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2008/1/13 人生における、雑感、ボヤキ、など。
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無茶しやがって・・・。
それが当方における正直な感想である。
当然先月末に購入した、さくらテイルのことである。
現在、朋乃、リディ、文月ルートを終了したところ、あくまで暫定的ではあるが、すこしばかり語ってみたいと思う。

好きか嫌いか、そのように問われれば大好きである。
ひょっとしたら、今年購入した中でも、トップクラスに入るのではなかろうか?
逆説的に、今年は地雷ばかり踏みつけているという事がいえそうではあるが、細かい事は気にしない。
まず、キャラクターの造形はしっかりしていて好感が持てる。
あんまり凝った事をせずに、キャラゲーとして発売していれば、賞賛を浴びたのではなかろうか?
そんな気がする。
ほぼ事前情報を入れなかったせいで、ツボ的にあまりにストライク過ぎた男装ショートボーイッシュ娘からスタートするという暴挙に出てしまい、個別に入って茫然自失したことも今となってはいい思い出である。
うそである。ちっともいい思い出なんかじゃない。
このモヤモヤを、何とかして欲しい。
思えば、ピア2の神楽坂潤で、へんな属性を付けてしまったのが死亡フラグであったのだろう。
随分昔に確定していたのだなあ、俺死亡。

やはり最大の問題は、世界観もしっかり作って、同時に読ませようとしたところであろうか?
いささか欲張りに過ぎると言えるだろう。
弱小メーカーの考える事じゃねえなあ。
開発予算と開発期間の損益分岐点をあっさり踏み抜いてしまった事、容易に想像できる。
世上では、朋乃ルートが特に酷いということになっているようであるが、まあ、実際特に酷いのであるが、現状3人を攻略した段階で、文月も結構穴が多いという印象を受けた。
個別に入って途端に誤字脱字が増えるし、時たま何言ってるのかわからなくなるときがあるし、恐らく語られなかったエピソードがそのまま後半に流用されているであろうこと想像に難くない。
お話の出来としては、他キャラの絡みが案外しっかりと描写されている文月ルートは評価できるし面白いのだが、それでもこのありさまだ、あと三人も恐らくこんな感じかと思うとやりきれなくなってくる。

メーカーの挑戦する姿勢は買いたい。
共通の世界観の作りこみは、説明文ばっかり、とか、設定資料読んでるみたいだ、とかいろいろ言われているが、当方としては楽しく読めたのである。
ひたすら身の丈にあった小品ばかり作っていたら、世に名作などというものは産まれてこないわけで、本作においても気概は伝わってくる。
諸々の大人の事情で、このような尻切れトンボに終ってしまったのが残念でならない。
まともに出来上がっていたなら、という思いがどうしても捨てきれない、非常に残念な一作となってしまった。
いえることは、昨今の未完成品とは、少しばかり事情が異なりそうだ、という事である。
同じ事だといわれればそれまでであるが、何とかまとめようとした努力は見えるし、別段ライターが逃げたとか、資金回収に強引に発売に踏み切ったとか、そう云う感じは伝わってこない。
枚数的にも不足はなさそうであるし、このどうにもならないモヤモヤ感さえ除けば、悪い作品ではないと考えるのである。
肯定するわけでは決してないのであるが・・・。

とりあえず、朋乃の救済ルートを待ちたい。
というか、救済しなくてもいいので、しっかりと語って欲しいよ?

 

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