雪祭りも無事、かどうかはなんとも言い難いが終了し、これで札幌は春を待つばかりである。
とはいえ、まだまだとかくに寒い日々が続いている訳であるが、まあ、あと一月もすれば随分と春らしくなってくるのではあるまいかな。
北国の春はいつもゆっくりだ、ノンビリ待つのがいいだろうさ。
さて、先日の雲雀Sはまたまた残念な結果と相成った。
うん、頑張ってはいたのだがね?
終いもう少しバタバタになるかと思いきや、存外ふんばって5着確保のタツミリュウ君であった。
そして4着は当方の単穴評価のドリームピーチ、またもや9番人気と薄かったが、今後はもう少し人気的に伸ばしてくるだろう。
そろそろ順番という印象もあるし。
というか、それこそ遊んでね?
唯一予想外であったのが3着ピースピースであるが、この馬のほうが人気的にドリームピーチより上と言うほうにむしろ驚いたりして。
そして2着は当方本命のシルクウェッジ。
まあ、スムーズなレース内容ですんなり勝ちきってもおかしくなかったがねえ、勝ち馬がちと強かったかなあ。
そしてそんな勝ち馬がサクラゴスペルである。
いい脚使っていたなあ。
府中も問題ないことがわかったし、場合によっては安田記念まであるかもわからんね?
ビュっと抜けたもんな、ビュっと。
とりあえず次が楽しみである。
そこでのいい結果が前提となるが、面白い馬である事は違いない。
たまには格下のレースも遊んでみるものである。
いい掘り出し物を見つけた気分だ。
先週末はふらりと街へ。
スゲー寒いんだけどねえ、雪祭りに当てられたかな。
別段目的はなかったが、とりあえず家で使っているマシンのマウスがへたってきたので、そいつを買おうかとヨドバシへ。
そうしてエロゲ売り場を覗いたらワゴンセールをやっていたので食いついてみることに。
500~980円ほどの価格帯でまあダメな奴らがゾロゾロ並んでいるのだが、中には「おっ、これは・・・」と思わせるものもあったりする。
具体的にはメイプルカラーズ2新品を500円で購入できた。
もう3~4年前のゲームかな?こんなんの在庫よく今まで持ってたなあと感心。
もうメーカーすら存在していないのにね、クロスネット。
りぺあにパッチあったかな・・・。
他は特に見るものもなく、マウスとエロゲ持ってヨドバシを後にし、そして紀伊国屋へというコンボである。
典型的なインドアオタルートであるな。
紀伊国屋では沢木冬吾の『握りしめた欠片』と、矢野隆の『蛇衆』の二冊を購入する。
そろそろキッツイ時代小説が読みたいと思っていたところなので、すばるも獲ったと言う話だし極端な駄作ということはなかろうもんと思い切って特攻である。
平積みだったしなあ、もうなんか書店員に踊らされまくりだよな!
そうして、出だしの合戦描写で噴くことになるわけだが、それはまた、別のお話。
色々辛いのである。
そして、エロゲとマウスと本二冊もって今度はまっすぐ南下である。
赤レンガを過ぎ中央署を過ぎ、さらには賑々しい雪祭りラストスパート中の大通も何事もなかったかのようにヌルーし、花畑牧場の呼び込みを冷えたまなざしで迎え撃ち、行き着く先は市電つまりは路面電車である。
たまに乗るといいものですよ?ちなみに170円也。
雪祭り期間だからか、写真を撮っている人がチラホラ。是が撮りテツというものだろうかと感心する。
この寒いのにねえ、なんともお疲れ様である。
テツへの熱情は気温-5℃程度では冷ますことなどあたわぬらしい。立派な漢の生き様であるといえよう。
電車内では斜め前に座った女の人が綺麗でなあ、三十路頃であろうか、恐らく主婦さんだろうが、あんな綺麗な人を嫁にもらえる男はどんな奴かとひとしきり嫉妬の炎を燃やそうと苦心してみる、ダメだった。
もうなんていうかね、本当に綺麗なものを見ると、駄目なんだなあ当方という人間は。
あこがれ、という表現が一番ぴったりくるような気がするが、とてもとても、どうこうしたいとか、思えなくなってしまうのだな。
ただただ遠くから眺めて愛でるもの、という立ち位置に落ち着いてしまうのである。
こういう綺麗な人を見て「なんとしても欲しい!」とか思える肉食獣が出世できるタイプなんだろうなあとか思いつつ、ちらちら見てはウットリする変質者系である。通報されそうだ。
エロゲもってるしな、職質かけられたら言い訳できないかもな、とりあえず電車内でヨカッタ。
そうこうするうちに南6条西である、近くの東光ストアで晩飯の買出しを敢行する。
とはいえ、葱とちょっとだけいい豆腐を買っただけだが。
今夜は湯豆腐であったまろうかと言う算段である。
で、帰途更に近所の和菓子屋、塩路屋へよるとどうやら焼き皮さくらもちは今週からだったらしい。
さっそく白餡黒餡を二つずつ購入し、一茶饅頭と草大福もあわせて購入する、夕飯後のはお茶をいれて、こいつをつまみながら読書と洒落込む気マンマンだ。
おばあちゃんとジャブのような立ち話を行い、さて家路としようか。
なんでもない休日の過ごし方である。
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