競馬予想第二百四十三回 ヴィクトリアマイル

生憎の雨模様のここ札幌である。
寒いしね、昨日なんかはあったかくてよい感じであったのだがな。
桜が咲いたというお話も聞かないし、いよいよもって今年はおかしい感じである。
異常気象だな。
さて、先週のＮＨＫマイルを的中させ、意気揚々今週の予想に向かうわが競馬予想である。
向かうところ敵なしな感じ？
ま、ダメフラグですよね。わかります。
とまれ、しばらくはいい気分で予想が出来そうであります。
今年度収支は＋１９７１０円。
今週はヴィクトリアマイルです。

☆　ヴィクトリアマイル　２０１３/５/１２　東京１１Ｒ
　　　　芝　１６００ｍ　三歳以上牝馬　定量　ＧⅠ　☆

◎　⑱エーシンメンフィス
○　⑪ヴィルシーナ
▲　⑥ドナウブルー
△　④ハナズゴール
△　⑨アイムユアーズ
△　⑰サウンドオブハート

むつかしい。
というのが今回予想に関しての偽らざる心境である。
いまひとつ状態の上がってこない実績馬組に対して、四歳勢は比較的成績もいいし元気な印象であり、普通に考えたらそこで決まりというのが妥当である。
しかしそれではツマンネ、ということで。
今回は大外エーシンメンフィスを本命ということにする。
おっきい牝馬だよねえ。
年明けの京都牝馬、大外上がってくる姿を見てほれ込んでしまった私である。
前走は周ってきただけという印象、調教内容を見ても最終追いきりは馬なりながらしっかりした内容、上がりも出ていたし完璧に仕上がったと見ていいだろう。
あとは大外がどう出るかだが、相性のいい川須君の手綱さばきに期待したいところだ。
相手はヴィルシーナでいいんじゃね？
あんまり動きはよくないが、それでも前走久々の上にトップクラスの牡馬相手にあれだけやれているのだから、不安はないんじゃないかな？
問題ないでしょう。
三番手には私的に最大級のムラ馬、ドナウブルーを持ってくることに。
あんまり好きじゃないんだけどね？
珍しく前走厚めに印打ったらあんなだし。
ただ、マイラーであるかどうかの一点を見れば、この面子では実績的に抜けているのもこの馬である。
クリスにはうまく乗ってほしいものであるね？
以下、ハナズゴール、アイムユアーズ、サウンドオブハートと四歳勢で固めてみました。
ま、普通に考えれば四歳強いよ。
マイネイサベルとかレインボーダリアとか、今一つピンと来ないんだよな。
あと、ジョワドヴィーヴルの復活待望論もあるが、なんかぶっちゃけ二歳のころから成長が感じられない？
体も太くなってるだけで変わった印象もないしね。
今回は様子見ということで。
こんなとこかな？
それでは、よい日曜日を。

雑記７８

どうやらようやっと春らしくなってきたここ札幌である。
ＧＷ中は冬のような、それでいて冷たい雨ばかり降っていた灰色の札幌であった。
とりあえず今日あたりから日差しと気温も戻ってくるようで、気持ちも多少浮き立ってきた気がするな。
まあ、浮き立つ理由はそれだけじゃないんだが。
無論、いわずと知れたＮＨＫマイルの勝利の余韻である。
ま、１０番人気と６番人気の組み合わせの割りにそれほど付かなかったという恨みはあるものの、それでも３０００円が６万５千円ほどになったのは素直にうれしかったりする。
というか、人気なさ過ぎな、マイネルホウオウ。
さすがに１０番人気はないわ。
とはいえ、どこ見ても◎打ってる予想屋なんかほぼ絶無であったしな。
研究に一人いたことはいたが。
それでいて馬連が思いのほか付かなかったというのは、やはり今回のＮＨＫマイルは一筋縄ではいかない気配が漂っていたのを皆敏感に感じ取っていた証かもわからんね？
いずれにせよ、この時期こんな馬券が取れてしまうというのも、わが競馬予想始まって以来の椿事といっていいだろう。
二年連続プラス収支に視界は良好であります。
というわけで今年度収支は

－２１８０＋２１８９０＝１９７１０円

ということと相成った。
おお、２０回分浮いているな？
まあ、当競馬予想を見ている方はご存知だろうが、２０連敗くらいザラなんだがな、ウチはさ。
さて、ぱっぱとプラス確定させてしまいたいもんだな。
せいぜい頑張りましょうかね。

さて、今週はどうしようかな？
ここ最近映画も見に行っていないし、なんか見てこようかな？
とりあえず、見るとすればディノスで『リンカーン』、ＳＣＦで『ＬＡギャングストーリー』『ラストスタンド』あたりだろうか。
ああ、リンカーンはＳＣＦでもやってるのか。
ま、ＧＷも過ぎたし、そんな混み合ってることもないだろうし、サラッとまとめて見て来るのもいいかもね？
あるいは、これからあったかくなるのなら、久しぶりに円山動物園にでも顔を出してこようか。
アジア館とか新設されたらしいが、まだ見に行っていないんだよなあ。
ついでに円山でも登ってくるか。
まだ雪とか残ってるのかな？
いずれ週末のお天気と相談の上だが。
桜の花しだいでは、円山はすこしにぎやかになるかもしれないね。
いずれ外歩きの楽しい季節である。
ふらっと市外まで出てみるのもいいかもね。
気の向くままにな。

競馬予想第二百四十二回 ＮＨＫマイルカップ

先週の春天はまあ前回述べたとおりである。
一本被りのトぶ破壊力という奴だのう。
どうもならんな。
ま、切り替えていくのがいいだろうね。
というわけで、収支は－１１８０円。
今週はＮＨＫマイルです。

☆　ＮＨＫマイルカップ　２０１３/５/５　東京１１Ｒ
　　　　　　芝　１６００ｍ　３歳　牝馬－２ｋｇ　ＧⅠ　☆

◎　⑧マイネルホウオウ
○　⑦ゴットフフリート
▲　⑬シャイニープリンス
△　⑩ガイヤースヴェルト
△　⑮エーシントップ
△　⑰インパルスヒーロー

今週はマイネルホウオウで決まりであるな。
というか、まさかＧⅠでラフィアンの馬に◎打つときがくるとはなあ。
なかなか、感慨深いものがある。
単純に相対的な力量を考えたとき、おそらくは世代唯一のＧⅠ馬でえあるロゴタイプにもっとも迫っているのがこの馬であると愚考する。
休み明けのスプリングＳでの末脚はこの馬が一番伸ばしていたね。
前走は出遅れありの、終盤押して押しての結果である。
度外視でいいかなと。
柴田大智君初の平地ＧⅠは近いね。
相手はゴットフリート。
これも前走スタート躓いてレースにならなかったのが全てだね。
まともなら巻き返し必至でしょう。
三番手には休み明け１２ｋｇ増で橘Ｓ勝ちきったシャイニープリンスを抜擢する。
ティーハーフとかヒューマとか、存外悪くない面対相手の勝利には価値がある。
体が増えていた分、一つ叩いた上積みも大きそうで、存外一発ありそうに見えて仕方がないな。
以下は非常に状態がよさそうな⑩ガイヤースヴェルト、押さえとして⑮エーシントップ、そして底が見えない⑰インパルスヒーローを紐として考える。
レッドアリオンは現状では上積みは考えにくい、コパノリチャードはレコードペースの皐月の逃げのダメージも心配だし、能力的にも果たしてそれほど評価できるのかという疑問も残る。
少し気になるのは相手なりに走る印象がある⑪カシノピカチュウあたりが着あたりにひょっこり顔を出しちゃいそうというところだが。
ま、当日気が乗れば買い足す選択肢もありだろうかな。
それでは、よい日曜日を。

映画鑑賞記『藁の盾』

ＧＷ突入も生憎のお天気が続くここ札幌である。
というか、北海道ほぼ全域かな？
斯くいう私のお天気もいまひとつぱっとしない。
理由は例の春天である。
まさか２，３番人気で３０００円もつくとはなあ。
やっぱこええわ、一本被り。
それだけ、本命党でも取れている人が少ないのだろうがな？
馬連三角買いで投資金額の十倍になるとか、本命党には堪えられない馬券だと思うのだがな。
ま、本当の本命党はそういう買い方しないのかも知れないね。
いずれにせよ、ちょっと悔しい結果でありましたと。

さて、前述のとおりＧＷであります。
このＧＷ、非リア充を言い訳にネトゲばっかりやっているあなた、たまには外に出て映画でも見てきませんか？
というわけで、私はＧＷでもなんでもない先週の封切りに見てきたこの『藁の盾』をお勧めさせていただこうかという次第である。
結論から言おう。
これはヤバい。
何がやばいって、映画見て泣いたのはこれが初めてかも知れないというね？
もうね、見に行く前は
「ちげーし、踊らされてる訳じゃねーし。ただちょっと松嶋確認に行くだけだし！？」
とか、変な言い訳しながらだったのだが。
その松嶋菜々子もまあよかったが、何せ大沢たかおと藤原竜也が全部喰ってしまった印象が強い。
すごいね、大沢たかおの一人語りも、藤原竜也のクズっぷりも。
藤原君は、こっから先しばらくは人間のクズ役しかこなくなるかもという心配を抱かせるほどクズが板についています。
ま、総体としてけっこう嫌い！という人が多いかも知れない映画であり、具体的な理由としてはハリウッドのアクション映画に代表されるよう、次第次第に大掛かりになっていく映像の逆張りをしていたりするところがあるだろうか。
ちょっと珍しいかもね？
お話が進むにつれてアクション部分がどんどん地味になっていくタイプの映画って。
ただ、私に言わせればこの映画はアクション映画では断じてないので、そもアクション映画として評価するのは間違っているのである。
だから逆張りが許される。
外側のアクション部分からじわじわ画面的に地味になるにつれて人間の内側に入り込んでいく、そういったヒューマンドラマであるのだな。
中でもラスト前の大沢の語りが秀逸と感じたし、またラストの藤原の「すっげえ…」という台詞にシビれたりするのだな。
アクションシーンは序盤の”つかみ”という意味合いが大きいだろうね。
あとは、藤原の露骨な変態野郎描写だろうかな？
世のおかあさんたちはあれで結構ドン引きになってしまうかも。
おとなしいっちゃおとなしいが、逆にね、それが結構生々しくて露骨に感じたのは私だけだろうかね。
あの家の中覗き込むシーンとか、結構ドーンとくるのだね。
こいつきめえ！って。
１０００人斬りで有名な藤原君の勇名に傷がつかないか心配である。
つまり、この人物としてまったく対比をなしている二人が、非常によく描かれているのが印象深いのであるな。
私がこの映画アクション映画ならず、というのは、このあたりにも理由があるのである。

というように、私的にかなり評価の高い作品となってしまっている。
踊らされるのはご免だねというあなたも、ぜひ見てもらいたい映画である。
好き嫌いどちらに振れるとしても、平凡という評価にはならない作品であるはず、つまり見て損したとは思いにくい作品だ。
ちょっといって、ドリンク込みで二千円ほど落としてきてくださいよ。
あと、なんかね、『ＳＷＡＴ』からの盗作疑惑とか出てるけど、あんな駄作と一緒にすんなと言ってやりたい。
コリン・ファースだっけ？
ジェイミー・フォックスとかも出てた、っけな？
ノリと勢いだけの三文オサレ映画ですよね。
というか、あんな内容すら覚えていない映画。
ま、あんま気にするもんでもないよ。

競馬予想第二百四十一回 天皇賞（春）

先週のマイラーズカップは非常に残念な結果である。
人気からすれば私の本命フィフスペトルは五着までと、非常に結構な成績であったし。
つまりは、サンレイレーザーとどちらにしようか相当に迷った私がおり、最後の最後にこうなりゃ実績上位で人気薄というフィフスを選んでしまったわけだ。
別段、後悔とかはないのだが、な。
自分の予想に殉ずることは、必要なことと思ってはいる。
しかし、やっぱりな。
あの組み合わせで万券とかつかれるとなあ。
なんだか、胸がもにゅもにゅするのは致し方なし。
ま、良化はしているので、フィフスペトルは次が本番ですよ。
というわけで、今年度収支は－１８０円。
今週は春天ですよ。

☆　天皇賞（春）　２０１３/４/２８　京都１１Ｒ
　　　　　　芝　３２００ｍ　四歳以上　定量　ＧⅠ　☆

 

◎　⑨ユニバーサルバンク
○　⑧ゴールドシップ
▲　①トーセンラー
△　②サトノシュレン
△　⑥フェノーメノ
△　⑮カポーティスター

今回の本命は堂々⑨ユニバーサルバンクである。
体質的にね、すこーし持たないところがあり、コンスタントに使えなかったり追いきりが不足気味だったりするのだが、能力的には結構アリなのではと、ずーっと考えていたりするのがこの馬である。
今回は大阪ハンブルグＣから起動で叩いて二戦目、前走は３０ｋｇ近く体も増えており、度外視でかまわないであろう。
一つ叩いて体も出来上がってきた様子、調教も破格の動きを見せており気相乗りも十分だ。
距離もあるし、明確に逃げる馬は内の④サトノシュレンくらいなもの。
ペースも落ち着くし、いい位置取りで進めて後ろがてこずるようなら一発は十分にアリかと考える。
相手はまあゴールドシップで問題なし。
コメントの必要もないだろう。
単穴には京都記念が強かったトーセンラー。
一息入れたが調教もガッツリ追われており、また京都の相性もよい馬なので、心配は要らないだろうと愚考する。
以下はすこしばかり穴くさいが前述のとおりの単騎逃げ候補サトノシュレン。
能力的には切れない１頭であるフェノーメノ。
そして前走見る限りフロックではなさそうな⑮カポーティスターである。
デスペラードはなるほど充実していそうだがステイヤーズＳ、万葉Ｓともにレベル的に疑問符付き、阪神大賞典はゴールドシップとそれ以外といった感じアリアリだしで、今回は見送りとする。
ダイヤモンドＳ組は、そもそもダイヤモンドＳ使うこと自体が負け組とおもっとる私である。
今回は例の２頭は静観としたい。
こんなとこかな？
それでは、よい日曜日を。