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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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この時期になっても野球観戦を楽しめるのも、ファン冥利に尽きる。
現在、日本シリーズでは我が日ハムとジャイアンツが、がっぷり四つで激しい戦いを繰広げているかと思えば、地球の裏側では、ヤンキースとフィリーズがワールドチャンピオンの称号を賭け、激しい戦いを演じている。
どちらも楽しめる当方自分は勝ち組といわざるを得ない。

さて、そんな地球の裏側のお話である。
当方は、残念ながら、フィリーズ、ヤンキース、どちらのファンでもない。
そんな中でワールドシリーズを楽しむ事ができるのは、ひとえに松井秀喜選手のおかげである。
ここまでワールドシリーズの松井は一昨昨日、一昨日と2本塁打でその存在感を遺憾なく発揮している。
しびれるねえ。
昨年、手術した膝の影響で、ここまでは守備機会もなく、DH専門であるが、一昨日からはDH制のないナショナルリーグの優勝チーム、フィラデルフィア・フィリーズの本拠地シチズンボールパークでの試合のため、残念ながら完全に代打要員となってしまった様子である。
テシェイラ、Aロッドのヤンキースクリーンナップコンビの打棒がやや湿りがちの現状、チャンスメークでも進塁打でもホームランでも状況に適した打撃が出来、経験も豊富でその上当っている松井がコンスタントに打席に立てないのは、チームとしても辛いところであろう。
我々ファンも、なかなかに辛いです。
松井の登場を待ってモニタにかじりつくのは・・・。

特定の野球選手個人のファン、というのもなかなかいるようでいないのではなかろうか?
当方が何故松井ファンになったかというと、話は簡単である。
巨人ファンだったからだ。
ほんの一昔前まで、北海道といえば巨人にとって第二のふるさとと言っても過言ではない状況であった。
なにせ、中継する試合はほぼ巨人戦だけだからである。
畢竟、周囲は巨人ファンばかり、当方の両親もそれほど熱心ではないが巨人ファンであり、したがって野球少年であった当方が巨人ファンとなるのも自明の理といえた。
そんな巨人に、大型新人が加入することとなる。
かの甲子園で相手チームから4連続敬遠を食らい、野球を知らない人間までがまことしやかに語りだす、在る意味社会現象まで引き起こした十年に一度の逸材といわれた男、それが松井秀喜である。
高校を卒業したばかりの松井は、打席に立っても随分とひ弱に見え、頼りなく思えたものである。
しかし、誰よりもボールを遠くに飛ばす才能と、そして何より努力する才能に恵まれた若きスラッガーは、厳しいプロの世界においても次第に頭角をあらわし、いつしか押しも推されぬジャイアンツの四番打者に成長するのである。
その頃には当方の世界も随分と広がっており、もうすでにジャイアンツファンは卒業、いつしかとあるきっかけで広島カープの熱烈な信者となり果て、その後北海道に日本ハムファイターズが移籍してきてこれもご縁と日ハムに声援を送るようになっても、第一号のホームラン、いやさ巨人入団時から応援している松井ファンはどうにもやめられないままここにいたるわけである。

松井が日本からメジャーに挑戦する事を表明したときも、当方は応援した人間である。
なぜなら、それが松井ファンだからだ。
日本で見れなくなるのはやはり寂しいが、それでも可能性があるならばメジャーで活躍し、あわよくばホームラン王を獲ってきて欲しい。
そんな風に思ったものである。
残念ながら、その夢は未だ果たされてはいない。

メジャーで松井が入団したのは、ご存知NYヤンキースである。
メジャーにおいても特別な球団であり、西のドジャーズと東のヤンキースは屈指の人気球団であるといえる。
その上、ヤンキースは常勝を期待される球団である。
ワールドシリーズの常連で、出れば勝つということを繰り返していた黄金期であり、しかし残念ながら松井が入団した時期は、そんな黄金期の終焉の時期でもあった。
それを支えた選手はいずれも高齢化し、チーム事情は厳しくなる一方。
畢竟、松井もチームバッティングに.徹する事となり、個人成績など二の次となってしまった感は否めない。
その上、日本にいたときから痛めていた膝が次第に悪化してきたこともあり、その間左手首の骨折などのアクシデントなども重なり、正直松井個人としては、.渡米後は不本意な成績を続けてきたといわざるを得ない。
ファンとしては非常に歯がゆい数年間であった。

それでも、膝にメスを入れて、ヤンキースでの契約最終年の今年は、初めこそ出遅れたものの、シーズン終盤は大活躍をし、ホームランランキングでもTOP10に入るほどの成績であった。
ヤンキースとの契約継続は微妙とされているが、当方はそれもいいのではないかと思っている。
思い切ってヤンキースを出て、のびのび野球のできるチームに行くのもいいだろう。
もう少しわがままにタイトルを追いかける、そんな松井を見てみたいとも、思う。
膝の状態が少しでも改善しさえすれば、今年後半の活躍を見ても、ホームラン王も決して夢ではないと、これはファン云々を別として、そう思うのである。
しかし、やはりそのためには、遣り残したことをしなければならないだろう。
ワールドシリーズ制覇がそれである。
ようやくめぐってきた久々のチャンスらしいチャンスだ。
是非、悔いなくヤンキースを出るために、チャンピオンリングを手にして欲しいものである。
 

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