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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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はい、有馬です。
今年の当方の予想もこれっきり、行く年来る年有馬記念といったところですけれども。
・・・えーっ、と。
先週は非常に不本意な結果、なんとガミ。
これで本年度の収支は-3010+590=-2420円。
なんだか、悪い予感しかしないなあ。
使い切ったとか、そう云う感じの。
まあ、表題のとおり、今回が88回目、末広がりで、いいじゃない。
きっとやれますよ?まだまだ終らんよ。
止まない雨も、ないじゃない。

☆ 有馬記念 12/27 於中山 10R
        芝 2500m 混合 定量 GⅠ ☆

有馬に関しての目を惹くデータといえば、なんといっても大外がダメダメであることだろう。
ここ十数年、3着すらない有様だ。
先週の朝日杯に続き、小回りの中山らしいデータといえばそのとおりである。
かといって、内がいいかというと、馬場の無残に荒れた現状、半端な位置取りで内に押し込められると直線でも伸び代がなくなるのは自明の理であろう。
内に入った馬に関しては、積極策か後方待機でグリーンベルトを取るというのが定石であろう、それ以外はちと厳しいかな?
そして3歳牝馬、これも全然駄目というデータがある。
今回のブエナを見てもそうだが、やはり中山に関しての経験不足というのは大きいだろう。
絶対数が少ないというのも一因だろうが。
3歳牝馬は、ここを狙ってくるような馬に関しては、中山未経験であっても不思議は無く、その上癖の強いコース設計、急坂もあり、ネガティブ要素が勢ぞろいの観である。
狙い辛い、としか言い様が無いなあ。
さて、今年は前評判の高い3歳馬が最内枠に2頭、大外枠に1頭存在する。
どうであろう。

展開の読みに移る。
前走、逃げて結果を残した③ミヤビランベリ、そして逃げなきゃ駄目な⑧リーチザクラウン、逃げない逃げないと言いながら終ってみれば逃げている⑫テイエムプリキュアの3頭が逃げ馬候補。
テンのスピードならば⑧リーチザクラウンだが、突っかけられると燃える気性はいかんともしがたく、今回も結構なペースで逃げちゃいそう。
内を引いた①アンライバルド、動静の読めない⑤コスモバルク、古豪⑦マツリダゴッホ、菊花賞馬⑩スリーロールスと先行馬の駒も揃っており、遅くなる事は考えにくい面子である。
有馬記念としては、まずまず結構なペースとなりそうだ。
好枠を引いた差し馬が怖い存在となりそうである。

当日の中山競馬場の天候は曇りのち晴れ。
まあ、雨に関しては問題ないであろう。
内は随分と荒れている様子だが、良馬場での競馬となりそうだ。
では、一頭ずつ見てゆく事としようか。

①アンライバルド 中山は、2戦2勝で大好物。秋に入って案外な結果が続いているが、デムーロの手替わりで見直す一手もありかとも思える。ただ、やはりネックは最内枠、か。勝ち鞍のレースを見る限りでも、距離の問題もありそうな気も。血統的には問題なさそうなんだが、なあ・・・。今回は見送りとしたい。

②ブエナビスタ ここまで9戦して3着以下が無いと言う堅実振り、ここまでくるとどこでやらかすかという方に関心が向く。ちなみに当方はやらかすならここであろう派である。前述した通り、3歳牝馬の条件の悪さ、その上2番枠を引いちゃったと来れば、やらかしてもだれも君を責めはしませんよ?前走を見ても仕掛けが早すぎたと言う事はあろうが、それでも秋華賞の降着のツキ落ちがあの結果、そして今回の2番枠と言う形で出ているように見えてしょうがない。という訳で、今回は見送りと言う事に。

③ミヤビランベリ 札幌記念ではスタートで躓いてレースにならず、それ以外では結果を出しつづけている面白い一頭といえる。天皇賞秋、JCの上位組が軒並み回避の中、別路線からの参戦とあっては注目せざるを得ない。今年に入って府中ではあるが二五の重賞を2つも取っているのも怖いところ。前目番手でのレースでも結果を出しており、この馬次第ではレース自体の展開も大きく変わってきそうである。前走よりも斤量も軽くなり、気楽に乗って一発はありそうだ。単穴までとしたい。

④マイネルキッツ うーん。馬自体は面白そうに感じるのだが・・・。中山は勝ち鞍こそないものの、9回使って7回までが掲示板なら、そう不得手というわけでもないのではなかろうか。まあ、何にせよ、屋根が胡散臭すぎ。ほしののおっぱいばっかり揉んでるからGⅠ勝てないんだと言ってやりたい。ああ、松岡君ならなあ・・・。見送りで。

⑤コスモバルク ・・・いえ、特になんにも?見送りで。

⑥エアシェイディ 恐らく、これが最後のサンデー祭りとなりそうな感じがする。⑦マツリダゴッホとこの馬で、サンデーの2頭出し、はたして、過ぎ行く時代へ棹差すことはできるのだろうか?無いと思うんだがなあ・・・。何にせよ、JC最先着は馬鹿にできんか。連下まで見ることとしたい。

⑦マツリダゴッホ 中山実績(8,1,1,2)は圧巻。ちなみに着外の2つは3歳時のセントライト記念の競争中止と昨年の有馬記念である。おととしの有馬でダイワスカーレットを差し切ったあの雄姿をもう一度見てみたいものだ。万夫不当の中山実績を買って、対抗まで見ることとしたい。

⑧リーチザクラウン 狙いつづけて幾星霜、ダービーではお世話になりました。秋に入って今一つの結果が続いているが、最後はやっぱり武だった、と言われて欲しい。中山は皐月賞の1回こっきりだが、距離自体は二四で2着2回しているので問題はないはず、調教を見る限りでもデキ落ちはなさそうで、ここはこの馬と心中する決意。有馬でロマンを買わずにどこで買う、というわけで今回の本命である。

⑨ドリームジャーニー 中山実績(2,2,1,3)、展開的にもこの馬の決め手がものを言いそうで、実に怖い一頭といえる。人気も上々、この馬と②ブエナで人気を分けることとなりそうである。ただし、自分は 買 わ な い。何もかも飲み込んだ上で、わかっていても買いたくない馬というのはいるものである。それがこの馬だ。まあ、来たら笑ってやるさ、ということで見送りで。

⑩スリーロールズ 近頃の菊花賞馬の有馬での成績は今一つである。その中で記憶に新しいのはマンハッタンカフェなわけであるが、果たしてこの馬にそこまでの器はあるのだろうか・・・。中山自体は初挑戦であるが、成績は明らかに右利きを示しており、問題はなさそうだ。ある意味未知数の魅力があり、その可能性に駆けてみるのも一興であろう。上がり目自体は疑問が残るが、連下まで見ることとしたい。

⑪イコピコ 神戸新聞杯、菊花賞と良いレースをしていたが、その後の鳴尾記念が大きな疑問。外を回った分伸びきれなかったかとも考えられるが、それにしてもSペースであの位置取りで勝ちきれないというのは、所詮そこまでの馬かと思わせる。この分ではここでの上がり目も厳しそうだ。見送りとしたい。

⑫テイエムプリキュア 買いつづけているといいことがあるという見本のような一頭。ただ、今年は日経新春杯、エリ女と大仕事を2回もこなしており、いささか働きが超過気味といっても良さそうである。中山も初挑戦で、まあ、今回に関しては無いでしょう。見送りで。

⑬シャドウゲイト 金鯱賞では復活かと思いきや、その後七夕賞、札幌記念とタコが続き、休み明けの福島記念でも見所の無い10着まで。中山自体は(3,2,0,5)と連対率は5割あるものの、最近の成績を見るといかにも狙い辛い。調教を見る限りでも、2歳未勝利馬に先行して先着はしているものの、馬なりながら詰められており、一変とまでは行かない様子である。今回は流石に狙い辛いか?見送りとしたい。

⑭セイウンワンダー この馬の本質はやはりどうしてもマイルだと感じてしまうのだが。ただ、秋に入って大崩れせず、長いところでも結果を出しているのは怖いところ、安定感は抜群であるといえる。ただ、今年に入ってからは勝ち星から遠ざかっており、中山自体は結果を残しているが、この距離この面子ではどうであろうか?福永君からの手替わりで藤田、というのも個人的に胡散臭く感じる。今回は見送りとさせてもらおう。

⑮ネヴァブション 今年は年始めにAJCCを勝っている。中山実績も(4,1,2,7)と複勝率は5割あり、この馬の成績としてはまず中山は走ると見ていいだろう。前走がJCで馬体が+16kg、天皇賞春は流石に減っていたといっても、やはりいささか太目感があったことは否めない。調教を見る限りでは今回の面子の中で一番出来が良く、馬体も出来上がっており、叩いた上積みも大きそうだ。目指せ、ダイユウサクであるな。連下まで見ることとしたい。

⑯フォゲッタブル ステイヤーズSで勝ちきり、いよいよ良血本格化かと思いきやのこの仕打ちである。ついていない、というのが印象だ。調教の動き自体は文句なし、菊花賞も勝ちに等しいハナ差だが、この馬もやはり有馬大外の魔物に喰われてしまいそうだというのが当方の見解。今回は見送りとしたい。

というわけで、印をうつとこのようになる。

◎ ⑧リーチザクラウン
○ ⑦マツリダゴッホ
▲ ③ミヤビランベリ
△ ⑥エアシェイディ
△ ⑩スリーロールス
△ ⑮ネヴァブション

で、買い目はというと

馬連

③─⑧ 200円
⑥─⑧ 100円
⑦─⑧ 300円
⑧─⑩ 100円
⑧─⑮ 100円
③─⑦ 200円

さて、こんな事になってしまった。
もう、見込みペースなんてクソ喰らえな予想である。
ワラッチャウネ?HAHAHA!
まあ、実際のところ、先ず始めにリーチザクラウンありきであったのである。
今年はこの馬と心中というのは、ずいぶんと前から決めていたことだ。
まあ、ダービー取らせてもらって暮れもこの馬で締める、ある意味一貫性があって結構であろうよ。
穴馬として面白いと感じたのは外を引いた⑮ネヴァブション。
馬体に関しては今回が今年一番の出来に見える。
見た目どおりの調教内容で、後ろから気楽に乗って一発、というのを期待したい。
サンデー同士で決まる・・・ということは先ず無いと思うが。
それでもいよいよサンデー時代の終焉を感じさせるこの空気のなか、あるいは驚く結果になりそうな気もしないでもない。
まあ、何にせよ、今年最後のお祭りである。
このあたりで逆転満塁ホームラン、とまでは行かなくても、逆転ツーランスクイズくらいは決めたいところである。
当日が楽しみだ。
では、良い日曜日を。

 

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先述したとおり、先週はほぼ予想通りの結果。
まあ、あんなもんだろうさ。
アニメイトバイオはキャリアのきつさなどから様子を見たが、その頑張りには舌を巻く。
馬主孝行だなあ、まあ、なんだかんだでGⅠには手が届かないパターンなのだろうが。
何にせよ、これで残すところあと二つ、である。
今年度の収支は-2010円。
今週は朝日杯FSを予想する。

☆ 朝日杯フューチュリティーステークス 12/20 中山
        芝 1600m 2歳限定混合 GⅠ ☆

朝日杯において、最も目を引くデータといえば、やはり外枠がからっきしだということだろう。
確かに、コース形態もコーナーがだらだら続き、道中外だと短距離ではとかくきつそうではある。
とはいえ、現状暮れの中山という事もあり、内に入りすぎる馬も潰れそうなのだが・・・。
ほどよいところを通って、最終コーナーでグリーンベルトを伸びる、そんなクレバーな競馬が必要なのかも知れない。
まあ、そんなデータがあるからこそ、データから外れた結果になったとき、おいしい馬券となるわけなのだが・・・。
過去二十年ほどで、確か13番枠から外の馬に関しては、2着まではあったはずである。
今回はそこそこな人気馬がいる様子、ここ五年ほど一番人気が連に絡んでいないことも考慮すると、さてどうなるものか。
楽しい競馬となってもらいたいものである。

では、展開の読みに移る。
ざっと見る限り、逃げ馬が程よくバラけている。
先ず、内に入った①バトルシュリイマン、⑩ツルマルジュピター、そして⑬エスカーダが逃げ候補となる。
⑬エスカーダに関しては番手でも問題なかろうが、他2頭はスタートから競りそうな予感。
そして絶対的な一番人気、⑧ローズキングダムが先行抜け出しであろう事考えると、先行集団もマークの馬で手厚くなりそうである。
もともとSペースはあまり見られないこのレースのこと、流れが緩む事は無いだろう。
平均~やや速いくらいのペースで推移しそうである。
相手を気にせず、気楽に乗って後方一気、というパターンは十分に考えられるだろう。

当日の中山競馬場の天候は晴れ。
絶好の馬場状態での競馬となるであろう。
それでは、一頭ずつ見てゆく事としようか。

①バトルシュリイマン 前走は未勝利とはいえ、圧倒的な勝ちっぷり、0.8秒だから4~5馬身ちぎっての勝ち上がりである。負けるときもきっちり0.8秒差というのもステキすぎる。状態自体は上向きではあるが、目標にされる分きつそうで、今回は0.8秒差で負ける公算が高いか?見送りとしたい。

②ダイワバーバリアン 調教が超抜、500万下とはいえ古馬をあれだけちぎっての先着は脅威、馬格もあって目を惹く一頭である。とはいえ、蛯名君の連勝はちと考えにくく、内に入って伸びきれるかという不安もあり。今回は見送りとしたい。

③ガルボ 血統から長めのところでデビューした様子だが、勝ち上がりは千四。休養いれて馬体が増えたのも大きいか?折り合いに難がなく、決め手も当方が見る限りそう悪くはない、案外面白い一頭に見える。連下まで見ることとしたい。

④ヒットジャポット 連勝の武豊から、なぜか福永君に乗り替わり。なんで?なんだか、武にGⅠ乗らせまいとする圧力を感じてならないのだがどんなもんか。休みはしたが前走はきっちりした仕上がり、馬体の増減もなかったようだが、逆にそれゆえどれほどの上がり目があるかは疑問が残る。今回は見送りとしたい。

⑤ダッシャーゴーゴー おもわずダッシャー!と叫びたくなる名前は大好きです。この馬がラストに競って、ウインズのそこここから『ダッシャー!』とか、叫び声が聞こえてきたなら、さぞかしステキ空間に違いない。さて、そんなタワゴトは置いといて、ききょうSはHペースながら好位から抜け出して完勝の凄いレース、ここまでマイル以下ばかり使っているが、マイルをこなせないとは思えない。能力的にもトップクラスと見る。調教も単走ながらこれでもかというほど追っており、体調のよさが窺える。対抗まで見ることとしたい。

⑥キングレオポルド 前走のベゴニア賞レコード勝ちは圧巻。とはいえ所詮1分34秒台なのだが。Sペースでレコードというのも胡散臭い。この馬の評価が高いのなら、③ガルボあたりももう少し評価されてもいいと思うのは当方だけだろうか。今回は遅くはならないだろうし、位置取り的にどうしても不安のほうが大きい。まあ、何にせよ、マイルじゃあヨシトミ先生のマジックも不発と見る。今回は見送りで。

⑦バトルレッド 前走福島2歳は、自分から動いていって思いのほか良く伸びていた。ただ、この馬もそうだが前走はがっちり仕上げた印象、どの程度の上がり目があるかは疑問である。相手関係も厳しそうで、今回は見送りとしたい。

⑧ローズキングダム 牝系一族悲願のGⅠ奪取なるかといったところ。ちなみに、当方はこの馬のおかあさんが大好きでした。まあ、2歳にして選んだ距離も距離だけに、Sペースなレースばかりで激しく不安なのだが、人気もあることだし、ここは連下まで押さえておくこととしたい。

⑨エーシンホワイティ 前走福島2歳は出遅れながらも後方からよく追い込んで3着まで。小倉ではいいレースをしていたが、戻ってきてレベルの違いを痛感する毎日である。アンカツが乗っているのは激しく気になるが、面子的にも今回は見送りとしたい。

⑩ツルマルジュピター 四ヶ月ぶりで逃げて一杯になったいちょうS以外は、それなりにいいレースをしている様子。ただ、やはりローテ的にはクリスマスSはいらないなあ、というのが忌憚の無い意見というものである。しかも負けてるし。今回は調教もあまり動いていないようで、デキ落ちの不安あり。静観が妥当かと。

⑪フローライゼ で、この馬は出遅れなければ逃げるのかなあ、それが激しく気になるところ。後藤だし、やっちゃいそうな雰囲気プンプンである。素直に最後方からならば面白いと思うのだが・・・。どうにも読みきれないところが怖いが、今回は見送りとしたい。

⑫エイシンアポロン うわあ、ジャイアンツコーズウェイ×サドラーズウェルズだよ。さすが金満馬主、実にお高そうな馬である。Sペースになると途端に折り合いに欠ける面を覗かせるが、今回の見込みペースならば問題なく、折り合えば終いはしっかり切れる馬である。枠順もギリギリのところ、今回はこの馬を本命としたい。

⑬エスカーダ ここから外枠は鬼門という事に。パゴとオペラハウス、かあ・・・。どうにも長いところのほうがあってそうな血統ではある。前走粘って差しきったのも、そんな血統背景に潜む底力の発露ではなかろうかなどと、ダビスタ世代が言ってみる。ただ、私はダビつくのほうが好きです、生粋のセガッ子なもんで。まあ、なんにせよ、実に狙い辛い一頭であるといえる。見送りで。

⑭キョウエイアシュラ 君にはがっかりだよ・・・と言いたい。いや、馬自体はいいんだけどね?屋根が、ねえ・・・。前回で、もうこいつのGⅠは見限りましたよ。さて、この馬で見ると、出足のつかないところも見受けられるし、ここまで通してみると不利ばかり受けている印象である。まあ、生きてりゃきっといいことあるさと言ってあげたい。調教自体は意欲的で、内容もよろしいのだが。騎手補正をかけて、見送りとしたい。

⑮トーセンファントム 差し~追い込み特化ということで、勝つにしても、着差自体はそれほどでもない。⑧ロースキングとおんなじような展開のSペースなレースばっかりで、どうしても不安が残るのだが、それでも人気にはなっているようだし、ヒモまでならばなんとか。連下までとしたい。

⑯ニシノメイゲツ おお、ニシノムーンライトの娘じゃまいか。好きだったんだよなあ、この馬。そんな母親補正も入ってはいるが、本人自体も高評価、北村君もこの馬にはほれ込んでいるという話もあり、期待が持てそうである。前走は千八でSペース、ややかかり気味で終いふんばれなかった印象。今回のペースならば無理なく流れに乗れそうで、中山も2戦2勝と相性は抜群である。本来ならば◎をうちたかった一頭なのだが、大外枠を加味して、今回は単穴まで下げる事とした。目指せ逆転である。

というわけで、印をうつとこのようになる。

◎ ⑫エイシンアポロン
○ ⑤ダッシャーゴーゴー
▲ ⑯ニシノメイゲツ
△ ③ガルボ
△ ⑧ローズキング
△ ⑮トーセンファントム

で、買い目はというと

③─⑫ 100円
⑤─⑫ 300円
⑧─⑫ 100円
⑫─⑮ 100円
⑫─⑯ 200円
⑤─⑯ 200円

と、.こんなんなりました。
きっと、高そうな馬がやってくれるに違いない。
実際、高いんだろうが・・・な。
個人的には⑤ダッシャーゴーゴーと⑯ニシノメイゲツに期待をしているのだが、しかし⑯ニシノメイゲツは名前が悪いなあ。
名月って。
なんだかいかにもGⅠに手がとどかなそうな微妙(誤用)なひびきがある。
西山さんにも困ったもんだ。
しかしまあ、是非ともそんな外野の雑音を、打ち破って欲しいものではある。
当日を楽しみにしたい。
では、良い日曜日を。

 

先週はまあ、あんなものだろう。
ほぼ予想通りの結果となってしまい、面白くもなんともねえ。
というか、やはり右回りは何とかしないといけねえなあ。
外国馬、大変な事になってたし。
いいかげんJRAの馬鹿どもに気付かせにゃならんか。
常識的に考えて、というのが官僚の世界においてはいかに無力で空疎な言葉であるか、わかろうというものである。
と、体制批判はこのへんにして。
これで収支は-1010円。
今年も残すところあと三つである。

☆ 阪神ジュベナイルフィリーズ 12/13 阪神11R
          芝 1600m 2歳牝馬限定 GⅠ ☆

おお、関西GⅠなのに武がいない?
いよいよ厳しくなってきたか。
とはいえ、まあ、これくらいが普通であろう。
いままでがいささか異常だったというだけのことだ。
今回は飛びぬけて目玉となる馬も存在せず、前走の勝ちっぷりがモノが違うと唯一感じさせたアパパネも大外枠を引く不運、なにやらキナくさいにおいが漂っている。
こういうときこそ、信念に基いた馬券で勝負したい。
当方の信念?
そんなものは万馬券に決まっていますよ?
ただ、結局上位数頭のどれかの組み合わせで決まってしまいそうな感もある、終ってみれば3000円程度でした、という悪寒も。
慎重に検討したい。

展開の読みに移る。
面子から、ペースはある程度落ち着きそうに感じる。
現状でポンと逃げそうなのは、内枠引いた②ジュエルオブナイルくらいなものか。
他はこれといって積極策をとりそうな馬もいず、或いは同様に内枠引いた①メイショウデイムあたりが目先を変えて行くかもしれない。
外目を引いた⑮ベストクルーズあたりも、スタート次第では早めに締めて行きたいところだろうが、逃げるとまでは行かないだろう。
まあ、そうなったところでそうそうペースは上がらず、せいぜいがMペース程度のものであると推察する。
有力どころでは⑦ラナンキュラスあたりがその後を追走、他は直線向いての瞬発力勝負である。
阪神外回りでは逃げ切りも難しかろうが、或いは気楽に逃げて一発、というのもないでもない、か?

当日の阪神競馬場の天候は晴れのち曇り。
今日はパラパラっとくるかもしれないが、まあ、馬場の状態までは問題ないでしょう。
では、一頭ずつ見てゆく事としようか。

①メイショウデイム ここ2戦で、差す競馬も板についてきた感がある。今回は最内もあり、行くまではいかずとも前目でのレースとなりそうで、好位差しには絶好の展開か?屋根も魅力で今回は連下まで見ることとしたい。

②ジュエルオブナイル 今回の面子の中で、4頭いる重賞馬のなかの1頭、の割には随分と評価が低い。相手関係もあるだろうし休み明けもあるだろうし、また、距離的な不安もないとはいえないだろう。スタートが上手な馬で出遅れの心配がないだけに、今回は単騎逃げが濃厚、鞍上もそろそろGⅠに手が届いて良いころあいか?今回の本命としたい。

③モトヒメ 福島2歳もそれほど良いタイムともいえず、半信半疑が正直なところ。調教から状態面に不安はないが・・・。見送りとしたい。

④パリスドール ここ数戦は頭打ちの印象。いきなり一変も考えにくい。見送りとする。

⑤サリエル 2歳にして善戦マン?小倉2歳は外枠発走ながら良く頑張った印象。ただ、それでもせいぜいが善戦までの感は否めない。福永君が①を選んだのも気になるところである。見送りとしたい。

⑥アニメイトバイオ 前々走出遅れながらもレコード勝ち、前走出遅れながらも京王杯2歳で2着まで。誉めていいのかけなしていいのか、どうにもつかみづらい一頭である。いずれスタート難は狙い辛く、今回は見送りとさせてもらおう。

⑦ラナンキュラス ここまで一番人気を重ねてきているし、力的には問題なさそうだ。連下まで見ることとしたい。

⑧タガノエリザベート 前走は驚く末脚がまんまと嵌まり、突き抜けてしまった印象。嵌まれば切れる脚をもち、直線のながい今回も面白そうではある。対抗まで見ることとしたい。

⑨カスクドール 特に見るところはなし、流石にレベルが違いそうである。見送りとしたい。

⑩タガノパルムドール レース振りにやや幼さは覗かせるものの、初勝利は厳しい流れを完全に抜けてピン奪取、相当に走る馬と見た。まだまだよくなる余地のある馬、どこまで仕上がっているか楽しみである。単穴まで見ることとしたい。

⑪ステラリード この馬も重賞馬ながらも評価は今一つ。叩いて上昇はするだろうし、実際状態は悪くないのだが、相変わらずの気性難、追われて頭を上げるなど、まだまだ課題は多そうである。今回は見送りとしたい。

⑫タガノガルーダ 距離を伸ばして結果が出たように、マイルはこの馬にとってはプラス材料か?が、決め脚勝負となればやや劣るように見える。この先楽しみな馬ではあるが、ここでは狙い辛い。見送りとしたい。

⑬グローリーステップ 新馬勝ちは納めたものの、500万下は粘りが足りず勝ち上がれず。面子的にもまだまだ厳しそうだ。見送りとしたい。

⑭カレンナホホエミ 休み明け2戦は大敗続き。何が悪いのかよくわからんが、ということはつまりたいした事無い馬であるということか。今回も一変までとは?見送りで。

⑮ベストクルーズ 安定したレース振りで相手を選ばず好走できる馬。やや外目を引いてしまったがまあ鞍上が何とかしてくれそうな気も。ペースもある程度落ち着きそうで、スンナリ好位に付けられればアッサリというのも考えられる。連下までということで。

⑯シンメイフジ 新潟2歳は鬼の末脚で突き抜けた。平坦外回りの新潟ゆえの豪快な勝ちっぷりである。出遅れ癖はあるが、こうまで末が切れれば問題なし、と言わんばかりだが、今回は新潟ほどの直線もなく右回り、ペース的にも出遅れは致命傷となりそうな予感がする。その上気性の荒い馬、休み明けではやや厳しく映る。見送りとしたい。

⑰メルベイユドール ステイゴールドの下か。しかしまあ、ゴールデンサッシュもそれからはパッとしないのであまり気にしなくても良いだろう。小柄な馬で、これからの成長が期待されるがここではどんなものか、やや力が違う気がする。見送りという事で。

⑱アパパネ 前走で蛯名がベタ惚れしたとかしないとか。ソルティビットならばそろそろ一発出てもおかしくないと思っていたところに大物の予感である。夏を休んで大幅に馬体増、前走はやや絞れたが今回も力の出せる仕上がりであろう、問題はやはり大外か。まあ、追い込み馬なのでそうそう気にする事もないのかな?連下まで見ることとする。

というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ②ジュエルオブナイル
○ ⑧タガノエリザベート
▲ ⑩タガノパルムドール
△ ①メイショウデイム
△ ⑦ラナンキュラス
△ ⑮ベストクルーズ
△ ⑱アパパネ

で、買い目はというと

馬連
②─⑦ 100円
②─⑧ 300円
②─⑩ 200円
②─⑮ 100円
②─⑱ 100円
⑧─⑩ 100円
枠連
1─1 100円

こんな感じである。
しかし、タガノ家は3頭出しか、すごいねえ。
とかいう当方もうち2頭に随分と厚く印をうっているのだが。
まあ、厩舎もちがうし、ペースメーカーとかそういうことも無いだろう。
みんな頑張って欲しいものである。
今回は2歳戦、しかも牝馬ということで、正直さっぱりわかりません。
ジュエルオブナイルに関しては随分と人気が無さ過ぎな印象がある、とはいえ、所詮九州開催での勝ちあがり馬、カレンナホホエミあたりを見ても、九州の今年のレベルはいささか心配である。
あと、十月以降一回も使っていない、つまりは休み明けの馬はこのレースでは来ていないというデータもある。
口向きが悪く距離の心配もあるのも確かだ。
こうしてみると欠点だらけだな・・・。
そりゃ、人気無いのも頷けるなあ。
兎も角も、ここは自分を信じるということで、本命とさせていただいた。
きっとやってくれるはず。
では、良い日曜日を。

 


先週ジャパンカップも残念。
いよいよ赤字生活突入である。
連敗も継続中、先週で十五連敗と相成った。
なんだか、GⅠはやっぱり当たる気がしねえなあ・・・。
ハンデ重賞の予想をしたいよう。
という訳でこれで収支は-10円。
思い起こせば前半はダービーのみだった。
という事は、次は有馬・・・か?

☆ ジャパンカップダート 12/06 於阪神 11R
         ダート 1800m 定量 GⅠ ☆

ここ数年、レベルの高いダート路線であるが、今年はまあそこそこといった面子であろう。
サマーバードの回避はやはり残念、まあ、所詮、理念なき官僚主義の権化ともいえる当レースである、いい外国馬が集まらないのは当たり前であろうが。
ダートGⅠなのに右回りの阪神って。
ちゃんちゃらおかしいクソレースであるといえる。
外国馬集める気あんのかねえ。
冠のJCは外したほうがいいんでないか?
まあ、いいや。

展開の読みに移る。
今回は激流の予感がヒシヒシと。
内に入った①エスポワールシチー、②サクセスブロッケンはまずゲートから戦闘気配、そして⑦ティズウェイも逃げモード、⑤マコトスパルビエロもあわよくば、である。
有力どころと目される④ヴァーミリアン、⑯ワンダーアキュートも前目の競馬、これだけスピードのある面子が揃えば、まあ速くならなければおかしいだろう。。
前の総崩れと、後ろで脚を溜めた馬の後方一気に期待をかけたい。

当日の阪神競馬場の天候は晴れのち曇り。
ダートであるし、馬場の状態に問題はないであろう。
では、一頭ずつ見てゆく事としよう。

①エスポワールシチー 休み明け南部杯がすさまじい勝ちっぷり。千八実績も(3,1,0,0)とパーフェクト、速いペースで引っ張って終いも手堅くまとめるという、現状では最強馬と呼んでもいいのかも知れない。状態も引き続き良好で、恥ずかしいレースにはならないだろう。ペースを考えると誰かに差されそうな気もするので、今回は対抗まで。

②サクセスブロッケン 前走大敗から立て直してここへ。斤量59kgが堪えたか、それでも負けすぎのような気もする。①のペースで引っ張られたら厳しいのかも知れないが、この馬が大好きな当方としては是非とも頑張って頂きたいという思いは捨てきれないようである。補正をかけて連下までとしたい。

③アドマイヤスバル 10勝しているが、不思議とこの距離、そして阪神Dでの勝ち鞍がない。本質的にはこの距離くらいがベストのようにも思う(千七では3勝している)のだが。とはいえ、この馬には今回の展開はいささか忙し過ぎるかも知れない。見送りとしたい。

④ヴァーミリアン 左回りならポカもあるが、右回りは(7,2,1,0)と無類の強さを誇る。阪神は昨年のJC3着まで、まあ、なかなか切りにくい一頭である。とはいえ、所詮データなど過去の集積でしかなく、もういいかげんヴァーミリアンもないだろうという気もしないでもないし、今年のフェブラリーSを見てもペース的に脚が残らないことは十分に考えられる。とはいえ一番人気ではあろうし、押さえまでに連下とする。

⑤マコトスパルビエロ 実に安定した成績を残している、馬主孝行な馬である。ほぼ休みなしに使ってきてはいるが、ここ2戦間隔をしっかり取っているし、まあ問題ないだろう。ただ、やはり見込みペースを考えると出番がなさそうな気も。今回は見送りとしたい。

⑥メイショウトウコン 忘れた頃にやって来る馬、そして買うと来ない馬、当方にとってメイショウトウコンとはそういう馬である。前走休み明けながらJBCクラシック3着までと力戦、だがタイム差は1.8秒と完敗である。ペース的には浮上の目もありそうな気はするが、殊、今年の成績を見る限りにおいては過度な期待は禁物か?見送りとしたい。

⑦ティズウェイ 海の向こうの条件戦では圧倒的な強さを見せたが、やはりGⅠ級になると厳しいのか、グレードでは見所の無いレースが続いている。そして右回りの阪神、正直、ここでは考えにくい。見送りとする。

⑧ダイショウジェット 成績的に見ると短距離向きのような気がする。とはいえ、千八は(3,1,3,5)と、7勝のうち3勝を挙げているし、それほど気にする事はなかろう。ここに来て確かに力をつけてきている様子、叩いて3戦目で調教もいたって順調と、展開的に考えて大駆け候補の筆頭としたい。前走も最後前が壁になってしまい伸びきれなかったところもあり、スンナリならばあるいは突き抜けていたかも知れない。能力的には一線級と差は無いとみる。単穴まで見ることとしたい。

⑨ゴールデンチケット 今年の3歳D組はレベルが高いという。どうなんだろうね?4歳世代も同じことを言われていたが。この馬もいいレースはしているのだが、それでもやはり、斤量差が古馬と1kgのみ、今一つ勝ち身に遅い事、その上今回の展開では出番はなさそうな気がする。屋根は、まあ、怖いのだが・・・。見送りとしたい。

⑩ボンネビルレコード 着順だけ見ればいい成績であるが、タイム差を見てしまうとどうしても、ね。面子的にも厳しいでしょう。静観が妥当か。

⑪ラヴェリータ 今年の3歳牝馬は怖い、JCを見ていてつくづくそう思った。昇竜Sをまんまと逃げ切り、その後関東オークス、スパーキングレディーCと立て続けに勝ちきり、3歳牝馬としては申し分ない実績である。休み明けは出遅れ出遅れで、、それまでの勝ちパターンの単騎逃げに持ち込めなかったが、それでも武蔵野Sは強い勝ち馬相手に後方から追い上げて0,4差の5着まで、追い込むレースでも十分にやれることを示した結果となった。斤量も前走と変わらぬ54kg、前が速くなるこの展開、出遅れずロス無く流れに乗れば後方一気は十分に考えられる。輸送も無く攻めも強化、屋根も魅力十分、今回の本命としたい。

⑫シルクメビウス レパードSは勝ち馬トランセンドに遊ばれた印象、武蔵野Sは休み明けもあってかいささか中途半端なレースで伸びきれず8着まで。とはいえ前走の勝ちっぷりはなかなか、自分から動いていって後続をちぎったレース振りには好感が持てる。阪神Dも連対10割で、展開的に浮上は十分。連下まで見ることとしたい。

⑬スーニ この馬もトランセンドに遊ばれた一頭。実績を見る限り今回の一線級相手ではいささか疑問が残る。展開的にも向くとは言い難く、見送りとしたい。

⑭ワンダースピード JBCクラシックでは競った展開となってしまい3着まで。実力、実績共に申し分ないが、今回は展開的に疑問が残る。外目を引いたのもマイナスか?距離実績は6勝とダントツだが、阪神実績はこの馬の成績としてはやや弱く映る。いろいろ考えたがやはり見送りとしたい。

⑮マルブツリード 夏の小倉からこれで7戦目、さらに11月2戦してほぼ連闘でここへ。流石にもう上がり目はないだろうし、馬主のフトコロの問題なのかも知れないが、少しばかり心配である。能力的にも見るところはなし。今回の最後着候補筆頭である。もちろん見送りで。

⑯ワンダーアキュート 1600万下勝ちからGⅢ連勝でここへ。勢いは魅力であるが、この馬も使いすぎの感は否めない。上がり目という意味ではやはり薄く、調教自体も前ほど良く映らないというのが今回の印象である。更に今回の展開、先行型の脚質、そして何より大外枠を引いてしまったことを考え合わせると、どうしても高い評価は出来そうに無い。見送りとしたい。

という訳で、印を打つとこのようになる。

◎ ⑪ラヴェリータ
○ ①エスポワールシチー
▲ ⑧ダイショウジェット
△ ②サクセスブロッケン
△ ④ヴァーミリアン
△ ⑫シルクメビウス

で、買い目はというと

馬連
①─⑪ 300円
②─⑪ 100円
④─⑪ 100円
⑧─⑪ 200円
①─⑧ 200円
枠連
6─6 100円

⑪─⑫は同枠なので枠連ゾロ目買いとした。
以前、これで何度か痛い目にあっているので、今回は気をつける次第である。
さて、今回の本命は⑪ラヴェリータ。
女の子としてはなかなかにグラマーな彼女である。
まあ、一番グラマラスなのは⑧ダイショウジェットなのだが。
560kgとか、久しぶりに見た気がする。
いずれ、大きい馬さんは好きである。
両者とも頑張って欲しいなあ。
というわけで、良い日曜日を。
 

いよいよ負けが込んできた。
まあ、いつもの事とはいえ、いささか厳しい。
何と言っても後一ヶ月で今年も終わり、いろんな意味で歳を越せなくなってしまう。
深刻である。
夏ごろには
「今年はプラス収支が出るかも♪」
とかいっていたのになあ。
・・・なんてズブズブに沈み込んでも致し方なし、まだ勝負は終っていませんよ?
これで今年度収支は+990円。
今回当らなければ、悪夢の赤字生活突入である。
では、ここから反攻作戦と行きましょうか。

☆ ジャパンカップ 11/29 於東京 10R
            芝 2400m 混合定量 GⅠ ☆

感覚的には一強である。
どう考えても実績的に⑯コンデュイットが抜けている。
今年の凱旋門賞でも、前がふさがるアクシデントがあり、それさえなければ突き抜けていてもおかしくなかった。
エクリプスS、凱旋門賞と同じ馬にまんまと負けているのが、因果というか勝負事の難しさを感じさせる。
とはいえ、対する日本馬も実績的には凄いメンバーが集まった。
今年のダービー馬が回避というアクシデントはあったが、それでも考え得る限り最高ランクの顔ぶれである。
実に、予想し甲斐のありそうなレースとなった。
純粋に見るだけなら、さぞ面白いレースであろう。

では、展開の読みに移る。
ぱっと見逃げたい馬は④エイシンデピュティ、⑨リーチザクラウン、⑪マーシュサイドの三頭。
⑮インターパテイションも前走は逃げを打ち楽に残った実績がある、或いは逃げに来るかもわからんね?
テンのスピードでは⑨リーチザクラウンが一歩リードと感じるので、そうなると③エイシンデピュティも喧嘩はしないだろう。
⑰コスモバルクや最前挙げた⑮インターパテイションあたりが無理無理吹っかけなければ、遅くはならないだろうが平均的なペースで進みそうだ。
先々週、先週とGⅠではまんまと逃げが残っていることもあり、逃げ馬が怖いところである。

今週の東京競馬場の天候は曇りのち一時雨。
とはいえどうやら雨が降るのは夕方から夜半にかけて、昼間のレース中は何とか持ちそうである。
良馬場での競馬となりそうだ。
では、一頭ずつ見ていきましょう。

①アサクサキングス  前走は流石に度外視でかまわないだろう。地力は十分にあると思うし、老け込む歳でもあるまい。調教はヒラボクロイヤルあたりに追い負けたり、単走でフラフラしたりしているようだが、まあ、実績のある馬なので、本番で変わってくれる事を期待。東京もそこそこ相性が良く、問題はやはり最内枠であろうか。そのあたりを考え合わせて、今回は連下までとしたい。

②ネヴァブション 鉄砲は(2,0,0,2)とまず利く方である。ただ、バリバリのGⅠメンバーが揃ったここではさすがに心許ない。この馬の成績としては府中適性も決して悪くは無いのだが・・・。まあ、見送りが妥当であろう。

③エアシェイディ 前走天皇賞秋は出遅れでしかも大外。Sペースにも嵌まって、しかしその割には頑張っていたと思う。伊藤先生は「ち、力負けじゃないんだからねっ!前に壁ができる内じゃないと厳しいだけなんだからねっ!」と、この馬に関してはいつも必死である。とまれ、成績的にはどこかで見たパターン、前走除いて掲示板外したのは去年の宝塚記念まで遡らなければならず、まさにカンパニーを髣髴とさせる。同じ世代のアノ馬がが完全燃焼して引退ということもあり、ここもあるいはジェネレーション的なサプライズがあってもおかしくは無い、か?府中適性も(4,4,0,5)で4着2回5着1回と、実質掲示板を外したのは2回のみ。相手強化も叩き3戦目とあっては、狙ってみるのも面白いだろう。連下まで見ることとしたい。

④エイシンデピュティ 馬体は順調に良化中。調教も随分と動きがよくなり、叩き3戦目にして回復の兆しが見え始めている。今回は若い(といってももう三十路前ではあるが・・・)戸崎君であるが、今年の傾向を見る限り侮る事もできないだろう。ある程度ペースが落ち着けば、スンナリでもおかしくはない。連下まで見ることとしたい。

⑤ウオッカ 今回は切りの一手である。もともと本質マイラーであろと愚考する馬であり、これほどの面子が揃ったここではいささか買い材料の決め手に欠くのは致し方なし。それに秋に入っての残念なレース振り、どうにもツキにも見放されているように感じてならない。こういうときは往々にしてうまくいかないものですよ?というわけで、見送りとしたい。

⑥レッドディザイア 牝馬としてはもともと大振りな馬格を持つ馬であるが、今回は調教こそ動いているものの、どうにも馬体がごつごつして見える。冬毛が伸びて来ているのもあるだろうが、前走がギリギリであったような気がする。相手も古馬一線級がゾロリとそろい、苦戦は免れぬであろう。見送りとしたい。

⑦ジャストアズウェル 成績だけ見るとどうしてどうして。ただ、面子的にいささか落ちるか、というところもあり。もともとGⅠばっかり山ほどあるお国柄のこと、そう買いかぶりも出来ないのではなかろか?日本の高速馬場にも一抹の不安あり、今回は見送りとしたい。

⑧マイネルキッツ 出た、岡田教団の冠馬。一応GⅠ馬ということで冷静に見させてもらうが、府中適性は(3,2,1,6)で4着1回5着3回、この馬も掲示板を外したのはただの2回のみである。適性としてはまず十分と見る。ただ、不思議な事にこの馬、全成績(6,7,2,16)で二四では勝ちどころか2着3着すらない有様、それを考えるといささか不安が大きい。調教でも今回回避したロジに子供扱いされ、相手の揃って厳しいレースとなりそうな今回は、どうやら出番がなさそうというのが当方の見解である。見送りとしたい。

⑨リーチザクラウン この馬としては良く見える方、お父さんと一緒で、スラリとした立ち姿、いささか頼りなくさえ映る。これで500kg程の馬体なのだから、骨量が豊富なのだろう。時計の出やすい栗東ポリトラックコースとはいえ78.2─37.8─11.2は超抜時計といってよく、少しばかり動かしすぎのような気がしないでもない。ダービーと違って今回はどうやら良馬場での競馬となりそうで、持てる力は十分に発揮できる状態である。今回の本命としたい。

⑩オウケンブルースリ 昨年のJCをみても、コースの適性は十分に感じられる。前走天皇賞は残念ながら出遅れてしまったが、それでも4着までと力を示した格好である。この馬も叩いて3戦目、調教もしっかり動いており、臨戦体制は十分整っている。今回は単穴までとしたい。

⑪マーシュサイド さてさて。昨年は日本まで来ておいて残念な結果となったが、今回はどうやら走ることはできる模様。毛艶も冴えて体調は文句なさそうだが、残念ながら成績的に昨年ほどの迫力は感じられない。とはいえ、それでも怖そうな一頭ではあるに違いないのだが・・・。見送りとしたい。

⑫シンティロ うん、あんまり見るところの無い馬ですよね。ここ数戦大差で負けつづけているし、まあ、国際招待競争なので、関係者のみなさんも、ゆっくりと観光していってくださいよ。見送りで。

⑬ヤマニンキングリー やはり時計的にあるところを越えるとついていけないというところがありそうな馬。よほど遅くなれば目もありそうではあるが、今回の面子ではそれも考えにくい、か。静観妥当といったところ。

⑭インティライミ 前走は斤量58kg、出遅れで重馬場で見せ場なしの8着まで。休み明けとはいえ相手は平場OPクラス、重得意のこの馬としてはいささか不甲斐ない結果と言って差し支えないだろう。今回の調教でも2歳500万下の馬に先行しながら遅れており、まあ、このあたりが限界のようにも見える。見送りが妥当であろう。

⑮インターパテイション さて、この馬もあまり見るところがない馬であるが、怖いのは大逃げのみ、か。ペースを引っ掻き回されることも考えられるが、まあ、それほど気にしても致し方あるまい。能力的には静観が妥当、であろう。

⑯コンデュイット BCターフ連覇馬。JCに来た馬としてはモンジュークラスの、久々の真なる大物の到来である。調教はここまで東京Dコースを2本、動き、気配共に問題なし、騎手も主戦ムーアを配し、万全の構えで臨む。死角はなさそうだ。対抗までとしたい。

⑰コスモバルク もうそろそろいい加減にして欲しいところ。キッツがいるとはいえ、ついに松岡君にも見放されて哀れな事この上なしである。頼むから引っ掻き回さないで、離れた後ろをとぼとぼついてきて欲しいところである。見送りで。

⑱スクリーンヒーロー ぶっつけの天皇賞は、ぶっつけだけに最後一伸びが足りなかった印象。やはり府中は良く走る馬である。今回は叩いて2戦目、調教を見る限りにおいても、まあ、全出場馬中トップクラスの出来と言って良さそうだ。大外枠を引いてしまったことを差っぴいて、今回は連下までとしたい。

というわけで、印を打つとこのようになる。

◎ ⑨リーチザクラウン
○ ⑯コンデュイット
▲ ⑩オーケンブルースリ
△ ①アサクサキングス
△ ③エアシェイディ
△ ④エイシンデピュティ
△ ⑱スクリーンヒーロー

で、買い目はというと

馬連
①─⑨ 100円
③─⑨ 100円
④─⑨ 100円
⑨─⑩ 200円
⑨─⑯ 300円
⑨─⑱ 100円
⑩─⑯ 100円

ということである。
一点だけ、手を広げてみた。
どうしてなかなか、難しいレースである。
しかしまあ、ちょっと堅い、か?
内目のほうのおっさん連中が頑張ってくれれば、そこそこつきそうな感じもある。
お願いだから、3枠2頭には枕を並べて討ち死にして欲しいところ。
まあ、きっと武君がやってくれますよ?
という訳で、良い日曜日を。
 



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