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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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過日、読みにかかった本に、このような表現があった。
”象牙の塔から韜晦術を駆使した言葉を発信する”
というものである。

なにやら曰くありげである。
真っ先に頭に浮かんだのが、なにやら白っぽくてぬるりとした表面のバベルの塔である。
印鑑を大きくしたようなといえばわかりやすかろうか?
その上から怪しげな電波を発信する髭のユダヤ人を想像したというのだから、もうなにがなんやら、俗物ここに極まれりと言うほかないであろう。

しかし、象牙の塔とは、また聞いた事のない表現である。
なんだろうね?
こういうときは、ネットでけんさくだ!
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
こうかは、ばつぐんだ!
いや、でるわでるわ。
山ほどの”象牙の塔”が。
世の中には、ものしりさんが多いのだなあ。
少しばかり感心した当方である。

さて、象牙の塔だ。
文意は”学者などが、研究などにのめりこむあまり、一般的な世間や社会から乖離してしまった様”を指す言葉であるという。
旧約聖書にあるとか、おフランス野郎が言い始めただとか、まあ様々な説があるようである。
とりあえず、輸入されてきた言葉であることはわかった。
”一般との乖離”という意味では、確かになかなか衒学的ではあるが面白い言葉である。
象牙の塔なんか本気で作った人間がいたら、正気を疑う程度にかけ離れている事は理解できる。
秀吉が作った黄金の茶室のようなもんか。
それを言ったら金閣寺も相当なもんだよな。
修学旅行で一回だけ本物を見たことがあるが、火ぃつけた人の気持ちが、なんとなくわかるような気がしたものである。
一世一代の壮挙(と本人は信じていた)に違いない。
あれ作った奴絶対おかしいって。
そりゃあシンエモンさんも大変さ。
ついでにミシマも大変さ。
おっと、なんだか頭の中に渦巻いた思考がダダモレに!?

兎に角である。
また一つ賢くなったっぽい自分に満足。
いろいろ読んでみるものである。
とはいえ、この
「象牙の塔から韜晦術を駆使した言葉を発信する」
なる表現が、今一つピンと来ないのは事実だが。
まあ、そのうち気が向いたらじっくり考えてみることとしようか。
 

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