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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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はい、有馬です。
今年の当方の予想もこれっきり、行く年来る年有馬記念といったところですけれども。
・・・えーっ、と。
先週は非常に不本意な結果、なんとガミ。
これで本年度の収支は-3010+590=-2420円。
なんだか、悪い予感しかしないなあ。
使い切ったとか、そう云う感じの。
まあ、表題のとおり、今回が88回目、末広がりで、いいじゃない。
きっとやれますよ?まだまだ終らんよ。
止まない雨も、ないじゃない。

☆ 有馬記念 12/27 於中山 10R
        芝 2500m 混合 定量 GⅠ ☆

有馬に関しての目を惹くデータといえば、なんといっても大外がダメダメであることだろう。
ここ十数年、3着すらない有様だ。
先週の朝日杯に続き、小回りの中山らしいデータといえばそのとおりである。
かといって、内がいいかというと、馬場の無残に荒れた現状、半端な位置取りで内に押し込められると直線でも伸び代がなくなるのは自明の理であろう。
内に入った馬に関しては、積極策か後方待機でグリーンベルトを取るというのが定石であろう、それ以外はちと厳しいかな?
そして3歳牝馬、これも全然駄目というデータがある。
今回のブエナを見てもそうだが、やはり中山に関しての経験不足というのは大きいだろう。
絶対数が少ないというのも一因だろうが。
3歳牝馬は、ここを狙ってくるような馬に関しては、中山未経験であっても不思議は無く、その上癖の強いコース設計、急坂もあり、ネガティブ要素が勢ぞろいの観である。
狙い辛い、としか言い様が無いなあ。
さて、今年は前評判の高い3歳馬が最内枠に2頭、大外枠に1頭存在する。
どうであろう。

展開の読みに移る。
前走、逃げて結果を残した③ミヤビランベリ、そして逃げなきゃ駄目な⑧リーチザクラウン、逃げない逃げないと言いながら終ってみれば逃げている⑫テイエムプリキュアの3頭が逃げ馬候補。
テンのスピードならば⑧リーチザクラウンだが、突っかけられると燃える気性はいかんともしがたく、今回も結構なペースで逃げちゃいそう。
内を引いた①アンライバルド、動静の読めない⑤コスモバルク、古豪⑦マツリダゴッホ、菊花賞馬⑩スリーロールスと先行馬の駒も揃っており、遅くなる事は考えにくい面子である。
有馬記念としては、まずまず結構なペースとなりそうだ。
好枠を引いた差し馬が怖い存在となりそうである。

当日の中山競馬場の天候は曇りのち晴れ。
まあ、雨に関しては問題ないであろう。
内は随分と荒れている様子だが、良馬場での競馬となりそうだ。
では、一頭ずつ見てゆく事としようか。

①アンライバルド 中山は、2戦2勝で大好物。秋に入って案外な結果が続いているが、デムーロの手替わりで見直す一手もありかとも思える。ただ、やはりネックは最内枠、か。勝ち鞍のレースを見る限りでも、距離の問題もありそうな気も。血統的には問題なさそうなんだが、なあ・・・。今回は見送りとしたい。

②ブエナビスタ ここまで9戦して3着以下が無いと言う堅実振り、ここまでくるとどこでやらかすかという方に関心が向く。ちなみに当方はやらかすならここであろう派である。前述した通り、3歳牝馬の条件の悪さ、その上2番枠を引いちゃったと来れば、やらかしてもだれも君を責めはしませんよ?前走を見ても仕掛けが早すぎたと言う事はあろうが、それでも秋華賞の降着のツキ落ちがあの結果、そして今回の2番枠と言う形で出ているように見えてしょうがない。という訳で、今回は見送りと言う事に。

③ミヤビランベリ 札幌記念ではスタートで躓いてレースにならず、それ以外では結果を出しつづけている面白い一頭といえる。天皇賞秋、JCの上位組が軒並み回避の中、別路線からの参戦とあっては注目せざるを得ない。今年に入って府中ではあるが二五の重賞を2つも取っているのも怖いところ。前目番手でのレースでも結果を出しており、この馬次第ではレース自体の展開も大きく変わってきそうである。前走よりも斤量も軽くなり、気楽に乗って一発はありそうだ。単穴までとしたい。

④マイネルキッツ うーん。馬自体は面白そうに感じるのだが・・・。中山は勝ち鞍こそないものの、9回使って7回までが掲示板なら、そう不得手というわけでもないのではなかろうか。まあ、何にせよ、屋根が胡散臭すぎ。ほしののおっぱいばっかり揉んでるからGⅠ勝てないんだと言ってやりたい。ああ、松岡君ならなあ・・・。見送りで。

⑤コスモバルク ・・・いえ、特になんにも?見送りで。

⑥エアシェイディ 恐らく、これが最後のサンデー祭りとなりそうな感じがする。⑦マツリダゴッホとこの馬で、サンデーの2頭出し、はたして、過ぎ行く時代へ棹差すことはできるのだろうか?無いと思うんだがなあ・・・。何にせよ、JC最先着は馬鹿にできんか。連下まで見ることとしたい。

⑦マツリダゴッホ 中山実績(8,1,1,2)は圧巻。ちなみに着外の2つは3歳時のセントライト記念の競争中止と昨年の有馬記念である。おととしの有馬でダイワスカーレットを差し切ったあの雄姿をもう一度見てみたいものだ。万夫不当の中山実績を買って、対抗まで見ることとしたい。

⑧リーチザクラウン 狙いつづけて幾星霜、ダービーではお世話になりました。秋に入って今一つの結果が続いているが、最後はやっぱり武だった、と言われて欲しい。中山は皐月賞の1回こっきりだが、距離自体は二四で2着2回しているので問題はないはず、調教を見る限りでもデキ落ちはなさそうで、ここはこの馬と心中する決意。有馬でロマンを買わずにどこで買う、というわけで今回の本命である。

⑨ドリームジャーニー 中山実績(2,2,1,3)、展開的にもこの馬の決め手がものを言いそうで、実に怖い一頭といえる。人気も上々、この馬と②ブエナで人気を分けることとなりそうである。ただし、自分は 買 わ な い。何もかも飲み込んだ上で、わかっていても買いたくない馬というのはいるものである。それがこの馬だ。まあ、来たら笑ってやるさ、ということで見送りで。

⑩スリーロールズ 近頃の菊花賞馬の有馬での成績は今一つである。その中で記憶に新しいのはマンハッタンカフェなわけであるが、果たしてこの馬にそこまでの器はあるのだろうか・・・。中山自体は初挑戦であるが、成績は明らかに右利きを示しており、問題はなさそうだ。ある意味未知数の魅力があり、その可能性に駆けてみるのも一興であろう。上がり目自体は疑問が残るが、連下まで見ることとしたい。

⑪イコピコ 神戸新聞杯、菊花賞と良いレースをしていたが、その後の鳴尾記念が大きな疑問。外を回った分伸びきれなかったかとも考えられるが、それにしてもSペースであの位置取りで勝ちきれないというのは、所詮そこまでの馬かと思わせる。この分ではここでの上がり目も厳しそうだ。見送りとしたい。

⑫テイエムプリキュア 買いつづけているといいことがあるという見本のような一頭。ただ、今年は日経新春杯、エリ女と大仕事を2回もこなしており、いささか働きが超過気味といっても良さそうである。中山も初挑戦で、まあ、今回に関しては無いでしょう。見送りで。

⑬シャドウゲイト 金鯱賞では復活かと思いきや、その後七夕賞、札幌記念とタコが続き、休み明けの福島記念でも見所の無い10着まで。中山自体は(3,2,0,5)と連対率は5割あるものの、最近の成績を見るといかにも狙い辛い。調教を見る限りでも、2歳未勝利馬に先行して先着はしているものの、馬なりながら詰められており、一変とまでは行かない様子である。今回は流石に狙い辛いか?見送りとしたい。

⑭セイウンワンダー この馬の本質はやはりどうしてもマイルだと感じてしまうのだが。ただ、秋に入って大崩れせず、長いところでも結果を出しているのは怖いところ、安定感は抜群であるといえる。ただ、今年に入ってからは勝ち星から遠ざかっており、中山自体は結果を残しているが、この距離この面子ではどうであろうか?福永君からの手替わりで藤田、というのも個人的に胡散臭く感じる。今回は見送りとさせてもらおう。

⑮ネヴァブション 今年は年始めにAJCCを勝っている。中山実績も(4,1,2,7)と複勝率は5割あり、この馬の成績としてはまず中山は走ると見ていいだろう。前走がJCで馬体が+16kg、天皇賞春は流石に減っていたといっても、やはりいささか太目感があったことは否めない。調教を見る限りでは今回の面子の中で一番出来が良く、馬体も出来上がっており、叩いた上積みも大きそうだ。目指せ、ダイユウサクであるな。連下まで見ることとしたい。

⑯フォゲッタブル ステイヤーズSで勝ちきり、いよいよ良血本格化かと思いきやのこの仕打ちである。ついていない、というのが印象だ。調教の動き自体は文句なし、菊花賞も勝ちに等しいハナ差だが、この馬もやはり有馬大外の魔物に喰われてしまいそうだというのが当方の見解。今回は見送りとしたい。

というわけで、印をうつとこのようになる。

◎ ⑧リーチザクラウン
○ ⑦マツリダゴッホ
▲ ③ミヤビランベリ
△ ⑥エアシェイディ
△ ⑩スリーロールス
△ ⑮ネヴァブション

で、買い目はというと

馬連

③─⑧ 200円
⑥─⑧ 100円
⑦─⑧ 300円
⑧─⑩ 100円
⑧─⑮ 100円
③─⑦ 200円

さて、こんな事になってしまった。
もう、見込みペースなんてクソ喰らえな予想である。
ワラッチャウネ?HAHAHA!
まあ、実際のところ、先ず始めにリーチザクラウンありきであったのである。
今年はこの馬と心中というのは、ずいぶんと前から決めていたことだ。
まあ、ダービー取らせてもらって暮れもこの馬で締める、ある意味一貫性があって結構であろうよ。
穴馬として面白いと感じたのは外を引いた⑮ネヴァブション。
馬体に関しては今回が今年一番の出来に見える。
見た目どおりの調教内容で、後ろから気楽に乗って一発、というのを期待したい。
サンデー同士で決まる・・・ということは先ず無いと思うが。
それでもいよいよサンデー時代の終焉を感じさせるこの空気のなか、あるいは驚く結果になりそうな気もしないでもない。
まあ、何にせよ、今年最後のお祭りである。
このあたりで逆転満塁ホームラン、とまでは行かなくても、逆転ツーランスクイズくらいは決めたいところである。
当日が楽しみだ。
では、良い日曜日を。

 

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