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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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秋晴れの、良い天気であった。
昨夜の雨のおかげか、道のあちこちに水溜りが出来ている。
そんな水溜りに、トンボさんの番いが数組群がりちょん、ちょんと。
いやいや、それはダメだろ。
お前らのここまでの生涯は、こんな今日一日持たないような水溜りに卵産むためのものなのか、と。
なんだか朝っぱらから物悲しく、そして自分がいま行っている仕事も所詮は生きんが為のもの、このトンボさんと己と、どれほどの差があるというのか。
そんなふうに考えて、いきなりブルー入ったりする、躁鬱気味な近況である。
ああ、ダメだダメだ。
それというのも毎日王冠で10頭立て10番人気10着なんてダメ奇跡の10並びを指名してしまったからいけないのである。
あっ、思い出すとまた鬱に・・・。


今週は、十三人の刺客を鑑賞してきた。
鑑賞記はまた後日ということとしたいが、映画を見て非常に気になったところがある。
悪いといっているわけではない、むしろ、手放しで褒めちぎりたいところである、しかし・・・という事だ。
それは何かと尋ねたら───。
そう、所謂武家の妻女の風体についてである。

江戸期の武家の妻女というのは、一旦嫁入りし家に入れば眉をそり落とし、鉄漿(おはぐろ、かね、とも読む)をつけるというのが決まりごとであった。
そして、そこのところがしっかり考証されている時代劇というもの、実に少ないのが当世である。
なぜか?
この映画を見て、はっきりと理解ったことがある。
眉をそり落とし、鉄漿つけた若い女というのは──。
・・・すっごい不気味、である。
怖い、もう怖い!ホラーだなおい!
画面一杯にそんな女性が現れたら思わず
「ウワァァァァ」
という声も出てしまうというものである。
当然、当方はそんな声を出しました。

いや、ど迫力ですな?
監督さんが何を思ったのか、あくまで時代考証に忠実に作りたかったのか、それとも眉なし鉄漿の女が好きで好きでたまらないのか。
まあ、なんというか、そんな場面だけで当方はあの映画を見た価値があったと考えます。
そういえば、誰かが言っておったものである。

「武家の妻女のあれ、ね。あれはつまり不義を起させないための対策なんじゃないかと。だって、眉そって鉄漿つけて、正直全く不細工になりますよ、女は。そりゃああんな女見たらだれも抱きたいとか不倫したいなんて思いませんよ」

たしか、誰かのエッセイで読んだのではなかったろうか?
極論である。
時代によっては美の観念は異なるだろう、一概に当時そんな風体が醜いと取られていたとはいえない、かも知れない。
まあ、しかし、である。
江戸期においても武家は兎も角として、町屋では鉄漿、引き眉ともに随分と廃れてしまっていたという、原因は様々あったらしいが、美意識の変遷というのもあったのかも知れない。

この習慣が上記のような理由づけであると考えるならば、やはり嫉妬というのは女より男のそれのほうが凄まじいのであろうと考えてしまう。
二つに重ねてばっさりなどとよく言うが如く、不倫というものにおける社会的な思想、構造の所産であろうとも思うが、そのために自分の女房までブサイクにしてしまうというこのマッチョでマーベラスな思考がその凄まじさを物語っているように思えてならない。


女の嫉妬は家を壊すが、男の嫉妬は国を滅ぼす、という言葉がある。
誰の言葉か、実を言うと、この十三人の刺客の原作の脚本を書いた故池宮彰一郎氏の
『島津迸る』
の中での言葉である。
十三人の刺客といい、最後の忠臣蔵といい、このたびは氏の原作なる映画が続く。
晩年、いささか不名誉なこととなった氏の周辺であったが、ここに来て氏の作品が見直されているなら、一ファンとしては真にうれしく、有難い限りである。
或いは、近頃テレビで人気(らしい)の氏のご子息、池上司氏の尽力もあったのかも知れない。
いずれ、公開されたら最後の忠臣蔵も是非見たいと思う当方である。
ちなみに映画の中身はというと・・・まあ、面白い映画でしたよ?
いろんな意味で。
 

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仕事ばっかりでネタに困る昨今である。
さてどうしたもんか、困ったときは時事ネタである。
このところの時事ネタといえば・・・尖閣、検察審査会、ノーベル賞?
うーん、今一つ気乗りがしない。
尖閣はついこの間やったし、検察審査会も平均年齢30ちょっとだからどうしたという感じもするし、ノーベル賞に関してはここのところインフレ気味、今後はまた激減しそうな感じもある、果たして時代のアダ花となるかどうか、その程度である。
他には・・・そうそう、北大で、レアアースを使わないハイブリッドモーターの開発に成功したとかなんとか。
いいねえ、まさしく技術立国かくあるべしといったお話である。
レアアースがないのなら、無くてもやれる技術を開発すればいいのだ、というごく単純なお話。
しびれるねえ。
しかしまあ、実際今後の運用がどうなるかである。
単純に一般磁石を使う分コスト的には下がるらしいが、新技術として導入するにしても、生産ラインも一新せねばならないし、今後山ほどのテストも積まなければなるまい。
今すぐどうこうという話でも無さそうである。
しかしなあ、ノーベル賞でも北大という名前が出てきていたなあ、あんなアホばっかりな大学なのになあ。
ああ、学生や出身者がアホなだけか、納得である。


秋競馬である、まっさかりである。
先週のGⅠスプリンターズSは、例によって例の如くであった。
赤字が赤字が雪だるまに。大変だぜ?
まあアレだ、まさかまたもや8歳馬に祟られるとは、といったところである。
去年の秋も、カンパニーに祟られたしなあ、8歳馬には嫌な記憶しかないなあ。
しかも香港馬、当方的にはコイツだけは無い!と自信を持って切った馬なのだが・・・。
世の中には、ありえぬ事などないという言葉をしみじみ噛み締める昨今である。
ちなみに、当方の本命ジェイケイセラヴィは6着まで。
まあ、頑張ったほうじゃね?きっと次あたり人気になってコケるパターンだぜwwwwなんて今からwktkの次第である。
そして、降着になっちったが、頑張ったダッシャーゴーゴー。
あれは強いかもわからんねと話していたのだが、降着というのは往々にして運の極まりでもある。
そう、まるでカワカミプリンセスのように!
とりあえず、来年の春に期待をかけたい。
キンシャサはまあ休み明けならあんなもんだべ。
繰り上がって2着なら上々吉であるといえそうだ。
そしてビービーガルダンはやはりやらかす、と。
結局連敗は止まらず、そんな日曜日であった。
今週は毎日王冠と京都大賞典だったかな?
まあ、どっちか予想します。


現在エロゲーはパラソル終了、最近クソゲーしかやってなかったから、評価のハードルが随分と下がった感じ、結構面白かったデスヨ?
さて、それでは積みゲーでも崩しますか。
とりあえず、近場では信天翁航海録、そしてオルタクロニクルあたりだろうか。
まあ、ぶっちゃけ積みゲなんて、一山ナンボで売るほどあるんだけどな!
さーて、どうしたものか。
やはりまずはアルバトロスからかなあ。
起動するのに、相変わらず勇気は要りそうだが、面白いことは面白いのだろう。
なんとか、今月の発売日前に崩してしまいたいところである。
頑張りますか。
なんだかんだと今月も延びたりなんかして、それでも恋と選挙とチョコレート、人間デブリの2本ほどだろうかと考えている次第である。
・・・いい加減、ヨドバシのポイントが大変な事になってるわけだが、まあ、それに関してはいずれなんか買いましょうか。

 

馬券は外す、煙草は値上がりする。
世の中ままならねえことばっかりである、困ったモンだ。
もうね?当方の心のオアシスといったら、帰宅後の一本の缶ビールとエロゲーくらいなモンですよ?実際。
とはいえ、最近はそちらの文化面の方が充実していていい塩梅なのだが、果たしてエロゲーを文化と呼ぶかは別として、結構面白い本にぶち当たったりしてアフターミッドナイト(?)は案外楽しく過ごせている。
こんな小さな事で幸せを感じられる、当方も存外幸せ上手である。


しかしまあ。
マイルドセブンが300円→410円とは、随分と思い切って値上げするものである。
と、この決定がなされてからこちら、当方も血のにじむような努力をしてきたのである、家計防衛のために。
具体的には、節煙だ。
これまでヘヴィスモーカーの代名詞、歩く煙害とまで呼ばれてきた当方であるが、ここ数ヶ月かけて随分な節煙に成功した。
これまで一日ふた箱だった煙草消費量が、二日で一箱というところまで漕ぎ着けたのである。
頑張ったなあ、俺スゲー。
大体、1時間に一本くらいのペースであろうか?
まあ、実際は仕事が忙しくて煙草どころではないというところもあり、4~5時間吸わないこともある。
しかし、だ。
節煙を心がけてからというもの、改めて煙草の美味さが解かったというところもある、まあ、大事に吸うようになったからね?
激務に追われ、ちょっと一息と数時間ぶりの煙草の美味い事美味い事。
「そんなに減ったんだ、それならやめられるんじゃない?」
とか言われるが、もうこの美味さを知ると逆にやめられなくなってしまうこと請け合いである。
このまま、三日に一箱とか四日に一箱とかになったら、もっと煙草が美味くなるのかな?
野望はつきません。


現在、読書方面は前述したとおり結構充実している。
先ごろ、上橋菜穂子の『獣の奏者』を読んで以来、いたく肝銘を受けて上橋ばかり読み漁っている当方である。
しかし、世間にはこれが子供向けファンタジーと認識されているらしい、恐ろしい事だ。
子供たちの偏差値はどんどん上がっていくに違いない。
恐らく、当方の小学生の頃など思い浮かべたら、とてもこんなもの読んでも理解など出来る領域には無かったであろう。
まあ、それでも、読書というものはそれで良いのかも知れないという思いもある。
たとい全てを理解できなくても、それでも面白い物語は確かに存在し、そして数年後に読み返して理解出来なかったところが理解できるようになる、或いは理解できていたところもまた認識を新たにする、全く別の感想を抱く、良い物語というのはそういった何度も読ませる力があるものである。
『獣の奏者』に関しては文庫カットされた闘蛇編、王獣編を読み終え、残る二編は文庫化待ちの状態、そして守り人シリーズは現在精霊、闇を読み終え現在は夢を読んでいるところだ。
前者は続き物でこれはひたすら面白い、後者は第二編の闇が今のところこれは神かというくらい気に入っていたりする。
おかげで第三篇夢は、読むのに少しばかり時間がかかっている次第である。
同時に、フランク・シェッツィングの『深海のYrr』も読み始めている、これもスゲーやばいというのが困りどころ、当方の読書生活はまさしくカオズの様相を呈している。
まあ、先を楽しみに少しずつ読んでいきましょうか。
楽しみは長続きさせないとね。


さて、我が心のオアシス、エロゲーであるが。
現在、今月末発売された『楽園のルキア』をプレイ中だが、これはまた酷いシロモノである。
まあ、絵はいいんだけどな、絵は。
シナリオの整合性の無さ、ぶっ飛び加減、バトルシーンのgdgdさ、どれをとっても一級品である、ダメな意味で。
もう、なんなのかな、十数年くらい前の、雨後のたけのこの様に量産されたダメなエロゲーたちのにほいをプンプン感じるのである。
ある意味、逆になつかしいってえくらいのモンである、ここまで行けば。
まあ、メーカーさんはもともとシナリオ的な整合性なんかにこだわるところでもないらしく(!)過去作の評判調べたら同じような苦言が呈されていて微妙にウケる。
伏線のすっ飛ばしなど日常茶飯事、エロとテキストのつながりなぞ無いに等しく、なかなか斬新なゲームであるともいえるかも知れない。
エロゲを語る上でのサンプルとしては、貴重な検体であるとすら考えられる有様である。
誉めてねえからな!
まあ、たまにはこんなクソゲーをつかまされるのもいいものだ、そんな風に自分を慰めるこの頃である。
きっと来月こそガチなはず、と、何個か来月に飛んでいるのが目に付く、12+とか、失われた未来を求めてとか。
ああ、再来月が大変な事に、しかしまあ、この道に関しては、当方も懲りない男であるとつくづく自分が嫌になるとかならないとか。
家計防衛なら、煙草よりもこちらかも知れない。

 

暑い!
だれだ暑さ寒さも・・・なんて言った奴は!
責任者出て来い!
彼岸ていつだよ、てゆうか俺が彼岸に行くっちゅうねん!
──とまあ、ひとしきり絶叫したところで。
三十度とか、無理だから。
札幌記念は、随分と人が出ていた様子である。
推参した知り合いから聞いた。
暑くて、途中で帰ってきたそうである、それもむべなるかな。
当方は馬券が外れちゃってしょんぼり、まあ、買ってないんだけどな?
しかしまあ、随分と負けが込んできた今年の競馬である、なんとかしなきゃいかんねえ。


使ってきた連中も、格には勝てなかった模様だ。
マイネルスターリーは、まあ、皇成やっちゃいそうな雰囲気プンプンだったしなあ。
当方の本命ジャミール君も頑張ってはいたのだが、やはり小回り二千ではやや忙しいか、どうしても他力本願なところは否めない馬である。
どっかで大仕事やりそうな感じはするんだけどなあ。
現状で、秋まで持つかどうか、JCあたりが面白いような気もするんだが、出られれば、である。
随分と減らしていた様子だし、馬体見ても、もう一杯一杯の仕上げだったな。
まあ、また来年のお楽しみ、といったところか。
放牧挟まずに仕上げてきただけあって、アーネストリーはつけいる隙なし、秋が厳しそうである。
逆に休ませて次が楽しみなロジユニヴァース、マイネルキッツは府中の高速馬場ではいかにも厳しそう、天皇賞、JCはむつかしいだろう、あるとしたら有馬あたりかな?
まあ、秋に向け、各馬思惑入り乱れるといったところか。


現在、暇を見つけては、モンテ・クリスト伯をつらつら読み返している。
何度読んでも秀逸だ、読み返すたびに新たな発見がある。
現在第四巻だが、モンテ・クリスト伯とバルトロメオ・カバルカンティ少佐のやり取りが非常にステキ、真っ黒である。
ってか、凄い名前だよね?
バルトロメオって。
まるでウォルフガング・ペーターゼンのようだ。
絶対に響きだけだよな、あの映画監督。
兎も角も、やはり名作というのはそう呼ばれるだけの価値はある、ということである。
当方もいつか言ってみたいものだ。
『待て、しかして希望せよ!』
と。
ああ、どっかの島に財宝でも埋まってねえかな?
即物的過ぎて自分というものが嫌になるな。


エロゲは現在、BUNNYBLACK二周目をプレイ中だ。
評判は散々だが、結構好きな自分がいる。
まあ、好きじゃなかったら二周目なんてプレイしないわな?
評判の悪い理由もよくわかる。
キャラとしては、やりこみ要素の薄さが目に付き、まず主人公のレベルがあまりにあっさりカンストしてしまうこと、敵が少しばかり弱すぎること、引継ぎ要素が貧弱すぎることなどが挙げられようか。
まあ、当方などは、一周目はあまりに駆け足で終わってしまったがため、様々なイベントの取りこぼしなんかが多く、二周目もそれなりに楽しめているという理由がある。
じっくりとモンスターのレベルを上げたり、アイテムを探したり、地図を完成させたりしていくのも、楽しいものですよ?
たまにはこういった、無為を楽しむようなゲームもいいものである。


さて、仕事ばっかりしている当方である。
ここのところ、そんな愚痴ばっかりだ。
少なくとも、今月中は絶望である、家と仕事場の往復の日々がつづく。
このままだと、どっかで煮詰まるんだろうなあ、と。
ま、気分が塞いだら映画でも見てこようかと思っている、レイトならなんとかなるだろう。
具体的にはジャッキーとジェイデン・スミスのベストキッドや、或いは往年の名優ジェフ・ブリッジス演じるクレイジー・ハートなどが見てみたい。
他は、九月になるがパリ二十区、僕達のクラスあたりがスゲー面白そう、ジェット・リー確認のためにエクスペンダブルズなんかを見に行くのも、馬鹿馬鹿しくて楽しそうだ。
あれ?特攻野郎Aチームのリメイクってもうやってたかな?
当方の世代だよなあ、あれも。
ペパードやフォックスなんかが出てたっけなあ・・・。
ドラマ自体は大味で最後は必ず爆破!って感じであんまり好きじゃなかったけど、好きな奴はとことん好きだったなあ、そう云う奴が、周囲におりましたよ。
まあ、映画好きなんてえのは、駄作は駄作なりの楽しみ方というのがあるものである。
冷やかし程度に、見に行くのもいいだろうさ。
精神の安定のために。

 

連日、暑い日が続いている。
もうそろそろ秋風がふいてもおかしくない時期なのだが。
暑さ寒さも彼岸まで、という言葉もある。
いい加減落ち着いてほしいものだ。


先日、ステラプレイスに映画を見に行った。
見てきた映画は
『ニューシネマパラダイス』
少し前のイタリア映画である、多く人口に膾炙される割には当方は見たこともなく、これを機にと鑑賞を決意した次第である。
驚いた。
なにせ十時上映で九時半頃についたにも関らず、窓口で
「大変込み合っておりまして、お席もあまり選べないのですが」
とか言われてしまった。
この催しで、満席というのは一度も見たことがない。
結局、ほぼ満席まで埋まり、当方も随分と前の席で、スクリーンを見上げる事となってしまった。
やはり、意外に見たことの無い人が多い映画なのかも知れない。


映画の感想自体は
「変な映画」
というものである。
映画史上に燦然と輝く名画をふんだんに絡めながら、一人の男の子供から青春時代を活写した、所謂ひとつの青春映画という奴である。
青春映画なのだから、変な映画であるのは当然だ。
なにせ、青春時代というものそれ自体が変なものなのだから。
それでもラストのキスシーンのカットの連続は非常に斬新で、イタリアの感性というものをまざまざと見せ付けられたという印象である。
そして、当方は現在、他人との感性の差異について、考えさせられている次第である。


映画のラストに差し掛かり、隣りに座っていたお姉ちゃんが、ハンカチを目に当て、さめざめと泣いているのが見えた。
えー?どこに泣く要素が・・・とおもったら、結構な人間が同じようにハンカチを目に当てている。
なして?
ちなみに、数日前、同じ映画を見てきたという人と話したのだが
「いやー、俺も最後泣いちゃってさー」
とかいっておりました。
いやいや、やっぱりおかしいって。
あんなん泣くような映画じゃないじゃんよ。
と、ふと思いついた事がある。
以前、『オーケストラ』を見た時にも同じようなことを考えたのを思い出した。
ひょっとしたら、当方は『泣く』というその情動の発露的な行為において、他人様と、あるいは社会的に見て相当に違った感性を持っているのではあるまいか、と。
はみだしものである、デスペラード!


そういえば、映画で泣いた事がないことを思い立った。
いや、一度だけあるか?
タイトルは忘れた、確か中学生くらいの頃、深夜にテレビでやっていた英中合作の映画だったと思ったが・・・。
英中合作といえばラストエンペラーを思い出すが、もっとマイナー、兄弟のように育ったイギリス人と中国人が、戦争でお互いの絆が云々・・・といった内容だった、はず。
随分と昔だなあ。
もう二十年ほど前か、マニアックなところで泣いてるな、俺。
作品名さえ覚えてないってのに。
或いは、これは相当以前から思っていた事であるが、ひょっとしたら当方、感情の沸点が、殊泣くということに関して限定ではあるが、相当に高いのではなかろうかということも考えられる。


ちなみに。
当方の記憶にある中で、マジ泣きした最後は・・・。
奴隷市場、かな?
ちなみにエロゲーである、発売は確か2000年頃だった、はず。
もう十年以上前だよ、しかしエロゲーでマジ泣きって。
馬鹿だよなあ、実際。
しかも泣いた場面がおっさんの一人語り、その上声無し場面。
ラル・イーブンジグの台詞であった。
「たとえどこの国の支配にあろうと、若者達は幸せになるべきだ。恋をし、結婚し、子を育て・・・それをお前たちは・・・」
とかいう台詞だったなあ。
実際、良いゲームだったがなあ、あれは。
まあ、エロゲー云々言ってる時点で、大衆との感性の差異なんてモノはとっくに飛び越えちまってるんだけどな!
己のダメさ加減を再確認した、この頃である。
 



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