忍者ブログ
2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
[10] [9] [8] [7] [6] [5] [4] [3] [2] [1]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

読書、というものは、言ってみれば純粋な趣味の世界である。
小さな文庫を一冊、ポケットに忍ばせておけば、いつでもどこでも開いて読める、そんな趣味だと思う。
だから別段、本を読む人間はえらい、とか、そういうことには繋がらない。
読まない人間は駄目だ、ということにも当然ならない。
「最近のやつらは本もろくに読まん」
そんな風に”読書”という行為を大上段に構えてえらそうにしている自称文化人どもには、正直言って虫唾が走る。
本を読むより楽しいことがあるなら、それで結構。
読まぬ人とて、必要に駆られれば読むのだから。
読書の必要性など、その程度の考え方で十分ではないかと思う。

「日本人は本を読まなくなった」
自分が生きてきた時間と等しいほどの間、たびたび耳にしてきた言葉である。
そう、ずーっと言われ続けている、ほぼ普遍的に。
確かに、中小の出版社の倒産情報など、ここ最近ちらほら耳にする。
本は、売れない時代なのかもしれない。
インターネットや携帯電話などの情報媒体の普及も一因にあるはずだ。
取捨の選択にいささか難あれど、必要な情報を、必要な時に取り出せる、そんな利便性が、紙のメディアを追いやってしまったのかもしれない。
しかし、自分はどうやらこの”紙のメディア”の魔力からは、当分抜け出せそうに無い。
古臭かろうがなんだろうが、新聞にせよ書籍にせよ、どうにもモニター越しでは「読んだ」という気が起きないのである。

わが愛すべき両親などは、その昔、私が本を読んでいると
「またお前は本ばかり読んで」
等と、困ったように言ったものだ。少し、変っているのかも知れない。
好意的に解釈すれば、読書などは所詮読書以上ではなく、書に淫する時間が有るのならば、もっと実践というものを重視しなさい、ぐらいの意味だったのかもしれない。
言われてみれば全くその通りのようにも思う。ごめんなさい。

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新コメント
[12/17 TathoathSog]
[12/17 AlgossysoolvE]
[08/18 革命]
[08/13 NONAME]
[06/04 NONAME]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ontai
性別:
男性
趣味:
読書 睡眠 ゲーム
バーコード
ブログ内検索
カウンター
お天気情報