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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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ヤバイのである。自転車が。

何度か歩行中、自転車にひかれ(そうになっ)たことがある。
北海道は冬真っ盛り。連日真冬日が続き、当方いささか寒さにも食傷気味である。

そんなある日のこと。
家の近所を歩いていた一人の男がいた。
彼は近所のラーメン屋でいつものように醤油大盛ネギ増を食べ、いい気分で家路についていた。
しばらく歩き、視界の隅に、よく利用する小さな八百屋が入った。
脂っこいラーメンを食べたあとだからか、彼はどうやら、ミカンが食べたくなったようだ。
しかしそれこそが運命と言う名の陥穽であったことを、わずか後に思い知ることになる。

彼は八百屋の前で立ち止まった。彼の脳裏はミカンのことで一杯であったという。
その時、もはやこの町の冬の風物詩とも呼べるであろうテラテラに凍ったアスファルトの上を一台の自転車が猛スピードで突っ込んできたのだ。
驚いた彼はそれでもすばやく飛びのき、暴走自転車にはねられることだけは避けえたが、下はスケートリンクのような一枚氷、無様にもしたたかに尻餅をついてしまったと言う。
暴走自転車の運転手は、よく見ると十七、八の若者であった。
彼の方は一瞬態勢を崩したようだが、何とか持ち直し、少し進んだところでマシンを止め、一瞬、鋭い視線を無様に転ぶ彼に投げつけ、そして何事も無かったかのようにマシンにまたがり
「じゃまくせーんだよ!」
はき棄てる様に言い放ち、また猛スピードで去っていったという。

その後、彼が若者の去っていった方向をにらみつけ、やり場の無い怒りに打ち震えたのはいうまでも無い。

2008/1/20付けのとあるブロック紙に
”歩行者、自転車分離方式のモデル地区に新さっぽろ地区”
と言う記事があった。
どうやらここの所、自転車被害が急増しているらしい。
だが、果たしてそうなのだろうか?
裏づけを取ったわけではないので、断言は出来ない。が、実際のところ単純に認知件数が増えた、というだけではなかろうか?
実際、前述のようなことが起これば、どうにも腹の虫が収まらず、警察に通報してしまうことも無いとはいえない。
警察が統計を取り始めたのが2005年以降と比較的新しいことからも、このようなケースの被害届、苦情などが急増し、取り締まり、指導に本腰を入れ始めたのでは、ということが伺える。

自転車と歩行者で歩道を分割して使用する。
結構なことだ、と思う。
が、あるいはそれ以前の問題のような気もする。
特に北海道などでは、冬場には自転車に乗らない、あるいは季節関係なく、もしぶつかってしまったら誠意を込めてしっかりと”ごめんなさい”をすること。これだけで当てられた相手の態度もずいぶんと違ってくるのではないか?
もし仮に当ててしまった相手がごねて無道に走る場合(この辺もありそうだから嫌なのだが)、その時こそ警察の出番なのでは、と思うのだ。

いずれにせよ、謝る余裕と許す余裕、そんな”余裕”を持ちたいものである。

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