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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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弥生賞は全くもってカスりもしない有様である。
ダメだなあ、本当に。
しかし、あのプレイという馬はたいしたものだ。
あのしぶとさは異常である、それでもまだ1勝馬なんだがな?
案外スローに嵌れば単騎なら逃げ切っちゃうんじゃなかろうか、などという甘い夢を見てしまいそうな勢いだ。
やはり上がり勝負となれば勝てないのは致し方ないところ、行くならきっちり行き切ったほうが結果は残りそうな感じがあるな。
そしてやっぱりやっちったカッチー。
いやいや、君はそういうキャラですよ?
なんだかんだで3着ゲットのデボネアも、よくわからんが怖いところか。
当方の本命ショウナンマイティは4着まで、対抗オールアズワンは馬群に沈んでしまった様子である。
本番まで変わってくるかどうか、巻き返しに期待したい。
それにしてもこのままではまた年間収支が目も当てられない結果になりかねないのさ。
切ないなあ。
というわけで、負け犬ワイド収支も-1280円。
負けっぱなしですな。


先週末、食材や雑貨などを買い込みに、近所の東●ストアへと出向いた当方である。
まあ、男の買い物であるからな、非常に大雑把で、会計で5000円オーバーなどということがザラだったりするわけで、実に困った人であると常々感じている次第だ。
しかも徒歩なのになあ。
体のいい筋トレ状態であると言える。
そんな豪快な買い物の中で最も散財だったのが”豆腐”であった。
豆腐、好きなんだけどな。
実際スーパーなんかで売ってる豆腐って、ろくなものじゃないというのが当方の認識である。
安けりゃいいってものでもあるまいに、一丁60円とかこれ本当に大丈夫なのかと製造元に問い合わせてみたい衝動に駆られる。
いかに豆腐が庶民の食い物であれ、安かろう不味かろうな水っぽい豆腐なぞ喰いたいとも思わない。
もっとまともな豆腐はないのかと、日夜美味い豆腐を求めて試行錯誤の日々である。
そして、東●ストアの売り場の一角で、それを見つけてしまった。
商品名”週末だけの十勝正直村の特別絹豆腐”というものである。
何とも仰々しいことこの上ない。
一丁250gの豆腐のお値段が300円ほどであった。
いいねいいね、こういう買い物はテンション上がるよね。
早速一丁だけ求めて、ホクホク顔で荷物を引きずりながら帰宅である。

さあ、果たしてどれほどのものか。
本当に美味い豆腐は、そもそも薬味や或いは醤油すらいらないものだとの持論の持ち主である。
とりあえず、豆腐の本来の味を見るためにも、なにもつけずに頂くこととする。
正直、それほど期待していたわけでもなかったが。
確かに、一丁300円は高いが、それでも料亭などの特別あつらえのに比べれば安いものだし、十分普段使いできるレベルである。
それが、一口食べて驚いた。
まずガツンとくる大豆の香り、そして口に広がる甘さ。
本当に、薬味など無くてもどんどんいける美味さである。
一丁まるまる、そのままかき込んでしまった。
これはいいもの見っけたな。
なかなか、量産モノの市販品で、このレベルは無いだろうなという塩梅だ。
週末の楽しみがまた一つ増えたといったところである。

話は変わるが、司馬遼太郎先生の作品では、当方は『花神』がいっとう好きである。
主人公は幕末に彗星の如く現れた天才軍師、大村益次郎。
このMas大村、豆腐が大好きなのである。
この小説の中にも、酒引っ掛けながら豆腐をつまむ彼の描写が時折出てきて、その姿を想像すると、なんともいえないしみじみとした気分になるのである。
そんな中で、戊辰戦争で従軍した某士官(確か、山田某だったような気がするが)を自宅に招いてもてなす描写があった。
その士官、苦心惨憺な前線暮らしから帰って、さぞかし珍味佳肴のもてなしがと思いきや、座敷に入ると豆腐が一丁皿に鎮座ましましてござる。
Mas大村「これだけです」と。
ぶち切れたのはこの士官である。
「あんまりといえばあんまりな仕打ちだ、ここまで泥水をすするような前線暮らし、今日は久々の娑婆でさぞや歓待されるだろうと思いきや ト ウ フ ダケデスカ?」
すると今度はMas大村が逆ギレる。
「お前豆腐馬鹿にすんな!?いいですかー?そもそも豆腐とは完全栄養食品でありまして、この豆腐を軽んじるということは云々」
完全に酔っ払いの説教モードである。
Mas、大概変人だが、それだけではなくさぞかし豆腐が大好きだったのであろう姿が偲ばれる。

さて、ここで疑問が浮かぶ。
果たしてこの時代の豆腐は、どのようなものだったのだろうというものである。
技術革新とやらで、うっすい豆乳に凝固剤ぶち込んで無理やり固めた現在のまがいもんな豆腐と、どちらが美味かったのだろうと。
まともににがり打って固めた豆腐なら、作り方がどうあれ少なくとも現在の豆腐よりは遥かに濃厚であったはずだが、どうなんだろう。
飽食の時代と人は言う。
確かに、かの小説の時代に比べ、遥かに豊かな食生活を送っているであろう我々である。
しかし、こと豆腐に関して言えば、むしろその時代のほうが口はおごっていたのではなかろうかと。
日常的にまともと呼べる豆腐が食えた時代である、何ともそこだけは非常にうらやましいと感じる当方は不遜であろうか?
そんな、まともな豆腐を探すだけで骨が折れる、現代人の愚痴である。

 

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