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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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近頃いささかさぼり気味。
やはり忙しいのが原因か?
ああ。暇がほしいなあ。
それでは今月の購入計画です。

2009・05・29

△Trample on ”Schatten”
        ~かげふみのうた~

よくわからんがなにやら魅力的に映る。
シナリオは聞いた事の無い人物、未知数ではあるが、期待したい。
絵はまあ好きな部類に入るし、内容にも興味をそそられる。
今月はあまり欲しいものがないので行くかもね。

というわけで今月は一本のみ。
お財布に優しいです。
先月なんかは買えなかったものも多いので、探してみようかと思う。
まあ、問題は買った所でプレイする時間があるかどうかなのだが・・・。

現在、DAISOUNANをばプレイ中。
すこぶる評判は悪いが、実は結構好きである。
楽しく遊んでいる。
いいなあ、マゾゲー。
癒されるわ。
先月末に購入したゲームも積みっ放しなのでそのあたりも少しずつ崩していきたいものである。
 

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これは昨年三月から今年二月にかけて購入したエロゲの総括である。
昨年、新品にて購入したエロゲーは下記のとおり。

・媚肉の香り~ネトリネトラレヤリヤラレ~
・11eyes ・ウィザーズクライマー
・BIFRONTE~公界島奇憚~ ・戦女神ZERO
・プリマステラ ・殻ノ少女 ・5
・The Rising Sun ・エッチなメイドさんは好きですか?
・Volume7 ・それは舞い散る桜のように完全版
・漆黒のシャルノス~What a beautiful peaple~
・ティンクルくるせいだーず 
・とっぱら~ざしきわらしのはなし~
・ピリオド~Sweet Drops~ ・てとてトライオン
・水平線まで何マイル?
・輝光翼戦記~天空のユミナ~
・祝福のカンパンネラ ・永遠の終わりに
・さかあがりハリケーン
・真・恋姫†無双 ・同僚の奥さん

の、以上24本である。
月平均二本ジャスト。
一本七千円として今年も十七万くらい使った事となる。
何本か中古も買ったので、まあだいたい二十万程度であろうか?
あいかわらず、あとで考えると恐ろしい金額である。

さて、それら二十四本のエロゲたちの中から、買ってよかったもの、こいつあひでえという地雷、そして良くわからんがなんだかすげえ、というものの三種類を抜き出してみようと思う。

◎買ってよかったもの
・媚肉の香り~ネトリネトラレヤリヤラレ~
・戦女神ZERO
・殻ノ少女
・輝光翼戦記~天空のユミナ~
・真・恋姫†無双~乙女繚乱☆三国志演義~

×こいつあひでえ地雷
無し

?よくわからんがなんだかすげえ
・ウィザーズクライマー
・それは舞い散る桜のように 完全版
・祝福のカンパネラ

といったところである。
地雷が無い──?
そんなわけあるかー、という向きもあろうが、嘘はついていないつもりだ。
かなりクロに近いグレーは存在するが、まあ、具体的にいえばそれ散るとか祝福のカンパネラとかライジングさんとかエロ冥土あたりがそれになるだろうが、それでも地雷とまでは呼べる代物ではない、と信じたい。
そもそもライジングさんとか放棄しっぱなしだしなあ。
まあ、地雷っていうのかね?
地雷として大いに語る材料が存在しないという苦しい言い訳のような気もしないでもないが・・・。

分布的には昨年はなんだかんだで当たり年だったような気がする。
案外まんべんなく楽しめる作品がコンスタントに出ていたようだ。
まあ、当方が購入した作品なんぞ、市場全体から見ればほんの数パーセントていどなので、大きな事は言えないが。
きっと未だ見ぬ名作や駄作が沢山あるのだろう。
では、分類別におおいに語っていきましょうか。

まず、◎買ってよかった良作より。

・媚肉の香り~ネトリネトラレヤリヤラレ~

大方の見方どおり、タイトルで大変な損をしている作品である。

いや、このゲームでセールスが出ないってああた。
確かに、昨今主流となっている萌えゲーとは明らかに毛色が違うし、そう云う意味では売れ筋とは言いがたいであろうが。
それでもやはり面白いものは面白い、こういうものこそガッツリ売れる市場になって欲しいものである。

愚考するに、これはライターの構想と圧倒的な筆力の勝利であろう。
このゲームを一言で表すならば、そう、幸せなエロス。
作中、ちりばめられたエロは大方がバットエンドへの罠なのだが、プレイヤーであるところのへたれ主人公はその誘惑を耐えに耐え、ラストに訪れるメインヒロインとのエロシーンはまさに筆舌に尽くしがたいものである。
シーンそのものもありがちなアヘ声やチュパ音など極力省き、会話で心情を抉り出し場の雰囲気、空気を伝える第一級の筆力でのガチンコ勝負である。
・・・実際、エロシーンで幸せすぎて泣きそうになった、などいうのは正直非常に稀有で斬新な体験だったと言わざるを得ない。
最後のあの腹ボテエロ、なあ。
いやいや、あれはねえ・・・。

兎に角、世上言われている萌えとは対極にあるようで、その実ある意味一番萌えという言葉の真実に近い作品ではなかろうか?
そのように当方が愚考する、第一級の名作である。
話し出してしまうとネタバレがとまらなくなるので、今一つ足りない感じもするが・・・。
機会があったら、いやいや機会を作ってでも是非、お試し頂きたい。

・戦女神ZERO

言わずと知れた大艦巨砲主義、エウシュリーの大作RPGである。

前評判と事後の評価がこれほど一致する作品も珍しい。
ゲーム自体もエフェクトなどに頼りすぎることもなく、うちのポンコツマシンでもさくさくプレイできて実に快適であった。
ZEROの名のとおり、これまでの戦女神シリーズの主人公、セリカ=シルフィルがなぜ神殺しと呼ばれる存在となったのか、そのあたりのエピソードがストーリーの根幹となっている。
骨太なストーリー展開、良く練りこまれたゲームシステム、その上で発売日をしっかりと守り、且つこれだけの大作でありながら目立ったバグも無い、という、多くのメーカーに見本にしてもらいたいその姿勢は、手放しで賞賛に値する。
正直、くさしたりけなしたりするところがほとんど無い、買って損の無いガチ良作である。

ただ、惜しむらくは。
やはり続き物であるという点にあろう。
当然、第ゼロ作であるところの本作である。
他の戦女神シリーズをプレイしていなくても十分に楽しめるお話ではあるだろう。
ただ、やはり前2作品をやってからのほうがより深く楽しめることは確かであるし、また、新規のユーザーさんは手を出しづらいのではなかろうかなどと老婆心ながらいささか心配になってしまうのである。
当方は個人的に、このゲームはハイシェラゲーだと思っている。
ここまでストーリーの根幹にありながら、今一つ魅力を発揮しきれていなかったハイシェラさんのためのゲームである。
本作ではそんなハイシェラさんの魅力が、まさしく余すところなく出し尽くされている、ハイシェラファンにはたまらないお話であること疑いなしだ。
そう云う意味においても、やはり前作をプレイしている人間のほうが、より楽しめてしまうのは致し方ないところだろう。
あと、不満といえば一つだけ。
いささか簡単すぎたといったところであろうか?
まあ、当方はレベル上げなど作業全般を好む傾向にある故、あまり信用ならないかもしれぬが、やはりいささか難易度という点では物足りなく感じたのも確かである。

とまれ、このゲームに感じた不満点はその程度である。
全般、高いレベルでまとまっていて、安心して遊べる良作といえよう。
こちらもお勧めできる作品だ。
食わず嫌いも敷居の高さもあまり気にせず、遊ぶ時間さえあれば是非、手にとって頂きたい。

・殻ノ少女

鬱である。

まあ、.なんと言っても救いが無さ過ぎる。
死ぬわ死ぬわ、登場するおにゃのこが片っ端から死んでいく。
しかもほぼ回避不可能。
メインヒロイン?に至ってはどうやってもろくな終わり方をしないというありさまである。
作中では、いくつかの謎も投げっぱなしになっているし(まあ、回収忘れというわけではなく、含みを持たせたかったのだろうが)、お話自体もべらぼうに長いくせにスキップは遅いし、その上回収が難しく作業感が強く、せめてチャートくらい作ってくれと悲鳴を上げたいステキ作品である。
ちなみに当方は自前でのコンプを放棄しました。

ことほど左様に突込みどころが山ほどあるブツではあるが、それでも一個の作品として見た場合、多くのファクターが高いレベルでまとまった良作であることは疑い様が無い。
音楽良し、絵柄、CG良し、シナリオもこういうの(ミステリ、あるいはグロ)が好きな人にはたまらないであろう出来で、テキストも案外読みやすく、攻略サイトを使ってもコンプしたいと思わせる程度には良い読み物であった。
なにより登場人物、特に男キャラが全員実に色っぽい。
このあたりの色気は、あくまでメインが男性向け市場であるところのエロゲ業界では珍しい部類であろう。

ただ、ストーリー部分でいささか文句を言わせてもらえれば。
我が偉大なる先輩の一人であるところの京極夏彦氏著『魍魎の匣』に酷似しすぎているきらいが、部分的にではあるが感じられる。
ライターさんが好きなのだろうなーという事は感じられるが、ただ、少しばかり萎えてしまったのも確かである。
根幹のストーリーとしては全くの別物であるから、そう気にすることはないのかも知れないが。

さてさて、この作品については賛否別れるであろう。
当方は、読み物としては相当に楽しめたが、果たして他の人がプレイして楽しめるものなのかどうか、そのあたりには正直自信が持てない。
お勧めできない、というわけではないが。
DL販売などで購入する際には自分の嗜好とこのゲームの方向性をしっかり見極めることを提案します。

・輝光翼戦記~天空のユミナ~

ずばり、歌ゲー?である。

なかなかに硬派な作りのダンジョンRPGであるが、戦闘部分はいささかヌル過ぎて作業感が強い。
とはいえ、そのヌルさがある意味ここちよく、気がつくとダンジョンに潜りっぱなしなどということもままあるのだが・・・。
つまりはそれだけ、完成度が高いということなのかもしれない。
エンチャントアイテムを探すのが面白く、ついついアイテム探しのためだけに潜ってしまうことも多いが、ただ、アイテム整理に関してはいささか不親切といわざるを得ない。
なにせ一度潜るとアイテム整理だけで一時間も二時間もかかるのである。
アイテムにどのような効果があるのか、画面切り替えなしで一目でわかるシステムがあればもっと遊びやすかったかもしれない。
装備画面でアイテムの詳細が見られないというのも大きなマイナス要因といえるだろう。
アイテムを選り分けて所持品に移したはいいが、誰に何を装備させるかを忘れて一苦労というのもしょっちゅうであった。
こんなときは自分の脳スペックの低さとシステムの不親切さを呪うよりほか無い。
というように、殊システム面に関して不満の多い出来ではあるが、同じように高瀬氏の関ったなるかなあたりと比べると、格段に遊びやすく楽しいゲームとなっている。

しかし、である。
当方が考えるにこのゲームの精髄は、残念ながらRPG部分には無い。
もっとも見るべきところはヒロインユミナのヘタレっぷり、そしてその歌にあるのだ。
当方が愚考するに、ユミナはヒロイン像として、なかなかに斬新である。
お馬鹿で乱暴、天然でありながら、なのに小動物的に気が小さいところなど、ほかに類型がいないような気がする。
そして歌。
当方が衝撃を受けたのは『灰かぶり姫・・・じゃない~α』である。
恐らくは、一番初めに覚えるであろう歌であるが、アレを聞いたときの衝撃は今でも鮮明に思い出せる。
これが・・・あるいは”萌え”というものか・・・。
そんな風に、萌えの解からぬ男が思ったのだから、たいしたものである。
あの感じは、いささか言葉にはしにくいなあ。
是非是非、アレだけでも聞いてみて欲しいものである。
ちなみに『β』よりも『α』のほうが、MC部分などよりへたれていて、かわいかったです。

これもなかなか、同志エロゲーマー諸君にはお勧めしづらいものである。
まず、膨大な時間が必要となること。
そして同様に膨大な作業も必要であるからだ。
ただ、全体的には良く出来たゲームであると思う。
会社をリストラされて時間だけは山ほどあるぜ。
大学は夏休みだがおれは一歩も外に出ないぜ。
そんな方々ならば。
機会があればプレイしてみるのも良いでしょう。

・真・恋姫†無双~乙女繚乱☆三国志演義~

すんません、自分ナメてました。

話の種に、プレイしてみようと考えた。
その割には高価な買い物であったが、当時の自分は年末ということもあり、脳が融けていたのかも知れない。
まあ、せいぜい馬鹿馬鹿しく笑ってやろう、その程度であった。
いまでは、反省しています。

まず特筆すべきはそのボリュームである。
三国志ということで、ルートは魏、呉、蜀の3ルートが用意されているのだが、どれか一本で売り出してもフルプライスのゲームとして通用しそうなほどだ。
その上、世上言われる”萌え”とやらを意識して作られたゲームかと思いきや、どうしてなかなかお話自体もしっかりした作りであった。
前作は当方プレイしていないので、内容的に進化したかどうかは不明だが、三国志を題材にした心意気と熱さは十分に伝わってくる力作である。
しかも、3ルートすべてにおいてハズレというものが無い。
まあ、正直言ってべた褒めしても良い内容であった。

笑いあり、涙あり、熱いバトルあり、そしてエロも豊富で捨てキャラというものが無く、まさしく総合エンターテイメントと呼ぶに相応しいびっくり箱のようなゲームであった。
ただ、エロに関してはフェラに特化しすぎているきらいがあり、物量が豊富でもシチュ的には?というところが数少ない気になったところか。
戦闘に関しても取ってつけたような感は否めない。
長いお話の箸休め程度であるとしても、いささか及第点には程遠い出来である。
そのあたり、もう少し詰めれば不朽の名作となっていた予感。
ただ、そう云うゲームではないという事は理解しているので、ここで減点してやるのもかわいそうではある。
あと、おまけルートは正直全くわからなかった。
なんなんだろうね、あれ。
まあ、いいか。
きっと深く考えたら負けである。

アメリカ産三国志映画も上映され、話題となっている昨今。
この機会にプレイしてみるのもよいのではなかろうか。
自信を持ってお勧めできる良作である。

というわけで、以上5本が昨年の当たりゲーたちである。
なかなかに粒ぞろい。
突き抜けた魅力、名作と呼ぶに相応しいオーラを纏った作品はといわれれば、この中では自分的にただ一本のみである。
が、それはそれとしてどの作品も総じて高いレベルで安定しており、十分に楽しめるものばかりである。

では、次はなんやよくわからんがなんだかすげえゲーム、の紹介に移りたいと思う。
前述したとおり、この3本のうち2本までは限りなくクロに近いグレーである。
ただ、さんざののしって叩きつけて踏み潰して窓から通行人めがけて放り投げて大笑いしたい、というほどの黒い衝動に突き動かされるほどの代物ではなかったことは確かである。
そんな黒い心のオアシス、クソゲーに昨年出会えなかったのは返す返す残念ではあったが、まあ、それはそれ。
では、行ってみましょうか。

・ウィザーズクライマー

気が付いたら一日が終わっていた。

うん、まあ、それほど面白いゲームというわけでもないんだ。
相変わらずエロは使いまわしばっかりだし、レイプから始まる恋もある、みたいな展開ばっかりだし、攻略対象の塔やダンジョンもそんなに多いわけでもなく、戦闘シーンに関しても、自分が手を出せる事はほとんど無いといった感じでただただ見ているだけである。
所謂、育成メインのシュミレーションゲームである訳だが、しかしこれが又不思議と時を忘れるのである。

とある休日。
購入してしばらく寝かせてあったこのゲームをインストールした。
それほど期待していたわけでもなく、まあ、軽い気持ちで始めたわけだが、気がついたら日が暮れていた。
おや?
休日を一日棒に振った気がしたが、まあ、そんなものかと深くは考えなかった。
翌日、仕事が終わって家に帰り着き、寝る前にこのゲームを起動したら、気づけば日付をまたいで随分と経っていた。
そのあたりで、何かがおかしい、とか気づいた次第である。

実際、弟子が塔を上り始めると、不思議な事に、モニターを見ているこちらはある意味無念無想の境地に没入する。
プレイ時間も一周目は別として、2周目以降はスキップを使えば数時間で終了する。
周回プレイを基本としたゲームとしては、実にほどよい長さであるといえる。
その上、2周目以降のパラメータの引継ぎ率がまあ実に絶妙な加減である。
周回を重ねるごとに弟子が少しずつ強くなるのがうれしくて、ついつい時間を忘れてしまうというのが曲者で、恐ろしいところだ。
そのような諸々のファクターが重なり合い、このような中毒性の高いある意味キセキのゲームができるのである。

とはいえ、あまり根を詰めすぎるとさすがにある程度のところで飽きが来てしまうだろう。
まあ、楽しいゲームではあるので、できるだけ長く楽しみたいのならば、毎日少しずつプレイするのがお勧めである。
そうすれば、英雄の塔の攻略もあるので、一本で結構な期間、楽しめるパソコンの友人となってくれるであろう。
以上、これといって突出したものは無いが、それでもお勧めできる、そんな不思議なゲームである。

・それは舞い散る桜のように 完全版

あー、がんばりすぎちゃったね。残念。

という印象である。
まあ、散々に叩かれた作品ではあるので、死者に鞭打つようなことはしたくない、というのが本音である。

加筆部分はさすがにはっちゃけ過ぎてダダすべりである。
なんというか、まさしく張り切りすぎて背伸びしちゃった感じだ。
読み進めるのが苦痛であり、切なかったと記憶している。
なんだろうね?
そんなに気負うことないのに・・・。
正直、今の状態では次を買うことはないであろうが。
一度、過去の幻影から逃れる事も必要ではないかと思われる。
クリエイティブな稼業だ、何かをパクるのはやさしいが、誰かになりきって仕事をするというのは、きっと大変だろうしムナクソ悪いものなのだろう。
原画も、シナリオも。
いずれにせよ、クソゲーではなく、やっていて辛いゲームというのは実に珍しい。

とはいえ、実は当方、加筆部分以外も案外楽しめなかったのである。
おかしいなあ。
当時はとても面白かったはずなのだが。
まあ、ある程度は読めるのだが、それでもこれのおかげで『俺達に翼はない』を買わなかったといっても過言ではない。
やはり歳くって嗜好が変わってきたのかな?
そう云う面は確かにあるかも知れない。
笑い一つとっても、当時腹抱えて笑ったはずのものが、いまはクスリとも出来ないというのはどういうものか。
ロミオあたりなら笑えるんだけどなあ。
家計あたりだと。
あれ?家計のほうが古かったかな?

やはり昔の作品の評価というものは難しい。
特に、名作、良作などとよばれたものであればなおさらだ。
改めてそのように感じさせる好例であったといえる。
ええ、カネをドブに捨てたなどとはおもいませんとも。
良い勉強になったはずである。

・祝福のカンパネラ

赤シャツが気になって気になってしょうがねえ。

正直、それ散る完全版よりもコチラのほうが当方にとってはより地雷に近い代物である。
なんて言うのかなー。
言ってみれば、キッチンスタジアム(また古いなおい)のようなところで、素材も一流ならばそれを調理する人間もまあ、ある程度の経験を積んだ腕自慢がそろっていて、その上でテーマが
「おいしいインスタントラーメンを作ってください」
みたいな感じであるといえばわかりやすかろうか?
ハイ!わかんないですねー。

ええと。
つまりくわしく言うとだ。
使っている素材はそれぞれ超一流であると云って良い。
立ち絵のクオリティ、背景、塗り、世界観、BGMに至るまで、まあこれだけのクオリティーを叩き出すのはたいしたもんだ、と。
しかし。
それらを最終的に纏め上げて形にしたとき、どうしてこんな毒にも薬にもならないしょーもないものが出来上がってしまったのか、と。
つまり、シナリオ云々以前に、製作段階において
「絶賛されなくても、誰からも嫌われないゲームを作ろう」
という方針が決まっていたのではないか、そんな風にすら感じてしまう、気味の悪い出来あがりなのである。
いわゆる、インスタントラーメンというのがそれに当たる。
まあ、積極的に”きらい”という人はあまりいないよね。
”好きで好きでたまらない”という人もそういないと思うが。
結局はどんな豪華素材を使っても、出来上がるのは即席めんなわけで
「あー。こんなもんだよね」
という事で終了、と相成るわけだ。

おっかしいな。
たとえば前作にしても、ある程度薄かったとはいえ、もう少し面白味があったと思うのだが・・・。
やはり初めからマルチ展開が決まっていると、だめになるものなのかね?
某マホウショウジョの三代目のように・・・。
まあ、いずれにせよ、当方にとって、このゲームはある意味合いにおいて歴史に残る不思議ゲーとなったわけである。
はいはい、悪人なんていませんねー。
みんな主人公(赤シャツ)が大好きですねー。
主人公が誰と結ばれようと笑って済ましてしまいますねー。
それがわかっていて主人公(赤シャツ)へらへらしてますねー。
でもそこがすきー、みたいな。
んなわけあるかい。
兎に角、薄気味の悪いことこの上ない。
これは救い様がない、な。

ここまでフルボッコなわけだが。
さらにボッコボコに。
まず、戦闘シーンから。
なんだあれ?
技術とスペックの無駄遣い以外の何者でもない。
先だって、恋姫無双の戦闘シーンが取ってつけたようだといったが、これはその比ではない。
なんだろね、ひょっとして戦闘シーンのテキスト起すの面倒臭かったのかな。
こんな存在意義の不明なものを挿入するくらいなら、テキストで丁寧に書いてもらったほうが余程マシである。
なんか、試されてんのかな、自分・・・。

あと、非常に気になったのが主人公の赤シャツ。
いつも隣に赤シャツが。
はやってんのかな?
どうにも、通常は主人公の姿が目に入ることはないので気にならなかったのだが、それがエロシーンともなると話が違ってくる。
せっかくの一枚絵が、赤シャツ祭りである。
ちらちら赤シャツが見える。
心霊写真の様に、赤シャツだけが目に残る。
ってゆうかなんで赤いの?
もてんのか、それ。
気になって気になってしょうがない。
主張が強すぎてもはや悪い冗談である。

さらに、テキストが結構読みにくい。
心情描写にせよなんにせよ、いささかくどすぎる。
これは読んでいて結構気になったところ。
部分的に、読んでいるうちにどんどん意味が取りにくくなるところがままある。
すんなり入っていかない文章は、苦痛でしかない。
そんなものが長々続いたりすると、さすがに放棄の機運も高まるというものである。
なんだかなー。
読んでいて眠くなる文章というのは確かにエロゲにおいては多々あるものだが、読んでいてきついのはなかなかないなあ。
困ったものである。

まあ、シャツやら文体やらは、あるいは「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」というやつかもわからんね。
はじめから良い印象をもてなかった、というのが或いは最大の敗因かも知れない。
とまれ、全体として決して誉められた代物ではない。
そこそこのものを期待していたのだが、なあ。
商売ッ気を否定はしないが。
あんまりそっちに走りすぎると足下がおろそかになるよ、というお話。
まあ、本人達がそれでいいというなら、いいんだが。
次は間違いなく見送りである。
さようなら、ういんどみる、君の事は忘れない。

というわけで、なんだか解からんがとにかくすげえな3本である。
まあ、最後のは悪口雑言になっていたが。
こんな事なら、地雷に入れりゃ良かったと、ここまで書いて後悔する自分である。
まあ、あくまでごく個人的な感想である。
ほんとにねえ、道具立ては悪くないんだがなあ・・・。
まあ、年間24本も買えば、このくらいは当然あるだろう。
これもまた、プレイの一環であると思えば、いいものだ。
すいません、嘘つきました。

ではこのあたりで昨年のベストを出そうと思う。
昨年度のontai的ベストエロゲーはというと。
やはりここは『媚肉の香り~ネトリネトラレヤリヤラレ~』だ。
昨年度中では唯一、名作と呼ぶに相応しい作品である。
なにしろインパクトがでかい。
凄いライターが出てきたものである。
前述したとおり、セールスは本当に出なかったようだが。
こんな作品こそ、売れて欲しいと切に願うものである。
というか、大丈夫か?エルフ。
今年出るであろう『人間デブリ』にも大いに期待させてもらいます。

それでは、駄文に長々お付き合いいただき、ありがとうございました。
今年もせっせとエロゲ道に邁進する所存であります。
生暖かく、見守ってやってください。

 

結局今月はバルドのみで終わってしまった観がある。
フェアリースは軽く手をつけただけ。
DVDもあまり見られなかったし。
忙しいのかな、やっぱり。
ただ読書だけは随分と進んだ。
諸々の時間が読書にシフトしただけ、という気もする。
面白い本は、国の宝です。
というわけで、つみっぱなエロゲーたちを尻目に、今月もガンガンいきますよ?

2009・04・23
○河原崎家の一族2 完全版
本作未プレイ、ただ、気にはなっていた。
エロ輔の発売予定見るまで忘れてたけど・・・。
果たして完全版とはいかがなものか、あんまり印象がよくない言葉でもある。
某それ散るとか、いろいろ、な。
ライター欄に土天氏の名前があるのが激しく気になる。
手ぇいれてんのかな?
恐らく突っ込むでしょう。

2009・04・24
○姫狩りダンジョンマイスター
まあ、安心して購入できる一本となるだろう。
ただ、時間の取れない現在、どこまで遊び倒せるかはいささか難しいところ。
今月もこれ一本で終わってしまいそうな雰囲気はある。
むしろそれくらい面白ければ本望なのだが。

▲シークレットゲーム KILLERQUEEN~
どうしようかな。
本作はコチラも未プレイ、ただ、人は選ぶが面白いという評判は聞くゲーム。
ただ、やはり絵は酷い。
絵柄なんざ所詮記号と割り切ることができるかが鍵だが、それならばなにもエロゲーという形態でなくても面白いものは山ほど有るという気がせんでもない。
一応、評価待ちということで。

△すまいるCubic!水平線まで何マイル~
これはこれで絵だけゲー臭い。
ただ、本編はそれほどきらいでもなかったので、お財布に余裕があったら行くかも。
激戦だからなあ・・・。
恐らくは様子見で。

△蝶の夢 二人の蝶
本作これも未プレイ、ただいろいろな評判は聞く。
これを機会にいっぺんやってみたいという気にはさせられている。
ガチ時代物だったらいいなあ。
評価持ちになるだろう。

○シスタ×シスタ~Lovevery Sisters~
ただのエロゲーではありそうだが、絵のみはガチ。
それはそれでいいと思っている。
絵だけでも購買意欲をそそるなら、それはそれで立派であろうとも思う。
価格帯もそれなりだし、恐らくは突っ込みます。

△私の知らない妻の貌
いい・・・なあ・・・。
これぞエロゲーというものである。
いっそ清清しくすらあるな。
設定だけでおなか一杯である。
値段も手ごろなので、お財布の都合さえつけば行きたいところである。

というわけで、今月は3(+3)本。
現在、鋭意昨年の自分的ベストエロゲーを執筆中である。
今月中にはアップしたいところだ。
ああ、時間がたらねえや。
ドラえ●んでも来てくれねえかな・・・。
 

このところ、更新が滞り気味である。
まあ、忙しいということも理由としてないではない、が、何より困ったものなのが先月末発売のエロゲ群である。
中でもここのところ睡眠時間を削ってまでやりこんでいるのがバルドスカイである。

ゲームパートはやや難しくなった印象。
なによりブーストダッシュがつかいにくくなった。
押しっ放しでは攻撃も出しにくく、何より方向も定めにくい。
バルドフォースでは押せば自動的に敵に向かっていってくれたのだが。
環境適応力の高い若い世代ならまだしも、おっさんゲーマーには厳しい限りである。

シナリオ面ではいまだ全貌はみえぬが、前作よりも長足の進歩が見られる。
テキストも実に上手にキャラクターを掘り下げた上で次の攻略対象への盛り上げを行っており、なかなかにやめどころの難しい読み物に仕上がっていると思う。
平易で読みやすく、設定も今のところしっかり練られており、十分に誉められる出来であるといえよう。
特に印象深いのは菜ノ葉のバットエンド。
いや、あれは強烈だなあ。
余韻も強烈だし、何より物悲しさが凄い。
現状では一番気に入っているエンドである。
・・・とはいえまだ二人目の途中でしかないのだが。

今回は声優サンの演技指導にも力が入っているようだ。
前作バルドフォースでは、おかしなところが多々、目に付いたからなあ。
すこぶる評判の悪いところでは、クーウォンのあの「・・・」に始まり、ニューロジャックを「ニュー」でぶった切ったりと、突込みどころ満載であった。
いや、ニュー ロジャックって。
ロジャックってなんだよ。
テリー・サバラスか?
そういえば昔ホッカイバリーって馬がいたなあ。
父はジェイドロバリー。
よんで字の如く宝石泥棒だが。
もうジェイドロでぶった切るのはいかがなものかというお話。
ジェイドロって何だ?いやバリーって・・・。
あれだ、バイリンギャルとかもその派生だろうなあ。
バイで切らずにバイリンで切るからおかしな事になるのである。
と、いささか話がそれたが。
このあたりも前作に比べ、明らかに良くなっている点である。

このように、なかなかけなしどころの難しいゲームではあるが、やはり要求スペックの高さがネックといったところか?
当家の四年落ちのマシンでは戦闘シーンが重い重い。
固まる、落ちるはあたりまえ。
恐らくメモリが足りないのが大きな要因だと思うのだが。
やはり2ギガは欲しいところかなあ?
現状、1ギガではいささか辛いところである。
あしたにでも、もう一本買って来ようかな?
1ギガ3~4千円ぐらいで売ってるだろう。

というわけで、まだまだかかりそうである。
睡眠時間がもうヤバいです。
後ろには先月末の3本が控えているし。
ユミナといいバルドといい、今年は当たり年かもわからんね?
一日50時間くらい欲しいところである。
 

競馬も外しっぱなしでどうにも居たたまれない。
これで連敗記録は11まで伸びたわけだが。
お財布にも厳しいなあ・・・。
という訳で、今月の購入計画です。

2009.3.27

◎BALDOR SKY Dive1”Lost Memory”

2分割。
定価もその割に高価。
そしてゲームパットの新調費用まで。
実質2本分のお値段がしそうなバブルの申し子のような本作ではあるが、それでもバルドフォースを知る人間としては期待せずにはいられない。
この期待が制作陣への呪詛と怨瑳に変わらぬ事を切に願う。

◎DAISOUNAN
前作、ウィザーズクライマーでは自分的スマッシュヒットを飛ばしてくれたキャラだが、まあ、毎回結構楽しめている当方である。
今作も期待せずにはいられない。
毎年楽しませてくれるソフトハウスキャラに感謝を。

◎聖剣のフェアリース
ここもガチ。
果たして前作ピリオドにどこまで迫れるかといったところ。
殊、恋愛を書いた作品ではピリオドは白眉であったと当方はいまだに信じている。
方向性も明らかに違うし、絵は鉄板としてどこまでお話で楽しませる事ができるかというのが課題であろう。

○ボクの手の中の楽園
恐らくは。
財布が空になってしまいそうである。
クロサキ氏の絵が大好物で、今回はアリスマチックの時よりも洗練されているっぽい。
正直、お話はそれほど期待していないのだが・・・主人公、半ズボンだし・・・。
この人のシナリオで最近といえば、あえかなる世界の終わりに、だったはずだが、実は苦手な部類に入る。
テーマに比して文章が軽い、という感じを受けた。
もう少し粘っこくても良いよ?
がんばっていただきたいものである。

▲くのいち飛鳥~吉原遊郭奇談~
いいなあ、時代物。
しかも舞台が遊郭ですよ?
とはいえ、なんちゃってだろうが・・・。
アイルは、がんばっています、いろいろ。
エロ特化、そして競合が凄まじいこともあり、今回は様子見に回すが、なかなかに残念である。
大きなおっぱいには、ロマンが詰まっています。

というわけで、今回は4(5)本である。
大丈夫か?財布・・・。
エロゲと煙草やめたら蔵立ちそうだな。
ハハッ・・・。
そんなダメ人間である。
 



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