまた右回り輸送アリ、見直す手もあるだろうが当方は静観としたい。

⑦リトルダーリン ようやくまともなエリモエクセルの仔が出てきたかという印象、ただ、小柄なのが気にかかるところか。馬体を見る限りでは体高が高くヒョロッとした印象、距離の融通は利きそうだがフルゲートのマイル戦ではやや気忙しいかとの印象がぬぐえない。面子も強化で今回は様子見としたい。

⑧ピュアオパール この馬もまた牝馬らしく小さい馬。千二のスピードには非凡なものがありそうだが体の小ささから逃げの戦法がベストなのだろう、馬込みに入れるような競馬はし辛いのかも知れない。今回は距離延長で相手関係もやや厳しそう、様子見としたい。

⑨マルモセーラ 前回当ブログで話したとおり、今回はこの馬を本命としたい。現状馬体を見るに最も完成度が高く、牝馬としてはやや大柄な部類に入る470kgほどの馬格、切れる脚は無いがいいペースで引っ張って終いも手堅くまとめる持続力があり、先行馬の鑑のような一頭である。後ろの馬に脚を使わせる展開となればそのまんまということも十分に考えられる。勝っても勝っても人気にならないところもステキ、どうだろう、4~5番人気くらいかなあ、まあ、GⅠで屋根がタナケンだからしゃあないか。新馬戦の十六番人気には全くもってシビレました。頑張って頂きたいものである。

⑩タガノラヴキセキ どうだろうね、前走は馬場の状態もあったかもわからんね?てゆうかなんでタナパク乗ってないのん?奴なら面白いかとも思っていたのだが。仕上がりはすこぶる順調そう、ポリトラックで馬なりながら終いはズバッと切れていた。まだ上昇味を残していそうで馬場の状態が良さそうな今回は面白そうではある。一応連下まで見ておこうかな?

⑪レーヴディソール 札幌でも京都でも勝っているように、どうやら場を選ばない力のある馬であるようだ。まあ、前走なんかは圧巻だったしなあ、この馬なら一番人気でもしゃあないよな。素直に対抗まで。

⑫ツルマルワンピース ちなみに当方は現在、ワンピースのログコレクションを買いあさって楽しんでいるところである。まあ、どうでもいいことだが。前走はやはりどうにも不満だなあ、実力的にこんなものなのかなあ、と。まあ、使い込んでいるし上がり目もこれ以上は無さそうだし、見送りでいいいんじゃね?

⑬オースミマイカ 調教も今一つだし、前走も不利受けたとはいえいささか残念な結果である。この馬はこんなものかなあという感じも。静観が妥当か。

⑭ダンスファンタジア 馬場状態不問で切れ味もあり、まだまだ底が見えない一頭である。まあ、お母さんも名牝だし、藤沢先生もさぞかし期待しているのだろう。輸送、右回り、重賞ともに初めてということで、今回は一段下げて連下までの評価としておく。

⑮クリアンサス まあ、勝ちあがりはペースを考えればいい時計であるといえそうだ。ただ、マイル2戦して勝ちきれず千四で結果を出したというのはいささか気がかりではある。デビューからずっと人気である事から前評判は高い馬だったのだろうが、今回はいささか役者不足の感もある。見送りという事で。

⑯グルーヴィクイーン いい血統ですよね。これでもう少しばかり馬格があれば面白い一頭だったんだけど。なんか、面白そうな馬がことごとく小さいレースだよなあ、リトルダーリンも、ピュアオパールも、この馬も。まあ、もう少し様子を見たいところではある。

⑰マリアビスティー 札幌の新馬戦では出遅れながら勝ちきり、しかしその後は人気となりながら駄目なレースが続いている。単純にスピードの足りない札幌巧者といったところだろうか。まあ、今回は相手関係も厳しいし、難しいだろうなあ、見送りで。

⑱ライステラス 時計的にはファンタジーS勝ちきりの⑨マルモセーラと一緒で、回りが違うので単純に比較は出来ないだろうが評価は出来そうである。牝馬限定になって浮上の目もありそうだが、調教ではいかにも煩い面を見せ、その上輸送もありで大外引くという不運も重なり、今一つ狙い辛い一頭となってしまっているのは否めない所か。追い込みに出れば案外面白そうではあるが、ないだろうなあ、と。今回は見送りという事で。


というわけで、印を打つとこのようになる。


◎ ⑨マルモセーラ
○ ⑪レーヴディソール
▲ ④ホエールキャプチャ
△ ①アヴェンチュラ
△ ⑩タガノラヴキセキ
△ ⑭ダンスファンタジア


で、買い目はというと。

馬連
①─⑨ 100円
④─⑨ 200円
⑨─⑩ 100円
⑨─⑪ 300円
⑨─⑭ 100円
④─⑩ 200円


とまあ今回はこんな感じである。
そろそろ奴の本命は外せという悪評も絶賛大好評立ち上り中なことであろう、本命の被ってしまった方には申し訳ないが諦めてくださいというほかない、残念。
ああ、なんとも無力である。
というか、そんなに荒れないと思うのだがな。
毎年そこそこ手堅いしな、三頭のうちどれかは絡むだろ、実際。
そんな覇気のない、今週の競馬予想である。


今週のBGMはサン=サーンスの
『交響曲へ長調 ローマ』
である。
やはり第一楽章かなあ、聞き所は。
まあ、第二楽章はじめのどこかしらにぎやかで楽しげなところも好きなのだが、なんというか全体的に見れば掴み所のない曲調に感じる。
第三楽章はやや暗く重めの曲調、結びの第四楽章は緩く美しい旋律を聞かせるといった構成で、第二が最もアップテンポだろうか、その後だんだんとほどけていくように旋律が緩くなっていく。
そんな要素も全て第一楽章に集約されているような気もする、素人の気のせいといえばそれまでだが、起伏に富んで一番楽しいことは確かであると言えよう。
まあ、別段積極的に聞いて欲しい名曲というわけでもないのだが(あくまで当方としては、だが)機会があれば耳を傾けてみるのもいいでしょう。
それでは、良い日曜日を。
 



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