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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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以上のように、今月十六日に映画を見て来た次第である。
タイトルは『アパートメント143』、ホラー映画だ。
以前からいささか気にはなっていたのだが、なかなか見る気になれず、見送りが続いていたのだ。
まあ、この上映回が最終であったこともあり、一念発起して仕事上がりにディノスに駆け込んだのであるが。
まさか、あのようなことになろうとは、そのときの私は、思いもしなかったのである・・・。

駆け込んだ二番シアターには、私のほかに客の姿は無かった。
まあ、まだ上映には十分ほど時間もあるし、パンフでも眺めながら待つとするか。
とか、引っこ抜いてきた『レ・ミゼラブル』や『HICK』のパンフを眺めていたのだが、いっかな誰かが入ってくる気配が無い。
そのうちに後ろの扉が「バタン!」と閉まり、あたりが暗くなり・・・。
「いやいや、俺だけかよ!」
ねえ。
いずれはこういうこともあるかな?とは思っていたが、まさかよりにもよってホラー映画でその機会が廻って来るとは!
いやいやいや、まあ、最終上映であるにもかかわらず、私一人しか入らないようなごとき映画である。
そんなホラー映画が、怖いわけが無かろ!
・・・そんなふうに思っていた時期が、私にもありました。

いやあ、おっかなかったなあ。
泣きそうになった、本気で。
ああいうベタなのが苦手なんだな、私は。
初めて自分の弱点を認識してしまった次第である。
自分以外誰もいない映画館でホラー映画を見ながら
「ぁぁぁあああぁ・・・・」
「ちょ、おま、待っ・・・・」
「ううううううう!」
とか、蒼白の顔面を引きつらせてビクンビクンしながらうめくおっさん一人。
いやな絵だな。
もうね、傍から見たら満喫し過ぎですよね?
そうして訪れるクライマックス。
もう、あのカメラだけがその場に残されて自動的にパンした瞬間には
「ああ、やめ、来るから絶対なんか来・・・うああ!」
怖すぎて吐きそうになるという希有な経験をしてしまったおっさんであったという。

私がビビリーであることも確かだが。
実際問題、雰囲気もあったと思うんだ。
まさか、誰もいないとはねえ。
札幌は薄野のど真中でねえ。
いまだに天井見たらアレが・・・アレがいるのでは・・・という光景ががが。
どっかでまだ上映してたりするのかな?
不人気映画ではあるが、機会があったらお試しいただきたい作品である。
インパクト的には今年No、1だったな、いろんな意味で。
あくまで私的に、だが。
大事ですね、雰囲気って。

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