予定通り、昨日あたりからまた寒い札幌である。
というか、ゆ、雪ミクが大変な事に!
まさか崩れるとはなあ、通行人のおばさんがひとりみっくみくにされたという事である。
それにしても、雪像が崩れたなんていう話は、ここまで生きてきて聞いたことがないなあ。
それだけ当日が暖気だったと言う事もあるだろうか、数年前から始まった小雪像作成の市民参加の弊害が、こういう形で出てきたのだとしたらなんともやりきれないなあ。
これから市や公的機関がなんらかの検証に入るのであろうが、こういったことが二度と起きないよう徹底した究明を行って欲しいものである。
さて、先月買った昏き崇りの森でである。
そこそこ、思ったよりも面白かったねえ。
製品に修正パッチが同梱されていたのは驚いたが、それを当ててもさらにパッチが必要と言うgdgdっぷり、そして、そのパッチを当ててなお演出ミスや音声ズレが残るというえらい代物ではあった。
それでも、テキスト自体は結構読めたし、もう少しばかり設定に深みと広がりがあれば良作判定が出ていたかもわからんね?
というか、壱奈さんが可愛すぎてボスキャラとしてはどうかなあとは感じたし、ホラーとしてはちと弱いかなあと。
ああいったもんは何だか良くわからん、人間の想像力を刺激するものであるから恐ろしいのであって、ああいった完全な形を与えてしまうとどうしても萎えてしまうものである。
そういう意味合いにおいては、ホラーとして楽しむよりもちょっと廚臭い伝奇ていどに考えるのがいいだろうね。
メインヒロイン四人はどれも似たり寄ったり、サブでは枝理華が鉄板である。まあ、当方はビッチが好きで好きでたまらない人間だからね?
というか、ぶっちゃけ枝理華の存在が一番のホラーな訳であるが。
あとは、ちょっと白峰さん救われなさ過ぎじゃね?
助かるルートとかあんのかなあと思いつつあらかた埋めたが、どうやら存在しない様子である。
所詮は男キャラだし、しゃあねえのだろうがな。
とまあこんな具合に当方としては結構楽しめた訳だが。
お勧めはしないが、気になったら手にとって見るのを止めはしないよというところか。
たまにはこういうのもいいのではあるまいかな。
先ごろ、文庫カットされた『隠蔽捜査3 疑心』を読んだ。
面白かった。
文章は相変わらずこの人らしい軽快さ、この厚さでじっくり読んでも三時間かからない程度である。
ちょっと物足りないな、といういつもの今野敏である。
時間つぶしにもなりゃしない作品だが、純粋にエンターテイメントとして捉えれば非常に結構なもので、あっという間に一気読みしてしまった当方だ。
しかし、今度は竜崎さん一目惚れですかあ、この人もいろいろ大変だな。
この調子で周囲の人々を屈服させつつ、いつの間にやら気づけば警視総監竜崎!とかになってそうだなとひとりほくそえむ。
さて、この人気シリーズが果たしてそこまで続くかどうか。
続いたとして当方が生きているかどうか、なかなか難しいところであるな。
もうとっくのとうに続きの隠蔽捜査4が単行本で出ているようだが、文庫しか興味のない当方である、文庫カットされるまで買ってタマルカと無駄な意地を張り通す気マンマンだ。
そうやって人間、いつしか心が折れるものである。
現在映画版で公開中のベルセルクも、もうこりゃ当方生きてるうちには終わんねーなと諦めてしまっていたり。
まあ、アレに関しては健太郎御大も自分で諦めているだろうという話が専らだ。
長谷●町子や藤●プロや池ノ●プロやクレヨ●しんち●んの作者なんつったっけ、あれみた状態でゾンビ的に続くのか、ヒヤヒヤしているのであるが。
まあ、文章に関してはそんな心配いらないかな。
漫画だと続けられても、文章には如実に作家性が出るからなあ、そのあたり、不思議といえば不思議であるが。
兎も角も、気長に続きを待つとしましょうか。
そろそろなんか大長編の、読んでも読んでも終わらないというような奴が読みたいなあと変な望みを持つこの頃である。
ペリーローダンシリーズみたいなね。
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