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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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さあ、今年二つ目のGⅠもいつもどおり外し、ある意味絶好調な今年の競馬予想である。
やべえ、死にたくなってきた・・・。
それほど買ってるわけじゃないからいいんだけどね?
まあ、まだまだ今年始まって三ヶ月、のんべんだらりと行きましょうか。
それにしても、どこでもやってるねえ、ヴィクトワールピサ。
テレビなんかでは何べんも繰り返し流してる様子だ。
まさか、勝っちゃうとはねえ。
絶対無いと思っていたので、スゲーびっくりしました。
この場を借りて謝っておきます、スマンカッタ!
ある意味(競馬好きな)日本人の夢の、一つの到達点であるからなあ、ドバイ。
ってゆうか、どうして日本人はドバイが好きなんでしょうねえ。
何にせよ、オールウエザーになって芝のスピード馬にも目が出てきたというところなのだろう。
凱旋帰国後のレースが楽しみである。
というわけで、負け犬ワイド収支もヒタヒタと赤字が降り積もり、-3280円と相成っている状況である。
まだまだこれからさ。


さて、表題の戦う校長である。
今週末、時ならぬ祭りでヤフーニュースが盛り上っていた、例の都立●田高校の校長である。
いやいや、面白いよなあ、格好の暇人へのネタ投下であると言える。
えーと、ここで事件を知らない人に一寸したあらすじを。

都立●田高校において、2007年度、2008年度における入試試験で、合格ラインに達していた21人の成績を操作して不合格にしていた事実を都教委が公表した。
当時の校長の指示で、頭髪や服装、態度に問題のある生徒の成績を改ざん、合格基準にそれらの項目が含まれていないため問題となり、都教委は校長を懲戒免職とした。

といったところである。
やるなあ校長としか言い様が無い。


さて、ヤフーニュースでは校長擁護の意見が相次いでいて、支持を集めている様子である。
曰く、校長スゲー、あんたかっこいいよ、懲戒免職はキビシイ、などなど。
ここで校長の行いを冷静に考えてみると・・・。
ま、言語道断であるわな?
まず、入学試験の結果を恣意的に操作、改ざんしたと言う事。
これは今後の経過にもよるだろうが、民事訴訟だけでなく刑事事件に発展する可能性すらある。
次に、校長の指示によってとあるが、つまりは現場や校長がなんの規定も示さずに、自分基準で、あくまで恣意的にそれを決定していたと言う事実。
ある意味究極の密室だわな?
当然、二十数人落とされた学生がいるわけだが、それらの連中がどのような服装で、頭髪で、態度で、というのが明確にされていないのである。
つまり、極端な話「お前の目つきが気に食わない」というどっかのヤンキーのような理由であっても通ってしまうわけで。
これは相当におっかないことではある。
最後に、高校の入学試験の結果を改ざんしてしまえる、そう云うことを教育者側がやろうと思えば出来てしまう、そしてしてしまったということそれ自体である。
これは、入試制度の根源に関る問題であり、信用問題であるな。
おそらくは、このあたりがいっとう大きな問題なのではなかろうかと思う。


このように、どこを切っても校長の懲戒免職自体はまっとうな結論であり、そこに何らかの異議をさしはさむ余地は無いと考える。
行った行為そのものについても、先に述べたとおり言語道断である。
やっちゃいけない事、社会的立場としてはあまりにも短絡かつ配慮に欠けた行為であったと断じていいだろう。
とまあ、このように校長を全否定しながらも。
少しばかり物思うところも無いではない、か。


まず、高校受験って、面接ってなかったっけ?
当方の世代、というか高校受験のときは、公立高校だけどあったよな。
アレって、合否に関係ないシロモノなの?
スゲー緊張した記憶があるのだが・・・。
それとも、この都立●田高校にそう云う制度がないだけなのかな。
このあたりのことは、謎が深まるばかりである。
あの面接に意味が無いのなら、なんであんなものが存在するのだろう、正直さっぱりわからんというのが一つ。
当時、面接担当の高校教師に凄い突っ込みいれられて面食らった一人としては、言われっぱなしのサンドバック状態で胃が痛くなったストレス分を何かで補償して欲しいなどという思いがいまさらながら湧いてくるとかこないとか。
まあ、そんな凄い突っ込みいれてきた先生も、話して授業受けてみるととてもいい先生だったんだけどね?

それと、そんなんでも都立如きに落ちてしまうという学力の至らなさ情けなさか。
つまり、恐らくは当落線上くらいの学力しかないのに、おかしなアタマして受験したり無茶な服装で受験したりスゲー態度が悪かったり、ある意味そいつらものすごいチャレンジャーだよなということである。
まあ、つまりはな?
例えば、当時我々の高校受験は、60点5教科で300点満点だった訳だが、恐らく250点程度も取れていれば多少凄いアタマしてても無茶な服装してても態度悪くても合格になるだろうということである。
だってさ、自己採点でそれくらいとっていて落とされたりしたら、これはもう学校側問いただすよな?
当然、受験問題の解答用紙の請求なんかもおそらく法的にはできるであろう、そうなれば問題の発覚はもっと早いし、そんな危ない橋は校長も渡らないだろうということである。
そして、それくらいの点数取っている人間は、多少おかしな格好や頭髪や態度であっても、間違いなく勉強している人間であるということが、選ぶ側にも端的にわかるのである。
まあ、なんちゅうか、見た目で人を判断するななんてえことをよく言ったりするが、見た目アレでも結果さえ残せば大概何とでもなるもんだよ?
見た目アレでしかも努力もしないで「人を見た目で判断するなんて何て許せない!」なんて言っても説得力なんか絶無なのである。

むしろ、社会というのは無理が通れば道理がひっこむ、理不尽が当然な世界であるといえる。
前述したように「お前の目つきが気に入らない」というだけで上から嫌われて仕事干されたり契約取れなかったり、場合に寄っては肩叩かれたりなんてあたりまえの世界だからなあ。
まあ、それを中学生高校生に当てはめて考えてしまうのもいささか世知辛すぎるとは思うのだが・・・。
いずれにせよ、その程度のアタマしかないお馬鹿さんがよりにもよってヤンキーぶったアタマ服装態度で受験当日に受験受けるとか、まあおとされてもしょうがないんじゃね?とか思えてしまうのであり。
それが一つ。

それと、校長についてである。
果たしてどういうつもりでこんな事をしでかしたのか。
自分がした事は現状の受験制度の信用を根本から揺るがす行為であることはわからないはずもなかろうに。
もし、今回の行為が彼の生涯の教育におけるポリシーであり、且つ又都教委に受験生の頭髪、服装、態度など包括的な合否判定基準を追加することを上申し蹴られていたなどということがあった上で、今回のような挙に出てしまったというのであれば。
正直、あくまで心情的にだが、校長を許してやりたいという心持ちがおこるのは止むを得ないのではあるまいか?
まあ、ご存知のとおり、教育委員会ってえのはつまるところアレな人材の集まりだからなあ。
極端な悪平等と役所的な事なかれ主義にまみれた組織だけに、このような現場の声など、まず間違いなく届かないし一顧だにされないに違いないだろうしな。
切ないところである。


己がポリシーで事を起したというのなら、堂々と罪に服して欲しいものだ。
それが出来て初めて、この闘う校長に対しての人格的な評価もできるというものである。
見苦しくない身の処し方を願うものである。
 

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